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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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この日記は連続の旅行記です。
1.ポラリスラウンジ@ユナイテッド航空SFO
2.ルフトハンザ航空ビジネスクラス
3.フランクフルト到着
4.ローマの休日
5.誕生日はビザとパスタ
6.ローマでの観光・3万歩
7.海鮮イタリアンディナー
8.バチカン市国
9.ローマ3日目の夕飯
10.ローマの休日・終了しました



ローマから電車と車で3時間ほど移動してやってきたのは、ナポリ湾に面するソレントという町でありました。ここは風光明媚なアマルフィ海岸からすぐそばにあり、夏にはたくさんの観光客がやってくる、ヨーロッパ屈指の人気のリゾート地であります。僕たちは海岸線の岩に聳え立つホテルの方に宿を取りまして、ここからいろいろなところへ訪問してみようと思っています。
部屋のバルコニーからはヴェスヴィオ火山、ナポリの街などが見え、地中海の深く青い海が目の前に広がり、なんとも言えない開放感をもたらしてくれます。もちろん僕たちはバルコニーに陣取って、紙コップしかないのが悲しいのですが、プレセコを開けて乾杯しました。街中のバケーションもいいですが、こういう海辺の場所の休暇は違った意味でほっとできる休暇ですね。









ソレントの街は高級リゾート地的な雰囲気が漂っていて、ローマでの観光客とはまた違った雰囲気の人たちが多いような気がします。古い街並みなのですが、それでいて洗練されていてきれいで、リゾート用の夏らしい軽い色の洋服を身に着けた人たちがさっそうと歩いていて、あらま~ここ素敵ですわ~と素直に思えました。
実はこの時点でもまだ時差ぼけはあまり治っておらず、油断すると眠くなりそうなので寝てしまう前に強制的に散歩をしてきました。それにこの日は電車と車での移動があってランチを食べるチャンスをなくしたので、お腹がかなり減ってきていました。それじゃ~もう早めの夕飯を食べてしまおう~と例のごとくGoogleMapで適当に調べてよさそうなお店に潜入しました!








こちらのお店はメインストリートのエリアにある観光客相手のお店ですが、新鮮な魚介類を使った料理に評判があるとのことでしたのでトライしてみました。
イタリアンな男子(もちろん女子も)皆さんすごく親切なのですよね~明るいし、一生懸命英語で会話してくれるし、もう何度も恋に落ちてしまいそうになりました。僕たちの担当のこの眼鏡お兄さんも子犬のようなくりくりとした目をして、一生懸命サーブしてくれるのを見てDさんも僕もウルウルしてしまったくらいです(笑)。






まずは最初にワインで乾杯です。
Dさんは1Lのワインをオーダーしましたが、飲むのはほぼ彼でした(笑)。
僕はもうアルコールはいいか~と言う気分だったので、乾杯用の写真だけ撮らせてもらって後は水だけにしました。









おつまみに、オリーブとそら豆のマリネの一皿をオーダーしました。
奥に見える黄色い豆がイタリアのそら豆のようです。
しっかりそら豆の味がして美味しかった~♪
僕が一番おいしいな~と思ったのは手前の緑のオリーブでした。
若いオリーブなのかな?よくわかりませんがすごく瑞々しくて風味があって美味でした♪
右奥の大きいものにはアーモンドが詰めてありました。







第1コースにはウニソースのパスタをDさんとシェアしてみました。
濃厚なウニの味が素晴らしいパスタでした。
イタリア人もウニを食べるとは知りませんでした~
トマトが甘くてこれもいいアクセントになっていました。









Dさんのメインはイカの丸焼き(笑)!
本当に文字通り、イカをそのままグリルしただけなのだそうですが、新鮮なイカを使っているだけあって、歯ごたえがよく、それでいて柔らかく全く臭みのない美味しいイカのグリルだったようです。






僕のメインはイワシの唐揚げ!
イタリアではイワシを食べると聞いていて、ぜひ食べたいな~と思っていた一品です。
シンプルに塩味でかかりと揚げてあるイワシがどっさりサーブされました。
たぶん相当新鮮なイワシを使っているのでしょう。イワシ独特の青魚的な臭みが全く、イワシというよりは上品な白身魚の唐揚げを食べているような味わいでした。こんなに美味しいイワシの唐揚げは日本でも食べたことない気がしますし、米国では絶対食べられないですよね!









先に登場した気のいいウェイター君が言うには、このお店は毎日新鮮な魚介類を港から仕入れていて、仕入れた分はその日に使い切って、次の日には使わない方針なのだそうです。それにパスタなども含むすべての料理はしっかりお店で1から手作りをしているから美味しいんだよ~と自慢そうに話してくれまして、渋い感じの素敵なダンディーなオーナーさんも紹介してくれました。
行き当たりばったりでしたが、今回も美味しいお店にあたって大喜びな2人でした。
イタリアって素晴らしい食の国だということを身をもって感じている毎日です。

       
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この日でローマ滞在は終了です。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきますね。
この日はタイミング的に昼食をとるのが難しそうだったので、朝食をとることにしました。しかし~ホテルでのレストラン以外に朝食をサーブしているレストランがあまりありませんでした。そんな訳で、僕たちの泊まっているホテルのそばの別のホテルのレストラン朝食がシンプルで良さそうだったのでこちらの方で、僕はオムレツ。Dさんはスモークサーモンを頼んで少しづつ交換して楽しみました。

普通に美味しい朝食でした!






朝食の後はホテルに戻ってチェックアウトです。今回泊まったホテルは部屋数も少ないブティックホテル的な部類に入るのでしょう。中心部から少し外れていたものの、リノベーションしてから日が浅いようで新しく今風でなかなかいいホテルでありました。ホテルの従業員もすごくしっかりしていて、とってもいいサービスをしてもらえました。
そして、やはり一番の目玉はフロントデスクのイケメンさんたちですね~。ここのホテルは絶対顔で従業員を選んでいるだろう~?!と思わせるようなくらいに皆さんイケメンで優しくて、もうメロメロになってしまいました(笑)。そう~イケメンチェックと食べ物が旅の主な目的となっている本当に低俗な人間であります。自覚しているだけマシと自分でいいように判断しています。







ローマから次の目的地までは電車での移動です。新幹線のような特急電車が出ていましたのでそれに乗ることにしました。普通クラスとビジネスクラスがありまして、ビジネスクラスになるとラウンジアクセスがあり、車内ではドリンクやスナックサービスがあるというのです。そういうのが好きなDさんが思った通り、ビジネスクラス~!!というのでそちらの方を購入。
ローマターミナル駅の方に到着しました。たぶんローマで一番大きな駅なのでしょうが、東京駅のような巨大さはないものの、たくさんの人でごった返していました。早速チケットを片手にローマ駅でラウンジに潜入。まあ、普通の休憩所という感じでしたが、プレセコを飲んでDさんは満足したようです(笑)。









そろそろ僕たちの電車の時間になりました。イタリアの電車は時刻通りに出発しないと聞いたことがありますが、僕たちの電車はしっかりと時間通りに出発してくれました。
車内は清潔で広々していて快適でした。車掌さんが、カートを引いて飲み物とスナックのサービスに来てくれましたので、僕はプレセコとピスタチオ、ポテトチップスをいただきました。Dさんもプレセコx2と、オリーブ、チップスです。この列車の最終到着駅はナポリでして、移動時間は80分ほどになります。






電車はとっても快適で、ローマの町を離れとすぐに郊外の景色にかわり、畑の緑が濃い風景になりました。
イタリアのこんな感じののどかな風景もなかなかいいものですね~







あっという間にナポリに到着しましたが、こちらが僕たちの目的地ではありません。ここから電車か車で90分ほどの道のりを行かなければならないのです。最初は電車で行こうか~とも思っていたのですが、各駅停車でかなり面倒くさいとのことですのでタクシーで行くことにしました。しかし、ナポリのタクシーは白タクと似たような感じで値段を吹っかけてきました。
それじゃ~まだUberの方がましじゃないかい?と思い、値段をチェックしたら吹っかけてきたタクシーよりもずっと値段が安いのでUberを使うことにしたのです。しかし、ナポリのUberはタクシーと兼用しているらしく、車は思いっきりタクシーでした。そんな時、カナダからきているという2人の20代のうら若き乙女が僕たちに話しかけてきたのです。





何でも彼女たちも僕たちの目的地の方へ行く予定なのだそうで、よかったらタクシーに一緒に乗せてもらい値段を折半しないかという提案でした。通常僕たちはそういうのは嫌なのですが、この乙女たちはとっても性格がよさそうで、真面目な感じのいいオーラを纏っていたのでDさんがOKをして一緒にUberで向かうことにしました。
Uberのおっさんは英語は通じないし、時速150㎞で飛ばすし、途中でプレセコを買って乾杯してくれるし、途中で記念撮影をさせてくれるし、本当にまともな人ではありませんでした(苦笑)。まあ、でも楽しい旅のエピソードになったので良しとしましょう。
ついでにうら若きカナディアン乙女との記念撮影の写真もアップしておきます。イタリア~んな男子は底抜けに明るい人が多いし、推しが強いので楽しいですが、結構疲れました(笑)








ローマを出て、電車と車で3時間ほど移動した僕たちの目的地はこの地中海に面する海岸線にある町です。
さて、ここはどこでしょうか?
勘のいい方はすぐにわかるかもしれませんね!

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ローマ3日目の夜は、ランチが遅くで大量に食べたので軽くにしましょう~と、ホテルの近場のレストランの方にやってきました。今回は下調べも何もせずに、適当に道を歩いてメニューを見せてもらい、僕たちの気分にあっていそうなものがあったら食べるというスタイルにしてみました。毎日毎日下調べをしてから食べに行くというのは結構面倒くさいですから(笑)。
     
Il Fiammifero Strano
Via Lombardia, 32,
00187 Roma RM
まずはワインで乾杯です。僕ははっきり言って飲みませんが、ワインボトルと1本頼むとグラスが2つ運ばれてくるのはしょうがないことですし、まさかグラスは1つでいいとも言うのは無粋というものなのでしょうか(笑)。






外食になると野菜を取る量が減ると言いますが、やはり僕たちもかなり野菜が減ってきているように感じられます。毎日こうしてサラダを食べていますが、サラダで採れる野菜の量は、通常の食事の時にとる野菜の量に比べてかなり少ないと思われます。
それでもイタリアでは生野菜が新鮮で美味しいものが多く、アメリカのようにドレッシングをどっさりとかけられることもないので安心して野菜サラダを頼むことができますね。このお店のサラダは、ルッコラ、ニンジン、トマト、エンダイブなどのいろいろな野菜が沢山でした。アメリカの野菜と違って野菜の味が濃い気がします。





特に美味しいのがトマト!
毎回書いていますが、フルーツのような味わいに感激しています。
味付けもシンプルなので野菜本来の味を感じられるのがいいですね。





この日のメインにDさんはアーティチョークとオリーブののったピザを頼みました。
肉類なしのベジタリアン的なピザですが、イタリアではシンプルなピザの方が好まれると言われていまして、アメリカのように肉をこれでもか~とのせたものはあまり見かけませんね。代わりに皆さん、トマトソースとモッツァレラチーズのみのマルゲリータやトマトソースだけのマリナラピザに人気があるようです。





麺類大好きな僕は、ピザよりもパスタの方が好きだな~。ローマでは、ピザと同様シンプルなパスタが好まれるようでして、もちろんのことながらナポリタンも、たらこのスパゲティーもありません(笑)。一番人気はオイルとニンニクと唐辛子のペパロンティーノなのだそうです。それに続いてボンゴレのパスタをよく見かけますね。
それじゃ~とボンゴレパスタを頼んでみました。素朴な味わいの中にアサリのうまみが凝縮していて、やや硬めに茹でられた麵が僕の好みでした。やはりイタリアですね~パスタもピザも本当に美味しいです!






この日の夕飯は何とかデザートを取らずにこんな感じでシンプルに済ませましたが、毎日しっかり炭水化物&砂糖を取っているので、確実に体重は増加の傾向をたどっているような気がします(笑)
それではみなさん、おやすみなさい~

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ローマ3日目は世界で一番小さい国、バチカン市国の方へ行ってきました。ホテルから歩いて35分ほど距離というので、なるべく歩くようにしている僕たちは迷わず徒歩での移動です。この日の朝も天気が良く、気温が35℃くらいまで上がるというのでしっかりと帽子をかぶりとサンブロックを塗って、完全装備で出かけることにしました。
朝の8時15分ですが、外はもう気温が上がり始めていて10分ほど歩くともう既に汗ばむほどになってきました。散歩道の方は川沿いを歩いて、きれいな建物を見ながらの散歩ですので、観光客には悪くない選択肢でした。しばらく行くと、だんだん人が集まってきまして、皆さんバチカン市国の方に行くのでしょう~同じ方向へ歩き人で混雑してきました。







ご存じの通りバチカン市国はキリスト教カトリックの総本山で、ローマ法王が在住しています。一応イタリアとは別の国になっているそうですが、もちろん国境もなくパスポートもいらない感じで、どこでいつイタリアを超えてバチカン市国に入ったのかわからないくらいあいまいなものです。警備員さんたちが素敵でした(笑)。僕たちはこの日、少人数のグループツアーに申し込んでいました。
00120 Città del Vaticano
実は個人的に自由に歩き回る感じでいいよね~と思っていたのですが、オンラインでチケットを購入してみようとしたところすべて完売!空いている日はこの日しかないのにどうしよう~と思っていろいろ調べてみたら、かろうじてグループツアーの午前9時のツアーに2席ほど空きがあったので購入したということなのです。







もし、バチカン市国の方に行く予定があるのならば早めのチケット購入をお勧めします。ツアーに参加してみての感想は、ヨーロピアン英語のアクセントがきつすぎるし、カトリック教会という内容なので理解が困難ですし聞きなれない単語が多く、たぶん僕の理解したのは20~30%くらいでしたね。できればツアーなしの自由散歩の方が楽だったかもしれないな~なんて思ってしまいました。
僕個人としてはあまりバチカン市国の方には興味がなかったのですが、Dさんが一度行ってみたいと言っていましたし、Sistine教会の方にはミケランジェロのアダムの創造がありまして、Dさんはこれも見てみたいと言っていたので、僕も見たことがないからいいか~という感じで行ってきました。Sistine教会の方は、もう観光客でごった返していて身動きもできないくらい混んでいました。

こちらは写真撮影禁止なので、ウィキ先生からの画像でこんなものの本物を見ました~ということで掲載させてもらいます!







バチカン市国のそばにはローマ最大級の市場がありました。僕は海外旅行に行くと、その土地の市場、マーケットに行くのが大好きであります。今回も前もってどこにマーケットがあるかな~と下調べしておきました。こちらは野菜、肉、魚介、ワイン、ナッツ、日用雑貨と思いつくものがすべてそろっているような市場でして、美味しそうな野菜を見るとワクワクしてしまいます~!
Mercato Trionfale
Via Andrea Doria,
00192 Roma RM








ここで面白かったのが、ワインの量り売り!1リットル当たり200円から300円くらいで売っていまして、お試しとしてカップで1杯100円でも飲めるのです。我が家には飲ん兵衛がいますので、これを見て大喜び!早速お試しようじゃないか~とおすすめのワインをいただきました。この日は暑かったのでキンキンに冷やしたソーヴィニヨン・ブランをいただきました。
やはりこの値段ですから、正直言って激ウマなワイン~!という感じでもないようですが、それでもこの値段にしたらまずまず美味しく飲めるものだったようです。僕はワインの味をあまりよくわからないのですが、365日欠かさず皆勤賞並みにワインを飲んでいるDさんからの感想ですから、たぶんそんなに悪くないワインだったのだろうと推測します。







マーケット散策の後は、昼食をとりに行きました。
僕達の泊まっているホテルのフロントデスクの人が教えてくれた古い町並みのある地域へ行ってきました。
場所的にはバチカン市国の南側という位置でして、これといった観光の目玉もないのですがこじんまりとした古い町並みの雰囲気がなかなか素敵でした。そのためか、たくさんのレストランが並び、観光客も来ていました。僕たちは前もってネットで調べて行ったお店の方に行ったのですが、客が誰もおらず、お店は開店休業状態の雰囲気だったのでやめておきました。








この場所から近くて、思いっきり観光客相手という感じでもなくて、あまり高級過ぎない雰囲気で、魚介類の料理が豊富にあるというキーワードで探したのです。探し当てたのがこちらのお店でした。そして探し当てたお店は歩いて3分ほどの場所なので、歩いて行ってお店にはいってみることにしました。そして入店して席について気が付きました。
EVO Hosteria
Via Garibaldi, 60,
00153 Roma RM
あれ?このお店、先ほど携帯で見つけた名前とちがうじゃないか・・・と(笑)。僕たちが目指していたお店の2軒ほどとなりのお店に入ってしまったようでした。しかしながら、店の雰囲気がエレガントでいい感じですし、メニューを見てみると、なかなか美味しそうな料理のチョイスがあるので、こちらでもいいよね~と居座ることに決めたのです。旅ではこういうハプニングが起こりますね!
          








それでは僕が頼んだものは~
ズッキーニの花のグラタン詰め
これはズッキーニの花にホワイトソースのグラタンを詰めた一品でして、生まれて初めて食べる料理でした。ズッキーニの味のする花は先ほどのマーケットにもたくさん売っていましたので、きっと旬の野菜なのでしょう。これにグラタンが詰めてあって、濃厚な味わいのグラタンがズッキーニの花を口にするとあふれるあふれ出てきて、これはもう~絶品という一品でした。









僕のメインはタコのグリルとチコリという野菜添え。このチコリという野菜もこの時期の旬の野菜のようでして、通常はほうれん草を使っているのですが、この時期はチコリになるのだと説明してくれました。チコリの食感は小松菜を炒めた時のような食感ですが、味の方は苦みのあるカラードグリーンのような濃い味のする野菜でした。僕はこういう癖のある野菜が大好きです♪
タコの方は直火でじっくりと焼き上げたというものでして、直火焼きの香りが口いっぱいに広がって、ヨーグルトソースと良くマッチして、大変味わい深いものでした。さすがイタリア~タコをうまく調理していますな。これならお替りしたいくらいですよ~!







Dさんの方は前菜に牛のカルパッチョ。
こちらはスモークを利かせたようなビーフだったようです。
これにカリカリに焼いたようなチーズの粉と、マヨネーズっぽい感じのソースが和えてありまして、これもとっても美味しいものでしたそうです。





Dさんのメインはサーモンのグリルに、いんげん豆のピューレソースが添えられていました。
Dさん曰くこれはサーモンの焼き方が絶妙で彼の好みのど真ん中だったそうです!
サーモンが纏っている黒ゴマのアクセントもすごくよかったので、家の方でもぜひトライしてみてね~とリクエストが出たくらいでした(笑)








ここまで来たらデザートも頼まないといけないな~と僕は思ってしまいまして、数あるデザートの中から、チョコレートクッキーにマスカルポーネクリームを詰めて、アプリコットソースをかけたものを頼んでみました。これがまた、初体験となるような美味しさでして、僕もDさんも唸なってしまうくらいのものでした。
飛び込みで入ったお店で、ここまでの経験をさせてもらい大感激です。お店の方のサービスも控えめながら心のこもったもので、すごく居心地も良くいい時間を過ごさせてもらいました。毎日おいしいものを食べて心も体も幸せでいっぱいですが、ベルトの方がきつくなり始めてきたような気がします(汗) このままではマズいな~と思いつつもこれからも食べ続けることでしょう・・・

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ローマ市内観光をしっかり行いまして、3万歩以上歩きましたのでお腹も減ってきました。この日の夕飯ももちろんイタリアンをいただきます。今回もGoogleMapを開いて近場にある、評判のよさそうなレストランを適当にピックアップして、そこに掲載されている写真などを見て今晩の夕飯に行くレストランの方を選択してみました。
Via Piemonte, 125,
00187 Roma RM
泊っているホテルは観光地のど真ん中ではなく、少し外れていますので、超観光地化されたレストランよりも地元の人が行くようなお店が多いような気がします。シーフードが美味しいとの評判があるようでした。そんな訳で今回選んだのはこちらのお店でした。着席してまずはワインで、1日楽しく過ごせたことに乾杯してみました。








イタリアンレストランでは前菜、サラダ、第一料理、メインコース、デザートにメニューが分かれています。パスタだけでもいいのか?など、最初はすべてを頼まなくてはいけないのかとも思っていましたが、僕たちの行ったレストランではそれほどの制約はなく、どの人たちも自分が好きなものを適当にオーダーしているような感じになっていました。
 Panzanella Fresh octopus salad
olive oil, crisped bread, tomatoes, celery, basil
最初の前菜はタコと、セロリ、トマトのサラダでした。Dさんと一緒にシャアしましたが、これがとっても美味しい一品でした。味付けは塩をそれほど使っていないようでしたので、食材の味をそのまま感じられるもので、特にトマトがフルーツのように甘く、あぁ~旬の食材なのだな~と美味しく味わえるものでした。これは本当に絶品でした!








トマトが美味しかったので追加で、Dさんがブルスケッタも頼んでみました。これはカリッと焼いたパンの上に、刻んだトマト、バジルを塩コショウでマリネした感じになったものをのせていただくものです。
BRUSCHETTA Toasted bread with fresch tomatoes, olive oil, basel
bread, tomatoes, olive oil, salt, basel
トマトの色を見てもわかるように、感じくしたトマトの味がすごく濃いのです。
これも本当に美味しくて、あっという間に食べきってしまいました。







Dさんのメインはイタリアではよく食べられるという、塩漬けされた鱈をソテーして、カリッと焼いたジャガイモなどいろいろな野菜を乗せた一品でした。塩味の効いた鱈がたっぷりと入っていてかなり食べ応えのある料理でした。鱈の方に塩味が効いているので、野菜の方はシンプルな味付けになっていて、いいバランスを整えているようでした。
 BACCALA' Salted codfish with potatoes, artichokes, tomatoes and capers
garlic, potatoes, artichokes, tomatoes, capers





こちらはDさんのサイドディッシュ。
 SCAROLA Endive with garlic, chilli, olive oil, dry grapes, pine nuts
garlic, chilli, olive oil, dry grapes, pine nuts, salt
        
エンダイブは生でしか食べたことがないような気がしますが、こちらですとこうして炒めても食することがあるのですね。シャキシャキ感の残った野菜炒め的な感じで美味しかったようです。





僕がメインに頼んだのはこちらです。
SPAGHETTI MARE Spaghetti with clams, octopus, calamari mussels and shrimps
garlic, olive oil, chilli, parsley
海鮮がたっぷりと入ったオイル系のパスタです。ペパロンティー二風でして、ガーリックと唐辛子のアクセントがありまして、新鮮な魚介との相性ばばっちりでして、いくらでも食べることができてしまいそうなくらい美味しいパスタでありました!




僕の付け合わせはアーティチョークのバターオイル煮でした。こちらはあっさりとした味付けになっていて、オイル系のパスタのつけわせとしては文句ないものでした。
これまで食べた料理のひとつひとつすべてがとっても美味しくて、この日の夕飯も大当たりだったようです!Dさんも大満足だったようです。でも、ご覧の通りの料理を食べたので食べすぎてしまった感も否定できません(笑)。






ここまで美味しいと、こちらの手作りデザートというものにも興味がわいてきます。一番あっさりとしたものを頼んでみました。こちらはレモンベースのアイスクリームとソルベの中間的なものでした。甘さ控えめでレモンの味が効いて、口直しにはいい選択肢で美味しいものでした。
SEMIFREDDO Sgroppino ice cream cake
lemon cream, milk, vodka
お店はイタリア語をしゃべる人たちでいっぱいでして、観光客があまりいないように見られました。店員たちは英語をあまり使えない感がありましたが、一生懸命いいサービスをしてくれようとしてくれて、心地よい空間。アットホームな雰囲気もすごくよかったですし、こんなおいしいものを食べれて本当に幸せ者だよね~と笑顔で一日を終えることができました。


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ローマでの初めての夜は時差ぼけで最悪でした。午後10時ほどにベットに入ったのですが、3時間後に目がギンギンに冴えてしまい、全く眠れなくなりました。隣でDさんが高いびきをかいて寝ているのをバックグラウンドミュージックとして、何とか眠ろうと努力しましたが、全くそれ以降眠ることができませんでした。結局この日の睡眠は3時間ほどであきらめ、ブログをかいたり本を読んで過ごしました。
比較的しっかり眠ったと思われるDさんの方も、5時前には起きてしまい。これではしょうがないよね~と2人して朝早くから行動に移すことにしました。いつもは食べない朝ご飯をホテルの方でとりまして、シャワーを浴びて、深夜に到着したと思われるスーツケースの方を受け取りまして、きれいな下着と洋服に着替えてスッキリさせてもらいました。

あぁ~スーツケースが紛失することなくしっかり届いてくれてよかったです(笑)!僕はローマは2回目でして、うら若きまだ純潔だった20代の頃にやってきました。その頃の記憶はもうあまりありませんので、ローマ初体験のDさんと共に新たな気分で刊行してみることにしたのです。







Piazza del Popolo
毎日1万歩を目標にしている僕たちですが、ここ数日はあまり歩くことが出来なかったので、この日は本格的に歩いて観光をすることにしました。いろいろと回りましたのでさっくりとだけ記しておきましょう。まず最初に街の北の方に向かいそこから南下して行くという対策を取りました。GoogleMapをこちらに添えておきます。場所を把握したい場合はこちらかどうぞ~








Spanish Steps
こちらは日本語で言うスペイン広場ですね。
ローマの休日でヘップバーンがアイスクリームを食べたことで有名な場所。現在ここの階段では。飲食も座ることも禁止になっている。警察官もその圭警備をしっかりとしていました。





そのイケメンの警官たちがいたので記念撮影しておきました♪
ローマには結構な数の警察官がパトロールを行っていて、守られているという感じがしました。それにどころどころに軍関係の人が機関銃のようなものを構えて警備についていたのが印象的でした。






Trevi Fountain
トレビの泉。こちらはしっかり清掃中でして、コイン回収と底の掃除をしていました。





この日の気温は午前中なのにもう既に30℃越えて汗だくになってきました。トレビの泉は清掃中でしたが、あと30分ほどで再び噴水が始まるとのことでした。それならばと近くのカフェに行って休憩をすることにしました。この日は本当に暑くて、このままですと熱中症になるのではないかと思うくらいの気温になっていました。この休憩で冷たいお水とプレセコを飲み、生き返りました~。
Via della Panetteria, 13a/14,
00187 Roma RM
休憩をしてほろ酔いになったところで、再びトレビの泉に行ったら清掃が完了していて噴水の水が大量に流れ出て、きれいな水の流れと日光を反射させてキラキラと輝いていました。コインを投げ入れる人たちがたくさんいましたが、僕たちは別にいいか~とそのまま次へ移動。




Pantheon
パンテオンの方に到着しました。これは古代ローマの現存する最古のレベルの建物なのだそうです。現在は教会として使用されているそうで、観光客にも一般開放していました。ここは服装に厳しくて、肌の露出した格好では入れないと入り口の警備員が露出度の高い服を着ている人に注意していました。





Piazza Navona
パンテオンからあるいて5分くらいでナボナ広場の方に到着しました。ここの周りにはたくさんのレストランやカフェが並び、人々が寛いでローマの休日を楽しんでいました。僕たちの観光はサクサクと見どころを見てすぐに移動するという感じですね。それほど写真も撮りませんし長居もしないです(笑)。






Piazza Venezia
それから歩いて10分くらいで、戦没者記念館のようなところに到着しました。ここは巨大な迷路のようで、階段を上ったり、どこか部屋に穿いたり結構な道のりが大変でした。ここにはエレベーターに昇ってルーフトップに行くことができるようになっていまて、これはローマでは一番高い場所になるそうです。







その次にはコロッセオに行く予定でしたが、昼の12時を過ぎたことですし、35度近い気温と湿気に体が熱中症直前という感じで、頭痛と肌にピリピリする感覚が出てきたので、これはまずい!と思いランチ休憩をとることにしました。幸いコロッセオのそばにゲイフレンドリーなレストランバーがありましたのでそちらに行くことしました。
Via di S. Giovanni in Laterano, 8,
00184 Roma RM
こちらで僕はステーキ、Dさんはビーガンハンバーガーを頼みましたが、お味の方はいまいち美味しくなかったです(涙)。お店の方が激混みで、従業員もてんてこ舞いという感じだったようです。それでも体からの危険信号を察してこちらで休憩を取ったことは正解だったと思えます。涼しい店内でしっかり水分補給をしたら、体の方が正常運転に戻った感じがしました。




Colosseum
しっかりランチ休憩をした後は、コロッセオの方に行ってきました。控えめに言って激込みな場所でして、こんなにたくさんの観光客は今まで見たことがない~!!というくらいたくさんの人がいました。さすがローマ、コロナ禍が過ぎて、真っ先に観光客が戻ってきたようですね!
            

  





この時点で僕もDさんも3万歩近く歩いていましたのでかなり疲労困憊してきました。それにこの湿度と気温では体がもちませんので、この後は予定を入れずホテルの方に戻って休憩することしました。ホテルにもどって冷房の効いた部屋で休んでいると眠くなってきました。Dさんはそのまま昼寝をするとのことでしたが、時差ぼけの僕はここで眠ってしまうと爆睡してしまい夜寝れなくなると危機感を覚えました。

それならば外のカフェに行って本でも読みながら時間をつぶそう~と昼寝をするDさんをホテルに残してこちらのカフェの方にやってきました。まだまだ暑いと言え、風がある日陰のカフェの席でエスプレッソを飲みながら本を読み、本につかれるとイケメンを眺めてぼ~っとする時間は優雅でした。眠気も冷めたのでプレセコを頼んでのんびりさせてもらいました。
Pepy's Bar
P.za Barberini, 53,
00187 Roma RM
そういえば、旅に出る前はストレスのせいか?顔面、特に瞼の上あたりの筋肉が無意識にけいれんしていることが多かったのでが、この日からそれも治まっていたのです。自分の意志ではなく筋肉の一部が動いてしまうのって、あまり心地いいものではないですよね。一生懸命働くのもいいですが、自分を大切にするという意味でもやはり休息というものも大切ですね。

この休暇のおかげで少し心が回復してきたような気がします。


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4.ローマの休日




近所を散歩して一杯飲んでからホテルに戻りましたが、荷物はまだ到着していませんでした(涙)。確かフランクフルトからローマに来る次の便は午後6時半過ぎ到着ですから、そこから時間を計算してもやはり荷物の到着は午後9時過ぎになるのでしょうね。それまで着替えができません。24時間以上着ていた洋服下着は、ローマの30℃の夏日の中の散歩で汗もかき少し気持ちが悪いですね(涙)
La Bruschetta
Via Sardegna, 39,
00187 Roma RM
それじゃ~早めに夕飯でも食べようか~。夕飯を食べてさっさと寝てしまおうということです。一応誕生日の夕飯ですが時差ぼけで食欲もあったりなかったりと不安定な状態ですので、この日はホテル近くのカジュアルなレストランでさっくりと食べて、日を改めて誕生ディナーをしようじゃないか~ということにしました。僕はそれほど誕生日に固執しませんので全くOKです!









Googleマップで適当にホテルのそばをチェックしていたら、こちらのカジュアルなレストランを見つけました。ホテルから1ブロックだけですから移動も楽ですね。到着すると気のいいおばちゃんがイタリア語と英語を駆使して呼び込みをしていました。最初はあまり客もいないのでどうなのだろう?とは思いましたが、ネットのレビューはよかったのでこちらで食事をすることにしました。
まずはワインで乾杯です。と言っても僕は甘いワインを飲む人ではないので口をつける程度で後はDさんがほとんど飲みました(笑)。この日いったい何倍目のワインだったのでしょう。Dさんに聞いたら、たぶん家を出て、飛行機に乗ってローマに着くまでに3本から4本くらいを飲んだのではないかとのことでした。僕がそんなに飲んだらきっと急性アルコール中毒で死ぬか、マーライオンのように噴水パフォーマンスをしていたことでしょう。








本当にたくさん飲める人が羨ましいです!
さて食事の方はサラダがやってきました。
こちらはミックスサラダでして、ルッコラ、チコリ、トマト、レタスが入っていました。
ドレッシングはかかっていなかったので、バルサミコ酢を少々かけていただきましたが、特にトマトがフルーツのような味で美味しいのです。ふと周りを見てみると、このレストランは満席になっており、席待ちの人が沢山いる状態になっていました。やはりイタリアでは夕飯の時間が遅いのですね。それにしても次から次にやってくるお客さん。この店実は人気店なのかもしれません。

       




サラダの次にやってきたのは、Dさんの選んだズッキーニとパルマ生ハムのピザでした。
こちらのお店は薪のオーブンで焼き上げるピザのスタイルということでしたが、サクサクに焼かれたピザ生地は食べるともっちりしていて美味しい~!生ハムの塩気も、ズッキーニの食感も残っていてとってもいいハーモニーを奏でてくれる一枚でした。これを2人で半分ずつ食しました。
  




ピサを食べている途中にやってきたのが僕の選んだフェトチーネのボロネーズ。
まあいわゆるミートソースのパスタですね。
こちらのお店ではパスタも自家製とのことでした。じっくり煮込んだミートソースがこれまたいい味なのですわ~。イタリアのパスタを久しぶりに食べましたが、手作り風の手打ち麺がアルデンテに茹で上げられていて、思わずうなってしまう美味しさでした。Dさんもこのパスタには感激しまして、これならば他のパスタも食べてみたいよね~と思ってしまうくらいのものだったのです。







しっかり食べてお腹も膨れた頃、お店のおじちゃんがデザートはどう?我が家のデザートはすべて手作りですよ~と言うので、誘惑に負けてしまい、炭水化物の嵐の上に砂糖も足してみることにしてしまいました。いろいろあったデザートの中で選んだのは、やはりイタリアと言えば~ということでティラミスです!
このティラミスは悪魔でした(笑)。ふんわりとマスカルポーネクリームが仕上がり、甘さ控えめのこのティラミスは、今まで食べた度のティラミスよりも激ウマでした。舌の方にスポンジケーキとコーヒー風味のリカーが入っていますが、ほとんどがマスカルポーネクリームでして、もう何とも言いようのない美味しさでした。





食べることが好きな僕たちですが、旅行に行くとあまりガイドブックでの名店などはいかず、その日の雰囲気で適当に食べるという感じなのです。まあハズレもありますが、いいお店にあたっている確率の方が高いような気がします。
この日の料理は美味しかったうえに、総額で50€程という何ともコスパの良いものでした。
Dさんと僕はこのお店も大当たりだったよね~と大喜びで誕生日の夜を締めくくることができました。

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この日記は連続の旅行記です。
1.ポラリスラウンジ@ユナイテッド航空SFO
2.ルフトハンザ航空ビジネスクラス
3.フランクフルト到着



そう~今回の旅の目的地はイタリアでした!フランクフルト経由でローマの国際空港の方に到着です。比較的新しそうなこの空港はデザインも素敵なのですが、喫煙所がたくさんあり、タバコ臭かったです(笑)。ゲートを過ぎて、歩いていると僕とDさんはルフトハンザ航空の方からEメールが届きました。問題発生!何となく予想はしていたものの、やはり起こってしまったようです。

僕たちは、ぎりぎりとはいえ難なく乗り継ぎをすることができましたが、僕たちの荷物は乗り継ぎに失敗したようでして、メールで乗り継ぎに間に合わなかったから次の便で送ります~とのことでした。。。次の便とは4時間後の便なのだそうで、それに乗せて送ってくれまして、ホテルの方に送ってれるそうです。まあ、本日中にホテルの方に運んでくれるということなので良しとしましょう。
空港からは電車かタクシーで行くことができますが、僕たちはタクシーを選択。空港からローマ市内は一律料金のようで50€でした。時間的には1時間かけるくらいでホテルの方に到着しましたが、結構道が混んでいて、市内ではところどころノロノロ運転でしたが一応一律料金なので安心ですね。







ホテルにチェックインして、本当は24時間以上の移動なのでシャワーでも浴びたかったのですが荷物がなく着替えもないので断念。時間は午後3時。ここで眠ってしまったら時差ぼけまっしぐらになってしまうということで、眠気を飛ばすために街の散策の方をしてみました。この日のローマは湿気も多く、気温は30℃くらいあったようで外にいると汗ばむほどでした。
  
目的もなくぶらぶらと歩き、ワインを買ったり、食料品店をのぞいたりしていました。途中に小さな広場があり、その周りにレストランやカフェがありましたのでそちらで休憩。プレセコ(イタリアン泡ワイン)と白ワインでローマの休日に乾杯してみました。ここのウェイターさんが気のいいお兄さんで、とっても親切でした。一瞬ゲイか⁉と、Dさんと思ったのですが微妙でして判断ができませんでした。

ヨーロッパ圏の男子は、結構しゃれていて線も細くしぐさもアメリカンなマッチョ的男子という振る舞いもないので、アメリカ人的にはゲイに見える男性も、実は全くそうではないということが多々ありますね。Dさんはこのお店を気に入ったらしく、またこのお店は休憩利用してもいいね~と言う程でした。僕もこういうテラス席で人間観察しながらのお酒を飲むことは好きです♪ 楽しいですよね~






一回り散歩を終えてホテルの方に戻ってくると、ホテルの部屋の方にメッセージとプレセコが置いてありました。そう~この日は僕の誕生日だったのです!Dさんに聞いてみると彼は頼んでいないとのこと。たぶんチェックインの時バスポートのコピーを取った時に、フロントデスクのイケメンにいさんのが、僕の誕生日に気が付いて気を利かせてくれたのでしょう~!
ハイアット系の小さなホテルに泊まっているのですが、ハイアットってこういうサービスをしてくれるので好きですね~♪ 早速Dさんに開けてもらいまして、お誕生日おめでとう~の乾杯をしてもらいました。誕生日1日前に乗ったフライトでしたので、いつの間にか機上で誕生日を迎えたようですが、こういう時間感覚ですと誕生日を忘れてしまいがちになりますね。

そういえばフランクフルトでもLINEのメッセージで日本の友人から、父親兄弟から誕生日おめでとうのメッセージをもらっていました。こんな年になってしまいましたが、こうして誕生日を祝ってくれる人が周りにいてくれることに心より感謝です! 本当に恵まれた人生だな~って思います。機上とドイツとローマで誕生日を過ごすことが出来、思い出深いとってもいい誕生日になりました。皆さんありがとうございます~

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フランクフルトに到着しました。久しぶりのユーロ圏への入国です。コロナのことなどがありどうなるのだろう~?と思っていましたが、全く持ってごくごく普通に入国ができまして、ワクチンの証明書も、コロナテストの結果なども聞かれることがなく、肩透かしにあったようなくらいあっけなく入国手続きが完了しました。ちなみに空港は物凄く混雑していてたくさんの人が旅行を楽しんでいるようです。
  
ユーロ圏外からのフライトは、ターミナルZの方に到着するらしく、乗り換えの前に入国手続きがありまして、ユーロ圏内の乗り換えのターミナルAなど別のターミナルの方へ移動する形でした。幸い僕たちの乗り換えの便は隣のターミナルAだったので大きな移動もなく、時間が迫っていましたが次の便への乗り換えが乗り遅れることなくできそうでした。






15分ほど時間の余裕がありましたので、ラウンジ大好きDさんが、ルフトハンザのラウンジを見に行こう~と言うのでお付き合いして行ってきました。こちらはごく普通のラウンジでして、バーカウンターや料理が並ぶ少し手狭感のあるものでした。僕たちはカリフォルニア時間で午前1時。こちらはちょうどお昼くらいだったかな?機内であまり眠れなかった僕は体がだるく感じます。
タダでお酒が飲めるとわかるとDさんは、ここでもしっかりとワインを頂戴していまして嬉しそうにワインをおつまみとともに楽しんでいました。僕は紅茶を一杯だけ飲んで食べ物は無し。時差ぼけ睡眠不足でかなり体がだるい状態でした。さて、フランクフルトからの乗り継ぎの便はオンタイムで出発できるようで、ラウンジから帰ってくると搭乗手続きが始まっていました。








今回のフライトも一応ビジネスクラスなのですが、ユーロ圏内のフライトですと、普通のエコノミークラスの席の真ん中をブロックして隣との間隔を持たせるというだけの席でした。そんな訳で僕の隣も、Dさんの隣も席が空いていますがそれ以外は満席のフルフライトでして、コロナの影響はこちらにも、もう名残すらないな~と思わせる感じでした。
今回の目的地までは90分ほどのフライトです。途中でアルプス山脈かな~?と思われるような山が見えてきて大変きれいでした。機内食はジャーマンポテトサラダ的な一品でして普通に美味しい料理でした。デザートの方はこれまたラズベリーソースがけのチーズケーキでして、激アマでしたので一口食べて離脱(笑)。ちなみにこちらのルフトハンザ航空のクルーも素晴らしく、テキパキと働き、素晴らしいサービスをしてくれました。

さて、飛行機は高度を下げて炭水化物のたくさん食べれる国の方へ到着します~!

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1.ポラリスラウンジ@ユナイテッド航空SFO


今回のフライトはルフトハンザ航空のボーイング747のジャンボジェットです。最近はこのジャンボジェットは燃料費がかかりすぎるということでどんどんと退役しています。そんな状況下の中このルフトハンザ航空は現役でジャンボジェットを飛ばしていまして、飛行機大好きDさんは、この飛行機に乗れるのなら~と大喜びでありました。この飛行機だからルフトハンザ航空にしたと言っても過言ではありません!
この飛行機に乗ってフランクフルトまで飛び、そこから乗り換えで最終目的地に到着する予定だったのですが、どうもこの飛行機は50分ほど遅れる模様でした。僕たちの乗り換えは90分だけ。チェックインカウンターでは大丈夫だよ~とは言われたものの、50分遅れるとなると40分で乗り換えができるのか、かなり不安でありました。
 







そんな不安もありましたが、飛行機はそれ以上の遅れもなく何とか50分遅れのみで飛んでくれるようでした。僕たちの席はジャンボジェット機の2階席です。飛行機自体は古いので、最新のビジネスクラスのシートという感じではないのですが、2人で旅をするという部分ではしっかりと隣とくっついた席はなかなかいいものでした。Dさんはジャンボジェットの2階席がとっても好きであります!
僕達のエリアの担当は若くて可愛い、イケメンのアテンダントさんとベテランになるだろうな~と思われる女性でした。Dさんのネットでのチェックによりますとルフトハンザ航空のサービスは、我らがユナイテッド航空の少し上を行くくらいの程度のサービスなので期待しない方がいいとのことでした。しかしながら、僕たちの担当クルーはすごくしっかりしていて、驚くくらいいいサービスをしてくれました。

飛行機が飛び立ってしばらくした後にドリンクのサービスが始まります。再度、休暇を始めるよ~とシャンパンで乾杯!今度のシャンパンはすごくスモーキーな甘めのシャンパンでした。シャンパンとしてはポラリスラウンジのシャンパンの方がおいしかったかな~。言いたい放題ですが、旅の恥は掻き捨てということでご容赦くださいませ・・・









そして食事のサービスが始まりました。Dさんは前菜にサーモンの冷菜とホタテとエビのフェトチーネ。僕は生春巻きとビーフのフィレステーキを頼みました。見た目がいまいちのこの料理たちのお味は、予想を覆す満足のいく大変美味しいものでした!Dさんと二人で、ルフトハンザ航空を選んで間違いではなかったね~と喜んでいました。
デザートにはラズベリーソースがけのチーズケーキが出されましたが、これはかなり甘目すぎてパスさせてもらいました。食事がすべて終わり機内が暗くなりました。僕としてはもうこの時点でかなり飲んでいますので、フラフラ状態・・・いつもは機内で眠ることができないのですが今回はちゃんと寝れそうな感じでしたので、アイマスクをしてそのまま寝ることにしました。

2時間ほどの睡眠の後はしっかりと目が覚めてしまい、映画を見ようと思ったのですがもともとあまり映画を見ない人間な上、セレクションも僕が好きそうなものがなかったので本を読んで過ごしましたが、Dさんの方はいつも通り浴びるようにお酒を飲みまして、ほぼ泥酔状態で7時間ほどしっかり熟睡していました(笑)。飲み放題となると本当に浴びるように飲むDさんも貧乏性ですな(笑)。







到着90分くらい前になり、機内が明るくなり朝食のサービスが始まりました。いつもは16時間ダイエットをしている僕ですので、このように食べて寝て食べて寝ての繰り返しのため、胃がもたれているような感じになっていて、出された朝食は少し口をつけただけであまり食欲がわきませんでした。そうこうしているうちに飛行機はドイツのフランクフルト空港の方に到着しました。
時間をチェックしてみると、僕たちの次のフライトまで45分前。このままなら乗り継ぎに間に合いそうです!追い風もそれほどなかったようなのにどうしてここまで時間を縮めることができたのかは不思議なところですが、まあ、良しとしましょう。
 








到着する直前にDさんがイケメンアテンダントさんに何か頼んでいたので、何なのだろう~?と聞いてみると、着陸した後でコックピットの方を見せてほしいと頼んだそうなのです。この機会を逃したらもう747のジャンボジェット機のコックピットを見ることは叶わないだろうと思ったらしいので、ずうずうしくもお願いしたようです。幸いルフトハンザのクルーはDさんの頼みを快諾してくれました。 これまたイケメンなパイロットさんがDさんと僕をコックピットの方に迎え入れてくれまして、いろいろとみせてくれたのです。大きな飛行機の割にはこじんまりとしたコックピットにDさんはかなり驚いていたようです。それにしてもDさんの飛行機好きもここまで来ると立派なものですね!子供のように目を輝かせてパイロットの話を聞くDさんは本当にうれしそうでした。こういう旅のエピソードっていいですよね。


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