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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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時々このブログにも登場する、僕達が時々お世話をしているWatson君という犬がいます。彼は僕の職場の同僚のイケメン医師KKさんとその彼Tさんの同性カップルが飼っている犬であります。Watson以外にも基本的に僕たちは無料で犬の世話をするのですが皆さん大変喜んでくれて、評判は上々です。僕達はCocoを飼っていた実績もありますから皆さん安心して任せられるようです。

イケメンKKさんカップルも僕達と同様に旅行が好きなので、年に数回は長期の海外旅行に行きますし、国内旅行も結構頻繁に行くようです。前回は香港に2週間半、NYCに1週間、Vancouver1週間と忙しく飛び回って人生を謳歌しています。その度に僕たちはスケジュールが合う限りWatsonの世話をするのですが、犬の世話って楽しい反面結構大変だな~と思い知らされます(笑)。
 
そんな状況でしたが、Kさんカップルから日頃のワトソンのお礼に食事に招待したいのだというお誘いがありましたので快諾して行って来ることにしました。彼らが指定した場所はこちらの僕たちにとってはちょっとお高めのお店でして、僕達の外食リストからは外してしまうお店でした。ですから、もうちょっと安いお店もあるよ~と再提案したのですが、彼らはこちらのお店がいいよ~ということなのでした。

さすが高収入のパワーカップルです(笑)。お店の方は天井が高く、しゃれた感じの照明がアレンジされていて、大きなダイニングテーブルのあるセクションと、小さなテーブルが並ぶセクションにな別れた素敵な空間です。僕達はコーナーの店が一望できるような半個室的なたぶん店の中で一番良いと思われるテーブルに案内されました。僕はハイボール、Dさんは日本酒、Tさんはカクテル、Kさんはソーダで、まずは最初に、久しぶり~の乾杯です。









こちらのお店の方は、僕達にとってお高いので行かないと言いましたが、参考までに情報をのせておくと、普通のチキンカツカレーが$26(3,900円)する感じのお店です。そんな訳なのでごちそうになるわけですので、こちらから料理を指定してというよりは、K&Tさんカップルに料理は任せておくことにしました。彼らが選んだのはこれらのおつまみ的な料理で、写真意外にもいろいろと頼みました。

イケメン医師Kさんとはもう10年以上のお付き合いなのですが、彼は最近転職を考えていて僕はいろいろと彼の相談にも乗っていました。医師の転職相談ですから、そこまで専門的なアドバイス
はできませんが、彼との話をしていると当たり前ながら医師は医師でもいろいろと大変なことがあるのだな~と思いつつ、彼の悩みはまた逆に一般人との悩みと共通するものもあるのだなと感じました。
彼は患者を診るのも好きだけれど、15分おきに工場の流れ作業のように次地祇に患者を診ていくということに疑問を感じそして疲弊しているようでして、次の職場はプロジェクトの管理的な立場で週1くらいで患者を診る感じの職場に行くようです。長い間一緒に働いてきたので彼が去ってしまうのは悲しいですが、これも彼のステップアップということですから応援したいですね。

その他の会話としては職場のゴシップをしたりして盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。お店の方はサービスも良く、料理もまあ美味しいものではありましたが、これといってこのお店ではなくてはいけない!という個性的なものは感じませんでしたね。まあ、どちらにしても我が家の経済状態では来れないお店ですね(笑)。ありがとうございました。しっかり食べてしっかり楽しんでお食事会は終了!

転職してもこんな食事はまたしたいね~と約束をして別れました。医師&ハーバード大学博士のパワーカップルで、知的についていくが大変ではありますが、親切で配慮に長けたこういう友人がいることに感謝です。Dさんと話したのですが、こういうハイスペックな友人が増えたということは僕たちも彼らにふさわしい人間になってきているのかな~?と勝手に喜んでおりました~(笑)。

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お客さん到着
Halloween at Castro


Dさんの弟の奥さんと娘さんがサンフランシスコベイエリアの方に来ておりまして、僕達がエスコートしています。カストロでのハロウィンパーティーを見た次の日は、義姉さんと娘さんのリクエストが大きな木を見に行きたいということで、サンフランシスコから気軽に行ける森林で有名なMuir Woodsという国立公園の方に行って来ることにしました。
こちらの公園は大変人気ですが、車がないとたどり着けません。しかし駐車場がそれほど大きくないので、駐車場は予約制になっています。オンラインで来る時間を指定して自分のパーキングスペースを予約するようになっています。シャトルバスや公共交通機関でも来ることができるようですが、僕達は8時半から9時の間を予約して、問題なく車を停めることができました。











この日も霧はなく比較的温かな日であったのですが、こちらのMuir Woods方は気温がぐっと下がり、ひんやりとした空気が広がっていました。こちらの公園のRed Woodsは樹齢500年から800年のものが多く、古いものになると1200年にもなるというそうです。もともとこの地域ではこのRed Woodsがたくさん生えていたそうですが、サンフランシスコ住宅ラッシュでこれらの木は伐採されました。 そしてほとんどが伐採つくされ数パーセントが残るのみとなり、このMuir Woodsの辺りは交通の便が悪かったため運よく残された地域だったそうです。そしてこの地域を所有していた会社から個人が買受け、国立公園というシステムがなかった1900年ごろに、その国立公園の基礎を作った形になったこのMuir Woodsの公園ができたそうなのです。










この中に入ると空気が澄んでいて気持ちが良くなります。僕達は90分くらいの散歩道を歩きましたが、本格的なトレイルコースもありますので、この公園で一日じっくりすぐすということもできるそうです。義姉さんも娘ちゃんもこちらの朝の散歩を楽しんでくれたようで、皆で清々しい良い時間を過ごすことができました。新鮮な空気は心も体もきれいにしてくれる気がします。
この公園のそばにはMuir Beachなるものもありまして、海が大好きな娘ちゃんのためにDさんがランチの前にちょこっとよってみた感じです。この海は現在17歳になった娘ちゃんがまだ5歳くらいの時にもやって来たビーチでして、娘ちゃんはあの岩場で買いを拾ったよね~と当時のことを思い出したようでとっても嬉しそうでした。楽しかった海の思い出はしっかり心に残っていたようです。











さて、この日のランチですが娘ちゃんのリクエストで、またグアテマラ料理が食べたいということなので、Dさんが同僚でグアテマラ出身の人に電話をかけてこの地域にいいグアテマラ料理を楽しめるお店がないか問い合わせたところ、こちらのお店を紹介してくれましたので、4人で突撃してきました。お昼時ということもありほぼ満席!白人の多いMarinカウンティーですがこのお店は白人ゼロ。

つまり僕たち以外100%ラティーノ系の人たちでした、さすがに僕たちはこのラティーノ系がすべてグアテマラ人とは判断できませんが、Dさんの同僚に聞くとこの地域に住むグアテマラ人には人気のお店ということですので、たぶんほとんどがグアテマラ人なのかもしれませんね。人気の度合いがうかがえますね~。それを聞いて娘ちゃんも大興奮!仲間を得たような気分だったのかもしれませんな~。
僕達は何とかあいていた外の2人席テーブルと2つ合わせて4人席を作ってもらいまして、こちらに着席。ビールとワインとコカコーラで乾杯。義姉さんはトスティーダ、娘ちゃんは豚肉の煮込み、僕はDさんは魚、(一番高額な…汗)ステーキ&エビを頼みました。Dさんは魚料理にかかっていたオレンジ色のソースが何なのかわからないけれど絶品でして、ここはリピートありだね~と言うくらい気に入ったようです。










娘ちゃんは多分人生で初となるたくさんのグアテマラ人に囲まれて少し興奮気味。彼女はスペイン語が話せませんが、レストランではたくさんの人にスペイン語で話しかけられて困惑よりもうすごく嬉しそうにしていました。幸い彼女は高校でスペイン語のクラスも取得しているので基本的なことはわかるらしく、彼らの話しかけている意味は分かるけれど英語でしか答えられない~と悔しそう。
来年は大学生になるので本格的にスペイン語を学んでマスターさせるぞ~と意気込んでいましたので、この旅行経験がいい方向に彼女の向上心を刺激したようで、義姉さんもDさんも僕も嬉しく感じました。テキストブックやネットの情報での勉強も大切ですが、やはり人間は自分の肌でいろいろなことを感じるということは、時にそれを超える重要な意味があるのだなのだな~と思いました。









ランチの後は家に帰って小休止。午後は何をしようか~と話していたところ、それじゃあラテン系の人が集まる地域に行って、グアテマラのストアーなんかを見に行くのってどうかい?とDさんが提案しました。娘ちゃんは興味津々。車で移動してみるとなぜかこのラティーノ系密集地域のメインの大通りが閉鎖されていて、進入禁止となっていました。それにこの地域が激込みで車が沢山なのです。

どうもこの日はDay of the DeadのHolidayのお祭りが開催されているようでした。娘ちゃんに見に行きたいか?と聞くとYES!とのことですので、車を停める場所を探すのに苦労しましたが、何とか見つけで閉鎖された大通りのお祭り会場に潜入してみました。娘ちゃんはこのDay of the Deadのお祭りをしっかり勉強していたそうで、僕達に嬉しそうに説明してくれました。
これは少し前にあったディズニーの映画Cocoのモチーフになっていますし、007スペクターの冒頭にも出てくるお祭りですね。基本的にはメキシコのお祭りみたいですが、娘ちゃんによるとグアテマラでも祝うようですね。民族衣装を着た使徒たちの踊りには物凄く真剣にみいっていましたね。そんな本場的なお祭りに参加できて彼女の目は興奮して輝いていました。

こちらのお祭りでは僕達は娘ちゃんの思うがまま散策してかなりの長い時間を過ごしました。家に帰るとぐったりとして疲れたようでしたが、娘ちゃんは物凄く僕たちに感謝してくれて、僕達も叔父さんとしての役割を果たせ胸を張れました(笑)。こんな感じでほんの数日でしたが、義姉さんと娘ちゃんのサンフランシスコベイエリア訪問は終了しました。

とってもグアテマランなHolidayになった彼女たちの訪問。彼女にとっていい経験になってくれるといいね~。次の日彼女たちは午前3時起きで、午前5時発の飛行機に乗ってアーカンソー州の方に戻っていきました。終了


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お客さん到着



Dさんの弟くんの奥さんと娘ちゃんがアーカンソー州の方からカリフォルニア州の方にやってきています。一夜明けて次の日は、海が見たいという娘ちゃんのリクエストに応えてSFの海の見える海岸線の方に向かうことにしました。その前に義姉さんがSFのホームレスのニュースを聞いたけれど本当にあんなにひどいのか?との質問がありましたので、そのエリアに行ったら皆さん驚愕していました(苦笑)。
そのホームレスが恐ろしい状態になっている場所から車を移動して、ついでに日本街の方にもよってぐるりと1周回ったら、タコ焼き屋がありまして娘ちゃんはタコ焼きもTiktokで見たことがあり、興味津々でしたが、お店がまだOpenしていなかったので、またの機会にということで日本街を後にしました。いろいろと興味のあるお年頃なようです。そしてSFの西の果てにやってきて車を停めました。

Lands Endというゴールデンゲートブリッジの見える場所に行き、崖の上から海を眺めゴールデンゲートブリッジを見て写真をいっぱいとって、次にOcean Beachを言う、そのまんまのネーミングのビーチに降り立ちました。この日は何かイベントが開催されているようで沢山の人がやってきていました。この日は風も穏やかで、2人とも靴を抜いて砂浜を裸足で楽しみました。

やはり海なし州からの人たちにとって海辺を歩くことは特別なイベントなのでしょうね!









そしてこの日のランチは、これまた娘ちゃんのリクエストでHotPot,火鍋です。これも、SNSの方にいろいろと流れてきていて、彼女の住む町ではお目にかかることができない食べ物だったのでカリフォルニアに来たら是非食べてみたいと思っていたそうです。僕達は、火鍋を食べに行かないのでこのリクエストをもらった後に、中華系の同僚にどのお店がいいのか情報もらって準備していました。
   
今回はSFのオーシャンビーチに行ってきましたので、もらっていた情報の中のお店のひとつのSFのサンセット地域にあるこちらのIPOTという、火鍋も焼き肉も食べ放題で楽しめるという優れもののお店を選んでみました。スープは牛骨の基本形と四川風の辛いスープの2つを頼みました。お箸の方も上手く使い、2人とも火鍋も焼き肉も堪能できたようです。こちらのお店には一応和牛も提供されていました。

娘ちゃんは和牛のことも知っており、これは絶対食べたかったのよね~と大はしゃぎ。まあ、どこまで本当の和牛が提供されていたのかは疑問ですが、一応サシも入って和牛っぽく見えましたし、それなりに美味しかったので良しとしましょう(笑)。Dさんもこのお店は気に入ったようでして、僕達もこちらのお店は再訪問したいよね~と言うくらいでした。










しっかり火鍋を堪能した後は、海のない街の娘ちゃんが水族館に行ってみたいというのでCalifornia Academy of Scienceという、ゴールデンゲートパークの中にある博物館のようなものに行ってきました。ここで驚愕したのが、たかが博物館なのに入場料がちょっとお高いわ~と思わせる$42(6300円)でした。この値段に娘ちゃんも少し、いやかなりビビっていました。僕もビビりました(笑)。
とっても広い科学館の中には水族館も、植物園もありますしてまずまずの施設でした。ただ、これが1人6000円以上の価値があるかと思うと、個人的にはかなり疑問が残るものではありました。決してしょぼい園ではないのですが、値段と比べると適正価格よりもかなり上に設定されているような気がしました。それでも娘ちゃんはいろいろな魚、ペンギン、白いワニを見ることができて楽しかったようなので、良しとしましょう~。










そして博物館からの帰り道、Dさんの友達のお騒が娘のJさんが、今日はカストロでハロウィンパーティーが開催されるのよ~とメッセージを送ってきました。ワイルドなハロウィンパーティーを見てみたいかと娘ちゃんに聞いてみると、ぜひ見てみたい~との返事でした。本格的なパーティーは夜暗くなってからですが、夕方でも雰囲気が味わえると思い、家に帰る前にカストロの方へちょこっとよってみることにしました。
僕達はカストロをぐるりと回ると案の定、全裸の裸族がいましてこれは娘ちゃんにはかなりの刺激だったようで、ショックを受けていました(笑)。義姉さんも苦笑・・・。まあカストロですからしょうがないですな。 僕たちは散々歩いたので、どこかで一杯飲みたいね~と言いつつも未成年がいますのでBarには入れない。Barは基本的に未成年者入店禁止であります。

どうしたことかと思った時に、僕達がいつも行くハンバーガーショップのSuper Duperならばワイン&ビールがあり、お子様ドリンクも買えるじゃないか~ということで、こちらの店のテラス席の方に陣取って、ビール、ワイン、ソフトクリームをそれぞれオーダーしてカンパイ。こちらはメインのカストロ通りよりも外れているのでいくらか落ち着いています。

僕達は道行く仮装した人たちを眺め、夕暮れ時を過ごしてみました。



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アーカンソー州に住むDさんの弟くんの奥さんとその娘さんが僕達を訪ねてやってきました。今回は弟くん抜きで母子2人だけの旅でした。弟くんの奥さんはアメリカの真ん中で生まれ育った人なのですが、典型的な真ん中のアメリカ~んとは全く違い、とってもリベラルで優しく僕があちらの方に遊びに行くといつも気配りで親切にしてくれる素敵な方であります。
娘さんの方はグアテマラで生まれ、生後数か月でこの弟くん夫婦に養子として迎えられた子でして、僕は彼らがグアテマラの方に彼女を迎えに行ったときのことも知っていますが、そんな彼女も17歳になっていました。白人の両親に育てられたので、もちろんのことながら自分が養子であることも知っていますし、それだから卑屈になっているという感じでもなく健全に育った娘さんです。

僕達は彼女たちを空港まで迎えに行って久しぶりの再会を喜びました。








Dさんはこの日のために彼女たちからの要望をいろいろと聞いて、最高の旅になるように様々な準備をしていました。基本的に彼女たちは控えめなのであまり要望がなかったのですが、Dさんがそれだとこちらが困るから、興味があることなら何でも言ってほしい~と伝えると申し訳なさそうに彼女たちは興味のあることや、やってみたいことを教えてくれました。
その控えめな要望の1つがラーメンでした~!やはりラーメンの知名度はいくらアメリカの真ん中あたりの田舎町であろうと、SNSの世の中ですから若い子たちならみんな知っているのでしょう。僕達はMarufukuラーメンの方に行ったのですが、改築工事中で食事ができませんでした。これはまずい…と思ったところでそれならば一風堂ならどうかな?と急遽予定を変更してやってきました。

幸い並ぶことなく入店できまして、2人とも初めての本格ラーメンに不安と期待を胸にして着席。こちらではしし唐、鶏の唐揚げ、餃子、各種ラーメンを頼みまして、Dさんがお箸の使い方と伝授して、なんとか箸を使って憧れの日本式ラーメンを食べることができました。一風堂は激ウマ~という訳でもないですが、普通に美味しいスタンダードなラーメンですから喜んでいただけたようです。









無事ラーメンを食べ終えて、一度家に戻って荷物を置いて寛いだ後はサンフランシスコの町中の方に行くことにしてみました。しかし、この時間は高速の方は激込みなので渋滞に巻き込まれる可能性が大でした。そんな訳で僕達は車での移動を断念して、フェリーを使ってSFに向かうことにしました。アーカンソー州は海のない場所ですから、フェリーでの移動もいいエンターテイメントかなと考えたのです。
幸いこの日は雲一つないといっていいくらいにきれいに晴れたいい天気でしたのでフェリーでの移動にはもってこいです。ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、ベイブリッジなどを見ながら優雅な船の旅に彼女たちは大喜びでした。実は僕たちもこの手段でSFダウンタウンに行くの初めてだったのですが、思った以上に快適でDさんもこれはいいね~すごくいい案だ~感謝されてしまいました。









SFのフェリーターミナルの方に到着した後は、フェリービルディングやアシカのいる観光スポットの方を回ったりしてみました。フェリービルディングの中ではCocoにそっくりな犬がいましたので思わず激写!Dさんは飼い主さんにこの犬はどこからですか~と聞きながら携帯のCocoの写真を見せて、うちにもそっくりな犬がいたんですよ~と話しかけました。
飼い主さんはこの犬もレスキュー犬なので、正確にどんな種類の犬なのかはわからないのだが、アジア系の血が入っていると言われたそうなのです。それを聞いてDさんはとっても嬉しそうに、うちの犬も台湾から来たんですよ~と教えていました。そんなことがあったフェリービルディングは、義姉さんが好きそうな美味しそうで、興味深い食べ物がたくさん売っています。

キノコの専門店、ベーグル専門店、オリーブオイルの専門店などがあり、彼女の目はキラキラ輝いていました。娘ちゃんも一緒にいろいろと見て回ってフェリービルディングを堪能。そのあとは、あまり数はいないものの何とかアシカもみることができたので満足いっぱいでSFのショートトリップを終えて再びフェリーに乗り込んで家の方に戻りました。








家に戻った後は、皆さんワインやビールを開けて、お風呂に入ったりもしてのんびりしました。この日の夕飯は娘ちゃんのリクエストでグアテマラ料理を食べに行くことにしました。グアテマラの料理も文化も知らずに育った彼女ですが、やはり自分の生まれたルーツの国は気になるようでして最近はネットなので情報を集めて研究しているようです。

幸い我が家の近所にはグアテマラ料理を出す庶民的なお店がありましたので、そちらの方に行ってみました。お店の人に娘ちゃんのことを話すとお店の人たちはとっても親切にしてくれまして、いろいろとおすすめの料理を教えてくれました。娘ちゃんの方は、お店のほぼ100%がグアテマラ人で白人が自分の母親とDさんだけということにこんな経験したことがない!と感激していたようです。
   
娘ちゃんにとってはあまりなじみのない料理のはずなのに、彼女は美味しい美味しいの連発をしていて、本当にうれしそうなのです。Dさんと、純グアテマラの血を引く彼女なのに白人の両親のもとアメリカの白人ばかりの街で育ったことに彼女はアイデンティティのギャップを感じているのかもね、だから自分のルーツとなる食事を好きになろうと必死なのかもしれないねと話しました。

兎に角彼女はこのグアテマラレストランでの時間をとっても楽しく過ごせたようで僕たちにすごく感謝してくれました。アメリカの真ん中あたりですとこういう経験もなかなかできないのでしょうね。僕達も彼女のいい支えになるような体験を提供することができてとっても嬉しかったです。


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以前J君一家が来た時にロコモコを作ったのですが、大量にハンバーグを作ったので消費できなかった分は冷凍して保存していました。そしてここ最近、サンフランシスコベイエリアは気温がぐっと上がり朝散歩のときに気温をチェックをすると先日は7℃ということで、今まではウィンドブレーカー程度でよかった朝散歩も本格的なジャケットを着なくてはいけないくらいになりました。

そんな感じになってきたので、夕飯は何か体が温まるものが食べたいな~と言う気分になりますね。何を作ろうかと思った時に冷蔵庫をチェックしてみるとその冷凍ハンバーグがあったのに気が付きましたので、これで煮込みハンバーグを作ろう~と思いつきました。人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ブロッコリー、マッシュルームなどを入れてブイヨンとデミグラスソースで煮込みました。
 
モッツァレラチーズも冷蔵庫にありましたので、仕上げにハンバーグの上に乗せてとろけさせてみました。サイドにはパンとサラダも添えて夕飯の完成です。ハンバーグがもう既にできていたので楽でしたが、ハンバーグから作るとするとこの煮込みハンバーグは壱から作るとすると結構な手間になるもんだな~と感じました。そしておもしろかったのがDさんの反応。

どうも彼は煮込みハンバーグを食べるのが初めてだったそうでして、はじめは何となくこわごわ食べ始めましたが、彼の好みの味と食材だったらしく大感激してくれました。まあ、ハンバーグにチーズですからアメリカンには受けるでしょうね(笑)。どうして今まで作ってくれなかったのか~と言われるくらい喜んでもらえました。今まで作らなかったとは疑問ですが、これならもっと頻繁に作りましょう!











そして、天気が目まぐるしく変わるサンフランシスコベイエリア。この日は霧もなく澄んだ秋空が広がっていました。こうなると気温もぐんぐんと上がり日中は25℃くらいまでになる1日となったのです。こうなると、あっさりとしたものを食べたいな~と言う気分になりまして、最近魚も食べていないな~と思いましたので、それじゃ~家で手巻き寿司をしようと考えました。

日系スーパーで食材を買って、お皿に並べてご飯とみそ汁を作ったら完成です。手巻き寿司は基本的に調理をしなくていいので楽ですよね~♪ この日のお魚は、マグロ、ヒラメ、鮭、ハマチ、イカ、数の子、トビコ、ウニとしてみました。日本で買ってきた獺祭もあけ、Dさんは初めての獺祭。Dさんはこの獺祭をすごく気に入ったようです。お寿司の方は間違いがありませんでした!
ちゃんとした魚に評判の良い日系のスーパーで買ってきましたので、新鮮で美味しいものでした。自分で好きな食材を巻いて、2人とはいえワイワイ言いながら食べる手巻き寿司はいいですね。Dさんはマグロと鮭が美味しかったらしく一人ですべて平らげました(笑)。

僕は基本的に鮭もマグロもそこまでの好物ではないのでOKです。その分大好きなイカと数の子をたっぷり食べさせてもらいました。こんな感じで2人ともお腹いっぱい幸せいいっぱいのディナーを楽しみました。1日の終わりに満足できる夕飯を食べると、終わり良ければ総て良しで1日が締めくくれますな(笑)。

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平日の何でもない日の朝。僕達はいつも通り仕事へ行く前の朝散歩をしていました。そんな時Dさんが、笑いながらいまだに同じことしているよね~と言うのです。何事かと聞いてみると、この日は僕たちが出会ってから27年目の記念日にあたる日でありました。27年前のこの日も、喫茶店で待ち合わせをした後、サンフランシスコのLafayette Parkまで一緒にのんびり散歩をしたのでありました。

あの日から27年経ってもまだこうして一緒に散歩している、27年経ってもこうして同じことしているのって、なんか面白いな~と思ったとのことでした。そういわれてみると確かに面白いですね。あの頃は20年以上もこれから付き合いが続くとも全く知らず、かなりドキドキ&緊張の塊で使えない英語を駆使して一生懸命会話していたことが思いだされました。うら若き20代の思い出です。(笑)
 
でも、いいよね~これだけ時間が経っても今でもこうして同じことしているなんて、といわれると同意しかありません。そんな話から始まった記念日ですが、大きな節目でもないですし、平日でもありましたのでこれといったことは計画もせず、いつも通りの生活をして時間が過ぎました。仕事が終わって家に帰ると、天気もいいし記念日だからちょこっとHappy Hourでも行かないかい?という話になりました。

おお~それはいいかも~ということでHappy Hourをやっているお店の方を見つけましたので、そちらの方へ行ってきました。今回はSFベイエリアに3軒ほどお店を持ち、週末の食べ放題メキシカン料理が人気のこちらレストランの方へやってきました。こちらは室内と共に野外のテラス席もありますので、天気も良く温かな一日でしたので野外席の方で僕はマルガリータ、Dさんはワインで27年記念の乾杯です!

甘しょっぱいマルガリータは、アルコール度がそれほどないようでしてジュースのように飲めてしまいます!おつまみにはHappy Hourメニューから、様々な料理を頼んでみました。お味の方はアルコールのおつまみにはもってこいのお味で満足できました。お付き合いに関してDさんの質問がありました。君は若い時に将来こんな人生を送ると思っていたの?どんな人生を描いていたの?と聞かれました。










僕は、20年以上も前の日本人ゲイライフはひたすら隠すこと、長いお付き合いなんて全く思い描いていなくて、ゲイがばれずに人生をひっそりと終ることが出来たら上出来だな~くらいしか思っていなかったので、まさか米国に住み、こんなに充実して楽しい人生を送ることができるなんて思ってもみなかったと告げました。あの頃は基本的に人生の楽しみを思い描ける要素が少なすぎたのです。

彼は、そうか~日本はいまだに結婚もNGだし、20年以上も前ならもっと悲惨な状況だったかもね~と納得。僕としてはいい方向に裏切られたので大歓迎だよ~!と伝えました。逆に僕がDさんに質問しました。今までのお付き合い、一文字で言うとしたらどんな言葉を選びますか?しばらく考えていたDさんが出した答えはMeaningfulというものでした。彼はさらに続けます。
今までの27年はいいことばかりではないし、大変な時間もあった。でもそれらをすべて含めてもとっても意味のある、有意義な大切な時間だったな~と思えるよとのことでした。彼もこんな人生がゲイの自分に遅れるとは思っていなかったので、幸せだな~とかみしめているそうです。なんかいいですよね。27年経った相手とこんな話を恥ずかしがらずにできるって・・・

僕が言葉を選ぶとしたらLuckyかな~。容姿残念系、頭脳平均以下、性格難ありの人間としてFランクを自負する僕としてはこんないい人生を過ごさせてもらっているのは幸運でしかありません。友人は超がつくほど少ないけれど、仲良くしてくれる人もいるし、いい相方にも恵まれたし、仕事にも上司にも恵まれ経済的な心配もないし、健康でありますし。運が良かったとしか言いようがないですね。

僕の人生はMiracleといってもいいくらいの奇跡です。でも、こんな奇跡も実は些細な日常のちいさな日々の積み重ねがあったからこそ、こんな風に思えるのでしょうね。日々を丁寧に投げやりに過ごさなかった自分を褒めてあげましょう。アルコール度が薄いと思って飲んだ2杯目のマルガリータ・・・とんでもない食わせ物でして実はかなり強力でした!気が付くと、ベロベロに酔っ払っていました(笑)。


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僕と違ってDさんはとっても社交的で、だれとでもすぐに仲良くなれます。彼を見ているとあぁ~こうやって相手方に好かれるようにすればいいのだな~と勉強になります。僕達は毎朝近所の散歩をするのですが、散歩中すれ違った人にでもDさんは相手方が嬉しがるようなコメントや質問をしたりして、彼らとの距離をぐっと縮めたりしています。おかげでご近所さんからの好感度も高いようです。

そんな感じの僕たちの暮らしですが、僕達がリノベーションをしている時に業者が入っているのを見ていたご近所さんはそのリノベーションに興味津々だったようです。リノベーション工事中にも、たくさんのご近所さんからいろいろな質問をされて、出来上がったら内覧させてね~などと声をかけてもらっていました。もちろんDさんはYES!と嬉しそうに返事もしていました。
 
そんな訳で今回、リノベーション後のお披露目を兼ねて我が家でカクテルパーティー的なものを開くこととなりました。ご近所さんの向こう三軒両隣的な人たちに招待状を送って、家の掃除をして、1日前にリマインダーを送付して、おつまみ系の料理、ドリンクなどをそろえて準備しました。時間は午後4時から6時まで、おつまみだけで食事はありませんよ~ともお知らせしておいたのです。

用意した料理は生ハムメロン、チーズ各種、スナック菓子、サラミなどのコールドミート、サラダ、果物、ナッツ、チキンナゲットなどでした。飲み物の方はワイン各種、泡ワイン、ビールなどなど。Dさんは他にももっと~と言っていたのですが、普通のおつまみパーティーなのだからこれ以上はいらないよ~と(どうせ準備するのは僕なので)最低限の準備で済ませるように仕向けました(笑)。









そして当日ご近所さんは時間通りにやってきました。彼らの人口分布としては、皆さん70歳以上のリタイアメント層。白人5名、日本人1名、日系2世1名、例の韓国おばちゃん1名、ヨーロピアン1名というこじんまりとした集まりでして、皆さんいろいろな手みやげを持ってきてくれました。幸いなことに我が家のご近所さんはユニークですが学が高く、配慮ある品のある人が多いので話していて楽であります。

まず最初にDさんが家のツアーをして、どこをどんなふうになおしたのかということを説明していきました。正直言って我が家はこのご近所さんでは一番小さい家なので、彼らにとってはそんなに息をのむようなものでもなかったのだろうと思います(汗)。しかしながら彼らはDさんの嬉しそうな説明を微笑みながら聞いています。ちょうどDさんが彼らの子供にあたる年齢なのからかもしれませんね。
ツアーの後はリビングルームの方に場所を変えて、DさんのPCとテレビを繋げてこの家を買った時の当時の写真を見せて、どれくらいの変化があったのかもDさんは嬉々としてプレゼンしていました(笑)。やはりBefore&Afterビジュアル的なものは彼らにも楽しかったようで、現在の状態と前の写真を見比べていろいろな感想を述べてパーティーは結構な盛り上がりを見せました。

その後は、ご近所さんのみが知るというあの奥さんが不倫してだすったもんだがあった、あそこの夫婦の離婚はこれが原因だなどというもジューシーなご近所ゴシップも披露されて、皆さん大笑い。そんな感じでパーティーは続き、6時で終わるつもりだったのが皆さんがこの家を出たのは8時過ぎとなかなかの長丁場のパーティーとなりました。

パーティー的には大成功ですし、皆さんとってもいい人で楽しい時間を過ごすことができましたし、殺伐としたこの世の中ですがこんないいご近所さんに囲まれてラッキーだな~と思うこともできた時間でした。これも社交上手なDさんの功績の賜物。しかしやはり僕の性格上、こういうパーティーに参加すると精神的な貯金を使い果たしたような感じで、夜はぐったりとしてしまいました。

楽しく新鮮でアメリカ~んな体験でしたが、暫くはこういうパーティーは無しとしたいです(笑)。






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Dさんが出張でLAの方に行ってしまいました。こうなると僕はもう夕飯を作る気力が全くなくなります(笑)。それでも最近は、一人で家にいても外に食べに行く方が面倒くさいと思うことも多くなり家で超簡単なもの、例えばそうめんとか、おにぎりだけなんかを作って食べて済ますことも増えました。しかし~この日はとっても肉モードに全脳が支配されていました。

肉モード&おひとり様といえば僕としてはやはり牛角の焼肉でしょう~。シズラーのステーキの方が安上がりでいいのですが、ここのところおにぎり、納豆ご飯が続きましたのでたまにはゴージャスに食べてもいいだろうと言い訳しまして、仕事が終わった後に車を飛ばして一番近くにある牛角の方にやってきました。最近牛角がいろいろなところにあって嬉しいですね!
正直言ってこの日の気分はどちらかというと本格的な韓国焼肉が食べたかったのですが、米国の韓国焼肉店はおひとり様NGのところが多いので断念しまして、おひとり様大歓迎の牛角にやってきたのです。最近は頻繁に来るせいか、お店の人も顔を覚えていてくれてとっても親切。牛角の食べ放題ではお肉は一度の注文で肉類は2皿までと決まっているのですが、忙しくないからもっと頼んでいいよ~なんて言ってくれます。

仕事が終わった後なのでお店も混んでおらず、人の目も気にせず楽しめるのがいいですね!注文してお肉がやって来ると、断然スイッチが入ります。もちろんのことながら炭水化物は取らずお肉と野菜だけに集中!まあ、もっと美味しい焼き肉店はあるのでしょうが、僕的にはこちらでも十分美味しく楽しめます。僕のお気に入りはニンニクソースで絡んだNYステーキかな?







こんな感じでお腹いっぱい焼き肉を食べて、最後に抹茶アイスを食べて終了です。家に帰ってお風呂に入った後、Dさんから夕飯なに食べた~?と聞かれたので牛角!と答えると、飽きれ気味に本当に君ってよく食べるよね~それでいて僕より細いのはムカつく!と笑われていました(笑)。Dさん穂ホテルのまずいハンバーガーをルームサービスで頼んだそうです。




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何かのネット情報で餃子の話を読んだ後にYouTubeを見ていたら、どこかの誰かが美味しい餃子の作り方を披露していました。最近のネット情報は面白いもので、少し怖い気もしますがAIを駆使しているためか自分がちょっと調べると、あっという間に次からそれらに関した情報がばんばんフィードされますね。その餃子の作り方を見たら妙に餃子が食べたくなったので作ることにしました(笑)

米国でも中華系のお店に行けば餃子を食べることができますが、どちらかというと水餃子が多く、その同系統なのかもしれません皮がもの凄く分厚い餃子が多いのです。それはちょっと僕としてはいまいち好みではない!僕は日本式の焼き餃子が好きでして、それも皮が薄い方を好みます。こちらの日本のラーメン屋にあると食べるくらいで、それ以外は米国ではあまり餃子を食べなくなってしまった感じです。
ですから、この作り方を見た時に久しぶりに物凄く餃子が食べたくなってしまいましたので作ることにしたのです。豚のひき肉にニンニクや生姜、キャベツ、ニラなどを入れ様々な調味も入れてしっかり混ぜ込んで中に詰めるタネをを作りました。この作り方ではオイスターソースも入れるということなのでそれも入れると、作る前からかなり美味しそうな雰囲気になりました。

それを薄皮の餃子の皮でひとつひとつ包み、フライパンでこんがり焼き上げてみました~。久しぶりの餃子でしたが、中はふんわり焼き面はカリッと仕上がり上出来です。食べてみると肉汁がじんわりと出て、ものすごく美味しい~!Dさんもこれ激ウマ~と喜んでくれました。わかめスープと共に食せば炭水化物、野菜、タンパク質、脂質の全てを含んだバランスの良い夕飯となりました。

仕事が終わって家に帰って作るのにはちょっと時間的にきついですが、リモートウォークですと通勤時間がないのでこういう料理も作れますね!久しぶりの餃子は大成功でした。これからはもっと頻繁に作ってもいいかもな~と思えるくらい美味しかったです!




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我が家の数軒先に韓国からのおばちゃんが住んでいます。彼女の家はハワイのカハラにあるような平屋建ての真っ白な壁の素晴らしいお宅です。彼女は79歳で、90代の旦那さんがいましたが、自宅療養の末、彼女の看護の後去年亡くなってしまいました(死因は老衰)。とっても悲しそうな彼女でしたが、家のリノベーションやガーデニングをやって悲しみを紛らわせていたようです。

そんな彼女は近所の散歩も良くするので僕達とよく道端で遭遇しました。ご近所さんということもありそこからいろいろな世間話をするようになって、いろいろな話と広がり今ではとっても仲の良いご近所さんの1人となっています。家庭菜園が大好きな彼女は家でできたリンゴ、ミカン、トマト、キュウリなどを僕たちにお裾分けしてくれて、これがまたとっても美味しいので僕たちは喜んでいます。
 
仲良くなるにつれ、僕達は彼女の異次元的パワーに圧倒されることが多々あります。先に述べた家のリノベーションが彼女の趣味なのですが、彼女のリノベーションは普通の男性もやらないような、ガレージの修理、家の外壁のペイントなどなど物凄くパワフル。前庭はご覧のようにパーフェクト!家の裏庭には家庭菜園があり、キュウリトマトなど家庭菜園のレベルを超えた畑も広がっているのです(笑)。

彼女は恋にも貪欲でして、いつまでも恋していたいから誰かいい男がいたら紹介してね~と言うのが口癖。ちなみに彼女はアメリカンな白人が好きなようです。韓国人男性は?と以前聞いたら、あんなのダメよ~頭が固いし保守的で話にならないわ~女は三歩下がってなんてやってられない!やはり進歩的な考えのできるSFベイエリアに住む白人男性じゃなか私には合わないわよ~と大声で笑いながら話す豪快さは素敵です(笑)。









彼女は年上の旦那さんを家に引き取り最後まで家で世話をして看取ったということでして、献身的な控えめな女性かと思っていましたがそうでもないようです。最近知ったことですが、彼女は何と、韓国で医大を卒業しており、20代の時米国に来るチャンスが訪れた時そのチャンスに飛び乗り、米国で必要な医学単位をとり無事にライセンスを取って医師として40年ほど勤務していたそうなのです。

1960年代に女性単身で韓国から渡米して勉強して、医師として刑務所なのでも働いたとのこと。それをを聞いて僕はもう尊敬のまなざしです。彼女も僕のように単身日本から米国に渡ってやってきた人間に他の人よりも近いものを感じるらしく、私たち似ているわよね~と言ってすごく親切にしてくれるのです。いやいや、貴方にはかないません(笑)!彼女の異次元パワーは半端ではないな。
彼女はお子さんが3人ほどいて皆さん独立して問題なく幸せに過ごしているそうなので、自分は死ぬまでやりたいことを楽しんで暮らすつもりなのだそうです(笑)。今でも恋を積極的にしようとしていますしね~。こんな彼女を見ていると僕もまだまだだな~人生もっと貪欲に楽しまないといけないな~と思うようになれますね。我が家のご近所さんはアクが強いがいい人が多いような気がします(笑)

この日の夕飯はエビのスキャンピパスタ。ニンニクのみじん切りをじっくりとバターで炒め、粉をふった海老をそのニンニクの香りのついたバターでじっくり焼きました。最後に白ワイン&唐辛子でソースを作ってパスタにからめ、パセリを散らして完成です。ピリ辛のニンニクの香りが食欲をそそるパスタでした。韓国おばちゃんからもらったトマトは、モッツァレラチーズを使い、カプレーゼにしました♪



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