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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸29年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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この日記は来客訪問記のづづきものです。
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四川料理 NAPA/SONOMAへ


楽しく美味しいランチタイムの後は、街の中心地を軽く散歩しました。KWさんが先ほどオリーブオイルとバルサミコ酢の専門店を見つけ、そこでお土産を買っていきたいとのことだったので寄ってみました。

ここは家族経営の農場直営店で、オーガニックでハンドメイドのクラフトオリーブオイルやバルサミコ酢を販売しているお店のようでした。KWさんはバルサミコ酢に興味があったようで、いろいろと味見テストをして25年樽で寝かせた純バルサミコ酢と8年物の白バルサミコ酢を購入。
さらに、25年物を一つ余分に買って僕たちにプレゼントしてくれました。そのあとはKWさんとTNさんのリクエストで手作りアイスクリームの店へ行き、アイスクリームを楽しんでから家に帰りました。この日我が家の方では朝は霧が深かったのですが、こちらはキレイに晴れ渡って気持ちの良い天気となりました。









我が家に帰ってみると朝に霧もすっかり消えていい天気です。家に帰ると、彼らはまた家の前の芝生の上に椅子を置いて、温かな日差しの中で空が染まるまで満喫していたようです。
彼らにとっては、僕たちには何でもない日常の風景がキラキラとした空間に見えるとのことでした。彼らが外でのんびりしている間にお風呂に入ってすっきりし、夕飯の準備をしました。








夕飯には最初はハッピーアワーにでも行こうかと言っていたのですが、皆さんそんなにお腹がすいていなかったのでハッピーアワーはやめにして、普通の時間に夕飯をすることにしました。

なんでもKWさんはメキシカン料理が大好きで、今日本では空前のメキシコ料理ブームが来ているとのことでした。そんな訳で、「それならばカリフォルニアスタイルのメキシコ料理を食べに連れて行ってあげましょう~」とタコス専門店へ行ってきました。
この日は中秋の名月。霧も出ておらずきれいな月明かりが照らされていたので、彼らは外での食事を希望し、パティオの方に席を確保しました。まずはビールとチップス&ワカモレで乾杯!

Dさんはケサディーヤ風の鶏肉料理や、グリルしたタコが入ったタコス、リブアイステーキのタコスなどを頼んでみました。KWさんたちも思い思いに好きなタコスを頼んで夕食としました。2人ともカリフォルニアスタイルのタコスが気に入ったようで、お店の雰囲気も良く楽しい夕飯のひとときを過ごすことができました。

これが彼らにとって、こちらでの最後の夕飯となりました。




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日本から高校時代の友人であるKWさんが、パートナーのTNさんと共に訪問しています。この日は彼らがこちらで過ごせる最後のフルの1日となりました。僕もDさんも休みを取って、彼らのおもてなしに付き合うことにしました。朝起きて身支度を済ませたあとはいつも通り、朝散歩に出かけました。

前の日は晴天の温かな1日だったのに、この日はすっかり霧が立ち込めて視界ゼロというくらいの深い霧でした。
そんなどんよりした景色を抜け出そうということで、天気の良いことが予想されるNapaやSonomaの方へ、ワイナリーやブドウ畑を見にドライブに行こうということになりました。
Dさんの運転で車を北に走らせます。少し前にもこちらへ来ていたのですが、車で1時間くらいで別世界のような雰囲気がある街並みを僕たちが気に入ったので、彼らも気に入るのではないかと思っての訪問です。





車を走らせて30分ほどですでに霧が晴れ、きれいな空が広がります。雲が高く、秋の空を感じさせてくれました。そしてさらに車を走らせると、ブドウ畑が目の前に広がってきました。おそらく今期のブドウの収穫はすでに終わっているのでしょう。
ブドウ畑の緑が広がっていますが、ところどころ葉の色が黄色から深い赤になっているのを見ると、このブドウ畑が真っ赤に染まったらどんな感じなのか見てみたくなります。






彼らはそこまでワインに興味があるわけではないのでワイナリーには行かず、ソノマの街に車を停めて、きれいなダウンタウンを探索してみることにしました。空気がからりとして気温は25℃。半袖で歩いても気持ちの良い気候です。
ナパのダウンタウンと違ってソノマの街はきれいなショップやレストランが並んでいて、普通に歩くだけでも楽しくワクワクさせてくれるのでいいですね。KWさんたちもサンフランシスコとはまた違った雰囲気のあるこの街並みを目を輝かせて歩いているのを見ると、こちらも連れてきてよかったな~と思えます。







街をぐるりと回ったあとにランチの予約の時間となりましたので、そちらのレストランへ向かいました。ランチに選んだのは、先日僕たちが来て気に入ったポルトガル料理店です。お店に行くと一番乗りで、「どこでも好きなテーブルへどうぞ」と案内されました。
僕たちは一番景色の良さそうな4人掛けのテーブルに着席しました。座るやいなやKWさんもTNさんもこの雰囲気に魅了されたようで、青い空と白い雲、緑の広がるテラス席に座り、「ここはすごくいい場所ですね~」と感想を漏らしていました。

私たちはまずはロゼのスパークリングワインなどで乾杯です。すっきりとしたワインの味と泡の刺激が心地よいですね~。







前菜にはトマトのサラダとタコのオーブン焼きを頼んでみんなでシェアします。トマトはこの時期最後になるのかもしれませんが、しっかりと熟して甘みがあり、皆さん感激していました。
バルサミコ酢とオリーブオイルがふんだんに使われており、ところどころに散らされた乾煎りのアーモンドがいいアクセントになっています。








タコの方は軽くオーブンで焼かれていて、良い風味と柔らかな食感が素晴らしいです。下に敷いてあるワカメとタマネギのムースが、素敵なハーモニーを口の中で奏でてくれるようでした。
KWさんもTNさんもタコ料理が大好きだそうで、この一品にも大感激してくれました。










メインは、KWさんがキノコのリゾット、TNさんがプルドポークのサンドイッチ、僕はホタテのグリル、Dさんはスズキの薪オーブン丸焼きをチョイス。どの料理も丁寧に作られていて、ワインのほろ酔いとともに気持ちよく美味しくいただくことができました。
サービスの方もすこぶる良く、雰囲気・料理・サービスの3拍子揃ったいいお店だなと改めて思わされ、KWさんたちも「このレストランへ連れてきてくれてありがとう~」と何度も御礼を言ってくれました。       


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我が家に滞在している高校時代からの友人・KWさんと、そのパートナーのTNさん。僕は繁忙期と彼らの訪問が重なり結構疲れてきていましたが、友人の少ない僕としては大切にしないといけない人たちなので、こういうこともしっかり前向きに楽しもうと向き合っております。

まあ、努力のないところに実りは少ないものですし、それは交友関係でも同じことだと思うようにしています。
実際、KWさんは気配りのできる人なので、こちらにも気を使ってくれているのがわかりますし、僕も内に溜めないで言いたいことははっきりと言って自分の精神状態を健全に保つようにしています。
KWさんとは長い関係なので、そうした信頼関係のもとでお互いを尊重できているという感じかな。それでも正直に言いますと、1週間の滞在は結構長く、楽ではないな~というのが本音です(苦笑)。そんなこの日は僕は家での仕事の日となり、ミーティングが次から次へと重なっていたのでとてもではないけれど彼らに構っている時間がありませんでした。

Dさんの方も仕事が忙しいので、彼らには自分たちで行動してもらうことにしました。彼らは動物園に行きたいとのことでしたのでそちらへ行ってもらい、一日を楽しく過ごすことができたそうです。ちなみにサンフランシスコ動物園は動いている動物がほとんどおらず、大変寂しい状況だったそうです。









僕もDさんも動物園というものにはあまり興味がなく、動物園の存在自体をあまり良く思っていないので、「やっぱりそうだよな~」という感想しかありませんでした。
そんなこんなで僕の仕事が終わり、ゆっくりしているとKWさんたちも帰ってきました。
彼らが家でくつろいでいる間に、僕は夕飯を作ることにしました。KWさんから「僕の手料理を食べたい」というリクエストがあったのですが、当時はそんな時間も精神的余裕もないと一度は却下していました。

しかし、ファーマーズマーケットで新鮮で美味しそうな赤シシトウ、ネギ、ナス、ヘチマを手に入れたので、「大皿料理で適当なものでよければ作るよ」と伝えたところ、KWさんが「大歓迎!」と言うので作ることにしたのでありました。











ネギはキクラゲはショウガをたっぷりと使った炒め物に、ナスは豆板醤と自家製味噌を使って麻婆ナス春雨に、そして彼らが食べたことがないというヘチマはエビをふんだんに使ってあんかけ風の塩炒めにしてみました。ご飯は黒豆と雑穀米をミックスして炊きました。

4人分という料理を作るのはかなり久しぶりだったので量の調整がわからず、かなりの量になってしまったのはご愛嬌ですな。さて夕飯が始まり、みんなが味見をしたところまずまずの反応が返ってきたので、作った側としては報われました。
特にDさんの方がめちゃくちゃ良い反応をしてくれたので、作った甲斐があったと思えました。Dさんは彼らに僕はこんな手料理を毎日食べれるんだよ~と自慢するように彼らに言っているのを見て、微笑ましく感じられました。

彼が色々食べることができる相方で僕も感謝しております!それにしても他人に手料理を振る舞うのは大変ですね。「もう当分しなくていいかも~」と思うくらい気疲れしました(笑)。





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高校時代からの友人・KWさんがやって来て、パートナーのTNさんと共に我が家に滞在しています。やはり客人が来るというのはすごく労力がかかり、Dさんも僕も疲労気味となっています。しかしそれなりに楽しい時間も過ごせていますから、これはこれでいいことなのでしょう。

さて、僕はこの日はものすごい量のミーティングがありましたので、職場の方に行かなくてはなりませんでした。Dさんの方は比較的自由が利くようでしたので、彼らが行きたいと言っていたサンフランシスコのお店の方に車で連れて行ってあげて、あとは2人で自由に行動してもらうことにしたようです。

僕の方は彼らと離れてじっくり仕事ができて、疲れたものの良い充実感を得ることができました。家に帰ってみると2人は庭先に椅子とテーブルを出して、景色を楽しみながらこの旅行を満喫しているかのように微笑みで僕を迎えてくれました。







この日は霧も晴れて大変良い気候となりましたので、この2人は気持ちよさそうでした。パートナーのTNさんが我が家をすごく褒めて気に入ってくれたらしく、「こんな環境のこんな家に住めるなんて本当に豊かな暮らしだよね~」と連発してくれるので、こちらもまんざら悪い気はしませんね。

TNさん曰く、我が家は気の流れがすごくよく、ポジティブなエネルギーがたくさんあるのを感じるとのことでした。そういうのは好きな人はそういうのを気にするみたいですな(笑)。2人が外の風景を楽しんでいる間にお風呂に入ってリラックスし、そしてみんなで夕飯に出かけました。



この日は辛いものが大好きなKWさんのリクエストで、四川料理店へ行ってきました。頼んだ料理はインゲン豆の炒め物、豆腐の野菜炒め、四川風カレイの辛煮、そして激辛牛肉炒めでした。
どの料理も美味しくてKWさんもTNさんも大満足のようでした。このお店は僕たちが気に入っていて、料理も美味しく店員のサービスもすこぶる良いので、安心して来客と行くことができます。





KWさんもTNさんもこちらのお店とユニークな店員さんを気に入ってくれて、大満足の夕食となりました。お店の方に記念撮影をお願いして一枚!
お腹がいっぱいでデザートはスキップして、そのまま家に帰りました。


   


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我が家に滞在している高校時代からの友人・KWさんには、パートナーのTNさん(男性)がいらっしゃいます。TNさんには前の結婚でお子さんが2人おり、その長男の方は東京大学を卒業した後にシカゴの大学院へ進み、現在は20代なのに教授をされている超優秀な方なのだそうです。

今回はそちらの結婚式があったため参加してきたそうなのですが、その結婚式への参加の後にKWさんと合流し、サンフランシスコの方へやって来ました。
シカゴからTNさんの乗った便が到着したのは真夜中の12時半。
夜遅くで交通手段も限られているため僕が空港へ迎えに行きましたが、真夜中まで起きているというのは本当に久しぶりだったので体がきつかったです。迎える時にTNさんへ、「恋人の友人の家に初訪問なのに、こんな時間のフライトを取ってくるなんて非常識ですよ」と冗談めかして言っておきました(笑)。






TNさんはのほほ~んと謝っていましたが、あまりそういうのを気にするタイプではないようです。実はKWさんの方から「どうしてこんな時間のフライトを取ったの」と、少し前にひと悶着あったことを後から聞いていたので良しとしましょう。
家に着いたのは夜中の2時近く。そのまま眠りにつきましたが、僕は結局いつも通り朝の6時前には起きてしまい、頭がフラフラでした。とりあえずKWさんとTNさんが起きてきてから近所の朝散歩をし、夕飯は家でおつまみディナーの予定だったのでその買い物をして過ごしました。









お昼にはKWさんのリクエストでベトナムのフォーのお店へ行きランチを食べ、そのあとは僕は家で仕事。彼らはサンフランシスコの街を探索する予定だったのですが、フォーを食べたことと時差ボケ、そして睡眠不足が重なってそのまま爆睡してしまい、結局午後5時くらいまでぐっすり眠ってしまいました。
おかげで僕としては思う存分仕事が進められたので良しとしましょう。












Dさんが仕事から帰ってきて、僕は夕飯の準備を整えます。この日はみんなが初めて勢ぞろいする日だったので、歓迎を兼ねて家で「居酒屋おつまみディナー」にしてみることにしました。基本的には凝った料理なんてしたくなくて、切るだけです(笑)。

それではメニューのラインナップをご紹介しましょう! 2種類の生ガキ、野菜スティック、チーズや生ハムなどのシャルキュトリー、冷やしトマト、パン、チキンレバーパテ、そしてトルティーヤチップスとサルサとなりました。
ワインを開けてみんなで乾杯し、宴が始まりました。
基本的には火を使わずに切っただけの料理なのですが、新鮮な生ガキがとっても美味しく、野菜もファーマーズマーケットで手に入れたものなので「ものすごく美味しい」と言ってもらえました。

TNさんはシカゴではピザやハンバーガーなどの野菜がない超加工食品ばかりだったらしく、「こういう料理を欲していたんだ~」とかなり喜んでくれました。KWさんは僕と同じく野菜が大好きな人なので、野菜がたくさんのこの夕飯をかなり気に入ってくれました。


まあ、正直言って来客があるとそれなりに気疲れもしますが、皆さんの楽しそうな顔と美味しいというコメントに、僕としてはやりがいがありました。
  



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我が家に高校時代の友人が滞在しています。前日はDさんと共にサンフランシスコ観光を満喫しましたが、月曜日は僕もDさんも仕事です。Dさんの方はオフィスに出向かなければなりませんでしたが、僕はリモートワークの日でしたので、彼女に付きっ切りで一緒にいることはできません。

しかし、ランチと夕飯くらいならば付き合えそうです。そんな彼女に今日はどんなことをしたいのかと聞いたら、ショッピングをしたいとのことでした。それもディスカウントショップを見てみたいそうなので、それならば家からそう遠くないところにあるショッピングモールがいいかも!
高級デパートのアウトレット的なお店や、みんな大好きなMarshalls、量販店のターゲットもあるのでそこで時間を過ごしてもらいましょう。ショッピングセンターまで連れて行ってそこで適当に買い物をしてもらい、ランチの時間にピックアップして一緒に食べましょう~ということになりました。

これらのお店は9時半くらいには開くみたいですので、その時間に彼女を下ろして僕は家に戻って仕事をしました。ちょうど仕事のキリが良くなったころに、彼女からショッピング終了との連絡がありました。





ランチは何を食べたいのか聞いてみたところ、野菜が食べたいとのことでした。この国で野菜か~、なかなか難問だな~なんて思っていたのですが、あぁ、シズラーのサラダバーなんかどうだろうかと思い立って聞いてみたら大歓迎でぜひ行きたいとのことでした。
平日のシズラーはガラガラで人がほとんどいませんでした。そのおかげでサラダバーの方もきれいにしっかりと野菜が補充されていて、こちらとしては大歓迎! シズラーのサラダバーはサラダはもちろんのこと、スパゲッティミートボール、唐揚げ、タコス、クラムチャウダーなどもあり意外と盛りだくさん。

彼女は選択肢の多さに大喜びをして、不足がちだった野菜をしっかりと取れたようで大満足してくれました。シズラーのサラダバーにはソフトクリームも付いていますのでそちらもしっかり堪能して、アメリカ~んなランチは大満足のものになってくれたようでした。





ランチの後は僕たちは家に戻って、僕はひたすら仕事をこなします。KWさんは家の中で本を読んで寝転んだり、庭の猫と遊んだりして過ごしていたようでした。そして近所の散歩をしてきたいとのことでしたので、僕が景色の良いルートを教えてあげて散歩に出発!

30分くらいで帰ってくるかと思ったのですが、いろいろなところを歩き回ってぐるりと1時間ほど回って気持ちの良い散歩ができてうれしそうでした。
その頃には僕の仕事も終了。
夕飯には何を食べたいのか聞いたところラーメンとのことでしたので、僕の好きなラーメン屋さんに行ってきました。店は激混みでしたが、かろうじて並ぶことなく席に通してもらえました。僕の方は話とラーメンに夢中で、ラーメンが来た時の写真を撮るのを忘れてしまい、完食の写真のみとなりました(汗)。




デザートも食べたいかと聞いたところYESとの返事でしたので手作りアイスの店に行ってデザートも堪能。本日はこれといって何も特別なことはしませんでしたが、KWさんは充実した一日を過ごせたようで僕も嬉しいです。    



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日本から高校の友人・KWさんがやって来ており、新しい朝が迎えられました。彼女は時差ボケで爆睡しており、午前9時になっても起きてこないので、「これはもう起こしていいだろう」と起こしたところ、「よく眠れてすっきりした」とのことでした。熟睡できてよかった~

この日はどんよりと霧の入った寒い日でした。KWさんの今回の訪問の目的の一つに、「ファーマーズマーケットに行ってみたい」というものがありました。それならば、ゴールデンゲートブリッジの見えるファーマーズマーケットに行ってみようということになりました。

どんよりと低い霧が立ち込めてはいるものの、それでもゴールデンゲートブリッジが見えてKWさんは大喜びでした。そしてファーマーズマーケットで野菜やいろいろなものを見て回っていたのですが、彼女はいちいちドル表示の値段を円に換算しているのです!

「はちみつが25ドルということは4千円!?」などと言って一々驚愕しているのが笑えました。しかし、実際には日本円建てで給料をもらっていて、ここでの支払いはドル、最終的には円に換算されて口座から引き落とされるのですから、ドル表示に惑わされて買い物をして気づいたらとんでもない額になっていたということもあり得ます。

そのため、しっかり円換算して買い物をするのは正しいことなのかもしれませんね。












ファーマーズマーケットから少し足を延ばして海岸線を歩いてみたのですが、風も強くて霧も深く、気温は15℃ですが体感温度はそれ以下。そのため海岸線の朝散歩からPalace of Fine Artsの方に足を向け、そちらをぐるりと散策しました。


このパレス・オブ・ファイン・アーツはウェディングフォトを撮影する人たちが多く訪れる場所となっており、この日も真っ赤なドレスを着た女性が、ステージママのようなお母さんらしき人にいろいろと指示を受けながら写真を撮っていました。










さて、KWさんのもう一つのやってみたかったことは「無人運転のタクシーに乗ること」でした。僕たちはここまで自家用車で来ていましたが、「それならば、ここからアシカのいるPier 39まで無人運転タクシーのWaymoに乗ろう!」ということになり、KWさんは大興奮でうれしそうでした。
やって来たWaymoの助手席に彼女を座らせると、KWさんは目を丸くして大はしゃぎしていました。今はこのWaymoにもすっかり慣れてしまいましたが、僕たちも最初に乗った時は大はしゃぎしたもんだなと思い出しました。

そして、みんながあこがれる大都会・東京から来た彼女にとっても、この無人運転タクシーはかなり革新的な乗り物だったようで、写真を撮ったりビデオを撮ったりして近未来体験を楽しんでいたようです。












そしてWaymoが連れて行ってくれたピア39で、動物好きなKWさんとアシカの対面です。今回は残念ながらあまりアシカがいませんでしたが、それでも数十匹は群れていかだの上で休んでおり、大声で騒いだりケンカをしたりしている姿を楽しませてくれました。 












アシカの家族を満喫したあとは、ランチにリトルイタリーへやって来ました。私たちのお気に入りのイタリアンレストランで食事をしようと向かったところ、予想通りというか、まさかの長い待ちの列ができていたのです。
しかし、お店の人が「20分くらいの待ち時間だよ」と言うのでそれを信じて待つことに。
そして、いよいよ次が僕たちの番という時、僕たちの後ろで待っていた白人の70代くらいの男性3人が店の人たちに「自分たちが先だ」といきなり嘘を言い出し、強引に席を奪ってしまったのです。
アジア人ならば簡単に無視をして席を取ってしまえるというような態度がありありと見える男性3人だったので、僕はかなりムッとしました。お店の人はそれを信じて彼らを座らせてしまったのですが、僕が抗議すると、別の店員が「こちら(僕たち)の方たちが先でした」と判明。
しかしすでに座らせてしまった手前、その店員は平謝りし、「窓際の良い席がすぐ空くから」と説明してくれました。お店の人も間違いを謝ってくれたので、それ以上事を荒立てることはやめました。
しかし時々、サンフランシスコのようなリベラルの街にもいるんですよね~。年配の白人男性で、あからさまにアジア人を軽視する人たちが。久しぶりに遭遇していい気分ではありませんでしたが、こういう人はまだ存在するのだという再確認ができました。気を付けましょう~。
しかし気分を切り替えて、食事をスタートさせます。泡ワインで乾杯し、シーザーサラダから食事を始めました。メインにはマッシュルームのピザとイカ墨入りのシーフードパスタを頼み、KWさんとDさんと3人でシェアしました。

いつも通りどれも美味しい料理となっており、大満足で楽しむことができ、先の嫌な出来事もすっかり消し去ることができました。




   






食事のあとはリトルイタリーからチャイナタウンを通ってダウンタウンの駅に向かいました。途中のホテルでトイレ休憩をしたのですが、このホテルではフライトアテンダントとパイロットが出発前の集合をしており、見事に男性アテンダントは全員キラキラのゲイでした。
世界中どこへ行ってもゲイという人種はフライトアテンダントになりたがるものなのですね。同じゲイとして、まったくアテンダントに憧れない僕としては、いったい何が彼らをアテンダントにさせるのか不思議で仕方がありませんでした(笑)。







  



ダウンタウンから電車に乗って向かったのはCastroです。Castroではカクテル休憩をすることにし、僕はいつものように泡ワイン、Dさんは白ワイン、KWさんはサングリアを頼んで寒空の下で乾杯しました。Dさんは生ガキも頼み、KWさんの近況報告や仕事、引退について語り合いました。
KWさんは仕事が好きで、引退するにはまだ早い、やり残したことがあるような気がするので、まだまだ人とつながっていたいとのことでした。Dさんの方は仕事自体は好きなのですが、最近体力と精神力の消耗が激しく、もう長くは続けられないと思っている様子。

一方の僕は、仕事ももうすべてやり尽した感があり、できればすぐにでも引退したいというもので、3人集まっても三者三様の心持ちを話して時間を過ごしました。










最後には彼女の希望でゴールデンゲートブリッジを再度通って、家へ帰りました〜。




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仕事の繁忙期はまだまだ続いていて、「これでもか〜」という感じで毎日盛りだくさんです。「こんなの続けられないよ〜」と、自分の老いによるものなのか、精神的にも肉体的な力の衰えを感じてしまう毎日であります。そんな中、僕が日本へ帰ると100%毎回会ってくれる高校時代の友人が遊びに来ることになりました。

彼女は前々から「日本のシルバーウィークを使って訪米したいのだけれど〜」という感じで打診を受けていましたし、僕も快諾していたのです。しかし、かなり重要なポジションにいる彼女は、仕事の関係でこれといったはっきりした日程がなかなか決まりませんでした。
決まってくれればこちらもそれらの日に有給休暇を使って日程を押さえることができたのですが、運の悪いことに、数年に一度くらいしか来ないような大きなプロジェクトが急遽組まれてしまい、ご存じの通り超繁忙期となってしまったのです。

奇しくも彼女が具体的な日程を知らせてくれたのは、Presidentさんからそのビッグプロジェクトを言い渡された次の日でありました(涙)。人生はこういうことの繰り返しですな。
もうこうなったら、とにかくプロジェクトの段取りをできる限り進めてしまおうと考えました。










そして彼女が来ている間は僕がいなくても部下の人たちだけで回せるようにしてしまおうと考え、猛烈社員の如く、馬車馬の如く今まで走り抜けてきたという感じです。そんなこともあって、最近はもう超繁忙期から普通に忙しいくらいのレベルになっており、これならばちょっとした連絡くらいで物事が済みそうな段階へ至ってホッと一安心でした。

しかしここに至るまでは、精神的な余裕もなかったせいか、「どうしてもっと早く日程を教えてくれなかったんだ〜、あと1日早ければ先に有給を押さえられたのに〜」と思ったりもしました。しかし考えてみると、これってあまり意味のないことではないかと思い立ったのです。
人間って何かをするのにいつもいいタイミングを模索しているような気がします。そしてそのタイミングが合わないと計画を先送りしたり、結局行われなくなったりすることが多いのです。

そもそも、人が生きていくうえで特定のことだけにパーフェクトなタイミングを見つけて行うことなんて、不可能に近いことの方が多いような気がしました。実際そうなんでしょう。








それならば、やって来た機会を尊重して、その機会を最大限に楽しめるように周りをできる限り調整するのが正解なのではないかと思い至ったのです。友人に会う、親に会う、新しいことを始める、なんでもそうですが、自分は死なないとでも考えるのか「また次の機会に」と簡単に思っているのです。

しかし実際に人はあっという間に年を取ってしまったり、その次の機会が永遠に訪れることがなかったりすることが多いのですよね。これらは、自分の人生の中で感じ取ってきたことなのです。
今の年齢で、今できること、今の感性で感じられることは今しかできないのですよね。なのに人は人生が永遠に続くような錯覚に陥ってしまい、少しの忙しさにかまけて大切なものを先送りにし、最終的にそれを成就することができずに後悔してしまう。

いろんな研究でも、死の間際の人の心には「あれをやっておけばよかった」「あの人に会っておけばよかった」という、やらなかった後悔が一番高い割合で発生するというので、やはり人間というものはそういう傾向があるのでしょうね。











そんなことを考えすぎながら超繁忙期を乗り越えてきたので、おかげさまで大きなプロジェクトの方も前へ前へと進めることができ、気が付けば今はもう軌道に乗り、部下の人たちがそれに沿って進めていけば大丈夫という段階になっていました。少し前の自分を褒めてあげたいです(笑)。
その副産物で心にも余裕ができ、友人が少ないと自認している僕にとって一番の長い付き合いのある友人が訪ねてきてくれる日を、心に余裕を持って笑顔で迎えることができたというわけです。

ピンチとなるような状況を嘆くよりも、そこからどれだけポジティブな要素を引き出せるようになり、いい方向に持っていけるかということは、人の度量を大きくしてくれる学びの機会でもありますな。









高速が大渋滞で遅れてしまったけれど無事彼女と空港で再会。感激の挨拶の後はサンフランシスコをぐるりと回り、ゴールデンゲートブリッジも見て、夕日を眺めて家の方へ戻り、彼女のリクエストでラオス料理を食べて久しぶりの時間を楽しみました。
もちろん彼女はDさんとも長い付き合いで、Dさんも彼女のことは大好きなので、忙しいながらも盛りだくさんな1週間になりそうです!長旅お疲れさまでした~♪

ちなみにシルバーウィークの飛行機の値段を聞いて僕はそれなら通常期なら少し足せばビジネスのれるじゃないか~と驚いてしまった僕とDさんでした。



    



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日常に戻り、前の週末はまた2人でのんびりと過ごすこととなりました。この日、我が家のあたりはどんよりと霧が立ち込める空模様でしたが、サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡った北側にあるマリン・カウンティに用事があったので出かけてきました。

マリン・カウンティに入ると霧がきれいに晴れ、青い空が広がっていました。「これぞカリフォルニアの空!」という感じです。
まず最初の用事は、こちらのファーマーズマーケットです。少しハイソな香りのするこのマーケットには、オーガニックの農作物からクラフト感あふれる上質な食材まで揃っており、僕たちはここに出店しているイタリアンのお店がお気に入りです。
手作りのパスタソースやラザニア、生パスタ、ドルチェなどが売られていて、特にラザニア、ペストソース、ミートボールが気に入り、いつも常備しています。ただ、このお店も最初は手頃な価格だったのですが、最近は外食と変わらないのではないかというような値段になってきた気がします。

しかし実際には外食の方も同じような割合で値段が跳ね上がっていますので、やはりここで買い物をする方がずっとお得だとは思います。本当に何もかも値上がりですね。上がらないのは給料だけ、いったいこの差額はどこの誰の懐へ行くのが疑問ですな(苦笑)。










その次に向かったのは、暖炉とジャグジーを扱うお店です。我が家には暖炉があるのですが、前のオーナーがそれをふさいでしまい、電子パネルの安っぽい映像が流れて温風が出るものに変えてしまっていました。これは見た目も機能性も僕たちの好みではないので、いつかガスの本物の火が出る暖炉に変えようと考えていたのです。

そしてこのたび、ようやく本気で取り換えることになったのです。お店に行ってみると、とても親切なイケメンマネージャーが至れり尽くせりの接客をしてくれ、無事に素敵なガス暖炉を選ぶことができました。利便性を考えると薪よりもガスと判断。設置できたら、この日記でも紹介したいと思います。
ちなみに米国では、暖炉を売っているお店ではたいてい外付けのジャグジーも売られているのですが、なぜだろうと思って聞いてみたところ、「冬は暖炉、夏はジャグジーを売ることで、通年で商売にしている」とのことでした。確かに夏に暖炉を買う人は少ないですもんね。納得です(笑)。

このお店には生後3か月というフレンチブルドッグがいて、とっても可愛かったです。イケメンマネージャーの愛犬なのだそうですが、少し前に15年飼っていた愛犬を亡くし、あまりの喪失感にいたたまれなくなって新しい子を迎えたとのこと。

僕たちも10年飼っていたCocoのことを話したら、お互い目がウルウルになってしまいました。愛犬トークはひとの心を近づけますね!












買い物のあとは後回しになっていた朝散歩に湾外の湿地地帯をじっくり1時間ほど楽しみました。天気は良いものの気温的には18℃くらいで本格的な散歩には気持ちの良い気温でした。その後はランチに向かいました。この日のランチのリクエストは、Dさんお気に入りのタイ系アメリカンレストラン。

タイ料理とアメリカンな料理が混ざった多国籍レストランのような感じですが、お味の方はすこぶる良いので、Dさんはとても気に入っています。サンラファエルの街に行くと最近ここばかりになっていますから、そろそろ新規開拓もしたいですね~。
こちらではブラッディ・マリーで乾杯! 僕はメインにパッタイ、Dさんはハンバーガーを頼みました。レストランでは不具合を呼ぶ男としていろいろな不具合を引き寄せる僕ですが、ここでもちょっとしたアクシデントがあり、お店の人が平謝りしていましたが良しとしましょう。

少し前にはおひとりさま夕飯を満喫していましたが、これこれでいいですが、やはり2人で気持ちの良い青空の下、ほろ酔い気分でランチを楽しむと、「一緒に良い時間を過ごせているな〜」と実感できますね。なんでもない一日を能天気に垂れ流して日記に綴れるって、実は贅沢なことなのかもしれません。


  



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僕には古い付き合いのおばさんがいます。斎藤さんとここでは名付けましょう。彼女は僕が大学生の時のアルバイト先で知り合った方です。僕は大学生の一時期、横浜市内にある東横線の駅の近辺に住んでいました。僕が18歳で、斎藤さんはたぶん50代。僕の母より一回りくらい年上だったのだと思います。

大学生の当時の僕はゲイであることを自覚していましたが、その頃はまだゲイであることが精神病的な扱いに近く忌み嫌われているような感じで、すべてを隠して生きなくてはならないという強迫観念もありました。それらの負担が大きすぎて、大学ではストレート男子として振る舞うことに疲れていました。

それに持ち前の陰キャな性格もあって、常に孤独でほとんど友達もおらず、ゲイとしての将来に全く明るい未来を見出すことができない暗黒の時代だったと思います。暗い大学生生活を送っていた僕は、バイトがない日は誰とも話さないという日も多くありました。

そんな感じでしたからバイトに明け暮れていて、そのバイト代を使って一人旅をするという生活でした。たまにバーに飲みに行って当たり障りのない会話をしたりもしましたが、当時はもちろんネットもなく、ゲイ専門の雑誌を通した出会い系文通欄で出会いを探したりもしていました。








そんな中で斎藤さんは同世代の人とは少し違う立ち位置の知り合いだったので、こちらも構えることなく自然と仲良くすることができました。彼女には2人の息子さんもいたこともあって、僕を自分の息子のように扱い、成人式の時にはスーツ姿の僕を褒めてくれたり、栄養が偏らないようにお弁当を作ってくれたりしました。

そんな斎藤さんのおかげで僕の大学生活は完全な孤独にはならずに済み、米国への留学を決めたときも大喜びで歓迎してくれたのを覚えています。米国へ行った後はしばらく会うことはありませんでしたが、たまに絵葉書を送ったり、クリスマスカードを送り合ったりして細く長く交流は続いていました。

そして大学院を卒業して就職をして生活も安定したころには年に1度は日本に帰るようになり、その都度斎藤さんの住む横浜でデートをし、いろんなところで一緒に食事をする仲となりました。
そんな彼女とは、一番最近では2024年に彼女の家で一緒にランチ飲み会をしました。

彼女は数年前に足を悪くして補助用具がないとなかなか歩けないということでしたので、僕がデパ地下で豪華なおつまみ系をいろいろ買い、千疋屋のデザートを持っていったところ大喜びしてくれたのが記憶に新しいです。








2025年は父とDさんを引き連れての沖縄旅行があり、かなりキツい日程だったので彼女には会えませんでした。ですから、今年の5月の僕の日本訪問時に一緒に食事をすることにしていました。「それじゃあ、今年もお宅でランチ飲み会にしましょう」と彼女は喜んでくれていたのです。

しかし彼女から、数日前になって「少し体の調子も悪いですし、よぼよぼで歩くもおぼつかない姿を見せたくないので今年は遠慮させてください」という連絡がありました。彼女も気づけば90代。いろいろと体の不調もあることでしょうし、僕は深追いせずに了解しました。

「それでは調子が良くなったらまた連絡してくださいね」ということで、今年の日本訪問時には会えませんでした。










そして、今年の6月にDさんと一緒にアーカンソーへ行き、彼は地元の高齢の親戚たちと楽しい時間を過ごしました。帰って来た時にお世話になった親戚のおばさんたちに花を送ったところ大変喜ばれ、歓喜の電話がたくさんかかってきました。やはり花を贈られるって古い世代の女性には嬉しいことなんだな~なんて思っていたのです。

そこで僕も「あぁ、それならば斎藤さんにも花を贈ろう!」と思い立ちました。今はネットで簡単に日本にいる人にも花を贈ることができます。いろいろチェックして花キューピットを使い、斎藤さんの好きそうな明るい色の花を贈る手配をしたのです。


花キューピットは事前に受取人に連絡をしてからの用意と配達となるためサプライズはできないとのことでしたが、それは問題ないので了承しました。そして数日後、メールで「斎藤さんとの連絡がまだ取れないので配達は完了していません」という報告をもらいました。

さらにしばらくしても全く連絡がないので、「配達は完了したけれど、連絡をするのを忘れてしまったのかな~」なんて思っていました。するとさらにしばらくして、「斎藤さんとの連絡が取れない上に花は生ものですのですでに送る状態ではなく、廃棄いたしました。つきましては廃棄に伴い配達完了とさせていただき、料金の返金も対応できません」という連絡が来たのです。












これを読んで僕は「いや、これっておかしくないかい?」と思いました。契約を見ると、まず最初に連絡をして配達時間が確認できてから花を贈るのではなかったのでしょうか? 確認が取れた後に在宅ではなくて送ることができないならまだしも、確認もしていないうちにあらかじめ花を作っておき、連絡がつかないからと廃棄して配達終了とは、何かモヤモヤするな~と感じたのです。

カスタマーサービスの方に「これは契約とは少し違うのでは」と連絡したら、「お店によっては連絡前に花を作ってしまうこともありまして……」と何とも歯切れの悪い説明でした。「まあ、でも大した金額ではないからいいか、次は別の会社を使おう」と心に決めました。


しかし数日後、また花キューピットから連絡が来ていたのです。「今度はなんだろう?」とメールを読んでみると、先日やっとのことで斎藤さんのご家族と連絡を取ることができたとのことでした。そして斎藤さんの息子さんと話すことができたと。

さらにその続きには、斎藤さんが数週間前に急逝していたことが書かれていました。息子さんは僕のことを斎藤さんからよく聞いていたので、花キューピットの方に自分の携帯番号を伝え、「できれば彼に連絡してほしい」と伝えてくれたのだそうです。

花キューピットは、僕の最初の問い合わせの時点でその一件を終了として処理してしまうこともできたはずなのに、再度連絡を試みて斎藤さんの息子さんとの架け橋となり、その上携帯番号とともにこのような連絡をしてくれたのです。







僕は日本のカスタマーサービスの質の良さに驚いてしまいました。アメリカではほぼあり得ない対応です。花キューピットの方にお礼の返事をして、すぐに斎藤さんの息子さんの携帯に連絡をしました。
ちょうど日本の昼時間を狙って電話をしたところ、息子さんとすぐに話すことができました。

彼は、斎藤さんが亡くなる前の日までとっても元気で、近所のおばさんたちとお茶会を楽しんでいたこと、足以外は健康だったこと、死因は大動脈解離で心臓が圧迫されての心肺停止による急死だったことを教えてくれました。その上で、斎藤さんが僕のことをいろいろな人に嬉しそうに話しているのをずっと見ていたこと、世界各地からの絵葉書をもらうたびにすごく喜んでいたことを教えてくれました。

そして彼は、「母とこんなにも長く仲良くしてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれました。それを聞いて僕は胸が詰まってしまい、言葉が出てきませんでした。国際電話によるわずかな音声の遅れもありなかなかうまく会話もできませんでしたが、「ただ、斎藤さんには心から感謝しています。本当にありがとうございました」とだけ、何とか伝えることができました。








もし花キューピットを利用していなかったら、僕はしばらくの間、きっと斎藤さんの訃報を知らずに過ごしてしまっていたことでしょう。あの時花を贈ろうと思い立ったのは偶然にも斎藤さんが急逝した時期と一致し、結果としていろいろな人に助けられるこの知らせを知ることができました。

この出来事をDさんに伝えたら、Dさんも斎藤さんのことをよく知っているので胸を詰まらせていました。彼もまた年上の友人をすでに何人も亡くしているので、「僕たちももうこういう経験が何度もやってくる年齢になったんだね」とぽつりと言いました。

気分的にはまだ20代の頃の精神レベルのままなのに、気が付けば親の世代の人たちの死が身近になる年齢に達していたようです。永遠にいるような気がしていた親がどんどん年を取っていき、永遠ではないことに気が付かされ、親孝行をしたいと考えるようになった矢先に母が亡くなりました。

そして斎藤さんが亡くなってしまいました。
また今度の今度が永遠に来ない、会いたい人には本当に今会っておかないといけない年齢になったようです。自分の大切な人が亡くなっていき、だんだんと毎年日本へ帰る意味が薄くなっていくような、そんな寂しささえも感じます。

斎藤さんが亡くなったことは、僕にとって一つの時代が終わってしまったような、そんな大きく寂しい出来事でありました。









そんな僕がこれからも楽しく日本へ帰ることができるように、85歳の父にはまだまだ元気でいてもらいたいものです。彼は札幌の雪まつりに行きたいと言っていますから、そのうちにまた~ではなく元気なうちにそれを実現できるように後押ししていかないといけませんね。







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Napa/Sonoma近辺へ
French Dinner
スヌーピーって知っています?
Italian Dinner



短い2泊のホテル休暇はこの日で終了です。朝はまた9℃くらいという大変涼しい気温でした。朝晩が大変冷えて日中に30℃近くなるこの気候はワインのブドウ作りに適しているといいますが、霧も入らないのにこの寒暖差の激しさは砂漠気候に似ていて驚かされますね。

この日もじっくりと眠ることができまして、やはり日ごろどれほど仕事によってストレスがもたらされているのかを感じることができます。
夜10時には眠りにつけて午前7時まで眠ることができるなんて、なんと贅沢なことでしょう。
若いころは眠りが足りなくていくらでも眠ることができました。しかしこの年になると夜中に覚醒してしまったり、4時や5時くらいに目が覚めてしまいそのまま眠りに戻ることができないことが頻繁に起こります。じっくりと眠れることがいかに贅沢で素晴らしいことなのかを身をもって感じることができます。










この日の散歩道は、ホテル脇に流れている小川に沿って西の方に歩いてみることにしました。整備された小川ですが、たくさんの緑が茂っていて鴨やサギたちもいてのどかな雰囲気があるのですが、やはりここにも橋の下にはホームレスが住み着いているのです。
こんな田舎町のこんなところにまでホームレスがいるのを見るとこの国のホームレス問題の根深さを感じることができます。朝からフェンタニル中毒の人たちを見るのは悲しいものですな。若い彼らはいったいどうしてこんなことになってしまったのか、彼らの今までの経緯を想像してしまいます。

僕たちは1時間ほど小川のほとりを歩いて、涼しいながらもしっかりと汗をかいた後はホテルに戻りました。

 









ホテルから家までは1時間くらいの移動ですから急ぐ必要もないので、お昼前の1時間くらいはまたプールサイドで本でも読んで過ごしましょう~と、子どもたちが元気に水しぶきを上げて遊ぶプールサイドで過ごしました。この日はインド人が妙に多かったです。
前の日は中国人、この日はインド人。国別のプロモーションでもやっているのっでしょうか?(笑)。僕もDさんも水を見ていると気持ちが落ち着くみたいです。たとえプールに入らなくても、海に入らなくても水辺のそばで飲んりするのは好きだな~。ぼんやりとした時間を過ごし、プールでの時間を終了してホテルをチェックアウト。







短い間でしたが、体の休まるいい時間をありがとうございました~。
ホテルの部屋は新しくて過ごしやすかったですが、上下左右の防音がそこまでしっかりしておらず、結構な足音や会話が聞こえてしまうレベルでした。
僕たちはホワイトノイズマシンを持ってきていたのでそれをONにするとそこまで外の音が気にならないので良かったのですが、気になる人は気になってしまうかもしれませんね。まあ、今回は無料宿泊券ですから文句はありません!










この日は帰る前に朝散歩のときに見つけたホテルの近所にあるアメリカンBBQのお店でランチを食べよう~と考えていたのですが、改めて思い直してみると僕もDさんもアメリカンBBQのあの砂糖と塩大量投入の甘辛いソースがあまり好きではないのですね。

BBQ自体は好きなのですが、あのどんな味音痴でも味が絶対わかると思わせるあの濃い味はもう無理だよね~ということでした。それならば他の町に寄ってどこかいい場所で豪華なランチを食べましょうと計画しなおしました。
そして僕が見つけたのはフレンチとポルトガル料理のお店でした。
フレンチは前日にも行ったから今回はポルトガル料理にしましょう~と車を発進させました。整備された高速道路を使った方が早いのですが、僕たちは急ぐ旅でもないのであえてそちらではなくワイナリーの広がるハイウェイ12号線を使ったのですが、これが大正解でした。

濃い青い空にどこまでも広がる濃い緑色のワイナリー。ところどころ有名な銘柄のワイナリーもあったりして、少ししゃれたワイナリードライブとなりました。きれいな景色を見ながら、相方とあれこれ話でいるだけのこういう時間は贅沢で素敵です。こういう時間を過ごせる相手がいる人生に感謝です。










しばらくすると、僕たちの目指していたポルトガル料理のお店が見えてきました。このお店の決め手になったのは、なんといっても豊富な海鮮料理の数々でした。ポルトガルは広い海岸線を有しているのでどこへ行っても美味しい海鮮料理が楽しめますね。

しかし、サンフランシスコ・ベイエリアにはなぜなのかはわかりませんが、それほど多くのポルトガル料理店はないような気がします。珍しい部類に入るレストランかもしれません。
お店に入ってみると広々としたテラス席と落ち着いた雰囲気の室内席がありまして、僕たちはテラス席を選びました。
若くてかわいくて礼儀正しいウェイターがあいさつしてくれるのを見ると、おお~このレストランは期待できるかも~と思わせてくれました。まず最初に、僕はポルトガルのロゼの泡ワイン、Dさんはソノマのジンファンデルを頼んで乾杯しました。

僕は甘いワインをあまり好まないのですが、これはキリッと冷えてドライなロゼで大変美味しいです!自家製の出来立てのポルトガルの素朴な味わいのする、パンが出てきました。ほんのりと甘くぎっしりとみのつまったビスケットのようなパンが美味しいです。








ワインを楽しみながら、話をしているとお店から蟹を使った小さな前菜が無料提供されました。蟹の風味が口いっぱいに広がるクロスティーニ(かな?)は、このお店の料理のレベルをうかがわせるような一品でした。

まあ基本的にはお店の料金に含まれるお通しみたいなものでしょうけれど、ちょっとしたこういう、時間をつなぐような気遣いがあるお店は素敵ですね。











サラダには Spicy Piri Piri Chicken Salad を頼みました。こちらはバターレタスの上に少しピリッとするダイス切りの鶏肉、アボカド、玉ねぎ、パプリカなどがふんだんに入っているサラダでした。
サクサク感やしっとり感といういろいろな食感が楽しめる色鮮やかで美味しいサラダとなっていました。










前菜には Wood Oven Roasted Octopus を頼みました。前日にもタコのグリルを頼んだばかりですが、この料理を見たDさんが「これも食べてみたい~」というので、僕もタコは大好きですから問題なく大賛成。サンフランシスコベイエリアでタコ料理は貴重価値がありますから(笑)。こちらは薪窯のオーブンで焼き上げたタコの足をスライスしたポテトの上に載せ、玉ねぎのピューレにワカメを添えて赤ワインビネガーでまとめたものでした。前回のタコのグリルとはまた違って、繊細な玉ねぎのピューレソースが旨みを引き出しています。ワカメが使われているのは珍しいですね。












Dさんはメインに Fish Filet of the Day としまして、本日はバラマンディ。からりと薪窯のオーブンで焼き上げられた白身魚には、今が旬のコーンとカラードグリーンが添えられています。
南部料理でよく使われる深い緑色のカラードグリーンが好きなDさんは、この故郷の野菜をかみしめながら堪能していたようです。やはり子供のころから慣れ親しんだ食材はホッとするのでしょうね。







 

僕のメインは、本当はイワシのグリルを頼みたかったのですが、イワシが不漁で捕れていないということなので Caldeirada - Portuguese Fisherman's Stew というものを頼みました。
こちらはスズキ、ホタテ、エビ、ムール貝、アサリなどがふんだんに入ったポルトガルの漁師風スープ。サンフランシスコ名物のチョッピーノに似ているかな? 魚介類から出る出汁がものすごく美味しくて、深みのあるスープに体が喜んでいるような気がするような美味しさでした。

このお店は店の雰囲気、サービス、料理どれも大満足できるものでぜひリピートしたいと思わせるクオリティーでした。こういうお店に出会えるのも旅の醍醐味であります。












最後にお店からカシューナッツとパイナップルのクッキーのようなものをいただき、豪華で優雅なランチは終了。思いっきりお腹がいっぱいになってしまいまして、くるりと小さな町を散歩してから車に乗り込み家に帰りました。家からそんなに遠くないのにこんな旅情緒を味わえるとは予想外でした。そして車に乗り込むと、家までは60分もかからないで到着! いや~移動時間が短い旅行っていいですね。体が楽です。今回はDさんの無料宿泊券を使い切ろう~と思い立った短い旅行でしたが、思った以上に楽しめてしっかりと体を癒やすことができた気がします。

こういう近場での短い休暇もなかなか良いものですな~。さぁ~てと、まだまだ超繁忙期が終わっていませんので、次の休暇まで頑張りますか~♪









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この日の夕飯はイタリアンを選択しました。ここはダウンタウンの外れにある老舗のお店なのだそうで、広いテラス席があるためここを選んでみました。僕たちは外で食べる食事が大好きなのです!行ってみるとお店の前には長い行列ができており、かなりの人気店であることが分かります。
僕たちはテラス席で予約を入れていたので、チェックインしてすぐにテラスの隅の全体を見渡せるなかなか良い席に案内してもらいました。メニューには美味しそうな品が並んでいます。どれも食べたくなってしまいましたので、今回はイタリアンのコース仕立てで食事をいただきましょう~。

僕たちは話し合って2人が食べたいものを数品を選び、シェアする形で楽しむことにしました。





   

この日のウェイトレスさんはとっても元気でしっかりとアテンドしてくれるようなので、食事もしっかり楽しめそうです。お給仕さんがまともですと、それだけで食事の時間のクオリティーが向上しますからこれは重要ですね。オーダーして暫くすると、まず最初にワインとパンがやって来ました。
こんがりと焼かれたパニーニのようなパンには香りのよい上質なオリーブオイルとバルサミコが添えられていました。これを一口食べただけで「ここのレストランは当たりかも」と思わせてくれるものでした。我が家でもパンにつけるオリーブオイルはかなりこだわっています。

ここのお店のオリープオイルは気にりました!











最初の前菜はタコのグリルです。イタリアンでタコのグリルは珍しいのでしょうか? タコが好きな僕もDさんも頼まずにはいられません! やって来た一品は、直火で焼かれた柔らかなタコの足に、炒めたトマト、玉ねぎ、オリーブの実のソースが添えられています。
タコの量もたっぷりですが、この直火焼きの風味が柔らかなタコ足、そして少しトマトの酸味を感じられるソースとよくマッチして大変美味しいものでした。グリルしたタコってどうしてこんなに美味しいのでしょうね~?Dさんも僕も子の美味しさによろめきました。これは期待以上です。









次にやって来たのはパスタ。今回はリガトーニのボロネーゼです。よく煮込まれたコクのあるミートソースが大きめのリガトーニと絡まって、これもまた絶品でした。リガトーニよりもスパゲッティの方が好きな僕ですが、やはりイタリアではボロネーゼにはリガトーニが使われるといいますが、納得です!リガトーニもアルデンテで少し弾力感が残っているところが、僕としてはかなり好きなポイントです。やはり、おすすめの品を食べるとハズレがないですね。お肉のコク深い味わいが満足感を満たしてくれるような気がします。











最後のメインディッシュはシーバス(スズキ)を頼みました。皮付きのシーバスは皮がカリカリに焼き上げられている一方で、白身はふっくらと仕上げられており、トマト、ジャガイモ、オリーブのソースが添えられていてこれまたかなり美味しかったです。
シーバスというと身がどっしりとした魚のイメージがありましたが、これはもっと小ぶりで薄い身の魚で、軽い仕上がりになっているため、コースの最後の料理としても楽しんで食せるというのが素晴らしかったです。

食事が終わる頃には空の夕日の名残もすっかり消え、あたりは暗くなっていました。それほど離れていない場所とはいえ、泊ったことのない街での美味しい食事に、異国情緒を感じることもでき「今日も一日いい時間を過ごせたね」とDさんと2人大満足でホテルに戻りました。


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Napa/Sonoma近辺へ
French Dinner



新しい朝がやって来ました。ここのところ仕事のストレスでなかなか眠れない日が多く、先日は11時に就寝して午前1時半に起きてそのまま眠れなかったということもありました。しかし、ところ変われば気分転換もうまくいくのでしょう。僕もDさんも午後10時にベッドに入り、午前7時半までしっかりと眠ることができました。

これは快挙です! 睡眠導入剤もなく、安定剤も使わずに自然の状態でここまでしっかり眠れるなんて本当に嬉しい限りです。やはり場所を変えて、何もせずにリラックスして、美味しいものをたくさん食べると人間睡眠は普通に訪れてくれるものなのだと身をもって感じることができました。
起きたあとはベッドの上でコーヒーなどを飲みながらネットサーフィンをしてまったりと過ごし、自分としては優雅な時間を過ごすことができました。最近は携帯やインスタグラムで時間を溶かして後悔するという話をよく聞きますね。

しかしある精神医学的な見解によると、ある程度のストレス発散のために携帯を使って時間を過ごすのはそんなに悪いことではないそうです。いけないのは罪悪感を感じながら時間を過ごすことで、「これくらいの時間はOK」と自分で決めたら罪悪感を感じずに思いっきり楽しんでしまうのが心にはいいそうです。

ですから、僕も携帯やPCで遊ぶときは罪悪感を感じないようにして思いっきり楽しむことにしています!









さて、そんな優雅な時間を過ごしていたら、朝食の時間が終了しそうでした。僕たちは普段は朝ご飯を食べないのですが、今回の宿泊には朝食が付いているとのことなので利用させてもらうことにしました。
Dさんは雑穀米のサラダ、僕は地元でとれたカニのエッグベネディクトです。カニがふんだんに使われたエッグベネディクトは思ったよりもずっと美味しく、満足のいく一品でした。












しっかりと朝食をとったあとは朝散歩に出かけることにしました。朝起きたときは気温が9℃でしたが、この時点で16℃まで上がっていました。ホテルからにぎわいのある方へ歩いてみるとこの町の電車の駅があり、その広場の前にはスヌーピーの漫画に登場するキャラクターの銅像がありました。 スヌーピーを知らない世代もそろそろ多くなってきそうですが、そう、ここはスヌーピーの作者であるチャールズ・M・シュルツ(Charles M. Schulz)が亡くなるまでの30年以上を過ごした場所として有名なのだそうです。
この町は彼の功績をたたえて街の至るところにスヌーピーのキャラクターたちの銅像が建てられており、今回のように朝の散歩をしているとちらほらとキャラクターに会えるのが面白いところです。そんな感じでいつもと違う朝の散歩を1時間ほどしたあとは、ホテルに戻ってきました。








ホテルでは結婚式の参列者たちが写真撮影などをしていて、ウキウキと緊張の混じる初々しい顔が印象的でした。 
ご飯も食べたし、散歩もしたし、あとやることといえばプールサイドでのんびりすることだけです。この日は前日のように子どもたちの数もそこまで多くなかったので、静かでゆったりとした雰囲気のプールサイドとなりました。







ここでロゼの泡ワインを開け、家から持ってきたうまい棒やナッツをつまみながら、ほろ酔い気分で本を読んで過ごしました。
僕はこの日はロゼの泡ワインを1人で半分以上開けてしまったので、もうすごい酔いがぐるぐる回って、大変気持ちの良い脳天フワフワ状態でした。

こんなに飲んだのは久しぶりですね。しかし今回は少しランクの良い泡ワインを家から持ってきていたので、頭痛もなく気持ちよく過ごせたのが良かったです。ある程度年を取ってきたので、あまり安いワインではなくいいものを飲んだ方が体にも優しいのかもしれませんな。
Dさんは通常通りで白赤ワインを大量に飲んでいました。車で近場での宿泊は、飛行機の旅と違って好きなワインも家から気軽に持ってくることができるのがいいですね。









さて、僕は朝食がヘビーなエッグベネディクトだったのでまったくお腹が空かなかったのですが、Dさんは雑穀米サラダだけだったのでお腹が空いたらしく、ホテルのカフェテリアでトライチップステーキのサンドイッチを頼んでいました。そのあとはひたすらビーチチェアに座ってゴロゴロしているだけという、なんとも贅沢な時間を過ごしました。
この日はなぜか午後5時を過ぎた頃、大量のアジア人、特に中国人が子ども連れでどっと押し寄せてきて、「ここはいったいどこ? 中国か?!」と思ってしまうくらい中国人だらけのプールサイドになっていました。

彼らは大きな声で話していましたが、それでもまだ一応マナーのある人たちだったのでそこまで迷惑には感じず、良しとしましょう。結局日が傾く午後6時くらいまでプールサイドで何もしないで過ごし、日頃の疲れを思いっきり癒やしてあげました。



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Napa/Sonoma近辺へ

僕たちはワイナリー近辺に来たといっても別にワイナリーを回るつもりはなく、ホテルでのんびりする予定でした。ですからチェックインの後は、そのままホテルのプールサイドのパラソルの下に陣取り、ワインを片手に本を読んで過ごしました。水を見ていると癒される気がしますね~。

家を出るときには気温が15度でしたが、こちらは26度。寒くもなく暑くもなく、プールサイドで短パン姿で本を読むにはちょうどいい気候でした。このホテルには子どもがたくさん泊まっているようで、プールサイドは子どもの騒ぎ声でいっぱいでした。
たまにビーチボールが僕やDさんの顔に直撃することもあり、少しムッとはしましたが一応笑って大人の対応をしておきました(苦笑)。気が付けば子どもの声も聞こえなくなり、あっという間に午後6時になっていました。何もしない優雅な時はあっという間に過ぎてしまうものですね。

夕飯には近所のフレンチレストランを7時に予約してあるので、いったん部屋に戻ってシャワーを浴び、食事へ出かける準備をします。ホテルからレストランまでは歩いて10分くらいとのことですので、車は使わずに歩いて夕暮れの散歩がてらてくてく歩いていきました。





 





このレストランは、この町出身であるDさんの主治医のおすすめのお店でした。時間通りに到着してお店でチェックインを済ませます。最初は2階席に案内されたのですが、天井が低くて少し圧迫感のある場所でしたので、テラス席に移動させてもらいました。

テラス席は人通りがあり、解放感があって素敵な席でありました。しかし、案内されたはいいものの、かなりの時間誰も挨拶に来てくれないので、僕たちが座っていることが案内係からテーブルの担当者に伝わっていないのかと不安になってしまうくらいの放置プレイでした(笑)。たまたまマネージャーのような人が通りかかり、僕たちが手持無沙汰で座っているのに気が付いて、「すぐに担当のウェイトレスを呼んできますが、もしお決まりでしたら私がお受けいたします」と申し出てくれてホッとしました。僕たちがすべてマネージャーにオーダーし終わったあとに、やっと担当のウェイトレスがやって来たという感じです。










まず最初にDさんのワインと、パン、バターが届きました。僕はプールサイドで十分に泡ワインを飲んでいたので、夕飯にはもうアルコールはいらない気分で水だけにしておきました。そして続いてやって来たのは、リバティ・ファームズ・ダック・リバー・テリーヌ(Liberty Farms Duck Liver Terrine)。
鴨の肝臓のテリーヌで、滑らかなタイプというよりは田舎風の肉感があるものでした。僕は個人的には滑らかな方が好きなのですが、これはこれで十分美味しくいただけました。そして、これまたDさんの好きなエスカルゴです。これは定番ですし、これをまずく作る方が難しいだろうということもあり、無難なお味でした。

僕はここでフレンチオニオンスープを頼みました。チーズがとろりと溶けて、よく炒めてある玉ねぎの風味がいいですね。ただこちらは少しコクが足りず、物足りない印象です。他で食べたものの方がずっと美味しいかもな~と思いつつまずくはないので十分に美味しくいただきました。









メインにDさんはリバティ・ファームズ・ダック・コンフィ(Liberty Farms Duck Confit)。こちらも悪くはないのですが、サンフランシスコのフィルモアストリートにあるお店の方が味に濃厚な深みがあってそちらの方が好みとのことでした。僕のメインはホタテのグラタン(Coquilles St. Jacques)。

ハムやマッシュルームが入っていて、たっぷりのチーズでグリルされたもので、これは文句なしに美味しかったです。お店の雰囲気も料理もそれなりに素敵ではあったのですが、「リピートしたい!」と思うような強い印象がないというのが素直な感想でした。
それに、僕たちの担当のウェイトレスはサービスがすごくスローで、ワインを頼んでも料理が半分以上終わってからでないと持ってこなかったり、途中でまったく姿を消してしまったりと、ウェイトレスとしてあまりうまく機能していなかったのが、レストランの体験を著しく低下させていたような気がします。

今はどこも人材不足といいますが、なかなかいい人を集めるのも大変なのだな〜なんて思ってしまいました。しかしながら、こうして2人で出かけてきて楽しい会話と共に美味しい食事ができ、僕たち2人とも大満足でもありました!おやすみなさい~



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米国は勤労感謝の日となりまして、久しぶりの連休となりました。出張から帰ってきたDさんもすでに通常運転になっており、久しぶりの長い週末にほっとしているようです。この週末は米国では夏の終わりを告げる連休ということで、多くの人が最後の夏を楽しむために旅行に出かけたりしています。

我が家では、Dさんが保有するHyattの無料宿泊券の期限が間近に迫っていたので、それを使ってどこかに行こうと考えていました。最初はまたサンディエゴやパームスプリングスに行こうと考えていたのですが、この連休は皆さんこぞって遠出をするようで、飛行機代もかなり強気の値段設定。
通常の値段を知っている身としてはそこまで出すのは馬鹿々々しくなってしまいました。それに、混んでいる空港は避けたいですし、混雑した飛行機で旅しても疲れを癒やすどころか疲れて帰ってきて、また次の日仕事となると辛いですから、今回は飛行機に乗る旅は避けようということで意見が一致しました。








それならば車で行ける近場で、それでいていつもとは違う場所に行ってみようということで、ハイアットのある近辺でいろいろ探したところ、ワインで有名なNapaやソノマSonoma近辺にもハイアットのホテルがあるということでした。
ここならば自宅から車で1時間くらいで行くことができるので行きも帰りも簡単ですし、移動によって疲れることもないだろう~と考えました。早速Dさんがホテルに予約を入れたところ、すんなり無料宿泊券で部屋が確保できましたので、勤労感謝の連休はナパ・ソノマ近辺のホテルでのんびり過ごしましょう~ということになりました。

まず朝はいつも通り起きて、近所のファーマーズマーケットに行って新鮮な野菜を買ってきまして、そのまま朝散歩をしました。家に帰ってきたらサクッと荷造りをして車に積み込み、出発です。道は渋滞することもなく軽快に僕達を目的にへ導いてくれました。












途中のサン・ラファエSan Rafaelの街でランチをすることにしまして、Dさんの好きなタイ人経営のアメリカンレストランにやって来ました。こちらのお店では僕たちの顔もだいぶ覚えてもらえたようで、いつものウェイトレスさんが「いらっしゃい」と迎え入れてくれたのが嬉しいですね。

僕は牛肉のスライス炒めを頼み、Dさんはいつものようにハンバーガーです。牛肉のスライス炒めは少し塩気が僕には強すぎましたが、普段から自分で作る減塩料理を食べているので塩分にはかなり敏感になっているからしょうがないですね。しかしながら、この減塩食っていいですね~と感じます。
もともと濃い味が好きな僕でしたが、高血圧のDさんに合わせて減塩食を作るようになって、家での食事にはほとんど塩を入れなくなりました。最初は物足りなかったのですが、慣れてくると素材の味を敏感に感じられるようになり、塩でコントロールされていたころよりも、より味豊かになった気がします。

昔は塩が味のすべてだったような気がしてしまうくらいです。







しっかりとランチを食べた後はひたすら北へ車を走らせ、あっという間に宿泊するホテルに到着しました。移動時間がこんなに短いと本当に楽ですね。年を取ったらこういう旅行が増えそうです。さてホテルにチェックインすると、白ワインのハーフボトルがサービスでついてきました。
部屋に入ってみると部屋自体は普通のつくりですが、最近リノベーションしたのかきれいで、家具も使用感がほとんどなくて気持ちの良い空間でした。窓からの景色は中庭の緑とプールがちらりと見えるまずまずの景観です。これが無料ですから文句は言えませんな~♪。

少し前にDさんがこの週末のホテルの値段を調べたら1泊500ドル(約7万8千円)ほどしたと言っていました。バーゲンセールが大好きな僕からするとこれは嬉しいものであります(笑)。





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ご存じの通り、現在Dさんは出張でウィスコンシン州へ行っています。この仕事は本当は行きたくなかったそうなのですが、上司から「ぜひに」と頼まれ、渋り続けた末に最終的にDさんが折れる形で行くことになったそうです。

これは彼の職場に導入する電子カルテを供給する大手企業が主催する勉強会なのだそうで、全米から数千人規模の人が集まるコンベンション。そのため、ぎりぎりで出発を決めた彼のフライトは国内線にもかかわらず2000ドル(約30万円)超え。直前出発に飛行機は高いですな~。
売れ残りなのだから安くしてくれればいいのに~と思ってしまいます(笑)。大きな集まりとなるため、小さな町のホテルはすべて満室となり、会社が押さえてくれた彼のホテルは怪しげなモーテルで、彼から送られてきた写真によると「こんな悲惨なモーテルに泊まったことがない」というくらい悲壮感があふれるものだったそうです。

食事の方も大したものは全くなく、近くのスーパーで「死にかけた犬も食べないようなサンドイッチ」を買って飢えをしのいだのだとか(涙)。
Dさんがそんな過酷な経験をしている間、僕は「外食おひとり様三昧」をしていましたので、その備忘録を残しておきましょう。












まずはラーメン。僕はラーメンが大好きなのですが、健康を考えて最近は食べるのをかなり控えています。ご存じの通り、ラーメンは塩、油、炭水化物の塊で野菜がほとんど取れず、健康にかなり気を付けないといけないお年頃の僕達としては、残念ながらそう頻繁に食べるべきものではないのです。

とはいえ、僕たちはそこまで意識高い系でもないゆるゆるな人間なので、「たまにはいいか〜」とは思い禁止はしていませんが、最近は本当にラーメンの頻度が低くなっていました。さてこの日は、仕事終わりに電車に乗って僕が一番好きなラーメン屋さんへやって来ました。
店主さんたちは僕のことをしっかり覚えていてくれて、「久しぶり! 元気してた?」と優しい微笑みで迎えてくれました。僕たちが健康上の理由で最近ラーメンを控えているのを知っているので、たまに来ても気まずくないのがいいところです。

豚骨ラーメンと唐揚げを頼みましたが、久しぶりのラーメンはやはり美味しかった〜。しつこくない豚骨と、細麺のコンビネーションが僕的には最高でした。ここで醤油ラーメンを出してもらえたら絶対トライしたいですね。食事を終えて、店主さんに「また近いうちに来ますね」と約束して家路につきました。











お次は中華点心のお店です。ここはスーパーマーケットが入るモールにできた小さなお店で、手作りのシュウマイ、エビシュウマイ、小籠包などがあるとのこと。ネットでの評価もまずまずで「行ってみたいな」と思っていたのですが、新規開拓があまり好きではないDさんがいるとなかなか行けず、数年が経っていました。

今回ふと思い出し、「おぉ、ちょうどいい!」とやっと行くことができたのです。頼んだのは焼き餃子、ワンタンヌードル、小籠包。すべてお店の手作りということで、期待してワクワクしていました。まず最初に食べた小籠包は、肉汁がたっぷり入っていて味もなかなか良し。
ただ、千切り生姜の入った酢が出されず、卓上の妙に真っ黒で味の濃い酢を使えとのことだったので使ってみたところ、酢の味が濃すぎて全体のバランスが崩れてしまいました。次にやって来たワンタンヌードルは、スープにおそらく出来合いのスープの素を使っている様子。

麺も僕が好きな香港スタイルの細麺ではなくラーメンのような感じで、いまいちでした。ワンタンもそこまで美味しいという印象はありません。最後の手作り餃子は、皮が分厚くて、食べると中の肉餡がつるりと飛び出てしまうタイプ。餃子の皮は薄いものが好きな僕としてはちょっと残念でした。

そんな訳でして「リピートはないな〜、Dさんと一緒に来なくてよかったかも」という感想でした。












最後にご紹介するのは、僕がよく行く韓国料理店です。この日の仕事中、僕の頭の中は「辛いもの、肉、もしくは酢豚が食べたい」という欲望でいっぱいでした。そんなことばかり考えていていい仕事ができるのかと問われると、我ながらかなり疑問ですが(苦笑)。

退勤時間になり、「この、辛いもの・肉・酢豚の条件をすべて満たすのは中華だよな〜」と思いつつも、気分的にはあまり中華な感じではなかったので、酢豚は外して「辛いもの&お肉」を楽しめる韓国料理店を選びました。もちろん仕事のあと、家に帰る前にお店に直行です。
理想を言えば、一度家に帰ってお風呂に入ってのんびりしてから食事をしたいのですが、一度帰ってしまうともう外に出たくなくなりますし、こちらのお店は人気店なので、おひとり様の席を確保しにくくなるのです。そして僕が頼んだのは、辛口の豆腐チゲとプルコギ。

もちろんたくさんのパンチャン(おかず)も並び、テーブルはおひとり様の席とは思えないほど賑やかになりました(笑)。食事を開始すると、やはり慣れ親しんだお気に入りのお店の味は、安心して楽しめるのがいいですね。豆腐チゲはいつもより辛めを頼みましたが、安定の美味しさでした。






このお店のプルコギは以前かなり甘くていまいちだったのですが、今回はタレが薄味で甘さもかなり控えめになっており、僕好みの味に進化していました。もっとも、完食できずに半分以上は持ち帰りにして、翌日のランチになりましたが……。
辛味で汗をかきかき食べたおかげで、ストレス解消となりました。こんな感じでおひとり様を満喫し、ストレス解消の食事を楽しみました。もちろん、こんな生活を続けたら体を壊してしまうので一時的なものですが、楽しく美味しい食事ができて本当に幸せでした〜♪

   



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ご存じの通り、Dさんは出張で家を空けています。僕は1人となると断然自炊をしなくなります。簡単なものならば作りますが、仕事の帰りに疲れ切っていると、1人分のためになかなか作る気力が湧いてこないのです。それに今は超繁忙期が続いていて心に余裕が全くないのですという言い訳もつけておきます。

そのストレスを食べることで紛らわそうとする傾向が僕には強くあります。この日は仕事が終わりぐったりしていましたが、業務の途中から「焼肉を食べたい!」という気分になり、それを糧にして何とか仕事を乗り切りました。
仕事が終わったとたん「どこの焼肉屋に行こうか」と思案したのですが、サンフランシスコ・ベイエリアにある韓国系の焼肉店はほとんどがおひとり様を受け付けておらず、「2名からのご案内となります」という但し書きがあります。

日本ではありえない設定ですが、韓国ではおひとり様お断りのお店が結構多いという文化を、以前韓国人の同僚から聞いていました。韓国系がダメなら日本系の焼肉屋へ、ということで思い出したのが牛角です。こちらは日本系焼肉の代表格でおひとり様もOK、さらに食べ放題もあるので問題なし!









ということで、とりあえず1人用の席を予約し、サンフランシスコのダウンタウンにある牛角へお邪魔してきました。僕は電車通勤なのでみんな大好き素敵な公共交通機関・BARTに乗り、ダウンタウンのPowell Stationで降りて歩いて5分ほどの牛角サンフランシスコ店に到着しました。

仕事終わりですぐに向かったので店は混雑しておらず、予約もしてあったのですんなりとおひとり様の席へ案内してもらえました。
牛角には3つのコースがあり、僕は一番安いコースを選びました。以前は少し上のコースを頼んだのですが、おひとり様の場合だとそんなに色々な種類をたくさん食べられなかったのです。
それに上のコースには良いお肉も加わるものの、それが「1人1皿まで」という制限があったりしてあまり費用対効果が良くないことも経験済みでした。そのため、僕的には一番下のコースでも十分楽しめます。それでは、牛角の焼肉食べ放題一番安いコースで夕飯スタートです。

基本的には前菜、スープ、ご飯は頼まず、キムチ一皿だけを箸休めにしました。あとはYaki-Shabu Beef、Angus Beef Rib、New York Steak、Bistro Hanger、Umakara Ribeyeをルーティンにして何度も追加注文! やはりおいしいですね~自分で好きなだけ焼き肉を楽しめるのって最高です。







さてお店の僕担当のウェイター君は若くて英語がネイティブで、接客態度自体は悪くないのですがすぐに厨房に引っ込んでしまってなかなかテーブルにやってこないため、テーブルが空になり次の注文もできないという事態が多発しました。

そんな状況下では、時間制限のある食べ放題だと少しモヤモヤしてしまいます。しかし、メキシコ系のお掃除係の50代のおっちゃんは一生懸命黙々とお皿を片付けたりして店をきれいに保っているのですが、彼は僕の注文したそうな雰囲気を感じ取ると、「もっとオーダーしたいの?」とつたない英語で聞いてくれるのです。
その都度厨房に行ってウェイターを引き連れてきてくれるという素晴らしい方でした。英語なんて意思疎通ができればいいので、彼のような素敵な方を掃除係ではなくウェイターにしてほしいと本気で思いました。僕の担当のウェイターは、網の交換も「このお肉が来たらするね」と言ったのにすっかり忘れてしまい、再び戻ってくることもなく網の交換は一切なされませんでした。



  






そんなこんなで少しストレスのたまる状況でしたが、素晴らしいメキシカンおっちゃんのおかげで、だいぶお腹も満たされてきたところで焼肉は終了。デザートにアイスクリームを頼もうと思ったのですが、案の定、担当のウェイターは厨房に引っ込んでいて全く姿を現しません。

ここでさらにストレスレベルが上がったのですが、僕がぼんやり佇んでいるのに気が付いた例のメキシカンのおじさんが「何か注文したいのかい?」と聞いてくれたので、「デザートにアイスクリームを頼みたいんだけど……」と伝えると、彼は厨房に行ってアイスクリームを持ってきてくれたのです。
彼はもう片付け役ではなく、ウェイターをやったほうがお店のためにずっといい仕事をするような気がします。そんな僕のモヤモヤも知らず、担当のウェイターは微笑みながらお会計の伝票を持ってきました。伝票にはチップの目安として最低の22%から25%、30%と並んでいましたが、僕は迷わず15%に書き換えておきました。

帰り際に例のメキシカンのおじさんに「サービスありがとう」と言って現金のチップを別途手渡したのですが、ちゃんと彼の手に渡ったのかは不明です。







そんなすったもんだもありましたが、大満足で久しぶりの日本風焼肉をお腹いっぱい食べて、幸せな気分で家にたどり着きました。やはりおいしいものをたくさん食べると、ストレスが一時的でも軽減されるのは嬉しいことでありますな。
そういえば、牛角から駅までの道では、いろんなところでポケモンのキャラクターを見ることができました。サンフランシスコではポケモンのイベントがあるようですね。ポケモンも大変息の長いキャラクターとして、世界中で愛され活躍していて日本人とし嬉しい気がします。
 



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猛烈社員のエリートリーマンのDさんは、忙しく働いていて、この週末から5泊でウィスコンシン州へ出張となりました。サンフランシスコはアメリカ西海岸ですが、ウィスコンシン州はほぼ東海岸。つまり、日のあるうちに現地に到着したいとなると、西海岸を早朝に出発しなければなりません。

そんな訳で彼の便は朝6時半発。サンフランシスコにはBARTという、よく故障や運行停止をする素敵な公共交通機関があるのですが、週末の始発はなんと午前8時から。「おい、どこの交通機関が始発を午前8時になんて設定するんだ〜!?」と、利用者のことを全く考えていないオペレーション。
これはこの国ではよく見かける光景です。当初はタクシーなどを使う予定だったのですが、僕は空港まで送ることを買って出ました。僕はなぜか週末の朝はものすごく早く目が覚めてしまいますし、空港なら朝散歩がてら飛行機の離発着を見ながら歩くのも好きなので問題ありません。

朝早く起きてフライトステータスを確認するとオンタイム。その時刻に合わせて空港に到着すると、さすがの我らがユナイテッド航空です。空港に到着したまさにそのタイミングで「2時間の遅延」の連絡が入りました。「オイオイ、嫌がらせですか? もっと早く伝えてくれれば、あと2時間余計に眠ることができたのに……」。


 






遅延の理由は空港の滑走路の整備と天候とのことですが、そんなの前もってわかっているはずなのに、出発の90分前に連絡するって乗客への嫌がらせが趣味ですかと思ってしまいますね。我らがユナイテッド航空はサディスティックですな。おまけにDさんはシカゴで乗り換えがあり、その乗り換え時間は60分。

つまり、120分の遅れとなると、シカゴでの乗り換えに到底間に合いません。今はこういうことが起きるとスマホのアプリからフライト変更がサクッとできるはずなのですが、こういう時に限って我らがユナイテッド航空のアプリは全く機能せず、エラーメッセージを繰り返します。
しょうがないのでカスタマーサービスに電話をかけるも、案の定待ち時間がとんでもなく、オペレーターになかなかつながりません。電話をつないだままPCを開いて試みるも、そちらもエラーメッセージばかり。四苦八苦している間に何とか電話がつながり、無事にフライトを変更して乗り継ぎの目処が立ちました。

Dさんは「ここにいてもしょうがないから、ラウンジに行って仕事しながら時間をつぶすよ」とのことで、そこで別れて僕は空港近くの湾岸公園へ向かいました。滑走路が一つしか使えないせいで空港が混雑しているとのことでしたが、確かにその通りで、朝のラッシュ時とも重なり、飛行機が長い列を作って離陸待ちをしていました。








一方のDさんはラウンジへ行き、朝からブラッディ・マリーを堪能して時間をつぶしたようです。そろそろ搭乗時間だと思ってラウンジを出ようとしたら、ラウンジに入りたい人の長い行列ができていたそうです。最近はどこの空港に行ってもラウンジの混雑度が増している気がします。

昔はラウンジといえば、静かのんびりとしてちょっとエリートな階級の香りがする人たちだけの場所だったのに、最近はすっかり一般庶民化してしまい、客の民度も低くなって居心地もそこまでよくはないです。雑踏の待合室とあまり変わらなくなってきたような感がありますね。

ゲートに行って搭乗が始まり席に座ったら、隣の人は「10年後の自分」のようなおじさんだったそうです(笑)。この便のゲイアテンダント率は90%で、熊系、おねいさん系、オタク系、ナルシスト系と、あらゆるタイプのゲイが勢ぞろいしていたとのこと。本当にゲイってアテンダント職が好きですよね(苦笑)。








そんな会話をメッセージでやり取りしているうちに、僕の朝散歩は終了しました。少し喉が渇いたのでコーヒーでも飲もうと、すぐそばにあったホテルのスターバックスでコーヒーを買い、ロビーで日記を書くことにしました。空港近くのホテルはたくさんの旅行客が行き交っていて、独特の非日常の空気を感じることができますね。

日記を書きつつDさんとメッセージのやり取りをしていると、彼の便が無事に飛び立ったので、僕は週末おひとり様用のランチを調達するため、水の都・フォスターシティにある「Osaka屋」へ向かいました。こちらではマグロやハマチの切り落としが安くなっていたので購入。
焼き鳥の詰め合わせも20%オフだったので一緒にゲットし、家に戻りました。家でハマチをグリルで焼いて大根おろしを添え、焼き鳥(皮、ネギマ、もも)を焼き直して、モロヘイヤのお浸しに泡ワインという、なんともめちゃくちゃな組み合わせで、おひとり様昼から飲み会のスタートです。

YouTubeを見ながら、お勤め品の焼きハマチも焼き鳥も大変美味しく、大満足でした。これで1食$15以下で済みましたから、お財布にも優しい飲み会でした。もちろんのことながら泡ワイン1杯でしっかり酔いが回り、そのまま昼寝になだれ込んで優雅なひと時を過ごすことができました。

そういえば、週末にひとりなんて久しぶり……。





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最近、ネットで「自分でキノコを再生栽培する」というものを見かけました。僕は好奇心が旺盛なうえに吝嗇家(ケチ)なので、よく野菜の再生を試しており、ネギ、タロイモ、ニンジン、セロリ、カイワレ大根、にら、アボカドなどを再生して楽しんだりしていました。
「キノコもできる」というのであれば、それではやってみようではないか〜と早速準備してみました。今回選んだのはシメジです。近所の日系スーパーでブナシメジを買ってきました。








もちろん本体の方は普通に料理に使いました。
そして残った下の部分の石づきは、情報通り細かく刻みます。








キノコの床になる部分は段ボールを細かく刻み、お湯でしっかり煮沸消毒をします。
温度がある程度下がったら、ヨーグルトの空き容器にキノコの石づきと段ボールを交互に、混ぜ合わせるように入れていきます。









そして蓋をして、冷暗所に放置しておきました。
どうなるか楽しみですね~♪










数週間後に見てみると、内部にうっすらとカビのような菌糸が広がっているのが見られました。
この時点では、ただのカビなのかシメジの菌糸なのかよくわかりません。もうしばらく様子を見ようと、さらに放置しておきました。









そして、さらに数週間たった時に見てみると……なんと、キノコのようなものが生えてきました〜!しかし! シメジの本体のような茎の部分は見えるのですが、肝心の茶色い傘の部分がありません。そこからさらに数週間たっても傘は出てこず、白い本体の部分だけがもやしのようにひょろひょろと育っていきました。
これは成功と言えるのでしょうか、それとも失敗なのでしょうか? もともとの目的は再生させて美味しくいただくことだったのですが、こうなってしまうとなんとなく怖くて食べる気になれません。そんな訳で、今回のキノコ再生プロジェクトは、半成功・半失敗という結果に終わりました。

しかし途中経過を見ながら変化をしていくキノコは、なかなか面白かったです。夏休みの自由研究をした気分ですな!お子さんのある方は来年の夏休みの自由研究としてやってみたら面白いかも(笑)。皆さんはどんなものを家で再生活用していますか?

何かおすすめのものがありましたら、ぜひ教えてください!



     


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前にも書きましたが、最近はすごく忙しくて、忙しすぎて頭の方が付いていかず、途中で電池切れのような感じになって何もできなくなるエアポケットのような瞬間がやって来ます。以前のように集中力も持続できていない感もありますね。

そうなると心が付いていかないこともあり、いつもならどうってことのないようなやり取りでも、妙にカチンときたりイライラしてしまったりすることが発生します。
もともと僕は、特にメールなどを受け取るとネガティブに受け取ってしまう癖があり、深読みというか被害妄想的に行間を読んでしまう傾向があります。
意識科学者アニル・セスの「予測符号化」理論によりますと、自分が見ている世界は実際起こっているものそのものではなく、今までの経験に基づいて能動的に構築される予測モデルによって生成されるといいますから、たぶん僕が勝手に構築したネガティブな世界なのでしょう。

それに加えて若い頃は自分が正しいということが重要だったようで、とにかく納得できないと相手を言い負かさないと気が済まないようなところがありました。本当に厄介な人間でありました。10年くらい前の上司との年に一度の査定でこんなやり取りがあったのを思い出されます。










「たぶん英語が母国語ではないからだと思うけれど」という前置きのあと、メールの返信などの文章が攻撃的に読み取れることがあると指摘されたのです。英語が母国語でなくても、実際にそんなメールを送っていた自覚があったので深く反省しました。


それから紆余曲折を経て、さまざまな経験と学びから「自分が正しさが必ずしも正義ではない、最適なルートでもない」ということを身をもって感じ取り、長年の訓練を重ねてきました。なるべくポジティブに受け取るようにし、カチンときてもすぐに返信せず1日寝かせたり、「どうでもいいわ〜」と受け流したりするようにしてきたのです。
これが功を奏したのか、近頃ではコミュニケーションが良いと褒められるようになり、もともとの文章も柔らかくなりました。さらに、AIにポジティブなトーンへエディットしてもらってからメールを送るようになったので、メールでのやり取りで敵を作ったり攻撃的になったりすることはほとんど皆無になりました。

しかし、ダメですね。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、忙しくなるとそんな仮面も外れてしまい、「こんなシンプルな質問にどうして答えられないのか」「そんな提案はすでに検討して使えないから外しているんだ」などと、心の中で毒を吐く吐く。








さすがにそのまま口にはしませんが、言葉の端々にそんなニュアンスが残ってしまい、「あぁ、またやってしまった……」的なことが多発しています。
自分の立場を考えると、ただでさえ下の人たちはDirectorというものに委縮しがちなのに、こんなメールをもらったらいたたまれませんし、僕だったら落ち込むだろうな~頭の中をぐるぐると回りました。

家に帰るころには冷静になり、「あの返事はきつかったかな」「きっと相手は落ち込んでいるだろうな」と自責の念に駆られて夜眠れなくなり、「そんなことになるなら最初からするなよ!」と自分を責める……という悪循環です。
実際、次の日に職場で面と向かって「昨日のメール、ちょっときつかったかな? 申し訳ない」と謝ると、本当かどうかはわかりませんが「こちらこそ至らなくてすみませんでした」と言ってもらえたり、「え、そうでした? 全くそんな風に感じませんでしたよ」と言ってもらえてホッとしたりしています。

「忙しい」とは「心が亡くなる」と書きますが、本当にその通りですね。何事も余裕を持って物事をこなせる人間になりたいものですが、僕にはまだまだ長い道のりのようです。

  




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前にも書きましたが、現在は超繁忙期で、通常の業務に加えて特別なプロジェクトを抱えています。この特別プロジェクトというのが職場内を広範囲にわたって協力を仰いで行わなくてはならないため、なかなか協力を得られずかなり苦戦しており、精神的にも肉体的にもギリギリの状態に追い込まれている感があります。

こうなると、昔も経験したような睡眠障害を引き起こしたり、寝汗を大量にかいたりするようになり、朝起きても精神的にすっきりしないことが多くなります。そうなると、ストレス解消という名目でやってしまうのが暴飲暴食です。
僕は人一倍食べることが好きなので、放っておくといくらでも食べてしまう傾向があるのですが、もうそろそろいい年齢ですし、普段は健康を考えて底なしの食欲をコントロールしています。そのため、ジムにも行かずそれほど運動もしない人間ですが、年齢の割にはそこまで太っておらず、そこそこの体型を維持していると思っていました。

しかし、今のような繁忙期でストレスがたまると、もう大変です! 食べる量が増えて自制もきかなくなり、普段は買わないアイスクリームも大量に購入して毎食後にしっかり食べてしまっていました。何となく体が一回り大きくなったような気もしていましたが、現実逃避して体重計にも乗らずに日々を過ごしていたのです。












そんなある日、出勤のためにシャワーを浴びて着替え、車で最寄りの駅まで行って電車に乗り、職場に到着しました。自分のオフィスに入って仕事の準備をし、椅子に座ってしばらく経った時、お腹周りがいつもよりすっきりしており、ズボンのきつい閉塞感のようなものがないことに気が付きました。

しかしそこまで深く気にせず仕事をこなし、尿意をもよおしてトイレに行こうと席を立った時、ハッと気が付きました。この日、僕はベルトをせずに職場に来てしまっていたのです。「ベルトを忘れちゃったな〜」くらいの軽い気持ちで用を足していたのですが、しばらくして恐ろしいことに思い当たりました。
「いや、待てよ……このズボン、数か月前はかなり緩くて、ベルトなしだと確実にずり落ちていたよな……? なのに今は、ベルトなしでも問題なく留まっているぞ?」つまり、お腹の方がこのズボンにベストマッチできるように大きく成長しているのだと気が付きました!

これは驚きの現実です。そう考えると、お腹周りが大きくなったおかげで、ベルトなしでも違和感なく通勤用のスラックスがフィットし、まったくずり落ちないのです。いや〜、これは恐ろしい!まあ、最近はストレスにかこつけてかなり飲み食いが激しくなっていたので、思い当たるフシは大ありです。


  


現実逃避をしていたのですが、あるとき本当の姿を突き付けられた瞬間でした。「ストレスがあるからといってこんなことを続けてはいけないな〜」と、自分の体の変化をもってまざまざと現実を見せつけられた平日の朝でありました(笑)。でも、この繁忙期はまだ続くので暴飲暴食続きそうです。
皆さんはストレスがたまると、どんな行動を起こしますか?
健康的な発散方法がありましたらお教えください〜♪




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Dさんの元同僚のボブさんご夫婦とランチデートをしてきました。ボブさんはもともとお肉屋さんで長く働いていたのですが、思うところあって一念発起。大学院へ行き修士号を取得し、その後、当時Dさんが働いていた職場に就職してDさんの部下になったという経歴の持ち主です。

現在彼はDさんよりもかなり年上で、すでに引退して悠々自適な隠居生活を送っています。年齢もバックグラウンドも全く違う彼ですが、Dさんのことをとても気に入っているようで、引退した今でもこうして私たちを誘ってランチに出かけてくれます。
今回は彼の家の近くにあるSuisun Cityという街のレストランへ行ってきました。
僕達の家からは少し離れていることもあり、このSuisun Cityに足を踏み入れるのは初めてです。サクラメントなどへ行く際にハイウェイの看板で見かけたことは何度もありましたが、用事がないとなかなか訪れる機会がありませんでした。

到着してみると、この街はかなり内陸にあるため、夏でも霧深く寒いサンフランシスコ・ベイエリアの影響が全くなく、からりと晴れて気温は30℃超え。一般的な人がイメージする「これぞカリフォルニア!」という気候です。この日の朝の我が家は深い霧に覆われて15℃くらいとけっこう寒かったので、少し車を走らせただけでこれほど気候が変わるのには、頭ではわかっていても驚かされます。












お店に到着すると、ボブさんご夫婦もちょうど到着したところでした。「お久しぶりです!」と挨拶を交わして着席し、メニューを広げます。僕たちは事前にオンラインでメニューを予習していたのですが、あいにくこの日は日曜日で通常のランチはなく、サンデーブランチのみとのこと。

狙っていたステーキランチは頼めませんでしたが、「まあ、しょうがないか」とブランチメニューを眺めてみました。すると、この店の人気メニューが「ブランチセット」であることが判明。2人でブランチメニューを頼むとシャンパンが1本ついてきて、ミモザなどが作れるようにオレンジジュースも無料でついてくるとのことでした。
僕たちはもちろんそちらを注文しました。メインにはハンバーガーとサンドイッチをチョイス。シャンパンも料理もこれといった強い特徴こそありませんでしたが、普通に美味しかったです。ボブさんご夫婦と最近の近況を報告し合い、私たちが最近Dさんの家族のいるアーカンソー州へ行った話をすると、彼らは「南部で大丈夫だったの〜?」などとからかってきました。

「アメリカ生まれである私たちでさえ足を踏み入れないような場所によく行ったものだね」と大笑いし、今度は彼らが最近行ったアラスカクルーズの話を聞かせてもらいました。デラックスルームなのにソファが壊れていたので無料のアップグレードや食事を要求したら少しもめただとか、そんな楽しいエピソードで盛り上がります。







さらに、僕たちの早期退職に向けたアドバイスや知恵も貸してくれて、話はますます弾みました。僕たちは今まさに早期退職についてかなり具体的に話し合う時期に来ていたので、彼らの実体験に基づく知恵はとても楽しく、ためになるものばかりでした。

彼らは「僕とDさんは同じ時期に引退するべきだ」と強く勧めてくれ、それまで渋っていたDさんも、彼らのアドバイスと先日のステイケーションでの経験から、ようやく納得するようになったという経緯もあります。もともとDさんは「僕があと数年は働き続けるべきだ」と言っていたのですが、その態度がかなり柔軟になってくれたので、僕としては大歓迎です。
お酒も入っていい気分になったおかげで、いつもよりたくさん話すことができ、本当に楽しい時間を過ごすことができました。帰り際、奥様が「こんな素敵な交友関係が持てて本当に嬉しいわ」とハグしてくれたので、私も「私たちもこの定期的なランチデートをいつもとっても楽しみにしているんですよ」と素直に伝えることができました。

友人はどうしても自分と同世代の人になりがちですが、こうした異なる世代の方々との交流も本当に大切だなと感じます。皆さんは世代の違う人たちとの交友関係をお持ちですか?お持ちの方はその交友を維持するために気を付けていることなどありますか?





  



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ここのブログには僕たちの週末ランチのほぼマンネリ化した食事の写真をよくアップしますが、夕飯は基本的に外食はせず家でちまちまと作っています。僕たちは基本的に野菜が好きですので、できるだけ季節の野菜を取り入れるようにしており、その野菜を近所のファーマーズマーケットから調達することが多いのです。

この近所のファーマーズマーケットは大変小規模でこじんまりとしたものですが、アジアン系の野菜を売るお店があり、色々と珍しい野菜が置いてあります。以前にはタロイモの茎が売っていて、それを使ってタマリンドと白身魚を使った酸っぱいベトナム風のスープを作ったこともありますね。
そのお店で今回見つけたのはカボチャの花でした。似たようなものにズッキーニの花があり、イタリアなどの地域では詰め物をしたり、天ぷら風に揚げたりして有名ですね。僕たちも以前ローマのレストランで、ズッキーニの花にホワイトソースのグラタンを詰めた一品を食べたことがあります。










あれはすごく美味しかった記憶がありますが、僕はあんなに手の込んだものは作れません!ですから、カボチャの花を使った簡単なレシピを見ていたら「ニンニク炒め」というのがありましたので、そちらを作ることにしました。

まず、カボチャの花は雄しべや雌しべが苦いそうなのでそれを取り除き、きれいに水洗いします。ニンニクを炒め、スナップエンドウ、カボチャの花を加え、しんなりしたところにアクセントとして刻んだ緑のオリーブを入れ、塩コショウで味を調えて完成です。
これに玄米と、塩麹味噌に漬けておいた鶏肉をグリルしたものをメインにして、ワンプレートディナーの完成です。仕事のある日の夕飯は手の込んだものが作れませんからこれが限界です(苦笑)。

カボチャの花は「激うま〜」というようなものではありませんが、珍しい食感とこの時期にしか食べられないという希少感を楽しむことができました。ニンニクとオリーブがよくマッチして美味しかったです。













別の日の天ぷらそばの夕飯です。天ぷらは今が旬のオクラをメインに揚げ、タマネギ・ごぼう・赤ピーマンのかき揚げと、エビ天にしました。Dさんがオクラを大好きなので、この季節にはこの旬のオクラの天ぷらがよく登場します。さて、天ぷらは作るのが面倒くさいという声をよく聞きます。
我が家では目玉焼き用の小さなフライパンで少量の油を使って揚げ焼きのように作るので、案外手間がかからず簡単にできている気がします。お蕎麦は小麦よりもそば粉の割合が高いものを使いましたので、そばの風味も豊かで美味しい天ぷらそばの夕飯となりました。

普通のレストランでの食事では旬の野菜がメニューにあるというのはなかなありませんから、こう季節の野菜を積極的に食に取り入れることができる家で食事は、地味ではありますが僕は結構好きであります。皆さんはこの時期の旬の野菜で好きなものはありますか?

 



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今週、Dさんは1週間休暇を取っていました。長いこと3日以上の休みを取っていなかったうえに、仕事の方もいろいろと大変だったので、この週はちょうどいいタイミングで休みが取れそうなスケジュールになり、思い切って取得したとのことでした。

しかし、別にどこへ行く何をするという予定はなく、完全に家でゆっくりとするステイケーションとなりました。僕の方は現在超繁忙期に入っており、休みどころか毎日ドタバタして精神的に疲弊している状況だったため、彼に合わせて休みを取るということができませんでした。
そんな訳で、今週はDさんが1人で家でのんびり過ごす1週間となったのです。以前から話していますが、僕たちは近未来に早期退職・早期引退を計画しています。計画ではやはり年上のDさんの方が先に引退して、1年くらい経ったのちに僕が引退するという形になるのだろうと考えています。

ですから、今回のステイケーションは、その予行練習的な感じで、Dさんが家にいて僕が仕事に出るという状況をシミュレーションできるというものでした。

通常、Dさんは朝5時に起きて支度をして家を出るので、僕が7時少し前に起きるころにはもう家を出ているという感じですが、この週は同じ時間に起きて一緒に朝散歩を毎日することができました。やはり1人での散歩よりも彼と行く散歩の方が楽しいですね。















散歩の後は家に帰って僕は忙しく出勤の準備をするのですが、時間を持て余しているDさんは僕の脇に立っていろいろと話しかけてきます。しかし僕の方はすでに頭の中の半分が仕事のことでいっぱいになっており、彼の話などはなかなか耳に入ってきません(笑)。

脇でいろいろと話して返事を待つDさんに、「僕は今から仕事に行くんだから、話をしている余裕がない!」とピシャッと言うと、彼は「おぉ、そうだった!すっかり忘れていたよ。引退したらこのギャップは覚えておかないとね」と言っていました。
そして家を出て仕事をして帰ってくると、ここぞとばかりに「本日は何をしました」報告をしてくれます。こちらは日中職場で話をしたくもない人たちに気を使ってたくさん話をし、疲れ切っているので、家では静かにその緊張をほぐしたいところです。

しかしDさんは一日中家で1人だったものだから、ここぞとばかりに一気に話し出します。僕の方はもう一日のキャパシティを超えているので何を話されても頭に入ってきません。「僕の話、聞いてる?」と聞くので「全然聞いていない!」と素直に答えると、ムッとしていました(笑)。

僕が「一日中仕事をしていてもうキャパオーバーだからクールダウン(Winding down)したいんだよね」と言うと、彼は「おぉ、そうだった! 僕は一日中1人で誰とも話していなかったから誰かに話したくてうずうずしていたけれど、君は一日中刺激に囲まれていたんだよね。これも覚えておかなくっちゃ」と、頭の中でメモを取っているようでした。












逆に僕がリモートワークで家で仕事をしていると、僕が一心不乱に仕事をしているにもかかわらず、別の部屋から「どこにいるの?」「何しているの?」とチェックを入れてきてうるさい!かと思えば、ランチからワインを飲んでいい気分になり、そのままソファでいびきをかいて昼寝を始めます。

「昼寝するならベッドルームに行ってドアを閉めて寝てくれ」と言っているのですが、いつもの習慣でそのままソファで爆睡してしまうのです。いい加減うるさいので起こして、「仕事をしているんだから静かにしてほしいんだけど」と言うと、「おぉ、そうだった、君は仕事中だったね」とそそくさベッドルームに行く、ということを繰り返していました。

Dさんの職場の年上の同僚が、奥さんとほぼ同時期に、ただし奥さんの方が3か月ほど遅れて引退したという話を聞いたことがあります。その人たちとはたまに食事をするのですが、引退へのアドバイスとして「引退は両方同時にしたほうが衝突が少なくていい」と言っていたのを思い出しました。

両者が別々の生活スタイルになると齟齬が発生してぎくしゃくすることがあると言っていたのです。「先輩たちが言っていたのはこのことだな」と思い出し、Dさんに話してみると、彼も「あぁ、実感する! 先人のアドバイスはダテじゃないね」と感心していました。








そんな感じでこの1週間は「Dさん引退・僕仕事」という状況の予行練習をしましたが、結果として「Dさんも僕もほぼ同時に引退した方がいいのかもね」という結論に至りました。もともとDさんは、僕の方が若いこともあって同時に引退することに渋っていたのです。

しかし、彼も実際に1人で家にいて、1人でランチを食べに行ってかなり退屈だったようで、どれだけ寂しかったのかをしきりに口にしていました。今回のトライアウトで彼の方から「一緒に引退したほうが楽しいかもね」と言ってくれたので、僕は「喜んで!」とその提案を受け入れました。
Dさんによると、現在の資産状況からのシミュレーションでは、今すぐに引退しても現在の生活レベルを保ったまま死ぬまで生活できるということです。しかし、あともう少し働けば年金受注額が劇的に揚がり、経済的にはもっともっと有利になるため、2人とももう少し我慢して働いてみようと話しています。

Dさんはかなり具体的に引退のタイムラインを作成しており、確実にその計画に則って進んでいるようです。僕の方もそろそろ自分の引退タイムラインをDさんの計画に合わせて具体的に作る時期に来たようです。バラ色の早期退職ができるといいですな~♪


   


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霧が深く肌寒い朝晩が続くサンフランシスコ・ベイエリアですが、日中は霧も晴れて比較的穏やかになる日もあります。こうなると無性に食べたくなるのが韓国冷麺です。僕は韓国冷麺の辛いのも辛くないものも両方大好きで、あの細いシコシコ麺が癖になるのです。

あるリモートワークの日、ひとりでいつもはあまり行かない韓国料理店へ行ってきました。近所には韓国料理店が3つあり、一番近いところには頻繁に通っていて、そこが一番美味しいと感じています。一方、今回訪れた一番遠いお店は大きな窓とテラス席があって雰囲気は一番良いのですが、味のほうはあまり僕の好みではないという印象でした。
ただ、今回は「今月のスペシャル」として辛い冷麺があったので、ぜひトライしてみようと足を運んだのです。僕が食事をしてしばらくすると、窓から見えるテラス席に会社の団体様が12人ほどでやって来ました。その様子を見ていて思ったのですが、僕はこういう環境が本当に苦手だなということです。

食べることは大好きなのに、会社の同僚と大人数でする食事は本当にキツイ。普段のランチは自分で作った激マズの健康スムージーとゆで卵を自分の個室でひとりひっそりと食し、昼食は5分で終了します。部下の皆さんが毎回集まって会議室でおしゃべりしながら食事をしており、ときどき誘われるのですが、断固として丁重にお断りしています。









なんでなのだろうと考えてみると、人が多いととにかく刺激が多すぎるのでしょうか。刺激過敏症的なところがある僕は、大人数での会話やたくさんの人の視線を感じながら同時に食事を楽しむということがすごく難しいのです。先日は職場で500人が集まる野外食事会があったのですが、それももう無理でした。

その時はたまたま知り合った人が話をしたいというので2人で食事をして事なきを得ましたが、あの人が声をかけてくれなかったら、10人以上座れる大きなピクニックテーブルで部署の人と一緒に食事をし、あふれる刺激と飛び交う会話にもまれて、食事どころではなかったことでしょう。
かといって、他人との食事が全くできないわけでもなく、4人くらいまでならそこまで苦痛を感じずに楽しめます。いつも行く焼肉ガールとの食事は楽しく満喫できています。でも、4人以上になるとかなりきつくなるのかな。特にレストランですと

「この人にはどんな話を振ればいいのか」
「あの人の料理の来るのが遅い」
「自分の食べるペースを他の人に合わせないと」
「ウェイターがなかなか来ない」
「あのテーブルはずいぶん待っているな」
「店内の音が大きすぎて話の内容が聞き取れない」








といった具合に情報過多になってしまい、環境を警備してしまい食事が終わるころには「美味しいものを食べた」という記憶よりも、精神的なエネルギーの消耗のほうが気になってしまうのです。そういえば、たまに実家へ行って家族総出で食事に行くと、父、兄、義姉などを含めて6人になりますが、家族であっても6人となるとやはり気疲れするんですよね。


隣のグループの食事風景を見ながら、そんなことをついつい考えてすぎてしまいました。










さて、注文した辛い冷麺ですが、辛いソースがこれでもかというくらい甘く、スタバの激甘フラペチーノかと思うほど甘すぎて、途中でギブアップしてしまいました。韓国料理にはよくコーンシロップを使うと聞きますが、ここはちょっと入れすぎだったので、リピートはないでしょう。

そんなことがあった数日後、懲りずにまた別の韓国料理店へ行ってきて、今度は辛い牛肉のスープを頼みました。ここは安定の美味しさで、「やっぱりこのお店の味が好きだな」と再確認しました。僕はひとりで来ていたのですが、目の前のテーブルに、いかにもアメリカンな雰囲気の白人中年男性がひとりでやって来て着席しました。
「こんな思いっきりアメリカンな人でもひとりで韓国料理に来るんだな」と感心しつつ、「どんなものを頼むのかな?」と観察していたら、注文したのはテリヤキチキンで、なんだか妙に納得してしまいました(笑)。「やっぱり白人の皆さんはテリヤキチキンだよね」となんて心の中で微笑んでいたのです。

しかし運ばれてきた様々なパンチャンを美味しそうに頬張っているのを見て、しかもキムチやナムル、ワカメをお代わりしているのを見て、「テリヤキチキンだけ食べてパンチャンには手を付けないと思っていたのに、おじさん、なかなかやるね!」と、なんだか微笑ましくなりました。

偏見の目で見てしまって申し訳ありませんでした(笑)。
皆さんは他の人との食事会、何人まで平気ですか?
それとも逆におひとりさまの外食は無理なタイプですか?


  



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