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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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ご存じの通り我が家にはミョウガの苗が植えてあります。ミョウガは一年草のようでして、春先にぐっと芽が出て、青々とした葉を茂らせます。通常僕たちが食べるのはミョウガの花芽でして、夏摘みと秋摘みのミョウガの花芽が出て収穫でてきますので収穫して食することができます。空きが来るとすべての苗が枯れ、死んだように眠ってしまいます。

このミョウガは日当たりの良い場所が嫌いのようで、直射日光のない場所に置くのが良いとのことでした。去年は直射日光の当たる庭に直植えしていたのですが、その場所が嫌いだったらしく花芽をつけることもなく、2~3くらいだけの収穫にとどまってしまいました。そのため、少し大きめの鉢を購入して、植え替えまして庭の隅の1日中日の当たらない場所に植え替えてみたのです。
 
すると~この環境が気に入ったようでして、春先になるとたくさんの芽が顔を出しまして、青々と健康的な緑の姿を見せてくれました。先日下に積もった枯れ葉を掃除してみると、いつもはあまり収穫できない夏摘みの花芽が6つも顔を出していましたので、早速収穫してみました。こちらでもミョウガは日系のスーパーで売っていますが結構な値段がしますから、自家製でどっさり食べれるのは嬉しいですね!







そんな訳でこの日の夕飯はミョウガを堪能すべくざるそばにしてみました。付け合わせのおかずにはエビの天婦羅とイカの丸焼きを添えました。ミョウガの味をシンプルに味わうには冷奴やそうめんの方が良かったかもしれませんが、残念ながら我が家にはどちらもありませんでしたので、ざるそばにしてみましたが、これでも採れたての濃厚なミョウガの味と香りが楽しめました。
我が家のミョウガはいつもは秋摘みの方がたくさんとれまして、丸々太っています。夏摘みの花芽はあまりとれないのですが、今年はたくさん出ていますのでもしかしたら秋摘みのミョウガは大豊作になるのではないか~と期待しております!この夏摘みのミョウガはまだありますので、次は冷奴やお吸い物に入れて堪能したいと思っています!




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この日記は前回からの続きです。
1.飛行機に乗る
2.Little Rockに到着
3.家族総出の集まり
4.お葬式の日
5.帰ります。



ここからは旅行記の番外編です。
ヒューストンからサンフランシスコへのフライトはウェイティングができるほど満席でした。僕たちは幸い、エコノミークラスの一番前の席に座ることができましたので、座席間隔の広いゆったりとした席で4時間過ごすことができました。ふと、通路反対側を見てみると、青年が大きなチェロのようなものと一緒に座っているのです。よ~く見ると、チェロはちゃんと1席使っています。
チェロは窓際の席にしっかりシートベルトを締めて座り、持ち主は真ん中の席に座っているという感じでした。大切な楽器類は預け荷物にすると破損して帰ってくると言う話をよく聞きますので、これは賢い選択肢なのでしょう。しかし、こういう座席の取り方は多分オンラインではできないのかもしれませんね~。オンラインで飛行機の座席を購入すると名前を入れなくてはいけません。

彼はきっと電話で状況を説明して、2人分の席を確保したのでしょうな!こういう時もやはり正規の大人料金になるのかな?それとも何らかのディスカウントが発生するのだろうか?ご存じでしたらコメント欄で教えてくださいね(笑)。

注)コメントをいただきまして、これらの楽器の席は人間と同様に正規の料金を払わないといけないそうです。御用聞きもなく、飲み物も食事も出さないのですから少し安くしてくれればいいですよね~。








さてもう一つの話はラーメンです。この日のフライトは朝からでしたので、リトルロックで朝食を取り、ヒューストン軽食を取っただけでしたのでお腹がすいていました。家に帰ると遅くなってしまうから~ということでDさんのリクエストでラーメンを食べに行くことにしました。大勝軒かHiroNori ラーメンかDさんに聞いたら、写真から見てHiroNori とのことでしたのでそちらへ行ってきました。

僕はこのラーメン屋には行ったことがありませんので初訪問です。お店に入ると広い店内にはたくさんのテーブルが並んでいますが、窮屈な感じはありませんでした。キッチン&ウェイトレスを含めすべてラティーノ系の従業員で日本人はゼロ。メニューを見せてもらうと、とんこつ、醤油、ベジタリアンラーメンがありまして、値段は強気設定で1杯($16.30/2175円)でした。
HiroNori Craft Ramen
211 E 3rd Ave,
San Mateo, CA 94401


僕もDさんも豚骨ラーメンを頼み、唐揚げも頼んでみました。唐揚げは山盛りでやってきまして、下味もしっかりついているらしくまずまずのお味でした。豚骨ラーメンの方は、クリーミーであっさりしていてくどい感じのないものでして、普通に美味しいとは思いますがこれといった特徴もパンチもない、印象の薄い気がしました。チャーシューは炙っていますが、味はあまりない平凡なものでした。

Dさんの感想は、ラーメン色々食べてきたけれど、ここのは美味しくないね~とのことでした。クラフトなのだろうけれども、素人クラフトでプロフェッショナルな味を感じられないとの辛口批評でして、2度目は必要ないとばっさり切り捨てていました(笑)。まあ、確かに僕もこの値段でこの味ならば2度目に食べに来たいな~と言う程のラーメンではないかな~と言うのは頷けます。




サンフランシスコベイエリアには美味しいラーメン屋がありますので、この値段ですとわざわざ足を運びたいとは思えないかな~。そんな訳で久しぶりに食べたラーメンは残念な結果になってしまいましたが、アーカンソーへの急遽帰省の旅は大きな問題もなく終了することができました。コメント欄を再開しておきますので、ぜひひとことコメント残してくださいね!

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2.Little Rockに到着
3.家族総出の集まり
4.お葬式の日





この日はサンフランシスコベイエリアの方に帰る日です。朝からいい天気ですが、湿気もすごく悶々とした朝になっているアーカンソー。Dさんのお父さんの死去からこちらの方にやってきて、お葬式や家族の集まりなどすべてに参加して、お父さんを見送ったのでDさんも僕も少し疲れたとはいえ、やはりやってきてよかったね~と言う気分でありました。宿を後にしてリトルロックに向かいます。
 
一番心配なのはお母さんですね。彼女の性格はかなりきつく、街でもやはり特異な目で見られている感じがあるそうでしたが、街の皆さんと仲の良い明るいお父さんがいたおかげで、彼が衝撃吸収、中和剤の役目をしていて、あのお父さんの奥さんだから~と皆さんもおおらかな目で見ていたようです。しかし、そのお父さんがいなくなって、彼女はきっと街で孤立してしまうだろうというのがDさんの見解。








その上、家がゴミ屋敷化していてDさんの弟くんと奥さんが、きれいに掃除しようと提案していましたが、それらも頑なに拒否していました。こういう、ものを溜めてしまう傾向のある老人は、配偶者が亡くなるとその穴埋めをするかのように、ものの収集癖がどんどんと強まる傾向があると言いますから、今後このお母さん宅は危険な域に入ってしまいそうな予感がします。
もちろんそうなると、精神衛生上、衛生面でも危険ですし、ものに躓いてケガをしたり火事になって逃げ遅れてしまう可能性も高くなります。比較的近くに住んでいる弟くん夫婦が何とか対策を考えるとのことですが、あのお母さんですからこの収集癖を止めるのは難しいかもしれませんね。Dさんによると、昔彼女はどちらかというと潔癖な感じで家は常にきれいで整頓されていたとのことでした。

彼女に一体何があったのかわかりませんが、何とか家の掃除をさせてもらえるといいですね。そんな話をしていると空港のある町のリトルロックに3時間ほどで到着しました。








この日のフライトはリトルロックからヒューストンへ、そしてサンフランシスコへと戻りまして、途中のヒューストンでの乗り換えも1時間ほどしかありませんので食事をする時間がないかもしれないのです。そんな訳でして、少し早めに田舎町を出てこの大都会で飛行機を乗る前に朝食を済ませておきましょうと考えた2人です。ネットでいろいろとチェックして良さそうな店を見つけました。
朝の9時半にもかかわらず、そのお店はまさかの大行列!近くに朝食を食べさせてくれる店が他にもありましたのでそちらに行ってみるとそちらも行列。そしてその近くにThe Capital Hotelというものがありまして、そのホテルにあるレストランでは朝食を提供しているとのことでしたのでそちらの方にお邪魔しました。大変エレガントな雰囲気のあるレストランでして、なかなかいい感じです。

こちらでDさんはスモークサーモンのベーグルサンド(右上)。僕はジャガイモ、パプリカ、マッシュルーム、ほうれん草のソテーの上にポーチドエッグののった肉類なしのベジタリアンスキレット(左下)を頼みました。写真を見てもわかるように、なかなかエレガントなプレゼンテーションでして、高級そうなホテルのレストランの朝食としては申し分ないお味でもありました。








食事の後は空港まで車で10分。リトルロックはアーカンソー州の最大の都市かもしれませんが、やはり小さな町ですのでダウンタウンの中心部から空港までが近い!空港で問題多しのレンタカーを返した時、Dさんが借りた時からタイヤに穴が開いていたよ~と言ったら修理代を払ってくれました。なかなか良心的なレンタカー会社でした(笑)。
リトルロックからヒューストンまでは小さな旅客機でして、54人しか乗れない小さな飛行機でした。このフライトも満々席でして、文字通り1席も空きがないくらいでした。さて、我らがユナイテッド航空は、この便もオンタイム!時間通りに登場が始まり、時間通りに飛び立ちまして、90分ほどのフライトは予定よりも早めにヒューストンの方に到着してくれました。





ヒューストンでの滞在は1時間ほどですので、あっという間に次のフライトだね~何か食べ物でも買っておこうか~と話していたのですが、ここで僕たちのフライトは30分ほどの遅れがあるということが判明。その上、ヒューストンには早めについたので予定していたよりもヒューストンでの滞在時間があるようなので、それじゃ~とラウンジの方に出向いて泡ワインと軽食をいただきました。
 
おかげで無料でアルコールと食事をとることができて満足な2人です。30分ほどの遅れならば、こういう状況ではラウンジでのんびりする時間ができるので大歓迎ですね!その後フライトは、予定通り30分遅れでそれが伸びることなく、出発してくれるようでした。飛行機に乗り込むと機長自らがフライトの遅れを説明して詫びてくれました。我らがユナイテッド航空・・・最近サービス良くなっている気がします(笑)。






フライトのクルーも悪くなかったですし、4時間のフライトで2度のドリンクサービスもしてくれまして、今までではありえないくらいまともになってきているユナイテッド航空だという印象がありました。フライト中、僕は珍しく映画(Kill Bill)を見て、本を読んだりして時間を過ごしました。Dさんは小さなワインボトルを3本ほど開けてお疲れのためぐっすり眠っていました。
 
4時間のフライトは微妙ですね。長い~と文句を言う程でもないですが、あっという間でもないのでまだつかないの?と座っていることに飽きてしまうという感じのフライトかな? それでも今回は行きも帰りも、どのフライトも1席の空もないほど満々席でしたが、大きな遅延もなく荷物が紛失することもなく、比較的快適なものとなりました。強いて文句を言えば値段でしょうね。
お父さんが亡くなって直前で予約した席なので値段はかなり高いものでした。あとで調べたら普通に予約していればファーストクラスもこの僕たちの値段ほどしないとわかり、フライト中Dさんと2人で、このファーストクラスの人たちは僕たちよりも安い値段であの席に座っているんだよね~と話していまして、なんともやるせない気がしてしまいました(笑)。

まあでも、お父さんのお葬式にも間に合って、Dさん一家との懇親を深めることができたので良しとしましょう。これにてアーカンソーへの旅日記は終了です。お付き合いありがとうございました。次回の番外編ですべて終了いたします。


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3.家族総出の集まり




この日はお葬式の当日となりました。予定としては、まず最初にDさんのお母さん宅に11時に集合、軽い昼食を済ませ、葬儀会場へ12時半までに到着。1時からビジテーションで、2時から葬儀という形になるようでした。ビジテーションとは日本でいうお通夜みたいな感じでして、もともとは葬儀の前の日に行い、皆さんが個人に最後の別れを告げる式なようですが、今回は葬儀と同じ日にしたようです。

こちらは小さな町なので、お父さんが亡くなったと知らせが伝わると、街の沢山の人がお母さんに食べ物を持ってきていまして、家の中はたくさんの食べ物で埋まっています。パン、チップス、ソーダ、ポテトサラダ、サンドイッチ用のハムや野菜などなどこの家族が食べきれない量がもたらされました。それらを式の前に昼食として皆さんでお母さんの家に集まって食するというものでした。
しかし、Dさんも僕もそれらの食事をしたいとはあまり思えなかったので、街のレストランで重い朝食を食べて、それらを食べなくても一日体力が持ちこたえるように準備しました。僕が頼んだのは卵、ビスケット&グレービー、ハム、ハッシュドポテトでした。Dさんはオムレツとビスケット&グレービー。野菜類は一切なしで真っ白なお皿が少し異様に見えますが、まずまずの美味しさでした。

僕たちが彼女の家で食事をしたくない理由の一番は、彼女の家がほぼゴミ屋敷と化しているからなのです。天井を含め、カーテンももともと真っ白だったのにタバコのヤニで黄色、掃除はもう何年もしていない状態、訳の分からないものが所狭しと積まれていて、ソファーも20年以上の古いものと、衛生状態も良くなく、食欲が湧かない環境なのでありました。

僕はこの家の滞在中、怖くてトイレは使いませんでした。
控えめに言ってかなりおぞましい環境だと思います。









午前中の集まりではどんな段取りで式が行われるかの説明があり、それらを話し合っているうちに時間がやってきたので葬儀場への移動しました。葬儀での写真はやはり取れませんでしたのでかわりに僕たちが泊まった宿の写真をのせておきます。葬儀場の方では、きれいになったお父さんのご遺体が棺の中に入っており上半身が見える形になっていて、それを見た家族たちは涙を流していました。

葬儀場の係員の説明を受け、暫くの後にビジテーションという日本でいうお通夜のような感じのセッションが始まりました。街の皆さんがお父さんに最後の別れを告げにやってきまして、Dさん、妹、弟くんそしてお母さんが来てくれた人に挨拶をして、お父さんの最後の姿を見届けているようでした。僕は式場の片隅に1人座っていたら、弟くんの奥さんが家族の席に無理やり座らせてくれました。
ビジテーションが終わると次はお葬式です。ベトナム戦争にも参加したお父さんですので、お葬式は軍隊式に行われまして、軍服を着た数名がアメージンググレースを演奏して始まり、ひとりひとり敬礼して、空砲銃を撃ち銃の音が響き渡ると神父?教会の牧師さんのような人がスピーチをし、音楽を流して約1時間ほどで式は終了しました。

次は選ばれた棺運びの人たちが棺を霊柩車に運び、郡の保安官のパトカーを先頭に霊柩車、お母さんと弟くんの車、僕たちの車、妹夫婦の車などが列を作り墓地の方までゆっくりと車で移動。その間すべての通りが郡の保安官によって交通整理で止められ僕たちは一度も車を停まることなく墓地の方へ到着しました。墓地の方ではすでに穴が掘られていて祭壇の作りになっていました。

そこに棺運び係が車から棺を墓地の穴の上にセッティングして、牧師?神父さんが短い話をして、皆さんで献花して終了でした。棺を埋めるという儀式は映画で見たことがありましたが、今回はありませんでした。式の後はお母さんの家に戻ってみんなで挨拶をして別れることにしました。Dさんの家族の皆さんは僕が参加したことにすごく感謝してくれ、お母さんですら感謝の言葉を伝えてくれました。










この後は宿に戻り、お風呂に入ってビールを飲んでリラックスしました。やはりお葬式というのは精神的なエネルギーを使うものなのでしょう。ホテルに戻ったら2人共ぐったりして、両方とも頭痛があり、思っていた以上にダメージが大きかったように思われます。少しゆっくりした後は猛烈にお腹がすいてきました。それじゃ~早めの夕飯にしましょう~と街に1つしかない朝行ったレストランの方へ再訪問。

土曜日の夕食時もこのお店はたくさんの人でにぎわっていました。お店の方はステーキ、ハンバーガー、ナマズのフライ、虹鱒のグリルなどがありまして、どれにしようか~と悩んでいたところ、この日のスペシャルはプライムリブ450gということで、とっても美味しいよ~と一押しだったのでそちらの方を頼んでみました。付け合わせはサラダとベイクドポテトにオクラのフライ。 で~やってきたプライムリブはこちらでした。きれいな色に焼き上げられたプライムリブは、柔らかく、風味も抜群で感激するほど美味しかったです。こんな田舎町の小さなレストランでこんな美味しいプライムリブにありつけるとは思ってみなかったのでDさんも僕も驚きました。Dさんもこの街でプライムリブが食べることができるなんて信じられない~と言うくらいでした。









僕もDさんも大満足で夕飯を楽しむことができました。お店は家族営業で、このご家族皆さんすごく巨漢でしたがとっても親切で素晴らしいサービスを提供してくれました。現在はメインで働くお父さんの健康状態がよくないのでレストランを売りに出しているとのことでしたが、なかなか買い手がつかなくて困っているとのことで、僕たちに買わないかと聞いてきましたが丁寧にお断りしておきました(笑)。
長かった一日もこれで終了。米国でのお葬式は初めての体験でしたが、皆さん僕の参加を喜んでくれ、お父さんが亡くなったのは悲しい出来事でしたが、これでまたDさん家族との絆も強くなったような感じがしました。無理してでもやってきてよかったなと思えました。これでとりあえずお父さんの死去に関することは終了しました。

さて、残る問題はこの残されたお母さんとゴミ屋敷の問題です。


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2.Little Rockに到着




朝になりました。この日はお葬式への準備ということと夫を亡くして悲しんでいるお母さんを慰めましょうということで、Dさん実家の方で時間を過ごすことになっていました。しかし、ご存じの通りDさんのお母さんはかなり癖のある、普通の人間ではありませんでして、人種差別的な発言は一切ないものの、人間としての資質を考えさせられる発言が多々あるので気の休まらないお方です(汗)。
エピソード1エピソードという感じな方です。こんなお母さんと午前中はじっくりと時間を過ごしました。やはり50年以上も一緒にいた夫を亡くしたということでいつもよりもエネルギーレベルが低下していて、涙もろい彼女ではありましたが、ところどころで僕に放ってくる毒気のある言葉はしっかりと健在でした(汗)。僕は慰めつつもその毒の剣をかわすという体制でありました。
  
まあ、こういう毒は受け止めず流すのが一番ですので気にせず、右から左へ。重症的なダメージを受けることなく午前中の訪問は終了しました。ランチにはDさんの妹ととその夫、そしてDさんの叔父さん(亡くなったお父さんの弟)との会食の予定がありましたので、車を走らせて実家から30分ほど南の方にある町のレストランの方へ向かいました。気温は35℃。車の中では快適で、目の前に広がる濃い緑がとっても美しいです。


  






指定されたレストランへ到着すると、妹さんたちもちょうど到着したようでした。僕は妹さんと去年あっていますが、彼女の旦那さんと彼らの叔父さんとは初対面です。皆さん、やはりお父さんが亡くなったことがショックで悲しみの表情を見せていましたが、話題はすぐにDさんのお母さんの方に変わっていきました。それは~彼らもあのお母さんから甚大な毒牙を受けた方たちなのでありました。
こちらでは延々とどれほど彼女がひどい人間かを聞かされまして、僕が受けた毒牙は大したことがないな~と思えるようになったくらいでした。まあ日本でもアメリカでもこういう家族の問題はあるものなのですな~と感心するくらい(苦笑)。さて、料理の方ですが僕はステーキとエビのパルメザンソース。Dさんはナマズのフライトオクラフライという揚げ物オンリーのアメリカ~んな料理を頼みました。

お味の方はまずまずでして文句もありませんでしたが、Dさんは自分で頼んだとはいえこの揚げ物攻撃に撃沈していたようです(笑)。Dさんの妹さんはこちらでは珍しく低炭水化物ダイエットを実行していてモデルのようなスレンダーな体を維持しています。そんな彼女ですから頼んだのはチキンサラダでした。彼女の旦那は大きなサイズですのでもちろん揚げ物フルコースでした(笑)。








食事の後はいったんホテルの方に戻って休憩をして、またDさんの母親宅に戻りました。すると、Dさんの弟夫婦に、彼らの息子夫婦もやってきていましたので、彼らがいるため、Dさんのお母さんのエネルギーも分散された分、家の中での閉塞的なものを感じることが減りました。会話の途中で亡くなったお父さんの銃のコレクションの話になりまして、それらをチェックすることになりました。
で~見せられた銃がこんな感じ。もちろん銃弾は入っていませんから安全なのでしょうが、こういう銃を日頃扱ってもいませんし、見かけることもない生活を送っているので銃口がこちらの方に向かうたびにドキドキしてしまいました。Dさんの弟くんは思いっきり使い慣れているので格好がいいですが、Dさんはへっぴり腰でした(笑)。Dさんは弟くん頼んで記念撮影。それを僕が記念撮影しました(笑)。









そんなこんなでそろそろお母さんの家をお暇しましょうという時間になりまして、僕たちが最初に家を出ると、車のタイヤがパンクしていました。このレンタカー、禁煙のはずなのにタバコの灰がありタバコ臭かったですし、乗ってすぐにタイヤの空気圧の異常が出されたので空気を入れても改善されなかったので、センサーの故障かと思っていたら、しっかり実は穴が開いていたようです。
この時すでに金曜日の午後4時45分。この小さな町は土日はすべてのお店が閉まります。Dさんの弟くんの息子がタイヤを外し、近所の修理工場まで行って閉店間際でしたが無理を言ってタイヤを修してもらい事なきを得ました。さすが田舎町のストレートなのアメリカ~ン男子、こういうことをてきぱきとこなしてくれるのには感謝感激でした。ちなみにこの彼、超イケメンでいい子です!

本当にありがとうございました。










この後は車で45分ほど北上したところにある、Dさんの弟くんの別荘の方で食事をすることになりました。この別荘には去年お邪魔しまして泊らせてもらいましたね。Dさんの弟くん夫婦と娘、弟くんの息子夫婦、そしてDさんの妹さん夫婦と僕たちで、9人での食事会となりました。食事は近所のメキシカンレストランからお持ち帰りのものを食べるというスタイルになりました。
川を見下ろせる高台にあるこの別荘はこの日もきれいな景色を見させてくれました。最初はカクテルタイムでしたので、僕はアーカンソー州のクラフトビールを飲んでいました。僕はこの日だけで、一気にたくさんの人と会って話をして~ということで精神的に疲れてしまったのでしょう。ビール1杯飲んだだけでノックアウトされてしまい、リビングのソファーでウトウトとしてしまいました。





少し眠ったら気分も良くなりまして、そのあとは皆さんとの会話に参加していました。僕はこの時、このファミリーとは個別に付き合いはあったのものこうして一度に会うことは初めてでしたが、皆さん穏やかで誰も自分が~!と自己主張もないのですが、それでも強い家族の絆が感じられ優しい時間が流れていて素敵だな~と思っていました。アメリカ真ん中の人たちも素敵な人が多いですね。
この食事会が終わり、暗闇の中来るまでの帰り道にDさんが、穏やかだけれどすごく家族が近づいたようないい時間が過ごせて嬉しかった~付き合ってくれてありがとう~同じような話をしたので、やはり彼もそう思っていたのだな~と嬉しく思っていたら、その後弟くんが電話で今日は本当にいい時間を過ごせて嬉しかった。今まで以上に家族の絆が強まったような気がしますと伝えてくれた時には、Dさんと共にみんな同じことを思っていたのだね~こういうのっていいものだね~と温かい気持ちになれました。

明日はお葬式です。


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1.飛行機に乗る





Dさんの父親が亡くなり、彼の実家の方へ向かう僕たち2人。広いアメリカでは亡くなってからあり葬儀まで時間をかけるところもありますが、彼の実家の地域では日本のように亡くなったら葬儀をすぐに執り行う地域のようですので、僕たちはそれに間に合うように急いで戻っているという感じです。サンフランシスコベイエリアの家を朝4時に出て、ヒューストン経由でリトルロックへ向かいます。
  
飛行機は、緑の多い地域に来ると降下していきまして、ArkansasのLittle Rockの方に予定より早く到着しました。さて、Dさんの弟くんは大きな会社の副社長なのですが、彼は年に一度しか休暇をとることが許されていないそうです。そんな彼はその年に一度の大型休暇をカリブの島で取っている途中にこの訃報が届きました。そんな訳で彼も急遽休暇を中断して戻ることになったそうです。

リトルロックでレンタカーを借りてそこから3時間ほど北に向かい彼の実家の小さな町へ向かいます。今回のレンタカーはエンタープライズで予約しましたが、客の列がもの凄く長くなっていたので、Dさんは列のない会社のカウンターへ行って当日借りることができる車がないか聞いたら、ありまして、それを借りての出発となりました。ただ・・・この車思いっきり外れでした(涙)。








午後5時にリトルロックの方へ到着しまして、ここから3時間半ほど車に乗ってのドライブですと、彼の実家の街には午後8時過ぎの到着となります。その上彼の実家は相当に小さくて、レストランがチェーン店のハンバーガーのみです。それならば、早めの夕飯をこのリトルロックで夕飯を食べてから実家の方に戻る方が、いいだろうということでこちらの街で早めの夕飯を取りました。
7103 Cock of the Walk Lane
North Little Rock, AR 72113
僕たちがネットを駆使して選んだ店は、リトルロックでも裕福な地域にある、緑に囲まれたこちらのレストランでした。すぐそばには池があり噴水が備え付けられていて、店内もゆったりとした席になっているなかなか素敵なレストランでした。値段的にはサンフランシスコベイエリアと変わりがないことを見ると、リトルロックでは高級のレベルにあるレストランなのかもしれません。

お店の雰囲気はすごく良いですし、僕たちの担当になった大きめのウェイター君もはきはきしていてすごく好感の持てるいい方でした。こちらでDさんはマティーニ、僕は地元のクラフトビールで乾杯しました。軽めのゴールデンエールを頼みましたが、結構強くて半分くらいでほろ酔いになってしまった僕でありました。







こちらのお店ではルイジアナ州のメキシコ湾でで採れた生ガキを食べることができるというのでそちらを前菜選びました。ルイジアナの生ガキはあまり食べたことがありませんが、明らかにニューイングランドや西海岸の冷たい地域で採れる牡蠣とは違う味わいでした。十分美味しいのですが、透明感のある西海岸の冷たい地域の牡蠣とは違い少し泥臭さの残る味かな。

メインの方ですが、Dさんは写真右上のRed Fishなるものを頼みました。これはケイジャン風のスパイスの効いた海老やマッシュルームや玉ねぎがソースとして、ご飯のベットの上にのっている一品。結構味も濃く、スパイスが効いていていつもはあまり食べない感じの味付けですね。彼は美味しくいただけたそうですが、量が多すぎで完食は無理だったようです(笑)。
僕が頼んだのはこちらのお店の一押しのポークチョップでしたが・・・最初にやってきたのはなぜかサーモンのグリルでした(笑)。レストランで運のない男の僕ですが、アーカンソー州に来てもその強運は健在のようでした。Dさんもあれだけはっきりポークチョップと言ったのにサーモンが出てくるとは・・・と、これにはあきれていましたが、レストランの方はすぐにでも作り直してきますと作り直してくれました。

で~数分後にやってきたポークチョップはグリルされたポークは香ばしく、桃のジャムをベースにしたソースとよく合い素晴らしいものでした。付け合わせのジャガイモも、トウモロコシのケイジャン風炒めも大変美味しく大満足できる一皿でした。お店の方が強く勧めるのでデザートにストロベリーとルバーブのシャーベットサンデーを頼み食事は終了。いいお店でいい時間を過ごせましたね~。

この後は車を走らせ彼の実家のホテルに到着。
気温30度前後で、湿気がもの凄く高く日本の夏を彷彿とさせます。
疲れ切った2人はそのまま就寝しました。


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月曜日の午後にDさんのお父さんが亡くなったという知らせが届きました。心臓が弱かった彼は心筋梗塞により亡くなってしまったそうでした。彼とは人生では2度ほどしか会っていませんでしたが、とっても親切で気のいいおやじさんという感じで、僕にはいい印象しかありませんでした。それに、一応お付き合い25年以上の配偶者の父ですから、僕もお葬式に参加することにしたのです。

Dさんとしてはどちらでもいいよ~的な感じだったようで、一応母親や弟や妹に聞いたところぜひ参加してあげてください~と許可を得たので一緒にArkansasの方へ向かうことになりました。こうなるといろいろと手続きがありますね。まず職場に忌引き休暇を申請。許可が出て飛行機の手配。直前のフライトなので普通のエコノミーでも1人往復10万円以上する高価なものになりました(汗)。
西海岸から東側に行き、日が暮れるまでに到着したいとなるとかなり朝の早い便に乗らないくてはいけません。2人とも朝の4時起きをして、準備。車を走らせて空港のガレージまで行きまして、空港でチェックイン。さすがにこの時間はそこまで混んでおらず、セキュリティーも、空港もがらりとしてすんなりとゲートまで到着することができました。







朝早い国内線だからかな?我らがユナイテッド航空オンタイムでした。それどころか定刻よりも早い時間に出発してくれましたが、飛行機は満々席で文字通り一つも席が空いていない状態でした。僕たちはエコノミー席の一番前の席をとることができましたので、座席との間隔にはかなり余裕がありそれほど窮屈感もなく快適に過ごせました。
しかし~!3席の通路側と真ん中に僕たちが座ったのですが、窓際に座った30代くらいの男性がとんでもなかった・・・彼はフライト中ずっと、鼻水をすすり、鼻をかむ、くしゃみをし、咳をするという暴挙に出ていました。おいおい・・・コロナか何か知りませんが、そういう健康状態では飛行機に乗るなよ~と僕もDさんもしっかりマスクをしたものの、うつされるのではないかと気が気でなかったです。






Dさんは朝から泡ワイン(汗)。僕は飲みませんでしたが、彼の2杯目の分のオーダーの役を担いました。どうやらユナイテッド航空のエコノミーではアルコールは1人1オーダーのみでして、その1杯を飲み終えてからでないと次のオーダーができないとのことでした。ファーストクラスですとどんどん無料で持ってくるのに、有料だと1杯ずつ・・・その意図が分かりませんね。
3時間半のフライトは意外にも快適(もちろん隣の席の病人の症状を覗いて)にあっという間に過ぎました。飛行機は乗り換え地点のテキサスのヒューストンの方へ到着しました。午前4時から起きてヒューストンにはカリフォルニア時間で11時半に到着ですからお腹がすいてきました。最初はレストランにでも~と思いましたが2人ともサラダだけで済ませておきました。







ヒューストンでの滞在時間は約50分。次のフライトはヒューストンからアーカンソー州の州都リトルロックへ向かう便です。このフライトはずっと小さな飛行機ですが、これまた満々席でした。そしてこのフライトもオンタイムという素晴らしいものでした。すべてのフライトがこうしてオンタイムで出発してくれると、ここまでストレスが少ないものなのだとよく理解できました。
この小さな飛行機でも僕たちは非常口の席を確保でき、どっぷりと座席幅があるなかなかいい席でありました。サンフランシスコからヒューストンの便ではアジア人もちらほらのっていましたが、ヒューストンからリトルロックとなると乗客の90%は白人で、残りが黒人という感じで、アジア人はさすがに僕一人となっていました。約90ほどのフライトがリトルロックに向けて出発しました。



コメント欄は閉めておきます。

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Dさんの職場の友人のダイアンさんとフレンチランチに行ってきました。彼女は元Dさんの部下でして、もう数年前からリタイアメントライフを楽しんでいる方です。大きな病を持っていたので免疫力がかなり低下しているとのことで、コロナ禍ではほとんど外食をしなかったとのことでした。それでも僕たちとの外食はたま~に付き合ってくれていました。

この日、Marinカウンティーはきれいな空に晴れ渡っていました。いつもは彼女の家で待ち合わせをして、カクテルを飲んでからレストランの方に向かうというコースでしたが、彼女も準備が大変だろう~と言うことで直接レストランの方で落ち合うことにしました。室内も広いのですが、やはりコロナの心配か、皆さんこぞって野外テーブルでの食事をしていましたね。
 
507 Magnolia Ave,
Larkspur, CA 94939
もちろん僕たちも野外テーブルに着席して、ワインとビールで乾杯です。この時僕は見てしまいました!ビールを運んできたイケメン君のズボンのチャックが全開しているのを~。これからレストランの客皆さんに彼はズボンの全開を見せるかと思うと、不憫に思えたので彼が立ち去るときに、席を立って耳元で全開を教えてあげました(笑)。彼は大笑いで、感謝してくれました~♪











こちらが今回オーダーした料理です。まず皆さんでパティ、ムースの盛り合わせをつまみました(左上)。こんがりと焼いたパンと、ピクルスがつけられていまして、パンをちぎって食します。2種類ありましたが、両方とも丁寧に作っているな~と言うのが分かる美味しさでした。僕は前菜にフレンチオニオンスープ(右上)。これは玉ねぎが濃厚でなかなかいいお味でした。

Dさんがメインで頼んだのはBeef Bourguignon(左下)で、僕とダイアンさんが頼んだのはハンバーガーでした。Beef Bourguignonの方は赤ワインでじっくりと煮込まれた牛肉がとっても柔らかくなって美味しかったそうです。僕はフレンチレストランに来たのにハンバーガーを頼みました。確か前回ブイヤベースを頼んでがっかりしたので、割高なフレンチではなく値段的に手ごろなこのバーガーにしたのです(笑)。
お味の方は普通に美味しいハンバーガーでした。ちなみにこちらのお店はロケーションのせいなのか、客質のせいなのか、レストランとしてはコスパがいいという感じでもなく、どの料理も普通のお味なのに少しオーバープライス的な感がありました。まあ、それでも久しぶりにダイアンさんと一緒に3人でいろいろ話せたので良しとしましょう。

ダイアンさんは僕たちの行ったイタリア旅行の話を聞きたがっていましたので、写真を交えていろいろと話をしました。彼女も同じところに行ったことがあるので10年以上も前のソレントの街などの話も聞けて楽しい時間となりました。イケメンドライバー君の写真を見せたら、ダイアンさんは、私も彼に運転手になってほしいわ~と目をにしたので、みんなで大笑いさせてもらいました。


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週末のランチは僕たちはB級グルメを楽しみます。といういますか、もともとA級グルメには縁がないので、安い街のレストランか、手ごろなチェーン店で済ませています。身の丈に合ったレストランということでこれはこれで結構気に入っています。そんなある日、日頃は(ワイン以外)健康志向で、野菜と鶏肉中心の食事をとるDさんが、珍しくステーキが食べたいね~と発言しました。

僕は基本的にステーキはいつでもOKなので、もちろん承諾。どのレストランへ行きたいかと聞いたところ、以前行ってコスパ的にも安定しているBlack Angusなるレストランの方を提案してきましたので、それじゃ~トライしましょうか~と車で南の方へ南下して行って来ることにしました。ちなみにこのレストランは裏さびれたショッピングモールにあり、どうしてここにあるのか不思議なところです。
  
15800 Hesperian Blvd.
San Lorenzo, CA 94580
僕たちは以前ぴろりんさんに教えてもらった、Campfireというコースメニューのクーポンを使いましたが、今回もこのクーポン($68→$52)がまだ使えるようでしたのでそれを使うことにしました。この日はカウボーイのテーマどいうことで、従業員が皆さんカウボーイハットとジーンズでお出迎え、しかし全て女性従業員なので僕らとしては楽しみも半減的(笑)。

やはりランチでステーキを食べる人はあまりいないようでして、お店はガラガラで貸切状態のような感じになっていました。まず最初にDさんはマティーニ、僕はアルコール気分ではないので水で乾杯。このコースは前菜が一つ、メインが2つ、デザートが1つやってくるので、前菜に大きな海老のカクテル、サラダを頼んでみました。

エビは意外と新鮮な感じで臭みもなく、ぷりぷりとしていてなかなかいいお味でした。
サラダは、メインにつく2つのサイドの中からの選択肢でした。








僕は霜降り系の肉よりも、赤身ガッツリ系の肉が好きなので、メインにNYステーキとポテトグラタンをサイドに頼みました。、さて久しぶりに食べるBlack AngusのNYステーキでしたが、感想は素直に美味しかった~です!僕はミディアムで頼みましたが、少しミディアムレア的な感もありましたが、それでも満足いくものになっていました。味付けも塩コショウだけで十分楽しめる味わいですね。
Dさんはリブアイステーキとフライドポテトをサイドにオーダーしました。リブアイはどちらかというともう少し脂分の多い部位ですが、Dさんの好みに合っていたらしくしっかりと堪能することができたようです。久しぶりのステーキランチに2人とも満足して楽しむことができました。どこかの経済情報誌で読んだのですが、こういうチェーン店での食事は実はおすすめなのだということです。

こういうお店は大量に仕入れをするので、比較的良い品質のものを個人経営のお店よりもずっと安価に提供できるので、コスパ手には申し分がない!チェーン店で気に入った味を見つけたら侮ることなくそれを利用する手はないとのことでした。確かにひとり$25くらいでこのランチコースはかなりお得ですよね。







デザートにはオリーブレモンケーキを頼みました。これが一番あっさりしているデザートのような気がしました。お味の方は、まあ普通でした。この後会計して、車の方に戻ると駐車場の脇に誰かのバックパックが置いてありました。パンパンに荷物が入っていて、よく見ると処方箋の薬がたくさん入っているのです。これは一体何なのだろうか?と思って見てみるとネームタグが付いていました。

早速Dさんがその持ち主に電話してみると、彼らはLas Vegasからの旅行者で、レンタカーを借りてレストランで食事をしていたらその間に車の窓ガラスが割られ、バックパックが盗まれてしまったとのことでした。たぶん盗んだ犯人もカバンの中が薬だけなので、がっかりして捨てたのでしょうね。彼らは、ラスベガスに戻るべく今、空港にいるとのことでした。
フライトが2時間遅れなので暫く空港に留まるとの事でした。薬は糖尿病の奥さんのものなのだそうです。それじゃ~今から届けよう!と空港まで行って届けることにしました。彼らはもう既に空港のセキュリティーをぬけてゲートの方にいるとのことでしたが、このオファーに喜んでくれまして、出発ロビーの車寄せまで来てくれました。彼らは60代くらいのご夫婦でした。

車を壊されたことはショックだったけれど、こうして親切にされて嫌な気分が帳消しになったよ~とバックパックを渡すと何度も何度も感謝の言葉を述べてくれました。おかげでこちらのいい気分になれましたね!サンフランシスコベイエリアでは車上狙いがとんでもない頻度で起こっていますから、皆さんも車には何も残さないように気を付けてくださいね。

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先日我が家では大きな買い物をしました。日本円にして300万円也!
僕の車よりこの高い買い物は一体何でしょう?
さぞかし楽しい買い物だったことでしょう~と思いたいのですが、そうでもありませんでした。







答えはこちら↓、そう~屋根の張替えでした。我が家の屋根は30年ほど前に張り替えられていて、もうそろそろ限界がきている状態でした。屋根というものはしっかりしていないと雨漏りの危険もありますし、家の状態が悪くなってしまうので大変重要な部分でもありますから、しっかりとしたものがないといけません。

しかしながら、屋根というのは毎日見て楽しむものでもないので、空気のような存在に金をかけている感も否めません(笑)。これが家の内装であれば、それでも毎日新しいキッチンやバスルームを使うことにより、お金をかけただけの実感として楽しむことができますが、屋根となると・・・そういう喜びは皆無に等しいものとなります。
 
こういう仕事はDさんの担当です。Dさんがいろいろと業者に連絡をして見つけたところは、去年お隣さんが屋根を直した時の業者さんに紹介してもらったところでした。彼らは時間通りにやってきて、僕たちの要望をしっかり聞きそれに忠実に屋根の張替えをしてくれました。この国では時間通り、施主の言われたとおりに仕事をこなすという業者は大変貴重であります。

結局4日ほどですべてが終了しましたが、4日で300万円って・・・と思ってしまいますね。何でも聞けば、コロナ前だったらこれの50~70%くらいの値段でできたそうですが、コロナになってからは材料費と人経費の高騰で、こういう金額が今の相場になっているとのことでした。黒光りする屋根は綺麗ですが、やはりそれだけお金をかけたという実感はありませんね~(笑)







この日のランチは久しぶりに韓国レストランの方に行ってきました。
僕は辛い冷麺、Dさんは柔らかい豆腐の入った辛いスープを頼みました。
パンチャンも色々と出てきて美味しかったです♪
Dさんは、銀行の口座が300万円ほど減っていてショックだ~と嘆いていましたが、まあしょうがない必要経費だから~と慰めておきました。また、あれだけあればゴージャスな旅行もできたよね~と言うので、これから一生懸命働いて節約生活をしていればすぐにその穴もふさがるよ~お酒の量を減らせばそれも早まるかも!というと、お酒の節約だけはできないとのことでした(笑)。


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