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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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飲みすぎた・・・
北海道温泉旅行終了!
実家でまったり
関西へ移動しました
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麗しきマダムとデート@横浜


さあ、日本滞在丸1日があるのはこの日が最後です。前日の雨が嘘のようにきれいに晴れわたった空からは、スカイツリーが見えました。今まで買い物や用事で済ませていなかったものをこの日ですべて完了させておかなくてはいけません。そんな訳で,この日は朝からちゃっちゃと動き始めることにしました。まずは日本橋近辺から始めましょう。
 
日本橋の本屋を数軒回り、欲しかった本を探しましたが、残念ながらありませんでした。そのまま銀座に足を延ばします。銀座では日本で持っている銀行の方で余っているUS$の方を何とか¥に換金しようと訪問したところ、この銀行ではUS$をそのまま定期預金として預かってくれるそうで、年利も4%という日本¥ではありえない金利の良さ!その上米国からも引き出しができます。
この金利ならばとりあえず定期預金で寝かしておいて、キリのいい時にUS$から日本円に戻せばいいか~ということでとりあえず持ってきたUS$をすべて定期預金にしておきました。このマルチマネー口座は日本円とUS$が同じ口座の中に存在する口座ですので円↔US$の交換が手数料ほぼなしですることができる便利な口座です。まあ大した金額でもないのですが、少しだけ得した気分でした(笑)。









この後は、銀座の本屋を数軒回りGinzaSixの本屋で目当ての本が見つかりそちらを購入、Dさんのおみやげも買うことができました。DaisoやSeriaも銀座にはあるのでそちらで何か買えそうなものはないか見てみましたが、それほど欲しいものはないのでここらでいったんランチにすることにしました。しかしながらお腹がすいているのにランチに食べたいと思うものがないのです。
  
考えてみれば、この日本旅行で食べていないものは何もない!と言えるのではないかと思うくらいいろいろなものを食べてきました。そして、低炭水化物ダイエットを心がけている僕としては、日本の食べ物では炭水化物が多すぎてちょっと食傷気味でした。そんな時に思い付いたのがまだ食べていないしゃぶしゃぶ!しゃぶしゃぶならば低炭水化物で野菜が多くとれますよね~♪

Google先生に安価でお手頃なしゃぶしゃぶチェーンを教えてもらいそちらの方でさっくりしゃぶしゃぶランチ。キノコたっぷり、野菜たっぷりの満足ランチをいただくことができてちょっと嬉しかったです。日本は安いチェーン店でもなかなかの質なので満足できますね!










ランチの後は新宿まで足を延ばし、ニトリ、東急ハンズ、ドラッグストアーを回り買い物をリストをどんどんと消化していきました。一番の難関はお風呂の蓋(笑)。我が家は毎日お風呂に入るので、お風呂の蓋は必需品。現在使っているものがもう古くなったので買い変えたいと考えていました。前はDaisoにも売っていたのですが、銀座のDaisoにはもう売っていませんでした。

ニトリを教えてもらっていってきたのですがそちらでも無し、しかしその隣のハンズには売っていましたのでようやく買えたという感じです。大荷物をもって新宿からホテルへ戻ります。ちなみに日本橋のホテルは実は神田駅の方が近いJR駅ということが判明しまして、後半ほとんどは神田駅をメインに使っていました。東京って広いようで、結構歩いていける距離に駅が離れていますね。
一旦ホテルで休憩して、お風呂に入ってスッキリした後は再び新宿の方へ舞い戻りました。時間があったので紀伊国屋で数冊の本を買って待ち合わせの西新宿へ。この日のデートはテレビでも活躍中のイケメンさんでした。彼は海外出張が多いので、サンフランシスコに来られるときは一緒にご飯を食べる仲になっていまして、こうして僕が日本に行くときはお忙し中、時間を作ってもらっています。

3年ぶり以上の彼ですが、テレビなどのメディア媒体に出るだけあってさすがあか抜けていて、カッコいいですね~♪ そんな彼は牡蠣が大好きですので、それじゃ~最初は牡蠣でもさっくりと食べてはじめましょうか⁉とオイスターを食べさせてくれるお店の方にやってきました。最初のお店は満席でしたが、次のお店はOKでしたので、こちらで生牡蠣、蒸し牡蠣、焼き牡蠣を堪能しました。









イケメンさんの彼は知的でさりげない気づかいのできる人なので、彼との時間はとっても楽しかったです。それにこちらのメインのお店がアタリだったのです。料理の基本形は囲炉裏で焼いたものでして、とっても素朴な料理も多いのですが、創作料理且つ囲炉裏焼きという感じなので、驚くようなものがあるものの、素材の味を楽しむことができるので奇抜過ぎない範囲なのです。

最初の八寸からもう~びっくり。ここは意外な素材を昔ながらの方法で調理してあったりして、基本は出汁を使っているので、塩気も強くない分素材のもともとの味を楽しめるようになっていました。一番面白く美味しかったのが、イチゴの白和え。最初これは一体なんだ!?と思いましたが、しっかり甘いイチゴと白和えのベースとなるソースが良く合うのです。これは家でも真似したいけれど無理だな~。
〒160-0021 東京都新宿区
西新宿7丁目9−13 石川ビル 2F
次に美味しかったのがイカと肝を和えたものを炭火でじっくりと鍋のようなもので火を通して食べていくもの。これは最初イカの塩辛かと思いましたが、しょっぱさがなくイカと肝を純粋に味わうものでした。その他にも、シイタケとイチジクの原始焼きには驚きと共に唸されましたし、鰆の原始焼きはほっこりと焼けていて、ぱさぱさ感がなく、塩加減と焼き加減がとっても良かったものでした。

今回頼んだコースはおつまみだけのご飯抜きのコースでしたので、最後に出たのがイクラの春巻きでありました。二人ともイクラが好きなので、それだけでも好印象なのに、このひと品には驚きました。しっかり揚げてある春巻きなのに中のイクラは生。サクサク感の中に生のイクラ。これは新感覚ですね。お店のサービスはすこぶる良く、とってもいい時間を過ごすことができました。








ほろ酔いになって、美味しいご飯と素敵なサービスで気分が良くなってお店を出た後は、最後の〆にラーメンを食べることにしました~!先のレストランではいろいろなコースがあったのですが、そこまでお腹がすいていないからという理由で一番軽いおつまみコースを頼んだ2人ですが、結局は〆にこうしてラーメンを食べてしまうという矛盾ありありのおっさんたちでした(笑)。 
東京都新宿区歌舞伎町1丁目2−2
新宿サブナード B1F
今回〆で選んだのはこちらの阿夫利ラーメンさん。確かサンフランシスコベイエリアにもお店ができたと思いますが、僕はまた行ったことがありません。イケメンさんに聞いてみるとクリアーなスープで細麺であるということですのでこちらを選ばさせてもらいました。イケメンさんは譲塩ラーメン。僕は譲醤油ラーメンでした。あっさりとしていて細麺でこれは僕の好みのラーメンでした!





こんな感じでイケメンさんとのデートは楽しく美味しく過ごすことができました。どっぷり密な友人という感じではないのかもしれませんが、こうして会っていろいろ話をさせてもらうと刺激になりますし、すごく気を使ってくれるので変に構える必要もないのが嬉しいです。友人の少ない僕にはとっても大切な素敵な時間でした。時間を割いてくれて、相手をしてくださることに本当に心から感謝です。
この日はもしかしたら一緒に男性の好きな男性の集まるバーに行くかな~と思っていましたが、次はサンフランシスコでHappy Hourをしましょうね~と新宿駅であっさりお別れ。考えてみれば皆さん平日で次の日も仕事ですから当たり前ですよね。僕も次の日は日本最後の日、しっかり寝て最後の日を迎えましょう!
 


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日本滞在記もあと数日で完了します。さっくりと進めていきますので、もうしばらくのお付き合いの方よろしくお願いいたします。


この日は学生の頃にアルバイト先でお世話になった貴婦人のSさんとお昼ご飯を食べることになっていました。御年88歳の彼女とのあ待ち合わせは彼女の家に近い横浜。高島屋の入り口で待ち合わせでした。もう十数年も前なのに、こうしてたまに会ってお昼を食べてくれるのは嬉しいですね。会うのは4年ぶりくらいでしたので、彼女はもうおばあちゃんだから恥ずかしいわ~と連発していました。
  
しかしながら御年88歳になった彼女は足が弱くなり耳も少し遠くはなっているものの、しっかりとして元気でして、いまだに積極的におしゃれして街に出かけているそうで、この日もすごく素敵に着飾っていて、あぁ~こういう年の取り方って本当にいいね~と素直に思える姿でした。彼女とは大学生の頃バイト先で一緒になり、妙に仲良くなってお弁当を持ってきてくれたりとっても親切にしてもらいました。

大学生の頃はセクシュアリティにも、人間関係の構築の仕方にもどう対処していいのかわからなかった僕にとって、彼女はほっと息のつける安らぎの場であったことは間違いありません。だからこそその感謝の念をもっていまだにこうしてお付き合いさせてもらっているのかもしれませんね。







この日は残念ながら大雨が降っており、予定していた横浜みなとみらいエリアの方には行くことはせず、横浜駅周辺で昼食を済ませましょう~ということになりました。僕はこの時点で日本ではもう食べつくした感がありましたので、彼女に選択肢を任せましたところ、彼女が選んだのはなだ万さんでありました。なだ万さんは久しぶりなので僕的にもいい選択肢でありました。
まずは泡ワインで乾杯。Sさんは四季会席、僕はステーキコースを頼みました。まず最初に空白のコロナの期間を埋めるように最近の状況をお互い報告。彼女の方はひ孫にも恵まれ、孫の方がすごく世話をしてくれるのでLINEのメッセージもできるようになり、いろんな人との連絡も楽になったのよ~となかなかのご活躍のようでした。また、旦那さんが91歳なので痴呆症が出てきて困っているという話も聞きました。

しかしながら、毎日忙しく暮らしていて息つく暇もないのよ~と言う彼女を見ていると、年を取ったからということでのんびりするのもいいのだが、彼女のように毎日積極的に忙しく暮らすのは、こうして元気でいられる秘訣なのかもしれないな~なんて思いました。なだ万さんのランチコースは上品で大変美味しく、量的にもちょうど良く2人とも話し終える頃にはお腹がいっぱいになってしまいました。









彼女はこんなおばあちゃんを相手に貴重な日本での時間を割いてくれてありがとう~とすごく喜んでくれましたが、僕としても彼女との無防備でいられる心地よい関係には心より感謝しておりますと伝えました。彼女も、息子でもない、恋人でもない、純粋にこういう友人関係って本当にいいわよね~と僕たちのこの関係をとっても喜んでくれていました。本当にそうですね。
彼女はとらやの羊羹と神戸牛の佃煮をお土産に持ってきてくれました。僕は彼女の好きな白ワインとトレーダージョーズ買ったお菓子を渡してみたところ、感謝感激してくれました。彼女はこの後どこかでお茶とデザートをと誘ってくれたのですが、この日はこの後からもっと雨が降るということもありましたし、実際もうお腹がいっぱいなのでお別れをすることにしました。

僕の姿が見えなくなるまでじっと見送ってくれる彼女を見ると、あぁ~やはり愛に来てよかったな~と思えました。









この日は、いったんホテルに帰って休憩した後は、友人から聞いた新大久保にあるタイのマッサージの方へ行ってきました。新大久保は初めての地でしたが、ここは東京⁉と思えないくらい、かなり雰囲気が違っていて面白い街でした。こちらで2時間ばっちりとマッサージして、縮んだ体を伸ばしてもらいスッキリした気分で新大久保の街を後にしました。

この日は夕方になっても大雨でして、新宿のユニクロでDさんに頼まれたシャツを買った後は、夕飯を食べようと、行こうと思っていたお店がまさかの激込みで予約がないと入れないということで、夕食難民になるところでした。そんな時、以前連れてもらった地鶏炭焼き焼き鳥店、そしてはなまるがあることに気が付きました。混んでいるかな~と思って入店してみると、かろうじて1人はOKでした。
こちらで、レモンサワー焼き鳥各種をオーダーしました。焼き鳥は地鶏を炭焼きしているだけあって、香ばしくとっても美味しいものでして、追加で数本またオーダーしてしまいました。お店の子もいいサービスを~!といい感じで、すごく心地よい時間を過ごすことができました。お店のご主人に個々を紹介してくれた方の話をしたら、彼は元気ですか?と逆に聞かれてしまいました(笑)。

彼には明日会うのでまたこちらに顔を出すように言っておきますね~と約束してお店を後にしました。食べ終わったころには雨もやんでいましたが、もう疲れましたので飲みには行かずこのままホテルに帰って寝ました。そういえば、この旅で男性の好きな男性の集まるバーには1度も行っていないな・・・

Dさんがいれば行っていたかもしれないけれど、ひとりでは行ってもつまらないので毎日ホテルに直行でした。


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松葉ガニとお寿司




神戸の方で美味しい松葉ガニとお寿司、そして久しぶりの再会を楽しんだ次の日は、東京の方に戻ることになりました。新幹線のぞみ号に乗ると、京都が見え、途中で新幹線で有名な超カチカチのアイスクリームとコーヒーを頼んでブログを書きながらのんびりと外を見ていると、京都を過ぎて名古屋に停車しました。京都&名古屋間はあっという間ですね。
    
名古屋を出てしばらくすると、茶畑が見え安倍川があるので静岡ですね。この間が妙に長く感じられました。通過の静岡ですが、確かに横に広い県だな~とのぞみ号に乗っていると実感することができます。そのあとは新横浜に到着してからはあっという間に品川、そして最終ターミナル花の都、大都会東京の方に到着しました。久しぶりに長い時間の新幹線に乗りましたがとっても快適でありました。








東京駅で新幹線を降りてホテルの方に向かいました。今回は日本橋の方にホテルをとってみました。理由は東京駅から歩いていけるというロケーションでもあり、帰りの羽田空港へは浅草線日本橋からは乗り換えなしの30分もかからない時間で到着してくれるということがありました。また、日本橋は古いお店と新しいお店がたくさんあり、なかなか面白いということも聞いたからであります。
ホテルはきれいなメインストリートにありまして、高級ホテルではない普通のビジネスホテルではあるのですが、大浴場もあり比較的新しいホテルなのできれいだという評判がありましたので決めてみました。実際にロビーに到着してみると、普通のビジネスホテルよりも少しゴージャス感があり、洗練された大人の雰囲気のビジネスホテルなのだな~と言うのを感じられました。







ホテルでチェックインをして、部屋に入ってみるとここで問題発生!ホテルの窓を開けて外を確認してみると、こんな風景が広がったのです。最初これはいったい何?と思ってしまったくらいです。皆さんもこの窓から見える景色が何なのかお分かりになるでしょうか?
そう~この白いものは隣のビルの壁でありました!確かに高級ホテルでもないですし、ビジネスホテルですからそこまでの眺望を予想してはいませんでした。しかしながら、窓に広がる眺望が一面隣の白い壁とはありえないでしょう(涙)。それに、ホテル側の説明も、こういう聴能のお部屋ですということが一切記載されていませんでした。これではかなりと閉塞感を感じてしまいます。

やはりホテルのいい部屋の運を持っていたのは僕ではなく、父だったようですね。北海道のすべてのホテルの眺望が良かったことを考えると、僕は何も持っていなかったことを思い知らされます(涙)。







一般の日本人はしないかもしれませんが、Dさんが良くやっていたので僕もこれくらいは対抗できます!それは早速フロントの方に電話をして部屋を変えてもらうこと。予約した部屋に全く眺望がないという説明もなく、この眺望は少しひどすぎるので変えてもらえないかと交渉してみました。すると、ホテルの方も調整が可能かどうかちらべ手電話をかけなおしてくれるとのことでした。
5~6分後、フロントから電話がかかり無事、少し超眺望のいい部屋にかえてもらうことができました。いいと言っても隣の空調が見える感じでして、そこまでゴージャスではありませんが、何とかスカイツリーも見えますので良しとしましょう。ホテルの従業員に、ホテルのチェックインでもHPでも、全く眺望のない部屋についての説明がないけれど、クレームはないのかと質問してみました。

すると、ホテルの方はそういうクレームはほとんどないとのことでした。やはりビジネスホテルですから、あまり眺望などは望まないということなのでしょうか?一人での泊まりですから、あまりホテルには今回こだわりを持たないで決めたのですが、全面壁は僕的にはちょっと許せないものがありました(涙)。この後は気分を切り替えます。ホテルの大浴場に入ってしっかりの疲れをとってスッキリさせました。








綺麗に身支度を整えた後は、先日会った同級生が家飲みをしよう~と誘ってくれましたので、そちらの方に行くことにしました。港区の某所にあるこのマンションからはゆりかもめやレインボーブリッジが見えてなかなか素敵な景色が広がっています。少なくとも僕のホテルよりは100倍いい景色になっていますね~。ホテルの眺望の件を話したら、友達は大笑いしていました(汗)。
こちらで僕達はおつまみと、シャンパンで乾杯!彼女はいろいろとおつまみ系のものや、鍋、ちらしずしなどを用意していてくれました。どれも心がこもっていてとっても美味しいお料理でした。これらをつまみながら、いろいろなゴシップ話や人生&家族にかかわる重い話をしたりして、まったりと過ごさせてもらいました。人生長くなると悩みもそれなりに複雑になってきますな~(笑)。

僕はここのところずっと外食でしたから、こういう感じで家でのんびり食べるのもなかなか新鮮でよかったです。野菜もたくさん食べることができて幸せいっぱいでした。


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大坂の朝がやってきました。こちらのホテルでも朝食がついて来ました。正直言って何も食べる気がしませんでしたが、とりあえず見るだけ見ることにしました。ダイニングエリアに来てみると、高い天井に大きな窓ガラスの広がる開放感のある空間になっていました。僕はこちらでお茶だけを飲み、周りの人の人間ウォッチを楽しませてもらいました。
さすが大阪だけあって、だしを使った煮物や、カス汁?、タコ焼きなどがありまして、関東圏の朝食とはまた違った雰囲気になっていました。まあ、タコ焼きは関西の人は朝からたべないでしょうが、こういうホテルですと観光客が沢山いますから、朝からタコ焼きもどうぞ~と言う感じなのでしょうね。実際観光客らしい人たちがタコ焼きをたくさん楽しんでいました。







さて、この日は神戸の方に移動しました。神戸に住む友人が松葉ガニが解禁になったので食べに行こう~と誘ってくれたからです。彼女とは20年ほど前にサンフランシスコで知り合った仲です。彼女が車を出してくれるということなので、彼女の住む六甲の方まで電車で移動して、そこから六甲山を超えて兵庫県を縦断して、日本海側へ向かう3時間ほどの車の旅となりました。
なんでも神戸の人は松葉ガニが解禁になるとこうして、日本海の方に足を運んで獲れたての美味しい蟹を楽しむことを習慣としているとのことでした。そんな訳でしてちょうどいいタイミグで日本の方に訪問していますので、神戸の彼女の慣習にのっとり、一緒に日本海まで行って松葉ガニをいただくことにしました。神戸から日本海側まで3時間の道のりは自然が多く紅葉も見られいいドライブでした。

紋別で撮った蟹の爪の小さいバージョンもありました!








途中、カーナビが変なところへ連れて行ったものの、何とか今回お世話になる田舎温泉旅館のたかはし屋さんの方へほぼ時間通り到着することができました。こちらは泊りもできる温泉旅館となっているようでして、岩風呂にも浸かることができるとのことでしたが、僕達はあまり時間がないですし、頼んだのが蟹満載の柴山がにプレミアムコースなので食べることに集中しました。
出てきた料理を記載しておきますと、柴山がにプレミアムコースには1人2杯の蟹が出てきまして、カニ鍋、焼きガニ、地元産の刺身、カニ刺し、カニみそ甲羅焼き、カニみそボイル、雑炊、そしてデザートついてくるのです。ご覧のように温泉旅館の客室で個人的にのんびりと食事をすることができまして、次の料理を出すタイミングも僕たちのペース食せるのがいいですね。

さて、この松葉ガニは控えめに言ってとっても甘く美味しかったです。今朝日本海でとれたばかりの生きた蟹を刺身、調理しているので生臭さが全くなく、身がプリプリとしていて本当に美味でありました。このプレミアムコースは値段もさることながら、インパクトは絶大でして本当に蟹だけを食べてお腹になったという充実感を味わうことができました。こんな素晴らしい場所に連れてきてくれてありがとうございます!









蟹を食べると無口になると言いますが、僕達も多少無口になったものの基本的には10年ぶりという久しぶりの再会にいろいろな話に花が咲き、共通の友人のゴシップから、消息不明の友人の話、お互いの健康に関しての話など本当にたくさん話題で盛り上がりました。往復6時間+食事3時間という長丁場でしたが、お互いこれでもか~と言うくらいの話をしてしまいました。食事が終わり神戸に戻ります。
のんびり帰ったので彼女の神戸のマンションについたのは午後7時過ぎでした。最初は彼女の家に泊まっていくように勧められました。彼女は超犬猫保護活動推進派ですので自宅にも6匹の猫がいるのです。個人的には猫は嫌いではないのですが、猫によってらアレルギー反応を出すことがあるので今回は丁重にお断りしておきました。10年前に泊まった時に死にそうになった経験もありましすしね。







そういう状況でしたので、彼女の家に長居することはしませんでして、夕食は彼女の気に入っているお寿司屋の方で本日の締めをすることにしました。大きな白木のカウンターが広がる、カウンター席だけのお店なのですが、広々と空間が撮られているので、窮屈感が全くありませんでした。僕たちが行った頃は満席でして、予約がないとまず座れないお店のようでした。

料理はお任せのみですが、好き嫌い、アレルギーなどにもしっかりと対応してくれていました。料理としては、寿司をメインにした魚介海鮮創作レストランという感じなのかな?高級感が漂うのに、すごくフランクで親切な寿司職人&お店の従業員の方のサービスで、すごく居心地の良い場所になっていました。最初に泡ワインと日本酒で久しぶりの再会に再度乾杯です。
〒657-0025 兵庫県神戸市灘区高徳町4丁目1−16
グランディア六甲Legend 1F
 さすがに、すべての写真は撮りませんでして、半分から1/3の料理だけの写真ですが、どれも本当に質が高く、こんなに美味しいものをいただけるなんて最高だな~と素直に思ってしまうレベルの高さでありました。最近は量よりも質ということが多くなってきましたが、こちらは質はもちろんのこと、量もなかなかあって食べ応えもかなりありました。

友人の少ない僕ですが、こうしてこんな僕にでも時間を割いてもいいよ~と思ってくれる人がいるというのは本当に恵まれてたことだなと思います。そしてこんなに美味しいものと素敵な時間を過ごせたことに感謝感激です。彼女はDさんにもすごく会いたがっていたので次回は必ずDさんを連れてこないといけませんな!


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実家でまったりとした後は、関西の方に移動しました。10年ぶりに会う友人と都合がつきましたので、大阪を拠点に数日お世話になることになりました。この友人とは彼女がサンフランシスコに留学に来ている時に仲良くなった人でありまして、同じ世代ということも、ありあっけらかんとした明るい性格の彼女にはいつも楽しませてもらっていました。
ちなみにJRの新幹線は米国のサイン確認式のクレジットカードですと緑の窓口以外は使えません。僕もチケットマシーンで新幹線のチケットを購入しようとしましたが、このクレジットカードですとお取り使いできませんというエラーメッセージが出てしまい、結局緑の窓口で同じクレジットカードを使っての購入となりました。

何でも日本のクレジットカードはセキュリティコードがついているそうで、それが設定されていない米国の僕のようなカードはセキュリティーコード対応の機械には使うことができないとのことでした。もし、日本に来る予定でサインだけの設定のクレジットカードでしたら、セキュリティーコードも設定しておいた方がいいかもしれませんね。







さて、新大阪に到着した後は梅田の方にホテルを予約してあったので、梅田近辺に移動。今回のホテルも低層階の景色のよくない部屋があてがわれました(涙)。こうしてみると、ホテルの部屋の運を持っていたのは僕ではなく父だったのかもしれないな~なんて思ってしまいますね。まず最初に新世界の方にやってきてタコ焼きを食べました。この界隈には串カツ屋がたくさんありました。
しかしながらお年寄りの僕としてはもう、揚げ物はいいや~ということなので串カツは食べないでそのまま難波の方へ移動してみました。夕飯を食べようと思ってこちらの方に来たのに、ものすごい人出でめぼしいお店はすべて行列!30分待ちなどはいい方という感じでしたし、とんでもない人の多さに驚いてしまい、難波はそそくさと後にしてホテルのある梅田の方に戻ってきました。
 








しかし~梅田の方も状況はあまり変わらず、いいな~行きたいな~と思っていたレストランは長い席待ちか予約は受け付けられないくらいの激込みでした。このままだと夕食難民になってしまうかもしれない・・・と焦りまして、Google先生にこの界隈で普通にお好み焼きやネギ焼きを食べることができないか教えてもらったら、老夫婦が経営する鉄板居酒屋にたどり着くことができました。
こちらでモツのどて煮、すじイカ入りネギ焼きなどを頼んでみました。大阪的な老夫婦は一生懸命お客のオーダーを捌きてんてこ舞いのようでしたが、それなりに美味しいものが提供されて堪能することができました。








そのあとは場所を変えて飲みなおすことにしましたが、これも困難を極めました。コロナのための人数制限なのかどうかわかりませんが、どのお店の軒並み満席。なかなかお店を見つけることができませんでした。そんな状況で、かろうじて商店街のはずれに鉄板焼き居酒屋なるものがあり入店することができました。大阪は鉄板焼き居酒屋が結構あるのかな?関東ではあまり見かけない形態ですね。
こちらでは出される料理のほとんどが鉄板焼きとなっていました。頼んだのはハラミ、エノキのポン酢和え、ネギ塩焼きそばでした。まあ、超激ウマ~というレベルではありませんでしたが、それなりに美味しく楽しく頂くことができました。こんな感じで大阪の夜は終わりました。それにしても大阪は海外からも国内からも観光客が沢山いて驚きました。



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北海道旅行から帰ってきたら、父を実家に送りました。いつもは実家の方に泊まるのですが、実家のそばに天然温泉付きのビジネスホテルができたというのでそちらの方に泊まることにしたのです。実家には兄夫婦が住んでいまして、寝室は余っているとはいえやはり気を遣うことも多いですし、ホテルならば寝たいときに寝て、起きたいときに起き、食事の心配もさせないで済みますね。

父との温泉旅行では泊った宿はすべて辺りで、いつもいい景色の部屋をもらうことができましたが、底で運を使い果たしたらしく今回の僕の部屋は一番の下層階でして、部屋の窓からは、隣のビルの空調設備が見えるだけでした(涙)。しかしながら良い運を父との旅行で使えたのは喜ぶべきことなので、今回は黙って我慢することにしました。
今回泊まったビジネスホテルは部屋が広いとは言えませんが、新しいだけあってピカピカでしたし、屋上の露天風呂付きの天然温泉大浴場は素晴らしいものがありました。最近の日本のビジネスホテルの傾向と言えば、豪華な朝食がホテルに基本プランについてくることでしょう。こちらのホテルでも天井が高く、木材ををふんだんに使ったカフェで朝食がふるまわれていました。

しつこいようですが、僕は基本朝食を食べない人なのですが、無料と聞くとやはり顔を出してみたくなる性分です(笑)。ここは一流ホテルか?!と思うような食事の数々、シェフが作る卵料理、いや~驚きました。僕はそれでもワカメサラダと、みそ汁、ほうれん草のお浸しだけにとどめておきましたが、皆さんすごい食欲でお皿をてんこ盛りにしていました(笑)。








さて、実家の方ですが柴犬がいまして、こちらは2代目君。1代目君はコロナの少し前に無くなってしまい、こちらをどこからか譲り受けてきたそうなのです。しかしながら、2代目君は物凄く臆病で、呼んでも来ないし近くに行くと逃げてしまうという感じの犬でした。僕のような外部者にはほとんどひっそりと隠れていて顔を見せてくれませんでした。
 
彼は基本的に父にだけは心を許しているようで、父が座るとそこに乗っかり眠ることもするそうです。一緒に住んでいる兄夫婦にはまだ心を許していないとのことでした。そんな犬ですから、僕は彼と接することが皆無でした。そんな訳で唯一、僕がそれじゃ~さようなら~ホテルに戻るね~と言うと居間からこちらをじっと見つめるので、その時の姿を望遠で撮らせてもらいました。

可愛い犬なのでもっと一緒に遊びたかったな~。こうしてみると、Cocoがどんなに人懐こくて、中堅でいい奴だったのかということが思い知らされます。







さて、実家の方では大歓迎してくれまして高級焼き肉やお寿司を食べに連れて行ってくれました。その他には僕が子供のころから好きだったラーメン屋にいったり、カフェで久しぶりにパフェを頼んだりして楽しみました。しかしながら、やはり低炭水化物&健康ダイエットのせいなのか、昔のようにこれらのラーメンやスイーツを楽しむという感じにはなりませんでした。
昔は大喜びで食べた炭水化物も甘いものなども今回は、こんなものか~と冷静に思える感じでありました。いつもの生活では野菜中心なので、旅行中は野菜をとることがあまりできずもっと野菜を食べたいな~と常に思っていた感があります。まあ、健康的な食事を欲する体になってきているというのはいいことなのでしょう。しかし、前のように炭水化物や甘いものをそれほど楽しめない自分も少し寂しいです。


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ホテルをチェックアウトした後、僕達はフライトが午後3時なのでまだまだ時間があります。それならば父が行きたかったという網走刑務所の方へ行ってみようじゃないか~と言うことになりました。しかし、実際に見学できるのは網走監獄という施設でして、網走刑務所は今も使われている現役の刑務所ですので、見学することはできません(笑)。
入場料1500円払って、網走監獄・博物館の中に入りました。こちらは実際に昔網走刑務所として使われていた施設を博物館として一般客に提供しています。最初はどうせ観光客相手の適当なものだろう~と思っていましたが、広大な敷地内には資料館や昔の建物、その中にはすごくリアルに作られた人形が配置されていましたし、博物館というだけあって資料の方もかなり詳しく展示されていました。

父も僕も結構楽しめました!






網走監獄の後は、網走港の方へ足を延ばしてみましたが、どうもサンマが獲れるらしく港では皆さんが撒き餌をして、網でサンマを取るという北海道ならではの光景が広がっていて興味深く拝見させてもらいました。この後は空港へ向かうことにしまして、女満別空港へ車を走らせました。 その空港への途中に、メルヘンの丘というものがあり、このポイントからとる写真が美しい北海道的なものが撮れるということでした。普通の道にポツンとあるポイントですが、一応駐車場完備で観光客Welcome的な感じになっていました。父は興味がなかったようですが、僕は一応車を降りて一枚撮ってみました。いかがでしょうか?北海道的なメルヘンショットが撮れたのでしょうか?!








メルヘンショットを撮った後は4泊の間お世話になったレンタカーを返却。冬の北海道ということで一応フルの保険に入っていましたが、何の問題も起こることなく車の運転をすることができました。僕が今回100%すべての運転をしていましたが、左側通行と右側通行でどうなるかと思いましたが、思ったより簡単に日本の道路状況に慣れて困惑することなく運転ができたと思います。
車を返した後は空港へ入っていきました。この女満別空港には本物のお寿司屋さんがあると前もってネットで調べておきましたので、お昼はこちらで食することにしました。おまかせコースもあるのですが、僕達は好きなものを好きなだけ食べるスタイルにしました。ほとんどの食材は地元からというこのお寿司屋は大変美味しかったです。

赤海老は味噌と和えていて絶品でしたし、網走産の炙り鱧は口の中でとろけるようでした。その他には、イカ、エビ、いくら、牡蠣酢などを堪能させていただきまして、父の方も僕と同じくらいオーダーし、どれも美味しいな~と北海道最後の食事を堪能していたようでした。北海東沙語の最後まで美味しい食べ物を楽しめまして文句なしです!







空港でチェックインして、荷物検査を受け、飛行機が少し遅れましたが無事女満別空港を離陸しました。途中、夕陽や富士山も見れました。今回は父と2人きりで4泊という大胆な計画を立ててしまい、どうなるころかと心配していましたが、この旅行中、喧嘩になることは全くなく、終始穏やかに楽しく時間を過ごすことができました。いろいろと今まで聞けなかった家族の秘密も聞きました(笑)。
父の方も、他の家族から4泊は長いよ~きっと飽きるよ~疲れるよ~と言われていて不安だったそうですが、本人曰く4泊はアッという間だったな~楽しかったよ~連れて行ってくれてありがとう~と何度も感謝の言葉を言ってくれました。こんな風に父親を温泉旅行に招待してもてなすことができるようになるなんて自分としても少しうれしい気がしますね。

この先あと何回一緒に温泉旅行に行けるかわかりませんが、しっかりと働いてしっかりとお金をためて毎年準備していきたいと思います!



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天に続く道と網走温泉



かなり酔っぱらってしまいましたが、温泉に入って長い時間ゆっくりとしたら、酔いもだいぶ落ち着てきました。この後は夕飯を食べにホテルのレストランの方へ行ってきましたが、写真を撮り忘れて、気が付いたらデザートのソフトクリームの写真だけでした(汗)。きっと、ほろ酔いで勢いに任せて父と話しながら食べたので何となく写真を撮り忘れてしまったようです。
そういえば、この北海道旅行ではほとんどのレストランで北海道牛乳を使ったアイスクリームやソフトクリームが提供されていましたが、どれも濃厚な味でして大変美味しかったものでした。やはり、一般販売のものではなく、北海道濃厚牛乳を謳ったものが多かったのですが、そういうだけあって本当に味が濃くて僕も父もなかなか他では味わえない素敵なお味でありました!









さて今回のホテルの方ではこのような素晴らしいバーも備え付けられていまして、宿泊者には一人1杯無料でアルコールが提供されていました。父はアルコールをあまり飲まないので僕は1人で食後、寝る前の温泉に入る前に、まだまだほろ酔い気分が残っているのに無料のいっぱいに惹かれてバーの方に足を運んでしまいました。
このバーはすごく素敵な気空間でとっても広かったです。暖炉があるエリアや、談笑できるエリア、そして一枚板の大きなカウンターのある席からは庭の景色を眺めることができるようになっていまして、僕はこちらに座りシャンパンを1杯頂くことにしました。泡ワインではなくシャンパンでした♪ こんなに素敵な空間ならば無料券を配ってでも、客に利用してもらいたいと思うのは頷けます。







結局この日は、IPAビール、焼酎ロックで2杯、シャンパン1杯という感じで僕としては史上最多的な量のお酒を飲んでしまいました。それもかなりのMIXで(笑)。しかしながら、多少危ないかな~と思うような感じにもなったものの、比較的悪酔いはすることもなく、とっても気分の良い酔い方でして、北海道温泉旅行最後の締めくくりとして大酒盛りをして1人上手に盛り上がったということでしょうか(笑)。
寝る前に温泉に入りに行ったら、大きなボタン雪が降ってきたのです。露天風呂の方には少しだけもみじの赤が残り、空からは真っ白な雪が舞い落ち、僕はほろ酔いで父との温泉旅行の最後の夜ととしてはなかなか良いものを迎えることができました。もちろんこの後はしっかりとイビキ防止テープを口に貼って、万全な体制で眠りました(笑)。








さて、北海道と発つ日がやってきました。父に確認したところ、お酒が入っても僕のイビキはそれほど気にならなかったそうです。僕の経験上、お酒が入った日のイビキはゴジラからキングギドラ級(頭が3つですから3倍うるさい?)の音になることが多いのですが、今回はキングギドラにもならなかったようですね(笑)。
結局この旅行ではイビキは何の問題にもならず、イビキ防止テープの効果は絶大でした!ちゃんとこのテープをこの旅行に持ってきておいてよかったな~と言うのが素直な感想です(笑)。これは毎回温泉旅行には持って行かなくてはいけませんな~♪ さて、窓からの風景ですが、夜のうちに少し雪が降ったようでして、すっすらと白い雪が残っていました







朝風呂に入りに行ったあとは、朝食です。何度も言うようですが、日頃朝食は食べない僕にとって毎日このように朝食をきっちりと取るのは結構な苦行であります。そのくせ、出されるものが美味しそうなので、しっかりがっつりと食べてしまうので本当に困ったものでありました。
この日の朝食には海鮮丼が自分で作れるというコンセプトのもと、甘エビ、イカ、サーモン、いくら、カレイなどの刺身が並び、それに加えて、塩鮭、卵焼きなど、これまた自制が効かず満喫させてもらいました~。 旅が終わるころには何キロ体重が増えているころやら・・・(汗) さて、食事の後は荷造りをしてホテルをチェックアウトしました。フライトまではまだ少し時間がありますので、網走の街を散策してみましょう。


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知床を緩く楽しんだ後は車を走らせて網走の方へ向かいました。この温泉旅行の最後の宿泊地は網走温泉であります。もともとは街中のホテルに泊まって、街を探索してレストランでも楽しもうか~と思っていたのですが、町中のホテルはほどビジネスホテルで部屋が極端に狭いのです。それにゴジラ級のイビキをかく2人が狭いビジネスホテルでは心地よくすごせないという僕の判断。
 
そんな訳で網走の郊外にある網走湖のほとりにある網走温泉なるリゾートホテルの方に泊まってみることにしました。この日はホテルまでの道の途中で観光する予定がありませんでしたので、道の駅などを緩く見て、適当なところでお昼を食べてホテルの方に向かおうということにしたのです。そんな道中、天へ続く道というちょっとした映えスポットのようなものがあるとのことでした。
 
父に聞いてみると、ぜひ行ってみたいとのことでしたので寄ってみました。行ってみるとなぜかここの場所だけ雪が降ったようで一面が白くなっていまして。そこから27㎞続くと言われるまっすぐな道は高低を繰り返し、本当に天へ続く道となっていました。これは映えますね~ということで父と一緒に記念撮影をしてみました。彼もこれには感激で、さすが北海道~!スケールが違うな~とご満悦でした(笑)。





  






この後は、道の駅で軽くランチを食べましょうと思っていたので、目的の道の駅の方に向かったのですが、そちらの道の駅の食事はすごくしょぼいものだけでした。これじゃ~あまり食べたくないかも~と言う父の父のリクエストは日本そばかラーメンでした。携帯で探してみたところ、ここから車で5分ほどの場所に駅馬車というラーメン屋があることを発見!そちらに向かうことにしました。
こちらの駅馬車というラーメン屋は、止別駅のある小さな町にありまして、その名前の通り駅の駅舎の一部で営業している地元民しか来ないだろうと思われる小さなラーメン屋でした。これがまた、本当に裏さびれた駅という、映画か何かに出てきそうなくらい寂しい感じの単線線路だけがある静かな駅でありまして、これはなかなかいい雰囲気でありました(笑)。

メニューもラーメン以外は何もなく、味噌塩醤油、豚の角煮、蟹などのトッピングがありました。父は豚の角煮ラーメン醤油味。僕は蟹野菜炒めラーメン味噌味を頼んでみました。地元のおばちゃんが3人で運営していましたが寒空の下、中太麺と優しいあっさりとした蟹ラーメンはほんわかな気分にさせてくれる美味しいラーメンでした。ラーメンにはうるさい父も気に入ったようです♪










ラーメンを食べた後は、そのままホテルの方に向かいました。途中白鳥が飛来するという湖を見たり、オホーツク海岸線に現れた展望台を登ったりして午後3時くらいには今回の北海道温泉旅行最終宿の網走温泉のホテルに到着しました。ホテルはこじんまりとしたものでありましたが、内装にはかなりお金がかかっているな~と思われるくらい木と使ったアイヌ民族デザインが施されていました。
僕達はちょっとだけ広い和洋室の部屋を予約しておきまして、チェックインすると最上階の網走湖を臨むことが出来る部屋がもらえたことが判明しました。前回のホテルよりはずっと狭くなりますが、それでもこれはビジネスホテルよりもずっと広いです。やはり狭い部屋ではなくてこちらにしてよかった~と思えるくらいの広さと木目調の温かで素敵な内装に2人とも大満足しました。










父は早速温泉に入りに行きましたが、僕は温泉の前に晩酌。この日は網走で作ったというクラフトビールIPAを買ってきて、ホッケのジャーキーとホタテの燻製と共に網走湖に映える夕焼けを見ながらジャズをかけてなんとも優雅なひと時を過ごさせてもらいました。ただ、あまりにも気分が良かったので、飲めないくせに北海道蕎麦焼酎もロックで飲んでしまったところ、泥酔状態になりました(笑)。
このままではマズいかも~というので泥酔状態をやり過ごして、落ち着いたところで温泉に入りに行きました。こちらの温泉には露天の岩風呂もあり、ほろ酔いの気分で入る湯船には満足を通り越して、Dさんがいないのがもったいないな~と残念に思うくらいでありました。彼にぜひこの体験をさせてあげたかった・・・そんなことばかり考えてしまう少しホームシックで、旅疲れを感じ始めた僕でした。

ちなみにこちらは無色透明無味の単純アルカリ性の温泉のようで、肌がしっとりしました。


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父と温泉旅行へ
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今回の北海道旅行には、しっかりと旅のお供も持ってきました。それは~イビキ防止テープです(笑)。前回の旅行で父が僕のイビキがひどくて眠れなかったと文句を言っていまして、Dさんも僕のイビキが結構うるさいぞ~ということを指摘していましたので、しっかりとこの秘密兵器を持ってきました。父親に自慢気にこれを見せて就寝して、翌朝の感想を聞きました。(部屋からの朝の景色)
すると父は最初の数分は音が出たものの、あとは皆無で静かだったよ~!父親がすごい威力だね~息苦しくないの~?などの質問を受けました。それくらい静かで父は心地よく眠れたぞ~との報告でした(笑)。それに今回は比較的広めの、和洋室を抑えておいたので、父にはベットの方で眠ってもらい、僕は和室の方に布団を敷いて距離を保つ作戦もとりました。

Wな対策のおかげで、知床の朝もお互い嫌な思いをすることなく快適に目覚めることができました!やはり夫婦(夫夫)でもない限り、イビキの問題はかなり深刻ですからこのテープのおかげで問題も解決しました。さて。目覚めてみるとこの日の知床はどんよりとした曇り空が広がっていました。







知床のこちらのホテルは巨大でして、あまりの強大さに僕はいまいちなじめませんでしたが、思いっきり昭和初期世代の父はこういう大きなホテルが好きだったらしく、ゴージャスだね~とはしゃいでいました(汗)。朝食のバフェ式のレストランもご覧の方に巨大でした。床は磨き上げられていて艶々、大きなガラス窓からはオホーツク海が望め、朝食も美味しくいただけました。
  
いいのですけれどね~僕はもう少しこの前の日に泊まったホテルの方が木のぬくもりを感じる温かみがある雰囲気が好きかな~。この日の朝食は2人とも前の失敗から学ぶことができまして、野菜中心の軽めの朝食をとる範囲で収めることができました。朝食の前には温泉に入りまして、朝食を取り、チェックアウト。この日は知床辺りを観光することにしました。







ところが~!ホテルを出ることから雨が降り始め、その雨がみぞれ交じりになったかと思うと、ボタン雪のような大きな雪の舞う空模様となってしまいました。まず最初に北海道のコンビニ・セイコーマートの方で熱いお茶を買って、さらにそこにお茶のティバッグを入れ濃厚なお茶にして、寒さに備えました。今回の旅行ではセイコーマートのみの利用しました(笑)。
そして、僕達がこのゴジラ岩に到着する頃には、結構な雪が舞い散っていたので2人とも寒いから、ゴジラ岩は車から見るだけでいいよね~と車を停めてしばしゴジラを眺めていました。このゴジラ岩の奥の方にはオロンコ岩なるものがありまして、この岩の頂上には登れるようでしたが、81歳の父が滑って転んでも困るので、これも車から眺めるだけにしておきました。










2人ともそれほど観光地を回らなくてはいけない~!という使命感がないので緩い感じでのんびりと周りをまわるのが好きなようで、そういうところが気があってよかったです。ゴジラ岩を後にして次に向かったのは知床国立公園です。こちらは世界自然遺産に登録されている場所として有名ですね。冬の知床はほとんどが閉鎖中なので、とりあえず空いているところだけでも見て回ることにしました。
ところが、この知床国立公園の方へ入っていくと、雪が激しく降ってきてしまったのです。一面が真っ白になり、それでもまだドンドン雪が降ってきます。もちろんこのレンタルカーにはチェーン装備などありませんし、この先どれだけ降って来るのかわかりません。2人とも少し不安になったので、引き返そうか~と思っていたところに知床自然センターなる施設が見えてきましたのでそちらを訪問。

こちらでは知床の歴史や、レストラン、映画館がありまして、父が興味を示したので巨大スクリーンで見ることができるドキュメンタリー映画の方を2本見てみました。知床はヒグマの生息地として有名でして、映画のひとつは増え続けているヒグマとの共存というテーマで、この知床路で観光客を増やすのか、それともヒグマの数を減らすべきなのかという、知床国立公園独特の問題の提議をしていました。









なかなかいい映画でした。その映画を見ている間に激しく降っていた雪の方はすっかりと止み、もう少し北の方まで公園内をドライブしてもいいか~と父のリクエストもあり、通行止めのぎりぎりまで向かってみることにしたのです。そうしたら、何と~!その映画に出ていたヒグマに遭遇してしまったのです。映画の後、ヒグマに会えたらいいよね~なんて僕が話していたのです。
すると父が、春や夏ならまだしも、この時期はもうヒグマも冬眠に入ってしまっているからクマに会うのは無理だろうね~なんて車の中で話していたら、その五分後ヒグマが目の前にのっそりと現れたのです。これには僕も父も驚きました!この天気ですので観光客は周りに全くおらず、僕達は車からじっくりとこのクマさんを眺めることができました。父の興奮のしようと言ったら笑えました!








こんな感じでのんびりと知床国立公園をドライブして美しい雪山を見て楽しい時間を過ごせました。ヒグマに遭遇するという素晴らしいエピソードもきっと父の心のに刻まれたことでしょう。偶然とはいえこんな感じで僕達の旅行に花を添えてくれた寝ぼけヒグマに大感謝です!車の中で父と旅行についても話をしてみました。こういう話をしたことがなかったのですが、彼は若いころから旅行が好きだったようです。
そういえば、子供頃から沖縄を含め日本各地をいろいろと家族旅行へ連れて行ってくれたな~なんて思いだしました。もっぱら彼は日本専門でして、海外にも興味があるもののやはり日本食が食べられないと体が参ってしまうから日本だけなのだそうです(笑)。また、日本でよく見かける団体ツアーやパッケージツアーも苦手なのだそうです。自称わがままなので団体行動は無理。

他の人といちいち仲良くするのも面倒くさいし、気の向くままに適当に訪問するスタイルが好きなので、きっちり日程を組まれるとうんざりしてしまうとのことでした。そんな訳でして今回の基本の土台がありながら、緩く適当な個人旅行がすごく合っているのだとも言っていました。彼の旅行好きな遺伝子は僕にしっかり組み込まれていますな(笑)。
  


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