San Franciscoのひとりごと...３現実とのGAPが怖い

[3424] [3423] [3422] [3421] [3420] [3419] [3418] [3417] [3415] [3416] [3414]

// ()

アメリカ西海岸の小さな町で　付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと　慎ましく暮す男の
地味でありふれた　たれ流し的日常生活日記

コメント歓迎です～☆　　ゲイの方　大歓ゲイ☆ 　リンクはご自由にどうぞ～♪

↓クリックするとこのブログが　何位にあるかわかります☆↓

クリックお願いいたします

メールも気軽に下さい～JapanSFO@gmail.com ～♪

｜ Comment()

現実とのGAPが怖い

2024/11/18 (Mon)

先日書いたように仕事での大きな山を無事越えることができてほっとしています。そして、そのプロジェクトのまずまずの成功で職場の皆さんからお褒めの言葉を頂戴していました。それなのに気分があまり晴れないのあります。まあ、確かにプロジェクトを指揮したのは僕でありますし、大きなピクチャーとしてはこのプロジェクト＝僕みたいな構図が外部からは見えるのでしょう。

しかしながら、僕がこのプロジェクトで素晴らしかったのかというと正直な目で見ても否だな～と言うのが素直な感想でした。僕の下で働く人たちがもの凄く優秀だったので、あれよあれよといううちにプロジェクトが前に進んでいき、僕が指示しないところでも彼らが率先して自己判断でいい方向に動かしてくれたというのが大きいような気がするのです。

僕はと言えば、どちらかというと僕よりも数段に優秀な彼らの足を引っ張らないように動いていたという感じじゃないかな～とみています。それなのに、賞賛の言葉をもらうのが僕になってしまいます。ですから、何というのでしょうね～成功を横取りしているような感覚に陥ってしまいます。もちろん賞賛の言葉をくれた人たちにはどれだけ部下たちが素晴らしかったも伝えました。

そして部下たちにも各方面からのお褒めの言葉をしっかりと伝えました。彼らの功績の大きいことをしっかりと述べているのです。彼らからは不満の言葉などはありませんが、僕個人的には役得だよな～なんて思っています。実際の自分は、英語もままならない上に性格的にも難のある、なんとも頼りない上司なのにな～とモヤモヤしたものを抱えていました。

他の部署の人などを見ていると、こういうことでは素直に自分の功績を認め、成功は自分が指揮をうまく取ったからだからね～と素直にあっけらかんと言ってしまう同僚もいまして、彼らのようなメンタリティーがすごく羨ましく感じられます。自分もそれくらい図太くないといけないよな～なんて思ってしまいますね(笑)。

そんな折、Presidentさんや理事長さんから賞賛の言葉の綴られた手書きのカードとプレゼントが僕宛に届きました。ここまで何度も賞賛されると、ますます自分の本来の姿と周りから見られている姿のギャップの大きさを感じてしまい、嬉しいはずなのに困惑してしまいました。それに、後日Presidentさんとのミーティングで、なんとも興味深い話を聞かされました。

彼女曰く、今理事との話し合いを始めたばかりなので、具体的なものは何も決まっていないが、という前提の話で、職場の中のDirectorの中にはこの会社ではなくてはならない人材があり、それらの人材の流出を防ぐためにも、この職場はそれらの人材を手厚く扱わなくてはいけないのだというのです。その具体的な方法として、役職の変更と給与の見直しなのだそうです。

まあいわゆる昇格みたいなものですね。そして僕はその対象者の中に含まれているとのことでした。この話も、この世の中にはもっと素晴らしい働きをしてものすごくエリートな人から見ると大した話ではないのかもしれませんが、僕のような人間には身に余る話であるのです。これを聞いて僕は、これまたかなり困惑。

これらの対象者のほとんどが、それはもう～僕が足元にも及ばないような頭脳明晰で人望も厚い人たちばかりなのです。こんなの受け入れてしまったら、いろいろな意味で会社でまずまず居づらくなりそうだと思ってしまいました。なぜそんなことを感じてしまうかと言いますと僕は多分運が良かっただけなのだからです。

僕の場合、たまたま昔からの上司であった彼女に気に入られていて、その彼女があれよあれよという間に昇格し続けて、いつの間にかPresidentさんになっただけ。日本風でいうと、(実力も伴わないのに)うまく派閥の波に乗ってしまったという感じなのでしょうね～。Dさんに話したら、いや～君はそれなりに自分の役割を全うしたから、こういう評価なので素直に喜んだらいいよ～と言ってくれます。

まあ、話のスケールが違いますが、たまに芸能人が真の自分と作られた自分のギャップの大きさに心的障害を引き起こすと聞くことがありますが、そういう過程がどんなものなのか何となくわかったような気がしました。人生は身の丈に合った環境で過ごすのが一番幸せなのかもしれないですね。もちろん給料が上がるのは嬉しいですが、これ以上の責任の重い役職はもう精神的に無理な気がします。

別に自己肯定が極端に低いとは自分では思ってはいないいですし、こうしていい評価をしてもらえるのは素直に嬉しくも感じます。また使えないと言われて職場にいる環境よりは、ずっと恵まれたものだとはしっかりと自覚しています。ただ、このままどんどん責任の重い職務になって行くと、ワクワクする感じよりも、どこまで自分の精神が耐えられるのか不安の方が大きいのが今の現状です。

お帰り前のこちらのクリックもよろしくお願いします！～(＊´Д｀)ﾉ

　↑　クリック応援よろしくお願いいたします~

JapanSFO ｜2024 くらし Comment(6)

Comment

コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。

無題

人間には大きく分けて2つに分かれると聞いた事があります。
Specialist とGeneralist。

Generalistになれるのはほんの一握りの人間らしいです。ここはその中にご自身が入ったと素直に自己評価を上げて良いのかもしれないですよ。

Giro URL 2024/11/18(Mon)23:33:55 編集

Giroさんへ～

>人間には大きく分けて2つに分かれると聞いた事があります。
>Specialist とGeneralist。
>Generalistになれるのはほんの一握りの人間らしいです。ここはその中にご自身が入ったと素直に自己評価を上げて良いのかもしれないですよ。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

優しいお言葉ありがとうございます。
デモなんでしょうね～何となく素直に喜べない自分がおりまして、不安と恐怖の方が勝っているような気がします。もっと図太く生きれられればいいのにな～

2024/11/19 13:17

無題

すんばらしい～～！！
ご謙遜されているけれど、チームの力、部下の功績を自分だけのものにするよりも、そうやって頑張ってくれた皆さんにきちんと周りの評価をお伝えし、上の方々にも彼らの頑張りを報告する。
これって素晴らしい事だと思いますよ。
特に自己主張の強いこの国ですから、上司の方々からだけじゃなく部下の方々からの評価も高いと思います。

うわ～～昇進＆昇給を祈ってます～。

ree 2024/11/19(Tue)04:22:19 編集

reeさんへ～

>すんばらしい～～！！
>ご謙遜されているけれど、チームの力、部下の功績を自分だけのものにするよりも、そうやって頑張ってくれた皆さんにきちんと周りの評価をお伝えし、上の方々にも彼らの頑張りを報告する。
>これって素晴らしい事だと思いますよ。
>特に自己主張の強いこの国ですから、上司の方々からだけじゃなく部下の方々からの評価も高いと思います。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

お褒めのお言葉ありがとうございます。
素直に喜べればいいのですが、あまりにも過大な評価を受けてしまっている気がしてなかなかそのまま受け入れることができない自分であります。もちろん評価してもらえることは本当に光栄ですが、このままですと不安の方が大きくなりすぎそうです。

>うわ～～昇進＆昇給を祈ってます～。
>

2024/11/19 13:20

無題

私も素直に受け止められれば良いと思います。部下の方達もゆくゆくはSFOさんと同じように指揮をしてプロジェクトを完成して行くんです。その手本となれば立派な功績ですよ。昇進おめでとう御座います。頑張った結果です。
私は今中部国際空港のラウンジでこれを書いてます。これから羽田に飛び、サンフランシスコに帰ります。長いようで短い31日間でした。帰りの飛行機は古いスタッガードです。ANAから変更のメールはなかったです。笑

david 2024/11/20(Wed)06:42:46 編集

davidさんへ～

>私も素直に受け止められれば良いと思います。部下の方達もゆくゆくはSFOさんと同じように指揮をしてプロジェクトを完成して行くんです。その手本となれば立派な功績ですよ。昇進おめでとう御座います。頑張った結果です。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

なんかdavidさんの褒められるとすごく嬉しいですね～
米国で成功した日本人の方は、この国で生きていくのがどんなに大変かがわかっていただけるのでじんときます。まだ昇進が決まったわけでもないですし、そうなるにはまだ長い道のりですのであまり気張らずにのんびり生きていこうと思います！

>私は今中部国際空港のラウンジでこれを書いてます。これから羽田に飛び、サンフランシスコに帰ります。長いようで短い31日間でした。帰りの飛行機は古いスタッガードです。ANAから変更のメールはなかったです。笑
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

あぁ～The Roomではなかったのですか～それは残念！
でもビジネスで飛ぶだけでも十分素敵ですよね
僕も早くリタイアしてのんびり優雅な長旅がしたいものだ～

2024/11/20 10:30

自信持っていいと思います

謙遜気味だけど、自信持っていいと思います。
いい部下たちに出会えたのも、能力なのではと思うし。
自分だけの力ではないと部下たちに話すその人柄でまたJPNSFOさんとの仕事頑張ろうって思ってると思います。
チームが揃ったのはJPNSFOさんがいたからこそだと思います。
ただ、もっとお給料上がって業務内容が大変になるのは、ちょっと辛いかもだけど。
頑張って下さい！

Sasha 2024/11/20(Wed)09:00:54 編集

Sashaさんへ～

>謙遜気味だけど、自信持っていいと思います。
>いい部下たちに出会えたのも、能力なのではと思うし。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

そういっていただけると嬉しいです。10年来の上司がPresidentさん担ったのでさえも、僕からしてみると本当に僕は運がいいな～としか思えないですし、そこから優遇されて今ではとんでもない状況になってきているので少し怖い気もします(汗)。

>自分だけの力ではないと部下たちに話すその人柄でまたJPNSFOさんとの仕事頑張ろうって思ってると思います。
>チームが揃ったのはJPNSFOさんがいたからこそだと思います。
>ただ、もっとお給料上がって業務内容が大変になるのは、ちょっと辛いかもだけど。
>頑張って下さい！
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

いい部下たちが集まってきてくれて本当に嬉しい限りです。しっかりといたわってこれからも一緒に頑張っていきたいですね。
お給料が上がるのは嬉しいですが、できれば精神的なストレスが少ない方が嬉しいかも・・・

2024/11/20 10:33

ご無沙汰しています。

ちょっとしんみりする話でごめんなさい。
ラブラドールのチェスが先月10才で亡くなりました。翌週で11才になるところでした。
少し前から後ろ脚ヨタヨタするし変だなぁと思い獣医さんに連れて血液検査したら多臓器不全を起こしていて翌日亡くなりました。大型犬は悪くなるスピードが早いのは分かっていたつもりでしたが気持ちがついていかず夫としばらく落ち込んでいました。が、四日後には施設に入っていた義母が老衰で亡くなり10月は本当にさみしい月になってしまいました。ただ、よく家族の誰かが亡くなる時はペットも近い時に亡くなると何人もの人から聞きました。何かあるのななんて思いつつ、義母も元気な時はチェスの世話をしてくれていたから2人一緒ならさみしくないかなぁと思う様にしています。

あと別件の話を書きますね。

仕事が自分の実力以上に任せられてしまう事が往々にあるようです。私も以前悩んだ事があります。
実はタモリさんが話されていた言葉に助けられました。
たしかこんな内容だったような気がします…
自分の仕事をこなしていき自分ではこの程度かなと思っていても　じゃあもう少しランクが上の仕事も任せられるだろうと自ずと声がかかっていくと…
なので誠実に仕事をこなせばこなすほど　このケースになってしまいますね。

いつもブログを楽しみにしています。
ありがとうございます。
お身体にはお気をつけください。

チェス 2024/11/20(Wed)13:19:18 編集

チェスさんへ～

>ちょっとしんみりする話でごめんなさい。
>ラブラドールのチェスが先月10才で亡くなりました。翌週で11才になるところでした。
>少し前から後ろ脚ヨタヨタするし変だなぁと思い獣医さんに連れて血液検査したら多臓器不全を起こしていて翌日亡くなりました。大型犬は悪くなるスピードが早いのは分かっていたつもりでしたが気持ちがついていかず夫としばらく落ち込んでいました。が、四日後には施設に入っていた義母が老衰で亡くなり10月は本当にさみしい月になってしまいました。ただ、よく家族の誰かが亡くなる時はペットも近い時に亡くなると何人もの人から聞きました。何かあるのななんて思いつつ、義母も元気な時はチェスの世話をしてくれていたから2人一緒ならさみしくないかなぁと思う様にしています。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

そんなことがあったのですね。ご愁傷様です。かわいがっていた犬が亡くなる痛みは僕も重々理解して居るつもりですので、貴方の心痛を思うといたたまれない気持ちになります。きっと彼はいい人生を送ることができたのだから感謝していることでしょう、義母さんと一緒に天に上ったのでしょうね。

>あと別件の話を書きますね。>
>仕事が自分の実力以上に任せられてしまう事が往々にあるようです。私も以前悩んだ事があります。
>実はタモリさんが話されていた言葉に助けられました。
>たしかこんな内容だったような気がします…
>自分の仕事をこなしていき自分ではこの程度かなと思っていても　じゃあもう少しランクが上の仕事も任せられるだろうと自ずと声がかかっていくと…
>なので誠実に仕事をこなせばこなすほど　このケースになってしまいますね。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

自分の限界というか力量が分かっているのに次から次へと新しいことを任されてしまい、何とかこなしているというのに、傍から見るとまだまだ大丈夫と思われてしまうのですね。そうかといって失敗するのも嫌ですから、結局はまたコツコツとこなしていってしまうのでしょう。

>いつもブログを楽しみにしています。
>ありがとうございます。
>お身体にはお気をつけください。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

優しいお言葉ありがとうございます。
心の喪失感が早く癒されるといいですね。

2024/11/20 13:31

そんな時ありました。

こんにちは〜❣️

アテシもそう思った時期がありました。
役職がついたり、その格が上がる度に本当に自分で大丈夫なん？この会社潰すんちゃうん？
みたいなね。
高校時代の友だちにも昇格の話をしたら、『お前が？！その会社大丈夫か』って一緒に大笑いしたくらいです。

同時に言われたのは、謙虚にそう見つめられているから称されているとも言えるよ。
周りもそれをみて信頼して仕事を一緒に良い結果を出そうと自然と努力する。

上に立つ人って能力だけが全部じゃないって最近思っています。

人徳ってやっぱり大きい。
そして誰でも持てないものでもありますしね。

緊張感は決して悪くないですが、極度に感じてしまうと自分を失うので一概には言えないですよね。

ケビン 2024/11/21(Thu)00:53:43 編集

Kevinさんへ～

>こんにちは〜❣️
>アテシもそう思った時期がありました。
>役職がついたり、その格が上がる度に本当に自分で大丈夫なん？この会社潰すんちゃうん？
>みたいなね。
>高校時代の友だちにも昇格の話をしたら、『お前が？！その会社大丈夫か』って一緒に大笑いしたくらいです。
>＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

やはり皆さん通る道なのですね
僕の場合は謙遜しているわけでもなく、本当に能力がそれほどないのを自分で分かっているのでこのままではマズいな～と素直に感じます。

>同時に言われたのは、謙虚にそう見つめられているから称されているとも言えるよ。
>周りもそれをみて信頼して仕事を一緒に良い結果を出そうと自然と努力する。
>上に立つ人って能力だけが全部じゃないって最近思っています。
>人徳ってやっぱり大きい。
>そして誰でも持てないものでもありますしね。
>緊張感は決して悪くないですが、極度に感じてしまうと自分を失うので一概には言えないですよね。
＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

こういうと変かもしれませんが、自分は人徳もなければ上に立つ器でもないと素直に感じます。なんかうまくだましだまし、本当に運よく波に乗ってしまい、下りることが出来なくなってしまったというのが本当の状況だと思っています。いや～とんでもない失敗をする前に何とかしなくては～！

2024/11/21 11:13

＜＜キッチンに彩りを HOME 肉の卸問屋のビストロ２＞＞