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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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1。正体不明の高熱
2.寂しく独り旅立ちます
3.異人たち
4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪
7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行に行きます!
9.道後温泉から足摺岬へ
10.足摺岬から高知と香川へ
11.金毘羅山参拝
12.再び東京へ~
13.朝散歩に桜田門と霞が関
14.甥っ子とホテルディナー
15.朝散歩は丸の内、大手町、皇居で銀座でランチ
16.夕飯は蕎麦会席
17.日本最終日



羽田空港で美味しいモスバーガーを食べた後は制限エリアに入りフライトを待ちます。とりあえずラウンジにも入れるようなのでそちらの方で、わかめサラダと鶏のから揚げを食べてみました。そういえば今回の日本旅行ではあまり揚げ物を食べなかったので、鳥の唐揚げもトンカツも食べていなかったことに気が付きました。昔は率先して食べていたのに揚げ物はもういいか~と言うお年頃になったようです(笑)。

今回の旅で感じたのが、食べ物がもの凄く控えめになったな~と言うことです。以前は日本滞在中は食いだめしているかのようにラーメンも寿司も何度も何度も食しましたが、今回は寿司は1度しか食べに行かなかったですし、ラーメンも2回くらい、アイスクリームなどのデザートもほとんど食べていなかったです。そこまで食べなくても気が済んでしまう自分が悲しいやら嬉しいやら。
 
ゲートが開くのは午後10:30でしたので、ちょうどDさんが朝起きた頃だったようで、LINEのメッセージが来ましたのでちょこっと電話で話もできました。そしてゲートが開きましたので僕も飛行機に乗り込みました。今回はエコノミークラスをとってみました。帰りの便は偏西風に乗って短いですし、夜中の便なのでサービスもかなり簡素化されているので必要ないかな~と思ったのです。

これで数十万円の節約にもなりますしね(笑)。一応一番前の席でしたので足が伸ばせますし、隣の人も小さな日本人男性でしたので圧迫感もなしで心地よい席だったと思います。ただ、やはりどれだけリクライニングを倒しても眠るためには適していないので、ほとんど眠ることができませんでした。30分くらいウトウトしただけであとは、ブログ書いたり、本を読んだり、映画を見たりして過ごしました。









今回のフライトもたぶん搭乗率90%くらいの便だったと思います。それにANA便は以前日本人率がとっても高かったのですが、お客さんの半数以上が非日本人となっていたようで、これでもどれだけの人が日本旅行をしているのかも実感できるものでした。あと2時間ちょっとで到着という頃に、朝食のサービスがやってきました。真夜中便ですし、そんなにお腹もすいていないない状態。

チョイスはパスタか3色丼で3色丼を選択。可もなく不可もないお味だったかな~。ちょこっとだけ口にした程度です。今回の日本の旅は、なぜかいつもよりもすごく疲労感が大きかったように思われます。別にこれと言って特別なことはしていないのですが、体力が衰えたのかな~?旅の途中で、もういいや~うちに帰りたいな~なんて何度も思ってしまいました。
それでも、数少ない友人と久しぶりに会うのはとっても嬉しいことでしたし(会えなかった方たちすみません)、いろいろとインスパイアーもされましたし、父親と温泉旅行をすることができたのはよかったですね。彼も大変喜んでくれたみたいですし、年に一度しかできませんが、こうして楽しみに待っていてくれるのなら、一生懸命働いてお金をためて来年もまた行けるように頑張ろう~と思います。

旅行記はこれにて終了。家に到着して数日後に酷い風邪をひいてしまい、高熱にうなされて3日間ほどうなされていました。空港か飛行機内でもらってしまった模様です(涙)。前回はコロナになったし、来年は日本からの帰国便の対策をしないといけませんな。長い間日本旅行記へのお付き合いありがとうございました。コメント欄を再開しますので楽しいコメントよろしくお願いいたします!

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14.甥っ子とホテルディナー
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16.夕飯は蕎麦会席


長かった日本での滞在もこの日が最終日です。しかし僕が乗る飛行機は深夜便なので、ほぼ丸一日まだ日本いる時間があります。ホテルの方は12時チェックアウトなのでじっくりといつも通りの朝散歩をすることができます。この日は前日歩いたホテルから北側にある丸の内とは反対の南側の方へ歩いていくことに決めました。先日の甥との食事で行ったルートに近いものです。
  
朝の新橋の通勤ラッシュアワーは皆さん黒いジャケットに黒いパンツという、ほとんど色のない服装で出勤しているようです。米国での通勤姿を見るとここまで黒づくめのような気がしませんが、これは日本で出勤時には定番の色ということなのでしょうか?女性が少しベージュや白いコートを着ている以外見事に皆さん黒に近い色でした。

そのまま芝公園方面に歩いていくと。増上寺の門が見えてきましたので、そちらに向かって歩いていくと増上寺と東京タワーのよく見かける風景が目に入ってきます。増上寺に入っていくと、増上寺、東京タワー、そして麻布台ヒルズの高い建物が見えてきました。今年の初めに日本に寄った時、麻布台ヒルズの展望台から東京タワーを見たのが思い出されますね。









東京タワーを目の前にして引き返してホテルに戻りました。この日の散歩はだいたいこれで60分ほどです。東京の街は地下鉄や電車で移動するのは便利ですが、こうやっていろいろ歩いてみると知っている場所がより近い存在に見えてくるのが面白いですね。ホテルに戻ってお風呂に入ってスッキリした後は、荷造りしました。これが本当に大変でありました(涙)。

今回は1人旅なので沢山買い物をしても自分ですべて持ち運ばないといけないですし、家族友人からいろいろなお土産品ももらってしまったので、これらすべてを制限内の重量で収めるのがかなり大変でした。それに帰りはエコノミークラスですので、重量制限も23㎏というものなので、スーツケースにいっぱい入れなくてもすぐに23㎏オーバーになってしまいました。
そんなこんなで何とか、荷物を2つに分けで重量制限内に収めることができた後は、ホテルをチェックアウトして、甥が住む豪徳寺へ行きました。前回の夕食の時に彼へのお土産品を持って行くのを忘れたのでそれを届けるために行ってきました。そのあとは、ランチ!今回まだお寿司を食べていなかったので評判の良い東京駅にある根室花まるという寿司屋の方にやってきました。

するとまさかの70人待ち!整理券を受け取ってたぶん1時間くらいかかるだろうな~と言うことで最後の買い物を有楽町&銀座近辺でして戻ってきたら丁度番号が呼ばれました。こちらではいくら、ハマチ、貝類、いかなどなど好きなものをいろいろ頼みました。まあ、普通に美味しいですが、激ウマ~と言う感じでもなかったな~と言うのが正直な感想でした。






そのあとはいろいろとふらふらと散歩して、飛行機の時間が近くなったのでホテルで荷物をピックアップして、そこからタクシーで空港へ向かいました。ホテルの立地上、銀座を突っ切る形でしたが、この日の銀座は激込みになっていて、高速に乗るまで結構な時間がかかってしまいましたが、早めに出発していたので焦ることなく、余裕のタイミングで羽田空港の方に到着することができました。
約一年ぶりの羽田空港ですが、チェックインがあまりにも簡素化されていて驚きました。ほとんどの手続きを自分でやり、グリーンカードの番号をやっとのことで探して入力するという感じでしたが、これは高齢の人はかなり難しいのではないだろうかと感じました。日本最後だ~食べ残したものはないか~?と考えたとき、あ!モスバーガーを食べていない~!と思いだし早速モス羽田空港店へ(笑)。

こちらで、モスチーズバーガーと照り焼きチキンバーガーを購入して食しました。久しぶりのモスバーガーは美味しかった!あと2つくらい食べることができたかも~なんて思ってしまいました。この後は出国手続きをして制限内エリアに向かいました。次回は旅行記最終回です!




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KMさんと会うのは僕たちが1月にラオス旅行の飛行機の乗り継ぎで日本に19時間滞在した時以来です。近況報告から、将来への展望、家族の扱い方など、同じ年ですから共通の話題もたくさんあっていくら時間があっても足りないくらいです。彼女も僕もそれほど人ととの付き合いが広いという人間でもないのですが、僕に比べるとずっとネットワークの広いKMさん。

人づきあいの下手な僕とこんなに長い間付き合ってくれる彼女には感謝しかありません。彼女は出版業界で皆さんの知る有名人を相手に大活躍されているようで、彼女が会って話した有名の方たちの話を聞くと、おとぎ話を直に聞いているようでワクワクさせられますね~。それと同時に、こんな浮き沈みの激しい業界でこれだけ活躍できるのは、彼女の誠実さの賜物だろうな~とも感じました。
  
ランチの後は銀座でかりんとうの老舗でかりんとうを買いました。これは我が家のご近所さんの90歳の日本人の方が、会話の中でかりんとうが好きなのよ~と言う話を聞いていたので、彼女は東京出身ですから、1909年創業の老舗ならもしかしたら知っているかも~?と思ってサプライズでお土産を買いたいな~と思って購入しました!その他には三越でDさんのフォアグラも買えました。

そしてぶらぶらと銀座から京橋へ、日本橋で茅乃舎の野菜出汁を買ってさすがに2人とも疲れましたので、日本橋にあるちょっと高級そうなホテルでアルコール休憩をしてみました。東京を一望できるラウンジで本日二度目の乾杯です。ちょうど陽が西の空に沈むころでしたので、綺麗な夕陽と富士山もみることができました。こういう時間ていいよね~と2人とものんびり。










東京での家の値段の高騰や、上がらない賃金問題、出版業界の苦悩などいろいろな話をすることができました。2人ともいいな~と思ったのが2人の間に全くの利害関係がないので、何を言っても変にとられることもなく、マウントしあうようなこともないので言いたいことを言いたいだけ話せるという事実が変な解放感をくれて、長いこと話し込んでしまっていました。

陽が沈んで辺りが暗くなったので夕飯はどうしようか~と考えました。最初はデパ地下かどこかで何か買ってのんびりとホテルか、彼女の港区のマンションで過ごそうかと思ったのですが、それも何となく面倒くさくなってしまいました。そしてランチが思ったより重かったので、何か軽めのあっさりしたものがいいな~と言うことで思いついたのが、蕎麦会席的な食事を出すSo Bar徳秋さん。
お仲間さんが経営するお蕎麦&Barでありまして、インスタで知り合ってからぜひ行ってみたいな~と思っていたお店であります。小さなビルの5階にあるこちらのお店は、こじんまりとして素敵な落ち着いた雰囲気のある空間でした。マスターさんもお店の従業員さんもお客さんもとってもいい感じで接客してくれるので期待が高まります。お店のメニューは、蕎麦の単品、ドリンクがあります。

そしてミニコースとフルコースの夕飯セットがありましたので、KMさんはミニ、僕はフルコースを頼んでみました。コースには有機栽培の農家から特注した野菜で作る美味しい小鉢6種がありまして、これがめちゃくちゃ美味しいのです!そこに日本酒を合わせてちびちび飲みながら会話と美味しい料理に舌鼓が打てます。次にやって来たのはお揚げさんに詰めた野沢菜と豚肉の味噌炒め。これも激ウマでした。






ここのお店は隠れ家的ですが、天井も高く窓からの景色もいいので圧迫感がありません。それに料理もお店の方もすごく素敵なので東京で洗練された生活を送るKMさんも、こんな場所があっただなんて新発見~!!すごくいい~と喜んでもらえました。ついでにKMさんは仕事上こんな人がいたらいいな~と思っていた人がお店のマスターの友人だったのでそこからのつながりも得たようです。

それにお店のお客さんの1人がKMさんに近い業界のひとだったらしく、その共通の友人の話なんかもできて、僕的にもKMさん的にも楽しい時間を過ごすことができたようでした。料理は次にお刺身の盛り合わせ、お蕎麦がやってきましたのでお蕎麦はおろしなめこを選択。お蕎麦はお店の手打ちの二八蕎麦ということで腰も風味もあって大変美味しかったです。このお店超お勧めですね~。
KMさんとの濃い時間を過ごさせてもらい僕は幸せいっぱいでした。最後にホテルの部屋で〆めのアイスクリームを食べて一日の終了でした。駅の階段でのサインが面白かったので載せておきます(笑)。交友関係の狭い僕ですが、少数精鋭で素敵な人に囲まれていて本当に幸運だな~と思える有意義な一日を過ごすことができました。年末に向かってお忙しい中、丸一日僕のために使ってくれて心より感謝です!



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14.甥とホテルディナー



美味しいホテルの食べ放題ディナーの次の日は、お腹がちょっと消化不良気味な気がしましたので、本格的に朝散歩をすることにしました。やはり食べ放題ですと食べすぎてしまう貧乏性の僕ですね。それに味が濃かったせいか、夜中にたくさん水を飲んでしまい顔がパンパンにむくんでいますので、しっかり歩いてしっかりお風呂に入っていい汗を流しましょう~。
  
この日の散歩はいつも通り日比谷公園を歩きまして、そのまま丸の内に向かいます。丸の内には第一生命の立派な本社ビルがありますが、こちらは戦後GHQに接収されGHQの本部として使われたビルとして有名ですね。そのあとは皇居のお堀端を歩き、丸の内から東京駅を望み、そのまま大手町の方までやってきました。さすが大手町、エリートサラリーマンが沢山出勤していきます。
丸の内と言えば、僕はもしかしたら今頃丸の内のOLになっていたかもしれないのですよね~。僕は過去に日本で大学を卒業した後は、丸の内にある某電機メーカーに就職することが決まっておりました。しかし、最後の最後でその内定を辞退して米国に渡ってしまったという経歴があります。ですから、丸の内を見るたびにもう一つの可能性の自分の人生がここにあったのかもな~と考えてしまいます。








もちろん内定先にはかなりの嫌味を言われましたし、米国に行ったからどうなるんだという保証もありませんでした。ただ、その頃はゲイというのは隠さなくてはいけないことであり、誰にも知られてはいけない風潮でもありました。そんな中、何の能力もなく結婚もできずに一生丸の内でしがないサラリーマンとしての人生に疑問を感じてしまっていたのです。

そんなことでいろいろな旅の結果、このままではいけないと思い今考えるとそれはもう~大胆な方向転換をしたものであります。しかし、今の人生を見てみるとそんな大胆なことをしてしまった自分を褒めてあげたくなるくらい、もちろん大変なこともたくさんありましたが、あの頃描いていた以上の素晴らしい人生を歩むことができて本当に良かったな~と素直に思えました。
そんなことを考えながら、お堀をグルリと左に曲がり平川門の方から皇居の方に入ってみました。朝の時間帯にもかかわらず結構な数の観光客が入っていきます。皇居の方は無料開放らしく、手荷物検査があるものの後は自由に出入りできるようになっていました。広大な敷地の中の庭園や建物を見て回ると、ここは東京の中心地なのだということを忘れてしまいそうになります。

ところどころ赤や黄色の葉の色が目を楽しませてくれます。皇居の中にはたくさんのボランティアの人たちが掃除をして綺麗に庭をしてくれていました。ありがとうございます。正直言って観光スポットしての皇居の中はこれと言って目玉になるようなものはないように感じます。しかしこうしてのんびりと緑の中を歩くだけでもいい気分になれますので朝散歩としてはいい場所ですね。










90分みっちりと歩いた後は、ホテルにもどってしっかりお風呂に入った後は、高校時代の友人KMさんとのデートが待っています。いつもはランチか夕飯だけなのですが、それだけでは時間が足りないということで、この日は無理行って休暇を取ってもらい丸一日デートしてもらうことになっていました(笑)。ホテルで待ち合わせしたら、彼女は盛りだくさんのお土産をくれました。

久しぶりのあいさつの後は、銀座の方へランチに向かいます。銀座にはたくさんのレストランがありますが、土地柄もあって狭い場所が多いのですね。それにランチの場合、食べたらすぐに出なくてはいけない雰囲気があります。ですからランチには開放的で、ゆっくり食べてい座れる場所を探しましたところ、こんなお店を発見しましたのでこちらでのランチとなりました。
まずは泡を開けて央ぶりの再会に乾杯~!こちらのレストランはランチではコースのみとなっていましたのでそちらをチョイス。まずマッシュルームと生ハムのアミューズが出て、お刺身の冷菜、白身魚のフライの温菜、そしてメインに友人KMさんは豚肉のソテー、僕はラザニアと頼んでみました。こちらのお店は天井が高く、開放感があり、テーブルの間隔が広くあいています。

おかげでいろいろな話をしていても周りを気にすることなく、のんびりとした雰囲気で過ごすことができました。従業員の方たちもしっかり教育されているようで、すごく心地よいサービスを提供してくれました。値段もそんなにお安くないので、それなりに身なりの良いお客さんがいるので少し緊張しますが、ぽつぽつと庶民的な人たちもいるので僕たちがいてもOKな雰囲気でもありました。

銀座にもこういうのんびりとしたランチができる場所があるのですね~。


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築地で買い物をしようと思ったのですが、目的のお店が休日だったので諦めてそのまま銀座の方へやってきました。銀座ではDさんの好きなフォアグラの缶詰でも買いに行こうかと思っていたのです。ついでに築地でランチでも食べようと思っていたけれどあまりに混んでいたので諦めました。それならランチもこちら銀座で食べましょうか~という感じでぶらぶらとしました。

まず最初に松屋、Ginza6の方を見てみることにしました。残念ながら松屋にもGinza6にもフォアグラの缶詰を見つけることができませんでした。しかし~Ginza6の食品街ではちょっとしたレストランもあり、そこにはフカヒレ専門店もあったのです。フォアグラと並んでふかひれもカリフォルニアでは動物愛護の点から食することができない食材のひとつなのであります。
それじゃ~フカヒレ行っちゃいましょうか~?ということでこちらに入店。カウンター席だけのこじんまりとしたお店ですが、暗い照明にシックな作りになっていて、さすが銀座ね~と思わせる店構えとなっていました。こちらで僕はフカヒレの姿煮そばを頼んでみました。フカヒレを食べるのは約一年ぶりですが、ここのフカヒレは濃厚なスープに煮こまれていて本当に美味しかったです!麺が太すぎたのがいまいちでしたが、それを打ち消すくらいの美味しい姿煮でしたね。










この後は銀座ではユニクロでDさんに頼まれたものを買って、ホテルにもどって少しのんびりと過ごしました。日本滞在もなかなか長くなってきましたので、そろそろ家に戻りたいな~的な気分になってきています。やはりいつもいる相方がいない上に、慣れないホテル暮らしに疲れも出てきているようですね。そろそろ大雑把なアメリカ生活が恋しくなってきてしまっているようです(笑)。
この日の夕飯は東京に住む甥っ子との食事が予定されていました。事前に甥に何か食べたいものがあるかと聞いたところ、肉も食べたいけれど魚も食べたいかも~と言うので、それじゃあ何でも食べることができるホテルの食べ放題なんかどうだい?と提案したところ大喜びでした。ホテルの方は僕が吟味して、安すぎないけれど高すぎないところを選んでみました(笑)。






こちらではズワイガニ、鯛の塩釜焼やローストビーフ、焼きしゃぶなどの選択肢の他にも中華、和食、前菜、パスタなど盛りだくさんでした。質的には、まぁ~食べ放題だしね~と言う感が否めないものでしたが、まずまずのお味でしたので甥も楽しんでくれたようです。彼は今25歳で、仕事を頑張っているようで、仕事での大変なことなどをいろいろと話してくれました。

僕が25歳の頃にはもう米国に写っていたんだな~と思うと、自分って結構大胆だなと感心してしまいます(笑)。それとも甥が幼く見えるだけなのかな~?彼は当分はこちら東京で暮らしていきたいようですね。若者が一生懸命頑張っている姿はおっさんとしても応援したくなります。2人ともいろいろ話をしながら沢山の料理を堪能して、デザートタイムとなりました。
こちらではケーキ各種とモンブランにアイスクリームがありまして、少しづついろいろと試して夕食は終了。意外と楽しい2時間でありました。甥は食事のお礼を言い、別れ際にお小遣いをあげたら目を輝かせて嬉しそうにありがとう~を連発してくれました(笑)。また今度日本に来たら一緒に食事ましょう~と言って別れた後は、増上寺と東京タワーが同時に見えるスポットを見つけて写真を撮って、少し迷いながらもホテルに戻ることができました。




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12.再び東京へ~



再訪問の東京での朝がやってきました。この日の朝散歩を開始します。まず最初はホテルを出て日比谷公園の方に向かいました。この公園はよくサラリーマンの休憩場所としてテレビで中継されていたりしますね。噴水の周りでお昼を食べて寝転んでいる姿を昔よく見かけました。日比谷公園は大変広く池や噴水があり、池の周りには今では赤や黄色に色づいた木々の葉を見ることができました。
  
紅葉と言っても今はもう12月、日本がもの凄く今年は暖かかったと聞きますが、その影響なのでしょうか?四国でもほとんど紅葉を見ることができませんでしたが、東京でもやっと木々の葉が赤や黄色に変わっていくことが見られます。銀杏に至ってはまだまだ緑の部分も多く、黄色く変わるのはまだ時間がかかりそうな気配でありました。この日も東京は暖かでした。

日比谷公園のそばには帝国ホテルもありました。公園を通り抜けた後は皇居のお堀端を歩き、警視庁のある桜田門に到着しました。この建物もよくドラマやテレビのニュースで見かけるおなじみのものでありますね!ちなみにこれらのブログの写真は全て壊れて液晶が見えないカメラから撮っております(笑)。そんな訳で少しずれていますが良しとしましょう~








警視庁をぬけると国会議事堂が見えてきます。国会議事堂の目の前の通りには見事な銀杏の木が植えてあり、こちらも少し緑が勝ってはいるものの、だいぶ黄金色に染め上げられているのが分かります。この散歩で国会議事堂まで来て訳30分ほど。ここから折り返し地点としてホテルに戻ります。そのままの道を引き返すのではつまらないので、少し帰りのルートは変えてみましょう。
帰りのルートは霞が関の方を縦断する感じで歩いてみます。まず最初に見えてきたのは、外務省!この入り口もよくテレビドラマやニュースで登場するのでおなじみの風景ですね。そして僕がこちらを歩いた時は午前9時でして、皆さん出勤していましてまさに出勤ラッシュ。外務省と言えば日本が誇るエリートたちですね。エリートさんたちが颯爽と歩いてくる姿はなかなか見ごたえがあります。

皆さん綺麗なお召し物で、カリッと身だしなみを整えてエリート感がもの凄く出ていました。外務省は意外と女性が多かったように思われます。それも容姿端麗の方が多かったようです。僕はちょこっと好奇心で、彼らの平均年収を年齢別に調べてみたのですが、意外と低くて驚きました。僕は彼らの倍以上もらっているぞ~とハシタナイ対抗心でマウントをとって自尊心を喜ばせていました(笑)。







後は財務省官僚や文化庁官僚などを見ましたが、やはりその省庁で何となく特徴があるようで見ていて面白かったです。こんな感じで朝の散歩を終えた後はホテルに部屋に入ってシャワーを浴びて、ゆっくりお風呂に入ってのんびりした後に買い物に出かけました。まず最初は築地です。築地で乾物を買いたいと思ってやって来たのですが、来て驚きです。激込みですよ~。
築地は外国人に占領されていました(笑)。物凄い数の観光客でごった返していて、皆さんいろいろな食べ物をトライしては写真を撮って楽しんでいるようでした。残念なことに僕が行きたかった乾物屋さんはこの日閉店しており、目当てのものを買うことができませんでしたが、沢山の観光客を見ているだけでも楽しいエンターテイメントとなっていましたので、これはこれで満足でありました!

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父との温泉旅行も終わり、東京へ戻ります。今回の旅行でも感じたのが、実家はもう帰ってくる場所ではないなということでした。父との関係は良好ですが、この家はもう既に兄夫婦のものであり、僕は実家には泊まることはなくホテルに泊まっています。やはりこちらも向こうも他人が家に来るということで気疲れしてしまうだろうということからです。僕としてはホテルの方が数倍楽です。
  
皆さんいい人達なのですが、アメリカ生活が長いからなのかわかりませんが、基本的に価値観が合わないというか、いや価値観ではなく生活スタイルが合わないと言った方が正しいかもしれませんが、何か全てにおいて僕の生活リズムとズレるのですよね。例えばでいえば、朝昼晩しっかりと食事をするところ、ほぼ毎回その食事に白米が出る、家に行くと必ずテレビがついている、スポーツの話で盛り上がる、アルコールと全く飲まないなどなど。
大したことではないのですが、こういう小さいものが積み重なるとやはりどこかで歪みが生じて疲れますね。よく独り暮らしをしていて実家に帰ったよ~的な報告を知り合いから受けますが、あっけらか~んと何の違和感もなく仲良くしている報告を見ると、羨ましくもありますが自分にはもう無理だな~なんて思ったりもします。そんなことを考えた実家訪問でありました。












さて、僕は東京の方に舞い戻ってきまして今回は日比谷公園のすぐそばに宿とをりました。チェックインした後、急いでビックカメラの方に向かいまして、壊れたカメラの新しいものを買いに行ったのですが、驚愕の事実を知らされました。それは現在デジタルカメラは、撤退している企業が多くもともとの品数がなくなっているとのことでした。

そして最近若い人の間では携帯ではなくデジカメで写真を撮るということが流行っているらしく需要に供給が追いついておらず、ポケットサイズのデジタルカメラの分野ではほとんどの機種で入荷待ちが6か月ほどになっているとのことです。そして僕の持っていたカメラは特に人気なので、予約してもいつ入荷できるかわからず、予約を受け付けてもいないということでした(涙)。
しかし、ランダムで入荷することはあるのでこまめにお店の方をチェックすれば運よく見つけることが出来るかも~と言う、なんとも言いようのない現実を突きつけられました。そんな訳で当分は液晶のない状態で壊れたカメラを使わなくてはいけない状態です。自分の馬鹿さ加減に嫌気がさしますな。がっくりと肩を落とし、ホテルのチェックインができる時間になりましたのでホテルに戻ります。

今回泊まった場所は初体験ですので、いろいろと歩いて回るのが楽しみな予感がします。この日の夕飯は、テレビやメディアで大活躍のYMさんとお食事ができますのでワクワクです。彼は僕が知らない世界のことをいろいろと教えてくれるので楽しみですね~。まだ待ち合わせまで時間があったのでいろいろとホテル近辺の新橋エリアまで歩いたのですが、いろいろとお店や不思議なテナントビルがあって面白い!









特にテナントビルは、妖しげな片言の日本語でのおねいさんの呼び込みが激しくディープな感じがします。そんな感じでふらふら歩いていたらYMさんからメッセージで待ち合わせの場所に到着~ときましたのでSL広場の方にやってきました。久しぶりに会うYMさんは、同年代なのにオサレで洗練されていて若々しい~!やはり、こういう業界で活躍するとオーラが違いますな!

今回のお食事は僕のリクエストで京都風焼肉ホルモン焼き店方にやってきました。このお店をどこかのYouTubeで見かけまして、食べてみたい~と思っていたのでお付き合い願いました。お店の方はテーブル席6つくらいのそれほど大きくない店ですが、テーブルとの間隔に余裕があるのでのんびりとくつろげる感じです。まず最初に久しぶりの再会に乾杯~!僕は焼酎のソーダ割です。
こちらのお店では牛タン、ハラミ、ロース、ミノ、センマイなど僕が食べたかったものを中心に頼みましたが、どのお肉も質が良くものすごく美味しいのです!やはり焼き肉屋は食べ放題ではなくこうしたちゃんとしたお肉を扱うお店に行くのが、年を取った量より質の世代には正解な気がしました(笑)。美味しい食事の後は、新橋にある男性の好きな男性の集まるお店で飲んでいい気分に~。

最後の〆には僕が見つけた真鯛ラーメンなるものを試したのですが、とんこつに比べるとあっさりとした鯛出汁のスープがとっても美味でありました。こんな感じでいろいろな話をしていろいろな店を回ってYM氏とめちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました。超過密なスケジュールの中、僕に時間を作ってくれて本当にありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

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さて、この日は父との温泉旅行の最終日となりました。朝はいつも通り、源泉かけ流しの部屋付きの温泉に入って、本を読んでのんびりと過ごさせてもらいました。窓からの景色には朝日があたてオレンジ色に見える部分もありまして、少しだけですが葉の色が赤や黄色に色づいているのが見られます。そういえば今年は紅葉のシーズンが遅いそうで、四国で色づく葉をはほとんど見らませんでした。
お風呂に入ってスッキリさせた後は、朝食です。こちらのホテルでの朝食は食べ放題。これは危険ですね~。僕は野菜中心にいろいろと持ってみましたが、父の方はどれもこれも盛沢山で、おまけにご飯も2膳という、齢83にして物凄い量を食べていました。もちろんのことながら2人ともこの日はお昼時間が過ぎてもお腹が減らず、昼食は取ることができませんでした(笑)。










僕達はこの日岡山発の2時半くらいの新幹線に乗る予定でしたので、まだまだ時間があります。金毘羅山から岡山まで車で1時間ちょっと。父の方も金毘羅山の方へ登ってみたいというのでお付き合いすることにしました。この金毘羅山の本堂までは急な階段を700段近く歩いていかなくてはいけません。しかし父はそれくらい余裕だ~というので、ほんとかな?と思いつつも2人で登ることにしました。
金毘羅山は初体験ですが、参道にはいろいろなお店があって楽しいですね。饅頭、せんべい、ソフトクリーム、誰が一体買うんだろう?と思われるようなおみやげ品。昭和の香りがプンプンする、時代に取り残されたようなお店がたくさんあって、見ているだけで懐かしく楽しいものがあります。その参道は急な階段がいくつもあり、ゴルフで鍛えた父もひいひい言っていました。







僕は日頃の散歩で鍛えているせいか、全く苦にならず簡単にどんどんと階段を上ることができまして、父が休憩をするたびに彼に合わせてのんびりする余裕さえもありました。父の方はこういう勾配はゴルフではあまりないからきついな~年だな~とぼやいていましたが、転倒しないかひやひやしていましたがそれでも休み休み何とか本堂の方までしっかりとした足取りで登りつくことができました。
僕は基本的に何の神様も信じないので、別に参拝はしなくてもいいし、おみくじもお札もお守りも何の興味もありません(笑)。しかし父は昭和初期の男子、しっかり列に並び、拝礼していろいろとお札などを吟味して、神社の聖なる馬らしきものを見て香川の街が一望できる景色を眺めて金毘羅山を満喫できたようです。ちなみに金毘羅山には資生堂パーラーのカフェもありました!

もちろんのことながら、朝食を山盛り食べすぎた僕たちは、甘味などはいる余裕もありませんでした(笑)。










金毘羅山をぐるりと回って、ホテルの駐車場に戻って車を出発させます。行きはしまなみ海道を通りましたが、帰りは瀬戸大橋を通ります。父も車で瀬戸大橋を渡るのは初めてのようで、大きな橋が見えてくると大興奮です。全長9000m以上もあるそうで、本当にこれは大きな橋でありました。瀬戸大橋には途中展望台のあるパーキングエリアがありましたので、そちらで休憩。
こちらで、写真を数枚撮って帰ろうとしたところ、僕は誤ってデジタルカメラを車のトランクのドアーに挟んでしまい、カメラはモニターが破壊されてしまいかなりショックを受けてしまいました。最近買ったばかりのものなのに・・・父には何も言わなかったのですが、岡山駅までかなり動揺して運転していたというのは内緒であります。
カメラ自体の機能はあるようなので写真は撮れるのですが、ファインダーがないこのカメラで液晶がほとんど写らないためどこをどう移しているのかわからない状態なのであります(涙)。そんな訳でこれからの写真は対象物がうまく入っていない可能性がありますので、そんな写真を見たら、あぁ~液晶なしでこの写真撮っていたのね~と思ってくださると幸いです。








さて、旅の方ですが岡山駅まで無事事故もなくたどり着くことができました。今回の走行距離は700㎞以上で、さすがプリウス!一度も給油する必要がないというマイレッジで驚かされました。僕は日頃10年落ちの古い日産のCubeに乗っていますが、さすが最新号のハイブリットですね~比べ物にならないくらい乗り心地が良く、防音性も高く、ガスマイレッジが良くいい経験となりました。
いつもはレンタルカーは、ほぼ最安値のものを借りていたのですが、ある程度のランクを借りると運転も座っている時間もこんなに心地よく違うものなのだ~と言うことが分かり、これからは一番安いものではないランクを借りるようにしよう~といい勉強になりました。これにて父との温泉旅行は無事終了しました~!お付き合いありがとうございます。

僕の日本滞在記は、まだまだ続きます。






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1。正体不明の高熱
2.寂しく独り旅立ちます
3.異人たち
4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪
7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行に行きます!
9.道後温泉から足摺岬へ


足摺岬の宿の朝がやってきました。この日も僕は午前6時くらいに目が覚めてしまったので、絶景を楽しめる露天風呂の方にやってきまして、本を読みながら朝の優雅な時を過ごしました。少し冷たい海風に吹かれながら、アツアツの温泉に下半身入って目が疲れたら空の雲や、波をぼんやりと眺めているなんて心が癒されるというものですね。今読んでいる本はこちら(花の鎖)です。
     
7時くらいには父も目が覚めて、僕が温泉を出てくると入れ違いくらいに温泉にやってきました。そのあとは朝食です。こちらのホテルでは洋食と和食を選ぶことができましたので、僕達2人とも和食を選択しました。和食は宇和島鯛めしというものでありました。これは鯛の刺身が出汁醤油に漬けてありまして、これに生卵を溶いて、ご飯にかけて食べるというもののようです。究極のTKG!

最初は生魚&生卵か~慣れない朝食だな~とは思っていたのですが、郷に入っては郷に従えということでトライしたらものすごく美味しく、鯛は熟成してあったのかもしれませんね。鯛の白身の甘みが強く、僕も父も感激してしまうくらいの美味しい朝食でした。この朝食会場はイタリアンレストランとしても利用されていて、映えるレストランとして人気があるとのことでした。








朝食の後はホテルをチェックアウトしまして、足摺岬の周辺を散策してみました。ホテル自体が国立公園内にあるので、歩いていける距離にも絶景が楽しめるスポットがあるとのことでしたので、そちらの方に歩いてみると小さく湾になった崖の上から海を見下ろすことができる場所でして、深く透明なきれいな海の色が印象的でした。
車で5分の距離には、足摺岬の灯台がある場所の方に行ってきました。こちらは多分人気のつりスポットなのでしょう。小さな小島にたくさんの釣り人が釣り糸を垂らしていて、釣りを楽しんでいるようでした。きっと彼らはつり宿などに泊まって、そこの宿の出す船でこういう小島に連れてきてもらい、一日中釣りを楽しむというものなのでしょう。

足摺岬の海の色はきれいな青で美味しい魚が沢山いそうでした!











足摺岬を後にして車を北上させていきます。車で2時間半ほど行くと高知市の方にたどり着けます。高知市には坂本龍馬関係の観光スポットも多数あるようですし、桂浜も有名ですね。しかし、父はもう何度もこれらを見たことがあるというので、行かなくてもいいとのことでした。それじゃあ、お昼ご飯は何かリクエストがありますか~?と聞くと、カツオも食べたし、別に何でもよいとのことでした。
それじゃぁ~ひろめ市場なんてどうだろう~と思いそちらの方に連れて行くことにしました。ひろめ市場は観光客相手の、飲食店がたくさん詰まったフードコートのようになっていて、いろいろなお店で土佐高知のグルメな食べ物を買ってきて、店内に置いてあるテーブル席で自由に飲食をすることができるような作りになっていて、昼から皆さん宴会をするというので有名な場所なのだそうです。

ここならば、好きなものを好きなだけ買って楽しむことができますね。父はコロッケや焼き鳥などを買い、僕は生シラス、生牡蠣、鱈の真子、子持ちイカなどを頼んでみました。こういう雑踏的なお店は大人のエンターテイメント的な要素があるみたいで、父は目を丸くしていろいろなお店を楽しそうに見て回っていまして、ここはいいね~気に入ったよ~と喜んでもらえました(笑)。









エンターテイメント満載のランチの後は車を再度北に運転します。ここからは一般道ではなく高速があるので運転が楽でした。足摺岬から高知まではくねくねの一般道でしたので、距離的にはそんなにないのですが、速度が遅いのでかなり時間がかかりました。そして高知から、次の宿である金毘羅山はほとんどが高速でつながっていたので、あっという間にホテルに到着しました。
今回のホテルでも最上階の角部屋で、金毘羅山や参道が見え、部屋付きの露天風呂は源泉かけ流しでした。この部屋にも父は喜んでくれたようでほっとします。父は、チェックンの時にゴルフの中継をテレビでやっているのを見て大興奮。早速部屋のテレビでゴルフ中継を見始めました。またクラブラウンジがこのホテルにはあり、僕達の部屋はアクセスがOKとのことでした。

それじゃ~とそちらの方にお邪魔してみまして、金毘羅山で作られるという地元の焼酎のソーダ割とおつまみを楽しませてもらいました。これがなかなか美味しくって、本を読みながらのんびりと焼酎のソーダ割りをクリスマスソングの流れるラウンジで気が付いたらかなり濃い目の2杯目を飲んでしまい、あっという間にほろ酔いでいい気分になってしまいました~。








ラウンジでほろ酔いになって部屋に戻ると、父はもう既に大浴場の方へ行ったようでした。僕は源泉かけ流しの個室の温泉の方に入り景色を眺めたり、本を読んだりして父が帰って車で1人の時間を温泉と共に堪能させてもらいました。温泉は少し熱めでしたので、下半身浴にして長い間びっしょりと汗が出るまで入ってみると、体の方も浄化されたような気分になれます。

僕が温泉を楽しんでのんびり寛いでいると、父の方も大浴場で汗を流してスッキリしたようでした。暫くの後夕飯の時間になりましたので、夕食会場の方へ足を運びました。この日の夕食は懐石でして、地元の食材をふんだんに使った料理を提供してくれます。メインとしては、お刺身の盛り合わせや鯛鍋と地元産の牛のステーキでして、どれも文句のつけようがない美味しさでした。
おもしろかったのが、さすが香川とというのでしょう。この懐石にはうどんのお替りし放題がついていまして、昆布、ぶっかけ、おんたま、肉、カレー、昆布など様々なうどんを好きなだけオーダーすることができるシステムになっていまして、僕は肉うどんとカレーうどんを頼みました。この時点でかなりお腹いっぱいで、なんとか〆の炊き込みご飯とデザートを完食しました。









どのお料理もしっかりと作られているのを感じられ大変満足のいくものでありました。この食事の後は、部屋でうだうだして、温泉にまた入って2人とも午後10時くらいには眠りにつきました。毎日食べてはねての生活は贅沢極まりないものです(笑)。この日の走行距離はこんな感じ。毎日運転していますが、プリウスなのでガソリンがそれほど減らないのが素晴らしいですね~


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3.異人たち
4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪
7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行行きます!



道後温泉での朝がやってきました。昨晩には結構激しい雨が降ったりしたようで、夜中に雨音が聞こえていました。今朝は地面がしっとりと濡れてはいるものの、曇り空の中にも青い空が見えました。僕は朝の5時半くらいに目が覚めて、お茶を入れてネットと見たりしてのんびりと過ごしました。このホテルの展望温泉は午前6時からというのでそれまで布団の中でまったりと待ちました。
     
午前6時と共に浴衣に着替えて温泉に入ってきましたが、結構な人がもう既に起きて温泉に入っているのを見かけました。しかし、皆さん日本語を話していないのを見ると、中華系の方たちであるとわかりますが、彼らも朝風呂を好むとは驚きでした。でも、いいですね~朝風呂!眠気も吹っ飛んでスッキリします。帰ってくると窓からは松山城も、松山市の市街地も見えました。









温泉から帰ってきた後は、ブログをせっせと書いてから父親を起こして朝食会場へ向かいました。このホテルでの朝食は食べ放題スタイルで、地元の食材を使った美味しそうで健康そうな食べ物が並びます。僕は通常朝ご飯を食べないのですが、こういうホテルには朝食が必然的についてきますし、朝食大好き人間の父に付き合って食べるようにしています。
父は83歳にもかかわらず、おそろしいほどの直欲を示し美味しそうにたくさんの食べ物を食していりました。食事の後は、父が道後温泉本館の方に温泉に入りに行くというので、僕は部屋についている源泉かけ流しの温泉の方に本日2度目の入浴を本を読みながら楽しませてもらいました。こちらの温泉は無色透明で、それほど肌にねっとりとするものではなくどちらかというとさらりとした温質ですね。









僕が部屋の温泉に入っても、父が帰ってくる気配はありませんでしたので、道後温泉の商店街の方に買い物に出かけてみました。この日の朝食で食べた麦みそなるものはこちらの地方ではよく使われる味噌のようで、大変美味しく気に入ったので買ってこようと考えたのです。幸い、無添加の塩、麦、麹だけを使った美味しそうな麦みそが売っていましたので即購入!家に連れて帰ります~♪
道後温泉にはアーケードのついた商店街があってみているだけも楽しいものです。僕達の泊まっているホテル側からアーケードを反対の方に歩いていくと、道後音温泉駅がありまして、駅舎にはスタバが入っています。この駅から松山駅までの直通電車が走っているようで、週末には坊ちゃん特別電車も運行されているとのことでした。道後温泉は思ったよりこじんまりとして、心地の良い場所でしたね。








ホテルをチェックアウトした後は、再び車に乗り松山道を経て足摺岬の方へ向かいました。道後温泉から足摺岬までは車で約4時間半という長丁場。しかし僕たちはそれ程急いでもいないので、途中駅の道に泊まってお土産物を見たりして、地元のおつまみなどを買ってのんびりと道中を話をしながら進みました。最新のプリウス号は快適でありました!
父親とこんな長い時間密閉された空間で過ごすのはどうだろう~と前はよく考えましたが、喋らないときはお互い黙っているし、話したいことがあれば聞いてあげるということを無理なくしてみると、それほど苦痛な時間でもないものであるというのが、最近の温泉旅行から学んだことでした。要するにあまり気ばらずに、なるようになるさ~程度の感じで過ごせばいいのでしょうね。

それにしてもこんな自分が、父親と毎年温泉旅行に行くとは思ってもみませんでした。正直言って父とはそんなに近い関係でもありませんでしたし、父は昭和初期の長男として、明治生まれの祖父に大事に大事にとだてられた人間ですので、怖いだけの存在でブリブリの筋金入りの義である僕と会うはずがありませんでした。しかしこんな時間を今は一緒過ごしています。人生はどうなるのかわかないものですね。





そんな感じで4時間半を過ごし、気が付けば今回の宿のある場所に到着しました。この宿は国立公園の中に唯一ある昔からある温泉宿のようで、ある程度リノベーションをしてモダンになっていました。海辺の断崖にあるホテルからの景色は、目の前を太平洋が広がり絶景でありました。まず最初にラウンジでウェルカムドリンクの抹茶とお手製のプリンをいただきながら、チェックインを済ませます。
そして僕たちの部屋の方に案内してもらうと、もともとは2部屋だったという和室の壁をぶち抜いて1つの部屋にしてリノベーションしたという、なかなか広くてこれまた絶景の色がる大変素敵なお部屋となっていました。部屋付きのドリンクは料金に含まれているとのことで、僕は調子に乗って地元産のビールを2杯飲ませていただきました。そのあとは絶景の広がる露天風呂へ。









この露天風呂は本当に壮大で、僕達が入浴していた時に夕日が海に沈み、空が一面オレンジ色に染まってそれは素晴らしい光景でした。こんな温泉なかなかありませんね。この温泉には、温泉にうるさい父親もかなり喜んでおりました。しっかりと温泉を堪能した後は、夕飯になりました。夕飯はイタリアンと、和食のレストランがありましたので、僕達は和食の方を選択しました。
和食のコースは土佐の食材を使ったという、土佐懐石なるものが提供されました。最初にメニューを見た時にこじんまりとしたコース設定に、どうだろう?足りるかな?なんて思ってしまいましたが、土佐の四万十川で採れたウナギの白焼き、手がな海老、鮮魚の盛り合わせ、カツオの藁焼きの実演まであるうえに、地元牛のしゃぶしゃぶ、鯛めしという感じで盛沢山でした。

かつおの藁焼きは、わらの焦げた煙がかつおの美味しさを引き出していましたし、付け合わせのミョウガやニンニクもいいアクセントになっていました。地元でとれる麦酒牛のしゃぶしゃぶは、しゃぶしゃぶの出汁が、宗田節で作られていてしゃぶしゃぶするだけで出しを纏い激ウマでした。〆に鯛めしと、四万十蜆汁で、お腹いっぱい。どれも本当に美味しくて2人とも大満足でした。








この後は再度温泉に入ってのんびりした後は就寝しました。
この日の運転ルートはこんな感じ。
プリウスは思った以上に運転しやすくて大変よかったです!


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