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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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1。正体不明の高熱
2.寂しく独り旅立ちます
3.異人たち
4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪
7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行に行きます!
9.道後温泉から足摺岬へ
10.足摺岬から高知と香川へ
11.金毘羅山参拝
12.再び東京へ~
13.朝散歩に桜田門と霞が関


築地で買い物をしようと思ったのですが、目的のお店が休日だったので諦めてそのまま銀座の方へやってきました。銀座ではDさんの好きなフォアグラの缶詰でも買いに行こうかと思っていたのです。ついでに築地でランチでも食べようと思っていたけれどあまりに混んでいたので諦めました。それならランチもこちら銀座で食べましょうか~という感じでぶらぶらとしました。

まず最初に松屋、Ginza6の方を見てみることにしました。残念ながら松屋にもGinza6にもフォアグラの缶詰を見つけることができませんでした。しかし~Ginza6の食品街ではちょっとしたレストランもあり、そこにはフカヒレ専門店もあったのです。フォアグラと並んでふかひれもカリフォルニアでは動物愛護の点から食することができない食材のひとつなのであります。
それじゃ~フカヒレ行っちゃいましょうか~?ということでこちらに入店。カウンター席だけのこじんまりとしたお店ですが、暗い照明にシックな作りになっていて、さすが銀座ね~と思わせる店構えとなっていました。こちらで僕はフカヒレの姿煮そばを頼んでみました。フカヒレを食べるのは約一年ぶりですが、ここのフカヒレは濃厚なスープに煮こまれていて本当に美味しかったです!麺が太すぎたのがいまいちでしたが、それを打ち消すくらいの美味しい姿煮でしたね。










この後は銀座ではユニクロでDさんに頼まれたものを買って、ホテルにもどって少しのんびりと過ごしました。日本滞在もなかなか長くなってきましたので、そろそろ家に戻りたいな~的な気分になってきています。やはりいつもいる相方がいない上に、慣れないホテル暮らしに疲れも出てきているようですね。そろそろ大雑把なアメリカ生活が恋しくなってきてしまっているようです(笑)。
この日の夕飯は東京に住む甥っ子との食事が予定されていました。事前に甥に何か食べたいものがあるかと聞いたところ、肉も食べたいけれど魚も食べたいかも~と言うので、それじゃあ何でも食べることができるホテルの食べ放題なんかどうだい?と提案したところ大喜びでした。ホテルの方は僕が吟味して、安すぎないけれど高すぎないところを選んでみました(笑)。






こちらではズワイガニ、鯛の塩釜焼やローストビーフ、焼きしゃぶなどの選択肢の他にも中華、和食、前菜、パスタなど盛りだくさんでした。質的には、まぁ~食べ放題だしね~と言う感が否めないものでしたが、まずまずのお味でしたので甥も楽しんでくれたようです。彼は今25歳で、仕事を頑張っているようで、仕事での大変なことなどをいろいろと話してくれました。

僕が25歳の頃にはもう米国に写っていたんだな~と思うと、自分って結構大胆だなと感心してしまいます(笑)。それとも甥が幼く見えるだけなのかな~?彼は当分はこちら東京で暮らしていきたいようですね。若者が一生懸命頑張っている姿はおっさんとしても応援したくなります。2人ともいろいろ話をしながら沢山の料理を堪能して、デザートタイムとなりました。
こちらではケーキ各種とモンブランにアイスクリームがありまして、少しづついろいろと試して夕食は終了。意外と楽しい2時間でありました。甥は食事のお礼を言い、別れ際にお小遣いをあげたら目を輝かせて嬉しそうにありがとう~を連発してくれました(笑)。また今度日本に来たら一緒に食事ましょう~と言って別れた後は、増上寺と東京タワーが同時に見えるスポットを見つけて写真を撮って、少し迷いながらもホテルに戻ることができました。




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11.金毘羅山参拝
12.再び東京へ~



再訪問の東京での朝がやってきました。この日の朝散歩を開始します。まず最初はホテルを出て日比谷公園の方に向かいました。この公園はよくサラリーマンの休憩場所としてテレビで中継されていたりしますね。噴水の周りでお昼を食べて寝転んでいる姿を昔よく見かけました。日比谷公園は大変広く池や噴水があり、池の周りには今では赤や黄色に色づいた木々の葉を見ることができました。
  
紅葉と言っても今はもう12月、日本がもの凄く今年は暖かかったと聞きますが、その影響なのでしょうか?四国でもほとんど紅葉を見ることができませんでしたが、東京でもやっと木々の葉が赤や黄色に変わっていくことが見られます。銀杏に至ってはまだまだ緑の部分も多く、黄色く変わるのはまだ時間がかかりそうな気配でありました。この日も東京は暖かでした。

日比谷公園のそばには帝国ホテルもありました。公園を通り抜けた後は皇居のお堀端を歩き、警視庁のある桜田門に到着しました。この建物もよくドラマやテレビのニュースで見かけるおなじみのものでありますね!ちなみにこれらのブログの写真は全て壊れて液晶が見えないカメラから撮っております(笑)。そんな訳で少しずれていますが良しとしましょう~








警視庁をぬけると国会議事堂が見えてきます。国会議事堂の目の前の通りには見事な銀杏の木が植えてあり、こちらも少し緑が勝ってはいるものの、だいぶ黄金色に染め上げられているのが分かります。この散歩で国会議事堂まで来て訳30分ほど。ここから折り返し地点としてホテルに戻ります。そのままの道を引き返すのではつまらないので、少し帰りのルートは変えてみましょう。
帰りのルートは霞が関の方を縦断する感じで歩いてみます。まず最初に見えてきたのは、外務省!この入り口もよくテレビドラマやニュースで登場するのでおなじみの風景ですね。そして僕がこちらを歩いた時は午前9時でして、皆さん出勤していましてまさに出勤ラッシュ。外務省と言えば日本が誇るエリートたちですね。エリートさんたちが颯爽と歩いてくる姿はなかなか見ごたえがあります。

皆さん綺麗なお召し物で、カリッと身だしなみを整えてエリート感がもの凄く出ていました。外務省は意外と女性が多かったように思われます。それも容姿端麗の方が多かったようです。僕はちょこっと好奇心で、彼らの平均年収を年齢別に調べてみたのですが、意外と低くて驚きました。僕は彼らの倍以上もらっているぞ~とハシタナイ対抗心でマウントをとって自尊心を喜ばせていました(笑)。







後は財務省官僚や文化庁官僚などを見ましたが、やはりその省庁で何となく特徴があるようで見ていて面白かったです。こんな感じで朝の散歩を終えた後はホテルに部屋に入ってシャワーを浴びて、ゆっくりお風呂に入ってのんびりした後に買い物に出かけました。まず最初は築地です。築地で乾物を買いたいと思ってやって来たのですが、来て驚きです。激込みですよ~。
築地は外国人に占領されていました(笑)。物凄い数の観光客でごった返していて、皆さんいろいろな食べ物をトライしては写真を撮って楽しんでいるようでした。残念なことに僕が行きたかった乾物屋さんはこの日閉店しており、目当てのものを買うことができませんでしたが、沢山の観光客を見ているだけでも楽しいエンターテイメントとなっていましたので、これはこれで満足でありました!

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11.金毘羅山参拝




父との温泉旅行も終わり、東京へ戻ります。今回の旅行でも感じたのが、実家はもう帰ってくる場所ではないなということでした。父との関係は良好ですが、この家はもう既に兄夫婦のものであり、僕は実家には泊まることはなくホテルに泊まっています。やはりこちらも向こうも他人が家に来るということで気疲れしてしまうだろうということからです。僕としてはホテルの方が数倍楽です。
  
皆さんいい人達なのですが、アメリカ生活が長いからなのかわかりませんが、基本的に価値観が合わないというか、いや価値観ではなく生活スタイルが合わないと言った方が正しいかもしれませんが、何か全てにおいて僕の生活リズムとズレるのですよね。例えばでいえば、朝昼晩しっかりと食事をするところ、ほぼ毎回その食事に白米が出る、家に行くと必ずテレビがついている、スポーツの話で盛り上がる、アルコールと全く飲まないなどなど。
大したことではないのですが、こういう小さいものが積み重なるとやはりどこかで歪みが生じて疲れますね。よく独り暮らしをしていて実家に帰ったよ~的な報告を知り合いから受けますが、あっけらか~んと何の違和感もなく仲良くしている報告を見ると、羨ましくもありますが自分にはもう無理だな~なんて思ったりもします。そんなことを考えた実家訪問でありました。












さて、僕は東京の方に舞い戻ってきまして今回は日比谷公園のすぐそばに宿とをりました。チェックインした後、急いでビックカメラの方に向かいまして、壊れたカメラの新しいものを買いに行ったのですが、驚愕の事実を知らされました。それは現在デジタルカメラは、撤退している企業が多くもともとの品数がなくなっているとのことでした。

そして最近若い人の間では携帯ではなくデジカメで写真を撮るということが流行っているらしく需要に供給が追いついておらず、ポケットサイズのデジタルカメラの分野ではほとんどの機種で入荷待ちが6か月ほどになっているとのことです。そして僕の持っていたカメラは特に人気なので、予約してもいつ入荷できるかわからず、予約を受け付けてもいないということでした(涙)。
しかし、ランダムで入荷することはあるのでこまめにお店の方をチェックすれば運よく見つけることが出来るかも~と言う、なんとも言いようのない現実を突きつけられました。そんな訳で当分は液晶のない状態で壊れたカメラを使わなくてはいけない状態です。自分の馬鹿さ加減に嫌気がさしますな。がっくりと肩を落とし、ホテルのチェックインができる時間になりましたのでホテルに戻ります。

今回泊まった場所は初体験ですので、いろいろと歩いて回るのが楽しみな予感がします。この日の夕飯は、テレビやメディアで大活躍のYMさんとお食事ができますのでワクワクです。彼は僕が知らない世界のことをいろいろと教えてくれるので楽しみですね~。まだ待ち合わせまで時間があったのでいろいろとホテル近辺の新橋エリアまで歩いたのですが、いろいろとお店や不思議なテナントビルがあって面白い!









特にテナントビルは、妖しげな片言の日本語でのおねいさんの呼び込みが激しくディープな感じがします。そんな感じでふらふら歩いていたらYMさんからメッセージで待ち合わせの場所に到着~ときましたのでSL広場の方にやってきました。久しぶりに会うYMさんは、同年代なのにオサレで洗練されていて若々しい~!やはり、こういう業界で活躍するとオーラが違いますな!

今回のお食事は僕のリクエストで京都風焼肉ホルモン焼き店方にやってきました。このお店をどこかのYouTubeで見かけまして、食べてみたい~と思っていたのでお付き合い願いました。お店の方はテーブル席6つくらいのそれほど大きくない店ですが、テーブルとの間隔に余裕があるのでのんびりとくつろげる感じです。まず最初に久しぶりの再会に乾杯~!僕は焼酎のソーダ割です。
こちらのお店では牛タン、ハラミ、ロース、ミノ、センマイなど僕が食べたかったものを中心に頼みましたが、どのお肉も質が良くものすごく美味しいのです!やはり焼き肉屋は食べ放題ではなくこうしたちゃんとしたお肉を扱うお店に行くのが、年を取った量より質の世代には正解な気がしました(笑)。美味しい食事の後は、新橋にある男性の好きな男性の集まるお店で飲んでいい気分に~。

最後の〆には僕が見つけた真鯛ラーメンなるものを試したのですが、とんこつに比べるとあっさりとした鯛出汁のスープがとっても美味でありました。こんな感じでいろいろな話をしていろいろな店を回ってYM氏とめちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました。超過密なスケジュールの中、僕に時間を作ってくれて本当にありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

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10.足摺岬から高知と香川へ




さて、この日は父との温泉旅行の最終日となりました。朝はいつも通り、源泉かけ流しの部屋付きの温泉に入って、本を読んでのんびりと過ごさせてもらいました。窓からの景色には朝日があたてオレンジ色に見える部分もありまして、少しだけですが葉の色が赤や黄色に色づいているのが見られます。そういえば今年は紅葉のシーズンが遅いそうで、四国で色づく葉をはほとんど見らませんでした。
お風呂に入ってスッキリさせた後は、朝食です。こちらのホテルでの朝食は食べ放題。これは危険ですね~。僕は野菜中心にいろいろと持ってみましたが、父の方はどれもこれも盛沢山で、おまけにご飯も2膳という、齢83にして物凄い量を食べていました。もちろんのことながら2人ともこの日はお昼時間が過ぎてもお腹が減らず、昼食は取ることができませんでした(笑)。










僕達はこの日岡山発の2時半くらいの新幹線に乗る予定でしたので、まだまだ時間があります。金毘羅山から岡山まで車で1時間ちょっと。父の方も金毘羅山の方へ登ってみたいというのでお付き合いすることにしました。この金毘羅山の本堂までは急な階段を700段近く歩いていかなくてはいけません。しかし父はそれくらい余裕だ~というので、ほんとかな?と思いつつも2人で登ることにしました。
金毘羅山は初体験ですが、参道にはいろいろなお店があって楽しいですね。饅頭、せんべい、ソフトクリーム、誰が一体買うんだろう?と思われるようなおみやげ品。昭和の香りがプンプンする、時代に取り残されたようなお店がたくさんあって、見ているだけで懐かしく楽しいものがあります。その参道は急な階段がいくつもあり、ゴルフで鍛えた父もひいひい言っていました。







僕は日頃の散歩で鍛えているせいか、全く苦にならず簡単にどんどんと階段を上ることができまして、父が休憩をするたびに彼に合わせてのんびりする余裕さえもありました。父の方はこういう勾配はゴルフではあまりないからきついな~年だな~とぼやいていましたが、転倒しないかひやひやしていましたがそれでも休み休み何とか本堂の方までしっかりとした足取りで登りつくことができました。
僕は基本的に何の神様も信じないので、別に参拝はしなくてもいいし、おみくじもお札もお守りも何の興味もありません(笑)。しかし父は昭和初期の男子、しっかり列に並び、拝礼していろいろとお札などを吟味して、神社の聖なる馬らしきものを見て香川の街が一望できる景色を眺めて金毘羅山を満喫できたようです。ちなみに金毘羅山には資生堂パーラーのカフェもありました!

もちろんのことながら、朝食を山盛り食べすぎた僕たちは、甘味などはいる余裕もありませんでした(笑)。










金毘羅山をぐるりと回って、ホテルの駐車場に戻って車を出発させます。行きはしまなみ海道を通りましたが、帰りは瀬戸大橋を通ります。父も車で瀬戸大橋を渡るのは初めてのようで、大きな橋が見えてくると大興奮です。全長9000m以上もあるそうで、本当にこれは大きな橋でありました。瀬戸大橋には途中展望台のあるパーキングエリアがありましたので、そちらで休憩。
こちらで、写真を数枚撮って帰ろうとしたところ、僕は誤ってデジタルカメラを車のトランクのドアーに挟んでしまい、カメラはモニターが破壊されてしまいかなりショックを受けてしまいました。最近買ったばかりのものなのに・・・父には何も言わなかったのですが、岡山駅までかなり動揺して運転していたというのは内緒であります。
カメラ自体の機能はあるようなので写真は撮れるのですが、ファインダーがないこのカメラで液晶がほとんど写らないためどこをどう移しているのかわからない状態なのであります(涙)。そんな訳でこれからの写真は対象物がうまく入っていない可能性がありますので、そんな写真を見たら、あぁ~液晶なしでこの写真撮っていたのね~と思ってくださると幸いです。








さて、旅の方ですが岡山駅まで無事事故もなくたどり着くことができました。今回の走行距離は700㎞以上で、さすがプリウス!一度も給油する必要がないというマイレッジで驚かされました。僕は日頃10年落ちの古い日産のCubeに乗っていますが、さすが最新号のハイブリットですね~比べ物にならないくらい乗り心地が良く、防音性も高く、ガスマイレッジが良くいい経験となりました。
いつもはレンタルカーは、ほぼ最安値のものを借りていたのですが、ある程度のランクを借りると運転も座っている時間もこんなに心地よく違うものなのだ~と言うことが分かり、これからは一番安いものではないランクを借りるようにしよう~といい勉強になりました。これにて父との温泉旅行は無事終了しました~!お付き合いありがとうございます。

僕の日本滞在記は、まだまだ続きます。






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4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪
7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行に行きます!
9.道後温泉から足摺岬へ


足摺岬の宿の朝がやってきました。この日も僕は午前6時くらいに目が覚めてしまったので、絶景を楽しめる露天風呂の方にやってきまして、本を読みながら朝の優雅な時を過ごしました。少し冷たい海風に吹かれながら、アツアツの温泉に下半身入って目が疲れたら空の雲や、波をぼんやりと眺めているなんて心が癒されるというものですね。今読んでいる本はこちら(花の鎖)です。
     
7時くらいには父も目が覚めて、僕が温泉を出てくると入れ違いくらいに温泉にやってきました。そのあとは朝食です。こちらのホテルでは洋食と和食を選ぶことができましたので、僕達2人とも和食を選択しました。和食は宇和島鯛めしというものでありました。これは鯛の刺身が出汁醤油に漬けてありまして、これに生卵を溶いて、ご飯にかけて食べるというもののようです。究極のTKG!

最初は生魚&生卵か~慣れない朝食だな~とは思っていたのですが、郷に入っては郷に従えということでトライしたらものすごく美味しく、鯛は熟成してあったのかもしれませんね。鯛の白身の甘みが強く、僕も父も感激してしまうくらいの美味しい朝食でした。この朝食会場はイタリアンレストランとしても利用されていて、映えるレストランとして人気があるとのことでした。








朝食の後はホテルをチェックアウトしまして、足摺岬の周辺を散策してみました。ホテル自体が国立公園内にあるので、歩いていける距離にも絶景が楽しめるスポットがあるとのことでしたので、そちらの方に歩いてみると小さく湾になった崖の上から海を見下ろすことができる場所でして、深く透明なきれいな海の色が印象的でした。
車で5分の距離には、足摺岬の灯台がある場所の方に行ってきました。こちらは多分人気のつりスポットなのでしょう。小さな小島にたくさんの釣り人が釣り糸を垂らしていて、釣りを楽しんでいるようでした。きっと彼らはつり宿などに泊まって、そこの宿の出す船でこういう小島に連れてきてもらい、一日中釣りを楽しむというものなのでしょう。

足摺岬の海の色はきれいな青で美味しい魚が沢山いそうでした!











足摺岬を後にして車を北上させていきます。車で2時間半ほど行くと高知市の方にたどり着けます。高知市には坂本龍馬関係の観光スポットも多数あるようですし、桂浜も有名ですね。しかし、父はもう何度もこれらを見たことがあるというので、行かなくてもいいとのことでした。それじゃあ、お昼ご飯は何かリクエストがありますか~?と聞くと、カツオも食べたし、別に何でもよいとのことでした。
それじゃぁ~ひろめ市場なんてどうだろう~と思いそちらの方に連れて行くことにしました。ひろめ市場は観光客相手の、飲食店がたくさん詰まったフードコートのようになっていて、いろいろなお店で土佐高知のグルメな食べ物を買ってきて、店内に置いてあるテーブル席で自由に飲食をすることができるような作りになっていて、昼から皆さん宴会をするというので有名な場所なのだそうです。

ここならば、好きなものを好きなだけ買って楽しむことができますね。父はコロッケや焼き鳥などを買い、僕は生シラス、生牡蠣、鱈の真子、子持ちイカなどを頼んでみました。こういう雑踏的なお店は大人のエンターテイメント的な要素があるみたいで、父は目を丸くしていろいろなお店を楽しそうに見て回っていまして、ここはいいね~気に入ったよ~と喜んでもらえました(笑)。









エンターテイメント満載のランチの後は車を再度北に運転します。ここからは一般道ではなく高速があるので運転が楽でした。足摺岬から高知まではくねくねの一般道でしたので、距離的にはそんなにないのですが、速度が遅いのでかなり時間がかかりました。そして高知から、次の宿である金毘羅山はほとんどが高速でつながっていたので、あっという間にホテルに到着しました。
今回のホテルでも最上階の角部屋で、金毘羅山や参道が見え、部屋付きの露天風呂は源泉かけ流しでした。この部屋にも父は喜んでくれたようでほっとします。父は、チェックンの時にゴルフの中継をテレビでやっているのを見て大興奮。早速部屋のテレビでゴルフ中継を見始めました。またクラブラウンジがこのホテルにはあり、僕達の部屋はアクセスがOKとのことでした。

それじゃ~とそちらの方にお邪魔してみまして、金毘羅山で作られるという地元の焼酎のソーダ割とおつまみを楽しませてもらいました。これがなかなか美味しくって、本を読みながらのんびりと焼酎のソーダ割りをクリスマスソングの流れるラウンジで気が付いたらかなり濃い目の2杯目を飲んでしまい、あっという間にほろ酔いでいい気分になってしまいました~。








ラウンジでほろ酔いになって部屋に戻ると、父はもう既に大浴場の方へ行ったようでした。僕は源泉かけ流しの個室の温泉の方に入り景色を眺めたり、本を読んだりして父が帰って車で1人の時間を温泉と共に堪能させてもらいました。温泉は少し熱めでしたので、下半身浴にして長い間びっしょりと汗が出るまで入ってみると、体の方も浄化されたような気分になれます。

僕が温泉を楽しんでのんびり寛いでいると、父の方も大浴場で汗を流してスッキリしたようでした。暫くの後夕飯の時間になりましたので、夕食会場の方へ足を運びました。この日の夕食は懐石でして、地元の食材をふんだんに使った料理を提供してくれます。メインとしては、お刺身の盛り合わせや鯛鍋と地元産の牛のステーキでして、どれも文句のつけようがない美味しさでした。
おもしろかったのが、さすが香川とというのでしょう。この懐石にはうどんのお替りし放題がついていまして、昆布、ぶっかけ、おんたま、肉、カレー、昆布など様々なうどんを好きなだけオーダーすることができるシステムになっていまして、僕は肉うどんとカレーうどんを頼みました。この時点でかなりお腹いっぱいで、なんとか〆の炊き込みご飯とデザートを完食しました。









どのお料理もしっかりと作られているのを感じられ大変満足のいくものでありました。この食事の後は、部屋でうだうだして、温泉にまた入って2人とも午後10時くらいには眠りにつきました。毎日食べてはねての生活は贅沢極まりないものです(笑)。この日の走行距離はこんな感じ。毎日運転していますが、プリウスなのでガソリンがそれほど減らないのが素晴らしいですね~


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7.朝散歩としゃぶしゃぶと
8.父親と温泉旅行行きます!



道後温泉での朝がやってきました。昨晩には結構激しい雨が降ったりしたようで、夜中に雨音が聞こえていました。今朝は地面がしっとりと濡れてはいるものの、曇り空の中にも青い空が見えました。僕は朝の5時半くらいに目が覚めて、お茶を入れてネットと見たりしてのんびりと過ごしました。このホテルの展望温泉は午前6時からというのでそれまで布団の中でまったりと待ちました。
     
午前6時と共に浴衣に着替えて温泉に入ってきましたが、結構な人がもう既に起きて温泉に入っているのを見かけました。しかし、皆さん日本語を話していないのを見ると、中華系の方たちであるとわかりますが、彼らも朝風呂を好むとは驚きでした。でも、いいですね~朝風呂!眠気も吹っ飛んでスッキリします。帰ってくると窓からは松山城も、松山市の市街地も見えました。









温泉から帰ってきた後は、ブログをせっせと書いてから父親を起こして朝食会場へ向かいました。このホテルでの朝食は食べ放題スタイルで、地元の食材を使った美味しそうで健康そうな食べ物が並びます。僕は通常朝ご飯を食べないのですが、こういうホテルには朝食が必然的についてきますし、朝食大好き人間の父に付き合って食べるようにしています。
父は83歳にもかかわらず、おそろしいほどの直欲を示し美味しそうにたくさんの食べ物を食していりました。食事の後は、父が道後温泉本館の方に温泉に入りに行くというので、僕は部屋についている源泉かけ流しの温泉の方に本日2度目の入浴を本を読みながら楽しませてもらいました。こちらの温泉は無色透明で、それほど肌にねっとりとするものではなくどちらかというとさらりとした温質ですね。









僕が部屋の温泉に入っても、父が帰ってくる気配はありませんでしたので、道後温泉の商店街の方に買い物に出かけてみました。この日の朝食で食べた麦みそなるものはこちらの地方ではよく使われる味噌のようで、大変美味しく気に入ったので買ってこようと考えたのです。幸い、無添加の塩、麦、麹だけを使った美味しそうな麦みそが売っていましたので即購入!家に連れて帰ります~♪
道後温泉にはアーケードのついた商店街があってみているだけも楽しいものです。僕達の泊まっているホテル側からアーケードを反対の方に歩いていくと、道後音温泉駅がありまして、駅舎にはスタバが入っています。この駅から松山駅までの直通電車が走っているようで、週末には坊ちゃん特別電車も運行されているとのことでした。道後温泉は思ったよりこじんまりとして、心地の良い場所でしたね。








ホテルをチェックアウトした後は、再び車に乗り松山道を経て足摺岬の方へ向かいました。道後温泉から足摺岬までは車で約4時間半という長丁場。しかし僕たちはそれ程急いでもいないので、途中駅の道に泊まってお土産物を見たりして、地元のおつまみなどを買ってのんびりと道中を話をしながら進みました。最新のプリウス号は快適でありました!
父親とこんな長い時間密閉された空間で過ごすのはどうだろう~と前はよく考えましたが、喋らないときはお互い黙っているし、話したいことがあれば聞いてあげるということを無理なくしてみると、それほど苦痛な時間でもないものであるというのが、最近の温泉旅行から学んだことでした。要するにあまり気ばらずに、なるようになるさ~程度の感じで過ごせばいいのでしょうね。

それにしてもこんな自分が、父親と毎年温泉旅行に行くとは思ってもみませんでした。正直言って父とはそんなに近い関係でもありませんでしたし、父は昭和初期の長男として、明治生まれの祖父に大事に大事にとだてられた人間ですので、怖いだけの存在でブリブリの筋金入りの義である僕と会うはずがありませんでした。しかしこんな時間を今は一緒過ごしています。人生はどうなるのかわかないものですね。





そんな感じで4時間半を過ごし、気が付けば今回の宿のある場所に到着しました。この宿は国立公園の中に唯一ある昔からある温泉宿のようで、ある程度リノベーションをしてモダンになっていました。海辺の断崖にあるホテルからの景色は、目の前を太平洋が広がり絶景でありました。まず最初にラウンジでウェルカムドリンクの抹茶とお手製のプリンをいただきながら、チェックインを済ませます。
そして僕たちの部屋の方に案内してもらうと、もともとは2部屋だったという和室の壁をぶち抜いて1つの部屋にしてリノベーションしたという、なかなか広くてこれまた絶景の色がる大変素敵なお部屋となっていました。部屋付きのドリンクは料金に含まれているとのことで、僕は調子に乗って地元産のビールを2杯飲ませていただきました。そのあとは絶景の広がる露天風呂へ。









この露天風呂は本当に壮大で、僕達が入浴していた時に夕日が海に沈み、空が一面オレンジ色に染まってそれは素晴らしい光景でした。こんな温泉なかなかありませんね。この温泉には、温泉にうるさい父親もかなり喜んでおりました。しっかりと温泉を堪能した後は、夕飯になりました。夕飯はイタリアンと、和食のレストランがありましたので、僕達は和食の方を選択しました。
和食のコースは土佐の食材を使ったという、土佐懐石なるものが提供されました。最初にメニューを見た時にこじんまりとしたコース設定に、どうだろう?足りるかな?なんて思ってしまいましたが、土佐の四万十川で採れたウナギの白焼き、手がな海老、鮮魚の盛り合わせ、カツオの藁焼きの実演まであるうえに、地元牛のしゃぶしゃぶ、鯛めしという感じで盛沢山でした。

かつおの藁焼きは、わらの焦げた煙がかつおの美味しさを引き出していましたし、付け合わせのミョウガやニンニクもいいアクセントになっていました。地元でとれる麦酒牛のしゃぶしゃぶは、しゃぶしゃぶの出汁が、宗田節で作られていてしゃぶしゃぶするだけで出しを纏い激ウマでした。〆に鯛めしと、四万十蜆汁で、お腹いっぱい。どれも本当に美味しくて2人とも大満足でした。








この後は再度温泉に入ってのんびりした後は就寝しました。
この日の運転ルートはこんな感じ。
プリウスは思った以上に運転しやすくて大変よかったです!


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この日は毎年恒例の父親との温泉旅行に出かけました。まず最初に新幹線に乗って、岡山まで目指しました。新幹線は激込みで、インバウントの外国人旅行者と日本人の団体客であふれていました。この日は平日なのですが、みなさん旅行するものなのですね。京都、大阪、新神戸、そして岡山までやってきましたが、特的には飛行機旅と違って新幹線旅は気が楽でいいものです。
   
岡山に到着した時ちょうどお昼の時間でしたので、昼食をとることにしました。父親に何を食べたいのか聞いてみたところ、わからないとのことでした(笑)。そんな感じなので、ネットで岡山での名物を言うものを探して、それらのリストアップしたら牡蠣を使ったお好み焼きというのがありまして、父はそれを食べてみたいとのことでした。

早速ネットでチェックして、地元の人にも人気というお店が岡山駅から歩いて5分のところにあるとわかりまして行ってきました。裏さびれた商店街の中にある地元のひとだけでにぎわうお店でしたが、店主と奥さんが暖かむ僕達を向かい入れてくれました。こちらで僕達は牡蠣おこ飲み焼きを頼みました。牡蠣がたっぷり入ってめっちゃくちゃおいしいお好み焼きに、父も大満足でした。









ランチの後はレンタカーを借りて今回の最初の宿泊地へと向かいます。車はプリウスの最新版を借りてみました。車高が低くでちょっと慣れるのに時間がかかりましたが、一度慣れてしまうとどの車も基本的には同じようなものですから難なく運転できまして、岡山から尾道、そこからしまなみ海道を通ってみました。しまなみ海道は7つくらいの橋を渡り四国へ到着します。
途中でトイレ休憩でパーキングエリアの方に行ったら、予想通りに父はご当地アイスクリームを食べたいとのことでした(笑)。今回は瀬戸内レモンや新宮かぶせ抹茶や佐田岬黒め塩、坊ちゃんダンゴなどいろいろな味がありまして、彼は抹茶を選択したようです。かなり濃い抹茶味のソフトに彼は大喜びでした。そのあとはまた車を走らせて、今治を通り抜け、松山市へ向かいます。







そしてやっと今回のお宿のある道後温泉の方に到着しました。僕達の宿は道後温泉のど真ん中にあるホテルでして、今回はかなりランクの高い角部屋の特別室を予約してみたところ、道後の街はもちろんのことながら、松山市全体を見渡せ、松山城も見ることができるというかなり素敵なお部屋でした。これには地曳地もかなり驚いたようで、いい部屋だね~と喜んでくれました。
冷蔵庫にある飲み物も無料で、部屋にはマッサージチェアーもあり広々としていい気分になれるものでした。この後はホテルの展望大浴場で、しっかりと旅の疲れを癒しました。道後温泉には物凄い数の中華系の人たちがやってきていました。いつもですとこういう大浴場は、ひっそりと皆さんがリラックスしながらお湯につかっていますが、某大陸系の方たちはもう~うるさい~!!と怒鳴ってしまいたくなるくらい大声でしゃべっていて、温泉でリラックスできないレ別で閉口してしまいました(笑)。







まあとにかくお風呂に入ってリラックスした後は夕飯です。この日の夕飯はホテルでの食事をつけませんでして、温泉宿の居酒屋で好きなものを食べてみよう~と言うことにしていました。ネットであらかじめチェックして、良さげなお店に予約を入れておきました。お店の方に入ると地元の人が沢山利用しているようで、観光客相手でない所がいい感じですね。
こちらで僕達は主に海鮮系の料理を頼みました。珍しい貝の料理や郷土料理が売りのお店のようでしたので、そちらをメインに頼んでみたところ、かなり満足のいく美味しい料理が沢山出てきました。一番驚いたのは〆で頼んだ道後ラーメンなるものでした。道後ラーメンというものは初めて聞きましたが、あっさりの醤油豚骨に細目のシコシコ面に僕も父もかなり気に入ってしまいました。






父に至ってはもうお腹いっぱいだからラーメンはいらない~と言っていたのに、僕た美味しい~と言うともの欲しそうな顔をしていたので、一口食べる?と言ったところ嬉しそうにそのオファーを受け入れまして、気が付いたら半分くらい食べられてしまいました(笑)。彼も道後ラーメンって初めて聞いたけれど、これかなり美味しいね~と上機嫌でした。こんな感じで道後温泉の夜は更けてきました。
 
この日のドライブルート。






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1。正体不明の高熱
2.寂しく独り旅立ちます
3.異人たち
4.成田から東京へ
5.朝散歩に明治神宮
6.横浜でデート♪




前日の横浜デートで2人して沢山食べて話し、デザートには千疋屋のプリンアラモードや和栗のムースなどを食べたのでお腹いっぱいでした。やはり年には勝てませんね~僕は夕飯抜きにしてもまだ、朝お腹がもたれているような気がしました。しかし90歳のおばちゃんも僕と同じレベルで食べているのには驚きました。やはりしっかり食べることができるのは長生きの大きな要因ですね。

前の日には午前12時半くらいまで目が覚めてしまい、やっと就寝。しかし朝4時くらいには目が覚めてしまい、一生懸命寝ようと試みましたが時差ぼけのおかげでもう無理だ~と言うので、ブログを書いたり本を読んだり長風呂に入ったりしてうだうだと、あけていく東京の空を眺めながら過ごしました。そして7時になったので朝散歩へ出発しました!
   
この日の朝散歩のルートは、代々木駅までは前日と同じですが、そこからは千駄ヶ谷の街を通り、国立競技場の方に向かいまして、そこからぐるりと明治神宮外苑と赤坂御用地の間を通りました。どの場所も知っている場所で点と点で僕も知っているのですが、こうしてじっくり歩いたことがないので、あぁ~こことここはこんなに近い距離にあるんだ~などという発見もありました。






そして明治神宮の外苑には有名な銀杏並木がありましたので、そちらの方にも寄ってみたらまだまだピークとは言えないもののきれいに色づいた銀杏並木がありまして、まだ朝の早い時間なのにたくさんのインスタグラマーらしき人たちが、車の通行の邪魔になりながら、様々なポーズで写真を撮ったり、ダンスを撮りながらビデオを回しているようでした。
インスタって女性が圧倒的に多いですね?これは一体何なのでしょうね~?この後は青山通りを歩いて、青山霊園の方に歩いていきました。青山霊園は面白い場所ですね。墓地墓石が広がる向こう側に、富の象徴の六本木ヒルズや東京ミッドタウン、虎ノ門ヒルズなどを見ることが出来ます。死んだらみんな一緒なのに、生きているうちにたくさんあがくのでしょうな。盛者必衰の理という言葉を感じますね。









散歩の帰りは電車でホテルまで戻りました。歩いて帰ってもよかったのですが、さすがに2時間の朝散歩となると体力の方が不安でしたので楽させてもらいます。ホテルにもどってから、長湯をしたらランチに向かいました。ランチには前にYouTubeで見かけたお店の方に行くことにしました。こちらでは神戸牛のしゃぶしゃぶ食べ放題を開催しているとのことでトライしてみたかったのです。

お店は高い天井で、一人一人の鍋があるモダンですっきりとした感じでした。まず最初に神戸牛の食べ放題コースをオーダーして、お店の片隅にあるソースコーナーで好きなたれを持ってきてランチがスタートします!野菜が新鮮で美味しく、追加注文は携帯からオーダーする仕組みになっていて、どんどんお肉が運ばれてきますのでいくらでも食べることができます。
神戸牛、黒毛和牛、鶏肉、豚肉といろいろなものが選択肢の中にありましたが、僕は神戸牛ものを集中的に選択して楽しみました。しかしながら正直な感想とすると今年の初めにDさんと一緒に行った丸の内のしゃぶしゃぶ食べ放題に比べると、かなり見劣りがしてしまう部分もありました。やはり丸の内の方は値段も倍くらいありましたから、お肉の質もかなり上質のようでした。

そんな訳でして、行ってみたかった~と思っていたお店の方に行くことができましたが、2度目は別にいいか~という感じでした。こちらはおひとり様大歓迎の店なので、もし日本でサイドしゃぶしゃぶを一人で食べたいと思ったら来るかもしれませんが、神戸牛ではなくて普通のコースで充分かな~と感じました。まあでも、お店は清潔で寿司十分美味しいものでもありました。













しゃぶしゃぶでお腹がいっぱいになったらホテルをチェックアウトして、新幹線に乗り込んで実家の方に向かいました。この日は雲が多いので富士山は無理かな~と思ったのですが、しっかりときれいな雪を纏った富士山を見ることができてラッキーな気分。LINEにてDさんにライブ中継してあげたら、ちょうど彼は午後8時過ぎくらいでしのんびりした感じでいろいろと話もできました、

実家の最寄り駅に到着した後は、そのままホテルにチェックイン。最近は実家に泊まるよりホテルを拠点にした方が気が楽なことに気が付きましたので、駅前のホテルに泊まるようになりました。実家は兄夫婦が父と一緒に住んでいるので向こうも絶対その方が楽だと思います。荷物を下ろした後は実家の方に挨拶に行きました。以前書いたのですが今年4月に実家は火事になりました。
実家は鉄筋コンクリートなので外壁や基礎はそのままで大丈夫でしたが内部は焼け、すすが家中に広がり真っ黒で匂いがすごいことになったので、家の改修をしたようです。保険もおりて、そのお金を使っての改修が10月にやっと完成したのでやっと住める状態になったとのことでした。ピカピカになった実家は形はそのままではあるものの、新居という雰囲気になっていました。

そして、この火事の時に父の愛犬が亡くなってしまいました。そしてそれと同時に父の知り合いが丁度犬を手放さなければいけない状況になり相談を受けました。父はこれはきっと何かの縁だと考え、その手放そうとしていた犬を引き受けることにしたそうです。この柴犬がとっても人懐こくて可愛い!新しい家でかわいがってもらってください~♪




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5.朝散歩に明治神宮


明治神宮への朝散歩の後はホテルに戻る前に、コーヒーショップでコーヒーを買おうとお店に行ったらこちらのお店は喫煙可ののお店だったらしく、開いてすぐにタバコの匂いが漂ってきました。おお~まだこういう喫茶店あるのですね。店内はタバコのヤニで黄色くなって、コーヒーのオーダーの列に並んでいるだけで気分が悪くなったので他の店に行くことにしました。いや~驚き!

ドトールに行ったらこちらはエスプレッソがないらしく、列に並んだ後にそれが判明したのでしょうがなく別のお店に行くことにしました。そして3軒目でようやくエスプレッソ系の飲み物を出すお店がありまして、そちらでWエスプレッソのラテを頼むことができました。近くにスタバがなかったのですが、他にもいろいろなコーヒーショップがあるのですね。
  
ホテルに戻った後は、お風呂に入ってスッキリしまして出かける準備をします。この日は僕が大学生の時にお世話になったバイト先のおばちゃんとのデートの予定でした。僕は日本に帰るとこのバイト先のおばちゃんと良く食事に行くのですが、コロナ直後に彼女は庭で転倒してしまい入院、そしてリハビリしたものの以前のようにはもう歩けなくなってしまったそうです。

御年90歳の彼女はそれでも僕が連絡すると喜んでくれましたが、外には簡単に出かけられないとのことでしたので、彼女が良ければ僕がデパ地下でいろいろと買ってきて彼女の家でランチをしようか~と提案したところ、ものすごく喜んでくれました。そんな訳で僕は新宿伊勢丹のデパ地下で僕た好きなものをいろいろと買って、電車とバスを乗り継いて横浜にいる彼女の家にたどり着きました。







彼女の家につくと、彼女は大きなほほえみで僕の訪問を大歓迎してくれました。横浜の閑静な住宅地にある今では珍しい純日本風の広い邸宅はいま彼女が1人で暮らしていて、息子さんや孫が頻繁にお世話に訪れてくれているとのことでした。足腰も弱くなったので現在は2階を使用せず生活すべてを1階で済ませるような暮らしになっているとのことでした。

僕がデパ地下で買ってきた食材を並べると、彼女は嬉しそうにたくさんの料理の説明に聞き入ってくれました。基本的に僕の好きなものだけで選びましたが、彼女は好き嫌いがないのでどれも気に入ったようです。後片付けが大変なので、お皿に盛るのも最低限にしてそのまま料理を温めて、豪華な自宅ランチはビールの乾杯から始まりました。
僕は彼女の近況を聞くと、彼女は家にいると全く話すこともないので積極的にデイサービスの方を利用して、毎日忙しく暮らしているとのことでした。デイサービスもかなり充実しているそうで、いろいろな講習や、クラフト系、大浴場などもあって楽しく過ごしているそうです。ただ、彼女の旦那が去年、結婚65周年を目の前に亡くなってしまって旦那のいない生活にまだ慣れないのよ~と言っていました。

そして奇しくも僕が彼女を訪問した日が、その65周年の結婚記念日の当日で、65年記念日が過ごせそうだわ~と喜んでくれたのです。そんなこともあってか、彼女との話は旦那さんがどんなに優しくて素敵な人だったのかということを話してくれました。そして残念なことに彼女はそれには全く気が付かず、旦那さんが亡くなるまで彼の存在を当たり前だとしか思っていなかったとのことでした。






それに言わなくてもわかるだろう~と言うのがお互いの認識だったけれど、今思うともっともっと口にして彼への感謝の気持ちをするべきだったわ~とも話してくれました。日本人は言わなくてもわかる的な部分があるけれど、やはり特に感謝の言葉は絶対に言わないといけないのよね~と、かの女の人生経験として教えてくれました。そこからは、彼女と旦那の出会いからの話となりました。

90歳でも矍鑠としている彼女は、65年前のその前彼女がどうやって旦那と出会ったのか、その時は彼女は別のボーイフレンドがいて天秤にかけていたなどという、驚きのエピソードなども披露してくれて、僕はもう目を満丸くして70年前・1954年くらいの都会の男女の素敵なドラマチックなラブストーリーを楽しく聞かせてもらいました。皆さん古今東西やっていることは同じなのですな(笑)。
彼女は、結局イケメンでかっこいい男性と、旦那となるちょっとむさくるしい実直な男性を天秤にかけ、イケメンを選び彼とのお別れをしたそうです。しかし、別れてみると彼の実直さが忘れられず、周りの友人からはデートするならイケメンもいいけれど、結婚するなら彼の方が幸せになれると諭され、彼女もそう思い復縁して結婚を決めたとのことでした。今でも通用する話ですね!

そんな話をする彼女の顔はまだ20代だったその頃のように目がキラキラして話してくれました。こんなこと息子たちにも話したことはないのよ~とおちゃめな彼女の顔が印象的でした。気が付けばかれこれ4時間も彼女の家にお邪魔していました。僕はそろそろと暇を告げると彼女はとっても寂しそうでしたが、来年も自宅ランチしましょうね~来てくれて本当にありがとう~とウルウルした目で言ってくれました。

僕の姿が見えなくなるまで自宅の玄関で見送ってくれる姿を見て、いい時間を過ごすことができたな~と思える自分が少し好きになれました。




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日本での初めての朝がやってきました。前日は睡眠不足もあって、体が疲れているかな~とは思っていたのですが、実際にはそれほど疲れておらず夕飯の後は11PMくらいにベットについて、何度か目が覚めたものの、6AMに目がさめてしっかりと眠れたような気がしました。ホテルのカーテンを開くとうっすらと朝焼けが見えていました。この日の気温は4℃。結構寒いですね。
 
部屋で熱い紅茶を飲んでうだうだとした後は、朝散歩に出かけました。今回泊っているホテルから明治神宮が歩いていける距離のようですのでホテルを出て、代々木駅を横切り30分ほどで明治神宮に到着しました。ここは都会のど真ん中にある森のようでして、凛とした空気が張り詰めていてここの空気を吸っているだけで体が浄化されるような気がするくらい気持ちの良い場所でした。

もしまだ行ったことがない方がおりましたら、ぜひこちらで朝散歩してみてください!
超お勧めです。







明治神宮をぬけると、原宿駅がすぐそばにあります。そこから表参道の方に向かって歩くと、テレビドラマなどでよく見かける街並みが広がっています。この時点でもう既に30分以上歩いているので引き返せばちょうど1時間いい距離の散歩です。竹下通りを横目で見て、ぐるりと方向転換してホテルの方に戻っていきました。平日なのでこの頃になると出勤のサラリーマンたちが街を空いています。

そしてホテルのすぐそばに小田急線の踏切がありまして、上り下りの電車がひっきりなしにやってきて踏切が全く開きません!おお~これがよく言われる開かずの踏切なのだ~と、ここまで開かない踏切は初めて見た~と言うくらい本当に開かないですね(笑)。なんか妙に感激してしまいました。上りの電車は通勤ラッシュということもあって皆さんすし詰め状態で通り過ぎていきます。
東京に住む人たちってこういう通勤をしているんだな~と思うと、僕が置かれている身がどんなに恵まれているものなのか思い知らされます。僕も最近は電車通勤ですが、電車ではほとんど毎日行きも帰りも座っていられますし、電車でも20分くらいの移動だけです。こんな殺人的な通勤をしなくていいということは感謝しないといけないのだな~と改めて思います。

電車の乗客で、息ができないくらい臭いホームレスや、精神をきたしてしまい大声で叫ぶ人や、電車の中で堂々と喫煙する人や、携帯やBlueToothスピーカーでイヤフォンなしに大音量で音楽を聴く人がいても、これに比べたらましなのかもしれないな~と思ったりもします。いや・・・本当にマシなのだろうか?(笑) 日本とは別の通勤地獄なのかもしれない~ははは~


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