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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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おつまみランチに生ガキ
結婚記念日だった~
  


まだまだ時差ぼけ感が抜けきれませんが、この日は少し遠出するので7時くらいに起きて、ホテルの屋上の朝食会場で食事をしてきました。この日も天気が良く、気温も上がるということでしたが、朝の日差しと共に受ける風は比較的ひんやりとしてからっとしたいいものでした。
このホテルの朝食会場は朝630から開いているそうですが、人が混むピークなのは8時半過ぎみたいですね。僕達がやってきたこの時間はまだまだ人がいないようでして、がらりとした雰囲気になっていました。やはりバケーションで来ている人たちがほとんどなので、皆さん朝はのんびりと過ごすようです。この日も僕は目玉焼き、Dさんはスクランブルエッグを頼んで朝食としました。







この日は電車で40~50分ほど離れたシントラという有名なお城がある場所へ行くことになっていました。最初は面倒くさいからタクシーで行ってしまおうか~なんて思っていたのですが、ホテルの方がリスボンの街は交通渋滞がひどいから、電車で行った方がいいよ~と勧めてくれたので、ホテルのすぐそばにある大きなターミナル駅から出る直通の電車に乗ることにしました。
ホテルの人に電車の駅までの道のりを聞くと、ホテルの裏手すぐにケーブルカーが走って里からそれに従って歩けばいいとのことでした。リスボンの街は急な坂道が多いのでこういうケーブルカーも走っているようですね。ゴールデンゲートブリッジに似た橋や、ケーブルカー。何となくサンフランシスコに共通するものがいろいろあるリスボンの街です。












ターミナル駅に到着して、切符を買おうとすると切符売り場には長蛇の列、自動販売機と人間のいる窓口があるのですが、両方ともすごい列でした。僕達はDさんと僕とで自動販売機と窓口と別れて並びましたが、どちらも同じくらいのゆっくりしたスピード。自動販売機の方が少しだけ早かったのでこちらで買いましたが、ものすごくややこしくてわかりにくい!皆さん手間取っているのが分かりました。
  
僕達は何とか乗りたかった電車の時刻に間に合うように切符を買って電車に乗るこむことができました。時間通りに電車は出発!40分ほどでシントラの駅に到着しました。ここからバスに乗ってお城の方まで行くのですが、あまりの混雑度&バスの長蛇の列に僕たちはうんざり。こらえしょうがないのでさっさとタクシーを使うことにしたら、タクシーはテスラでしてかなり快適でした。

 








さてこのお城ですがぺーナ宮殿と言われていまして、1869年にバイエルン王国の第4代国王ルートヴィヒ2世がドイツで建てたシンデレラ城のモデルになっていると言われるノイシュヴァンシュタイン城が世界的にも有名ですが、こちらのお城はその国王のいとこ筋にあたる人が建てたものとか。ノイシュヴァンシュタイン城はこのお城に感化されて作ったとのことでした。

ちなみにこのお城はポルトガルでも大人気の観光地でかなりの人が来ているとのこと。できれば前もってチケットを買っておいた方がいいと思い、前の日でしたがオンラインでチケットを購入しておきました。これが大正解でした。案の定物凄い人で、僕達が11時に到着した時、当日チケットは午後2時に入城するものしかないというものになっていたようです。
11時指定で買っておいたので、僕達はほとんど待つことなくお城に入ることができました。ちなみにお城の周りには何もないので、2時のチケットとなると一旦ふもとの町まで下りて時間をつぶしてから、またお城に戻る事になったのでしょうね。さて、お城の方ですが、小高い山の上にあり、いつもは霧に包まれているそうですが、この日はご覧の通り快晴!

周りの街並みも、大西洋の海原もみることができる絶景を楽しむことができました。お城の方ですが、いろいろなスタイルの建物や内装になっていて、全く統一性のない物凄くちぐはぐしたものになっていて、美しいお城というよりはなんでもいいからてんこ盛りした感がぬぐえませんね(笑)。まあ、いいエンターテイメントになりました。











僕達はガイドの案内Appを自前購入していたのでそれを聞きながらのんびりとお城を楽しみました。こういう観光地ですが、以前は日本人をどこでも見かけることができたのですが、今回はほとんどアジア人もおらず、日本人は皆無に近い気がしました。うるさいアジア人がいるな~と思うと中国人、うるさい白人がいるな~と思うとアメリカ人という感じでした(笑)。

お城を後にして、ふもとのシントラの街の方にやってきました。こちらには昔からの小道にお店やレストランが並んでいるというのでそちらで昼食をとることにしたのです。いろいろ回ってみて、あまりに観光客相手的でなさそうなお店を選んで吟味して、Dさんがこちらのお店のメニューに惹かれたとのことでした。そのメニューはフォアグラ!彼はフォアグラが大好きなのですよね~(笑)
野菜サラダに、フォアグラ、Dさんはまたまた鱈(ポルトガル人はよく鱈を食べるみたいですね‼)、僕は珍しくウズラとフォアグラのパイ包み焼きを頼みました。さて肝心のフォアグラですが、このお店で作っているということなのです。いろいろな香辛料などがブレンドしてあるようでしてなかなかいいお味に仕上がっていました。僕のウズラの方もしっとりとして申し分ないものでした。










こちらでは、Dさんもうんざりするくらいうるさいアメリカ人が大騒ぎで食事していたのが欠点でしたが、その他は欠点がなくお店の人たちも親切で美味しく優雅な時間を過ごすことができました。ちなみにこちらのお店の方がとってくれた、2人の写真は今回の旅行で初めてです。そして僕が映った写真としても初めてであります。
観光地では皆さん自己の写真を撮るのに執念を燃やしているようですが(もう笑ってしまうくらい皆さん自分の写真を撮りますよね~)、僕達は自分たちの写真にあまり興味がないのでこの一枚は貴重な一枚となりました♪ 食事の後はこのシントラの街をぐるぐると回って、観光客が嬉しそうに微笑みながら興奮しながら楽しんでいる小さなヨーロッパの田舎町をしっかりと満喫させてもらいました。

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ランチの後はいったんホテルに戻りました。この日はかなり気温も上がって26℃くらいになったようで、ホテルまでの道のりでぐっしょりと汗をかいてしまいました。リスボンの街は石畳の道、狭い歩道、たくさんの階段、急こう配の坂道が多くありますので、地図上では近く見えても実際に歩くとかなりきつい道になっていることが多いようです。おかげですごくいい運動になりました。 ホテルに戻って僕はお風呂にどっぷりとつかり長湯をさせてもらい、しっかり汗を落としました。そのあとはホテルから提供されるリスポンビールを開けてみました。少し濁った感じのラガービールでして、苦みとコクのバランスが良く大変美味しいビールでした。買って帰りたいかもな~♪ Dさんの方はお昼寝に入ったようで、彼が寝ている間、僕はせっせとブログをアップしていました。



 





そんな感じでブログを書いている時に、あれ???今日はもしかして結婚記念日ではないか~?ということに気が付きました。Dさんが昼寝から起きて、ハグして結婚記念日おめでとう~と言うと、ぽか~んとした顔をして、ああぁぁ~そうか~そうだよね~すっかり忘れていたよ~と大笑い。いきなりハグするから、どこからは訃報が入ったのかと思ってびっくりしたよとのことでした(笑)。
 
おいおい・・・って感じですが、お互いすっかり失念していた結婚記念日。まあ、それほど僕たちにとって重要な日でもないので良しとしましょう~(笑)。しかし、せっかくの記念日だからちょっとだけいいお店に行ってみようか~と言うことになりまして、こちらのお店を探し当てました。お店の方に入ってみると、観光客相手と言うよりは地元の人も利用するちょっとよさげなレストランという佇まい。
お店の中もかなり雰囲気が良く、従業員の教育もしっかりなされているようでした。オンラインのメニューを見たのですが、値段が書いてなかったのである程度予想はしていたものの、実際お店でメニューを見てみると、今まで利用したお店より数割高めの値段設定になっていました。まあ、それはいいとして、まず最初に泡ワインで結婚記念日おめでとう~長いこと一緒に居てくれてありがとう~との乾杯です。

最初にスープ、前菜はインゲン豆の天婦羅。スープは実際クリームは一切使っていないとのことでしたが濃厚な野菜を凝縮した味が素晴らしい!いんげん豆は米国では見かけない大き目のインゲンマメでしっとりとして濃い味がしました。メインにDさんはタラのグラタン。僕はタコのオーブン焼き。で~素直な感想は、激ウマ!今まで美味しいと思っていたものよりもレベルの違う美味しさになっていました!









確かにお値段が少し高めになっていましたが、これなら納得できるな~と思えるような料理の数々。これは結婚記念日としてはいい思い出になるレストランだったよね~と大満足の2人でした。食後ふらふらと街を歩いていたら、また男性の好きな男性のバーのあるエリアに迷い込んでしまいました。まだまだ飲み足りないDさんが、一軒寄ろうか~と言うので承諾。
気のいいおねいさんが、親切にサービスしてくれる雰囲気の良いバーでした。男性の好きな男性が集まるべーというよりは、MIXな感じのバーですがすごく居心地がよく、2人で道行く人を眺めたり、目の前にあるゲイバーに行く人たちを観察したりと、リラックスした良い時間を過ごすことができました。僕は1杯、Dさんは2杯飲んでから家路につきました。

2人ともかなり飲んだ感があり、おまけにしっかり忘れていましたが、いい結婚記念日となりました!



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リスボンでの2日目の朝は、やはりホテルの朝食から始めました。2日になっても時差ボケは結構きつくて、夜中に目が覚めてしまったり、朝になってもまだまだ眠かったりと辛い時間がありますが、日が昇ったら無理にでも太陽の光を浴びて、朝食をとるようにすれば少しは時差ぼけも良くなるかな~なんて思い、陽の光をたくさん浴びることができる朝食会場へ向かいました。
やはりこの朝食会場は、ホテルの自慢だけあって素敵ですね~。眠気も冷めるような、朝の青空が目の前に広がり、気温20度くらいの湿気も少ない心地よい風が体をすり抜けていきます。それにこちらはブティックホテルなので客の数もそれほど多くなく、客の質もいいせいか大きなホテルでありがちな騒然とした朝食会場の雰囲気も皆無なのがいいですね~。

少し背伸びをして身の丈に合わないいいホテルに泊まると、ホテルの客としてこういう振る舞いが優雅なのだな~と他の宿泊客から学ぶことができますね!この日Dさんはスクランブルエッグ、僕は目玉焼きを頼みました。








リスボンの街は大西洋ではなくタグス川のほとりにありまして、この川の周りはいい散歩道になっているということなので、この日の散歩はこちらの川から、15世紀にたてられたべレム塔がある辺りまで歩いていくことにしました。ホテルからこちらの塔まで徒歩で90分の道のりです。僕達の運動不足解消にはもってこいの散歩となると思い、2人でポチポチと歩き始めました。
この日の気温は24℃、湿気も少なく海風ならぬ川風が体に心地よいものでした。この川にはゴールデンゲートブリッジそっくちの橋もかかっていまして、こちらでも記念撮影。その橋の向こうにはブラジルのサンパウロで有名なキリストの両手を広げた像もありました。もしかしたらこちらの方がオリジナルなのかもしれませんね。アメリカの自由の女神もフランスの方がオリジナルですしね!

ディスカバリー記念碑には日本人に親しみのある、フランシスコザビエルやバスコダガマの像も入っていましたし、べレム塔では入場に1時間以上待ちという驚異の長蛇の列もできていました。もちろん僕たちは即断念しました(笑)。それでも90分のこの川沿いの散歩はなかなか面白く、いい運動にもなりました。








この川辺の散歩に僕たちは20,000歩以上歩きました。観光を兼ねた朝散歩とはいえかなり本格的になりました(笑)。片道で20,000歩ですから往復したら体がもたない~と思いまして、帰りは路面電車に乗ってダウンタウンまで戻りました。電車に乗っての感想は、やはり電車ですと簡単で快適ですな~でもじっくりとのんびりと2人で異国の地を歩くというのは2人にとって大きな思い出になることでしょう。

ダウンタウンに戻って、喉も乾いたし小腹もすいたけれど、本格的なランチを食べるというほどお腹がすいていない2人ですので、軽いおつまみを出すお店でランチ休憩をしましょうとGoogle先生にいいお店がないか聞いたところ、こちらのお店を見つけ出しました。結論から言いますと、このお店は大当たりでした。観光客相手と言うよりも地元民が来る感じのお店。
ランチにはタパス的な小さなお皿の厳選された素材を使った料理を出していました。まず最初はDさん白ワイン、僕はロゼのスパークリングで乾杯!一皿が小さいと聞きましたので僕達は、いろいろ頼みましたよ~。生牡蠣のパイナップル添え、これは新鮮な生ガキにパイナップルを大根おろしのようにおろしたものにバジルソースを添えてあるのですが、激ウマでした。

ハマチのタルタルはスライスしたイチゴが乗っているのですが、これもすごくバランスが良く生臭さの全くないハマチといいハーモニー。青唐辛子の天婦羅も、グリルアスパラガスのペストソースも本当にいい味わいでして、どれを食べても素材の良さがわかる大変洗練されたものになっていて、Dさんは料理を口にする食べに感激の言葉を漏らしていたくらいです。












食事の後は、このお店のすぐそばにある高台の宮殿の方にやってきました。しかし~観光客が多く、宮殿に入るまで1時間待ちというので、こらえ性のない僕たちはこれまたすぐに断念。古い宮殿なんていろいろ見ているから別にいいよね~と合意しました(笑)。こういう時、似たような性格のカップルですと楽ですよね。それにしても、リスボンの街は観光客多すぎです~!
 これからもっともっとサマーバケーションのシーズン真っただ中になると、この町は一体どんなことになってしまうのかと心配するくらいたくさんの人たちが今の時点で観光を楽しんでいました。そういえば去年行ったイタリアのアルマフィ海岸もすごい人でしたね。リスボンは気温的にも暑すぎず、寒すぎずで快適な湿度のこの時期にこちらに来れてよかったな~なんて感じます。

容姿も知能も人並み以下なのに、こうやって年に1回でも大切な相方さんと一緒に異国の地を彷徨い、優雅な時間を過ごすことができる幸運な人生に感謝です。


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リスボンでの最初の一日のランチを堪能した後、Dさんがホテルスタッフに勧められたポルトガルワインを買いたいというのでそれに付き合ってワインショップに行ってきました。途中こんな感じの見晴らしの良い公園がありまして、こちらでリスボンの街を眺めながら小休止。地元の人も観光客もこちらのカフェ付きの公園で寛いでいるようでした。
   
Dさんのワインハンティングは成功だったようでして、本格的ないいポルトガルワインを数本入手できたようでうれしそうでした。ワインの味のよくわからない僕は味見をさせてもらいましたが、軽い感じの赤と、まだシャープな味わいのある白ワインが結構おいしい~と思えるものでした。ポルトガルではグリーンワインなるものがありまして、青リンゴのような淡い青い味のするものでした。







そしてホテルに戻ってみると、ホテルのスタッフがバスタブ付きの部屋が空いたのでそちらにアップグレードしておきました~と伝えてくれました。いや~これは嬉しいですね。Dさんも僕もお風呂大好きな人間なので、旅の疲れをとることのできるバスタブ付きの部屋には大感謝です。ここのホテルスタッフ、優しいな~♪
そして新しい部屋の方に入ってみると、バスタブがあるのはもちろんのことなんと~80㎡ほどある2ベットルーム、2バスルーム、キッチン、リビング付きの広い部屋になっているのです!これはすごいな~以前の部屋でも僕達にはお高いイメージがあったのに、こんな部屋は一体いくらするのだろうか?10万円ではきかないだろうな~と恐縮しまくってしまいました。

Dさんが早速ホテルのスタッフに電話で感謝の意を伝えると、スタッフさんは喜んでもらえて嬉しいわ~と返してくれたそうです。いや~これは快適なホテル暮らし。リスボンでアパートを借りて暮らすように過ごすことができそうですね。リノベーションの時もこういう部屋で過ごせればよかったな~(笑)









早速僕たちは深いバスタブを使ってお風呂を堪能させてもらいました。やはりお風呂っていいですね~疲れがスッキリ取れたような気がします。このお風呂に入っている時に、リスボンでは雷が鳴り、夕立が降ってきました。夕飯の前に散歩でもしようか~と思っていたのですが、それは取りやめにして、この快適な部屋でまったりとのんびりと過ごすことにしました。

夕飯の方ですが、Dさんがパスタが食べたいな~と言うのでその要望に応えGoogleで近所にあるイタリアン料理店を探しました。第一希望のお店に行ってみると、この日はガスに問題があり使えない!ピザ釜は電気なので使えるが、それ以外の温かい料理は出せないという、なんとも不思議な状況でした。もちろんパスタも調理出来ないとのことでしたのでこちらのお店は断念。
第二希望のお店は店の雰囲気がいまいちなので、こちらの第三希望のお店に行ってきました。お店はミントグリーンでアートデコ調の可愛い感じ。ウェイターのお兄さんも物凄く親切にWelcomeしてくれていい予感がします。しかし~英語のメニューはほぼイタリア語とポルトガル語のMixで意味不明、ウェイターさんの英語も片言でしてかなり厳しい状況でした。

それでも何と、ポルトガルワイン、サラダ、タコのカルパッチョ(これが激ウマ~!)を前菜に頼み、Dさんは念願の手打ちパスタ、僕はヒラメのムニエルを食することができました。そして肝心のお味の方は、もう~文句ないくらいとっても美味しいものでした。特にヒラメのムニエルは、濃厚なバターソースに蛋白なヒラメの味にとってもマッチしていて大満足となりました。









ウェイターさんのサービスもすごくよかったし、いい食事ができました。そして、食事の時にこのレストランの近辺をチェックしてみると、2ブロックほど先にゲイのお店が集まるストリートがあることを発見!そちらの方を食後の散歩で歩いてみることにしました。ポルトガルはゲイ人口にとっても優しい街なのだそうで、たくさんのゲイ関係の飲み屋やレストランがあるようです。
僕達は僕たちの泊まっているホテルのすぐそばにも飲み屋があるのを発見しましたのでそちらで1杯軽く飲んでみることにしました。お店の客を見てみると、どうもブラジル人ぽい感じの人が多くいました。確かにブラジルではポルトガル語を話しますね。もしかしたらポルトガルにはブラジル移民が多いのかな~なんて思いながら、イケメンブラジル人らしき人たちを眺めながら夜を楽しみました。



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休暇滞在先のリスボンでの最初の朝がやってきました。以前は睡眠障害があったり、飛行機移動で24時間以上寝ていなかったので、この日は久しぶりの睡眠にぐっすりと快適に眠ることが出来、心身ともにリフレッシュができたような気がします。Dさんの方はまだ眠り足りないようでしたので、そのままにして僕はルーフトップにある朝食会場へ行ってきました。
 
今回のホテルプランには朝食がついておりまして、日頃あまり朝食を食べない僕ですが、料金に含まれているとなると意地汚い根性が丸出しになり、無理してでも食べに行かなくちゃ~と言う気分になってしまう貧しい人間であります(笑)。それに、こちらはルーフトップなので景色が良く気持ちがいいとホテルの人たちも言っていたのでその偵察も兼ねて~。

ルーフトップのレストランは、夕飯には一般にも開放されたレストランになっているそうでして、本格的な内装と、しっかりと教育を受けた従業員が働いており、確かにホテルのスタッフが勧めるだけあるな~と思うくらい居心地の良い空間でした。こちらでは、バフェスタイルとオーダー式のコンビネーションで、熱いもはオーダーして熱々で食べれるようになっていました。

 






暫くした後、Dさんも合流して一緒に朝食を楽しみました。何も考えずにぼ~と景色を見ながらの朝食っていいですね。バケーションならではのこの時間は、心のコリが少しずつほぐれていくような気がします。僕たちの旅は基本的には重要な観光地はおさえるものの、コチコチに予定は組まずに何となくその日の気分でふらふらとする感じですので、この日も適当に散歩がてら歩いてみることにしました。
この日は前の日が飛行機移動で運動不足もあったので、本格的に街の北の方に歩いてみて、17世紀ころに建てられた狩猟用の離れを途中道に迷ってしまったりして到着したり、帰りは疲れたので地下鉄でダウンまで戻り、アフリラーメンがあるじゃないか~なんて1人興奮したりして初めてのリスボンの街をふらふらと2人で歩きまして、16,000歩。運動解消にはいいですよね。
ランチには川沿いにある有名なマーケットにフードコートがあるからそちらで食べよう~と言うことにして、街を散策しつつそちらを目指しました。途中、ピンクストリートなる少しエッチな通りがあったりしました。しかし~マーケットに到着してみると、超激混み!座席も長いものを皆さんで使う感じなのですが、空きがない。こんなに混んでいると気分良く食事ができないと思い、こちらでのランチは断念。









そのままホテルの方に戻っていくことにしたのですが、途中でいい感じのお店があればそちらで食事をしようと決めました。そして、ホテルからほんの数ブロックのところにあるこちらのお店を発見。イケメンにいさんが、席あいてるよ~と勧めてくれるのでこちらでランチをすることにしたのです。現代風にアレンジしたポルトガル料理店どいう感じかな?

まず最初にDさんはワイン、僕はビールで乾杯。本当は泡ワインが飲みたかったのですが、ボトル売りだけだったので、1本は無理だな~と同じ泡系で地元で作ったというクラフトビールを頼んだのです。このビールがすごくいいお味でした。食事の方はメインディッシュではなくおつまみ系を頼んで2人でシェアすることにしました。
タコのグリル、イカ(黒)と牛肉のミニバーガー、ズッキーニとナスのグリル、フライドポテトなんかを頼みまして、ワインとビールで道行く人をのんびりと眺めながらこれらの料理と楽しませてもらいました。料理の方はどれもいいお味でしたし、イケメンにいさんのサービスも良く大変素敵な時間を過ごせたと思います。いや~リスボン、いいですね。

いい気温、いい食事、優しい人たち、いいバケーションになりそうな予感です♪


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自宅を出てから30時間以上寝ずの苦行を達成した後に到着したのはポルトガルの首都リスボンでした。今回の休暇は、皆さんからの評判のいいこちらのポルトガルを優雅に周遊しようではないか~と言うことになっております。ブログの方も要所要所をさっくりと抑える程度の駆け足的なものになるでしょうが、お付き合いの方よろしお願いいたします!
さて、リスボン空港は思ったよりもこじんまりとしていて、でも沢山の人でごった返していました。あまりの人の多さにタクシーでは1時間待ちくらいだということで驚かされます。地下鉄でもダウンタウンにに行けるということですが、やはりタクシーの方が便利ですよね。僕達は宿泊するホテルからの送迎を頼んでいましたので、そちらでサクッとホテルの方に向かうことができました。










今回のホテルは、ハイアットのホテルではないのですが、ハイアットのポイントも貯められるというホテルでした。ダウンタウンの真ん中にある小さなブティックホテルという感じでして、キッチンとベットルーム、リビングルームのあるヨーロッパのホテルにしては広々と使える感じの空間が広がっていて、外からの眺めもまずまずでありました。
ロビーのいけめんにいさんが部屋まで案内してくれまして、部屋の内部の使い方を説明してくれました。ポルトガル名物のエッグタルト、ワイン、ビールなどが無償提供。残念ながらこちらの部屋もバスタブはなく、シャワーのみでしたのでバスタブのある部屋に変更することができないか尋ねたら、この日は無理だが次の日に可能かチェックしてくれるとのことでした。

やはりお風呂に入ってのんびりしたい僕達にはバスタブは必須ですが、最近バスタブのない部屋が多いので苦労しますね。熱いシャワーを浴びてリフレッシュした後は夕飯に行くことにしました。リスボンの夜は遅くまで賑やからしく多くのレストランが午前0時までの営業をしているそうでして、レストランが混むのも夜の9時くらいとか・・・








僕たちは時差ぼけでそこまで起きていられないでしょうから、この日早めにご飯を食べて眠ることにしました。レストランはフロントのイケメンにいさんが教えてくれました。こちらのお店は典型的なポルトガルの料理を楽しむことができるお店とのことでした。席に座ると、お店の人が勝手にお通しみたいなものを持ってきます。これは有料なのでいらないのなら手を付けなう方がいいかも~。

まず最初にアスパラガスとタコのパプリカを前菜に頼みました。お店からのプレゼントとして、サーモンのスープもいただきました。アスパラガスは柔らかくとっても美味しいものでして、タコのパプリカは薄切りの茹でたタコにオリーブオイルがたっぷりとかかった、日本人好みの味に仕上がっていました。両者とも塩分控えめでDさんの体にも優しいものでありました。
メインにDさんは鯛のグリル。これはヨーロッパでは珍しく日本のように開きになっていまして、骨もついているものの、身がしっとりとして臭みもなく軽い白身魚の味わいが良かったそうです。僕の方は米国ではあまり食べられない鰺のグリルを頼んでみました。これは、もう~日本で食べるような鰺の塩焼きという感じでした。

骨も内臓もついたままですが、新鮮なのでしょう鰺特有の強いにおいもなく、骨がすんなりと身から外れました。内臓も苦みがあってすごく味わい深いものでした。こんな感じでリスポン初めての夜は美味しいシーフードを堪能させていただきました。これから毎日おいしいものをアップしていきますのでお付き合いの方よろしくお願いします!この日は食事の後は早めに床に就きました。




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我らがユナイテッド航空で11時間少しのフライトを経験していましたが、Dさんの方がぐっすりと眠れたようです。まあ、あれだけの大量のアルコールを浴びるように飲めば誰でも泥酔するよな~と言うレベルの印象でしたしね(笑)。僕の方は横になって寝ようとするのですが、仕事のことが頭に浮かび上がってきてそれを一生懸命消すのに躍起になって結局眠れませんでした(涙)

今回の旅のお供には宮部みゆきさんの楽園上下を持ってきたのですが、分厚い上巻でさえも読み切ってしまうくらいの時間がありました。こういう飛行機旅行でぐっすりと眠れる人羨ましいです。これだけ眠れないのなら奮発してビジネスなんぞ座らなくてもいいのではないかとも考えてしまいますね(笑)。座っているだけなのならエコノミーの座席で十分ですよ。なんかもったいないかも(笑)
そして飛行機は、目的地まであと数時間となった時、朝食のサービスが提供されました。パンケーキと卵の選択肢がありましたので、僕達は低炭水化物であろう、卵の方を選択しました。こちらは目玉焼き風の卵に、鶏のソーセージ、トマトのサルサ添えられていました。これらもまたそんなに悪くないお味でした。

Dさんも寝ぼけ眼でしっかり完食しておりましたが、あれだけ飲んだのに起きてすぐ、ブラッディ・マリー頼んでいました。いくらバケーションと言っても狂っていますよね・・・本当に飲みすぎですよ~









食事の片づけが終わり、機内があわただしくなっていくと、ヨーロッパの街並みが見えるほど地表に接近するくらい飛行機は降下していきました。そして湖やきれいな山が見えてくると、我らがユナイテッド航空ボーイング777はスイスのチューリッヒの空港に到着しました。チューリッヒって英語で書くとZurich。米国英語でも発音もそれにちかいですね。なぜ日本語表記はチューリッヒとなったのでしょう(笑)
さて、僕達の旅の目的地はチューリッヒではありません。ここで数時間の待ち合わせの後、再び飛行機に乗り込んで最終目的地に向かう予定でありました。サンフランシスコから、このスイスのチューリッヒのフライトは1時間ほど遅れましたので、乗り継ぎがぎりぎりかな~と恐れていましたが、チューリッヒ到着は何故かオンタイムと言う、不思議な現象でしたので問題ありませんでした。








僕達はスイスのチューリッヒは初上陸です。そして2時間ほどの待ち合わせがありますので、スイス航空のラウンジの方でのんびりとさせていただくことにしました。ヨーロッパの空港ラウンジにありがちな、スタイリッシュできれいな空間となっていましたが、やはりこちらも激混み!空いている席を探すのが大変だったくらいです。それでも席を確保して着席できました。
暫くするとショートメールが届き、僕達の乗る飛行機は1時間ほどの遅れになっているとのことでした。それではこちらでもう少し寛がせてもらいましょう~と思ったのですが、時差ボケで2人とも気分が悪いくらい眠い・・・寝たら起きれなくなるだろうと思い必死に起きていましたがつらいです。お腹の方も食欲が全くなく、いろいろなスイス料理が並ぶラウンジで食したのはエスプレッソと水だけでした。

まあ、スイスで意地汚いラウンジ乞食日本人を演じなくてよかったとしましょう(笑)。









そんな感じで疲労と眠気と闘いながら時間を過ごし、やっと搭乗の時間だ~と言うことでゲートの方に向かうと、僕達のゲートはバーゲン会場のように激込みでした。何でもタイヤに不具合があり交換しなくてはいけないとかで、さらに30分ほど遅れるとのことでした。ちなみにこちらではドイツ語が主要語になっていました。ドイツ語の響きはまた特有の響きがあって面白いものですね。
英語でもアナウンスされるのですが、ドイツ語のアナウンスに比べるとかなり短めに簡潔なアナウンスになっていたので、僕もDさんも詳しい情報がいまいちよくわかりませんでした。結局こちらのゲートもなかなか開くことがなく、かなり待たされてからの搭乗となりました。
 









飛行機に乗り着席しても、これまたなかなか飛び立ちません。何でもギアの部分にも不具合がありそれをなすということでこれまた30分の遅れ、そして次は目的地の空港が混雑しており、着陸スポットが今ないとのことですのでこれでまた30分遅れとなりまして、結局3時間ほどの遅れで何とかチューリッヒを離陸することができました~。長かった・・・
今回は2時間半ほどのフライトですが、もう2人とも疲労がピークを迎えていました。まずは最初にとにかく出発してくれてよかった~とシャンパンで乾杯!食事はベジタリアンラビオリとミートローフでしたので、一人ずつ別のものを頼み半分分けて食べました。こちらの料理もなかなか美味しくて、スイス航空のアテンダントさんはとっても親切でいいサービスを提供してくれました。

しかし...特に僕はもう24時間以上眠っていないという感じですので、体がだるい…突然襲ってくる睡魔と闘いながらの2時間半は結構きつかったです。そしてしばらくするとやっと飛行機が降下していきまして、僕達の今回の休暇の最終目的地に到着しました~!


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ラウンジで十分楽しんだ後、搭乗時間が迫ってきましたのでゲートに向かいました。ゲートに到着してみると、まだ登場は始まっていないようでして、ゲートはたくさんの人でごった返していました。今回のフライトはボーイング777で満席であるらしくチェックインの時に他のフライトに代えてくれる人には$700を提供するとオファーがありました。

もちろん僕たちはそれはスルーしてこのままのフライトを維持することにしました。貴重な休暇ですから、時間短縮はありえません~。そんなことを言っていたら、アナウンスでこの飛行機は機内の清掃が終わっていないとのことで20分ほどの遅れとなるということでした。それならまたラウンジに戻ろうか~と一番近くのラウンジに立ち寄ってみました。
このラウンジは航空会社のステータスを持っていればエコノミークラスでも利用できるというものですので大変混みあっていまして窮屈感がすごかったです。出されるアルコールも食べ物の質も大変いまいちな感じでしたので、ちょこっとだけステイして再びポラリスラウンジの方に戻ることにしました。やはりこのポラリスラウンジは心地よいですね~。そして飛行機の遅延は続きました。

結局1時間ほどの遅れの後、ゲートが開き搭乗することができました。僕達の席は前方の広い空間でして、Dさんもこのシートには嬉しそうでした。僕達は日頃一生懸命働き、派手な外食も外飲みもせず、慎ましやかに暮らしています。ですからこういう時に精いっぱい背伸びをして旅行を楽しむようになっています。こんな時間を過ごせるようになり、素直にばんばったね~なんて思ってしまいます。







Dさんと僕は若い頃は貧乏だったので、こんな旅ができるようになるとは思わなかったよね~と、こういう旅をするたびに笑いながら話したりします。席に着くと出発前のドリンクサービスで僕達は、シャンパンをいただきまして本格的に始まる休暇に再度乾杯をしました。飛行機にすべての人が乗り込み、満席状態で準備OK!轟音と共にサンフランシスコを離陸しました。
 
 
飛行機が安定飛行をすると、カクテルサービスが始まりましてこの日何杯目かわからないシャンパンをまたまた頂きましてカンパイ~。休暇で浮かれモードの2人ですね。そのあとは昼食のサービスです。メニューは牛肉、鶏肉、魚との選択肢がありました。先ほどラウンジで2人とも牛肉も鶏肉もいただきましたので、今度は白身魚のアスパラ添えなるものを頼んでみました。









みんな大好き我らがユナイテッド航空ですが、料理の評判はあまりいいものではなく低空飛行を続けている感があります。ですからDさんも僕も全く期待しないでこれらの食事を食べ始めましたが、意外にもなかなか美味しくて付け合わせのそばやチキンサラダでさえも満足できるものでした。メインの白身魚も火が通りすぎずしっとりとしていて、いい意味で期待を裏切るものだったのです。
デザートにはアイスクリーム、クッキー、チーズ、フルーツなどがありまして、僕はもちろんアイスクリーム。チョコレートファッジやキャラメルをかけることもできますが、甘すぎてしまうだろうとアーモンドスライスだけをトッピングにしてもらいました。このアイスクリームもハーゲンダッツとまではいかないものの、なかなかの質のものでした。さすが我らがユナイテッド航空です~(笑)




食事の後、Dさんは深い睡眠に入ったようですが、
僕はいつものごとくほとんど眠ることができませんでした(涙)

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仕事の方もごたごたして、心身ともに結構疲れていまして睡眠障害的な感じで夜寝れなかったり、4時に起きてしまったりしていましたのでリセットが必要でした。家の方もリノベーション中ですので、心から落ち着ける状況でもないのです。そんな感じの僕達ですが、ちょうどいいタイミングで前々から計画していた遠出の休暇が本日から始まります!これは救いであります。

今回のフライトは午後の便なので、それほど早く起きる必要もなかったのですが睡眠障害真っただ中でしたので、午後10時半に床に就いたのに午前3時50分には目が覚めてしまい、まあ~時差ぼけ対策にはいいか~と言うことでそのまま起きてしまいまして、本を読んだり旅行の準備をして、朝の散歩もしてから家を出ることにしました。
 
ちなみに家の方はキッチンのリノベーション第二弾第三弾も旅行中に始まりますので、キッチンに収納しているものすべて箱に入れガレージにしまいました。家の中の壁も新しくペンキを塗りなおすので、これまた家のものほぼすべてのものを箱に入れこちらもガレージ。ほとんど引っ越し作業と同じレベルでして、旅行の前なのにリラックスする暇もなかったという感じでした。

さて、今回は少し背伸びしてビジネスクラスの席を購入しました。利用航空会社はもちろんSF在住者みんな大好き我らがユナイテッド航空であります(笑)。国際線の便ですのでユナイテッド航空ではポラリスクラスと言いまして、それ専用のラウンジもあります。これはステータスが上でもビジネスチケットを持っていないと入れないため、他のラウンジよりもゆったりとした感がありますね。









こちらには一般的な空港ラウンジで見られるようなバフェスタイルのラウンジエリアがあるのはもちろんのこと、レストラン式のオーダーダイニングができるエリアもあります。着席するとメーニューを渡されまして、そこから好きなものを選ぶことができます。こちらは大変人気なようでして、僕達が到着した時は30分待ち、僕達が食事を終える頃は1時間待ちとなっていたようです。

前回は朝早い便だったので朝食のみの提供でしたが、今回はランチを頼むことができました。僕達が頼んだのはアスパラガスのスープ、Dさんはポラリスラウンジ特製のハンバーガー、僕はマッシュルーム入りのクリーミーチキンというものを頼みました。ネットの方で、ユナイテッド航空では機内食には期待せずにこちらの美味しい食事であるラウンジでしっかり食べるように、と記載されていましたのでその忠告に従うことにしました(笑)。
今までの経験上確かに我らがユナイテッド航空の機内食はたとえビジネスだとしても期待できるものはありませんでしたね~(汗)。ネットで書かれている通り、ここの料理はどれもすべて美味しく、バーガーにはうるさいDさんもこのバーガーはなかなかイケるね~と喜んでおりました。やはりバフェスタイルの食事とは格が違う感じがしました。

さて、しっかりお腹を満たしまして搭乗の時間がやってきましたのでゲートの方に向かいます。まだまだ仕事のストレスが抜けきれておらず、軽い頭痛も伴っていますが。優雅なユナイテッド航空のサービスで、10時間以上のフライトの間にリラックスモードになって休暇が楽しめるといいですね。本日から怒涛のごとく旅行記が続きますが、お付き合いの方よろしくお願いいたします。



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母を訪ねて3千里
リトルロックで夕飯
やはりこの母であった・・・
意外な反応我らがユナイテッド航空で家に帰りました~

夕飯に冬瓜
ワトソン君、家に帰る

アーカンソーに行ってきます
Bentonvilleに到着
家を出てから15時間後・・・
お義母さんの葬儀
ゴミ屋敷だった・・・



アーカンソーに行ったり来たりとドタバタ劇なこの数週間でしたが、やっと家に家の方に帰ります。5カ月の間に父親も母親も亡くしたDさん、弟くん、妹さんには大きなショックが心に残っているようで見ていて切ないものがありました。僕も母親を亡くした時はかなりの衝撃がありましたが、これで父親を亡くしていたら本当に立ち直れないくらい悲しみに暮れていたのだろうなと思います。
    
幸いDさんの兄弟は仲が良いので、力を合わせて問題なくこの困難を乗り越えていけることでしょう。僕は自分自身の兄弟とはそれほど近いものがないので、彼らの仲の良さを見ていると羨ましく思えるくらいです。それに弟くん、奥さん、妹さん、旦那さんは皆僕にすごくよくしてくれて感謝してもしきれないくらい素晴らしい人たちであることを再認識できました。

つらい出来事でしたが、これにより彼らとより近く感じられたのは大きな報酬です。さて、この日はこの家からカリフォルニアの家まで戻ります。約16時間の移動ですから覚悟して移動していきましょう。この素敵な別邸も暫く来ることもないでしょう。いい時間を過ごさせてくれてありがとうございます!









田舎町の別邸から、空港のある町まで3時間半の車移動。ここから、空港の町まで2~3か所、まずまずの規模の街を通り抜けますが、基本的にはどれも田舎町のレベルなので渋滞の心配はありません。そんな感じの道中なので途中ほとんど信号がなく車は快適に進んでいきます。最初はDさんが運転を買って出てくれたのですが、彼の運転を見ているとなんか怪しいのです・・・
まあ、単調な道ということもあるのでしょうが、精神的にいろいろあって疲れていて寝ていなかったのかも知れません。目がとろ~んとして生気もなく、いかにも眠そう、これはまずいのではないか?!と思いましたので、強制的に運転を変わって、残りの3時間は僕がほぼすべて運転しました。申し訳なさそうですが彼もそれによって少しほっとしているようです。

そういえば、この道中には白人至上主義のKKKの活動が活発な街を通り抜けたのですが、すごく微妙なビルボードなどがありまして結構怖いかも・・・と思ったりもしました。やはりアメリカ中央部分ですね。そんなドライブでしたが、問題なく空港のある町まで思ったよりも早い時間に到着することができました。第一関門突破ということで、飛行機に乗る前にランチを取ることにしました。












この街にはあまりいいチョイスがなかったので、僕達はこちらのステーキハウスの方にやってきました。メリーランドの方が中心で展開しているチェーンレストランのようですが、ランチですと、ステーキの他にサラダも、サンドイッチも、バーガーもありますので無難な選択かと思ったのです。お店の方はいかにもアメリカンな感じですが、清潔感もあり従業員の接客もすこぶるいいものでした。
3492 W Sunset Ave,
Springdale, AR 72762
Dさんは迷わずグリルチキンサラダ。僕は最初サンドイッチにしようかな~と思っていたのですが、ステーキハウスなのだからステーキにしなくては!と妙に使命感が湧き、前日に大きなプライムリブを食べたにもかかわらずニューヨーク・ステーキを頼んでしまいました。Dさんのグリルチキンは少し乾燥していて残念なものだったようです。

僕のステーキは激ウマ~!!という感じでもないのですが、無難に普通に美味しいステーキでした。










食事をした後は空港のあるBentonvilleのへ向かいました。レストランから車で15分くらいの距離でした。空港に到着してレンタカーを返却して、セキュリティチェックを通過すると、小さな空港なのであっという間にゲートに到着。今回も遅延の心配もなく、予定通り飛行機はアーカンソーの地を離陸しました。ここからデンバーに向かいますが、75人乗りのちいさな飛行機で約2時間のフライトです。
僕達は一応ファーストクラスでしたので、アルコール系のドリンクは無料でした。僕は泡ワイン、Dさんは赤ワインを頼みました。Dさんはここ数週間のことが頭をぐるぐると回っているようで、口数少なく、窓を眺めながらワインを飲んでいました。一体どんなことが頭を巡っていたのでしょう。大変でしたね。さて、そのうち飛行機は降下をはじめ、一面真っ白なデンバーに着陸しました。









デンバーでの乗り換え時間も1時間ほどでしたが、次に乗る飛行機は巨大なボーイング777でした。国内線のそれもデンバー&サンフランシスコ間で需要があるのかわかりませんが、ものすごく釣り合いなくらいの大型旅客機で、乗りこめる人員も267人ということでした。そんな人数が乗り込むわけですので、搭乗時間も国内線ではなく国際線のように45分前から始まりました。

こういう状況でしたので、デンバーに到着したらすぐに次の飛行機の搭乗が始まってしまったという感じでした。僕達はこの便もファーストクラスを予約入れていたのですが、まさかのポラリスクラスの、最新に近いフルフラットになるシートがあてがわれました。2時間のフライトでこのフルフラットは無駄に贅沢じゃないかい?とDさんと笑ってしまいました。ちなみにこのフライトも満席でした。
サービスの方は国際線のようでして、出発前のシャンパンサービスから始めって、夕飯のオーダーを聞き、カクテルサービスが始まった後は温かな夕食が提供されました。僕はタイカレーチキンヌードル、Dさんはよくわからないベジタリアンチョイスでしたが、両方とも満足いく美味しさでした。このフライトのアテンダントさんのサービスも問題なくいいものでした。

我らがユナイテッド航空、いい仕事をしていますね(笑)。僕は映画を見ながら本を読んで過ごしましたが、Dさんはやはり疲れがたまっているようでしたので、フルフラットを活用して横になって休んだようです。ほんの短い間だったのですが、横になれてだいぶ楽になった~と喜んでいました。そんな感じであっという間にサンフランシスコ空港の方の方に到着。次の日から仕事です。お疲れさまでした。






思いもよらぬ展開にお互い疲れ果てましたが、少しずついつもの生活に戻していきましょう。お義母さんの急逝ということもありコメント欄の閉鎖が長くなってしまいました。普通の日記になる次から再開しますのでお付き合いの方、これからもよろしくお願いいたします。

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母を訪ねて3千里
リトルロックで夕飯
やはりこの母であった・・・
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夕飯に冬瓜
ワトソン君、家に帰る

アーカンソーに行ってきます
Bentonvilleに到着
家を出てから15時間後・・・
お義母さんの葬儀



お義母さんのお葬式も終わりほっとした次の日は、お義母さんの家の方へ行って家の整理をすることになっていました。弟くんの奥さんが、張り切ってビスケット&グレービーの朝食をゼロから作り上げてくれました。このビスケット&グレービーはこの地方では定番の朝食のようでして、Dさんは大好きであります。僕は・・・通常まあ食べることができますとだけ言っておきましょう(笑)
基本的には朝ご飯でさえ食べない人間の僕ですから、朝からこのビスケット&グレービーを食べるのは至難の業ですが、本当に優しくて天使のような奥さんがすべて手作りで作ってくれたものですから、ありがたく頂きましたよ~。お味の方は手作りだけあって優しいものでして、それほど体に重い感じもせず美味しくいただけました。奥さんありがとうございます。








美味しい朝食を食べた後は、お義母さんの家の方にDさんと、弟くんと奥さん&妹さんで片づけにやってきました。僕はもちろんこちらの家には数回来たことがありますが、通されたのはリビングルームだけでした。それ以上は生前お母さんが頑なに侵入を拒んでいまして、誰として寝室にもその他の部屋には入ることが許されていませんでした。ですから皆さんにとっても未踏の地であります。

リビングルームでさえもかなり引いてしまい状況でしたので、ある程度の想像をすることができましたが、進入してみると想像をはるかに超えた異空間でありました。簡単に言っておぞましい空間。お義母さんはもともと綺麗好きだったそうですが、これらの部屋を見る限り物が捨てられない人間であったようです。テレビなどで見たことがありますが、これはそれ以上の酷いものでありました。
    
とにかく、床が見えないほどに高く積まれた訳の分からないもの、物、モノ・・・足の踏み場どころかベットの上にも高く積まれて、ベッドで眠ることなど不可能であろうと思わせるような状態でした。それに加え匂いがすごいのです。タバコ、糞尿、ホコリなど饐えた匂いが充満していて、この光景はトラウマになるレベルのすごい衝撃的なものでありました。

それでも何とかならないかとみんなで一生懸命片づけを始めたのですが、どれだけ片づけても全く片付いたように見えない状況でした。そんな訳で皆さん、飲んでないとやってられないようね~とビールやワインを庭で開けて酒盛りをしながらの作業となりました。しかし、やってもやっても見えてこない床、1日では無理だと判断しまして3時間後に片付け作業は終了しました。









僕から見てもこの家はもはや素人が片づけられるようなレベルにはないと思えました。やはりそれなりのお金を払って、専門の業者に頼んで片付けるのが妥当だろうな~とDさんも弟君も感じているようでした。しかしながら、すべてを業者に任せてしまうと、紛れ込んでいた思い出の品や写真なども一緒に捨てられてしまうことになってしまうことでしょう。
そういうこともあってDさんと弟くんは、法的な手続きがいったん落ち着く1か月後にまたこちらに集結して、できるだけの荷物整理をしようかと考えているようです。作業終了の後、僕たちは弟くんの別邸の方に向かいましたが、途中彼が新しく家を建てるつもりである広大な土地の方によってみました。こちらで弟くんが玄関がこちらで、リビングがこちらで~といろいろ説明してくれました。

一体どんなゴージャスな家ができるのか楽しみですね。
もしこの家を訪問する機会がありましたら、またこちらにアップしたいと思います!









この後は別邸に戻り、皆で洗濯。いや~着ていた服がお義母さんの家整理でかなり汚くなってしまったので、バイ菌が広がる前に洗濯しようということになったのです。あの家での作業はトラウマになるレベルですからそうした方がいいですな。それにしても、あんな家で介護者、医者、すべてを拒絶してまで暮らすとは、ある意味消極的な自殺に近い気がします。普通の生活をおくれなかったお義母さんが少し哀れです。
シャワーやお風呂に入ってスッキリした後は、夕焼けを見ながら本日の出来事とその対策についてワインやビールを飲みながら皆さんでのんびりと過ごしました。この日は弟くんの息子夫婦も、娘もミズーリの方に戻っていましたので、この家にいるのはDさん、僕、弟くん、奥さんの4人だけでした。前日の集まりが一転、静かな夕べとなりました。








そろそろ夕飯の時間になりましたので、出かける準備をしました。この日は4人でこの地域でもちょっといいレベルのレストランの方へ行ってきました。値段的にもサンフランシスコベイエリア級の値段であります。山小屋ロッジ風の店内は天井が高く木目調でまとめられ、温かみの感じられる空間になっていました。店員さんの教育も素晴らしく、安心して食事ができそうです。
384 Lodge Lane,
Norfork, AR 72658
しかし~もちろんのことながらお客はすべて白人!他の人種は皆無でありますから僕としては少し緊張します。やはりここはアメリカの真ん中ですな。まず最初はワインを開けて、お母さんの人生に乾杯。弟くんがおすすめのワインでして、とっても美味しいから~というのでワインの味もわからない僕が飲んでみましたが、確かにいつもの安ワインよりも素晴らしい香りがしました。







まず最初にサラダがやってきまして、僕達はメインにこの日のスペシャルのプライムリブを頼みました。弟くんの奥さんだけは、地元魚のウォールアイを頼みました。プライムリブは16オンスですから453g、かなりの大物でしたがあまりに美味しくて全く問題なく平らげてしまいました。本当に美味しいお肉でした!お母さんが亡くなって、お葬式までドタバタが続いて皆さん疲れていたのでしょう。
お葬式も無事終えることができて、ほっとできてしっかり食欲が戻り美味しいものを食べることができて、楽しい食事会となりました。この弟くんと奥さんは本当に素敵な方で僕にすごく気を使ってくれ、家族なんだな~と言うことを感じさせてくれる人たちですので、僕も彼らと一緒に居る時間は素直に楽しめました。こういう家族ができたことはラッキーであります。

食事の後は家の戻り、またワイン&ビールを開けて夜更けまで雑談をしてから床に就きました。
明日はカリフォルニアに戻ります~。


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リトルロックで夕飯
やはりこの母であった・・・
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夕飯に冬瓜
ワトソン君、家に帰る

アーカンソーに行ってきます
Bentonvilleに到着
家を出てから15時間後・・・



アーカンソーに来て最初の朝がやってきました。アーカンソーとカリフォルニアの時差は2時間。現地が朝7時だとしても、カリフォルニアはまだ朝の5時。そういう時差ですのでもっと遅くまで寝てしまっているかな~と思ったのですが、夜明け前に目が覚めてしまいました。前の日に午前2時半起きだったので体内時計が思いっきり狂ってしまっているようです。
   
まだ誰も起きていないので、静かにキッチンに侵入して紅茶を作って東の空から登る朝陽をのんびりと眺めていました。この夜明けの風景を写真にとって収めたいと思いまして、バルコニーの方に出てみたら、激寒でした。この時気温マイナス7℃。なかなかの寒さです。でも、空気が綺麗ですし辺りがひっそりと静まっているので、この寒さが何となく心地よいものでもありました。

日が昇った後に、小高い丘の上にあるこの家から川沿いの平地を見てみると鹿の群れがいました。完全に野生の鹿ですね~。ハンティングが好きな人間が多いこの土地ですから、そういう危険性がない我が家の近所にいる野生の鹿よりもずっとサバイバルスキルが高そうに見えます。こんな景色を見ながら、ブログを更新してのんびりと過ごしていたらDさんも起きてきました。










彼は断然コーヒー派ですので、起きてきた弟くん夫婦と一緒にコーヒーを作ってリビングルームで束の間の朝の優雅なひと時を楽しんでいるようでした。しかしこの日はお義母さんの葬儀が執り行われる日であります。Dさんも弟くんも少し緊張しているようでした。もちろんのことながら米国の葬儀は日本のものとかなり異なります。簡単にまとめますと、まず最初にビジテーションと言うものが1時間ほどあります。

これは、葬儀の前に最後のお別れをするために人々がやってきます。そのため式場の奥にある棺の蓋が開かれ、訪問者がご遺体に最後の挨拶、面会をすることができるようになっています。その後、式が執り行われ、終了後に棺が霊柩車に運ばれ、墓地へと向かいます。墓地に到着すると墓地には棺を埋葬する穴が掘られており、最後の短い式があり棺が埋められて式が終了するという流れであります。
さて、ビジテーションの時間が迫ってきましたので、皆さん着替えて葬儀会場の方へ向かいました。田舎の街のごく普通の主婦ということもあり、格式ばったものは何もなく葬儀用の服装と言うよりもカジュアルだけれど黒などを基調にした暗い色系でまとめた服ならいいようです。いざ葬儀会場に行ってみると、もう既に葬儀の準備ができていまして、お母さんは棺の中で静かに眠っていました。

あのお義母さんのイメージとは異なりますが、彼女はピンクが大好きでして、生前葬儀はピンクを基調にやってほしいと言っていたそうです。そのため棺も白をピンクのものでまとめ、周りの花もピンクの花が飾られていました。ビジテーションが始まる前に、家族の皆さんがお母さんに最後の挨拶をします。彼女の顔を見るとやはり泣き出してしまい人もいました。









僕の番になりお義母さんの顔を見ると、きれいに化粧をして髪も整えてあり綺麗な服を着ていました。僕は彼女がすっぴんで、ぼさぼさの髪と寝間着の姿しか見たことがなかったので、お義母さんのなかなかの美人じゃないですか~とこの姿には驚きました。お母さんの特異な性格から、ビジテーションに来てくれる人がいないのではないか、葬儀に参列してくれる人がいないのではないかとDさんは心配していました。

しかしビジテーションの時間になるとしっかり街の人がやってきてくれて、Dさんもほっとした様子。みなさんはDさん、妹さん、弟さんと短い会話をし、お義母さんに最後の挨拶をしてくれました。僕はこの会場ではかなり異質な存在…式場の隅でひっそりと隠れるように座っていました。ビジテーションの時間が終わり、葬儀が始まりました。ビジテーションに来てくれた人は皆さん葬儀にも参列してくれました。
弟くんはこの式のために牧師さんと話し合って、お義母さんは人格的にもかなり特異な人だったが、今回はネガティブな要素は一切入れず、すべてポジティブな話だけをしようと決めたようです。最初に祈りが入り、牧師さんがお母さんがどんな人だったかを話します。そして弟くんがお義母さんがどんな人だったか、貧しい環境の中でどんなに頑張って夫を支え、子供を育ててきたかを楽しいエピソードを交えて話すと、涙する人の顔にも微笑みが浮かび、彼女のいい思い出だけが目の前に浮かんでくるように感じているようでした。

途中、彼女が好きだったというキリスト系の歌が流れたりして、1時間ほどの短い式でしたが終始穏やかに優しく時間が流れました。式が終わった後は墓地の方に移動して再度牧師さんによる短い式があり、お義母さんの棺は地中の奥深くに埋葬されました。これにて葬儀のすべては終了。子供が3人で協力してまとめた、こじんまりとしていましたが穏やかで優しくいい葬儀だったともいます。

家に帰る前に、お母さんの住んでいた家の方によってみましたが、あまりの混沌ぶりにこの日は手を付けることはしませんでした。









この日は軽い朝食をとっただけなので、皆さん家に帰るとお腹がすいていました。教会の方たちが家で食べてくださいとたくさんの食べ物を用意して持たせてくれました。野菜スティク、チーズ&ハムなどのコールドカットの盛り合わせ、チップス、それに自家製の鹿肉で作ったサラミなんかも持たせてくれました。ここの教会はお義母さんの世話もすごくよくしてくれたそうです。

こちらでは、教会の力が強大ですが、その分コミュニティーの世話をするというところでは本当に献身的に行動しているようです。これらの食べ物に加えて、弟くんの奥さんもラザニアやパスタなどの手料理も用意してくれましたので、精進落としではないのですが親族すべてが弟くんの別邸に集まりカジュアルな食事会となりました。
ワインやビールを開けて、大騒ぎとは言いませんが日本のお葬式の後とはまた違った明るさのある食事会。アーカンソーは保守的で白人がNo1的な考えの人が多くまた、すごくLGBTには否定的だと言われますが、親族とその友人の集まりということもあってか皆さんすごく親切で思いやりのある人たちでして、内向的であまり人との付き合いを好まない僕でさえ、とってもいい時間を過ごしたな~と素直に思えました。

ここにいる人たちはお義母さんのがいたからこそ集まることができたのだな~と思うと、彼女の人生に感謝したいです。



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夕飯に冬瓜
ワトソン君、家に帰る

アーカンソーに行ってきます
Bentonvilleに到着


カリフォルニアの家で起床したのが午前2時半。家を出たのが午前3時半。そしてそこから車で空港へ向かい、空港からまず最初はデンバーへ向かいました。2時間半ほどのフライトでデンバーに到着。デンバーで1時半ほどの飛行機の乗り換えがあり、その後はBentonville行きの飛行機で2時間弱のフライト、そこからレンタカーで3時間ほどのドライブで、やっと弟くん別宅へ到着しました。本当に遠いです。
今回はお義母さんの葬儀ということで、弟君もこちらに来ますし、お葬式の後はみんなで食事をしようという話になっていたので、弟君宅にお邪魔することになりました。こちらの別邸からお義母さんの住んでいた町までは車で45分ほどですので、それほど離れていないですし、僕達も何度かこの眺めの良い別宅には泊りに来たことがあります。 








到着してみると弟君たちはまだ来ていませんでした。彼らはミズーリ州の本宅から車で4時間ほどかけてこちらに来るそうなので、先に夕飯を食べていてくれとのことでしたので、こちらの泡ぶろに入って、ビールを飲んで先にリラックスさせてもらいました。リビングルームの窓からはゴージャスな夕焼けが見えました。素晴らしい景色に暫し旅の疲れが癒されました。

こういう別邸を持っている人を時々見かけます。車で3時間も4時間かけて週末に過ごすために使う別邸ですが、僕達はどちらかと言うといろいろなところへ旅行へ行きたい人種なのでこういう別宅にはあまり興味がありませんでした。しかし、いろいろなところよりも気に入った場所で時間をのんびりと過ごしたい人にはこういう選択肢もありなんだな~と弟君を見て感じました。

こんな素敵な場所で家族とのんびり週末を過ごすなんていいものですね。










お風呂に入って旅の疲れを癒した後は弟君たちが到着する前に夕食を済ませることにしました。この弟くん別宅のある場所はかなり辺鄙な田舎ですが、景色も良く河も湖もあることからリゾート地区として有名らしく、弟くんのように少しリッチな人が別宅を持ったり、観光としてやってきたりするのでまともなレストランが数軒あるのです。今回僕たちが選んだのはこちらのお店。

宿がやっているレストランという感じです。ステーキからパスタまでそろえてあるお店ですが、味の方は良いというネットでのコメントがありましたので安心です。お店の方には行ってみるとなかなかの混雑ぶりで、僕達は窓際の席に案内されました。こちらのレストランは窓から湖が見えるそうです。次回は昼間にも来てその風景を楽しんでみたいですね~。
Whispering Woods Cabins Cabins & The Grill
4245 State Hwy 177,
Jordan, AR 72519

Dさんはハッシュパピーと言う、コーンでできた粉を練って揚げた、この地域では皆さんが好きなおつまみを頼み。僕は最初に野菜サラダを選択しました。メインにDさんはワイルドマッシュルームのラビオリ。僕はこの地域でとれる淡水魚のウォールアイのレモンバターソテーを頼みました。Dさんのラビオリはたくさんのキノコが入って絶品だったそうです。

僕のウォールアイは、軽い白身魚でとっても美味しいものでした。大満足で食事をした後は家に帰りました。家では弟君たちが到着していて、僕達を大歓迎してくれました。僕達はここで酒盛りをして、Dさんはかなり酔ったみたいでした。長旅で疲れて、大量のアルコール摂取、ゴジラのようなイビキをかいて寝ることとなりました(笑)。





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夕飯に冬瓜
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アーカンソーに行ってきます





デンバーでは1時間のレイオーバー。1時間ですとあっという間ですね。巨大なターミナルの端から端への移動で、次に乗る便のゲートに到着したと思ったらもう搭乗が始まっていました。デンバーからBentonvilleへは75人乗りのちいさな飛行機です。予定より早めに搭乗ゲートが開きまして、僕達も飛行機に乗り込みました。
この飛行機に乗り込む人を見て大きな違いに気が付きました。前回のリトルロック行きの飛行機に乗り込む客はいかにもアメリカの真ん中に住んでいそうな人でしたが、今回はリベラルな街への便ということなので、乗り込む客がラティーノ、アジア人、黒人とバラエティーに富んでいて、白人もこちらの学園都市・バークレーに住んでいるような独特の雰囲気のある人たちでした。









同じアーカンソーでも街によってこうもカラーが変わるものなのですね。さて、飛行機は予定より早めにプッシュバック。今回のフライトも僕たちの担当のアテンダントさんはとっても親切でテキパキ仕事をこなす感じの方でした。僕達はお義母さんの人生に~とシャンパンで乾杯してみました。悲しい旅ではありますが、お義母さんがいたからこそ、このDさんに出会うことができたと思うと素直に彼女に感謝したいです。
2時間欠けるくらいで僕達はBentonvilleの空港に到着しました。僕が少し驚いたのは、こちらの空港の方が綺麗で規模が大きいということでした。やはり天下のウォールマートの本社があるということで、空港の方も州都があるリトルロックの空港よりも充実した感じになっていました。やはりお金がある街はこういう施設も充実しているものなのですな。





さて空港の街、Bentonvilleから今回の宿泊先であるDさんの弟くんの別宅までは、車で3時間半の旅です。僕はシャンパン1杯だけでしたが、Dさんはその後ワインを数杯飲んでいい気分になっていました。それに今回は、お母さんのお葬式ですからDさんにはワインをたくさん飲んで好きなように過ごさせてあげようと思っていましたので、僕が運転をすることを言っておきました。
しかし~こんな雪の降る街とは知らなかったので、慣れないレンタカーでの運転は少しだけ緊張しました。どうも数日前に大きな嵐がきて、一気に雪を降らせて言ったとのことです。デンバー並みに雪が積もって寒い街となっています。一応道路は除雪してあるので問題ないのですが、ところどころ凍っているところがあるので気が抜けませんね。








この時点で現地時間午後1時、カリフォルニアでは午前11時となりましたのでランチを取ることにしました。僕たちが選んだのはこちらのアメリカンなお店でした。バーガー、ステーキ、パスタなど何でもあるお店ですが、ネットの評判を見てみると味の方はいいとの評判ですのでトライしてみました。店内に入るとお店は天井が広く、従業員は皆さんすごく親切でいい感じです!
1636 S 48th St #5880,
Springdale, AR 72762
   
Dさんはアップルウォールナッツサラダ、僕はBBQリブを頼みました。Dさんのサラダは新鮮な野菜に、軽めのドレッシングですごくいいお味だったそうです。僕のBBQリブの方は、フォークでお肉がほろほろになるくらい柔らかくなっていて口の中でとろけるような食感です。BBQソースが僕の好みよりも少し甘すぎる感もありましたが、総合的には大変美味しいものでした。

こんなランチでしたので、僕もDさんも大満足でした♪ しっかりと美味しいランチを食べたところで、ここから3時間のんびりと雪の街を運転していきます~。




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ワトソン君、家に帰る



お義母さんの葬儀が執り行われることになりましたので、仕事の方は休ませてもらいDさんとそちらの方に参列するべく、急遽飛行機の席をおさえアーカンソーの方に向かうことになりました。いつもはリトルロック経由で行きますが、今回は直前ということもあり席がほとんどなく、値段もべらぼうに高かったのでアーカンソー州の北西の街Bentonvilleを経由することになりました。

この町はWalmartの発祥の地で、産業も栄え大学がある町なので保守的なアーカンソーの中では異色のとってもリベラルな町なのだそうです。しかし、この町経由で行きますと飛行機の便の乗り継ぎのスケジュールで、僕たちはサンフランシスコ空港の方でかなり早い時間の便からスタートしなくてはいけないのです。僕達に選択肢はありませんでした。
フライトは午前五時。搭乗時間は午前四時半でありまして、逆算すると家を出る時間は3時半、したがって起床時間は午前2時半となりました。そんな訳ですので、前の日は早めに夕食を取り、早めに就寝しようと心がけましたが、やはり午前2時半の起床は結構きつかったです。それでも予定通りに車に午前3時半前に乗り込み、なんとか4時少しに空港に到着。こんな早い時間の空港は初めですが、ガラガラでした(笑)。








飛行機の方は朝早い便ということもあって、たぶんこの飛行機は前の日からもう空港に到着していたのでしょう。遅延もなくオンタイムでの出発!しかし、急遽使用飛行機の変更があり、デンバーまで2時間半ほどの短いフライなのに、フルフラットになる国際線Polaris仕様のいい飛行機になっていました。僕達は今回少しいい席のチケットを購入していたので、この変更は大歓迎でした。
午前五時、飛行機は予定通り離陸。フライトクルーはデンバーベイスでとっても親切で素敵なサービスを提供してくれました。日が昇る前の時間ですが、2人ともシャンパンで朝食をスタート。Dさんはベジタリアン朝食。僕はガッツリアメリカン朝食を選択しました。お味の方は驚くことに結構おいしくて、2人ともいつも朝食は食べないのに完食してしまいました。窓からは綺麗な渓谷も見えました。









今回の旅のお供となった本はこちら。家を出る前にタイトルで何となく選んだのですが、読んでいて確かに自分はどれだけ伴侶のことを知っているのだろうかと考えさせられるものでもありました。
    
映画の方はベットミドラーのBeaches。Dさんと付き合い始めた時に家で一緒に見た映画です。久しぶりに見たけれど、やはり悲しい。Dさんは、本と言い映画と言い何で悲しいものばかり選ぶの?と聞いてきて、初めてあぁ~確かに2つとも死が主要テーマの一つとして入っている物だなと気が付きました。やはり、お葬式への参列の旅ですから、楽しいものは選べなかったのかもしれませんね。










映画が終わるのと同時くらいに飛行機の方はデンバー空港の方に到着しました。フライトは時間通りだし、アテンダントさん素晴らしっかったし、飛行機の席もゴージャスだったし、最近の我らがユナイテッド航空、ハズレが少なくなっているような気がします(笑)。さて冬のデンバーは雪で覆われていて、気温もマイナス6度ということなのだそうでとっても寒そう。
空港はコロナは過去の出来事だったかのように、マスクをする人もほとんどおらずごった返していました。僕達はここで1時間ほどの乗り継ぎ時間を経て、次の便でアーカンソーのBentonvilleに向かいます。


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意外な反応我らがユナイテッド航空で家に帰りました~

夕飯に冬瓜




お母さんの訃報が届き、かなりショックを受けていたDさん。仕事にも身が入らず、いろいろと考えてしまい、何も手につかない様子でした。僕も仕事を早く切り上げて家に帰ってきました。夕食はあまり食欲もないとのことでしたが、気分転換に外での食事を勧めまして、何か食べたいものがないか聞いてみると、こちらのお店のピザを食べたいとのことですので行ってきました。美味しいものを食べて少しでも元気が出るといいね。

お義母さん最後はこんな感じだったそうです。僕達がアーカンソーから帰ってきて2日目に、前の日記に書いたようにお母さんの様子がおかしく、妹さんと75歳の叔父さんが慌てふためいて救急隊を呼んだところ、救急隊が到着した時お義母さんは、生気を取り戻し救急隊にも妹さんにも叔父さんにも悪態をつく状態で、皆に呆れられていました。もう二度と面倒見るか~と言われもしました。
  
そんなことがあった次の日ですが、やはり妹さんと75歳の叔父さんは放っておくことができず、次のまた、ありがたいことにお義母さんの様子を見に行ってくれたそうです。その時は前日よりもいっそう、お義母さんの様子はかなりおかしく言葉をまともに発せず、視点が定まらない状態だったので前日に倣い再度救急隊を呼んだそうです。田舎町ですから、救急隊が車で15以上かかったようです。

そしてこの日は、救急隊が到着しても彼女は生気を戻すこともなく、ぐったりとしてしまっていて救急隊が一番近くの救急病院に彼女を運んだのだそうです。しかし、ここはアーカンソーの田舎町。街に救急病院も大型病院もないため、車で30分以上走った比較的大きな町の救急病院まで急行しました。しかし、彼女の心臓はそこまで持ちこたえることができませんでした。








病院までもう少しというところで、心肺停止。救急隊員が移動中の車内で彼女の蘇生を試みたそうですが、結局彼女は戻ってくることができず死亡が確認されたということでした。彼女の死亡が確認されてすぐに、妹さんは泣きながらDさんに電話をしましたが、かなりパニックの状態だったらしく、彼女を落ち着かせるのにかなりの時間を要したそうです。

その訃報のあとすぐにDさんは僕に連絡をしてくれました。Dさんは比較的冷静に事態を受け止めているように聞こえました。僕にとって彼女は義理の母ではありますが、冷たい言い方かもしれませんが、それほど仲良くしてもらったということもありませんし、彼女が亡くなったと言って多少のショックはありましたが、正直言ってそれほど悲しいというものではありませんでした。
仕事を終えて家に帰ってみると、Dさんが詳しく彼女がどんな状態でどんな経緯でどのように亡くなったのかを話してくれました。冷静に見えるようですが、すごくショックを受けているようで彼の辛そうな姿を見るとこちらも悲しくなってしまうくらいでした。やはりどんな親でも、自分の実の親が亡くなるのは心に大きな穴があいてしまうものなのですね。

そんなことを話したりしている脇で、ワトソンは気持ちよさそうに熟睡していました。彼の寝顔はこの痛みを少し和らげてくれる効果があるようです。そして数日後、お義母さんの葬儀などの予定が決まりまして、行ってきたばかりですが僕たちは再びアーカンソーの方に戻ることになりました。Dさんは僕は無理して行かなくてもいいと言ってくれましたが、行くよ~というと嬉しそうでした。






そしてこの日は17日間の香港、Thai、シンガポール、台湾の旅を終えてイケメンパワーカップルのK&Tさんがワトソンを引き取りに戻ってきました。夜遅い便だったので、僕達はできれば次の日にしてもらえないかな~と暗に提案していましたが、彼らはすぐにでもワトソンに会いたかったらしく、空港からそのまま直接我が家の方にやってきました。まあそれも理解できますしね。
彼らを見たワトソンはもう歓喜の乱舞で彼らを大歓迎してくれました。ワトソンは確かにかわいいけれど、17日は結構長丁場でしたね(笑)。ちょうどいいタイミングで帰ってきてくれて少しほっとした僕とDさんです。さて、お葬式に参列するために、再度アーカンソーの方に戻ります。5カ月の間に父と母を亡くしたDさんは、気丈にふるまっていますがやはり精神的に消耗しているようなので、一緒に行ってきます。


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母を訪ねて3千里
リトルロックで夕飯
やはりこの母であった・・・
意外な反応
我らがユナイテッド航空で家に帰りました~


アーカンソーへ行ってお義母さんのお見舞いを無事済ませた次の日、僕は少し動物臭のし始めたワトソンをシャンプーしてあげることにしました。ご存じの方はご存じでしょう。この家を買った時ちょこっとリノベーション工事をしまして、ガレージの方にCoco専用のシャワーブースを作ったのです。こちらでCocoをシャンプーさせていましたので、Cocoより小さいワトソンは難なくシャンプーできます!

Cocoもシャンプーは嫌いでしたが、ワトソンの方もあまりシャンプーは好きでないようです(笑)。ちなみに犬というものはみなシャンプーが嫌いなものなのでしょうか⁉ とはいうものの、ワトソンの方はそれほど大きな抵抗をすることなく、シャンプートリートメントに身を任せてくれましたので、Cocoの時よりもずっと楽にできたような気がします。ワトソンは濡れるとラッコのようです。
また、Cocoの時もそうでしたが、いやなシャンプーが終わるとものすごくハイパーになるのですよね~(笑)。ワトソンの方も、シャワーが終わって乾かした後は、しっかりハイパーになって大はしゃぎしていましたので、シャンプーの後の気持ち良さはちゃんと感じているのかもしれませんね!すっかりいい匂いになったワトソン、気持ちよさそうに庭の日向で休憩させました。











話しをお義母さんの方に戻します。僕達が帰った次の日、Dさんは介護士、看護師、郡のソーシャルワーカーなどに連絡を取ってお義母さんの世話&看護の態勢を整えました。お義母さんはもう働いてはいませんが、年金や軍のリタイアメントなどで一定の収入も保険もあるようでして、それらもしっかり利用してDさんは仕事の合間に忙しくコーディネートしていたようです。

そんな次の日、Dさんの妹さんと75歳の叔父さんがお義母さんの御機嫌伺い&お世話に行ったそうなのです。すると、お母さんの様子がおかしく焦点が定まらず、発言も意味不明のことを言うようになり2人は軽くパニック。すぐさまDさんに電話をしてどうしたらいいのかの指示を仰ぎました。Dさんはすぐに救急隊に連絡を取るように言ったそうです。
そして救急隊がお義母さんの家にやって来ると、お義母さんの様子は一転して、いつものようにあの嫌味たっぷりの悪態を救急隊員、75歳の叔父さん、妹さんにつくのです。私はどこへも行かない~!お前らさっさと失せろ~!!みたいな感じでそれはもう、酷いものだったそうです。あきれ顔の救急隊員は、バイタルチェック(脈拍や基礎的な生体検査?)をしたら帰るから~と言うとそれを承諾。

そして何も問題がないことから、救急隊員は帰っていきました。すると今度は75歳の叔父さんと妹さんに悪態をついたそうで、なんで私の許可なくあんな奴らを呼んだんだ~!!とそれはもうえらい剣幕だったそうです。これに叔父さんも妹さんも憤慨!心配して毎日来ているのにあのBixchは何様のつもりだ~!!もう二度とあいつの面倒なんて誰が見るか~!!と家を後にしていったそうです。
 


   




この話を聞いてDさんも僕も呆れてしまいました。病気なのはわかるし、入院したくないというのもわかるけれど、もう70を過ぎているのだからせめて周りのみんなが彼女のことを心配してこうしていろいろやっていることを理解できないのだろうか?本当に介護士を受け入れることなどあるのだろうかと心配になってきました。本当に癖の強い、強すぎるお義母さんであります。

アーカンソーで僕達は、あまり体にいいと思えないようなアメリカ~んな食事をしていたので、この日はちゃんと家で作りました。鶏のひき肉と冬瓜をかつおだしでじっくり煮まして、醤油と塩で味を調えました。こういうほっこりした食べ物っていいですよね~。Dさんもこれは激ウマ~と喜んでくれました。メインはサーモンのグリルとインゲン豆の胡麻和えでした。こういうのが一番ですね!
食事の後、Dさんは弟くんと電話で今後のお母さんの世話の計画を話し合っていたようでした。この日のような悪態は珍しくもないですので、これからまだまだこんなドラマが続くのかと思うと2人とも先が思いやられるね~と嘆いていたようです。僕から見るととんでもない人、いわゆる毒親に見えるくらいの彼女の悪行をDさん、妹さん、弟くんから聞いてきました。それでもこの彼らにとって彼女は実母、やはり大切であり無条件に世話をしてあげたいと思うようです。本当にいいご子息さんたちです。











僕達がアーカンソーから帰って3日目、この救急隊への悪態&大騒ぎの次の日
お義母さんは逝ってしまいました。
享年75歳




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リトルロックで夕飯
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Dさんの田舎町からリトルロックまでは高速が思ったよりも混んでおらず、もう少しリトルロックでのんびりする時間がありました。Dさんはこちらのレストランでもう一杯ワインをのんびりと楽しむことにしましたが、僕はアルコール的な気分ではなく、アイスクリーム的な気分でしたので携帯で近くにアイスクリーム屋がないかチェックしたらありましたので、そちらの方に行ってきました。
リトルロックのダウンタウンにはこんな感じの路面電車も走っていて、なかなかいい雰囲気です。Dさんがワインを楽しんでいるレストランから4ブロック位離れたところにアイスクリーム屋がありましたので、ストロベリーのアイスを頼んでみました。あまり期待していなかったのですが、こちらのお店で作っているアイスなようでして、僕の好きなハーゲンダッツに並ぶくらいの美味しいものでした!







リトルロックの空港からは50人乗りの小さなジェット機です。
遅延もなくすんなりと搭乗が始まり、遅れることなく出発してくれました~。
小さい空港なので離陸の順番待ちもなくあっという間に空の中へ。
 
50人乗りの小さな飛行機なので満席で出発。アテンダントは意地悪そうなゲイのラティーノのおっさんでしたが、意外とサービスはしっかりしていて僕たちの要望にはしっかりと的確に迅速にこたえてくれました(笑)。Dさんはワイン、僕はまたブラッディ・マリー。小さなテーブルは所狭しとアルコールや飲み物が並べられ、パーティー会場のようになっていました。ははは~











2時間ほどして飛行機は降下していき、雪の中のデンバー、コロラド空港へ到着しました。デンバーのこの日の気温はマイナス6℃。飛行機が小さいので飛行機からターミナルは地面を歩くスタイルでしたので、刺すような冷気に眠気もあっという間に冷めてしまう感じでした。デンバー空港は激混み!こちらでの乗り換えは60分。急いでお持ち帰りの夕飯を飼ったらもう既に次の便の搭乗が始まりました。
この飛行機は234人乗りのボーイング757。先ほどよりもかなり大きな飛行機です。それでもほぼ満席で、あっという間にすべての乗客が機内に収まりました。定刻出発か~と思われたのですが、あまりの冷たさに飛行機のドアが凍ってしまい、地上係員がドアを閉めることが出来なくなりました。出発時間は過ぎてしまい、いろいろと試すが全くドアーは閉まりません。

どうなるのか⁉と思ったところにメカニックの人たちがきて何とかドアを閉めてくれて、事なきを得ました。結局飛行機は30分ほど遅れましたが、何とか出発。その後は僕もDさんも疲れていて眠り込んでしまい、写真は無し!気が付けば無事サンフランシスコ空港の方に到着していました。





その後、家に到着したのは午後10時半。ワトソンは僕たちを大歓迎してくれましたが、彼にとってもう深夜、あっという間に眠りに落ちていきました。
僕たちもかなり疲れましたので、お風呂に入る気力もなくシャワーだけ浴びて就寝しました。







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リトルロックで夕飯
やはりこの母であった・・・



朝になりました。この日僕たちはサンフランシスコの方へ戻ります。その前に、もう一度お義母さんのお見舞いに行ってきました。行ってみると、お義母さんは深い眠りにいて真っ青な顔色なのでDさんと僕は一瞬ドキッとしましたが、ちゃんと息をしているのが確認できましたので一旦ホテルの方に戻りました。ホテルの方でDさんは、興味深い話をしてきました。

それはお金の話。彼が言うには彼はお母さんとの話の中で、介護を雇うことについて彼が負担すると言い切ったことが気になっていたそうです。それは僕に何の相談もなく我が家のお金を使って彼女の介護をすると言っていたからなのだそうです。それに彼は僕がすごく吝嗇家なのを知っていますので、彼女の介護の負担を申し出たことに僕がどう思っているのかをチェックしたかったようです。
    
(こちらは泊った宿)
はい~僕はすごくケチですし、無駄なことには一切お金を使いたくありません。それは正しいのですが、それでいて僕は必要なこと、大切なことにお金を使うのには全く抵抗がありません。ですから、たとえDさんの母親が天使のような人柄ではないとしても、彼女の介護へのお金は生きたお金の使い方と考えるので、そこへお金を費やすことは全く問題がないと答えました。















それにDさんは僕の母親が病気になった時、1年に10回ほど日本に帰った時も全く文句も言わす快く送り出してくれた人なのです。そんな彼の心の広さのおかげで僕は母親が亡くなった時も、悲しいことには変わりはありませんでしたが、心の中にもっと会いに行けばよかったという後悔のような悔いのようなものを感じることがあまりありませんでした。海外に住んで、こういう心持で母の死を迎えることができたのは本当に彼のおかげだな~と心から感謝しているのです。
(ガソリン安いですね~笑)
無駄な物、見栄を張るためのようなものにはお金を使いたくないですが、本当に必要な物や本当の意味で自分のためになるようなものにはあまり窮屈に考えないという感じで物事をとらえることができるようになった気がします。そんな訳でDさんにお母さんの介護の費用は全く心配しないでいいし、億万長者の弟君も半分出してくれるでしょうから僕的には何の問題もないと伝えると、嬉しそうでした。

そんな話をした後に、もう一度お義母さんの家に行くとお義母さんは眠りから覚めており、Dさんは再度介護の必要性、お義母さんが嫌がっている施設に入れないということを約束するとお義母さんはDさんの提案を受け入れ、明日からでも看護師のチェックと介護者を雇うことを同意してくれたのです。Dさんも、彼女がこんな形で素直になってくれたことに半信半疑でしたが嬉しそうでした。












この家から空港まで車で2時間半かかりますから、そろそろサヨナラの時間となりました。彼女はDさんとハグをすると、会いに来てくれてありがとうと言うのです。最初は来なくていいの一点張りだったのですが、やはり息子が会いに来てくれたのは嬉しかったようですね。そして意外なことに、今度場僕の名前を呼んで近くに行くと両手を広げてハグをしてくれたのです。

そして、彼女は会いに来てくれてありがとうと、初めて聞くような優しい声で言ってくれました。僕は驚いてしまい、照れ隠しで早く良くなってあそこのレストランでまたアメリカ~んな巨大ブレックファーストを一緒に食べましょう~と言うと、彼女は微笑んで、そうだね~そうしようね~と言ってくれたのです。この光景を見てDさんも驚いていました。
300 E 3rd St # 101,
Little Rock, AR 72201
このお義母さんも、僕達がこうして会いに来たことを感謝しているのだな~と思うと2人とも嬉しくなりました。そんなに悪い人ではなく、ちょっと偏屈で自分の愛情表現を知らないだけな人なのかもしれないかもな~なんて考えたりもして…。お義母さんの意外な言葉に僕たち2人は急遽ここまで来て会いに来たことがすごくいい訪問だったと思えるようになりました。

田舎町を後にして、2時間半車でリトルロックの町までやってきまして、その後遅いランチを食べました。ちょっといい気分なので2人で泡ワインで乾杯して、僕はご当地名物のナマズのフライト&ポテトフライを頼み、Dさんはサーモングリルサラダを食べました。これで介護士がやってきてお母さんとうまくやってくれれば言うことなしですね!

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リトルロックで夕飯
義母様を訪問






Dさんの妹夫婦とランチをした後は、一旦ホテルの方に戻りました。そして少し休憩した後、Dさんは1人でお母さんの友人を訪ねで行きました。友人さんはDさんのこの田舎町の同級生のお母さんでもあるそうです。そんな彼女はお母さんが倒れてから、ご飯を運んだり、下の世話までしてくれたという何ともお母さんにとっては大変貴重な人であったのです。

ところが、Dさんが友人さんに会うと言ったとたん、お母さんは友人さんはDさんのお父さんのお葬式にゲイの旦那を連れてきて(つまり僕ですね…)亡くなったお父さんはどう思ったのかなど、友人さんについての否定的な話を並べまして、Dさんに友人さんに会わないように仕向けました。これは以前Dさんと弟くんが仲たがいをするように仕向けていた時と同じテクニックでもありました。 一体何が面白くてこういうことをするのかわかりませんが、お母さんはこういう感じで人を操作するのがお好きなようです。実際この被害でDさんと弟くんは長いこと仲たがいをしていましたが、それがお母さんの策略でこうなってしまっていたことを知り、その後は仲良くなったといういきさつもあります。そんな訳で、今回もお母さんの策略の香りがしたのを察知したDさん。

お母さんの話を半分以下に聞いて、友人さんに会いに行くことに決めたようです。そして帰ってきたDさんは、友人さんがとっても優しく素晴らしい人で見返りを期待することなくお母さんの世話をしていてくれたことに感謝感激したそうです。友人さんの方もDさんがわざわざ会いに来てくれたことにすごく喜んでくれたようで、2人にとっていい時間となったとのことでした。









それにしても、病気になってもここまで人をおもちゃにしようとする彼女の心情は僕もDさんも理解できません。Dさんが以前、僕のお母さんはメンタル的にすごくおかしい人だからと言っていたのはあながち嘘ではないのだな~と身をもって理解できた気がします。こういう親のもとで生活して、それでももとも言うかそれ以上に心優しく素晴らしい人に育ったDさんと弟くんは奇跡ですよね。

Dさんが帰ってきた後はまた、2人でお母さんのお見舞いに行ってきました。Dさんは介護の重要性をとくと話し、お母さんの方はいろいろと難癖をつけるのですが、それにもDさんは真摯に答え何となくお母さんも受け入れてきたのではないかという反応を見ることができました。この日の夕飯はハンバーガーチェーン店のソニックのハンバーガー。
こんなところに来てこれを食べたいとは思いませんが、この小さな田舎町の日曜日はすべてのお店が閉店となり、やっているお店がここしかなかったからこの選択肢となっていました。少しでも健康的にと、レタス、トマト、ピクルス増し増しで頼んでみたら、野菜の食感がありなかなか美味しいバーガーになっていました。フォトジェニックに撮れなくって申し訳ないです(笑)。

これと昨日飲んだ地ビールも添えて、Dさんは赤ワインでハンバーガーディナー。何となく夕飯終了。お母さんのお見舞いといろいろな人と会って、お互い精神的にも結構疲れた一日となりました。

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リトルロックで夕飯





次の日の朝がやってきました。気温は1℃、曇り空でぼつぼつと雨粒が落ちてきますが、雪にはなっていないようです。朝起きて、シャワーを浴びてDさんのお母さんの家に向かいました。以前にも書きましたが、Dさんのお母さんはなかなか手ごわいお方であります。その時の日記はこちらへ。できればあまり会いたくない人ではありますが、病気ですので会うことに決めましてやってきた次第です。

彼女の家には行ってみると、アメリカの映画の1シーンに出てくるような、暗く80年代で止ってしまった家。洗濯物やその他のものがそこら中に散乱し、タバコの強いにおいのこもった空気のする空間に、お母さんはソファーに横になってテレビを見ていました。その顔色は真っ青で半年ほど前に見た生気にあふれたものと全く異なり、命のもろさを感じさせるものでありました。 前もって聞いていた話をまとめると、夫が亡くなって生きる気力がなくなってしまい、食事も衛生面も何も気にしなくなってしまい、転んだ拍子に足腰が痛くなり歩くことがままならなくなってしまったようです。Dさんと弟くん、妹さんが介護をしてくれる人を探しても、あのきつい性格災いして、誰ともうまくいかず数日で解雇してしまうことを繰り返し。

今では介護士が来るのも拒み、もうこのまま死んでもいいと思っているようなあきらめの境地に至ってしまっているようでした。幸い亡き夫の弟が、この家の近所に住んでいるそうで毎日介護の世話をしてくれているとのこと、なんとかここまで凌いでいる状況。しかし、75歳の彼に付きっ切りで介護を頼むことは無理なので、何とかしてまた介護士を雇い少しでも健康的な生活を送ってもらいたいとDさん、弟くんは願っているのです。








今回の訪問で長男であるDさんが何とかして偏屈彼女の理解を取り付けることができないかと考えていました。長い話を短くすると、Dさんの提案を少しは受け入れる気があるらしく、看護師によるアセスメントを受けることを承諾し、介護士を再び雇い入れることに難色を示します。彼女はお金がかかることをかなり気にしていましたが、それはDさんと弟くんが負担するので心配ないと説き伏せました。

そんな訪問の後はDさんの妹さんとその旦那とのランチでした。妹さんはこのお母さんと険悪な関係ではありますが、やはり母親がこんな状況になっているのはいいと思っていないようで、自分ができることはないかと気にはなっているようです。彼女は車で45分くらいの場所に住んでいるので必要な時にはいつでも母親の世話をするつもりがあると述べてくれました。
こちらのレストランで僕はリブアイステーキ、Dさんはニジマスのソテーを食しまして、皆さんで今後のお母さんの世話の計画を話していました。やはり一番のネックは母親のあの性格ということが確認されました。あの性格ですとやってきてくれる介護の人をうまくいかずそれが一番の障害のようであります。親の介護問題は僕たちの歳になってくると深刻な問題になってきます。

介護だけの問題でもかなりの難題なのに、その介護をなかなか受け入れてくれず、介護を受ける本人の性格の問題によりことがより一層複雑になっているDさんのお母さんでありました。まあ、あの人柄ならばどこででも問題をおこすことは予想はできますが、それにより振り回される周りの人はたまったものではありません。何とかいい方向に事が運び、お母さんが少しでも元気になってくれることを願います。

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母を訪ねて3千里






朝早くから家を出て、飛行機を乗り継いでDさんの実家の田舎町から一番近い空港へ到着したのは8時間半経過した後でした。こういう旅をするとアメリカって大きいな~と言うことを実感しますね。それでも僕たちはDさんの実家にまだ到着するまで2時間半必要です。そんな訳なので、このアーカンソー州の大都市リトルロック(都市圏人口70万人)で夕飯をとってから向かうことにしました。

人口70万人近辺と言いますと日本ですと静岡、岡山、熊本あたりですね。それはさておき、僕達は事前によさそうなレストランを調べておきまして、予約しておいたのです。しかしながらそのレストランはリコンファームをやっているらしく、レストランがDさんにリコンファームの連絡した時に僕たちは機上の人。連絡ができたのはリトルロックに到着した後でした。
   
2300 Cottondale Ln #105,
Little Rock, AR 72202
レストランの方は連絡がないということでそのレストランは僕たちの予約を抹消!見事に僕たちは大都会リトルロックで夕飯難民となってしまいました(笑)。なんとも不親切な対応だ~と僕たちは憤慨しました。そんな状況下ですので急遽僕たちは空港でまだ予約を受け付けてくれるレストランを探すことになりました。

そして見つけたのが、アーカンソーリバー沿いにあるアメリカンカジュアルダイニングのこちらのお店でした。35年ほど経営している老舗のお店なのだそうです。店には行ってみると従業員の皆さんが温かく迎えてくれました~。僕達は大きな窓のすぐそばのテーブルに案内してもらえました。なかなかいい感じのスタートです!






サラダ、ブレッドがサーブされた後はメインディッシュがやってみました。僕はポークテンダーロインのマスタードソース添え。ポークはとっても柔らかくしっとりとしていました。ソースが多すぎじゃないかい?という感もありましたが、ポークとよく合うこのソースは少し酸味があってなかなかいいお味でした。付け合わせはサワークラウト、ベイクドポテト、人参でした。
Dさんの方はこの日のスペシャルのこの地域の川や湖でとれるという魚のバターソテーでした。僕も一口もらいましたが、プリンとした軽い食感のこの白身魚はなかなか美味しく、バターソースとしっかり合う美味しいものに仕上がっていました。こんな感じでほぼ飛び入りで入ったこちらのお店でしたが、サービス味と共に大変満足できるものでありました~!







今回の夕飯では僕はアルコール摂取をしませんでして、アルコール大好きがDさんにワインとカクテルを堪能してもらいました。ですからリトルロックからDさんの田舎町までの2時間半の運転は僕が担当します!リトルロックを出る頃はなかなかの強い雨が降っていて、慣れないレンタカー、慣れない高速道路ということで結構神経を使いいつもより疲労感が多かったような気がします。
高速を降りてここからDさんの田舎町まで60分の一般道。こんな感じで何もない真っ暗闇を走るのです~!久しぶりこんな暗闇を走ったのですが、対向車も後ろから来る車も全くないの、雨の高速を走るよりはずっと気が楽でありました。曇り空だったので見えませんでしたが、こんなに光のない場所ならばきっと星空は素晴らしいものなのだろうな~なんて想像していました。









家を出てから10時間以上たち、やっとDさんの田舎町のホテルの方に到着することができました。これだけ要すると、日本の実家の方に帰った方が早くて楽じゃないかい?と思ってしまうくらいの長旅感ですね(笑)。途中のお店で買ったビールをホテルの冷凍庫に入れて急激に冷やしている間に、熱いお風呂に入って旅の疲れをしっかりほぐした後に、こちらの地ビールで乾杯!
今回はIPAではなくラガービールを買ってみましたが、なかなか濃い味の美味しいビールでした。最近はどこへ行ってもこういう美味しい地ビールが手に入るので嬉しい限りです。このビールのアルコール度数は5%でしたが、結構酔いが回ってしまい1本を開ける頃には泥酔状態(笑)。そのままベットに入って眠ることにしました。明日は義母さんとの面会です。


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すこし前に、Dさんのお母さんの調子が悪くなっているという報告がありました。2022年の夏に彼女は旦那さんをなくして、生きる意味のようなものを失ってしまい精神的にかなりまいってしまったようでして、それが引き金となって彼女の健康状態もが悪い方へ進んでしまったとのことです。危篤という感じの病状ではないものの、あまりおもわくしないということでありました。

Dさんは近いうちに彼女を見舞おうと計画しまして、僕も一緒に来てくれないかと頼みました。僕が行っても別に何もできることはないよな~と思いつつも、例のごとく猛烈鬼義母ではありますがDさんのサポートになれるのならいいか~と思い承諾、一緒にアメリカの真ん中の辺りにある超田舎町の方へ一緒に行って来ることに決めました。
朝5時前に起きて準備して、家を出ます。ワトソンは前もってSabrinaさんの方にお世話をしてもらうことを頼んでありまして、K&Tさんも承諾済みですので問題ありませんが、家を出るときワトソンは少し悲しそうでした(涙)。 家を出た時はまだ真っ暗闇でしたが、空港に到着する頃には朝日が出てきました。朝日の登るのを見ると時した気分になれますね!早朝の空港は予想以上に混雑していました。





今回も我らがユナイテッド航空を使いました。サンフランシスコ空港の方からまず最初にデンバーに向かいます。デンバーの方は大雪が降ったというらしいので、飛行機は遅れるかな~と思っていましたが、全く問題なく時間通りにサンフランシスコ空港の方を出発~!予定時刻よりも少しだけデンバーの方に到着してくれました。フライト中のサービスも文句ありませんでした。
   
デンバーの周りは銀世界に覆われていて、なかなかきれいなものでありました。コロラドは雪のイメージがありますが、その通りの感じです。デンバーでは約1時間の乗り換え待ちがありましたが、ランチを食べる時間もないのでお持ち帰りのランチを買って、ゲートに向かうともう既にゲートの方は準備ができていたらしく、時間通りにゲートが開き、搭乗することができました。









デンバーからアーカンソー州の州都リトルロックへは50人乗りの小さな飛行機です。デンバー空港では白人が多くなったもののまだいろいろな人種が見られましたが、さすがにアーカンソー行きの飛行機ですね~。搭乗客はすべて白人で、いかにもアメリカの真ん中あたりに住んでいるよな~と思わせるような感じの人で埋まりました。これだけ分かりやすいのもおもしろいですな。
雪のデンバー空港からリトルロックへ出発します。僕は飛行機でブラッディ・マリー。Dさんは赤ワインを頼んでランチをしました。先のデンバー行きのフライトもそうでしたが、このフライトのアテンダントさんもとっても親切で僕たちカップルになぜか無料のアルコールサービスをしてくれました。最近我らがユナイテッド航空はアタリのフライトに乗ることが多い気がしますね!

あ、もちろんこれはアメリカの基準です(笑)。日系航空会社とは段違いの差があります。











飛行機の方は問題なく予定時間より少し早く1時間半ほどでリトルロックの方に到着しました。サンフランシスコ空港にしてもデンバー空港にしても規模がとっても大きいので余計感じるのでしょう。このリトルロック空港は本当にこじんまりとしていて、僕達が到着した5時過ぎにはもうフライトがないのでしょう。あまり人がおらずひっそりとしていました。
ちなみにこの空港はヒラリー&ビル・クリントン空港という名前になっています。ここからDさんの田舎町までレンタカーで約2時間半の旅となります。直接向かえば午後9時くらいに到着できそうですが、彼の街は小さすぎて1軒しかないレストランは7時半くらいに閉まります。そんな訳で、リトルロックの街の方で夕食を食べてから、彼のホームタウンに向かうことにしました。

サンフランシスコとDさんの田舎町は約3500Kmなので875里なので、日記のタイトルのように3千里などありませんね(笑)


旅行記なのでコメント欄は閉じておきます。

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↓何人ここにいるのかな?
人です。。。
名前:JapanSFO 男性 双子座

こんにちは
男性の好きな男性同士
カップルのたれ流し的生活日記


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