San Franciscoのひとりごと...３ 3月7日

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アメリカ西海岸の小さな町で　付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと　
慎ましく暮す男の地味でありふれた　日常生活日記

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3月7日

2021/03/09 (Tue)

今週の土曜日は、前々から行きたいね～と話していた菜の花さんの働いているカフェの方へ行ってきました！家から車で内陸部の方へ向かうので決して近所とはいえない距離かもしれません。しかしこちらのカフェの食事が格別に美味しいことやリラックスできる雰囲気、それに菜の花さんとの会話も楽しいので頻繁にとは言いませんが、時々こうやって足を運びたくなります。

現在はコロナの影響で店内での営業はありませんが広い駐車場の一部を屋外レストランのパティオのように使っているので，青い空を望みながら外の空気を吸って気持ちよく食事をすることがができるようになっています。席と席の間も程よく保たれているし、従業員の方たちがしっかりと消毒しているのでコロナの心配をすることなく食事ができるのではないかと思います。

Cafe Attila

2211 San Ramon Valley Blvd # B,

San Ramon, CA 94583

さて、お昼少しすぎに到着したときはほとんどのテーブルが埋まっているくらい混んでいまして、菜の花さんも大忙しで働いていました。僕たちはちょうど開いたテーブルの方に待ち時間なしで座らせてもらうことができラッキーでした。まず最初はビールとワインで乾杯！週末くらいは制限ダイエットからも解放される2人です。青い空の下、昼から飲むビールはいいですね～♪

この日Dさんは一応健康管理の一環としてヘビーなものを頼まず、サーモンの一皿を頼みましたが、これがまた見た目に素晴らしくお味の方も一流レストランに引けを取らない美味しさだったようでお大喜びでした。それにこの料理には下にLintel豆が入っていたのですが、この豆は塩分の排出を助けるカリウムが豊富に含まれている食品なのでこれもDさんを喜ばせるものでありました。

僕の方は通常何となくもっとリッチでヘビーなものを頼むのですが、今回は何となくもう少しライトな感じが欲していましたので、チキンサラダのサンドイッチを頼みました。これはシュークリームのような形のパンの間にチキンサラダが詰められているものですが、クランベリーやナッツ、シャキシャキ感のある野菜が程よいマヨネーズで和えてあって絶品でした！

菜の花さんがテーブルの方に来たので少し話したのですが、実は1年前の同じころ僕たちはこちらのカフェの方に3人でやってきていたのです。その頃Cocoはもう既に病魔に襲われていて、治療のすべもなく緩和ケアーをしていました。鎮痛剤を使用したところ気分が高揚したらしく、家からこちらのカフェの方に車で、ずっと窓から顔を出して気持ちよさそうに風を感じていました。

あれからもう1年経ってしまっているのですね。Cocoが亡くなってからShelter in Place(外出制限)が布かれ、皆さんのご損時の通り真っ暗な2020年の幕開けとなったのですね。その直前の明るい華やかな一日でした。カフェの方に到着してからはずっと車の中で眠っていましたが、僕たちの食事が終わるころ窓から顔を出してこちらの方を見ていたので菜の花さんにも挨拶することができましたね。

その時の写真をこうしてのせてみると１年前がずっと遠い昔のようにも感じますし、つい先ほどのことだったようにも感じます。この写真を見てみるとCocoの顔は少し陰りのあるもののそれほど健康を害しているようにも見えないのが救われます。しかしこの頃にはほとんど食事をとることしなくなっていて、自分で自分の命の終焉の準備をしていたような感じでした。

一年前に菜の花さんのところのカフェに行った時はCocoとの散歩もでき、Cocoもドライブをしっかりと楽しむことができ、初夏を思わせるような暖かな日差しの下とっても楽しい時間を過ごすことができました。これは僕とDさんにとってCocoの最後の辛い日が始まる前の最後の輝きを持ったようないい思い出の瞬間となったような気がします。

Cocoはこの楽しかった菜の花さんのカフェを訪れた10日後、2020年3月7日の深夜、もう少しで日にちが変わろうとしていた午後11時57分ごろ眠るようにその一生を終えました。Cocoが亡くなって1年が経ちました。犬のいない生活にようやく慣れてきた感がありますが、ふとした時にCocoの形跡を感じると、Dさんも僕もCocoに会いたくなり胸が苦しくなります。

今日家に掃除機をかけたのですが、ごみ箱に捨てた掃除機で吸い込んだごみをふと見てみるとCocoの白い毛が混じっていました。一年経ってもまだこうしてCocoの痕跡があると胸が締め付けられます。これを書いているだけで恥ずかしながら、また涙が出てきてしまっています。できることならもう一度Cocoが嫌がるくらいギュッと抱きしめて、Cocoの匂いを胸いっぱいに吸い込みたいです。

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JapanSFO ｜2021　くらし Comment(6)

Comment

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無題

その時の記事、覚えてます！！
あれから1年なんですね。
私もCocoちゃんが恋しく思います。

私もそうですよ。
もうすぐ8年になるのに、未だに前猫の夢を見て、思い出して涙が出ます。

ree 2021/03/09(Tue)04:17:29 編集

reeさんへ～

>その時の記事、覚えてます！！
>あれから1年なんですね。
>私もCocoちゃんが恋しく思います。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

覚えていてくださってありがとうございます。
そうなのです、もう一年経ってしまいました。
Cocoのいない生活にもだいぶ慣れてしまっているのも悲しいです。

>私もそうですよ。
>もうすぐ8年になるのに、未だに前猫の夢を見て、思い出して涙が出ます。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

8年もたった今でも思いだすのですね
僕たちもきっとずっと心の中にCocoのことを深く刻んで生きていくのでしょう

2021/03/10 01:03

はやいなあ・・・

そっか、もう1年たつのか。
去年はコロナ、まぁ今もコロナだけど、本当にはやくなんとかなってほしいわ。

車の中から、何を見てたんでしょうね。うわーたまんないわ。( ﾉД`)ｼｸｼｸ

思い出すときにはそばにいるっていいますよね。こうやって記憶に残ってるだけでもある意味「生きてる」ってことなのではないのかなー？？

マッチョかーさん 2021/03/09(Tue)16:38:12 編集

マッチョかーさんへ～

>はやいなあ・・・そっか、もう1年たつのか。
>去年はコロナ、まぁ今もコロナだけど、本当にはやくなんとかなってほしいわ。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

あっという間に1年が経ってしまいました
コロナの終焉を望むばかりです・・・
でも、まだまだ続くのでしょうね～

>車の中から、何を見てたんでしょうね。うわーたまんないわ。( ﾉД`)ｼｸｼｸ
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

そうですね
一体何を思い何を見ていたのでしょう
楽しいことを思ってくれていたらいいな！

>思い出すときにはそばにいるっていいますよね。こうやって記憶に残ってるだけでもある意味「生きてる」ってことなのではないのかなー？？
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

いい言葉ですね～
そうですね
そう思うようにして、たまに写真を見て涙して、たまにDさんとCocoのおバカなエピソードなんかで盛り上がるようにします！

2021/03/10 01:08

無題

お久しぶりです、うららかな日差しのCocoちゃんの姿に恋しさたまらずコメント書きに来ました。
もう20年以上経ちましたが、私も未だに初代の老犬がゆったりくつろいでその毛が日差しをあびて光っている夢の中のような描写をクリアに思い出します。そのあとの大型犬介護、大変だったのですが、ふしぎといつの間にか一番最初に思い出すのが、その光景です。においを恋しく思う気持ちも痛いほど共感します。

きっと思い出す時はいつもそばで見守っていてくれていますよ。大きな大きな愛を残していってくれて、ありがとう、Coco。

Ryoko 2021/03/10(Wed)12:02:30 編集

Ryokoさんへ～

>お久しぶりです、うららかな日差しのCocoちゃんの姿に恋しさたまらずコメント書きに来ました。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

おお～Ryokoさん、お久しぶりです南国の国ではいかがお過ごしでしょうか？

>もう20年以上経ちましたが、私も未だに初代の老犬がゆったりくつろいでその毛が日差しをあびて光っている夢の中のような描写をクリアに思い出します。そのあとの大型犬介護、大変だったのですが、ふしぎといつの間にか一番最初に思い出すのが、その光景です。においを恋しく思う気持ちも痛いほど共感します。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

そうなのですね。やはり初代って、それに自分が大人になってから育てたい縫って格別な思いがあるものなのですね。
Cocoは僕にとってもDさんにとっても大人になってから初めて育てた犬でもあり、2人で一緒に暮らした犬ということもあり、まるで自分の分身のようなくらい強い思い入れがある犬になりました。きっとこれからもこのCocoの姿を何度も思い出すのでしょうね。

>きっと思い出す時はいつもそばで見守っていてくれていますよ。大きな大きな愛を残していってくれて、ありがとう、Coco。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

Cocoのおかげで僕たちはどれだけの素晴らしい時間を過ごせ、いろいろな人と交差することができたのです。ちょっとおバカな犬でしたがそういうところも含めてやはり一番かわいい犬でしたね。

2021/03/11 00:53

無題

Attila！
菜の花さんカフェ、行きたいなぁ。味もサービスも最高ですよね。

ワキ 2021/03/10(Wed)14:12:27 編集

ワキさんへ～

>Attila！
>菜の花さんカフェ、行きたいなぁ。味もサービスも最高ですよね。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

はい～♪
相変わらず料理のおいしさはピカイチでした！
もう少し近かったら頻繁に通ってしまいそうです(笑)

2021/03/11 00:54

無題

1年経つのですね。
私もcocoちゃんが恋しいです。
久しぶりにcocoちゃんの顔が見れて嬉しいです。かわいい目、かわいい耳！
sfoさんの料理写真に写り込むcocoちゃん思い出します。
きっとcocoちゃんは、今も色んな人達の心の中で
かわいく元気に過ごしてますね。

cotton 2021/03/11(Thu)18:56:52 編集

cottonさんへ～

>1年経つのですね。
>私もcocoちゃんが恋しいです。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

この一年が長いといえば長かったですし、あっという間に過ぎたといえばそういえる感じでした。やはりCocoはいつまでも僕たちのアイドルです・・・

>久しぶりにcocoちゃんの顔が見れて嬉しいです。かわいい目、かわいい耳！
>sfoさんの料理写真に写り込むcocoちゃん思い出します。
>きっとcocoちゃんは、今も色んな人達の心の中で
>かわいく元気に過ごしてますね。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

Cocoは食べ物大好きでしたので僕たちが調理したり食事するとじっと見守ってくれていまして、何とかおこぼれをもらえないかというチャンスも虎視眈々と狙っていました。しかし、最後の方はそれさえもしなくなり食事中の僕たちはとっても寂しかったことを思い出します

2021/03/12 01:12

無題

最後の写真、とても見覚えがあります、Cocoちゃん、身体は辛いかもだけど幸せそうだなって、心から思いました。
コロナが大問題になるほんの直前だったのですね、遠い昔のことのようです。

こぐれん URL 2021/03/14(Sun)15:41:35 編集

こぐれんさんへ～

>最後の写真、とても見覚えがあります、Cocoちゃん、身体は辛いかもだけど幸せそうだなって、心から思いました。
>コロナが大問題になるほんの直前だったのですね、遠い昔のことのようです。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

Cocoが亡くなったのはコロナのことが大きくなる直前でした。この1週間後に緊急事態宣言が出され、自宅待機が始まったという感じです。
最後の最後まで一緒に居れてよかったな～と思いますが、やはりもっともっと長生きしてほしかったです(涙)

2021/03/15 13:41

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