彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記
コメント歓迎です~☆ ゲイの方 大歓ゲイ☆ リンクはご自由にどうぞ~♪
1.飛行機に乗る
2.Little Rockに到着
3.家族総出の集まり
この日はお葬式の当日となりました。予定としては、まず最初にDさんのお母さん宅に11時に集合、軽い昼食を済ませ、葬儀会場へ12時半までに到着。1時からビジテーションで、2時から葬儀という形になるようでした。ビジテーションとは日本でいうお通夜みたいな感じでして、もともとは葬儀の前の日に行い、皆さんが個人に最後の別れを告げる式なようですが、今回は葬儀と同じ日にしたようです。
こちらは小さな町なので、お父さんが亡くなったと知らせが伝わると、街の沢山の人がお母さんに食べ物を持ってきていまして、家の中はたくさんの食べ物で埋まっています。パン、チップス、ソーダ、ポテトサラダ、サンドイッチ用のハムや野菜などなどこの家族が食べきれない量がもたらされました。それらを式の前に昼食として皆さんでお母さんの家に集まって食するというものでした。 しかし、Dさんも僕もそれらの食事をしたいとはあまり思えなかったので、街のレストランで重い朝食を食べて、それらを食べなくても一日体力が持ちこたえるように準備しました。僕が頼んだのは卵、ビスケット&グレービー、ハム、ハッシュドポテトでした。Dさんはオムレツとビスケット&グレービー。野菜類は一切なしで真っ白なお皿が少し異様に見えますが、まずまずの美味しさでした。
僕たちが彼女の家で食事をしたくない理由の一番は、彼女の家がほぼゴミ屋敷と化しているからなのです。天井を含め、カーテンももともと真っ白だったのにタバコのヤニで黄色、掃除はもう何年もしていない状態、訳の分からないものが所狭しと積まれていて、ソファーも20年以上の古いものと、衛生状態も良くなく、食欲が湧かない環境なのでありました。
僕はこの家の滞在中、怖くてトイレは使いませんでした。
控えめに言ってかなりおぞましい環境だと思います。
午前中の集まりではどんな段取りで式が行われるかの説明があり、それらを話し合っているうちに時間がやってきたので葬儀場への移動しました。葬儀での写真はやはり取れませんでしたのでかわりに僕たちが泊まった宿の写真をのせておきます。葬儀場の方では、きれいになったお父さんのご遺体が棺の中に入っており上半身が見える形になっていて、それを見た家族たちは涙を流していました。
葬儀場の係員の説明を受け、暫くの後にビジテーションという日本でいうお通夜のような感じのセッションが始まりました。街の皆さんがお父さんに最後の別れを告げにやってきまして、Dさん、妹、弟くんそしてお母さんが来てくれた人に挨拶をして、お父さんの最後の姿を見届けているようでした。僕は式場の片隅に1人座っていたら、弟くんの奥さんが家族の席に無理やり座らせてくれました。
ビジテーションが終わると次はお葬式です。ベトナム戦争にも参加したお父さんですので、お葬式は軍隊式に行われまして、軍服を着た数名がアメージンググレースを演奏して始まり、ひとりひとり敬礼して、空砲銃を撃ち銃の音が響き渡ると神父?教会の牧師さんのような人がスピーチをし、音楽を流して約1時間ほどで式は終了しました。
次は選ばれた棺運びの人たちが棺を霊柩車に運び、郡の保安官のパトカーを先頭に霊柩車、お母さんと弟くんの車、僕たちの車、妹夫婦の車などが列を作り墓地の方までゆっくりと車で移動。その間すべての通りが郡の保安官によって交通整理で止められ僕たちは一度も車を停まることなく墓地の方へ到着しました。墓地の方ではすでに穴が掘られていて祭壇の作りになっていました。
そこに棺運び係が車から棺を墓地の穴の上にセッティングして、牧師?神父さんが短い話をして、皆さんで献花して終了でした。棺を埋めるという儀式は映画で見たことがありましたが、今回はありませんでした。式の後はお母さんの家に戻ってみんなで挨拶をして別れることにしました。Dさんの家族の皆さんは僕が参加したことにすごく感謝してくれ、お母さんですら感謝の言葉を伝えてくれました。
この後は宿に戻り、お風呂に入ってビールを飲んでリラックスしました。やはりお葬式というのは精神的なエネルギーを使うものなのでしょう。ホテルに戻ったら2人共ぐったりして、両方とも頭痛があり、思っていた以上にダメージが大きかったように思われます。少しゆっくりした後は猛烈にお腹がすいてきました。それじゃ~早めの夕飯にしましょう~と街に1つしかない朝行ったレストランの方へ再訪問。
土曜日の夕食時もこのお店はたくさんの人でにぎわっていました。お店の方はステーキ、ハンバーガー、ナマズのフライ、虹鱒のグリルなどがありまして、どれにしようか~と悩んでいたところ、この日のスペシャルはプライムリブ450gということで、とっても美味しいよ~と一押しだったのでそちらの方を頼んでみました。付け合わせはサラダとベイクドポテトにオクラのフライ。 で~やってきたプライムリブはこちらでした。きれいな色に焼き上げられたプライムリブは、柔らかく、風味も抜群で感激するほど美味しかったです。こんな田舎町の小さなレストランでこんな美味しいプライムリブにありつけるとは思ってみなかったのでDさんも僕も驚きました。Dさんもこの街でプライムリブが食べることができるなんて信じられない~と言うくらいでした。
僕もDさんも大満足で夕飯を楽しむことができました。お店は家族営業で、このご家族皆さんすごく巨漢でしたがとっても親切で素晴らしいサービスを提供してくれました。現在はメインで働くお父さんの健康状態がよくないのでレストランを売りに出しているとのことでしたが、なかなか買い手がつかなくて困っているとのことで、僕たちに買わないかと聞いてきましたが丁寧にお断りしておきました(笑)。 長かった一日もこれで終了。米国でのお葬式は初めての体験でしたが、皆さん僕の参加を喜んでくれ、お父さんが亡くなったのは悲しい出来事でしたが、これでまたDさん家族との絆も強くなったような感じがしました。無理してでもやってきてよかったなと思えました。これでとりあえずお父さんの死去に関することは終了しました。
さて、残る問題はこの残されたお母さんとゴミ屋敷の問題です。
この日記は連続掲載の旅行記です
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
6.豪華なお宅でワイン
7.蛍を見ながら夕涼み
8.カイヤックで川下り
9.湖でボートクルーズ
10. 家に帰ります~
12.家に帰れなかった・・・
13.Holiday in Dallasを追加してみた
14.Dallasのゲイタウンで遊ぶ
さて、この旅行記も今回で最後です。短い旅だったのに長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。旅行記は毎日少しづつでも書いていかないと溜まってしまいますし、旅行の日程によっては書く時間が取れないこともありますので、困難を極めますね。その上最近は一気に丸一日を書き上げる精神力も体力もなくなっていますのでどうしても、ぶつ切りになってしまっています。 さて、僕達はOak LawnのゲイタウンからUberに乗ってDalls LOVE Field空港の方へ向かいました。ところが、空港に近づくとまさかの激込みなのです。事故か何かかと思っていたらそうではなく、単に空港へ向かい飛行機に乗る人が最近の国内旅行ブームで激増してしまっていて、空港がこの交通量を捌ききれない状態になっているとのことでした。海外に行けない分、国内旅行がすごいことになっていますね!
実はDallasにいた時になぜか既視感がすごくて、これって何だろう?と考えていたのですが、家に帰ってきてわかったのが、あれま~Dallasって以前仕事できたことがあったんだ~ということでした。ゲイバーのWoody'sに行った時に、ものすごく既視感が強くてまあ、こういうバーってどこにでもあるもんだし~なんて思っていたら本当に来ていました(笑)。
ダラス旅行記←はこちらにありました。
今回僕たちが夕飯に行きたくて、夏季休暇で行けなかったレストランも僕は部下の子と一緒に行っていたようです。しかしながら、年のせいか全く記憶に残っていません。この出張のことはかすかに記憶に残っているのですが、これがDallasだったのか~や、どんな店に行ったのかは全く覚えていませんでした。ブログのおかげでこれについて読み直して、あ~ぁそうだったと思いだしました(汗)。
さて、空港でチェックインしてみると空港内はかなり混雑していまして、出発&到着を知らせるモニターを見てみるとこの日もたくさんの遅延&キャンセルのフライトがあるようでしたが、僕たちのフライトは何とか時間通りとなっていました煮でほっとしました~。このDalls LOVE Fieldの空港は新しくきれいでたくさんのレストランもあるのですが、午後6時にはほとんどのレストランがしまってしまうようですね。 空港内にあるレストランのほとんどがもう閉まっており、かろうじて開いている数軒のレストランには長蛇の列ができていました。僕たちは最初、空港で簡単に夕飯でも食べようか~と言っていたのですが、それをしなくて本当に良かったです。飛行機の方は30分ほど遅れましたが、搭乗が開始されました。アナウンスによると今回のフライトも1席も開いていないくらいの満席フライトのようです。
サウスウェスト航空のシステムですと、お金を払って登場順位を上げることができるのですがが、僕たちも別途料金を払ってそうしていたのです。しかし今回のようにフライトがキャンセルになって飛行機を前日に替えたりするともう登場順位を上げることができなくなります。そんな訳でこのフライトでは最悪真ん中の席に、離れ離れに座ることになるかもしれないと覚悟していました。
そして僕たちの搭乗の順番が来て飛行機の中に乗り込んでみると、確かに満席フライトで空いている席はほとんどない状態でした。これはもう一緒に座るのが無理だな~と諦めて飛行機の一番後ろの方に行った時、何とか最後の列に2席続いて開いていたので隣同士に座ることができました~ほっとしました。しかし、僕はこのサウスウェスト航空の自由席システム好きではないですね(笑)!
僕にとってフライトというのはそれほど楽しいものでもなくどちらかというとストレスフルなイベントなのに、サウスウェスト航空ですと乗り換えが多いうえに、飛行機の席が選べない、そして小さな飛行機という2重3重のストレスを被るような気がしてしまいます。それに今回のフライトすべて満席フライト。閉所恐怖症的な感のある僕にとってもう無理なレベルのストレスでありました。
そんな訳でDさんには、多少値段が安くてももう絶対にサウスウェスト航空には乗りたくない~と伝えると、Dさんも素直に同意してくれました(笑)。Dさん曰く、以前乗った時はもっとフレンドリーで席にも余裕があって遅れも少なかったものだったそうですが、今回はサウスウェスト航空の良い部分と言われていたところがすべて欠落していて、Dさんもうんざりしたようです。
どんぐりの背比べかもしれませんが、少しの差で僕たちは我らがユナイテッド航空を使う方がまだましだな~と言う結論に達しました。そんなことや今回の旅行の出来事を話していたら飛行機の方は無事にカリフォルニアに到着してくれました。Dallasでは気温34℃、到着したオークランドは霧にまみれて気温13℃という予想通りの激寒。あまりの寒さに体の方がついていけない状態です(涙)
まあ、今回の旅行もいろいろありましたが、どれもこれも喉元過ぎれば熱さを忘れるではないのですが、終わってみてみると盛りだくさんで楽しく素敵ないい旅になったな~と言うのが素直な感想です!
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
6.豪華なお宅でワイン
7.蛍を見ながら夕涼み
8.カイヤックで川下り
9.湖でボートクルーズ
10. 家に帰ります~
12.家に帰れなかった・・・
13.Holiday in Dallasを追加してみた
テキサスのダラスで予定外の足止めを食らってしまった僕たち2人は、どうせなら楽しんでしまいましょう~とフライト時間を遅く設定して、半日ダラスでの観光をエンジョイすることにしました。まず最初にランチを食べてお腹がいっぱいになった後は、散歩を兼ねて高温多湿の町を歩いていきまして、虹の広がる街角にたどり着くことができました。
2人でカクテルを飲んでいると、隣のさわやか青年が声をかけてきてくれました。彼は耳が聞こえないらしく、グループの皆さんと手話で話していたのですが、隣のテーブルなのに背を向けて申し訳ないです~と携帯に書いて伝えてくれたのです。まぁ~何と礼儀正しい青年なのでしょう!そんなきっかけでいろいろと彼にダラスのことを聞いたりして、携帯越しに会話を楽しみました。
そんな彼に、この週末はもDaddy Land Festival Weekendなのだということを教えてくれました。何でもDaddyと呼ばれる男性とそんな感じの年上男性が好きな若い子が集まって大騒ぎをする、Dallasでは結構大きめのイベントの週末だったのだそうです。だからDallasの町はいつもより盛り上がっているのだそうです。道理で少しいかつい系のDaddy風情の人が多くいるものだ~。
ついでに彼に今はGrindrというデートアプリよりもsniffiies.comというウェブサイトベースのサイトの方に人気が出ているとの最新情報も教えてもらいました(笑)。早速彼の指導の下このサイトに行ってみると、GPSでの位置を利用したMapが出てきまして自分の近くにどれだけの人がいて、どんなことをしたいのかなどが画面に表示されました。
このサイトの利点は、とにかく手っ取り早くヤレルということなのだそうです(笑)。Webベースなので、アプリをインストールする必要がなく、また匿名での利用が可能なので、結婚していたり、パートナーがいたりしてもちょこっと空いた時間にアクセスして近くにいる人と即繋がれるという利点性があるそうなのです。もちろん自分のログインアカウントを作ってアクセスすることもできます。
ログインアカウントでは自分の写真や、ここのブログではぼかしを入れなくてはいけないような写真も載せることができるようです。この日はDaddy Land Festival Weekendのおかげでいつもよりもたくさんの人がいるね~とのことでした。いや~ゲイのデート系のテクノロジーには疎い2人でしたので、久しぶりのこういう展開で2人とも携帯を片手に大喜びしてしまいました(笑)。
Necessity is the mother of invention(必要は発明の母)ですね~
それにしてもゲイ男子、ヤリたい人多すぎ!!
僕はモヒートとソーダ水だけでしたが、Dさんは4~5杯のカクテルを楽しんでいたようです。2人ともいい気分になってしまい、気が付けば思ったよりも長い時間こちらのお店でのんびりさせてもらいました。お店の店員のサービスも良かったですし、ここでもまたDさんの才能でもあるフレンドリーさが威力を発揮してくれ、和やかな気分で楽しい時間を過ごすことができました。
まだ空港へ向かう時間でもありませんでしたが、そろそろ夕飯を食べておいた方がいいだろう~と言う時間になってきました。他の場所への移動も考えましたが、面倒くさいのでこちらの近辺で食べることにしました。第一希望のこちらのお店(Parigi Restaurant)に行くつもりだったのですが、バーのお店の人がさっきあちらのテーブルにいたのはそこのお店の従業員だったんだ教えてくれました。
入り口で食べたいものを言ってお金を払い、テーブル席に座っていれば出来上がりをお店の人が持ってきてくれました。僕たちはグリークサラダと2人ともミートボールスパゲティを頼みました。Expressという感じのカジュアルレストランでしたので、お味の方はまぁ~こんなものか~と言うものでしたが、それでも値段の割に量も多く、まずまず満足できるものでした。
食べ終わってみると、普通のレストランを想定していた時間よりもさっくりと終ってしまいました。あと45分くらいは余裕があるので最後の1杯にと、こちらの方のお店にやってきました。僕はお腹がいっぱいですとあまりアルコールを飲みたい気分にならないので、飲むのはDさんだけでして、僕はお付き合い程度の炭酸水だけにして乾杯をしました。
こちらのお店もDaddy Land Festival Weekendのおかげなのか、Daddy的なお客さんがたくさんいて盛り上がっていました。ここでも、Sniffies.comを開いてみたら、たくさんの人がオンラインでお相手を探しているようでした(笑)。こんな感じで本来はもう既に家に戻っている1日でしたが、予想外の展開でDallasで時間を過ごしましたが、2人とも大満足できるような楽しい1日になりました。
この旅行記もあと1回分となりましたので、ここからはコメント欄を開いておきたいと思います。もしお時間がありましたら、楽しいコメントやつぶやきなど残していただけると感謝感激です~♪ よろしくお願いいたします!
この日記は連続掲載の旅行記です
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
6.豪華なお宅でワイン
7.蛍を見ながら夕涼み
8.カイヤックで川下り
9.湖でボートクルーズ
10. 家に帰ります~
12.家に帰れなかった・・・
SouthWest航空のフライトの混乱により、6時間近く遅れてしまい家に帰ることができなくなった僕たち2人でした。空港近くのこんな安ホテルに泊まりました~。その割にしっかり眠れましたよ!飛行機を使う移動はただでさえ楽ではないのに、これに遅延が重なり、乗り継ぎができなくなり、現地で一泊を余儀なくされるという事実は肉体的にも精神的にもかなりキツイことでありますね~。 この日のフライトは直行便ですと朝の6時半か、午後の6時の2本だけ。あとは乗り継ぎとなるようでした。僕たちは午前2時半に寝て朝6時のフライトでは、ホテルに泊まる意味がないということで午後6時のフライトにしました。この半日はダラスの町を観光して楽しんでしまいましょう~とポジティブに考えることにしました。チェックアウトぎりぎりまでのんびりさせてもらいました。
ホテルからUberに乗ってダウンタウンの方にやってきました。先日の早めの夕飯から何も食べていないのでお腹が減った2人ですので、まず最初にランチをすることにしました。ランチの選択はDさんが、”アジアンフードが食べたい~!”ということでネットで探してくれたお店の方に行ってきました。ベトナムとThai料理が一度に楽しめるお店なのだそうです。
室内と室外を選ぶことができましたので、冷房の効いた室外のテーブルに座らせてもらいました。まず最初にワインと、泡でおつかれさま~の乾杯です。前日のたびは本当に疲れました。野菜を欲していた2人でしたので、パパイヤのサラダと、ビルマ風のお茶の葉サラダを頼みました。程よくスパイスが効いていて、美味しいパパイヤサラダでした。お茶の葉サラダはOK~という感じかな?
それでも、全体的にはお店もきれいでしたし、サービスも行き届いていて、料理もどれもOKというレベルのものでしたので不満なく十分楽しめることができました。
ランチの後はDさんがカフェでコーヒーを飲みたいというのでこのレストランのそばにあったカフェの方に行ってきました。僕はモカ、Dさんはカプチーノを頼んで暫しまったりと時間を過ごさせてもらいました。カフェで寛ぐって本当に久しぶりのアクティビティーですね。Dallasってインド人人口が多いのかな? レストランでもカフェでもインド人との遭遇率が高かったような気がします。
この日の気温34℃、湿気は85%ということもあって、歩いているだけでもう汗が滝のようにあふれ出てきます。日本の夏のようですね~。そんな状況下の中でも2人はてくてくとダラスの町を歩き続けましたのです。
ふと見てみると、虹がかかっているではありませんか~!ここなら楽しめそうだよね~ということでこちらの場所でカクテルを飲むことにしました。
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
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6.豪華なお宅でワイン
7.蛍を見ながら夕涼み
8.カイヤックで川下り
9.湖でボートクルーズ
10. 家に帰ります~
Dさんのご両親にさよならを言った後は、車で2時間半ほど南下しまして、アーカンソー州の州都リトルロックにやってきました。この日のフライトは午後5:55発で、カリフォルニアの方に到着するのは午後9時半の予定でした。それだったら、少し早めにリトルロックの方に行ってがっつりと早めの夕飯を食べていきましょう~ということにしました。
午後3時半くらいですと昼休みのお店が多いのですね。この時間でも営業中のお店で、僕たちの2人の食べたい気分にあるもので、空港からそう遠くない、低炭水化物&高蛋白な食事などの条件をかけていろいろと探してみて、最終的に僕とDさんが気に入ったお店がこちらのアルゼンチン料理のお店でした~。メニューを見てみると、ステーキがメインでして、野菜も食べることができそうです。
ですからこちらのお店では、ステーキの盛り合わせBuenos Aires(フランクステーキ、スカートステーキ、ソーセージ、鶏肉とエビ)グリルセットを頼みました。サラダと本来ではポテトフライがつきますが、代わりにアスパラガスのグリルに変えてもらいました。2~3人前ということもあり、ボリュームもありお味の方は~とっても美味しかったです。さすがアルゼンチンステーキ、とっても美味しかったです♪
大満足のアーカンソーでの最後の夕飯を食べ終わった時、携帯電話の方にメッセージが届きました。それは飛行機の遅れるというものでした。最初のメッセージでは30分遅れということもあり、あまり気にしないで空港まで戻りレンタルカーを返却して、チェックインを済ませると新たなメッセージが入って、1時間遅れということでした。僕たちはテキサスのダラスで乗り換えがあります。 その乗り換え時間は90分・・・飛行機が1時間も遅れてしまうと乗り換えがぎりぎりとなってしまいますので焦りました。そしてその後、無情にも飛行機の遅延のメッセージは次々と送られてきて、この時点では約3時間遅れということが確定しまして、ダラスに到着が10時10分。僕たちの乗り換えの飛行機も遅れるものの、それが飛び立つのは9時15分。間に合いません!完全にアウトです。
僕たちが乗る予定であったダラスからオークランド行きのフライトはその日の最終便です。これに間に合わなければ、次の日のフライトに乗るしか選択肢はなくなるのです。ダラスからオークランド行きの便も同じように遅れてくれれば、何とかその連鎖的な遅れのおかげで、僕たちの乗るオークランド行きも遅れるのではないかと願いました。
ちなみに天候での遅延の場合、航空の方では宿泊費などはカバーしてくれません。サウスウェスト航空も負担しません。最初の遅れはリトルロックの方に突如と現れたゲリラ雷雨でしたが、実はダラスの方にもこれよりももっとひどい雷雨が発生してダラス空港が完全に閉鎖されてしまったとのことでした。リトルロックの小さな空港は人でごった返していまして、座るところもありません。
午後6時のフライトは2時間遅れの午後8時出発を決定され、乗客は飛行機の中に登場していきました。登場が完了した直後に機長からのアナウンスがありまして、ダラス空港の閉鎖が告げられ次の情報は午後9時になるとのことで、皆さん満席の飛行機内に缶詰め状態での待機を余儀なくされました。閉所恐怖症の感のある僕には狭いボーイング737に閉じ込められたのは苦痛でした
そして、午後9時では出発が午後10時に変更、そしてさらに午後11時に変更・・・結局飛行機は午後11時半に出発して、午前1時にテキサスのダラス空港に到着しました。本来ならば午後9時半にはカリフォルニアに戻っているはずなのに、僕たちは午前1時にまだダラスにいました。もちろんダラスからカリフォルニアのこの日の便はもうありません。そんな訳ですのでダラスでの1泊を余儀なくされた次第です。
空港からネットで急遽予約したホテルへ向かおうとした時、信じられない事態が発生しました。
UberもLyftまさかの1時間待ち、あきらめてTaxi乗り場に行くと本来正規のTaxiなのに身分証明ナンバーを隠してすべて白タクに変化していました。Uberでの表示では15ドルという距離に、この元正規のTaxiの白タクは$60を吹っかけてきました。ここって、アメリカですよね?大都市ダラスですよね?
東南アジアの国じゃないですよね?と僕もDさんも驚愕してしまいました。しかしこの時点ですでに午前2時近く、もう限界ですので白タクと交渉して$40でホテルまで送ってもらいました。アメリカって思ったより発展途上国で無法国家なのだということを改めて思い知らされた、テキサスダラスでありました(笑)。
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8.カイヤックで川下り
9.湖でボートクルーズ
Dさん里帰り旅行の3日目の朝がやってきました。この日はこの地を後にしてサンフランシスコベイエリアに帰る日でした。朝起きてみると、しとしとと雨が降っていて霧に覆われた風景が幻想的な雰囲気を醸し出してくれています。まずはコーヒーなどを飲んでのんびりと目覚めの時間を皆さんと静かに過ごしました。こんな天気ですが、とっても暖かく湿気もたっぷりです。 この日の予定としては、まず最初に弟くんが新たに購入した土地を見に行く、Dさんのお母さんの家に戻りサヨナラのあいさつをしに寄り道、そして空港のある町のリトルロックに入り、空港から再度テキサスのダラスに行く。ダラスで飛行機を乗り換えてサンフランシスコベイエリアにあるオークランド空港の方に午後9時半に到着して家に帰るという長い一日になるのです。
雨の降る空の下、弟くんが購入したという土地を見に行きました。こちらはやはり小高い丘の上にあって、かなり広大な場所を弟くんがリタイアメントの場所として選んだところであります。まず最初にこちらに理想の家を建てて、それが完成したら現在の別荘を売りに出すそうです。そして、仕事を続ける間はこの理想の家を別荘として利用するとのことでした。
そして60歳少し前くらいにリタイアメントした後は、ミズーリ州にある現在メインとして住んでいる家も売り払って、こちらの家をメインとして悠々自適な隠居生活を送る予定なのだそうです。もう既にどんな家を建てるかは構想を練っているそうでして、家に帰ってから彼のPCでどんな家を建てるのかそのコンピューターグラフィックのデザインを見せてもらいました。
ちなみにこちらの土地には野生の紫蘇がたくさん生えていました。日本の紫蘇に比べると少し肉厚な感じもありましたが、葉をこすって匂いを嗅いでみると日本の紫蘇とそっくりな香りがしました。アメリカのこんな場所で紫蘇に出会うとは思ってもみなかったので少し驚きまして、僕たちの家の方で育ててみようかと思い数本引き抜いてきました。カリフォルニアでも育つといいな~
さて、彼の理想の家の土地と老後の構想を教えてもらった後は、弟くんの家を辞することにしました。アーカンソー州はアメリカでもかなり保守的な場所でして、特にLGBTの人たちには住みにくい場所と言われています。たぶん実際そうなのでしょう。それでも、今回の旅行でもお店に行ってもどこへ行っても、嫌な思いは全くすることがありませんでした。
もちろんDさんのお母さんもかなり強烈ではありますが、根からの極悪人というものでもなく冗談のレベルといいますか、そのベクトルが人と違うだけであって、それさえ理解すればそこまで不快な思いもしない人間だと理解できました。弟くんファミリーは100%大歓迎してくれまして今までよりもずっと近い家族という感じを味わうことができました。こんな家族いてくれて素直に嬉しいと思えました~
こういうアメリカの片田舎での生活を少しだけも味わうことができたのは、僕にとっても貴重な時間でした。こういうものって普通の旅行ではなかなか体験できないものですから、アーカンソーとは言えども、十分楽しむことができました。素敵な時間をありがとうございました。弟くんの家を後にして、Dさんのお母さんに最後のあいさつをするためにそちらに向かいました。
途中でメキシカンレストランの方で昼食をとったのです。ここでは無料のチップスが特大盛で出てきまして、Dさんと僕はカリフォルニアではこんなに大量には出してくれないよね~と笑ってしまったくらいです。Dさんはtostada saladを、僕はチキンとエビのスープを頼みました。メキシコから来たメキシコ人が経営しているお店でしたのでなかなかいいお味でしたよ。
ランチの後はDさんのお父さんとお母さんの家に立ち寄りまして、最後のご挨拶。両方とも今回の訪問をとっても喜んでくれました。お母さんのドギツイ、冗談とは思えないような冗談も冴えに冴えわたっていましたが、僕はもう問題なく普通に会話出来ました。そして驚くことに彼女は別れ際に手を差し出して、来てくれて本当にありがとう~と僕とDさんの手を握って少し目に涙をためて言っているのでした。
これにはDさんも驚きまして、彼女も本当に僕たちの訪問を喜んでくれたんだな~と素直に彼女の言葉を受け取ることにしました。嫌なことは流していいように捉えて、明るくポジティブなメンタリティーでいると、他の人にもそういうものが伝わって暖かい気分になれるのかもしれませんね。またお会いしましょう!さ~て、これからリトルロックに向かいます~
この日記は連続掲載の旅行記です
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7.蛍を見ながら夕涼み
8.カイヤックで川下り
Dさんのお母さんが用意してくれた(と言うか、大量に送り付けてきた)食料をランチとして食べた後は、午後のアクティビティです。Dさんの弟くんと奥さんは魚釣りがお好きなようでして、家には魚釣り道具がショップのように並んでいますし、川でも湖でも魚釣りができるようなボートを持っています。川底用のボートは一般のボートと違ってそこがフラットになっているのですね!
ちなみにこのポート、いいクラスのメルセデスベンツが買えるくらいのお値段なのだそうです。Dさんの乗っている車以上の値段ということで驚愕してしまいました。僕の乗っている車の3倍以上します(笑)。こういうボートって結構いい値段なのですな~。車と違って大量生産&販売ができませんから、こういう値段になってしまうのかもしれませんね。
多感な年ごとの娘さんは家でのんびりするということなので不参加ですが、奥さんと弟くんと4人で湖の方へやってきました。 日本ですとスナックに~と何か食べ物をもっていくところですが、この家族の場合スナックよりもアルコールが重要でして、クーラーボックスには大量のアルコール飲料が積まれていました(笑)。こちらのボートは強力な馬力を誇り、スピードボートのように物凄い速さでの走行が可能でして、僕の顔は風圧で引き延ばされっぱなしになってしまっていました。
そしてボートを穏やかな場所に停留させて、皆さんで海水浴ならぬ湖水浴を楽しみました。こちらの気温は毎日30度を超えるものですので、湖の温度も25℃くらいはあるのではないかというくらいです。つまりは~Waikikiの海よりも温かくて気持ちいいものでした。おまけに海水と違って、水から出ても体がべたべたすることもなく、大変快適な水遊びとなりました。
そうそう~この湖へ行く途中にアルコール調達のためにリカーショップの方へ寄ったのです。米国では州や郡によってアルコール販売の規制がありまして、カリフォルニア州は比較的大変ゆるい販売規制となっているのではないでしょうか。しかしここアーカンソー州はかなり厳しく、Dさんのお母さんの住む郡では基本的にアルコール販売が禁止(おまけにポルノ雑誌の販売も禁止)。
幸い弟君の別荘がある場所は隣の郡なのでそこまで規制が厳しくなく、ライセンスを持ったアルコール専門店のみならば何とかアルコールの売買が可能なのだそうです。アメリカは自由の国~というイメージがありますが、意外といろいろなことで規制が厳しくて、日本のようなアルコール自動販売機はほぼ100%存在しないのではないでしょうか。 話を戻しますと~そのアルコール専門店で買い物をしていたら、日本語の書いたシャツを見たおにいさんがいたのです。Dさんが日本語だ~と喜んでいると、おにいさんはこれは彼の好きなアニメのシャツで、オンラインで見つけたから買ったのだということでした。彼は僕が日本人だとわかると、このアニメはすごくいいからぜひ見て~と目をキラキラ輝かせて教えてくれました。
残念ながら僕はアニメにはあまり詳しくないのですが、僕のヒーローアカデミアという、日テレ系のアニメ番組のようですね。ブログに載せたいので写真を撮っていいかと聞いたら大喜びでOKしてくれました(笑)。アーカンソー州の片田舎にも日本のアニメが広まっている、それもリアルタイムで放映中のものを見ているとは、世界は狭くなったものです。
湖で十分のんびりした後、空の雲行きが怪しくなってきたので家に方に戻ることにしました。到着と同時に雷雨となり、きれいな稲妻のエンターテインメントをリビングルームから楽しむことができました。雨が止んだ後は、グランドフロアーにあるデッキでカクテル&ゲームタイム。半地下の部屋にはゲームルームもありまして、ダーツやコーンホールゲームがありました。
このデッキには大人用のブランコもありまして、Dさんも僕も久しぶりにブランコに乗ってアルプスの少女ハイジの気分を味あわせてもらいました。結構な絶壁の上でのブランコでしたので、なかなかスリルもありましたよ~。この日の夕飯もいつものごとく過剰食材の消費ということでまた同じもの(魚フライ、BBQビーフ、ポテトサラダ、豆)を食べていました。
今回はちょこっとだけサラダが出ました~!久しぶりの野菜にDさんも僕も大喜びでした。この日はアルコールもたくさん飲んだし、たくさん遊んで疲れましたので早めに就寝。
この日記は連続掲載の旅行記です
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
6.豪華なお宅でワイン
7.蛍を見ながら夕涼み
アーカンソーでの2日目の朝がやってきました。ベランダに出てみると川の周りや川辺を霧が覆っていて幻想的で素晴らしい風景が広がっていました。この地域では朝晩霧が発生するようですが、サンフランシスコベイエリアで発生するような風が強く暗くて寒い霧ではなく、少しだけひんやりとするものの、柔らかいそっと包む込むような感じの霧でした。 弟君の奥さんが朝食を作ってくれるといいますので、お言葉に甘えて朝食をいただきました。通常僕たちは朝食をそれほどしっかりとらない人間なのですが、郷に入っては郷に従えということで、彼らの出来立ての朝食をいただきました。卵焼きとソーセージと、グレービー&ビスケットでした。ヘビーではありましたが、これはこれとして美味しかったですよ!
Dさんはこれに加えて朝からブラッディ・マリーのカクテルも飲んでいました。Dさんも弟さんも本当にお酒が好きで、その上どれだけ飲んでもなかなか乱れない!お酒に弱い僕にとっては、羨ましい限りです。この時のセロリ・スティックは僕がいただきました~。Dさんはそれほどセロリが好きではないのです。そういえば、旅に出てからまともに野菜を食べていないな・・・野菜が恋しいです(笑)
この日の予定は、まず最初にカイヤックで川下りです。弟くんはカイヤックを3艘持っていますのでそれを使っての川下りです。奥さんにトラックで川上の方まで送ってもらって船を出しました。この川はダムの水の下の方のを放流しているそうなのですが、そのために水が冷たいのです。透明度の高いきれいな水ですが、手を入れると痛みを感じるくらいの温度でありました。
しかし、この温度であるからこの川に住むニジマスなどの魚が元気に生育できるとのことでした。ニジマスは水温が上がってしまうと生育どころか死んでしまうことがあるそうでして、こちらのダムの冷たい水のおかげで沢山この川で繁殖ができているのだよ~と弟くんが教えてくれました。この日の気温は30℃ほどでしたが、空には適度に雲が入り、川を流れる風が心地よく快適でした。
この川下りは90分ほどでして、クーラーボックスも用意してアルコールが好きな2人にはほぼ飲み放題状態で川下りを楽しむことができるようになっていました(笑)。僕のそれに便乗して、低糖質アルコールWhite Clawなるものも用意してくれていましたので、そちらを楽しみほろ酔い状態での川下りツアーとなりました。本来はほろ酔いで川下りはしない方がいいと思います・・・
そんな訳でアメリカでのこうしたカヌーでの川下りは初体験でしたが、しっかりと楽しむことができました。偉大な自然の中でのんびりと水や空、緑に囲まれての過ごす時間は素晴らしいものですね!とっても楽しかったです~。今回のこの体験で、どうしてアメリカの自然の中でこうした野外のアクティビティーを積極的にする人が多いのかというのを理解できた気がしました。
しっかり川下りを楽しんだ後は、家に戻って昼食です。
昼食は簡単に家にあったもので済ませました。
はい・・・Dさんのお母さんが大量に送ってくれた食べ物の消費でした(笑)。 BBQビーフ、ポテトサラダ、トルティアチップ。
見事に野菜がありません・・・いつになったら野菜に出会えるのでしょうか?(涙)
この日記は連続掲載の旅行記です
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
6.豪華なお宅でワイン
豪華なお宅でのワンとチーズで過ごすアフタヌーンは夢のようなひとときでした。実際アーカンソー州にこんな邸宅があっても不思議ではないのです。しかし、アーカンソー州というとものすごく田舎で、とくに都市部を除けばもっとラフで洗練されていない生活が広がっているような気がしてしまいますが、確実に上級市民も存在しているのだというのをまざまざと見せられて気がします(笑)。 さて、この日の夕飯はワインとチーズを食したというのもありましたので、家の方で軽く食べることにしました。実はDさんのお母さんが、僕たちがやってくるということでどこからかBBQの肉やポテトサラダ、コールスローなど大量に買い、弟君宅に送り付けていたのです。ですから、弟君一家も僕たちにこれらの食べ物を消費してほしかったとのことでした。
その上、弟君一家はこの日の朝4時から湖の方に魚釣りに出かけたところこのような特大の魚を釣り上げていたのでした~。そんな訳でして、もともとはレストランでの食事を予定していたのですが、食べ物がもったいない~!!ということで、これらの食べ物を消費することにしました。魚のフライ、マッシュルームの詰め物ポテトサラダが夕飯のメニューとなりました。
この魚のフライですが、控えめに言ってすごく美味しいものでした~!朝とれたばかりの新鮮な魚ですからね!いったい何の魚なのかと聞いたら、こたえてくれたのですがもう既に僕の記憶にはありません(笑)。何でももともと海にも住んでいる魚でして、いつの間にかこちらの湖の方にも住むようになったという、なんとも不可解なことを言っていたような気がします。 さて、デザートには、娘さんが僕たちのために作ってくれたイチゴのショートケーキも登場しました!この娘さんはただいま15歳で多感なお年頃。2年前に僕たちがやってきた時はまだ13歳でしたので、それでも僕たちと話をしたりしてくれました。しかし今はもうほとんど自分の部屋に引きこもってゲームをしたり、スマホをいじっているだけとなってしまいました。
もちろん僕たちが声をかければちゃんと受け答えはしてくれますが、これくらいの年ごとの女の子とどうやって接していいのかよくわからない僕たちですので、あまり気負いせず適度な距離を保つことにしておきました。そんな中でのこのケーキですから、一生懸命お礼を言って味を褒めてあげたところ、照れくさそうに嬉しそうな微笑みをくれたのは印象的でした。
夕飯を食べて、お風呂に入ってスッキリした後は裕也へを見ながらの夕涼みをすることになりました。こちらのお宅では絶壁に建つ家の少し川沿いに暖炉が置いてあるのです。暖炉と言っても絶壁を掘り起こして、平地を作り、岩の部分のくぼんだ所を利用した暖炉になっているのです。火をおこすと背中の方から暖がとれ、目の前に広がる夕焼け空を眺めながら時間を過ごすことができるのです。 僕たちは、ワインなどを片手にこちらの方に設置してある椅子に座り、最近の社会事情や、Dさんや弟君、ぼくの仕事のことを話したり、奥さんが趣味でやっている石鹸の製作と販売のことについて聞いたりして夕暮れが漆黒の空になるまでのびりと時間を過ごしました。目の前に広がる自然を見ながら携帯もPCも使わない直接的な会話っていいものですね~。聞いているだけで気分がリラックスしてきます。
夕焼けのオレンジが薄まり、外がだんだんと暗くなるころ、この辺りには温かな黄色い光の粒がついたり消えたりしていました。そう~蛍でした!日本のほたるですと青白いほのかな光を放つというイメージです。しかしこちらの蛍は、もっと強く温かみのある黄色い光なのです。その光が無数に僕たちの周りに飛び交う姿はもう言葉では表せないくらい幻想的で圧巻なシーンでした。 その様子を写真に収めようと頑張りましたが、ちょっと無理でした。そんな時に僕の手に泊まった蛍がいましたので、こちらの写真撮影には成功しましたので載せておきましょう。なかなか強い光を放つきれいなものですね。蛍の光がより、鮮明に見えるようになると、満点の空には無数の星が広がってきました。田舎町なので街の光がない分見える星の数も多くなるのでしょう。
空には星が瞬き、地上には蛍が舞飛ぶという・・・これだけでもこちらに来てよかったな~と思えるような素晴らしい光景でした。
この日記は連続掲載の旅行記です
1.SouthWest航空・初体験
2.カリフォルニア→テキサス→アーカンソー
3.妹さんと初対面~!
4.お母様と朝食&お墓参り
5.弟君の別荘へ
Dさんの弟君の家に到着して、素晴らしい景色を眺めながらカクテルを楽しみました。この日はD君一家がお隣さんの家でのアフタヌーンワイン会に誘われていまして、お隣さんがぜひにということで僕たちも誘ってくれていたそうなのです。せっかく誘ってくれましたので、僕たちもそのアフタヌーンワインの会の方にお邪魔させてもらうことにしました。 お隣さんの家は、素晴らしいDさんの弟君の別荘にさらに上を行くゴージャスな邸宅でした。中の方に入る前の外観からして、どれだけすごい豪邸なのかということが感じられるくらいのオーラを持つ家だということがわかります。こんな大邸宅がアーカンソーの田舎にあるということが信じられないくらいでもありますね。家の玄関の脇には池もあり、コイが泳いでいました。
ワインを弟君が選んで、弟君の奥さんがチーズとサラミのプレートをもってお隣さんの方へ伺いました。お隣さんは60代のご夫婦でして、インテリジェントでいかにも裕福そうな雰囲気のある2人ではありましたが、とってもフレンドリーでいい意味でも悪い意味でも生まれも育ちも本当にアーカンソーですか?と疑ってしまうくらい品のいい方たちでありました。
まずはワインを開けて、皆さんで自己紹介をしました。最初はシルバーオークのワインで乾杯です。ワインの味の分らない僕でも、このワインがとっても美味しいものだということがよくわかるくらい素晴らしいワインでした~!自己紹介で分かったことは、こちらの旦那さんはアーカンソーにある某銀行の頭取を務めたことのある人物で、奥さんは実業家なのだそうであります。 そしてお二人さんは40代からの再婚どうして、お互いに子持ちで結婚をして、2人の間には子供がいないというカップルなのだそうです。旦那さんが銀行員時代にたまたま何かの調査でこちらの場所の視察をして、更地だったのですがすごく景色が良い場所で気に入ったそうなのです。それで奥さんに連絡してみてもらったら奥さんもこの場所を大変気に入ったので購入したとのことでした。
そして、建築設計に知識もある奥さんの方がリタイアメントライフの住処として、自分が思いつくすべての理想を注入して設計をしたものであるそうです。設計、建築、内装に5年の年月をかけて作り上げた最高の家なのです。上の写真を見てみるとわかるように、ダイニングルームだけでなくキッチンからも丘からの川の流れる雄大な景色が広がっていました。
この家にはベットルームが3つとバスルームが3つ、そしてゲスト用のトイレが1つ備えてあります。一番上の写真は1階にあるご夫婦のマスターベットルームでして、シャワールーム、トイレ、バスタブ、暖炉とバルコニーも備え付けられているという、かなりの豪華なものでした。これはどんな高級ホテルよりも上等な作りでして、かなりの贅が尽くされているとわかるものでありました。 中段と下段の写真は、階下にあるゲストルームとなっていまして、もちろん個々にフルのバスルームが備え付けられています。このバスルームが僕たちの家のリビングルームくらいの広さがあって驚かされました。そして大きな窓からは緑の広がる景色が見渡せるというものでありました。これらのベットルームを見るともうため息しか出てこないというくらいで、これが個人の家かと思うと、羨ましさを通り越して非現実的な世界を覗いている気になってきますね。
全体的な形としては、1階にはリビングルーム、ダイニングルーム、キッチンと広いバルコニーとマスターベットルームがあり、斜面に建っている家ですので、こちらに玄関があり、3つの車が止められるガレージがついています。その階下にはエンターテイメントルーム、2つのゲストルーム、ワインセラー、奥さんの裁縫室、旦那さんの書斎があるという作りでありました。
壁には彼らの趣味で集められたアート作品が並び、現役時代に撮ったであろう、クリントン大統領との写真があったりました。これほどの家ならば雑誌に出てくるレベルだよね~と話していたところ、実際に雑誌に掲載されたことのあるとのことでした。。。元大統領との写真、雑誌に掲載、新聞のコラム掲載などの経歴を見るとこの2人はこのアーカンソーではそこそこ有名人のようです。
アーカンソーの田舎町には侮れない豪邸があるのだということを学びました(笑)。ワインパーティは本来1時間くらいでお開きのつもりでしたが、家のツアー&アート作品の説明でワインを片手に皆さん話が盛り上がって2時間以上もこちらでお邪魔していました。こんなにお金持ちなのにどうしてこの田舎町をホームベースにしたのか、それは2人の生まれ故郷に近いからだったそうです。
どんなに成功しても生まれ故郷とは戻ってきたい場所になるのですね。
↓何人ここにいるのかな?
人です。。。
<(_ _*)>
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