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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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前にも書いていたように、最近仕事への情熱というかやる気、モティベーションが低くなっていました。個人的には男性の更年期障害じゃないかな~なんて思ってしまうものでした。それなのにそれなりに仕事は忙しく、次から次へと頭を悩ませることが起こっていて、そのためなのかはわかりませんが、よくなってきたはずの睡眠障害も多々起こり、朝3時に起きて眠れなくなったりしていました。

昨日は仕事の途中に(もちろん個室ですが)いきなり笑いが止まらなくなり、もうこんなのやっていられないよ~と声に出して独り言文句を言うくらいのレベルに達した時は、自分でも驚くくらいあぁ~壊れかけているよな~と思いました。幸いなことに仕事場の環境は素晴らしく、サポーティブな上司に勤勉な部下がいて幸運だと思われる職場環境ですが、心身ともに疲弊しておりました。
もうだめかもしれない…と思ったそんな絶妙なタイミングで本日より休暇が始まります!これには心の底から過去の自分に休暇を決めてくれてありがとうと思いました(笑)。それにしても、前の日の仕事もかなり疲れました。次から次へとやってくるメールの嵐に、ミーティング、受けから下からの突き上げに頭痛薬がないと乗り切れなかったです。もっといい加減にやればいいのにできない性分・・・

そんな訳で、やはり睡眠障害で出発の日も午前4時に起きてしまったので、そのまま荷造りをはじめました。今回の旅は1人旅です。いろいろな諸事情もあってDさんは同行しませんので空港まで送ってもらうことにしました。Dさんとは暫しのお別れが少し不安になりますね。コロナが起こって過去3年は離れることなくずっと一緒に居たのですからしょうがないことでありますな。

さて、朝の空港はそれほど混んでおらず、スッキリとした空気が漂っています。チェックインカウンターでチェックインをして準備完了。セキュリティーをぬけてターミナルの奥へ進んでいきます。









今回は、少し奮発していいクラスでのフライトですので、我らがユナイテッド航空の誇るゴージャスなポラリスラウンジを使うことができました。ユナイテッド航空さんありがとうございます。この日は朝の便ですので、以前使った時にあったようなランチメニューはなく、朝ご飯だけとなっています。もともと朝ご飯は食べない人なのですが、無料だと聞くとトライしてみたくなる貧乏人です(笑)。
ラウンジで無料でレストランのようにメニューから好きなものをオーダーできるのは素敵ですね。こちらの方では朝食として、おかゆやオムレツ、トーストなどがありました。日頃低炭水化物ダイエットを心がけているものの、日本では思う存分高炭水化物ダイエットになるつもりですので、最後の抵抗で一番炭水化物の低いオムレツでサイドのポテト抜きを頼んでみました。








ちなみにこちらがレストランでサーブされるメニューです。もちろんこれとは別にラウンジよくみられるバフェスタイルのフードコーナーもありますが、出来立てを食べれるということでこちらを利用させてもらいました。サービスは素晴らしくよく、アルコールも本物のシャンパンもありなかなか充実しています。Dさんの影響なのか?僕も朝からシャンパンを飲んでしまいました。
オムレツのお味の方は普通に美味しいものでありました。さて、ゲートが開く時間が近づいてきました。それではゲートに向かうことにします。旅行記となりますので、コメント欄を閉じておきますのでご了承ください。いつものように怒涛のごとく旅のダイジェスト日記を敢行して行こうと思いますので、お付き合いの方よろしくお願いいたします。それでは行って参ります~♪


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SAND BEIGE…砂漠へ
砂漠の休日
42℃の気温とは・・・
砂漠で極上の寿司
誕生日おめでとう~


パームスプリングス最後の食事はメキシカン料理でした。今回評判の良いとされるメキシカンレストランで食べた食事の感想は、まあ普通かな~というものでした。考えてみると米国で激ウマ~なメキシカン料理は食べたことがないような気がしました。テキサスでも、アリゾナでも南カリフォルニアでも感動するようなメキシコ料理には出会っていないのが正直なところです。

こう書くと、メキシコ料理ってそれ自体がそんなに美味しくないものなのではないか?と誤解を招きそうです。しかし僕も激ウマなメキシコ料理を食べたことはあるのです!僕が一番おいしいな~激ウマだな~と思ったメキシコ料理はメキシコで食べたメキシコ料理でした。メキシコの海辺の町で食べたあの料理は本当に美味しかった~。あれならば毎日でも食べれるぞ~と思ったくらいです。
結局米国は料理を天才的にまずく発展させる国なのかもしれませんね(笑)。そんなことを話しながら、レストランからUberに乗って空港へやってきました。Uberのイケメンにいさんはとっても親切で、いろいろと彼の身の上話を聞かせてくれました。ガールフレンドと一緒に家を買ったので、メインの仕事と共に時々こうしてUberを副業として頑張っているとのことでした。頑張ってください~♪

Palm Springsの空港はとってもこじんまりとしていますが、新しいため小奇麗で窮屈な感じはありません。我らがユナイテッド航空は、別の棟に専用のターミナルがあるらしく、すべてのユナイテッド航空が集結していました。見てみると、シカゴ、デンバーなどからも飛んでいるようでして、飛行機から降りた人たちにはゲイかお金持ちそうな老夫婦が多かったですね。
  









小さい飛行機ながらも一応ファーストクラスという名のつく席なので、席はゆったりとしていますし、アルコールも飲み放題で(笑)アテンダントさんも親切に甲斐甲斐しく世話をしてくれます。フライトの方は時間通りに出発しました。僕の方は、朝の泡ワインと、結構強かった昼のマルガリータでかなり泥酔状態になっていました。もう少しアルコールが強くなりたいものです。
日頃音楽をあまり聞かない僕ですが、酔っぱらうと妙に日本の昭和歌謡曲が聞きたくなります。そんな訳で、中森明菜”サザンウインド”を聞き始めまして、誘惑し慣れた男たち~♪とノリノリの状態で楽しんでいると飛行機は砂漠の街を離陸していきました。飛行機安定飛行をはじめ機内サービスが始まると、Dさんは赤ワイン、僕は何を血迷ったかブラッディ・マリーを頼んでしまいました。

これ、アテンダントさんがブラッディ・マリーMixとウォッカを別々に持ってきたので、自分でアルコールを入れて飲んでね~?ということだと思って、もうアルコールはいいか~と思っていたのでアルコール無しでトマトジュースを飲んでいたところ、暫くしてかなりまた酔いが始まってきたので、これは既にアルコール入りでサービスでもう1本ウォッカをくれたのだと理解しましたが時すでに遅し・・・









一時間ほどのフライト中、さらに泥酔状態になりDさんが面白がっていたという感じになりました(笑)。飛行機は順調にフライトを進め、サンフランシスコベイエリアの方にやってきました。緑の山が見え、サンフランシスコベイが見え、アップルの本社が見えて、時間より早くタッチダウン!我らがユナイテッド航空、今回もいいフライトでした~。
Dさんはこの誕生日小旅行には大満足だったようです。初のパームスプリングス滞在で、とっても暑い場所でしたが、美味しいものをたくさん食べて、リラックスしてすごくいい時間を過ごせたよね~とDさんと話していました。こういう近場の短い旅行もたまにはいいものですね。パームスプリングスは再度訪問したいです♪

コメント欄を再開します~楽しいコメントお待ちしております!
お付き合いありがとうございました。

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パームスプリングスの次の日の朝がやってきました!この日も雲一つないきれいな澄み切った青い空です。僕たちは、朝の散歩と買い物を兼ねてメインストリートの方を歩いてみましたが、朝の8時でも日向では歩けないくらいの気温になっています。こんな暑いのは、カンボジアか香港で経験したものに近い気がしますが、こちらは湿気がない分息苦しさは感じないのかもしれませんね。
この日は暑いパームスプリングスの街に熱波がやってくると街の人たちが言っていました。ただでさえ暑いこの街に、熱波とはいったい何のことやら?と思っていたのですが、気温が43度以上になるということを聞き、この街でエアコンが壊れたら生死にかかわる問題になるのだな…と真剣に思ってしまいました。ちなみにこの街に精神的に壊れてしまったホームレスの人たちがいます。

彼らは暑い日でも道端で寝転んだり、物乞いをしています。日陰でやっているとはいえこの暑さは冗談抜きで殺人的なので、こういうホームレスと人たちの避難できるエアコンの効いた避難所があるのだろうに、なぜそちらに行かないのだろうかと心配になってしまいます。こちらの街では夜でも最低気温が28℃と言っていますから、ホームレスには住みにくい街なのに結構な数のホームレスがいました。
 







さて、この日はDさんの誕生日でした。そんな訳で朝の9時から誰もいないプールサイドに陣取って、泡のワインを開けてお誕生日おめでとう~の乾杯をしました。貸切状態のホテルのプールは静かで、暑くいい気分です。泡ワインの方は、近所のお店に数少ない冷やしているものでまともそうなものを買ったのですが、少し甘いもののまずまずのお味でした。でも朝からしっかり酔いました(笑)。
午前中ですが、やはりパームスプリングスですから、物凄く暑いです。バケツに入れた氷もあっという間に溶けていくのを見ると、いや~熱波が来ているというのは本当なのだな~と感心します。火照った体を一休みさせるためにプールに飛び込むと体がひんやりとして生き返る感じがします。南カリフォルニアなどの家にプール付きの家があるのは、SFと比べ物にならないくらい暑くなるからなのですね~。









この日チェックアウトしなくてはいけないので、午前中のぎりぎりまでホテルのプールでのんびりして、泳いだあとはシャワーを浴びて着替えをしてホテルを後にしました。ホテルはまあ~可もなく不可もなくと言った建物/施設でしたが、部屋の方は広々していたし、清潔に掃除は行き届いていて、防音もしっかりしていたので問題なく心地よく滞在できました。
ホテルの従業員の接客態度も申し分ないですし、とにかく立地条件が良かったので便利でした。このホテル2度目はあるか?と聞かれれば、まあ~また来てもいいかな~と思える感じでした。ただ、ところどころの施設のリノベーションが必要かな~と言うのは素直な感想ですね。この街にはカジノのあるホテルや、天然温泉が楽しめる宿泊施設もあるということですからそれらもトライしてみたいですね。











飛行機に乗る前に誕生日ランチを食べましょう~と言うことで、こちらの街で評判のいいメキシカンレストランの方へやってきました。こちらのお店は空港からホテルにやって来る時のUberの運転手のおネイさんが、ここのメキシカンは美味しくて評判がいいのよ~と言っていたのです。南カリフォルニアはたくさんのメキシコ系の人が住んでいるので、美味しいお店も多いのでしょうね。

最初はアメリカンなブランチでも食べようかと思っていたのですが、パームスプリングスの街には本当にたくさんのメキシカンレストランがあるのです。ワンブロックに1軒はあるのではないか?と思ってしまうくらいの頻度でお店があったような気がします。そんなメキシコ料理パラダイスで、メキシコ料理を食べないとはもったいない~とDさんの誕生日ブランチをこちらに決めたのです。
222 S Palm Canyon Dr,
Palm Springs, CA 92262
お店にはテラス席と室内席がありまして、雰囲気的にはテラス席の方がよさそうですが、熱波の
きているパームスプリングスですので僕たちには暑すぎます。という訳で~窓際の室内の席に着きました。席に座ってまず最初に、ワインとマルガリータでお誕生日おめでとう~と乾杯です!このマルガリータが美味しいのですが、アルコールが強かった・・・半分飲んで泥酔状態になるくらいでした(笑)。

Dさんはメインにチキンエンチェラダ、僕はバーバーコアという牛肉をじっくり煮込んでほろほろになったものがメインで豆とご飯のプレートで、こちらをトルティアで巻いて食べるという感じでした。お味の方は、まあ普通に美味しいかな~という感じ。でも、結構お腹にずっしりたまりました。最後にお店のサービスでお誕生日プリンも出してもらえ、Dさんは大喜びでした。

さて、お腹も満たしたところですし、空港に向かいましょうか~!


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プールでのんびりして、アツアツの気温を堪能した後は、いったん部屋に戻ってシャワーを浴びてスッキリしてから夕飯に行くことにしました。今回のパームスプリングスは初めての訪問ですので前知識が全くなく、知り合いでもこの街に来たということがある人が少なかったのであまり有益なレストラン情報を手に入れることができませんでした。そんな訳で情報収集はすべてネットからです。

旅行関係のサイトのランキングに載っているお店を上から順番にチェックして、そこからお店のサイトへ行って、写真を見たりメニューを見たり、あとはグーグルマップで近くのお店を探し、良さそうなお店をそれらからピックアップして、Dさんの感想なども聞いてセレクトしたという感じなのであります。そんな中僕が見つけたのがこちらの日本食のレストランでありました。
641 N Palm Canyon Dr,
Palm Springs, CA 92262
砂漠の街で寿司か~とも思ったのですが、最近は輸送技術が向上していますので砂漠の街だろうが、サンフランシスコだろうがそんなに問題はないだろうと判断しました(笑)。それに、こう暑いとあっさりしたものも食べたくなりますね。ネットで調べると日本人経営の日本人調理のお店で評判はすこぶる良いということで決めました。お店には行ってみると、スッキリとした木目調のお店でした。

なんちゃってによくみられる、提灯も招き猫もありません!こちらでまず最初に僕はおすすめの太刀魚の刺身と、Dさんはトロのお寿司を頼みました。米国でそれも砂漠の街で太刀魚の刺身が食べれるなんて感激ですね。久しぶりの太刀魚の刺身は感動モノでした。Dさんのトロも激ウマだったそうです。メインにDさんはシェフおすすめの刺身コンビネーション。僕はシェフのスペシャルチラシ寿司を頼んでみました。









これらを食べた2人の感想は、一言で言って驚きでしたね~。この街で、美味しい寿司が食べれるということでも驚きなのに、その寿司のクオリティーが日本の普通に美味しいお店にも負けないくらいの高いものであったのです。これには2人とも美味しいを連発してしまい、これはもっと味わって食べないともったいないよね~と2人してゆっくりゆっくりかみしめて味わい堪能させてもらいました。
食後の散歩道でDさんと話していたのですがPalm Springsは不思議な街ですね。ワイキキのような土産物屋がどっさりと並んだ通りがあるし、少し行けばもう砂漠で何もない、そしてLGBTの人たちがたくさん来て、お金のある隠居生活をしている人もいるなんともつかみどころのない場所ではある。そして、こういう場所にもちゃんとまともな日本食レストランがあるとは感激でした。









この日も飲み足りないDさんの提案で、ゲイ関係のお店の並ぶArenas通りの方にやってきました。先日のクラブ体験がとっても楽しかったそうなのでまたこちらの地域に来てみたかったとのことでした。こちらのゲイクラブに来て感じたのが、女性を好きな女性の人が結構いるということですね。SFのバーなんかですと、あまり女性を好きな女性が混じっていることがないような気がします。
   
302 E Arenas Rd,
Palm Springs, CA 92262
住み分けができているのからなのかもしれませんが、Palm Springsでのゲイクラブ、バーではゲイの人がもちろんのことながら、ストレートの女性も入り混じり、その上結構な数の女性を好きな女性も入っていて、混然とした雰囲気があります。これはSFのクラブなどではあまり見られない光景なのかもしれないな~なんて思いました。個人的には男性だけの方がいいかも・・・









僕たちが静かに飲んていると、こちらの男性が乱入してきました。最初はとってもフレンドリーな酔っ払いかな~なんて適当にあしらっていたのですが、これはアルコールでの酔っ払いの範囲を超えているものだと気が付きました。会話もままならないくらいぶっ飛んでおりまして、聞けばこちらに来る前に、カプセルを飲んできていい気分になったとのことでした。
彼の後ろに見える人たちも一緒に3人で来たらしく、2人がこんな感じで正体不明のぶっ飛び状態でして、もう一人の友人は比較的しらふで、すごく困った顔をしていました。あとで彼に話したところ、彼らはLAからやってきて自分は明日仕事があるので帰らなくてはいけないが、2人がこんな状態なので困っているとのことでした(涙)。いや~薬でぶっ飛んだ人って、本当に扱いが大変ですね・・・








あまりにもこのぶっ飛びな2人がうるさいので、1杯だけ飲んでこちらのお店を後にして、先日行ったChill Barの方へやってきました。こちらは昨日はノリノリでしたが、今日はもう静かな雰囲気になっていて、落ち着いて飲める雰囲気になっていました。こちらでもやはり女性の好きな女性が沢山いて、レズビアンバーか?と思ってしまうくらい女性が多かったですが、やはりゲイクラブでした。
217 E Arenas Rd,
Palm Springs, CA 92262
この日僕たちをサーブしてくれた眼鏡をかけたマッチョ君は、なんとま~ストレート男子なのだそうです。このイケメンの彼がいつでもニコニコ微笑み、すごく気配りで親切でしたので、僕もDさんもとってもいい時間を過ごすことができました。昔では考えられなかったけれど、今ではごく一般的なストレート男子も、ゲイのお店で何の違和感もなく問題もなく働いてしまうご時世になったのですね。

そういうことを話していると、あそこまでゲイを毛嫌いしている日米問わず大さわぎをしている議員を見ると、貴方たち何でそこまで毛嫌いする労力をLGBTの方に情熱をもって注ぐことができるのですか?いったいその原動力はどこから来るのですか?と問いただしてみたくなりますね。きっと他にはやることがないので弱者立場いじめを行って自分の優位を確認したいのでしょうな。

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しっかり飲んで、二日酔いは大丈夫か~と思われましたが、酒豪のDさん、全くその心配もなく元気に起床しました。朝はのんびり起きて、コーヒーを飲んでネットでニュースなどをチェックした後は、暑くならないうちに~と朝の散歩をすることにしました。この時点で朝の8時くらいですが、もう既に気温は30℃を超えていました。青く澄み渡る空がとってもきれいですね~。
  
昨夜のナイトライフの喧騒は全くなく、ひっそりとした街となっています。歩いている人もまばらで、この時間で歩いている人のほとんどがたぶん昨夜はバーなどに行かず家でのんびりとしただろうな~と思われるシニア世代だけでした。僕たちもそのシニア層に近い年齢ですが、しっかりとクラブの方で弾けてきましたから、まだまだ若いのだ~と思うようにしておきます(笑)










朝の散歩は清々しく、気持ちの良いものでしたが、気温が高いので汗だくになってしまいました。さて、僕たちのこの日の予定は無しでして、プールサイドで気ままにのんびりと無駄な時間を優雅に過ごしましょう~という感じでした。このリゾート地は海辺ではなく砂漠のど真ん中ですので、それほどのアクティビティがないわけでして、必然的に皆さんプールサイドでまったりするということになりますね。
100 W. Tahquitz Canyon Way, Ste 130
Palm Springs, CA 92262
まったりしていてもお腹はすきます。最初はどこかのレストランにでも行こうか~と思っていましたが、前日の夕飯が高額だったのでランチは簡単に済ませましょう~ということで近所にあるバーガーショップでお持ち帰りを買ってきて、プールサイドでランチをすることにしました。選んだのはStoutという、南カリフォルニアには数店舗あるらしい小さなチェーン店。

こちらで僕はチキンサンドイッチ、Dさんはベジタリアンバーガー、それにケールサラダを足してランチとしました。僕のチキンサンドイッチはしっとりとしてなかなかのお味で満足できましたが、Dさんのベジタリアンバーガーは不思議な味で、お世辞にも美味しいとは言えないかもな~ということでした(笑)。彼はいつも変なチョイスをして失敗しますね。こういう場所ではスタンダードなものを選らびましょう~







そうそう、このStaoutというレストランのそばにこんなものがりました!
 
巨大なマリリンモンローさん。
彼女とこの街の接点は不明ですが、この街で彼女の姿をよく見かけます。
撮影スポットらしくたくさんの人が訪れては彼女とセルフィーしていました(笑)









のんびりとプールで過ごしていましたが、とにかく暑い!PCをもってブログを書いたり、携帯でニュースをチェックしたりしていますが、あまりの暑さにPCや携帯、カメラまでもがもの凄い熱をもってしまっています。人間も日陰にいてもこの温度ですから、高熱を持っているような体温になってしまうのではないかと思うくらい体から汗が滝のように湧き出てきます。
例のごとくDさんは昼寝をしたいと思ってプールサイドで昼寝を試みましたが、あまりの暑さに断念。部屋の方に行って昼寝をするようでした。僕は昼寝はしないと決めましたので、Stoutで買ってきたビールを飲みながら、小説を読み、体が熱くなりすぎるとプールに入って体を冷やすという感じで時間を過ごしました。この日はゲイの若者は皆無。皆さんおとなしく家に帰ったのかな?

その代わり、体中タトゥーだらけのイケイケの軍関係らしき若者が沢山プールにやってきました。








暑いですが、それなりに楽しい時間を過ごせた砂漠のリゾート地。
それにしてもこの温度ですと体のたんぱく質が固まって死亡に至らないのかと心配になりました(笑)。


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SAND BEIGE…砂漠へ



気温摂氏40℃越えの砂漠の街はあまりにも暑く、日陰のバルコニーにいても体がとろけてしまうのではないかと思うくらいでした。Dさんは飛行機&ランチでたらふく飲んだせいか、昼寝をしたいとのことでしたので、彼を一人部屋に残して僕はプールサイドの方にやってきました。プールサイトは山のおかげで少し日陰になりましたが、それでもまだまだ十分暑いです!
こちらのプールデッキチェアーに横になりながら、若くて可愛いゲイの男の子たちのたわいもない会話に耳を傾けながら、小説を読んで時間を過ごしました。何もしないでじっとしているだけで、汗がドバドバとあふれ出てきます。あまりの暑さに耐えきれず、僕もプールの方に入ることにしました。あぁ~気持ちがいい・・・プールの水で体が冷えるのが心地よいです。ここではプールが必須ですね。

暫くした後、Dさんも昼寝から目が覚めてプールの方にやってきました。その頃にはこのプールサイドにはたくさんのゲイの子たちで埋まっていまして、ゲイ特有の喋り方をする明るく楽しい人たちで大騒ぎです(笑)。Dさんはその中の彼らと親しげにいろいろ話をしていましたが、超陰キャな僕はそれを遠くから聞いて微笑んでいるだけでした。それにしても皆さんフレンドリーだな・・・(汗)










プールでのんびりとさせてもらった後は、部屋に戻ってシャワーを浴びて休憩した後は夕飯を食べに行くことにしました。今回選んだのはヨーロッパの様々な料理を提供してくれるという、パームスプリングスのダウンタウンから少し離れた場所にあるこちらの、カジュアルながらも洗練された雰囲気のあるこちらのお店の方にしてみました。人気店なのだそうなのでしっかり予約しておきました。
1555 S Palm Canyon Dr ste h-101,
Palm Springs, CA 92264
  
僕たちは野外のテーブルの方を選びましたが、ぼんやりとした光の中、緑に囲まれた素敵で心地よい空間でありました。席と席の間も十分距離が保たれていてとっても優雅な雰囲気であります。僕たちはこちらのお店で、ビーツとブラッターチーズのサラダ、スパニッシュオクトパスの料理を前菜として頼みました。軽い味付けのこの料理は素材の味を十分楽しめる美味しいものでした。

メインにDさんは地中海チキン、こちらはグリルしたチキンにオリーブ、ケーパー、ほうれん草、アーティチョークが添えられたものでした。僕は2日間煮込んだという骨付きの大きな豚肉のロースト&煮込み季節の野菜添えという料理を頼みました。このポークはほろほろに煮込まれていてナイフがなくてもすっと崩れる柔らかさで、添えられたデミグラスソースをよくマッチしていました。








お値段もそれなりにしましたが、それに見合ったレストランの雰囲気、サービスの良さ、料理でしたので2人とも満足することができましたが、お腹いっぱい過ぎて食べすぎ感がありました。この時点でDさんは既にこの日ワイン2本分に相当するアルコールを摂取していまして、結構酔っていましたが、お元気でして今から踊りに行くぞ~とのことでしたので、ゲイエリアの方に移動しました。

パームスプリングスにはドラッグクイーンのショーをするお店が多くあるようですが、僕たち2人ともあまりドラッグには興味がないのでそちらを避けてゴーゴーボーイズがいるというお店の方にやってきました。こちらではDさんの好きな90年代のダンスミュージックが流されていて、ゴーゴーボーイズが下着姿で踊るという、なんとも理想的なお店でありました(笑)。
こういうお店に行くのは久しぶりだよね~ということで2人ともお店の雰囲気と音楽に身を任せて楽しい時間を過ごすことができました。ちなみにパームスプリングスは、結婚前に羽目を外しましょう~という感じのバチェラーパーティーの会場になることが多いらしく、こちらでも沢山の女性がかなり酔っぱらってノリノリのダンスを披露していました(笑)

こんな感じでパームスプリングスの初日は楽しく終わりを告げました。Dさんは素晴らしいフライトに、なかなかいいホテル、美味しい夕飯と、ハチャメチャなゲイディスコに大満足したようで、かなりの千鳥足でホテルに戻り、たのし~いと連発をした後に、ことりと寝落ち、イビキをかいて熟睡していました(笑)。かなり飲んでいたもんな~。僕も久しぶりの非日常的な時間を堪能することができました♪


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ユナイテッド航空ファーストクラスの旅





快適なユナイテッド航空ファーストクラスで飛ぶ旅は、1時間少しで目的地にやってきました。今回やってきた場所は砂漠の中に立つオアシスのリゾートタウン:Palm Springsという町であります。LAからは車で90~120分くらいで到着する場所でして、もともとは引退した人たちが移り住む暖かな砂漠の街でありましたが、いつの間にかゲイの人が押し寄せるパーティータウン的な要素も持つようになったそうです。
  
飛行機から外の景色を見てみるとわかりますが、何もない砂漠に突如と現れるリゾートタウンは、いかにも人工的に作られたと思われる緑が広がっており、その緑の大半がゴルフコースというのがわかります。引退して、冬でもプルーサイドで過ごしゴルフができるという町なようですね。飛行機はPSP(パームスプリングス空港)の方に到着しました。我らがユナイテッド航空、時間通りでした!







飛行機を降りてびっくり~!むわっとする熱い空気が体を包みます。一体ここは何度なんだろうと見てみるとこんな表示が・・・気温41度の猛暑です。最低温度が28℃というのもすごいですね。暑いのですが、乾燥しているので空気は意外とさらっとしています。さすが砂漠の街ですね~といいますか思いっきり砂漠な気温でした。外にずっといたら人が死ぬレベルかもしれません(汗)。
こちらのパームスプリングスは、大昔トランジットで1時間ほど空港で待機したことがありましたが、街に本格的に滞在するの初めてであります。聞くところによるとLA、SFはもちろんのこと、シアトルのゲイの人たちも好んで訪れるゲイタウン化している町というので楽しみですね~(笑) こういうゲイゲイした場所にあまり来ないので、ワクワクします!









僕たちのホテルはチェックインが午後4時からということですし、まだまだそれまでに時間がありますので、空港からはUberに乗ってそのままランチへ行くことにしました。ランチは前もっていろいろとレストランを調べておいてその中の候補である1つのお店に行って来ることにしました。こちらはフレンチビストロ的なお店でして、オープンエアーのガーデンテラスの広がる開放的なお店です。
6 La Plaza,
Palm Springs, CA 92262
こちらでまず最初にワインと泡ワインで乾杯です。僕は通常朝ご飯を食べないのにこの日は空港でPhoを食べたので、がっつり行かずにチキンサラダ、Dさんはサーモン、ほうれん草、卵焼きの入ったガレットを頼んでみました。ごく普通のチキンサラダですが、グリルしたチキンがしっとりとして柔らかく、ドレッシングが申し訳ない程度にうっすらとかかるだけという、僕好みのものでした。

米国のサラダはドレッシングを食べているのか?と思わせるほどドレッシングが多く、くどいものが多いのでこれはポイント高いですね~。Dさんのガレットはそば粉の風味の強い、大変美味しいもののようでした。こちらのお店は、接客態度がすこぶる良く、お客を本当に大切にしようとしている態度が分かる従業員が多く、本当に心地の良い時間を過ごせました。










ランチの途中で、Dさんの携帯にメッセージが来ました。今回泊まるホテルはハイアットなのですが、そちらの方からホテルの部屋の用意ができましたのでチェックインが可能です~とのことでした。もともとのチェックインは4時ですし、こちらのホテルはアーリーチェックインは別料金!と書いてあったので、どんなものかと思っていましたから、1:30くらいにチェックインできるのは嬉しいですね。
こちらのハイアットは、日本人が思うようなファンシーでゴージャスなハイアットとは違い、もう~シンプルなハイアットと聞いていましたのであまり期待しないでやってきました。Dさんがハイアットポイントを稼ぎたいし、一応街のど真ん中にあり利便性がいいというので決めたのです。ホテルには行ってみると少し古い建物ですがなかなかの規模ですし、従業員さんの態度もすこぶる良し!

部屋はスートルームでして、広いリビングルーム、途中にバスルームがあり、ベットルームに続くという構造でした。ベットルームの隣にあるバルコニーからは山とプールが見えるなかなかいい感じの風景でして、プールではDJがライブで音楽を流し、老若男女、ゲイストレートを問わずたくさんの人がプールでの時間を楽しんでいました。 さて~プールに行きましょうか⁉

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この週末はDさんの誕生日があるということで、一日休みを繋げて連休にしました。そして、少しだけ遠出をしてみることにしました。今回は誕生日のスペシャルデイ~ということで、少し奮発して(国内線ですが)我らがユナイテッド航空のファーストクラスの席を予約してみました。午前中のフライトなので、朝起きて準備をして車に乗って空港へ向かいます~。

この日の日記のタイトルは思いっきりベタですが、こういうタイトルにすると食いつきがよくアクセス数がもの凄く伸びるので、面白半分に毎回つけさせてもらっています。ご了承くださいませ(笑)
  
サンフランシスコ空港についてみると、たくさんの旅行者でごった返していました。少し前にコロナのパンデミック中に興味半分でやってきた、がらんとした空港が嘘のようにたくさんの人でにぎわっていました。空港内でもマスクをする人は少なく、コロナもだいぶ収拾してきたのだな~と思えますね。フライトは11時ですが、1時間くらいの短いフライトなので食事は出ません。

そんな訳で、チキンPhoを朝ご飯として食してみました。空港価格ですが、2500円くらいするので物価の高さには驚かされます。でも、とっても美味しくて驚きました!さて、最近の我らがユナイテッド航空の経験上、オンタイムでサービスがいいことが多いのですが、今回はどうでしょうか? ゲートの方に向かってみると、満席とのことでしたが、フライトは時間通りに出発するとのことでした。










登場の時間になりました。アナウンスですと小さな飛行機の上、満席に近いので大きな荷物を持っている人はゲートでチェックインしてほしいとのことでしたが、僕たちは短い滞在でそれほど荷物を持っていないの問題なく小さな飛行機の頭上の荷物置き場に収めることができました。席の方ですが、ファーストクラスと言ってもとっても小さな飛行機の席なのでこじんまりしています。
午前中の空港はラッシュアワーのようでして、たくさんの飛行機が列を作って離陸に備えていました。それでも遅れることなく定刻に離陸してくれました~。この日サンフランシスコは霧もなくいい天気でしたのでサンフランシスコのダウンタウンや摩天楼を見ることが出来、ベイブリッジもゴールデンゲートブリッジもきれいに見渡すことが出来少し得した気分になれました。





飛行機は安定飛行になると、機内サービスが始まりました。まだ午前中ですが、せっかくの休暇ですし、アルコールは無料(貧乏性)ですからフレンチ泡ワインを飲むことにしました。ここで面白いことに気が付きました。僕のワイングラスにはルフトハンザ航空のロゴがついているのです(笑)。たぶん同じケータリング会社を使っているのでグラスが混入したのでしょうね。
さて、我らがユナイテッド航空の僕たちの担当の40歳くらいの白人のおネイさん。すごくニコニコして、いいサービスを提供しようとしてくれて感謝感激です。最近ユナイテッド航空はサービスが向上しているのは気のせいではないかもしれませんね。次回に日本へ行くときも、今度はユナイテッド航空を使ってみようじゃないか~と思わせるくらいのいいサービスでした!

機上で陽が高く明るいうちから大切なパートナーと飲む泡ワインは美味しいですね。こういう生活ができる人生を送ることができて嬉しい限りです。さ~て、目的地は初めて滞在する場所ですが、どんなものでしょうね?旅行記を続けて行きますので、お付き合いの方、よろしくお願いいたします。旅行記なのでいつも通りコメント欄は閉じさせてもらいます。

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この日記は前回からの続きです。
1.飛行機に乗る
2.Little Rockに到着
3.家族総出の集まり
4.お葬式の日
5.帰ります。



ここからは旅行記の番外編です。
ヒューストンからサンフランシスコへのフライトはウェイティングができるほど満席でした。僕たちは幸い、エコノミークラスの一番前の席に座ることができましたので、座席間隔の広いゆったりとした席で4時間過ごすことができました。ふと、通路反対側を見てみると、青年が大きなチェロのようなものと一緒に座っているのです。よ~く見ると、チェロはちゃんと1席使っています。
チェロは窓際の席にしっかりシートベルトを締めて座り、持ち主は真ん中の席に座っているという感じでした。大切な楽器類は預け荷物にすると破損して帰ってくると言う話をよく聞きますので、これは賢い選択肢なのでしょう。しかし、こういう座席の取り方は多分オンラインではできないのかもしれませんね~。オンラインで飛行機の座席を購入すると名前を入れなくてはいけません。

彼はきっと電話で状況を説明して、2人分の席を確保したのでしょうな!こういう時もやはり正規の大人料金になるのかな?それとも何らかのディスカウントが発生するのだろうか?ご存じでしたらコメント欄で教えてくださいね(笑)。

注)コメントをいただきまして、これらの楽器の席は人間と同様に正規の料金を払わないといけないそうです。御用聞きもなく、飲み物も食事も出さないのですから少し安くしてくれればいいですよね~。








さてもう一つの話はラーメンです。この日のフライトは朝からでしたので、リトルロックで朝食を取り、ヒューストン軽食を取っただけでしたのでお腹がすいていました。家に帰ると遅くなってしまうから~ということでDさんのリクエストでラーメンを食べに行くことにしました。大勝軒かHiroNori ラーメンかDさんに聞いたら、写真から見てHiroNori とのことでしたのでそちらへ行ってきました。

僕はこのラーメン屋には行ったことがありませんので初訪問です。お店に入ると広い店内にはたくさんのテーブルが並んでいますが、窮屈な感じはありませんでした。キッチン&ウェイトレスを含めすべてラティーノ系の従業員で日本人はゼロ。メニューを見せてもらうと、とんこつ、醤油、ベジタリアンラーメンがありまして、値段は強気設定で1杯($16.30/2175円)でした。
HiroNori Craft Ramen
211 E 3rd Ave,
San Mateo, CA 94401


僕もDさんも豚骨ラーメンを頼み、唐揚げも頼んでみました。唐揚げは山盛りでやってきまして、下味もしっかりついているらしくまずまずのお味でした。豚骨ラーメンの方は、クリーミーであっさりしていてくどい感じのないものでして、普通に美味しいとは思いますがこれといった特徴もパンチもない、印象の薄い気がしました。チャーシューは炙っていますが、味はあまりない平凡なものでした。

Dさんの感想は、ラーメン色々食べてきたけれど、ここのは美味しくないね~とのことでした。クラフトなのだろうけれども、素人クラフトでプロフェッショナルな味を感じられないとの辛口批評でして、2度目は必要ないとばっさり切り捨てていました(笑)。まあ、確かに僕もこの値段でこの味ならば2度目に食べに来たいな~と言う程のラーメンではないかな~と言うのは頷けます。




サンフランシスコベイエリアには美味しいラーメン屋がありますので、この値段ですとわざわざ足を運びたいとは思えないかな~。そんな訳で久しぶりに食べたラーメンは残念な結果になってしまいましたが、アーカンソーへの急遽帰省の旅は大きな問題もなく終了することができました。コメント欄を再開しておきますので、ぜひひとことコメント残してくださいね!

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この日記は前回からの続きです。
1.飛行機に乗る
2.Little Rockに到着
3.家族総出の集まり
4.お葬式の日





この日はサンフランシスコベイエリアの方に帰る日です。朝からいい天気ですが、湿気もすごく悶々とした朝になっているアーカンソー。Dさんのお父さんの死去からこちらの方にやってきて、お葬式や家族の集まりなどすべてに参加して、お父さんを見送ったのでDさんも僕も少し疲れたとはいえ、やはりやってきてよかったね~と言う気分でありました。宿を後にしてリトルロックに向かいます。
 
一番心配なのはお母さんですね。彼女の性格はかなりきつく、街でもやはり特異な目で見られている感じがあるそうでしたが、街の皆さんと仲の良い明るいお父さんがいたおかげで、彼が衝撃吸収、中和剤の役目をしていて、あのお父さんの奥さんだから~と皆さんもおおらかな目で見ていたようです。しかし、そのお父さんがいなくなって、彼女はきっと街で孤立してしまうだろうというのがDさんの見解。








その上、家がゴミ屋敷化していてDさんの弟くんと奥さんが、きれいに掃除しようと提案していましたが、それらも頑なに拒否していました。こういう、ものを溜めてしまう傾向のある老人は、配偶者が亡くなるとその穴埋めをするかのように、ものの収集癖がどんどんと強まる傾向があると言いますから、今後このお母さん宅は危険な域に入ってしまいそうな予感がします。
もちろんそうなると、精神衛生上、衛生面でも危険ですし、ものに躓いてケガをしたり火事になって逃げ遅れてしまう可能性も高くなります。比較的近くに住んでいる弟くん夫婦が何とか対策を考えるとのことですが、あのお母さんですからこの収集癖を止めるのは難しいかもしれませんね。Dさんによると、昔彼女はどちらかというと潔癖な感じで家は常にきれいで整頓されていたとのことでした。

彼女に一体何があったのかわかりませんが、何とか家の掃除をさせてもらえるといいですね。そんな話をしていると空港のある町のリトルロックに3時間ほどで到着しました。








この日のフライトはリトルロックからヒューストンへ、そしてサンフランシスコへと戻りまして、途中のヒューストンでの乗り換えも1時間ほどしかありませんので食事をする時間がないかもしれないのです。そんな訳でして、少し早めに田舎町を出てこの大都会で飛行機を乗る前に朝食を済ませておきましょうと考えた2人です。ネットでいろいろとチェックして良さそうな店を見つけました。
朝の9時半にもかかわらず、そのお店はまさかの大行列!近くに朝食を食べさせてくれる店が他にもありましたのでそちらに行ってみるとそちらも行列。そしてその近くにThe Capital Hotelというものがありまして、そのホテルにあるレストランでは朝食を提供しているとのことでしたのでそちらの方にお邪魔しました。大変エレガントな雰囲気のあるレストランでして、なかなかいい感じです。

こちらでDさんはスモークサーモンのベーグルサンド(右上)。僕はジャガイモ、パプリカ、マッシュルーム、ほうれん草のソテーの上にポーチドエッグののった肉類なしのベジタリアンスキレット(左下)を頼みました。写真を見てもわかるように、なかなかエレガントなプレゼンテーションでして、高級そうなホテルのレストランの朝食としては申し分ないお味でもありました。








食事の後は空港まで車で10分。リトルロックはアーカンソー州の最大の都市かもしれませんが、やはり小さな町ですのでダウンタウンの中心部から空港までが近い!空港で問題多しのレンタカーを返した時、Dさんが借りた時からタイヤに穴が開いていたよ~と言ったら修理代を払ってくれました。なかなか良心的なレンタカー会社でした(笑)。
リトルロックからヒューストンまでは小さな旅客機でして、54人しか乗れない小さな飛行機でした。このフライトも満々席でして、文字通り1席も空きがないくらいでした。さて、我らがユナイテッド航空は、この便もオンタイム!時間通りに登場が始まり、時間通りに飛び立ちまして、90分ほどのフライトは予定よりも早めにヒューストンの方に到着してくれました。





ヒューストンでの滞在は1時間ほどですので、あっという間に次のフライトだね~何か食べ物でも買っておこうか~と話していたのですが、ここで僕たちのフライトは30分ほどの遅れがあるということが判明。その上、ヒューストンには早めについたので予定していたよりもヒューストンでの滞在時間があるようなので、それじゃ~とラウンジの方に出向いて泡ワインと軽食をいただきました。
 
おかげで無料でアルコールと食事をとることができて満足な2人です。30分ほどの遅れならば、こういう状況ではラウンジでのんびりする時間ができるので大歓迎ですね!その後フライトは、予定通り30分遅れでそれが伸びることなく、出発してくれるようでした。飛行機に乗り込むと機長自らがフライトの遅れを説明して詫びてくれました。我らがユナイテッド航空・・・最近サービス良くなっている気がします(笑)。






フライトのクルーも悪くなかったですし、4時間のフライトで2度のドリンクサービスもしてくれまして、今までではありえないくらいまともになってきているユナイテッド航空だという印象がありました。フライト中、僕は珍しく映画(Kill Bill)を見て、本を読んだりして時間を過ごしました。Dさんは小さなワインボトルを3本ほど開けてお疲れのためぐっすり眠っていました。
 
4時間のフライトは微妙ですね。長い~と文句を言う程でもないですが、あっという間でもないのでまだつかないの?と座っていることに飽きてしまうという感じのフライトかな? それでも今回は行きも帰りも、どのフライトも1席の空もないほど満々席でしたが、大きな遅延もなく荷物が紛失することもなく、比較的快適なものとなりました。強いて文句を言えば値段でしょうね。
お父さんが亡くなって直前で予約した席なので値段はかなり高いものでした。あとで調べたら普通に予約していればファーストクラスもこの僕たちの値段ほどしないとわかり、フライト中Dさんと2人で、このファーストクラスの人たちは僕たちよりも安い値段であの席に座っているんだよね~と話していまして、なんともやるせない気がしてしまいました(笑)。

まあでも、お父さんのお葬式にも間に合って、Dさん一家との懇親を深めることができたので良しとしましょう。これにてアーカンソーへの旅日記は終了です。お付き合いありがとうございました。次回の番外編ですべて終了いたします。


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