アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸29年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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さぁ~出発です!ポラリスラウンジ
ANAのThe Room
TOKYOで1泊
歩きたいのよ高輪~からの羽田
青森へ~
青森・深浦・不老不死温泉
白神山地・十二湖・青池&ウニ丼
弘前城と浅虫温泉
山内丸山遺跡とウニいくら丼 台東区根岸で寿司
銀座で焼き肉
御殿山で夕食会

ANAのサンフランシスコ行きの深夜便は、昔のボーイング777でした。次の日の便ならば「The Room」なのですが、翌日のフライトはチケット代がものすごく跳ね上がりますし、もう十分日本に居た感もあります。帰りは9時間ほどで寝るだけですから、普通のビジネスに乗れるだけでも感謝ですね。

深夜便だとサービスがかなり簡略化されており、フルコースの食事サービスもないのです。
まずは一人旅なので、窓際の1人席に座ります。窓際の席には窓際に近い「窓際席」と、通路に近い「窓際通路席」があり、微妙に違いがあります。僕は窓際の席に座ったので、プライベート感が保たれていました。
最初にANAの若くてきれいな客室乗務員さんが僕の名前を呼んで挨拶をしてくれ、ウェルカムシャンパンを提供してくれます。貧乏人の僕としては、この挨拶には少し照れがありますな。挨拶のついでにパジャマのLサイズを借りました。行きはサイズを指定せずに頼んだらMサイズが提供されたのですが、このMサイズが小さかったのです。

パッツンパッツンで、股間にはもっこり感があふれ出てしまい、機内をこれで歩くと痴女のような格好になってしまっていたのです(汗)。かなりこれは怪しい姿でありました。そんな訳できちんと今回はLサイズを頼んだので、着心地が良かったです。










飛行機は雨の羽田空港を離陸しました。離陸してしばらくするとドリンクとおつまみのサービスが始まりますが、この時点ですでに夜中の1時。乗客の半分くらいはすでにシートを倒して就寝していました。僕の方は妙に目が冴えてしまったので、そのままANAの軽食である味噌ラーメンと牛チャプチェ丼を頼みました。

個人的には行きの豚骨ラーメンとカレーの方が好きかな。
そのあとは僕でさえも爆睡しました。やはり深夜便はそのまま寝ることができるようです。そして到着の2時間半くらい前に機内が明るくなり、2時間前には食事の提供がありました。今回は白身魚の南蛮漬けのような料理でした。まあ普通に美味しい料理でした。
日本人としては機内食に和食があるのは嬉しいですね。昔は我らがユナイテッド航空も日本便には和食があったような気がしますが、今は皆無です。いつかはJALの機内食も試してみたいかな〜。そんなこんなで飛行機は予定よりも50分ほど早くサンフランシスコに到着しました。









今アメリカは移民の入国管理の厳格化で騒がれておりますが、審査は10秒ほどで済むくらい簡単でした。僕は入国審査のアプリを携帯に登録しているので、到着と共に起動させて顔写真を撮り、入国便名と共に送信します。すると顔認識によって僕の審査が行われ、数秒で入国許可が携帯に送られるのです。
それを持って入国ゲートを通れば、パスポートの提示もなく、質問もなく、問題なくあっという間に入国完了。本当にあっけないほど簡単に入国できます。これって画期的ですね。僕はいまだに市民権を持たない永住権保持者です。

ニュースでは市民権を持たない人の入国が困難になったと大げさに不安を煽るような報道が多いですが、それは特殊な例であって、犯罪も犯さず普通に暮らしている人間には実際はそんなこともないというのが身をもって分かります。皆さんも偏った報道に踊らされないようにお気を付けください~




 





さて、今回も無事に父との温泉旅行が終了しました。未踏の地、青森での温泉旅行でしたが、青森は全国的に見ても観光地としての認知度がそこまで高くないようです。そのためかインバウンドの海外旅行者も少なく、観光客が日本人だけという古き良き日本の観光地的な雰囲気が残っていて良かったです。

知名度が低い割には風光明媚な場所が多く、食事では特に魚介類がとんでもなく美味しく、働いている人も勤勉で親切で温かい人が多く、ものすごく良い時間を過ごすことができました。青森は超おすすめです!今回はいつもと違い甥もこの旅行に同行しましたが、それも良いスパイスとなり、甥っ子LOVEの父としては思い出に残る良い旅になったようです。
そんな父も今年85歳。あと何回この旅行をすることができるのか分かりませんが、義理の姉から「毎年この旅行を楽しみにしているんですよ」と聞くと、これからもしっかり貯金して、次回も良い旅を計画しようと思えますね。それにこの温泉旅行は親孝行という趣よりも、完全に自己満足でやっているので、自分も一緒に楽しんでしまっているのが続けられる要因なのかもしれません。

さて、これにて2026年の父との温泉旅行記も終了です。今回も途中脱落することなく書き終えることができてほっとしております。皆様お付き合いありがとうございました。コメント欄を再開しますので、楽しいコメントよろしくお願いいたします!



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この日、日本を発つ日。楽しい時間はあっという間ですが、やはり一人旅ですので、そろそろ家に帰りたいなという気分も勝ってきて、1週間の滞在という短いものでしたが、僕的にはバランスが良かったかなと思う感じです。一人旅も十分楽しいですが、相方のDさんがいないと100%の満足感がありませんね。

食事をしても「あぁ、Dさんに味わってほしいな」などの気持ちが沸き上がります。もう長いこと一緒ですからそうなりますわな~。さて本日の僕のフライトは羽田発の午後11時の便ですから、ぎりぎりまで日本を満喫することができます。
残念なことにこの日は雨の東京で、少し肌寒い感じもありました。
雨が降っていると朝散歩はできませんから、部屋でのんびりした後に朝風呂に入ってすっきりさせた後は、ラウンジで軽く朝食をいただきました。このラウンジにはこんにゃくのピリ辛炒めや、おから、きんぴらごぼうなどがありますので、そういうものを中心にサラダをメインとしていただいております。

味付けは大変よろしく、大満足の朝食です。他の皆さんはハムベーコンソーセージに芋系を楽しんでおられました。午前中は最後の最後の買い物で高島屋や紀伊國屋書店をめぐって、ひとりお昼でお蕎麦と朴葉味噌牛肉焼きセットを注文してみました。さすが日本ですね、何を食べても美味しい!

ちなみにこのおそばセット4700円でした!高くないですか?






この日、新宿高島屋では北海道展をやっていて、美味しそうな海鮮をたくさん売っていました。しかし僕は青森で美味しい海鮮を堪能して満足していたので自制をして見るだけにしておきました。そしてこの日はNYCで時々お世話になる美人妻さんとお茶の予定がありましたのです。彼女とは去年の12月にNYCで会って以来かな?

雨の中遠路はるばるお越しいただきましてありがとうございます。
美人妻さんと和風喫茶であんみつと、この店オリジナルの百年餅(ももとせもち)をいただきました。今回の旅行では低糖質ダイエットを心がけていたので久しぶりの甘味でしたね。程よい品の甘さがとっても美味しかったです。息子さんたちの今後の進路には親心を感じ、ワイルドで破廉恥ぎみな旦那さんの素晴らしい武勇伝を聞き、人の煩悩がどれだけ強いものかも思わされました。いつも楽しい話の提供ありがとうございます。そしてあっという間に時間が来てお別れします。次はNYCで会えるかな?












僕はその後ホテルに戻って荷造りをして、ものすごい荷物と共にタクシーに乗り込み、数日前に会った高校時代の友人Mさんの家に向かいました。僕のフライトは午後11時の羽田なので、それまで家でゆっくりしましょうとお誘いをいただいたので、それに甘える形となりました。

Mさんは以前、港区のお台場を望める海岸線のタワマンに住んでいましたが、低層住居の方がいいということで現在の場所に最近移ったのです。閑静な住宅街の一角で、品の良い雰囲気の内装の広々とした家でした。僕もこの低層階の家の方が好きかも。
地面が近い家って僕は好きです。
こちらで彼女からの書籍やコスメなどの素晴らしいお土産をごっそりいただきました。それをバッグに詰めてから、泡ワインのCavaでMさんと彼女の彼氏さんTさんと乾杯をして、彼女の手作り料理を堪能しました。Mさんと彼氏さんのTさんとは去年の9月にDさんと共に会っています

Mさんは明太ディップ、生ハム、春菊とイカのサラダ、新玉ねぎ煮、もずくとキュウリの酢の物、ピータン豆腐、手羽先の黒酢煮など優しいお味の手料理を出してくれました。どれも心のこもった美味しい手料理に感激です!お店で食べる料理もいいですが、こういうのって本当嬉しいものです。

とっても美味しかったです~。









お酒は焼酎に切り替えて、もう3人ともべろべろに酔ってしまうくらいの酔いになり、このままでは僕は飛行機への搭乗を拒否されてしまうかもしれないと思い、お水に切り替えたくらいです(汗)。3人は同世代ということもあり、いろいろな話に花を咲かせて本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。
彼女とはもう30年以上のお付き合い。年に一度しか会えませんが、こうしてあってくれる人がいる幸せをひしひしと感じます。友人の数の少ない僕ですが、少数精鋭でこうして素晴らしい人に巡り合えて本当に幸せ者です。Mさん、Tさん、素晴らしい時をありがとうございました。











Mさんの家からは、彼氏さんのTさんの友人であるタクシー運転手で、麻布出身の超お金持ちという異色の経歴を持つNさんにタクシーで羽田まで送ってもらい、羽田空港までスムーズに到着しました。羽田空港でのチェックインも問題なかったのですが、僕の預け入れ荷物が制限の32キロぎりぎりの重さになっていました。

どれだけお土産買ったんだという重さになっていまして、ANAの若くて華奢なグランドスタッフさんには苦労を掛けてしまいました。出国審査を経て、そのままラウンジに向かいます。いつも羽田のANAラウンジは激混みなのでダメもとで一応シャワーを浴びれるか聞いてみたら、30分待ちでOK!
ですからリストに名前を入れて、ラウンジでただ酒は飲まずに冷たいお茶で時間を過ごして、先に飲んだ焼酎の酔いを醒ましました。そしてシャワーを浴びてよりすっきりとした心地になれました。深夜便の前にシャワーを浴びることができるのは嬉しいですな!









そのあとはもうすぐゲートが開く時間なのでゲートの方に行って、お土産物屋を見に空港のドンキの方に行ってみたら、驚愕のインバウンド価格と言えるような恐ろしい値段の数々のお土産を見つけました。いや~この値段どうなのよ?と思うものばかりでした。
それなりに質の良いものなのかもしれませんが、ホタテを使ったお酒のおつまみのようなものが1万5千円などで売られ、納豆菌のサプリメントは1万7千円。エイジングケアの品物は驚愕の17万円!!これってきっと成金的な中華系の人を狙ったお土産品なのでしょうが、かなりバグっていて驚きました(汗)。

そんなことをしていたらゲートが開きましたので、飛行機に乗り込みます。




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東京での新しい朝がやって来ました。今回のホテルの部屋は角部屋のうえにベッドルームが真っ暗になる仕様になっているため、まったく無音で暗闇になり、大変よく眠れました。リビングルームに行って窓を見てみると、この日も晴天で暑くなりそうです。

この日の朝散歩はホテルから北に向かって歩き、そのまま新大久保方面をめぐって、新宿の高層ビル街を抜けてホテルに戻るコースでした。
僕が朝散歩をした時間はちょうど朝の出勤ラッシュの始まりでした。日本のサラリーマンは朝早くから働き始め残業までこなし、大変勤勉ですね。
ここ20年は物価の上昇があっても賃金は横ばいと聞きますから、それは悲しいものです。それに比べて僕の環境は朝8時から9時の間に出勤すれば基本的に何時でもOK。残業はほとんどなし。まあ、役職があるので残業しても残業代は出ませんが(笑)。それでもって午後5時にはオフィスに人はいなくなります。

もちろん休日出勤なども皆無ですし、有休もかなり取りやすい方だと思います。お給料の方も20年前と比べるとたぶん4から5倍にもなっていますし、Presidentさんに気に入られて、癖がありつつも優秀な部下がいて職場環境はすこぶる良い。

そんなことを考えながら朝散歩をしていると、自分が置かれている環境が大変幸運であることを思い知らされます。もっと感謝して働いていきたいものですね。











しっかり歩いてしっかり汗をかいた後は、ホテルに戻って朝風呂に入ってすっきりしました。ホテルのラウンジで朝食をとった後は街に繰り出しました。この日もまた夏日になりそうな東京です。この日はショッピングDayです。同僚へのお土産、Dさんから頼まれたもの、家で必要なもの、僕が欲しかったものなどを次々と購入していきます。

今回はしっかりと免税を受けられるようにと在留証明書とパスポートを携帯しての買い物です。今日本の消費税は10%くらいというので、これが免除されるのは大きいですね。JINS眼鏡では合計4万円程の眼鏡を購入して、その他の買い物では6万円ほど購入していますので、免税だけでも1万円は得している計算になります。
しっかり買い物をして、リュックにも買い物バッグにもいっぱいになりましたのでホテルに一旦戻ることにしました。途中でランチには食べたかったモスバーガーへ。モスチーズバーガー、照り焼きチキンバーガー、そしてエビフライバーガーを食べたらお腹いっぱいになりました。モスバーガー美味しいです♪

そしてホテルに戻って休憩。この日はタイ&指圧マッサージをしてくれる方を予約していました。これはエッチなマッサージではなく(笑)、本格的なマッサージです。マッサージ師さんが部屋にやってきて念入りに2時間ほどマッサージをしてくれまして、途中でいびきをかいて寝てしまうくらいかなり気持ちの良いものでした。

たまにこういうマッサージを受けるのもいいですね。











マッサージの後はまた湯船につかってのんびりして、夕飯に備えます。この日の夕飯は、テレビや様々なメディアで活躍中のイケメンさんMYさんと銀座で焼き肉デートです。MYさんとは僕のブログを通して連絡があり、僕としては珍しくリアルで対面したのが10年以上も前。

それ以来仲良くしていただいておりまして、華やかなメディア業界に身を置く方とこんなに長く付き合ってもらっております。彼の仕事ぶりはNewsやYouTubeで見られますの頼もしいです。待ち合わせの
夕闇の迫る銀座にはこれでもかというくらいの人出がありました。今回の焼き肉屋はどこかのSNSか何かの紹介で見つけました。
ホームページで確認したらかなり良さげだったので、さすがに高級焼き肉屋をおひとりさまというわけにはいきませんので、MYさんにご同行頼んだら快諾してもらいましたので、こちらのお店に突撃することとなりました。銀座の一等地のビルの最上階に位置するこちらのお店。

ウェブサイトによると「流通量の極めて少ない幻の和牛『神威』を、焼肉のスペシャリストの手で『真に美味しい焼肉』として提供。自社生産にて環境・飼料・肥育方法にこだわり抜いた黒毛和牛『神威』。『映え』よりも『味』をモットーに、うまさを追求した正統派焼肉をご堪能ください。店内は全席完全個室・半個室。和とモダンを融合したデザイン性の高いプライベート空間で、ゆっくりと食事をお楽しみいただけます」とのことでした。












お店に入ると店員さんが出迎えてくれまして、完全な個室の方へ案内してくれます。うう〜ん、銀座のちょっといいお店で焼き肉という雰囲気です!まず最初はMYさんとお久しぶりの乾杯です。彼とは2025年の日本訪問時に新宿2丁目でちょこっと飲みに行った以来です。

前回は日程がきつかったので夕飯ではなくて飲みだけでした。それにしてもさすがメディアで働いているだけあって、ファッションセンスもいいですし、とにかく若い!!僕より少し年下なだけなのに、絶対に10歳以上若く見えます。本気で羨ましいですね〜♪

さて、お店の方ではお店のおすすめの品を一通り頼んでみました。シャキ生キムチ、ハラミ、上タン、白センマイ刺、神威ロース、神威上ロース、神威赤身などなど。これらのお肉のお味の方は、もう〜極上美味でございます〜というものでした。さすが希少価値のある幻の和牛だけあって、どれもこれもものすごく美味しいのです。

美味しい焼き肉におつまみ、久しぶりの再会にMYさんとの会話も弾みます。彼は頭の回転も速く、気づかいな人なので、会話がくるくると弾み楽しい時間があっという間に過ぎていきました。こんな地味でさえない僕の相手をしてくださるのは感謝しかありませんね。













だいぶお腹も落ち着いてきたところで、新宿2丁目のゲイバーにでも行きましょうか〜ということになりました。そこでMYさんが「最近銀座のゲイバーを発見したので行ってみませんか」と提案。もちろん僕は快諾してそちらの方に向かいました。元東急プラザ裏手の細い路地を入って、ビルの細い階段を上って2階に行くとそのお店はありました。

カウンターで10席もないくらいの小さな店です。入ってみると周年記念のお祝いをしており店は満席で立ち飲みとなりました。大盛況ですね〜。ちなみにこういう日本の小さなゲイバー的なお店はものすごく久しぶりなので、人づきあいのうまくない僕は、ノリノリのゲイバーな雰囲気にフリーズしてしまいました(笑)。
それでも卓越した会話力を持つMYさんのおかげで、ぐいぐい他のお客さんと軽やかな会話が繰り広げられます。それに付随して僕も何とか皆さんと話をすることができました。お店は周年記念ということで、お客さんからいただいた下着を着たガチムチのイケメン店子さん、競泳パンツをはいた店子さんなどがお祝いムードを盛り上げていました。

しばらくして店のカウンター席に座ることができまして、僕たちの隣には同じ年代の方たちが座って、ここでもMYさんの巧みな会話術で彼らとも楽しく会話をすることができました。いや〜さすがMYさんすごいわ〜。彼がいなかったら僕は孤立していたことでしょう。そんな感じで銀座でのゲイバーでも楽しい時間を過ごすことができました。

お酒もおごってもらってしまい申し訳ない限りです。
当たり前のことながら平日ですから、次の日仕事を控えているMYさんですから、早めに飲みを切り上げて帰ることにしました。MYさんからは楽しいお土産をたくさんいただいてしまいました。何から何までありがとうございます。友人の少ない僕ですが、こうして親切で素敵な方とお付き合いできて光栄です。

今日もいい一日でした!




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山内丸山遺跡とウニいくら丼


この日、東京は夏日となったようです。僕はまず日本橋で買い物を済ませ、高校時代からの友人であるMさんと一日を過ごすことになっていました。彼女は某大手出版社の有名雑誌で編集長を務める多忙な身。そんな忙しい彼女が僕のために一日休暇を取ってくれたのですから、感謝感激です。

この日はランチも夕飯も一緒に楽しむ予定でした。前回の訪問時、ランチでしっかりコース料理を食べてしまったら夕飯にお腹が空かなくなってしまったので、今回は自制してランチは軽めに済ませることにしました。待ち合わせ場所の銀座でMさんと合流。
同い年なのに、現役でバリバリと出版業界で働く彼女は本当に若々しいですね。すっきりとしていて老いを感じさせないオーラをまとった彼女を見習わなければ、と思わされます。ランチに選んだのはギリシャ料理店。野菜中心で炭水化物を抑えた食事ができそうだったからです。

まずは久しぶりの再会を祝してギリシャのスパークリングワインで乾杯。すっきりとした味わいが美味しい!注文したのはギリシャサラダとタコの炭火焼きです。接客も丁寧で料理も非常に美味しく、大満足。お酒は楽しみつつ炭水化物をうまく避けることができたので、胃も重くならず、楽しい会話にあっという間に時間が過ぎました。












その後は銀座をぶらぶらしていましたが、少し疲れたので僕のホテルで休憩することに。電車の中での会話が面白かったのです。混雑する車内で僕が「もう結構疲れたし、僕のホテルで休憩しない?」と誘い、彼女が「いいわね、行きましょう」と答えたのですが、ふと我に返りました。
僕たちはゲイと女友達という関係なので全く普通の会話ですが、周囲の人から見れば「昼間からいい年したおっさんがホテルの部屋に誘って、それを簡単に承諾する女性なんて破廉恥なカップルね」と思われかねない状況。そう気づいて二人で顔を見合わせ、「かなりきわどい会話だったかもね」と笑ってしまいました。

ホテルに到着して広々としたスイートルームで二人、まったりと語り合ってのんびり過ごしました。こういう時広い部屋はいいですね。圧迫感なく優雅な時間を過ごすことができます。久しぶりの再会に話題も尽きず、次から次へと、老後、投資、年老いた親、仕事いろいろな話をすることができました。













さて、気が付けば日も傾いてきたところで夕飯のために移動します。新宿から山手線を使って鶯谷までやって来ました。2人が向かったのは、前回Dさんと訪れて感動した台東区根岸にある下町のお寿司屋さん。観光客はほとんどいない、地元の常連さんに愛されている小さなお店です。
このお店は、フォローしているゲイの方のインスタで見かけて興味を持ったのがきっかけでした。若くてイケメンなご主人がお母様と切り盛りしており、天然素材を使った美味しい寿司や一品料理が楽しめます。去年Dさんと来た時のコスパと料理の美味しさが忘れられず、ぜひMさんにも紹介したかったのです。









予約時間に到着し、本日のおすすめを中心にオーダーしました。僕もMさんも低糖質ダイエット中でお刺身が大好きなので、そんなスタイルで楽しむことに。まずは突き出しのウニとイクラの山芋和えで、ビールと焼酎で乾杯です。生ガキ、刺身盛り合わせ、水ダコのポン酢、稚鮎の天ぷら、毛ガニのグラタン、そして最後に寿司を数貫。
干瓢巻きの干瓢はご主人が自分で煮ている、特徴のある甘辛いお味が癖になります。これらすべて絶品!このお店の素晴らしいところは、大将の距離感です。寡黙でありながら、ちゃんとお客のことを気にかけてくれています。カウンターだけのお寿司屋さんにありがちな「大将に気を使って疲れる」もありません。

心地よい放っておかれ具合がいいのです。それに銀座の高級店のような傲慢そうな客もいないですし、他の客も程よい品を持っているのでバランスよくお寿司を楽しめるのです。







僕がご主人に「去年来たこと、覚えてますか?」と尋ねると、「はい、もちろんです!彼氏さんと一緒に来ていましたよね。本日は彼氏さんではないので驚きました」と笑われました。そこで「あれは彼氏ではなく配偶者なんですよ」とか「今回、彼は家で留守番中です」といったゲイを絡んだ会話が自然に違和感なくできるのも、このお店の懐の深さですね。
ご主人のインスタではレインボーフラッグがしょっちゅう出ていますのでもしかしたらお仲間さんなのかもしれませんね。美味しい店をたくさん知っているMさんも大喜びでした。東京の繁華街から離れているとはいえ、このクオリティで驚くほどの高コスパ。こういうお寿司屋は貴重ですね。

次回東京に来る時も、必ずここでお寿司を食べようと心に決めました!皆さんもトライしてみてくださいね~♪





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奥入瀬渓流
青森温泉旅行終了~♪



父と甥と東京駅で別れ、向かった先は新宿です。東京駅からは電車で移動したのですが、ものすごく混雑していました。大荷物を持ってドアのそばに立っていたのですが、そこからは到着する駅のプラットフォームで並んでいる人たちがよく見えます。ある駅で、とっても素敵なイケメンが並んでいました。

しかし、その彼、なんとズボンのファスナーが全開ではありませんか。あれま〜と思ってみていたら、彼はちょうど僕の真横に滑り込んできました。このままだとかわいそうかなと思い、耳元で「ズボンのファスナーが開いていますよ」と告げました。
すると彼は、片言の日本語で「ごめんなさい〜日本語わかりません〜」と。確かに彼はハワイアンと白人のミックスのような雰囲気でしたね。あれま〜ということで英語でもう一度伝えると、彼は「OH! Thank you so much!」と言って、誰もが恋に落ちるような素敵な微笑みを浮かべながらファスナーを閉めていました。

ついでに彼は英語ぶりうまいね~と褒めてくれたのでしっかり恋に落ちました(笑)。そんなエピソードのあと、新宿のホテルへ到着しました。今回のホテルはちょっとゴージャスです。通常一人旅では安いビジネスホテルか同等のクラスに泊まるのですが、今回は少しだけ背伸びをして、ハイアットリージェンシー東京のスイートルームに宿泊しました。








実はDさんのハイアットのステータスにスイートへのアップグレードクーポンがあり、それがもうすぐ期限切れになるとのこと。「もったいないから使ってしまえ〜」ということで、いつもより少しお高めの(それでもこのホテルでは一番安い)部屋を予約し、クーポンを使ってアップグレードしてもらったのです。

それにしても東京のホテルは高いですね~。いつも泊まるホテルの軒並み値上がりしていて驚きました。このホテルも一番安い部屋なのに3泊で20万円以上するのには、かなり心拍するが上がりました。いったいこのスイートは普通に予約したらいくらするのでしょうな?
いや〜、しかしながらこのスイートはかなり広くて落ち着いた素敵な部屋でした。窓からは新宿の高層ビルが見えますし、バルコニーからはホテルのロビーにあるシャンデリアを見下ろすことができます。バスルームは卵の半分のようなシェルタイプで、ベッドルームがガラス張りになっているという洒落た造りでした。

さらにこの部屋にはクラブラウンジへのアクセス権まで付いていて、朝食や夕方のカクテルタイムも利用できました。この日は青森からの移動もあり疲れ切っていたので、ちょうどいいや〜ということで、ラウンジのカクテルタイムでお酒と少しの軽食をいただき、そのまま就寝することにしました。







おかげでぐっすり眠ることができ、翌朝はすっきりと午前6時に目が覚めました。まずは朝の散歩へ。ホテルのすぐ裏にある新宿中央公園をぐるりと回って西新宿を歩いてみました。45分くらい歩いたでしょうか。新宿中央公園も西新宿も初めての訪問でした。
日差しが強く、朝の散歩なのに汗をぐっしょりとかくくらいの気温になっています。ホテルに戻ってシャワーでさっぱりしたあと、ラウンジの朝食サービスで野菜中心のメニューをいただき、この日のスタートを切りました!この日も真夏日になりそうな予感です。






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奥入瀬渓流



奥入瀬渓流での朝がやってきました。僕はいつも通り午前5時に起き、いびきをかいている父と甥を残してひっそりと温泉へ。こちらの露天風呂の温泉は無色透明で少し硫黄の臭いがし、目の前に渓流と新緑が広がっていて、かなりリラックスした気分になれます。

1時間ほど小説(今回の本はあさのあつこさんのかんかん橋を渡ったら
を読みながら温泉に浸かってしっかり汗を流した後は、「渓流デッキ」という外のバルコニーのような場所に座り、火照った体を冷やしながらブログの更新や写真整理をして過ごしました。気温は15℃くらいなので、体を冷やすのにはちょうど良い温度です。
部屋に戻ると甥はすでに出かけたのか不在。父だけがいびきをかいて寝ていたので叩き起こして温泉へ送り出し、彼が戻ってから朝食へ向かいました。いつも5時半に起きる父ですが、この旅行では疲れているのか、あるいは温泉でゆっくり眠れているのか、本当によく寝ますね!

この日の朝食は素晴らしいラインナップでした。イクラなどの海鮮が並び、「のっけ丼」を作ることができるのです。僕はイクラだけで2杯も食べてしまいました。そのほか、ホタテの出汁を効かせたホタテラーメンもあり、3人ともいつも通り朝から食べ過ぎてしまいました。








この温泉旅行は3泊なのですが、朝も夜も食べ放題。体がある意味悲鳴を上げているような気がします。日本に来ると食べるものがすべて美味しいので、本気で食べ過ぎてしまうのが恐ろしいところです。まあ、この時だけで後は質素な食生活をしていますから良しとしましょう。
食事の後はホテルをチェックアウトし、最後に3人で記念撮影をしました。今回初めての星野リゾートでしたが、良い時間を過ごすことができたと思います。個人的にはこのような大規模資本のホテルよりも、個人経営的な味のある、前回の不老不死温泉や浅虫南部屋のようなホテルの方が好きですが、問題なく過ごさせていただいたので感謝です。











今回はこれで旅は終了です。行きは飛行機で東京からやって来ましたが、帰りは新幹線で東京まで戻ります。飛行機よりも本数が多いですし、帰りはのんびりと車を走らせて、適当に青森に着いたいい時間に新青森駅から出発する新幹線に乗って帰ろうと考えたのです。
新青森駅への道中はまた八甲田山の周りをぐるりと回るルートにしました。前回とは逆回りで走ってみたのですが、北東に当たるためか雪が深く残っており、気温もぐっと下がって高原の避暑地のような雰囲気がありました。この近辺にはたくさんの温泉地があるので、次回青森に来る際はここらも回ってみたいですね。








今回の旅行は初めて甥が合流しましたが、彼は終始この旅行を気に入ったようでしてとっても喜んでくれました。それに彼なりに僕に気を使っているのでしょう。車中での音楽には彼は昭和音楽のプレイリストを用意していて、オフコース、チューリップからスピッツなどの僕知らないような昭和音楽をかけてくれていました(笑)。
僕たちは途中の「ひょうたん茶屋」という喫茶店で休憩しました。コーヒー大好きな甥が寄ってみたいとのリクエストでしたが、現在もラガーマンというイケメンご主人がこだわった本格的なコーヒーを淹れてくれました。彼のコーヒーに関する情熱を熱く語ってくれました。

山の中にポツンとある喫茶店で、趣があって良いですね。知る人ぞ知る熱いスポットかもしれません。










青森市に到着後、新幹線の時間まで90分ほどあったので、父のリクエストで「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。ねぶた祭りを間近で見ることができる博物館で、僕も初めてねぶたを見ることになりました。くらい館内に展示されたねぶたはかなり迫力があり見ごたえがありました。
また、すぐそばの「A-FACTORY」という青森物産店で、父はたくさんのニンニクラーメンを、僕は「青天の霹靂」という青森ビールを購入しました。今回はここでは飲むことしないでお持ち帰りにして、サンフランシスコの家で優雅に飲みたいと思います。

ちなみにサザエさんのしろねこタマがリンゴの間に入るポーズをする真似をするためのリンゴがありまして、父にやってもらったのですが、お腹が大きすぎてリンゴの中に入り切れませんでした(苦笑)。








いよいよ新幹線の出発です。レンタカーを返却し、駅で最後の買い物を済ませてプラットフォームへ。やって来た新幹線に乗り込みました。今回はグランクラスという席で東京までの3時間半を過ごします。僕はもちろん、父も甥も初めてのクラス。父は「飛行機みたいな席だな、もったいない」と言いつつ、甥は大興奮で乗り込んでいました。
グランクラスはコクーンのようにすっぽりと体を包み込む快適な席です。グリーン車が見劣りしてしまうくらいゴージャスな車両ですね!こちらでは出発してすぐにアテンダントさんの挨拶があり、サービスで提供された食事を楽しみます。朝食が大量だったので、この食事がお昼としては適量でした。

新幹線は八戸を経て盛岡で秋田新幹線との連結を眺め、その後仙台を通過する頃は、父と甥は爆睡。僕はワインを楽しみながら、ブログをアップしたり景色を眺めたりして時間を過ごしました。快適な席のおかげで、あっという間の3時間半でしたね~。











父と甥との今年の温泉旅行はこれにて終了。未踏の地であった青森でしたが、素晴らしい絶景、美味しい海鮮や郷土料理、そして親切な人々で、すっかり青森が大好きになってしまいました。皆さんもぜひ訪問してみてください。今回は甥が同行するというハプニングもありましたが、彼もものすごく喜んでくれました。

彼の好きな夢見ていたちょっといいホテルでのステイに、豪華なお食事。ちょっといい席での新幹線移動に、自分の父親と違ってJPNおじさんはイケてるな~という感想も漏らしていました。ちょっとだけかっこいいおじさんを演じることができて僕も満足です(笑)。
日ごろは極貧の倹約生活をしていますし、倹約が趣味のような僕ですが、こんな旅行を問題なく提供できる自分を褒めてあげたいです!お金とは使われるものではなく、時と場合によってうまく遣うのが大切ですね。新幹線は東京駅へ到着し父と甥は実家へ、僕はそのまま新宿で宿泊です。

今年もケガも事故もない素晴らしい旅行となりました。14年前に母が亡くなってから落ち込んでいた父を励ますつもりで始めたこの温泉旅行ですが、年1回とは言えもうこんなに続いています。「あと2回くらいが限度かな」なんて父は言っていますが、あの食欲を見るとまだまだいけるような気がします!



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TOKYOで1泊
歩きたいのよ高輪~からの羽田
青森へ~
青森・深浦・不老不死温泉
白神山地・十二湖・青池&ウニ丼
弘前城と浅虫温泉
山内丸山遺跡とウニいくら丼
 


八甲田山の雪の残る曲がりくねったルートを経て、やって来たのは奥入瀬渓流でした。奥入瀬渓流は青森県十和田市の十和田湖から流れ出る唯一の川の渓流で、国の特別名勝および天然記念物に指定されており、手つかずの大自然と大小さまざまな滝が織りなす絶景が魅力で、たくさんの人たちが訪れる場所であります。

僕も甥もこちらには初訪問でして、いったいどんなものかな〜という感じでやって来たのですが、美しい清流と、あふれんばかりの新緑と木漏れ日が素晴らしすぎて、感動の連続でありました。もちろん紅葉の季節も素晴らしいのでしょうが、この新緑の5月というのは格別に美しい!
僕も父も甥も「もしかしてベストシーズンだったのかもしれないよね」と大喜びで、この美しい新緑の奥入瀬渓流を堪能させていただきました。










しっかりと奥入瀬渓流を楽しんだ後は、本日の宿の方に向かいました。本日は奥入瀬渓流唯一の宿と言われるこちらの宿に泊まることにしました。ホテルでチェックインを済ませると、ウェルカムドリンクのいただけるロビーで3人でお疲れ様〜の乾杯。そのあとは部屋の方に向かいました。

今回のお部屋は奥入瀬渓流を望むことができる和洋室です。今まで泊まった宿の中で一番狭い部屋ではあるのですが、天井が高いせいか窮屈感がまったくなく、過ごしやすい部屋でした。こちらの部屋に行く前に売店で奥入瀬ビールを買っておいたので、甥と一緒にこちらを開けて、部屋から奥入瀬渓流を眺めながらのビール。
そのあとは渓流を眺めながら楽しめる展望露天風呂の方に入って、旅の疲れを癒します。少し硫黄の匂いがする単純泉は、新緑の楓に囲まれた素晴らしい温泉でした。今回の旅行では一つもハズレのない宿でして、甥に「すごいブッキング能力だ」と言わしめるものだったようです(笑)。

こういう予約が海外にいながら、レンタルカー、宿、レストランの予約などすべて完結することができる時代になるとは本当に便利ですね。








温泉の後は夕飯です。もちろん食べ放題!この年になると、そろそろ食べ放題もきつくなってきますが、父の方はまだ平気なようです(汗)。こちらのレストランでは青森の食材や郷土料理、特にはリンゴを使った創作料理が楽しめるものになっていました。
こちらで僕はローストビーフ、海鮮鉄板焼きなどを堪能させていただきました。最後にこのレストラン名物のアツアツのアップルパイとソフトクリームを食べて完食です!いや〜今回も食べすぎました。しかしながら、一般的な食べ放題レストランにはないなかなかのクオリティーの高さに、感心もしました。

この後、父は温泉、甥は近辺の散策へ。僕は午後10時には爆睡となりました。本日もいい一日でした〜♪

  






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弘前城と浅虫温泉

 



浅虫温泉の朝は午前5時に目が覚めました。こちらの温泉は朝の5時からなので、父も甥も眠っている中、ひっそりと部屋を出て朝風呂のために温泉に入りに行きました。こちらのホテルの展望露天風呂は源泉かけ流しなのだそうで、僕はそちらの方に小説を持ち込んで、汗が滝のように流れるまでじっくりと1時間ほど温泉を堪能させてもらいました。

展望風呂といってもピンからキリまでありますが、こちらは陸奥湾に面して目の前には湯の島もあり、ロケーションとしては申し分のない展望温泉でした。甥と父は僕が温泉を堪能した後もまだしっかり寝ていました。
ギリギリまで寝かせておいてもいいかな〜と思っていましたが、さすがに午前7時を過ぎてもまだ寝ているので起こしたところ、「朝ご飯の前に温泉に行きたい」と言うので了承し、温泉の後に朝食に行くことにしました。その間、僕はせっせと溜まった写真を整理して、ブログの下書きをして過ごしました。

旅行記は次々とやってくるイベントの記憶が薄れないうちに書いていかないと追いつきません。これがまた結構大変なのですが、自分のための記録と思って頑張って書いております!こうして読んでくださる形がいると思うと励みにもなりますね。

朝食の方は、青森の食材や郷土料理をふんだんに使ったものが多く、一つ一つの質もなかなか良くて、どれも美味しくいただけました。底なしの食欲を誇る父ですが、こちらでもとんでもない量の料理を持ってきて、甥に呆れられていました。甥はその父の姿が面白いらしく記念撮影をしていたので、その姿を僕がさらに一枚撮ってみました。








朝食の後は、甥が三内丸山遺跡の方に行きたいと言うので、僕個人的にはほとんど興味がないのですが、父も行ってみたいと言うので付き合うことにしました。三内丸山遺跡は縄文時代の遺跡群で、北海道・北東北の縄文遺跡群としてユネスコの世界遺産にも登録されているもののようです。

立派な施設となっていて、復元された竪穴建物などがあり、かなり見ごたえのある観光施設となっているようでした。甥も父も興味深くこちらの資料館を見ていまして、僕のエゴを通さないで、行くことにして良かったと思えました(笑)。どうやら父と甥は、僕よりも知的好奇心が高いようでありました!







じっくり三内丸山遺跡を堪能した後は、ランチの時間です。僕も甥もこの日のランチのために朝食をセーブしていたのですが、父の方はマイペースで大量 of 朝食を平らげていたので、「ランチは入らない」と言っていました。「僕たちが昼ごはん食べるけれどどうする?」と聞くと、「見ているだけで十分」という返事。

まあ、あれだけ朝に食べればそうだよな〜と納得していました。この日のランチは、浅虫温泉の方にある海の家で食べることができる海鮮丼でした。僕も甥もこの海鮮丼を楽しみにしていました。いざそのお店に行ってみると、人気店らしくウェイティングリストがあり、なんと1時間待ちとのこと。
1時間待ちなんてありえない〜!ということで、隣のノーマークだったお店の方に行ってみることにしました。そこまで混んではいなかったので、そちらで昼食を摂ることに。海岸線に建てられた掘立小屋のようなこのお店では、ウニ、いくら、ホタテ、イカ、アワビなどの海鮮を使った丼を出してくれます。

僕も甥も、ウニ、イクラ、ホタテの三色丼を頼むことにしました。ところが!「お腹がいっぱいで見ているだけでいい」と言っていた父が、「俺も食べたい〜」と言い出すではありませんか。齢85にして恐るべし食欲……。そんなわけで、3人とも同じウニ・いくら・ホタテの三色丼を頼みました。やって来た三色丼は、これでもかというくらい海鮮が載っていて、特にホタテはプリプリ。

今まで食べた中で一番美味しいのではないかと思えるくらい甘みが強く、本当に美味しいもので、3人とも大満足のランチとなりました。見ているだけでいいと言っていた父は、お米粒一粒残さずしっかり完食しておりました(笑)。










素晴らしい青森の海鮮丼を堪能した後は、本日の宿の方に向かいます。浅虫からは1時間半くらいかな?せっかくだからということで、八甲田山の脇を通る道をルートに設定して車を南下させます。このルートは大正解でした。気温25℃以上になる青森でしたが、八甲田山の脇は気温が17度くらいまで下がり、高原の涼しい風が心地よく吹き抜けます。
途中、ところどころで雪の残る場所もあり、父が子供のように「雪がまだあるぞ〜」と大喜びだったのが印象的でした。途中の八甲田山がきれいに見える場所で記念撮影をして、まだまだ車は進んでいきました。青森は美しい手つかずの自然があふれ、美味しい海鮮も豊富でかなり気に入ってしまいました!


つづく〜

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白神山地・十二湖・青池


白神山地の青池に感激し、鰺ヶ沢町の海の駅で地元青森産のウニ丼を堪能した後は、本日の温泉宿の方に向かいました。そのまま直接向かうこともできましたが、せっかくなので雪の残る岩木山の周りをぐるりと遠回りして、景色を楽しむことにしました。
急ぐ旅でもありませんし、美しい山が見えているのですから、もう少し近くまで行ってみたくなったのです。岩木山の周囲は、のどかで緑豊かな広い平原が広がり、そのあちこちにリンゴ畑が点在しています。青森ではさくらんぼの栽培も盛んなようで、桜の木もたくさん見かけました。

春にはきっと、桜とリンゴの花が満開になって素晴らしい景色になるのでしょうね。










車はそのまま北上し、弘前市へと入りました。弘前といえば弘前城が有名ですので、父は弘前城へ。一方でスタバ大好きな甥は、歴史的建造物の中にあるスターバックスを見てみたいということで、両方に立ち寄ることにしました。

まずスターバックスの隣の駐車場に車を停めてお店へ向かうと、そこは旧第八師団長官舎を利用した、見事なレトロ建築でした。客席エリアがゆったりと広く取られていて、優雅な気分でコーヒーを楽しめそうな空間です。
そちらでコーヒーをテイクアウトし、弘前城の敷地内へと足を踏み入れました。
城内には至る所に桜の新緑が広がっています。これがもし桜の季節だったら、弘前城が薄紅色の花で埋め尽くされ、それはそれは見事な光景だったのだろうと想像が膨らみます。さすが桜の名所と言われるだけありますね。いつかそんな季節にもまた訪れてみたいものです。









弘前城を散策した後は、本日の宿がある浅虫温泉へと向かいました。なぜ浅虫温泉を選んだのかと聞かれると、自分でもよく分からないのです(笑)。結果は大正解でした。最近リノベーションされたばかりの宿のようで、ロビーも客室もピカピカ。
従業員の方々も、やる気満々の若手とベテランが揃っており、チェックインの段階から「このホテル、なかなかいいかも」と思わせる素晴らしい雰囲気でした。お部屋は海側に面した、掘りごたつ付きの和洋室です。陸奥湾が目の前に広がり、津軽半島がその奥に、そしてはるかに向こうに白い雪をかぶった岩木山が窓から見えるのです。

もともと父と二人で泊まる予定だった部屋に急遽甥が加わったため、多少の手狭感はありますが、もともと3名まで泊まれる仕様のようで何の問題もありません。








父がさっそく温泉へ向かったので、僕は旅館の目の前にあるビール工房へ、地元のクラフトビールを買いに出かけました。モダンで格好いい造りのビール工房で、テイクアウトはもちろん、その場で飲めるおしゃれなバーエリアも併設されていました。ここでIPAとペールエールを500mlずつ2本買い、部屋へと持ち帰ります。


いつもならビール1杯で完全に出来上がってしまう僕ですが、ビール好きの甥のおかげで、2人で半分ずつ分けて2種類の味を堪能することができました。まずは乾杯です。この甥がなかなかのビール通のようで、色々と解説を披露してくれるのですが、あんなに小さかった甥とこうしてビールの話をしながら一緒に飲んでいるなんて、人生とは本当に面白いものだなとしみじみ感じてしまいました。
ビールでほろ酔いになり、僕の顔が真っ赤に染まる頃、部屋の窓からは陸奥湾、そしてその向こうに広がる津軽平野の空が赤く染まり始め、素晴らしい夕日を眺めることができました。父はこの景色にひどく感激した様子で、「今回温泉旅行は本当にありがとう」と何度も何度もお礼を言ってくれました。連れてきて本当に良かったなと、僕の方まで嬉しくなる瞬間でした。












盛りだくさんの一日の締めくくりとなる夕食は、ハーフ懐石にバイキングが組み合わさったスタイルでした。このバイキングがまた非常にクオリティーが高く、大間のマグロ、鰺ヶ沢のヒラメ、イカ、ホタテなどのお刺身がずらりと並びます。その場で握ってくれるお寿司もありました。

さらには津軽の農場で育てられた和牛のステーキや、青森の郷土料理などが満載です。ここのお料理は本当にどれも美味しく、父おも甥も「食べすぎてしまった!」と大騒ぎしていましたが、これだけ美味しいのですから箸が止まらないのも無理はありません。
夜には館内で津軽三味線のライブ演奏もあり、父は一番前の席を陣取ってしっかりと堪能したようです。僕の方はといえば、時差ボケの影響で起きていられるのが午後9時が限界。そのまま部屋に戻って爆睡させてもらいました。今日も本当に良い一日でした。




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青森・深浦・不老不死温泉



不老ふ死温泉での朝がやってきました。僕の方はしっかり時差ボケでして、午前4時には目が覚めてしまいました。東北の朝は早いですね。午前4時にはすでに空はしっかりと明るく、もう活動しても問題ないくらいの様子です。こちらの温泉宿の早朝入浴は午前4時からなので、問題なく利用できます。
さすがに午前4時ですと誰もいませんね。茶褐色の源泉かけ流しの温泉巡りをして、小説を読みながら麦茶を飲み、1時間ほどじっくりと、この贅沢な温泉を独り占めして堪能させていただきました。5月の青森、この日の最高気温は25℃。

朝はまだ肌寒いですが、日中には夏日になりそうで、今日も良い天気が見込めそうであります。












寝坊助の父と甥は、午前7時になってようやく起き出してきました。彼らも朝風呂として温泉の方に行ってきて、それから朝食を楽しむことにしました。朝食はシンプルですが、自家製のイカの塩辛、筋子があったり、マグロの漬けなどがあったりして、これがまた美味しくて。

普段は朝食を食べない人間なのですが、思わずおかわりをしてしまったくらいです。それでも一応、炭水化物の摂取だけは控えておきました(笑)。父も甥も、この朝食のクオリティーの良さには満足してくれたようです。そのあとに荷造りをして、不老ふ死温泉を後にしました。
最後にロビーの大漁旗の前で3人で記念撮影をしてもらいました。これが初の団体写真かな?ここは本当に良い温泉でしたね!温泉も素晴らしいですし、食事も大変美味しかったです。建物自体はかなり古いですが、客室の方はリノベーションが済んでいてきれいですから、おすすめですよ。











食事の後は、白神山地・十二湖の方に行ってみることにしました。こちらには十二湖という名前がついているものの、実際には30以上もの湖沼がある世界遺産認定の国立公園なのだそうです。青森の新緑が目に優しく、見ているだけで気持ちも目も安らぐような場所であります。
この日は週末だったのですが、そこまで人出もなく、ちらほらと観光客がいるくらいで、訪日外国人は皆無。ここまではまだ発見されていないのかな?というくらい、日本人だけののんびした観光地で、鏡のように反射した湖の新緑を楽しむことができ、大満足でした。

リフレッシュ村という謎の村がありまして、リフレッシュはゲイ界隈ではHappy Ending的な使われ方をするので、僕としては意味深な言葉にいろいろと繰り広げられるかもしれない妄想をしてしまいました(笑)。











十二湖といえば、一番有名なのはその奥にある「青池」であります。こちらは日によって、また日差しの加減によって、いろいろな青を見せてくれる澄んだ池なのだそうで、これがすごくきれいそうなので行ってみることにしました。
通常の父と僕だけの温泉旅行ですと、あまり観光地などは行かずにのんびり過ごすことが多いのですが、好奇心の強い甥がいるので、いつもと違ったアクティブな温泉旅行になっていますね。さて、肝心の青池は予想以上でした。ブログに載せている写真は加工が全くゼロなのですが、本当にこんな色で、神秘的な色彩を見せてくれるのです。






僕たちが行ったときは、他に3人の女性観光客がいるだけで物凄く静かで、素晴らしい光景でした。これは本当に見てよかったと心から思えるくらい素晴らしい光景でした。甥も父も「これは予想以上に素晴らしい」と感激していました。
僕たちは暫し無言でこの青池を堪能しました。しっかりと心に刻み込んだ後、青池を後にしましたが、僕たちが駐車場に戻ったころに大型観光バスがやってきて、ぞろぞろとたくさんの観光客が下りてきました。もしこの団体観光客と一緒だったら、青池の印象もかなり違っただろうね、間一髪でよかったよかった、なんて3人で話しながら白神山地を後にしました。















白神山地の後は、次の宿の方に向かうべく車を北に走らせます。途中、道の駅ならぬ「海の駅」というものが鰺ヶ沢町にありましたので、軽くお昼ごはんでも食べていきましょうか、ということで寄ってみることにしたのです。まあ、普通の道の駅という感じですが、漁港のすぐそばにあるので海の駅という名前なのでしょう。

しかし、この海の駅には海鮮を扱う食堂がありまして、ヒラメの漬け丼や海鮮丼などがある中、僕が注目したのは地元の海で獲れたという「ウニ丼」です!目の前の青森の日本海で獲れたウニが、ワントレー丸ごと堪能できると聞いてしまったら、これはもう外せません!甥はいくら丼、父は皿うどんを頼みました。
さて、この獲れたてウニ丼は5月から9月までの期間限定商品なのだそうです。もう、5月にこの地に来られて嬉しい限りです。ウニの方は新鮮で、これでもかというくらいの量が提供され、もうこの世の至福というものでした。お昼はサラダか何かを軽く食べようと思っていたのですが、このウニ丼のおかげで、良い意味で期待を裏切る素晴らしいランチとなりました♪


    



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北へ、青森へ~



青森空港から車で2時間ほど西、つまり日本海側へ向かい、そこからは秋田方面に向けて南下します。日本海側には風光明媚な海岸線がたくさんあり、甥がこういう景色を見るのが好きなようで「車を停めて散策したい」というリクエストがありました。

急ぐ旅でもありませんから、その都度、車を停めてこの美しい海岸線を歩いてみました。
今回僕たちが訪れた日本海側には、荒々しい大きな岩が並ぶスポットが点在していました。そこには岩場への遊歩道が設けられていて、上まで登ることができるようになっていました。
登ってみると、目の前には素晴らしい景色が広がり、青く澄んだ美しい日本海が眼下に広がります。日本海というと、どこかどんよりとした荒々しい海を想像しがちですが、今回訪れた海はため息が出るほど青く、澄み切っていました。

僕と父だけの旅であれば、こうした場所に立ち寄ることもなくさっさとホテルに向かっていたことでしょう。なんでもせっかちな2人ですから(苦笑)。甥のリクエストに応えて良かったです。観光地化されていない、ありのままの海岸線にすっかり癒やされました。











そして、ついに本日の宿に到着しました。今宵の宿は「黄金崎不老ふ死温泉」です。数ある青森の温泉地の中からこちらを選んだのは、まず源泉かけ流しの露天風呂が海岸線のすぐ目の前、波打ち際にあること! そして、このお宿は海鮮が美味しいと評判だったからです。

なんでもオーナーのお兄様が漁船の網元だそうで、新鮮な魚を直接買い付けているため、常に一級品の海の幸を提供できるのだとか。建物自体は昭和の雰囲気が残る少し古めかしい佇まいですが、温泉と食事が素晴らしいのなら何の問題もありませんね。

今回の部屋は和洋室で、窓の外には日本海がダイナミックに広がっています。最近リノベーションしたらしくきれいです。まずは地元の青森で作られた地ビールで「お疲れ様」の乾杯。甥はビール、特に地ビールのIPAが好きだそうで、僕と好みが合いそうです。

あんなに小さかった甥と、こうして一緒にビールを飲むようになるなんて、なんだか不思議な感慨がありますね。
ビールで心地よくほろ酔いになった後は、お目当ての温泉へ。源泉かけ流しの湯は、鉄分と塩分をたっぷりと含んだ茶褐色のにごり湯です。目の前に広がる日本海を眺めながらの温泉浴は、最高に気持ちの良いものでした。











日が暮れた後は、お楽しみの夕食です。こちらでは海鮮を中心としたバイキング形式の夕食が提供されていました。僕の父は、きれいに盛り付けられた洗練された懐石料理よりも、自分が好きなものを好きなだけ食べられるバイキングが大好き。

僕はもう量よりも質のお年頃なので、できれば厳選されたものを少量食べる方がいいのですが、しょうがないですね。そのため、彼との温泉旅行の時はなるべくバイキングのオプションがある宿を選ぶようにしています。
父は85歳とは思えない凄まじい食欲で、いろいろな料理を次々と平らげていきました。これだけ食べられるということは、健康面はまったく問題なさそうです。病気になると食が細くなると言いますが、彼にはそんな兆候は微塵もありませんでした(笑)。それにしても、こちらの海鮮の美味しさには本当に驚かされました。

マグロのお刺身はトロ、あるいは大トロの部位で、口に入れた瞬間に文字通りとろけます。ほかにもハマチ、サーモン、みずダコのお刺身など、どれも文句なしに新鮮で本当に美味しいのです。アワビの料理もありましたし、サザエのつぼ焼きでさえも食べ放題とはすばらしい夕飯でした。







洗練された高級レストランの料理とはまた違いますが、どのおかずも丁寧に作られていることが伝わってきて、いつまでも食べていたいと思わせる味でした。これには父も甥も大満足で、皆でワイワイと楽しい時間を過ごせました。
食事の後は、アメリカからの時差ボケが一気に押し寄せてきて急激な眠気に襲われました。気が付けば、まるで気を失ったかのように深い眠りに落ちていました。





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TOKYOで1泊
歩きたいのよ高輪~からの羽田


さて、今回の父と甥との温泉旅行は青森です!僕にとって青森は未踏の地ですから、わくわくします。飛行機はボーイング737で、いったいどれくらいの人が青森に行くのだろう、飛行機はガラガラなのかな?なんて思っていたのですが、とんでもない!

ものすごい量の人が乗り込みまして、ほぼ満席となっていました。新幹線で行くと3時間半、飛行機で行くと1時間。こうなると青森は新幹線よりも飛行機が強い場所なのかもしれませんね。さて、JALの飛行機に乗り込みまして、少しゆったりとした席に着きます。
甥は直前に参加を決めたので、別の席に座ることになりました。このJAL便は20分ほどの遅れがありました。我らがユナイテッド航空に慣れている僕としては全く問題ないのですが、このJALさん、気の毒になるくらい何度も何度もフライト中に遅延をお詫びしているのを見て、日本的な時間の正確さに重きを置く文化ならではのことなのだな〜なんて思ったりもしました。











飛行機は順番待ちの後、東京の空へと浮かび上がりました。僕たちは左側の席に座ったのですが、これがまた東京の摩天楼がよく見える大変素晴らしい席でありました。父とあれがお台場、レインボーブリッジ、東京タワー、虎ノ門、麻布台ヒルズ、スカイツリーなどと、空からの東京観光をすることができて楽しめました。
そのまま飛行機は順調に日本列島を縦断し、約1時間ほどで青森近辺にやって来ました。途中、白い雪をまとった山も見え、飛行機は津軽平野、竜飛岬、下北半島などをぐるりと回って、青森空港へ到着しました。青森空港はこじんまりとした小さな空港ですが、新しいらしくどこもピカピカでしたね!










空港で荷物を引き取った後は、レンタカーを借りていざ出発です。時間的にはお昼なので、途中の道の駅でお昼休憩。僕はホタテラーメン、甥は焼き煮干しラーメン、父は天ぷらそばを頼んで食しましたが、大変美味しいラーメンに僕は大満足。

そういえば最近ラーメンなんぞ食べていなかったので(ANAの機内は除く)、久しぶりの普通のお店のラーメンを堪能させてもらいました。青森はホタテも有名ですが、ラーメンとしては焼き煮干しラーメンが有名なのだそうです。
甥の焼き煮干しラーメンのスープを少しもらいましたが、もうまさに煮干しを食べているようなラーメンで、これは好き嫌いが分かれるかもな〜という微妙なものでした(笑)。









ランチの後は、本日の宿泊地である温泉宿へひたすら向かいます。途中、雪をかぶった岩木山が大変美しく見えまして、リンゴ畑の広がる津軽平野を日本海に向けてひたすら走ります。途中で道の駅でトイレ休憩。青森はイカも有名なようで、イカを前面に売り出した道の駅でした~
天気も穏やかで、のんびりとした良いドライブですね。途中、千畳敷という海岸線がありましたので、そちらの方にも寄ってトイレ休憩。あと30分で今回の宿に到着しそうです〜♪





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TOKYOで1泊

東京品川での朝がやって来ました。気温は13℃くらいですから、サンフランシスコ・ベイエリアと同じくらいの天候です。この日も朝散歩をしようと思いまして、地図を見たら友人が住んでいるマンションが結構近くでしたので、そちらの近辺を歩いてみることにしました。

ホテルの裏手をぐるりと回るこのコースは高輪近辺です。大昔の歌に「歩きたいのよ高輪〜明かりが見えてるタワー〜♪」なんてものがあったような気がしますが、その高輪です。なかなかの高級住宅街なのかもしれませんね。道幅は狭いものの見事な豪邸が立ち並んでいたり、アイスランドの大使館があったり、三菱開東閣があったり。
そのまま御殿山の方まで足を延ばして、なかなか興味深い散歩となりました。友人のマンションの写真を撮って、ストーカー参上と送ったら大笑いしてくれました。この後は品川駅に向かいまして、荷物の一部をロッカーに預けてから父と合流します。父は今年85歳ですが、朝と晩に1時間ずつ犬の散歩をしたり、ゴルフに行ったり、温泉に行ったりと、いつも元気に過ごしているそうで、確かに年は取りましたが矍鑠としていて健康には問題がなさそうです。







さて、いつもは二人だけの温泉旅行ですが、今回は弟の子供である僕の甥(27)が同行することになりました。彼は難病指定の病気を診断されてしまい、療養中で休職中。僕の父が「温泉ならば良い療養になるのでは」と誘ったら、二つ返事で参加したいとのことでした。

そんなわけですので、「誰がその費用を出すんだ〜」と心の中で思ったことは言わずに、優しく微笑んで「もちろん大歓迎ですよ〜」と参加を歓迎した僕であります(笑)。まあ、この甥には離れていることを理由にお年玉なんぞあげたことがないのでこれくらいのことはしてあげてもいいのでしょな!

品川からは、最初はタクシーで羽田空港まで行ってしまえ〜と思っていたのですが、朝のラッシュもあるので電車の方が確実かと思いまして電車にしました。ですが、これがもう〜驚くほど混んでいまして、空港行きの電車ですから皆さん空港へ行くのでしょうが、ぎゅうぎゅう詰めでした。
幸い父は席に座ることができましたが、最後の最後までしっかりと人がたくさんで、次回は絶対にタクシーで行こうと決めた僕でした。今回の利用は、僕としては珍しい日本航空(JAL)であります。もちろんスターアライアンスメンバーのANAを先に選んでみたのですが、ANAは今回の目的地には就航していないそうなのでJALになったのです。

チェックインを済ませて、保安検査も通り抜けてゲートに向かいます。気が付くと、僕は前日の飛行機での機内食から何も食べていないので、妙にお腹が空いていたのです。そこで見つけたお蕎麦屋さんで「温玉きつねたぬき冷やしそば」を頼み、食しました。さすが日本ですね〜、こういう空港の店舗でもシコシコの美味しいお蕎麦を堪能できて大満足でした!


     



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そうこうしているうちに、フライトは残り3時間を切る頃となりました。11時間のフライトで、結局横になれたのは1時間ほど。座席がフルフラットになっても飛行機ではなかなか眠れない体質は、なかなか変わらないようです。

朝食が提供されたので、僕は和食をチョイスしました。鰆の幽庵焼きとのことでしたが、かなり味がしょっぱかったですね。ANAではこの幽庵焼きがよく出ますが、いつもかなり塩辛い気がします。それを知っていても、やはりヘビーなラザニアなどの洋食よりはましか……ということで選択してしまいます。
日本まであと2時間。何を見ようかと探していたら、邦画の中に『シン・ウルトラマン』があったので観てみることにしました。軽いエンターテインメントとしては楽しめる映画ですね。その後は本を読んでじっと耐え、ようやく日本列島が見えてきたと思ったら、あっという間にタッチダウン。

ANAのサービスは素晴らしく、食事も美味しかったので、長旅ながら良いフライトとなりました。どうしてアメリカの航空会社はこういうサービスができないのか、せめて10分の1でもこのレベルに達してくれないかな、なんて思ってしまいます。ちなみにチケット購入時、ANAと我らがユナイテッド航空の値段は全く同じでした。











日本に到着してみると、訪日外国人でごった返していました。ニュースで多いとは聞いていましたが、今まで見た中で一番の混雑ぶりだった気がします。それでも入国審査の方は、外国人の列もしっかり素早くさばいているようで、以前のような1時間待ちということもないようでした。
荷物を受け取って入国し、成田エクスプレスに乗って品川へ向かいます。成田エクスプレスも満席。僕の隣にはガタイの良い男性が座りました。僕が一生懸命ブログを書いていたら、彼が興味深そうに見て「これは日本語を書いているのか」と聞かれたので「そうだよ」と答えました。

彼にとっては未知の言語だというので、「これからどっぷりとこのちでこの未知の言語に浸ってください」と言うと、大笑いしてくれました。













今回は東京で一泊し、翌日に父と合流して温泉旅行へ出かけるので、羽田空港にも近い品川に泊まることにしました。選んだのは品川でもお手頃な安いビジネスホテル。一人で泊まる時は貧乏性が発揮されてしまい、高いホテルはもったいなくて泊まれないのです(笑)。

それでも、このホテルは開業間もないのでピカピカで、コスパは良かったと思います。ただ、こうしたベーシックなビジネスホテルでも今は結構いい値段がしますね。訪日客の多さで東京のホテル代が高騰していると聞きましたが、本当にその通り。
ただ、僕からすると日本円での決済額は高く感じますが、現在の円安状況(100円が約63セント)を考えると、ドル換算ではかなりお手頃に感じてしまいます。40%オフ的な感覚であります。これは大きいですね~。その後、JINSに行って特注の眼鏡を作り(特注とは聞こえがいいですが遠近両用ですわ~笑)、新宿をぶらりとしてから品川へ戻ってきました。

すでに24時間まともに寝ていないのですが、それほど眠くなりません。やはり「The Room」の快適な座席のおかげで、長旅の疲れも以前とは違うのかもしれませんね。


つづく〜







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さぁ~出発です!ポラリスラウンジ






さて、ゲートに向かおうとしたところで、ANAの便が遅延との連絡が入りました。一瞬身構えてメールを確認してみると、遅延はわずか10分(笑)。10分程度の遅れなら、我らがユナイテッド航空であれば「定刻通り」と言っても差し支えないレベルですね。

空港内を少し散歩してからゲートへ向かいましたが、まだ搭乗は始まっていませんでした。ANAのゲートは空港の一番奥。隣り合う二つのゲートの一方はANAの成田行き、もう一方は我らがユナイテッド航空の上海行きとなっていました。やはりこういう場所でもお国柄が出るのでしょうか。
ANAの乗客は遅延にもかかわらず、皆さん静かに整然と待機していましたが、上海行きのゲート付近はかなり賑やかで、大声で話す人も。失礼ながら「あちらの便でなくてよかった……」と、つい本音で感じてしまうほどの対照的な光景でした。

結局、ANAの遅延は25分ほどに延び、ようやく搭乗が開始されました。













今回のフライトでは、ANAが誇る個室型ビジネスクラス「The Room」を確保しました。昨今の情勢による燃料費高騰で航空券の価格は驚くほど跳ね上がっていますが、余生もそれほど長くはない身ですし、身を粉にして働いて年収10億を稼ぐ僕ですから(嘘)、これくらいの贅沢は良しとしましょう。

機材はボーイング777。ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラス編成です。「The Room」は進行方向と逆向きの席が交互に配置されていますが、僕は進行方向向きの窓際を予約しました。実際に座ってみると、やはり広いですね。
足をゆったりと伸ばせますし、隣席ともかなりの距離があるため、プライベート感は抜群です。出発前のドリンクにシャンパンをいただきながら、もしかしたら#2を近いうちに見るかもしれないので「プラダを着た悪魔」を日本語吹き替え版で観ることにしました。










飛行機は25分遅れでプッシュバックを開始しましたが、この時間のサンフランシスコ国際空港は出発ラッシュ。僕の乗った機体は離陸のための長い列の最後尾になってしまい、アナウンスによれば日本への到着は最終的に50分ほど遅れるとのことでした。
ようやく離陸の瞬間を迎え、飛行機は一気に加速して大地を離れ、空中へと浮かび上がりました。この日は朝方の霧も晴れていて、ダウンタウンやゴールデンゲートブリッジが非常にきれいに見渡せました。霧の多い街ですから、こうして澄み渡った景色を拝めると、それだけで得をした気分になります。











安定飛行に入ると、ドリンクとおつまみのサービスが始まりました。飲み物は麦焼酎のソーダ割りを選択。僕は非常にお酒が弱く、飲むとすぐに頭が痛くなってしまうのですが、お酒自体は嫌いではありません。焼酎なら比較的頭痛も軽く、ひどい酔い方をしないという不思議な体質なので、空の上では焼酎に限ります。

昼食は和食をいただきました。小鉢の種類が多く、野菜や魚介類がバランスよく揃っているのが和食の良さですね。メインは「牛すき焼き煮」。ここではあとの楽しみのために、炭水化物はあえて避けておきました。お味の方は米国発ということもあり、可もなく不可もなくといったところでしょうか。
食事を終えても、まだ8時間ほどのフライトが残っています。少しでも寝ておこうとフルフラットのベッドを試みましたが、残念ながら機内ではなかなか眠れない体質。一時間ほど横になったあとは諦めて、映画を観たり本を読んだり、あるいはこのブログを綴ったりして過ごしました。

一人旅だと、いつも一緒にいるパートナーがいないので、11時間の長旅はやはり少し寂しく感じます。















さて、そろそろ「おやつ」の時間にしようと思い、いつでもオーダーできる軽食をお願いしました。実は、メインの食事よりもこちらの軽食の方が好みだったりします(笑)。頼んだものは、ガーデンサラダ(レモンビネガードレッシングが絶品です)、ヴィーガンとんこつラーメン、ヴィーガンカレーライス。
このラーメンとカレーは、動物性食材を一切使っていないとは思えないほどコクが深く、以前食べて以来、大好きになってしまったメニューです。もちろん、この二品は思いっきりの炭水化物! この瞬間のために、ポラリスラウンジでも機内食でも、糖質を徹底的に控えていたというわけでした。



つづく~




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ここのところ仕事で疲れ切っていたので、久しぶりの休暇にホッとしています。もういい年なので仕事のスタイル自体は、以前のような「Work Hard」から「Work Smart」へと移行させているので、決して激務というわけではありません。しかし最近は年のせいか、ちょっとしたことでも気疲れしてしまい、一日の終わりにはぐったりとした疲労感に包まれることが増えました。

それに、早期リタイアしたいという思いが頭の中をぐるぐると巡っていることも、仕事への意欲に影響しているのかもしれません。
さて、今回の休暇は恒例となっている「日本へ帰って父と温泉旅行へ行く」というものです。2025年はDさんを伴って沖縄へ行き、父もDさんも僕も大満足の思い出深い旅となりました。
今年はDさんの仕事の都合がつかないため、僕が一人で日本へ向かい、温泉旅行を短期敢行してこようと思っています。そんな訳で今回は一人旅なのですが、最近はプライベートでも出張でも、一人で出かけることが少し億劫になってきました。これも年齢のせいでしょうか、できれば行きたくないという気持ちがどこかにあります。

2人ならまだしも、1人ですと出発の数日前から「行きたくないな〜病」が出てしまい、当日の朝も、今から空港へ向かうのかと思うと少しどんよりした気分になってしまいました。昔は空港へ行く際にもっと高揚感があったものですが、最近はそれが皆無なのが寂しいところです。
Dさんは仕事中なので、今回は電車で空港へ向かいます。フライトは昼の12時半出発。









ラウンジでのんびりすることも考慮して、少し早めに家を出ることにしました。平日の朝は通勤ラッシュの時間帯と重なるため、渋滞の心配がある車よりも電車のほうが確実です。とはいえ、サンフランシスコ・ベイエリアの公共交通機関は不安定なことも多く、車内の雰囲気も気が抜けないため、不安材料がないわけではありません(涙)。
幸いなことに、Dさんに最寄りの駅まで送ってもらって乗った電車は、思いのほかスムーズにサンフランシスコ国際空港(SFO)に到着しました。今回の利用航空会社はANAです。我らがユナイテッド航空でも良いのですが、同じ料金であればサービスや食事の質を考えると、やはりANAに軍配が上がってしまいます。

チェックインカウンターで荷物を預け、手続きは完了。ここで面白かったのが、僕たちがお気に入りのラーメン屋のオーナーさんがこのANAのカウンターで勤務していたことでした(笑)。最近体調のこともあり、お邪魔していなかったので、お久しぶりです~という楽しい会話をさせてもらいました!











さて今回は「ポラリスラウンジ(Polaris Lounge)」にアクセスできるチケットなので、早速そちらにお邪魔することにしました。
ポラリスラウンジは、プレミアムクラスのチケットを持つ人が利用できるラウンジです。上級会員であっても、エコノミー利用の場合は入ることができませんね。

そのため、通常のユナイテッドクラブとは一線を画す落ち着いた空間となっています。ただ、ここ数年はポラリスラウンジも非常に混み合うようになり、座る場所を探すのにも一苦労することが増えていました。
それもそのはず、以前はスターアライアンス加盟の航空会社でビジネスクラス以上のチケットを持っていれば誰でもアクセスできたからです。
スターアライアンスは26社を擁する世界最大の航空連合。サンフランシスコに就航している数だけでも膨大です。しかし、この混雑に対する苦情が多かったのでしょうか。最近になってポラリスラウンジの入館ポリシーが改定されました。

現在は、ビジネスクラス以上のチケットを持っていても、ANA、ルフトハンザ、スイスなど、特定の7社を利用する場合に限定してアクセスが認められるようになったそうです。例えばエアカナダやシンガポール航空などのビジネスチケットでは、現在はアクセスできなくなったとのこと。
そのせいか、以前よりも断然、席を見つけるのが楽になりました。

ANAの成田羽田ラウンジの激混み具合は何とかしてほしいものですな。

  







ラウンジ内にゆとりがあるのは、本当にありがたいことです。
まず最初に、一番奥にあるダイニングエリアへ向かい、席を確保しました。ここではレストランのように、メニューから好きな料理を選んで作りたてをいただくことができます。

あいにく僕のフライト時間では朝食メニューのみの提供でしたが、それでも出発前にのんびりと食事を楽しめるのは嬉しいものです。
今回は「サーモンタルト」と「オムレツ」をオーダーしてみました。ご存じの通り、僕は普段あまり朝ごはんを食べないのですが、時々妙にお腹が空いてしまうことがあります。
そういう時は欲望に任せていただくことにしています(笑)。それに、無料となると「とりあえず試してみたい」という貧乏性が顔を出すのも事実です(笑)。サーモンタルトは、サクサクの生地にクリームチーズとルッコラ、スモークサーモンが乗った軽い一皿で、なかなかのお味でした。

オムレツは野菜のみを具材にしてもらい、軽めに仕上げてもらいましたが、こちらも申し分ありません。飛行機に乗ればすぐに機内食が出てくるはずですから、ラウンジでの食事はこのくらいにしておきましょう。


さあ、そろそろ搭乗の時間です。





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我らがユナイテッド航空のファーストクラス
真夏の3月
オーストリア料理
Palm Springsは今日も真夏だった
ハンガリー料理
Thompson Hotelへ移動
イタリア料理
Palm Springs最終日

Palm Springsでの滞在もいよいよ最終日ですが、フライトが午後7時過ぎなので、最後の最後までゆっくりと過ごすことができます。ホテルには午後4時までのレイトチェックアウトをお願いしておいたので、午後3時くらいまではホテルのプールでのんびりすることにしました。

基本的には海辺のバケーションが好きな僕たちですが、毎日肌寒いサンフランシスコ・ベイエリアに住んでいると、ただ暖かいというだけで気持ちがふわりと緩むのを感じて、これはこれでいいものだなと思えます。
プールサイドで二杯目の泡のワインを楽しみ、午後3時を回ったところで部屋に戻ってシャワーを浴びました。
手早く荷造りを済ませてチェックアウト。フライトまでの時間に早めの夕飯も済ませてしまおうということになりましたが、お目当てのレストランのディナータイムは午後5時からです。それまでの間、街をぶらぶらと散策することにしました。この街には、日本の食器やお酒、ちょっとした食材を扱うお店があり、堂々と日本の国旗が掲げられていてかなり目立っています。

「こんな場所で和食器の需要があるのかな?」と興味を惹かれ、覗いてみることにしました。
店内を眺めていたその時、目の前を歩いている女性に強い既視感を覚えました。「あれ、知っている人かな?」と注意深く見てみると、なんと今の職場に面接に行った際、採用担当をしてくれたLindaさんだったのです。







これには本当に驚きました。「Lindaさん?」と声をかけると、彼女は一瞬「誰かしら?」という顔をしましたが、すぐに僕だと気づいて「やだ、どうしてここにいるの!」と大笑い。彼女はすでに引退して悠々自適な暮らしをしていますが、今でもイベントなどに僕とDさんを誘ってくれる大切な知人です。

しばらく会えていなかったので、嬉しい邂逅となりました。娘さん二人と旦那さんと一緒に来ているとのことで、Dさんと共に挨拶をして少し世間話を交わし、「またサンフランシスコでね」と言って別れました。極端に交友関係の狭い僕ですが、タヒチで同僚に遭遇したり、こうして恩恵を受けた採用担当の方に再会したりすると、自分は一人ではないのだなと改めて感じさせられます。
ディナータイムの始まる午後5時、メインストリートにある「Sunset」というレストランへ向かいました。ここは洗練されたカリフォルニア料理を出すお店で、広々としたパティオが魅力的です。店員さんは皆、素晴らしい微笑みで迎えてくれて心が解けるようです。

店内はスプートニクを基調とした格好いい照明が飾られ、フォーマルな食事にもぴったりのモダンな雰囲気でしたが、外の風に吹かれるのが好きな僕たちはパティオの席を案内してもらいました。
テーブルの間隔がゆったりと取られ、黄色い花がはらはらと舞い落ちる特等席に腰を下ろすと、イケメンのウェイターさんがスマートに挨拶に来てくれました。






メニューには、ヨーロッパ、ラテン、そしてアジアンテイストをミックスした、まさにカリフォルニアらしい料理が並んでいます。
前菜には、レタスを大胆に四分の一カットしたウェッジサラダ(Wedge Salad)と、珍しいタコのセビーチェをいただくことにしました。

サラダはきりっと冷えたレタスに、デーツやトマトが散らされたランチ系のドレッシングが絶妙にマッチして大変美味でした。タコのセビーチェは、茹でダコがこれでもかというほど入っていて、マンゴーやトマト、玉ねぎのみじん切り、そしてライムのマリネが爽やか。これもかなりのヒットでした。
メインは、Dさんがニジマスを、僕はSand Dabsをオーダー。写真では伝わりにくいのですが、どちらも驚くほどのボリュームで、食べきれるかなと不安になるほどでした。サンド・ダブはカレイ科の魚で、白身のあっさりとした軽い味わいが特徴です。

僕はこの魚が大好きで、メニューにあるとつい頼んでしまいます。こちらのピカタ風の仕上がりは僕好みで、大満足の味でした。Dさんのニジマスも非常に美味しかったようです。
親切な店員さんにサーブされ、緑豊かなテラスで花を眺めながらの食事。





帰りたくないな~と思わせてくれるほど、素晴らしい滞在を締めくくるにふさわしいひとときでした。
食事を終えた後はホテルに戻って荷物を受け取り、いよいよ空港へ向かいます。短い休暇でしたが、心の底からリフレッシュできた旅になりました。

次回旅行記最終日となります。



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真夏の3月
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Palm Springsは今日も真夏だった
ハンガリー料理
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イタリア料理




Palm Springs滞在の最後の日となりました。この日も朝は7時過ぎまでじっくりと眠ることができました。休暇のおかげで凝り固まった疲れが溶け出しているようで、夜も変な時間に目が覚めることなくしっかり眠れているのを見ると、自分は思っていた以上に疲れていたのかもしれないなと思えます。

朝散歩に出かけまして、この日はゲイタウン的な一角も歩いてきました。
このPalm Springsは、街中にレインボーフラッグが飾られ、行き交う人たちの半分とまではいかないものの25~35%くらいがゲイの人たちです。ですからこちらにいても何の違和感もなく、まったく構えることなくストレスを感じる必要がありません。
レストランやお店でもものすごく親切に接してもらえますし、僕たちカップルが朝散歩をしていても、リタイアしたストレートのカップルが素敵な笑顔で挨拶してくれます。どうしてこんなにゲイフレンドリーなのかというと、数日前に書いた「どうしてPalm Springsが人気になったのか」という理由と密接につながっているそうです。

裕福で有名なLGBTのスターたちの遊び場としてのルーツにあります。ハリウッドの黄金時代、映画スタジオがほとんどの芸能人の契約を握っていました。スタジオはスターを管理し、雇用条件として「道徳条項」を守ることや、ロサンゼルスから車で2時間以内の圏内に留まることなど、多くの要求を課していました。












Palm Springsは彼らが移動できる限界の場所にあり、そのため休息を求める俳優たちのプライベートなオアシスとなりました。多くの有名なゲイ俳優たちが、カミングアウトされてキャリアを失うのを防ぐためにPalm Springsへと旅をしたのです。その結果、この地域はハリウッド黄金時代の秘密が守られる場所というような目的地になったのです。

Palm Springsはその後、表舞台を去り静かな生活を求める芸能人たちが選ぶ引退後のコミュニティとなるのです。そんなこともあって1970年代から80年代にかけて、LGBTにフレンドリーな目的地としての確固たる評判を築きました。また、サンフランシスコやニューヨークに比べて生活費が安かったことも、多くのLGBTの人々が老後の拠点としてこの砂漠の街を選ぶ理由になったそうです。
現在のPalm Springsではゲイ・コミュニティは常に政治的にも活動的であり、LGBTメンバーは地方行政にも関わり、2018年には市議会の全議員がLGBT・コミュニティのメンバーである、史上初の「全員LGBT」の政府を選出したということもあって、LGBTの人たちが安全に安心して暮らせる土壌があるのですね。

散歩の後は無料の朝ごはんです。こちらのホテルでもDさんのハイアットステータスのおかげで朝食が無料になります。前日は魚介のイタリアンでしたので、とってもお肉が食べたい気分でした。メニューを見るとハンガーステーキ(Hanger Steak)と卵焼きのセットがありましたので、そちらをオーダー。






泡のワインを飲みながら、イケメンさんたちを見て朝からのんびりと料理を待ちます。Dさんはヘルシーにアボカドトーストでした。
僕のステーキと卵焼きがやって来ました。メニューにもプライムステーキと書いてあったのですが、本当にプレミアムで激うまなステーキでした。

これ6200円ほどするので僕的にはかなりバグった価格の朝食なのですが、それなりに価格に見合ったお味だなと感じました。Dさんのおかげでこれが無料と思うと余計美味しくなる庶民な僕でありました。食事の後はプールサイドに陣取って、最後のPalm Springsを堪能させてもらいましょう。






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Gemini said

部屋でランチを食べた後は、再びプールサイドの方に戻ってきました。この日は最高気温が34度くらいまでしか上がらなかったので、前日のようなうだるような暑さではありません。プールサイドに座っていても、かなり心地よいものでした。僕は二杯目の泡のワインを頼み、禁酒中のDさんはクラブソーダ。

今回滞在しているThompson Hotelは、2024年に開業したばかりのかなり新しいホテルです。2005年に土地の買収が済み、もともとは「アンダーズ(Andaz)」を建てる予定だったそうですが、地元の法的争議に巻き込まれるなど紆余曲折あり、予定より大幅に遅れてようやく開業にこぎつけたという経緯があるそうです。 こちらのホテルのプールサイドに座っていると、一般的なホテルとは一線を画す従業員の姿勢が伝わってきます。プールスタッフが常に目を光らせ、タオルの交換や追加のオーダーが必要か絶妙なタイミングで気にかけてくれたり、氷水の入ったウォーターサーバーを持って回っていたり。

また、マネージャーらしき人が巡回して、デッキチェアのお客さん一人ひとりと目であいさつを交わしながら、必要なことはないか聞きに来てくれたりと、まさに「いいホテル」の品格を感じます。以前泊まっていたハイアットではそういった細やかな配慮がなかったので、より印象的に感じたのかもしれません。








また、宿泊している客層もすこぶる民度が高いです。子供が大声を出すと親がすぐに駆け寄って、声を小さくするように諭したり、水しぶきが他の客にかからないように注意したり。こうした落ち着いた環境は本当にいいですね。

ちなみにこのホテルにはアダルトオンリーのエリアがあり、大人のみのプールでワインなどが飲み放題になるサービスもありました。Dさんのステータスのおかげで、そちらのクラブラウンジ的なプールにも行くことができたのですが、一般プールの方がイケメン(笑)が多かったので、結局こちらで過ごすことにしました。

ホテルのプールでじっくり、のんびりと心身を緩めた後は、夕飯の時間です。ホテルの従業員には「すごくおしゃれでイケている感じ」のレストランを勧められました。実際に行ってみると、確かにかっこよくて、いわゆる「インスタ映え」しそうな雰囲気でした。
しかし、僕たちは自他共に認める「どんくさいカップル」。こういったスタイリッシュすぎるレストランより、もっと落ち着いてのんびりできる場所を好みます。そこでネットで調べ直したところ、ホテルの目の前に創業40年の老舗イタリアンを見つけ、ホテルの従業員がいまいちと言っていた、そちらへ向かいました。

ゆったりとしたテラス席に座り、まずはビーツとエンダイブのサラダ。メインは、Dさんは大エビのグリル、僕はシーフードスパゲティを頼みました。老舗だけあって、尖ったところのないスタンダードで昔ながらの味わい。安心できる美味しい料理でした。






やはり僕たちには「おしゃれでイケイケ」なレストランは合わないようで、ホテルの従業員が「冴えない」と言っていたお店の方が、しっくりきてしまうどんくさい二人でありました(笑)。自分たちが心地よければ、他人がどう見ようとどうでもいいですな。食事の後は街をぐるりと回ってからホテルに戻り、就寝しました。
よくよく考えてみれば、思いっきり「ゲイタウン」に来ているのに、今回はゲイ関係の飲み屋やイベントには全く参加していませんね。町全体がゲイタウンみたいな感じもありますからそれで充分でもあります。こんな感じでこの自分たちらしい時間の過ごし方に満足しています。  



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新しい朝がやって来ました。この日は珍しくぐっすりと眠ることができ、目が覚めたら午前7時。こんな時間に起きるなんて、僕にとっては本当に珍しいことです。久しぶりの休暇で、体の方がようやくリラックスしてきた証拠でしょうね。

この日は朝からうっすらと雲がかかっていて、数日前とは違い少し涼しさも感じられました。気温は24℃ほど。これくらいなら朝の散歩も気軽に楽しめます。今回は交通量の少ない一般道を、素敵な邸宅を眺めながら歩くことにしました。
パームスプリングスの家々は「ミッドセンチュリー」というスタイルで、わが家と同じく僕たちが大好きな建築様式です。レトロでありながら洗練された家が並ぶ街並みを、ワクワクしながら歩くのは最高に気持ちがいいものです。

将来的にこちらへ引っ越してみたくなってしまうほど、この街を気に入ってしまいました。
しっかり1万歩を歩いた後はホテルに戻り、無料の朝食をいただきました。Dさんはサーモンベーグル、僕はオムレツを選択。お腹を満たした後は、チェックアウトに向けて手際よく荷造りを済ませました。













最後の1泊は少し背伸びをして、すぐそばに新しくできた「Thompson Hotel」に泊まってみることにしました。これも一応ハイアット系のホテルですので、Dさんのハイアットステータスで優遇されます(笑)。カテゴリー的には今まで泊まっていたホテルよりもかなり格上のホテルのようです。

早めの時間に到着したので部屋はまだ準備中とのことでしたが、プールエリアは利用できるというので、そちらでのんびりさせてもらうことにしました。やはり良いホテルは客層が違いますね。「小金持ち」の匂いがプンプン漂ってきます(笑)。僕たちはドリンクを頼んで、まずは乾杯しました。
しばらくして部屋の準備が整ったと連絡があり、鍵を受け取って向かいました。ここでもDさんのハイアットのステータスのおかげで、一番手頃な部屋の予約だったにもかかわらず、スイートにアップグレードしてもらえました。いつもありがとうございます。お得感満載ですな~♪

前のホテルもスイートでしたが、こちらのスイートはまた格が違いました。立派なバスルームを見て、持ってきた「花王のバブ」を入れてのんびり入浴するのが今から楽しみになりました。この日のディナーは老舗のイタリアンを予約していたので、ランチは前日と同じサンドイッチショップでサラダボウルを買い、お部屋で軽く済ませました。








昼食後もプールサイドに戻り、僕は泡のワイン、禁酒中のDさんはバージン・モヒートを頼んで休暇に乾杯です。相変わらず本を忘れたままなので、Spotifyで音楽を聴きながら過ごします。アイドルソングを一通り聴き終えたので、この日は青春時代によく聴いた渡辺美里さんの特集です。

「真夏のサンタクロース」「サマータイム ブルース」「夏が来た」……彼女の夏ソングは、暑い日に聴くと本当に元気がもらえます。
これらの曲を夢中で聴いていた大学生の頃、僕の生活はまさに暗黒時代でした。誰にも本音を漏らせず、大学の友人ともうわべだけの付き合い。今もそうですが今まで以上の超陰キャでしたね。
自分がゲイであることが足かせというか、まるで呪いのようにまとわりついて、将来に展望など持てず、絶望だけが映っていた時期でした。こじれにこじれまくって袋小路にいた感じです。ただでさえ人づきあいが苦手な上に不器用すぎる、救いようのないゲイですから(苦笑)。

そんな当時の自分を思うと、今の自分がこうして素敵なパートナーと一緒に、たくさんの「組合員」さんが自分らしく過ごせるリゾート地で素晴らしい時間を享受できていることが、まるで奇跡のように感じられます。あの頃の「もう死んでもいいかな」なんて頻繁に思っていた自分に、「踏ん張ってよかったね」と言ってやりたくなります。





人生は苦もあれば楽もあり、苦しい時間があったからこそ今の時間を大切に思えるのでしょう。そう思うと苦しい時間も悪くないものだと、身をもって感じている、少しセンチメンタルカンガルーな中年のおっさんです。



  


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真夏の3月
オーストリア料理
Palm Springsは今日も真夏だった



本のない休暇というのは、僕にとってかなり珍しい体験です。音楽を聴き、Dさんと語らい、プールサイドでイケメソたちを眺めて過ごす……それはそれで、悪くない時間ですね。贅沢な暇つぶし。忙しく苦しい時間があるからこそ、こういう時間を楽しむことができるのでしょうな。

さて、この日の夕飯はハンガリー料理店を予約していましたし、普段は食べない朝食もしっかりいただいたので、ランチは抜こうかとも思いました。ただ、お腹が空きすぎるのも問題です。この旅行で圧倒的に不足しているのは野菜だったので、サラダボウルで軽く済ませることにしました。
ネットで調べると、道を挟んだ反対側のサンドイッチ屋さんに色々な種類のサラダがあることが判明。さっそく行ってみると、人気店らしく店内は人でごった返していました。並ぶのは嫌いなのですが、店員さんの手際が良く、意外にもスムーズに注文できました。

僕はお店の方お勧めの人気商品を、Dさんはコブサラダをテイクアウト。プールサイドでいただくシャキシャキの野菜は、なかなかの満足感でした。
気づけば気温は36℃まで上昇していました。3月でこれですから、夏場は40℃を超えるという「殺人的な暑さ」も頷けます。








僕はブラッディ・マリーを楽しみましたが、禁酒中のDさんはトロピカルなモクテルで我慢。来月には解禁するそうですが、あんなに好きなお酒を3か月も絶っているのは本当に偉いものです。
プールサイドで寝転んで、文字通り何もしない。こうした有意義な「時間の無駄」は、人生において必要ですね。

固く絡まっていた疲れの紐が、じんわりと緩んでいくのを感じることができました。
夕暮れ時、朝の散歩以外は何もしなかったので、夕食のお店までは歩いていくことにしました。地図で見るとホテルから30分ほどの距離、運動がてらちょうど良い道のりです。
途中で巨大なマリリン・モンロー像を見かけました。彼女はこの町で見いだされてスターになったそうで、今でいう原宿でのスカウトのようなエピソードですね。まあ、原宿を歩く人もそうですが、マリリンさんもスカウトされるのを狙って、こちらに来ていたのでしょうな。そんな発見をしながらてくてくと歩き、ようやく目的地に到着しました。

広いオープンテラスが特徴的な、前回の訪問で気に入ったお店です。
予約より30分ほど早く着いてしまいましたが、レセプションでチェックインすると、すぐにテラス全体を見渡せる眺めの良い席へ案内されました。店内を見渡すと、客層の9割はゲイ、それも僕たちと同世代か少し年上の方々でした。そして、僕以外はほぼ全員が白人。

サンフランシスコ・ベイエリアではなかなか見られない客構成です。










正直なところ、僕一人だったら居心地の悪さを感じたかもしれません。こうした旅行やヨーロッパへの旅でも、パートナーが白人であるためにいやな思いをすることを避けられている気がします。あからさまな差別はなくとも、アジア人一人だとサービスの温度差を感じる……僕も米国では一人行動の時とDさんと一緒の行動の時はサービスにかなり差があるのを経験しています。
 
Dさんを上手く駆使して、嫌な思いをせずに済むよう工作するのも、僕の旅行における裏話的な処世術ですね。
そんなことを考えながらオーダーした料理が運ばれてきました。まずはハンガリーの家庭料理、ロールキャベツ。中にお米が入っているスタイルで、トマトベースのソースの酸味とよく合います。
もう一つの前菜は、僕がメニューにあると必ず頼んでしまうタコの炭火焼き。小ぶりながら柔らかく、炭の香りが食欲をそそります。メインは、Dが骨付きの巨大な豚のローストを選択。見ているだけでお腹がいっぱいになりそうなボリュームです。僕は魚にしようか迷った末、最後にビーフストロガノフに変えてしまいました。

これが文句なしに美味しいのですが、非常にリッチでヘビー。二人ともいい年齢なのに、若者のような注文をしてしまったのは少し失敗だったかもしれません(笑)。胃にはずっしりときましたが、お味は最高でした。
華やかな雰囲気と素晴らしいサービス。周囲の「組合員」さんたちも品が良く、自分たちもこうありたいと思わせてくれる、心地よいひとときでした。




食事の後は歩く気力もなかったので車で帰りました。

この日も1日の疲れが溶けていくような、素晴らしい時間でした~。
Dさん、素敵な時間を過ごしてくれてありがとうございます。






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真夏の3月
オーストリア料理



パームスプリングスの朝がやって来ました。僕はいつものように午前5時頃には目が覚めてしまったので、Dさんを起こさないためにリビングルームへ移動してお茶を淹れ、携帯を眺めて過ごしました。しばらくして、Dさんも起きてきたので彼のコーヒーを淹れました。

彼が淹れたコーヒーの香りに包まれながら、ゆっくりと目覚めの時間を楽しんでいるうちに、東の空がうっすらと明るくなってきました。雲が鮮やかな赤色に染まり、実に見事な朝焼けと日の出を拝むことができました。
この日の日中の最高気温は36℃近くまで上がるとのこと。朝の涼しいうちに散歩を済ませてしまうことにしました。
午前7時の時点で気温は24℃ほど。「ちょうどワイキキの朝もこんな温度感で散歩したよね」なんて二人で語らいながら、カラリと晴れた湿気のない砂漠のオアシスを歩き始めました。パームスプリングスがこれほど栄えた背景には、かつてハリウッドスターたちがこぞって別荘を建て、休暇を過ごしに訪れた歴史があるそうです。

「ハワイやバハマにだって行けるスターたちが、なぜわざわざ砂漠の町へ?」という疑問が湧きますが、当時のスターたちはスタジオとの契約に「映画撮影のために、常にハリウッドから車で2時間以内の場所にいなければならない」という条項があったのだとか。







なるほど、ロサンゼルスから車で行ける最大のリゾート地として、この場所が選ばれたのにはそんな理由があったのですね。町の成り立ちに隠れた歴史を知るのは、実に興味深いものです。
道中にはフランク・シナトラの邸宅もあり、そんな発見を楽しみながらの散歩でしたが、何より驚いたのは町の人々の気さくさです。

少し高級そうな住宅街を歩いていたのですが、すれ違う誰もが輝くような微笑みとともに「おはよう」と挨拶を返してくれるのです。僕たちの住む地域ではなかなか見かけない光景に、心が温まりました。
しっかり歩いたことで日も高くなり、気温の上昇とともに疲れも出てきました。
ホテルに戻る頃には、かなりの空腹に。普段は朝食を抜くことが多いのですが、Dさんのハイアットのステータスのおかげで朝食が無料になると聞き、貧乏性で「無料」という言葉にめっぽう弱い僕は、いそいそとレストランへ向かいました。我ながら現金なものだと感心してしまいます(笑)。

プールテラスを望む席に陣取り、Dさんはアボカドトースト、僕は蟹肉のエッグベネディクトを注文しました。これが予想を遥かに超える美味しさで、良い意味で期待を裏切られました。「明日もまたここで食べたい」と思わせてくれるクオリティでした。










朝食後はプールサイドの涼しげなデッキチェア~ひとくちのリンゴ酒~という気分で、のんびりと時間を過ごしました。まさに「何もしない贅沢」を地で行くひとときです。しかし、今回の旅行で僕は手痛いミスを犯してしまいました。読書用の本を丸ごと忘れてきてしまったのです。

いつもなら必ず数冊は携え、こうした場所で本の世界に浸るのが楽しみなのに、不覚にも今回は一冊も手元にありません。気づいたのは空港に到着した時でした……。
仕方なく、持ってきたPCや携帯のSpotifyを駆使して懐メロを楽しんだのですが、やはり本がないとどこか手持ち無沙汰です。
ニューヨークやロサンゼルスならブックオフのようなお店もあるのでしょうが、ここは砂漠の小さな町。そんな選択肢もありません。普段それほど携帯をいじらない僕にとって、活字のない時間は思いのほか堪えました。幸い、お気に入りの音楽が寂しさを紛らわせてくれましたが、本のないプールサイドは少しだけ苦い経験となりました。




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真夏の3月








プールでほろ酔い気分を楽しんだ後は、一度部屋に戻って入浴と休憩。それから夕食へと繰り出しました。午後7時を過ぎても気温は27℃と暖かかったですが、そこは砂漠地帯。湿気がほとんどないため汗でベタつくこともなく、さらりとした風が心地よく感じられました。黄昏時のダウンタウンを10分ほど歩き、お目当てのレストランへ向かいます。

わが家の旅行では、基本的に僕がレストラン選びを担当しています。僕の方が食い意地が張っていますし、Dさんは比較的何でも美味しく食べてくれるので、僕の独断で探させてもらうのがいつもの流れです。今回選んだのは、サンフランシスコ・ベイエリアではあまり見かけないオーストリア料理のレストランでした。
お店はメインストリートから少し外れた、落ち着いたエリアにありました。それでもかなりの人気店のようで、予約なしでは入れないほどの人で賑わっています。店内はモダンですっきりとしたデザインでしたが、僕たちはあらかじめ外のテラス席を予約しておきました。

このテラス席が正解でした。隣のブロックがゲイエリアになっていて魅力的なバーやショップが並んでいるため、そこへ向かう多くのゲイの方たちが目の前を通り過ぎていきます。グループやカップルごとに、どことなく似た雰囲気やファッションを纏っているのは、世界共通の「ゲイのあるある」なのかもしれませんね。

そんな人間模様を眺めながら、禁酒中のDさんに合わせて泡のミネラルウォーターで乾杯しました。











メニューにはエスカルゴやサラダ、ステーキなどが並んでいました。まずは「芽キャベツのサラダ」を注文。レモンが効いた爽やかな味わいにパルメザンチーズがふんだんに振りかけられていて、これは家でも真似してみたいと思える美味しさでした。

メインディッシュ、Dさんは「刺身でも食べられる」という炙りサーモンステーキを選択。付け合わせにはザワークラウトが添えられていて、いかにもドイツ・オーストリア圏の料理らしい一皿です。サーモンは驚くほど軽く、臭みも一切ない絶妙なバランスで、Dさんも「激ウマ!」と大絶賛でした。
僕はオーストリア料理の代名詞、シュニッツェルを頼みました。お肉を叩いて薄く伸ばし、多めの油で揚げ焼きにする家庭的なカツレツです。20代のころウィーンで食べたのが最初で最後ですね。さて、運ばれてきたお皿を見て、その大きさに衝撃を受けました。「これ、食べきれるかな……?」と不安になるほどの特大サイズです。

ところが、一口食べてみるとその不安は吹き飛びました。油っぽさが全くなく、サクッと軽やかに調理されていて、まさに僕好み。Dさんにも少し分けましたが、彼も「これは本当に美味しいね」と喜んでくれました。結局、あんなに巨大だったシュニッツェルを、僕はしっかりと完食してしまいました。











評判通り、サービスも雰囲気も、そして料理の味も文句なしの素晴らしいお店でした。お酒は飲みませんでしたが、それでも十分に充実した、満ち足りた夕食の時間となりました。
食後は夜風に吹かれながら、ホテルまでとぼとぼと歩いて帰り、そのまま心地よい眠りにつきました。パームスプリングスでの一日目、本当にいい日になりました。



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我らがユナイテッド航空のファーストクラス






パームスプリングスにあっという間に到着しました。ロサンゼルス近郊に住む人々にとっての避寒地であり、砂漠にある常夏のリゾート地というだけあって、本当に暖かいです。飛行機を降りた途端、まったく別の土地に来たのだということを肌で感じることができました。

空港からはUberでホテルへ向かいましたが、その道中、トランプ大統領に抗議する大規模なデモに遭遇しました。おそらく全国規模で行われているのでしょうね。
ホテルに着いたのは午前10時頃で、当然ながらまだチェックインはできません。荷物だけ預けて、さっそく朝の散歩に出かけることにしました。
パームスプリングスは観光地らしく、メインストリートにはたくさんのお店が並んでいて、歩きながら眺めるだけでもワクワクして楽しいものです。ただ、午前11時を過ぎると一気に気温が上昇し、歩いているだけで汗がじわじわと噴き出してくるのを感じます。朝が早かったこともあり、朝食も抜きだったので、かなりお腹が空いてきました。

現在の米国は春休みシーズンで、この街もかなり混雑しています。夕飯難民にならないよう、滞在中の夕食はすべて予約済みで、今夜はオーストリア料理店へ行く予定です。そこでランチは趣向を変えてアジアンにしようということになり、地図で調べて評判の良さそうなタイ料理店へ行ってみることにしました。











テラス席に座ったのですが、ちょうど隣のお店でドラッグショーが行われていたようで、辺りは大盛り上がり。僕たちの青春時代に聴いていたような懐メロが流れ、道行く人たちもそれに合わせて歌いながら歩いていました。そんな光景を見ていると、こちらの気持ちも軽やかになるというものです。

ランチスペシャルを注文しましたが、お味の方は「まあ、悪くないかな」というレベル。それでもサービスが良く、とても楽しい時間を過ごせました。
食後もしばらく散歩を楽しみ、色々なお店を冷やかした後にホテルへ戻ったのが正午過ぎ。まだ部屋の用意ができていないとのことだったので、ひとまずプールサイドに座って待つことにしました。
するとすぐにテキストメッセージで「部屋の用意ができた」と連絡があり、さっそく鍵を受け取って向かいました。案内されたのはプールビューのスイート。少し古さは感じますが、とても広々としています。バスルームにはバスタブも付いているので、のんびり入浴も楽しめそうです。

ランチの後はブログを書いたりしてのんびり過ごし、眠くなったのでそのままお昼寝。早めにチェックインしたせいか、周囲の部屋は絶賛清掃中のようで、ドッタンバッタンとかなりの騒がしさでした。結局1時間もしないうちに目が覚めてしまったので、場所を変えてくつろごうと再びプールサイドへ。











スポティファイで80年代のアイドル特集、「夏色のナンシー」「マイアミ午前五時」「渚のバルコニー」「青い夏のエピローグ」「セシル」「飾りじゃないのよ涙は」「夢かもしれない」「話しかけたかった」「Rosa」「淋しい熱帯魚」「渚のはいから人魚」……。
懐かしい曲たちを聴きながら、目の前で水遊びをするイケメンたちを眺め、泡のワインをいただく。長年連れ添ったパートナーがそばにいてくれる、そんな素晴らしい時間を満喫しました。いやはや、こういう時間を持てるっていうのは本当に幸せ者ですな。



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2026年も早くも1/4が過ぎようとしています。日々の慌ただしさから少し離れてリフレッシュしたいと考え、週末を少し長めにとって小旅行に出かけることにしました。行き先はロサンゼルスから車で2時間ほどの距離にあるパームスプリングス。冬でも暖かく、ゲイタウンとしても知られる砂漠のリゾート地です。
フライトは、現地での時間を最大限に楽しむために朝8時半の便を選択しました。つまり午前5時起きということです。しかし僕は最近早く起きるのでこの日も午前4時半くらいに起きたので全く問題ありませんでした。週末の朝ということもあり、空港への道中もスムーズ。

現在、アメリカの空港では保安検査官の給料未払い問題から職員不足が深刻化し大混乱となっていますが、サンフランシスコ空港はセキュリティ業務を外部委託しているため、他の空港のような混乱もなく、あっという間に通過することができました。








セキュリティを抜けてゲートへ向かうと、ほどなくして搭乗の時間に。前回のNYCのたびではデルタ航空の方に浮気してしまったので久しぶりに我らがユナイテッド航空の利用ですす。
今回はゆったりとした時間を過ごしたかったので、ファーストクラスを予約しました。機体はボーイング737という小型機で、最前列の席を確保しました。
客室乗務員の方は中堅的な30代の手際よく仕事をこなすな印象の方たち。ウェルカムドリンクの水をいただいた後、飛行機はスムーズに離陸しました。この日は薄霧がかかっていましたが、上空からはサンフランシスコのベイブリッジやダウンタウンの美しい景色を望むことができました。

あっという間ですが、きれいにサンフランシスコのダウンタンを見ることができると得した気分になれますね!






安定飛行に入るとドリンクサービスが始まりました。普段なら迷わずお酒を楽しむDさんですが、彼は現在も禁酒を継続中。彼の人生の楽しみの1つでもある、フライトでの飲み放題まで封じているようでして、目標を達成するまでは休暇中であっても飲まないという彼の意志は固いことを感じました。
結局、彼は温かいお茶、僕はブラッディ・マリーを頼んで今回の休暇に乾杯しました。僕自身も彼に合わせてお酒を控えていたため、一週間ぶりのアルコールが体に染み渡り、一杯で心地よいほろ酔い気分になれました。飛行機はどんどんと南下していき、乾いた砂漠のような気候の地へ向かっていきます。












機上から見ていても緑が生い茂る地域から、からからに乾いた黄色い砂地への変化がわかります。周りの景色がすっかり黄色になって、まったく樹木が生えていない地域に入りました。Palm Springsの方は冬でも暖かいのでハリウッドのスターたちがこちらの方に別荘地を立てて過ごしたことで有名になったそうです。
ですから、ちょっとした小金持ちが今でも別荘を持ったりするみたいですし、LAのお金持ちの人たちもセカンドハウスをこちらに持ったりするようで、家の値段も結構いい値段となっているようです。さて僕たちの飛行は全くの遅延の問題もなく、飛行機は暖かい日差しが降り注ぐパームスプリングスへと到着しました。

サンフランシスコベイエリアを出た時は気温が9度くらいでしたが、こちらではもうすでに30度くらいになっているようでして、本当に真夏の砂漠地に来たような気分になれます。

 

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