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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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アレルギー反応や皮膚のかゆみがひどいCocoでして犬猫病院に行ったところ、獣医にCocoは週1~2に1回はシャンプーした方がいいと言われましたので、大変ながらちゃんとその通りにやっていましたら、確かにCocoのかゆみが減ってきたのでホッとしています。Cocoは基本的に濡れるのが嫌いなのでシャンプーをするたびに恐怖に慄いておりますがそれはしょうがないですよね~。

普通より頻繁にシャンプーをするのでSoap Freeのシャンプーを使ってみたところ肌にもあっていたらしく、シャンプー後に起こる皮膚の乾燥もありませんし、洗っている僕の皮膚も突っ張ることがないのでいい感じです。匂いも自然なココナッツで洗った後にはハワイを思い起こさせるココナッツの香りが漂いますので、人間たちにもアロマセラピー的効果がありそうです。(笑) 困るのが毛皮の乾燥時です。だいぶ暖かくなってきたSFベイエリアですが、朝晩はまだまだ寒いので濡れたままにしておくと風邪をひいてしまうのではないかと心配でした。ヘアードライヤーを使ってもいいのですが、犬ってこの音が苦手のようで物凄く嫌がるのですね~。吸水性の強いタオルを使ってもそう簡単に水分が抜けないので悩んでいたところひらめきました!

それは~僕が使っている髪の毛を乾かすためにかぶる速乾タオル!これなら乾かすのにじっとしていなくてもしばらくは体にしっかりくっついているので楽。おまけにヘアドライヤーのように音もしないのでCocoも気にならないことでしょう(笑) 難点をあげれば芋虫のようでいまいちカッコよくないところでしょうが、それはしょうがない!








さてこの日の夕飯はコーンビーフを作ってみました。日本で言うコーンビーフは缶詰を一番最初に想像しますが、こちらコーンビーフといいますとキャベツと牛肉の塊を一緒に煮込んだ煮込み料理となります。アイリッシュの祭日セントパトリックDayに米国ではよく作られる料理のようです。聞けばそのセントパトリックDayは3/17だったとか・・・だからお店に沢山置いてあったのですね
Dさんはアイリッシュではないし、もちろん僕も関係ないので全くそのことを意識せずコーンビーフを作っていました。(笑) たっぷりの野菜にほろほろにやわらかくなったコーンビーフは美味しかったです。ちなみに今回はシンプルな柄無しの最近購入したスープ皿を使ってみました。


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どんぶり?ボール?スープ皿?のようなものを買ってきました。家には和風のどんぶりはありますが、洋風のサラダやスープなどを入れる浅めのお皿がひび割れ状態で水漏れを起こすまで使っていました。代わりになるものを探していたのですが、なかなか気に入るものがありませんでした。気に入ったものがあってもMade in ChinaであったためにDさんに却下されることしばし(笑)。

1785 Fourth St,
Berkeley, CA 94710
それが、たまたま寄ったCrate and Barrel Outletの方でいい感じのお皿が2つも置いてありまして、2つとも感じが違うものの洋風どんぶりとしてなかなかいい深さと大きさで優しい土の感じも気に入ったので甲乙つけがたくなりました。悩んでいたのでDさんに写真を送って聞いたところ2つとも買ってしまえば?というので~お言葉に甘えて2つとも買ってしまいました~♪





1つはオリーブの木をあしらったデザインの少し緑がかった浅めのスープ皿でして、もう一つはデザインのないシンプルな内側が白で外側がグレーのこれまたちょうどいい感じのスープ皿です。大きさ的にはそんなに深くないのでパスタを入れたり、ぶっかけ麺やサラダ蕎麦などにも使えそうです。本来なら4枚セットで買うところですが、うちは来客もほとんどないので2枚を2セット買ってみました。
もちろんのことながら両方ともMade in Chinaではなくポルトガル製でした。最近はこういう食器類のたくさんがMade in Chinaとなっていました。僕はそこまで気にしない人なのですがMade in Chinaが大嫌いなDさんでしたので彼の許可がなかなか出ないのがつらいところでした(笑)。まあ、おかげで大割引のポルトガル製のいい感じのお皿が手に入ったので良しとしましょう~♪






そしてこのお皿を使っての夕飯はこちらのチラシ寿司~!
シンプルな方がきっとチラシ寿司にはあうだろうな~と思ったのですが敢えてこちらを使ってみました。
オリーブ柄ですがちらし寿司で使ってみたところ思ったよりそんなに悪くなかったと思います♪
のせた具は鮭、マグロ、ハマチ、イカ、北寄貝?それに自家製の出し巻き玉子のシンプルバージョン。できれば見栄を張ってイクラやウニ入りのものをせたいところですが、うちではこれだけでも贅沢な部類に入りますのでガマンです(笑)。付け合わせには菜の花の白和え(というよりはつぶした豆腐和えといった感じ…笑)のサラダ風となりました。この新しいお皿はチラシ寿司では食べやすかったです!




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韓国系のベーカリーのパリスバゲットの方へランチしに行ってきました。このお店は今までパンやスイーツを買ったことはありましたがそれだけ。今回はランチに第一希望のところへ行ったら物凄く混んでいたので諦めまして、たまたま通りがかったこちらのお店の方へ滑り込んだということですので、こちらのお店でのランチは初めてです。

店の系統としては日本でよくみられる日本風のカレーパンや、アンパン、ソーセージを織り込んだものなどのお惣菜パンも甘い系統のパンもあり、コーヒーなども提供していますので、それらのパンを買ってコーヒーと共に写真のように座って食べることができるようになっています。ちなみにスペースは、学生さんが沢山いましてお勉強に勤しんでおりました(笑)。
2150 Shattuck Ave #110
Berkeley, CA 94704
このお店はこちらに住んでいる日本人の方の評判はすこぶるいいし、僕が今まで買ったパンやスイーツも日本のパン屋を思い出させるような感じの出来になっていて馴染みがあり、それなりに美味しいと思っていました。僕が特に好きなのはクルミ入りの大福(⇐パン屋に来て一番好きなのが大福ってどういうこと?というツッコミは真摯にお受けいたします~笑)。






ランチの方ですが基本的に温かい系のサンドイッチと冷たい系のサンドイッチがありましたので、僕たちはともに温かい系のサンドイッチを頼んでみました。何を頼んだのかいまいち覚えていないのですが、確か僕はチキンとモッツアレラチーズのサンドイッチのようなものだった気がします。紙のプレートに乗っているからなのかどうかわかりませんが、見た目はあまりゴージャスではありませんでした(笑)。 一応サラダもついているのですが野菜のぶつ切りに市販のドレッシングがかかっているだけでし。サンドイッチのお味の方は決してまずくはないのですが至って平凡。、多分もう既にどこかで焼いてあったチキンを温めなおしてチーズと一緒にパンにはさんで再度温めたという感じです。これで1000円近くしますから、コスパの方はいまいちです。やはりここはクルミ入りの大福が一番いい(笑)。

 






さて、Coco散歩の途中にクリーク(日本語ですと小川?沢?)を歩いている時に春の息吹つくしを見つけました!
アメリカンなサイズのツクシでして、Cocoの横に置いてみるとその大きさがわかると思います。
日本のサイズならばお浸しにしたり、つくだ煮にしたりできますが、これは無理でしょう(笑)。
日本のツクシが普通のポッキーで、こっちらのツクシはジャイアントポッキーという感じ?
まあ、日本のツクシとは別物ではあると思いますが何らかの親戚関係にあることは間違いない!
今週からはこちらも夏時間になりました。春が刻々と広がりつつあるようです。

その前に花粉症を何とかしなくてはいけないな~(涙)


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ブログって何なのでしょう?

書いている者にとっては、混沌とした心の中のものを言葉にして吐き出せるので、書いた後はすっきりするという精神的衛生上なかなかいい機能を持っているように思います。特に僕の場合は日本語がコテコテの母国語で、英語はいまだに遠い世界の外国語なくせに仕事でも家でも日本語を使えない環境なので、こうして日本語で文章にできるのは気持ちが落ち着きます。

しかし書いていて毎回が楽なわけでもなく、10年も続けているのでもう書くのやめてしまおうか~?なんて思ったとも多々あります。ブログは日記と違ってすべてをさらけ出すことはないもののある程度の記録的な要素もあるので振り返ってみてみるとなかなか面白いので、何とか続けることができています。それに他の方との縁も生み出してくれるので素晴らしい~!!とも思います。

今までたくさんの人がブログを書きはじめ毎日のようにアップしたと思ったらいつの間にか消えているというものをたくさん見てきました。ブログは続けるのがかなり大変です。自己顕示力がとんでもなく強く、とにかく他の人に見てもらいたい欲が激しい人以外はネタ切れ的な感じを抱えたりしてあえなく挫折することが多いみたいです。続けることは容易ではないのかもしれせん。
僕の場合は見てもらいたいというものも否定はしませんが、どちらかというと日本語での精神的な吐き出し口と共に、自己修養録的な意味が強くなってきていて、つまらない取るに足りない内容でも、本来は人様に見せれるような料理の出来栄えでもないのに臆面もなく載せてしまうということができてしまっているのは、他人様の羨望&賛美を期待している訳ではないからなのかもしれません。

ブログを書く時、僕が注意をしていることは個人が特定できる要素そして仕事の内容はあまりのせない、ネガティブ路線に走らない、モリモリに盛らないであまりよくなくてもありのままを素直に書くようにするなどがあります。なぜなら僕が他の方のブログを見てみると読んでいて気分を害したり、???という不可解な感情が出てくることが多々あるからなのです。

僕がグログを書き始めていろいろな人のブログを訪問して読んでみると、そんな感じで不可解に思ったり読んでいて気持ちが悪くなるブログが数種類ありました。今から述べるブログの同じ系統すべてに同じ感情が起こったという訳でもないのですが、基本的にこれらの系統のブログを読むとなぜなのか読んだ後の後味がよくなくて、読まなければよかったと後悔することしばし。
















まず最初は素敵な奥様系。これは基本的には自分の料理&食べに行ったものの記録系のものなのですが、素敵なインテリアに囲まれ、自分の手料理はすべてオーガニック系、レストランもタイヤ会社の星のつくところが載っているのが特徴。あれだけきれいな塵一つない綺麗なインテリアを見ると、この人働いていないからこれだけ掃除を完璧なのだな~とか、

綺麗でオサレなんだけど実際に暮らすにはすごく居心地悪そうとか、手料理の写真も数十枚何度も撮って奇跡の一枚を選んで載せているのだろうな~とか星付きのレストランですべての料理に写真撮るってどうよ…?!というかすごい神経の持ち主だなとか、一緒に食べに行っている人は恥ずかしいだろうな~などなど綺麗な上澄みを乗せたブログの裏の部分をいろいろと考えてしまいます。(笑)







これらの中には物凄く沢山の自撮り(セルフィー)が掲載されているもの多々あり、ばっちり隙のないメイク顔を見るとはいはい~おねいさん可愛くてきれいですよ~。本当はタレントさん目指していたのでしょうね~有名になれなくて残念でしたね~とかこれだけ自分に自信があってある意味すごくいらやましいな~とボロクソに思ってしまいます(汗)。

要は、こんな素敵なスタイリッシュな生活をなさっている方のやっかみもあるのでしょうけれど、これらのことをネガティブに考えてしまう自分が馬鹿らしくて嫌なのでしょう。最初はどうしても気になってしまい、見なくていいのに見てしまい負のスパイラルと戦っていましたが、最近は全く気にならず完全無視!おかげで精神衛生的に健康になれました(笑)。
次に僕があまり訪れないようにしているのは私とっても頭が良くて知性派系。これらの特徴はシンプルに書こうと思えばいくらでもシンプルにかけることを、わざわざ難解にそれも長きにわたって延々と書きどれだけ自分が優秀で一般人と違うのかを誇示したいような感を読み取れてしまうもの。こういうものに遭遇すると、自分が学んだばかりの新しい発見を書きたいんだね~とか、

ここまで難解な言葉を入れて謎解きのような文章を書くというのは実は劣等感からくる自己防衛作用ではないのか?とか、本当に素晴らしい文章を書く人というのは難解な言葉をちりばめることができる人ではなく、シンプルでわかりやすく且つ沢山の人に簡単に理解できる文章を書く力を持っている人なんだよ~といいたくなったりするのですね。。。
 
こんなことを考えながらもこれらのブログも読んでいて後味が悪くなるのは、やはり自分が劣等感を感じてしまうからなのではないだろうか?と思っています。これらも素敵な奥様ブログ同様、見なければいいのに見に行ってしまいを繰り返し、今では全く見ないようになりもう全く気にも留めないようになることができましたので実はホッとしております。(笑)











しかし必ずしもすべての素敵な奥様系にも私とっても頭が良くて知性派系に嫌悪感が湧くわけでもないのです。読んで後味が悪くなるものに共通するのが超自己顕示欲旺盛のにほひが漂う人の書いたブログなのだろうと感じます。たとえば犬猫系のブログはそれらをあまり感じることがないのですが、動物に無理やり洋服を着せたり変なポーズをさせて、私のペット見て見て感が強いとこの嫌悪感が…

まあ、ブログを書いている人で自己顕示力がない人はいないと思われますので適度な自己顕示欲のものを書く人も読む人も見極めておくのがいいのかもしれません。そしてこの自己顕示欲が強いブログって結構な中毒性を持っていますし、そして他人の芝はより青く見える効果と同じく大したことでもないのによりよく見えその見返りに自分の生活がみじめに見えてしまい自己嫌悪が湧く負のスパイラル。

そんな訳で、人それぞれ感じるものが違いますので一概に何がベストなのかということは難しいのですが、要は自分が読んでいて後味が悪い、自己嫌悪を呼び起こすようなものは読まない、訪問しない、無視するのが一番。ブログなんて暇つぶしに害のないものを読む程度のものなのだと自己確認し、ブログなんぞに自分の精神状態を左右されないことが大事。これも時に難しいのですけれど…
出来れば中途半端なブログなんぞは読まず、ちゃんとした時間の波にもまれ生き残っていった本を選び読む方が、短い人生の中の時間を有意義に使える手段なのではないだろうかと思います。もちろんその本も自己顕示欲の強い系の本は避けた方がいいのかもしれせん(笑)。(写真は豚肉とインゲンのフォトジェニックではない夕飯~笑)

もちろんブログの中にも読んでいてホッコリしたり、気持ちを楽にさせてくれるものがあるのは否定しませんし、僕も好きです!大切なのは何が自分にとってOKでOKでないのか見極め、それを自分のために選別できる力なのかもしれません。ブログなんぞに一喜一憂しているなんてくだらなく馬鹿馬鹿しいことだと僕は思いますので、書いているけれどほぼ脱ブログという感じです(笑)。



 



ブログはタレント以外の場合は匿名性の強いものなのでそこまで近親感がないのかもしれませんが、これが他のSNS例えばFaceBookなどですと自分が実際に知っている人がこの自己顕示欲を有無を言わさず一方的に垂れ流してくるのですから、精神衛生上よくないのはブログ以上なのかもしれません。気分の悪くなるのは自分の力で断ち切っていきましょう~。




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ネットでニュースを見ていると時々驚くことが書いてあったりします。
その中で印象に残ったものをあげてみましょう~
最初はこちらの実験室で育った人工肉のミートボール完成&公開ニュース 実験室で培養した肉でミートボールができるのもすごいことだとは思いますが、僕が一番驚いたのはここ、”アメリカ、サンフランシスコというくだりです。いや~アメリカ生活が長くなったせいだからなのか?サンフランシスコってカリフォルニア州にある都市の一つであるというのは常識なのかと思っておりましたが、日本のジャーナリズムではまだそれほど認識されていないようです。

僕もアイダホ州とウィスコンシン州の違いを述べよ!といわれたらたぶん答えられないでしょうけれど(汗)、カリフォルニアは州でサンフランシスコは都市というのは知名度が高いのでそれほど難解な問題ではないかと考えていましたが、やはりその国にいるとこういう都市は有名なのだから皆知っているのだという、買いかぶったような考えが染みついてしまうようですね・・・(反省)







さて、カリフォルニア続きで気になったもう一つのニュースがこちらです↓。そう~あのカールスジュニアというハンバーガーチェーンが日本に出店したということなのです。昔日本にもあったような気がしますが、撤退して再出発のようです。僕が気になったのはカールスジュニアの出店が秋葉原ということではなく、このバーガーショップの説明の部分。そう~”高級バーガー”のくだりです。
これ、正直言ってだと思うのですが、米国在住の方々どう思われますか?僕が今まで見たカールスジュニアのハンバーガー店で高級なんてイメージどころか、そのかけらもないような場所ばかり。。。マクドナルドよりはいくらか申し訳ない程度にマシなイメージがなくはない事もありますが、50歩100歩、目糞鼻糞を笑う様なレベルであるような気がします。

いったいどんな裏を取ってカールスジュニアに高級バーガーと紹介できたのか?大変興味深いところです。もしかしたら日本のこの秋葉原のお店では高級感を出して売り出すというのなら何とか納得もできそうですが、このニュースを読む限りカールスジュニアは、本国アメリカでも高級バーガーとしての知名度があると言っているように読み取れます。不可解極まりない・・・







僕個人の印象なのですが最近のニュースは大部分がインターネット経由で発信しています。このネットのニュースというのがくせ者で文章を書ければニュー スとしてネット経由でどんどん発信でき、以前のプロフェッショナルなマスメディアの方たちの書く、高い教育を受け訓練され、経験を重ねしっかりと裏を取ったものとはかなり違ってきているような印象を受けてしまいました。
話を戻してこのカールスジュニアのニュースももしかしたらよく聞かれる、実際この国では全く聞いたこともないのに”今アメリカで大流行の~!!”と いう、詐欺の一種なのかもしれませんね(笑)。日本に帰るたびに知り合いがXXXを買っちゃって~!!と教えてくれるのですが、全くそのアメリカで流行っているはずの商品を知らなかったことが何度あったことか…(笑)

それだったのならまだ何となくですが納得できそうな気がします。それにしても日本で不思議な国です。コスパの高い美味しいものがあふれているのに、アメリカで少し健康意識のある人は手を出さないいわゆる貧乏人のジャンクフード(クリスピークリーム、タコベル、KFC)などがなぜもてはやされるのでしょうか?本当に美味しいと思っているのか誰かに聞いてみたい気がします。





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以前僕の仕事がめちゃくちゃ状態で仕事の量もとんでもなく困った状態だと書きました。その時の日記例のとんでもない男最重要項目ではないということで却下・などなど、その他にも政府機関の監査が入ったり、プロジェクトの年間リポート提出、財務系の報告などなどがありました。カバーしなくてはいけない部分が広がり自分でも仕事の質の低下を気に病んでいて辛かったです。

次から次へと発生する問題や追加の仕事に精神的にも肉体的にもだいぶ参ってしまい、ぎりぎりの状態が去年の年末から数か月に及び、おまけに出張は重なるし、夜も眠れない日が多くなり仕事を辞めたいという衝動に駆られることもしばしばありました。基本的にいい加減で場当たり的な人生の僕でしたが、この齢で逃げるのはもうやめようと踏ん張って来てやっと山を越えてほっとしていました。
2126 Dwight Way,
Berkeley, CA 94704
難関であった政府系の監査が予定よりも3週間ほど遅くなったので心にも時間にもかなり余裕ができ準備完了。また、政府系の方も実はもっと早くにこの監査をしておかなければならなかったのに予定がどんどん遅れてしまい、とにかく形式だけでも整えておきたいという方向になっていたらしく、問題チェックの監査よりもパスさせるための監査という感じになっていたのがこちらにとって幸いでした。
 
そのためこの監査もほぼ満点でパスすることができ、ホッと胸をなでおろすことができたという感じ。そして新しく採用した20代のイケメン君は将来医者を目指すだけあって仕事が丁寧で超優秀なので細かな仕事をどんどん任すことができて安心できたし、昨日から別に採用した彼は某東南アジア国からの移民ですが、母国では医師をしていただけあってかなり賢い!!










こうした事柄のおかげで緊張状態の毎日であった勤務状況がかなり改善され、チームの中も緊張感で張りつめていたものがのんびりとしたものにかわっていくのを感じられてほっとしていました。さて、例の最重要項目ではないということで却下病欠連休中①・などで書いた政府系等へのコンペ的なプロジェクト計画案提出の方は、3月某日までに選ばれた団体にEメールで報告するということでした。

しかし、その某日になってもEメールは到着せず次の日になっても報告がありませんでしたので、どうも残念ながらボツになってしまったようでした(涙)。州全体衛生局からの一般公募という大規模だったからしょうがないか~。でもあれだけの短い期間であれだけ資料集めて、これだけの計画を書き上げた経験は絶対無駄にならないよね~と医師を目指すイケメン君と慰めあっていました。
そして、最後の最後の確認に~とその州政府のウェブサイトの方へ行って一体どんな団体のどんな計画が採用されたのだろう?ひやかし&やっかみが主な理由でチェックしに行ってきました(笑)。採用された団体&企業の錚々たる名前を見てやっぱりね~こういうものはその筋の専門部署が書き上げるから強いよね~うちなんて素人の英語が外国語の僕と新規採用の20代の男の子が書いたんだからね~

ぶつぶつと愚痴を言いながらうちの部署のあいつらが手伝ってくれていたら~!!とムカつきながらそのページを見ていたら・・・そこに僕の働く職場の名前が連なっていたのです!!?あれ?なにこれ? あぁ~とりあえず計画書を提出した団体の一覧表だったの?と思ってよく読んでみると、僕たちのプロジェクト計画案も採用されていたよう…!? ええ?!ホント? 体がす~っと冷えていきました。








英語の読み違いじゃないよね?!と何度も読み返しましたが、どうも本当に僕たちの計画案も採用されていたようなのです。念のためイケメン君にねえ・・・英語がネイティブの人にこの文章ってどう読み取れるの?と聞いてサイトを見せると一瞬で読み取った彼は涙目になりながら OH MY GOD!!!と叫び僕たちの案が採用されている~!!と涙を流して喜んでくれました。

なんと~!素人の凸凹コンビが書いたこの計画案も州政府によって本当に採用されていたのです。2人して、感激のあまりウルウルしてしまいました。僕たちって実は結構優秀だったりして?と照れ隠しも。経験は無駄にならないからと納得していましたが、やはり採用となると格段に違う喜びですね。もうこの日は2人共浮かれモードで仕事になりませんでした(笑)。体が本当に軽くなるのを味わうことができました。
1747 Buchanan St,
San Francisco, CA 94115
数か月本当に苦しい思いで何度も逃げそうになったけれど逃げなくってよかったな~暗闇に光が一筋照らされた感じがした瞬間でした。一生懸命やればすべてが報われるとは最初から思っていませんでしたし、これも身から出た錆の後処理なんだ~なんて思ったこともありましたが、こんな感じで報われるとは思ってもみなかったので本当に驚きです。

Dさんにメールしたら電話がかかって来て喜んでくれました!これから新しいプロジェクトが始まり忙しくなりそうですが、こういうワクワクした忙しさが来る感じは、エネルギーを呼び起こしてくれるようで気持ちがいいものすね。勉強堂で桜餅などの和菓子を買ってささやかなお祝いをしておきました♪ 大雨予想のSFベイエリアではありますが気分のいい週末が過ごせそうだ~




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今週は月曜日から飲み会という齢を考えない無謀なことをして突っ走ってしまったので、週の最初から調子が思いっきり狂ってしまい、体が本調子になれないのがつらいところです。自分の限界をしっかりと考えないといけないと実感しました(笑)。 しかしながらここのところ仕事が珍しくそれほど忙しくないのでなんとが乗り越えられてホッとしております。
まだまだ雨が降るという天気予報が出ていたサンフランシスコベイエリアですが
それ程天気が崩れることなく気温の方もそれほど寒いこともなく過ごしやすい一週間でした。
最近は日も長くなり、帰宅時にこうして車の渋滞に巻き込まれながら綺麗な夕焼けを見ることができます。








気分的に余裕があると夕飯にも今まで作ったことがないものを作ってみよう~!とチャレンジ精神が戻ってきました。
今日Dさんは魚の気分なのだそうですので冷凍庫に入っていた舌平目を使って料理をしてみました。
耐熱皿にバターを塗り玉葱、セロリのスライスを敷き、マッシュルームの薄切りも敷いていきます。
  
その上に舌平目を敷き詰めしっかり塩コショウ、先に調理しておいたマヨネーズとマスタードで味付けしておいたマッシュポテトでしっかりと耐熱皿をふさぎ、チーズをまぶしてじっくりとオーブンで焼き上げてみました。焼きあがったらバーナーで少し焦げ目を付け、軽く湯掻いたほうれん草の上に焼きあがった舌平目のオーブン焼きをのせて、ワンプレートディナーの完成!

野菜もタンパク質も炭水化物もこの一皿で十分とれます。付け合わせのパンとチーズそして野菜の酢漬けが箸休めとなりました。淡泊な舌平目にしっかりめに味付けをしておいたマッシュポテトがしっかりと絡みついてなかなか美味しかったです。イモ大好き系のDさんにはこの料理は大うけでしたので他の魚でも代用できそうですのでリピート決定です!








事件は食後の一家団欒の時に起こりました!(といっても大したことではないのですが・・・笑)
僕がデザートを食べている時にCocoが僕のデザートにロックオン。
しかし気が緩んだのか大きなおならを一発かましました~♪(↓しっかり鼻をふさいでいるでしょ?)
おならはDさんの顔を直撃したようで鼻が曲がりそうだと嘆いておりました~(笑) 犬にはおならが恥ずかしいというコンセプトがないのでCocoはそのまましれっとしていましたが、おならが恥ずかしいと思うのは人間だけの考え方と思うとそれもまた不思議なものであります。いったいいつ人間はおならが恥ずかしいものだと思うようになったのでしょうか?(笑)

でもおならの直撃はきっと人間以外の動物でさえも不快に思うのかもしれない!




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先日職場で仲の良い20代後半のNさんが、O君(これまた20代後半)の誕生日だからHappy Hourで彼の誕生日のお祝いをしましょう~!と誘ってくれましたので、参加してきました。アメリカ生まれのJさんと、これまたアメリカ生まれのOさんとは仕事ではいろいろと共同作業があるものの、それ以外には文化の違い世代の違いがあり基本的に彼らとはあまり接点がないのです。

Nさんは僕の職場に最初はボランティアとして働き初めまして僕が指導担当していました。真面目て明るくて物怖じしないでも、とっても細やかな優しさを備えた彼女は皆さんに好かれたので職場にポジションが空いたとき、すぐに採用となりました。そんないきさつもあり彼女は僕をとっても慕ってくれていました。僕がまともな部下を探している時に友人のO君を紹介してくれました。
827 Washington Street
Oakland, CA 94607
さすがNさんの友人だけあってO君もかなり賢く真面目で大変優秀でした。おかげでぐちゃぐちゃであった僕の部署がかなりまともな動きをしてくれるようになったのです。そんな功労者の彼の誕生日とあればお祝いしなくては!と行ってきたのです。気がつけばこの日はうるう年の2月29日、長い人生2月29日生まれの人に初めて出会いました!(笑) いるようであまりいないこの日の誕生日。

彼は心身ともに20代後半ですが、厳密にはこの日でめでたく7歳となったそうです。通常は2月28日か3月1日を誕生日として祝い、基本的に週末の方でお祝いするそうです(笑)。3人でお誕生日おめでとう~の乾杯!このお店には$1の生牡蠣があったり、おつまみは$6でビールもワインもHappy Hourではすべて格安になっているので大変お得です。サービスで誕生日ショットもいただきました♪









僕のくらいの年になるとHappy Hourの後はそのまま帰宅というコースなのですが、若い人たちにはそれでは物足りないらしく、話も盛り上がったことだし行きつけの怪しい韓国料理店で夕飯を食べよう~!!ということになりました。この時すでに夜9時。日本のサラリーマンにはごく普通なのかもしれないこの時間帯ですが、僕にとってはもうかなり遅い時間なのです。(汗)
2775 Telegraph Ave,
Oakland, CA 94612
オークランドで生まれ育った2人には行きつけのお店が沢山あるようで、このお店は夜中の2時まで開いていることもあり、飲んだ後には皆さんでよくたむろしていたそうです。僕はこのお店初体験ですが、入り口の看板が怪しく何ともディープなOaklandという雰囲気を醸し出していました~。お店の中もなかなか凝った作りになっていて韓国の居酒屋風というものでした。






僕は車の運転がありますしお酒が弱い人なので先ほどのビール一杯でアルコールはストップでしたが、アルコールに強いNさんとO君は焼酎イチゴ割をオーダー。いろいろと料理を頼んで第二ラウンドが盛り上がっていきます。アルコールでどんどん盛り上がる若者2人とどんどんアルコールが醒めてしらふになるおじさんのコントラストは笑えるものがあったでしょう。
結局このお誕生日会が終了したのは夜11時。若い2人に合わせてつきあったけれどかなり眠くなってきました(笑)。日本の飲み会ではまだまだ最終電車があるくらいですから盛り上がりのピークくらいなのでしょうけれど、そういう生活をしていない僕にはもう限界でした…話も楽しいし、気が合うし、全然問題ないじゃ~ん!と思いましたが年齢的な限界は彼らと大きな隔たりがありました(笑)。
とっても楽しくいい飲み会&誕生日会でしたので、またこの飲み会やろうね~とは約束したものの金曜日以外は無理!月曜日になんてやって無謀だったと反省しました。案の定次の日はしっかり寝坊してしまい、仕事に遅れてしまいました。たかが11時までの飲み会なのに情けない・・・でもこれが自分の現状なのでしょう(笑)。

家についたらDさんは既に就寝していました。まだまだ若い!イケるじゃ~んと思っていましたが、本物の若者を前にしてみると、僕たちカップルの生活パターンはもう初老のカップルの生活パターンになっているのかもしれない(汗)。

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年に数回一緒にブランチランチをするDさんの古くからの友人R&Jさんカップルとブランチしてきました。
彼らは今年80歳と70歳になるお付き合い47年のゲイカップルさんたちです。
彼らの結婚式にも以前参加させてもらいましたのでこのブログを長く知っている方は覚えているかもしれません。

今回は彼らの提案でカジュアルフレンチカフェの方へ行ってきました。
彼らは敬虔なクリスチャンで毎週日曜日にはちゃんと教会へ礼拝に行きます。
そしてその礼拝が終わるとブランチをして家に帰りますから、今日も教会の帰りです。
1111 Solano Ave
Albany, CA 94706
待ち合わせの時間の15分前にレストランに到着すると案の定彼らはもうすでに席についていました。彼らは待ち合わせの時間の20分くらい前にいつも到着しているので僕たちも15分前に行くようになりました(笑)。久しぶりのあいさつの後は食べ物のオーダー。彼らは食べ物に関してチャレンジ精神がなくほぼ決まったものをオーダーしているようですね!

今回はDさんがエッグベネディクトとミモザを僕はステーキサンドイッチとビールで乾杯!R&Jさんたちはコーヒーと紅茶でした。僕はこういう会食的なブランチではあまり飲まないようにしているのですが、今回は相手がR&Jさんたちなのでいいか~とビールを飲みました。彼らとのブランチデートはもう何十年も続いていますが、初めの頃は大変でした(笑)。







彼らの大変ソフトな話し方とご年配の方の特有の言い回しが理解できずチンプンカンプン。それに話の内容も僕があまりよくわからないアメリカの昔の話といっても彼らが若い頃の話。そうなると聞いていて楽しい部分もありますが、全く意味不明のこともあります(笑)。そういう時は最近では真剣になって聞いてフラストレーションが溜まるよりは適当に聞き流してしまいます(汗)。
そしてある程度話が見えてきたところで相槌を打ったり、興味のある話にかわった時は話に加わったりとうまく立ち回ることができるようになりました。ですから彼らとのブランチの時はお酒を飲んでほろ酔いになるのがちょうどいい~!ということなのです。フワ~とした気分で会話をバックグラウンドの音楽のようにのんびりとした気分で聞けばちょうどいいくらいです(笑)。

以前は彼らのブランチデートのたびに憂鬱になって、この時間が早く過ぎるのを祈っていましたが、最近はそこまで全力で真っ向から対決しなくてもいいんだ~というものを学び方の力を抜けるようになり、それほど苦痛ではなくなりました。苦痛といってしまったら失礼かもしれませんが、共通の話題のない人たちとの食事って結構きついものがありますよね。。。








僕はアメリカに住んで長いですが幸いというかDさんが自分の家族とあまり近いこともないため、クリスマスにしてもサンクスギビングにしてもアメリカンな家族との団欒という他の皆さんから聞くと結構ストレスになるイベントをすべてやらずにここまで来てしまっているのでスポイルされていると言えばそうなのかもしれません。
1205 Solano Ave
Albany, CA 94706
ですから数少ない彼の友達によるこれくらいのイベントははちゃんとこなしていかないといけませんよね~。さてR&Jさんとの食事が終わりまた会いましょう~のあいさつの後別れて、車で待機しているCocoと合流。すぐそばにあったフローズンヨーグルトをデザートに食後の散歩をして帰りました。


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このブログにも時々登場していたTさんがすこし前に病に倒れたと聞きました。Tさんは友人の誕生パーティーにPalm Springsというリゾートへ行きそこで体の変調がおきました。最初は肺炎をこじらせ、そのまま敗血症となり心肺機能が悪化して生命維持装置が取り去られ帰らぬ人となってしまいました。Tさんは少し前に40になったばかりの人で元気そのものでした。

以前僕たちも参加した40歳の誕生パーティーはサンフランシスコのボーブス島で盛大に行われました。そんな若い彼が肺炎を起こしてそのまま敗血症になり1週間で亡くなるとは誰も予想せず驚くばかりでした。TさんはMさんとお付き合いして20年ちょっとのゲイカップル。Dさんの東京でのサプライズ誕生パーティーの時もJさん一家と共にわざわざサンフランシスコから東京へやって来てくれた人たちでもう長い付き合いです。








T&Mさんカップルはファショナブルで旅行好き、その上イケメンで美食とお酒が大好きな、いわゆる一般人が思い描くようなゲイカップルでした。僕たちも若い頃は彼らのパーティーには参加しておりましたが、年を取ると共についていけなくなり最近ではすっかりご無沙汰となってしまっていましたが、彼らは相変わらず毎週のようにいろいろなオサレなレストランへ行って飲み食いしていたようです。

たまにJさん関係のホームパーティーで会うと挨拶を交わすし、元気そうでした。タバコもガンガン吸うし、お酒の量もかなりいっていたそうですのでこの訃報を聞いたとき皆さんはやはりあの不摂生な生活が原因だったのではと思ったそうで、中にはTさんの彼氏Mさんにそのことを話した人もいたそうですが、Mさんは真っ向からそのことを否定したそうです。
620 Jones St,
San Francisco, CA 94102
そしてこの日、帰らぬ人となったTさんのためにレストランを貸し切って集まりが行われました。








彼の遺体はアメリカでは珍しく死後荼毘に付され、お葬式などは一切執り行われなかったそうです。その代りこのようにレストランを貸し切って”Tさんの人生を祝う会”というのを企画したそうなのです。アメリカ人のDさんに聞いてみると、アメリカでも皆さんが集まって故人を偲ぶ会というのは行われるようですが、ほとんどはお葬式をした後にも行われるものなのだそうです。

ですから、このようにお葬式も一切無くいきなりレストランを貸し切ってダンスエリアにDJを招きダンスミュージックを大量に流し、アルコールを皆で飲み、食べ物がほぼ食べ放題的に出されるような、まさに飲み食い的なパーティーをお葬式の代わりにやるとは驚きだ~といっていましたが、これは故人Tさんが望んだことと思えば彼のライフスタイルを考えると納得できました。
  
このパーティーといっても語弊がないくらいの盛り上がりを見せる”Tさんの人生を祝う会”は200人以上が最終的に集まり、中には亡くなったTさんの思い出話に涙する人たちもいたものの、ほとんどの人がお酒に酔い会話を楽しんでいるようで、こういうシチュエーションに遭遇したことのない僕とDさんはかなり面食らってしまいました。

レストランの一角にはメッセージブースもあり、そこではTさんにビデオメッセージを撮影できるというものでした。会の途中ではシャンパングラスが会場にいるすべての人たちに行き渡りカンパイが執り行われました。しんみりとするお葬式になれていた僕はこのスタイルに驚くばかり。お酒と美食、そしてパーティーが大好きだった故人Tさんにとっては思い描いた最後の集まりだったのかもしれません。








盛り上がるパーティーを後にして僕たちは一足先に家路につきました。帰途の車の中で、この集まりにはかなり驚愕した2人でしたが、これはこれで残された相手方のMさんがいろいろと考えた結果なのだろうと納得しました。もう彼に会えないと思うと寂しさがこみ上げてきますが、彼らの楽しそうな笑顔だけを思い残すようにしていきましょう。

しんみりとしたお葬式もいいけれど こういうスタイルも悪くはないのかもな~とも思いました。僕は個人的には日本の伝統的なお葬式は自分の時には絶対しなくていいと 思っています。お葬式など一切なく、遺灰はそのまま海にでも流してもらえればいいか~というくらいの感じです。皆さんはどんなスタイルを考えていらっしゃるのでしょうか?
永遠に続くと思ってしまいがちな人生には突如として終わりを迎えます。Tさんは齢40にして、突然倒れてから一週間で急逝してしまいましたことを考えると、まだまだ若いと思っていてもこういうことも考えておかないといけないお年頃になったようです・・・

Cocoには家で留守番してもらっていました。美味しそうな食べ物の匂いが体にまとわりついていた僕たちに気が付き嬉しそうでしたが、何も食べ物を持ってきていないことに気が付くとふて寝していました(笑)。そういえばCocoももうそんなに若くないのだな。




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