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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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この日記は続きものです~
1.休暇突入~!
2.ユナイテッド航空問題なしでした
3.16年ぶりの再会@Aurillac
4.Aurillacでの夕飯
5.地元の人たちとラグビー観戦
6.お城観光
7.ワイン男子
8.French Lunch@Stephane House
9.Aurillacでの最後の夜の朝
10.カンヌに到着
11.コードダジュールにて
12.地中海沿岸でまったり
13.海鮮ディナー
14.モンテカルロ@モナコ公国
15.イタリアンディナー
16.お誕生日おめでとう~♪
17.バースディ・ディナー
18.Cannes最終日
19.休暇最終章・Paris
20.Parisで家系ラーメン
21.Gayエリアでランチ

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ノートルダム寺院を見た後はホテルの方に戻ったのが午後5時過ぎ。しかし~こちらのホテル・・・清掃がまだ終わっておりませんで僕たちの部屋の掃除が次の番になっているようでした。Cannesで泊まったホテルは清掃もターンダウンサービスも完ぺきなタイミングでありましたが、ここはParisの中の下級ホテルですからしょうがないですね~(笑)

僕たちは観光が終わって部屋でくつろぎたかったのですがハウスキーピングがいる部屋でのリラックスはできないので、タオルだけもらっていいにしようかと思ったのです。しかしDさんが部屋の掃除もしてもらいたいとのことでしたので外に出て時間をつぶすことにしました。そんなわけでやってきたホテルの隣にあったカフェのテラス席に陣取って座ることにしました。 
とりあえずシャンパンと白ワインで乾杯です。このカフェは2駅の途中に位置するので人通りが半端ではないくらいありました。そのおかげで2人とも人間観察をしながらいろいろな話をすることができて結構楽しい時間を過ごすことができました。ワイン好きなDさんが気に入ったのはここフランスですと基本的にワインが安く、どのカフェやレストランでもワインが置いてあることです。

その上、米国はグラスかボトルの選択肢しかないのですがこちらではグラスワイン、1/3ボトル、ハーフボトル、2/3ボトルなどその時の気分に合わせての量を頼むことができるそうで、これにはえらく感激していました。日本ではビールの量の選択肢がたくさんありますね!でも、基本的に1杯でしっかり酔ってしまう僕にはこういう量り売りのチョイスの魅力がいまいちよくわかりません(笑)。

    






カフェで時間をつぶしてホテルに戻るとしっかり部屋がきれいになっていました。まずはお風呂に入って疲れをいやし、本を読んだりしてのんびりと過ごした後は夕飯の時間です。最初Dさんは最後のフランスでの食事だから~とフォアグラを食べいたいと願っていたようなのですが、次の日のフライトも早いことですし、手っ取り早く近所で食べれればいいよ~となりましたので近所ご飯。

フランス滞在最後の夕飯ですから、変なお店に行ってがっかりしたくないのでいろいろと近所のレストランを探してメニューをチェックしてみました。そういえば、フランスはParisといえどもホームページを持つレストラン店がとっても少ないことに気が付きました。やはり日本のように食べログのような大手サイトの自己ページを利用するスタイルなのでしょうか?
Restaurant Le Presles
76 Rue de la Fédération
75015 Paris, France
そんなこんなで僕が見つけたのがこちらのお店でした。歩いてすぐのところにありネットでのレヴューもよく、メニューの品数も多かったのでこちらに決めました。まずはシャンパンとワインでフランス最後の夜に乾杯!一度もけんかも口論もなく過ごせた自分たちをしっかり褒めてあ’げました(笑)。前菜には今回初めてのエスカルゴ。ニンニクが効いていておいしい~これにテリーヌも添えました。




このテリーヌも自家製とのことでしたがとってもいいお味です。観光客が全くいないお店ですが期待ができそうです!メインにDさんはダックコンフィ(左上)を僕はチキンの何とかソース(右上)を頼みました。Dさんのダックは物凄くうまく仕上がっており、付け合わせのポテトがとっても美味しくて喜んでいました。僕のチキンも、何とかソースがとっても美味しくて大満足できたお味でした。
最後にこれまた自家製というアプリコットのタルトを頼んだのですが、これもまた大変美味しくて驚きました。フランスのケーキは日本人の舌には甘すぎるということが多々あるのですが、こちらのタルトの甘さは控えめでフルーツの味がしっかり味わえる上品なものになっていました。Dさんと2人で最後のフレンチ夕飯としては地味目でしたが十分美味しくいいお店でとることができて満足でした!






食事の後は最後にエッフェルタワーの方に回って、シャンパンフラッシュを見て帰りました。エッフェル塔の周りにはアフリカンの人たちが露店を営業していまして、いろいろな土産物を売っています。エッフェル塔のキーホルダーやマグネット、模型も売っています。そんな中で僕が気に入ったのはシャンパンフラッシュ付きのエッフェル塔の模型でした。値切ってひとつ4€で購入しました! 
次の日のサンフランシスコに戻るフライトは朝の9時です。空港には朝の7時くらいには到着していなくてはいけないのです。ホテルから空港までは約1時間、つまり~朝の5時起きということなのです。国際線のフライトは数が少ないので選択の余地がありません。そんな訳でしたのでエッフェル塔を見た後はホテルに戻って荷造りをして、さっさと就寝することにしました。

そして~あっという間に朝が来ました~。コーヒーを飲んでシャワーを浴びたら荷造りを完成させてホテルをチェックアウトしました。さすがに朝早いので交通渋滞には巻き込まれることなく空港に着くことができました。アメリカ行きにフライトはこの時間に集中しているらしく、僕たちのチェックインカウンターはすごく混んでいて久しぶりにたくさんのアメリカンな英語を聞くことができました(笑)。
 








それにしてもシャルルドゴール空港はいまいち使い勝手がよくないし、客のニーズを考慮していない空港のような印象を受けました。ラウンジエリアはまさかのセキュリティゲートの外ですし、そのセキュリティーも厳重で長い列ができています。そのゲートを超えて中に入ると、もうまともなレストランなどなく、コーヒーショップと売店が各1軒づつあるだけ。そのため両方ともこれまた長蛇の列でした。

その上僕たちの利用したターミナルは保安チェックの後にトイレでさえ1つしかありませんでした。通常ではあまり見ない男性用のトイレでさえ列ができていました。これは少しひどいですね~。ユナイテッド航空の方は今回遅れもなく時間通りに出発してくれました。飛行機の方は満席で空席ゼロのようでした。僕たちのエリア担当のアテンダントもゲイの親切なにいさんで、ラッキーでした。
しかし~!ここで問題発生・・・今回少しだけいい席に座ったのでワインも比較的よさげなものが出たのです。するとここぞとばかりにDさんが水を飲むかのようにワインをガンガン飲んでいたのです。いつもより飲んでいるな~とは気になったものの、せっかく旅の終わりですし明日からはまた仕事!気持ちよく飲ませてあげましょう~と放っておいたのですが、これが悪かった・・・

フライトの途中からもう泥酔状態(笑)。入国審査では千鳥足でGlobal Accessの画面操作もできない状態でした。税関チェックでどんな食べ物を持ってきたのか?聞かれると、自信をもって大声でフォアグラ~!!(←どんだけ好きなんだ!笑)と叫んだので僕はかなり恥ずかしかったです・・・Uberを呼んでターミナルのカーブサイドで待っている時には地面にへたり込んでしまい、日本の週末のサラリーマンのようでした(笑)。








 
今思うと写真を撮っておけばよかった~!!と後悔しましたが、ここまで酔っ払ったDさんを見たのは物凄く久しぶりでしたのでその時は少しパニクッてしまいまして、僕としては写真を撮っている余裕もないくらいでした(笑)。Dさんは家に向かう車の中では泥のように眠っていました~。家に到着してCocoに再会!Cocoは僕たちを見て熱烈大歓迎。大喜びしてくれてこちらもほっと一安心。

僕たちのいない間はSabrinaさんとベネズエラから(ベネズエラは10月中旬に学校が始まるとのことで)夏休みに米国に来てる彼女の弟君も一緒に住み込みでCocoの世話をしてくれていたので安心でした。毎日元気いっぱいの弟くんとCocoも過ごせてはしゃいでいたようです。さて、ひと通りのCoco歓迎を終えた後、Dさんはそのままベットに入り8時間ほど眠り続けました。
目覚めた時に彼が物凄い泥酔状態であったことをDさんに告げると飛行機がサンフランシスコに到着して家に着くまでの記憶がないのだ~と言っていました。彼曰く、たぶんフライトでワインボトル2本以上開けてしまったとのことで本人も飲みすぎをかなり反省しているようでした。そんなこともありましたが、旅行は楽しく満喫することができたのでよしとしましょう~!

今回も旅行記を書き終えることができてほっと一安心。これから家のローン支払いに集中するためDさんと2人の休暇旅行はしばらく中止いたします(汗)。そんなわけでこれからまた地味な生活に戻ります(笑)。引き続きお付き合いの方よろしくお願いいたします!なお、コメント欄を再開いたしました。これからも楽しく、笑顔になれるコメントの方大歓迎~楽しみに待っております。

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さて、長かった休暇もこの日がフランスに滞在する最後の一日となりました。次の日には飛行機に乗ってサンフランシスコの方へ戻ります。最後の一日の始まりはエッフェル塔訪問です。エッフェル塔は前にDさんと来たのですが、3時間以上待ちの長い列でありましたので断念していました。僕は学生の頃数回エッフェル塔に上ったことがあるのですが、それほど混んでいた記憶はありませんでした。

今は世界各地で格安航空会社ができ飛行機の旅が以前よりもずっと気軽なりました。そのため、日本を含めどこの観光地も今まででは考えられないほどの観光客が押し寄せています。ですからParis、London、VeniceやBarcelonaなどのメジャーな観光地はもう行かない方がいいといわれているのには納得できるような気がします。今回も久しぶりにParisに来ましたが、人が多い!
  
昔このエッフェル塔も普通の観光地的な感じでしたが、今では2度のセキュリティゲートがあり、タワーの基礎部分のエリアはフェンスで囲われていて仰々しいものになっていたのには驚きました。テロの恰好の標的になってしまうのでしょうがないですよね・・・さてエッフェル塔にはいろいろなオプションがあります。無料で塔の下に入る、中段の展望台へエレベーターまたは階段を歩いていく。

一番上の特別展望台までエレベーターで行くという感じになります。僕たちが到着した時中段の展望台へのエレベーターオプションには長蛇の列でしたので比較的ならばない階段とそこから特別展望台までのエレベーターオプションを選択しました。階段でエッフェル塔に上ったのは初めてでしたが、結構きついですね~(笑) Dさんとかなり息を切らせて何とか登り切りました。










Dさんはこういう高いところが好きな人なのですが、今回初エッフェル塔ではここは経験として一度登れば十分だよね~という感じの至って冷静な感想でありました(笑)。それでも、塔の上から凱旋門が見えたり、セーヌ川やノートルダム寺院が見えた時は喜んでいました。待ち時間を含め約1時間でエッフェル塔を制覇した後はランチを食べに行くことにしました。
  
最初はUberで移動したのですがあまりの渋滞で10分車に乗って移動したのは1ブロックだけという結果でしたので途中で車を降り地下鉄で移動することにしたのです。昼頃の地下鉄だったのですが、地上の交通渋滞の影響か地下鉄の電車もラッシュアワー並みに激込みでありました。観光客が予想をはるかに上回ると地域住民の暮らしに影響が出るというのは日本でも聞かれますが深刻な問題ですね。












そんな交通渋滞を何とかすり抜けてやってきたのはParisでゲイエリアとネットで書いてあった地域です。今回の旅行ではゲイテイストが僕のビーチパトロール以外全くなかったので(笑)、Parisのゲイエリアを一応チェックしてみようじゃないか~と思ったのです。町の中心地にあるこのエリアにはゲイフレンドリーなバーやレストランなどが集まっていまして、レインボーフラッグも見られました。
Le Bouquet des Archives
31 Rue des Archives
75004 Paris, France
僕たちの選んだお店は交差点の角にあるレストランでありました。食べ物の品ぞろえが良かったし、食べている人たちの料理を見てなかなかおいしそうでしたのでこちらに決めてみました。まず最初にシャンパンとワインで乾杯して、サラダを2人でシェアしました。経験上フランスのサラダはチーズやハムなどがふんだんに入ってかなりヘビーなので、ビーガンサラダを選んだら野菜のみで美味しかった~!

僕はメインにパスタボロネーゼ、Dさんは白身魚のグリルと頼みましたが、どちらも大変美味しかったです。やはりフランスは食べ物の味の平均値が高いですよ~♪ デザートを頼むつもりはなかったのですが、かわいいウェイターが熱心に進めるのでつい単んでしまいました。濃厚チョコレートケーキで中からとろけるチョコレートがこれまた濃厚でおなか一杯になりました。









ゲイエリアですのでたくさんのかっこいい殿方がいて、Dさんと2人で周りの景色を見ながら美味しい料理を食べてゆっくりとした優雅なParisでの最後のランチを楽しむことができました。ここで食事をして感じたのですが、Parisではほとんどが白人でありまして、有色人種がほとんどいませんでしたし、サンフランシスコのゲイエリアほどRaceのMixしたカップルが少ないような印象がありました。
どういうことかというと、白人同士のカップルはたくさんいるのですが、白人X黒人、黒人Xアジア人、アジア人X白人というカップルも黒人やアジア人のゲイの人たちがほとんどいなかったように見えました。まあ、ヨーロッパですしサンフランシスコのような人種のるつぼみたいなところと比べてもしょうがないのでしょうが、僕としてはSFの方が暮らすのには精神的に楽そうな気がしました。

さてイケメンのあふれるParisのゲイエリアで僕とDさんが一番胸キュンしたのがこちらでした~。犬猫デイケアサービスの広告ラッピングバン! 作り物とはいえなかなか可愛い広告でした。ちなみにお値段をチェックしたら、犬の一晩お預かりが4,000円くらいですので激高という感じでもありませんが、そこそこの値段。でも環境はとっても良さそうなのでCocoを預けてみたいな~と思いました。








このゲイエリアは歩いてあの火災にあったノートルダム寺院のそばにありますので、その寺院があるシテ島の方まで歩いて行ってみました。ノートルダム寺院のそばは完全にフェンスで囲われていて近くに行くことができない状態になっていました。それでもセーヌ川をはさんだ反対側から見ることができるのですが、建物の後ろの部分が完全に焼け落ちていて無残な姿になっていました。
火災の原因は修復工事中であった現場の電気配線のショートによるものと最初に報道されたようですが、その後禁煙であるこの修復現場に複数のたばこの吸い殻が見つかったことによりタバコの火による火災の疑念もわいたようで、現在はまだ原因究明中のようです。いずれにしても電気配線業者も修復工事業者も真っ向から火災の要因であることを否定しているみたいですね。

一刻も早い原因究明と、ノートルダム寺院の修復がなされることを心から祈ります。ノートルダム寺院が閉鎖されていましたが、ここはやはりParis有数の観光エリアらしくたくさんの人でにぎわっていて、たくさんの警察官たちがいろいろな問題に対処していたようです。僕たちはこのエリアをしばらく散歩した後、地下鉄を使ってホテルの方に戻りました。

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次の日の朝がやってきました。この日は残念ながら雨の降るParisでありました。
Aurillacは夏の終わりの高原的な気候でして、Cannesは残暑の感じられる暖かな気候でした。
そしてこのParisはもうすっかり秋の気配を漂わせていました。秋のParis~何となくいい響きです!
この日も僕たちは朝食を食べたい気分でもありませんでしたのでホテルの部屋でコーヒーを飲んで雨のやむのを待っていました。天気予報では1時間ほど降って後は降水率20%くらいとのことでしたが、どの国でも同じようでして天気予報はあまりあてになりませんでした。しょうがないのでUberを呼んで移動しようか~と思ったのですがUberがなかなか僕たちのホテルまでたどり着かないのです。

Uberの運転手が、今日はこの町でマラソン大会が開催されているので街の所々が通行止めになっているから君たちのホテルまでは迎えに行くことができないといわれてしまいました。Google Mapで見てみると本当にそこらじゅうで通行止めemojiになっていまして町中大きな渋滞になっているようでした。これではしょうがない~と雨の中、通行止めのないところまで歩いてUberを拾いました。  









雨に濡れて、Uberで渋滞の中やっとたどり着いたのはMusée d'Orsayでありました。日本語ですとオルセー美術館というようです。前回Parisに来たときはルーブル美術館の方へ行きまして、こちらの方もよってみたのですがとてつもない長い列ができていたので諦めたのです。チケットを買うのにすごい列ができていて、待ち時間が2時間というすごいものでした。   そんな訳でしたので今回はDさんがオンラインで前売り券を買ってこちらの方へ向かったところ、当日券売り場はそこそこの列ができていましたが、前売りチケットを持っている人たちの列は待ち時間1分ほどで館内に入ることができたのです~!さすがDさん、いい仕事していますね~。こちらの美術館は1848年から1914年の間だけの短い期間に制作されたものを中心に展示しています。








ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ドガなどたいていの人が一度は聞いたことのある画家の名前の作品が並び、その中の沢山の作品がテレビや雑誌などで紹介されて見かけたことがあるような有名作品が並んでいました。で~この美術館はどうだったのかというと、僕たちの第一印象は自撮りする人や絵画の写真を撮る人が多すぎてまともに歩けない~!!というものでありました。皆さん自撮り好きすぎ~(笑)
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そんな状況下で、僕が気になった作品はこちらでした。イエスキリストが中央に座っているごくありふれた宗教画的な絵に見えるものなのですが、よ~く見てみると周りにいるのはすべて男性で女性が一人もいません。その上、皆さんほぼ裸で悩ましい格好でぴったりと肌を合わせているのです。Dさんにそれを告げたら、Dさんもこれってかなり意味深な絵画だよね~と興味津々でした。

皆さんはこの絵をどうご覧になるのでしょうか?作者の名前を記録するのを忘れてしまったので誰の作品かわかりませんが、もし詳しいことをご存じの方がいらっしゃいましたらお教えくださいませ。そういえば僕はこの美術館の中にいるとき、なぜか杏里のキャッツアイのテーマがぐるぐる頭の中を駆け巡り、名画そっちのけで来生姉妹はどうやってこれらを盗むのだろうか妄想していました(笑)
(追記) これはJean Delvilleの L'Ecole de Platon [Plato's School]という作品であるという情報をいただきました。ありがとうございます!








芸術品にあふれた恵まれたこの訪問の10%も自分のために活用できない、芸術のわからない下層民の僕ですが、たくさんの名画と呼ばれる作品を見て僕が一番気に入ったのは誰も注意を払わずに素通りされるような廊下にぽつりと置いてあるこの作品でした。なんか妙に気に入ってしまいました。Dさんにそれを告げると、君らしい選択だよね~と笑われてしまいました。






その作品がこちら













脱力系で可愛くありませんか~!? 妙に足が長いぞ!幸せそうな子の表情がいいぞ~!この、たぶん猫?であろう絵を見て妙にきゅんとしてしまったのがParisでの芸術の秋の最高潮でした。芸術も美術も鑑定する目を持たない僕に僕に芸術を語らせようとすること自体が無理なことなのであります(笑)。

芸術について語ることはできないけれど、気に入った絵は別に名画でなくても気に入った~と素直に感じる心が大切ですよね!(←言いわけ)誰の作品なのか読んだのですがすっかり忘れてしまった謎の絵でありました。これももしご存じでしたらご一報お待ちしております(笑)。
(追記)これはBonnard Pierre (1867-1947) The White Catという情報をいただきました!ありがとうございます。






芸術の秋を、枯れ葉舞うParisで過ごした後は食欲の秋が待っていました~。Parisでこの両方を楽しむことができるなんてリア充垂れ流しのような気がします(笑)。個人的には芸術の秋よりも食欲の秋の方が断然性に合っていると思う僕でありますので、食べ物の美味しいこの町は大好きであります。今回は事前リサーチもなしに、道を歩いてたまたま見つけた観光客相手的なお店に入ってみました。
フランスってすごいな~と思うのが米国のようにチップ制でもないのに従業員の接客態度がすこぶるいいことであります。今回寄ったこちらのお店も観光客相手的で結構混んでいたのですが皆さん親切でフレンドリーで観光地のレストランと思わせるものがなかったので驚きました。こちらではフレンチオニオンスープを2人でシェアしましたが、米国で食べるものよりも段違いにおいしい~!

僕のメインはクリスピーチキンサンドイッチ、Dさんはシーバスのグリルでしたが両方とも文句ないほどおいしいのです。観光地とはいえ値段も手ごろでサービスもよく、チップも要求しないうえに食べ物がおいしいとはさすがパリだな~と思えました。米国ですと、チップは要求するし、消費税は10%だし、食べ物の味の平均値が絶対にParisより低いのでこういう環境はうらやましい限りです。








食事の後は、(最近知ったのですが、隣の家に住む彼女はフランス語の博士号を持っているそうだ~!の)おばあちゃんのおすすめによるロダン博物館の方へ行ってきました。こちらは微妙でした。先に述べたように僕もDさんもそれほど芸術に造詣が深い人ではないのでロダンの像を見ても正直言ってそれほど琴線触れることはありませんでした。まあ、一度は見に行くのもいいかしれませんね。
そのあとは、ホテルの方までのんびりと歩いて帰ることにしたのですが、僕たちが訪れていた時にフランスのシュラク元大統領の訃報があったのです。そのため公官庁は半旗を掲げていろいろなところでシュラク元大統領のメモリアル展示をしていまして、それに伴う交通規制などで沢山の警察官が町の中を巡回していました。日本の警察官と違いフランスの警察官はかなりシリアスな雰囲気を持っていますね。

やはり本当にテロが起こる可能性がある場所なのでそれなりの高い緊張感があるのでしょう。











ホテルに戻る途中、もう降らないはずであった雨が突然強く降り出したのでUberでホテルに戻りました。そのあとは、ホテルでビールを飲んでお風呂に入り本を読んでまったりと過ごしました。そう~読書の秋もちゃんとParisで実行しておきました。というよりも、読書はほぼ毎日するので別に読書の秋という観念でもありません~とりあえずParisで読書の秋をしたとしておきましょう(笑)。
日が暮れてきて夕飯の時間になってきました。お腹はすいているのですが、連日連夜のフランス料理または西洋料理食事にアジアン系の食事がしたくなってきた僕でありました。せっかくのParisなのでアジアン料理の提案は却下されるかな~と思ったのですが、Dさんもそろそろアジアン料理が恋しくなってきたということなのでこの日はアジアン料理を夕飯に食べることにしました!








いろいろさがしてみたのですが、インスタつながりのParis在住の方が昔インスタに挙げていて美味しそうだった家系のラーメンの方へ行ってみることにしました~!ネットで調べてみると結構人気なので並ぶことが多いとありましたが、このお店の周りにはほかのアジアン系のお店もたくさんあるとのことでしたのでとりあえず行ってみることにしました~!僕たちが到着したときは運よく列はありませんでした。

しかし~僕たちが座ってオーダーをした時には店の外にはちょだの列があっという間にできていたので本当にタッチの差で入店できたようです。店内は日本のラーメン屋の雰囲気でして、カウンター席とテーブル席があるそれほど広くはないお店であります。調理しているとは日本人でない人もいましたが、1~2人ほど日本語を話す人がいましたのでほっと一安心。
Kotteri Ramen Naritake
31 Rue des Petits Champs
75001 Paris, France
ウェイターは白人兄さんと日本人女性のカラコンを入れてきついメイクを入れた女性は働いていました。ラーメンは2種類のみで醤油か味噌味。トッピングを全乗せしたようなオプションもありましたが、僕たちは普通に醤油と味噌を頼んでみました。僕は醤油をあっさりで頼んだのですが、とんこつのわりに醤油が効いていてそれほどしつこくないまろやかな僕好みの味になっていました。

Dさんの頼んだ味噌の方は醤油味と違いかなりこってり形でパンチのきいたもろに家系とんこつラーメンというものでした。雨が降って少し寒いParisの夜に久しぶりのアジアン系の食事それも家系ラーメンを食べることができて大満足な2人でありました。やっぱりラーメンはいいですね♪ 帰りはオペラ座、バンドーム広場やコンコルド広場などを見た後に、Uberを拾ってホテルに帰りました。

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さてこの日、楽しかったCannesに別れを告げて移動です。フライトのため早く起きなくてはいけない日が多いのですが、この日のフライトは3時くらいでしたのでそれほど急がなくていいので、朝は寝たいだけ寝てのんびりとゴージャスなホテルの部屋でくつろぐことができました。朝日が昇ってきてきれいな風景がベットの上から望むことができます。
このホテルがとっても気に入った2人ですが、次回このホテルに来たとしても他の手頃なカテゴリーの部屋なら可能ですが、ここと同じ部屋は僕たちには手が届かないよね~とDさんと2人で話していました。この部屋のおかげで今回のCannesの滞在の印象がかなりアップしたのは間違いありません。しかし、どうして僕たちは3段階のアップグレードの恩恵を受けることができたのかは不明です。






空港には1時くらいには到着した方がいいので、カンヌの町を12時半くらいには出た方がよさそうです。そうなると早いお昼かブランチを食べてから出発にしようと、いろいろとレストランを見て回ったのですが、ほとんどのお店は朝ご飯はパンとコーヒーだけの提供でした。お昼ごはんはどのレストランも昼の12時からということで早めのランチは食べることができませんでした。
そんな状況下でしたのでクロワッサン以外にもいろいろな選択肢のあったこちらのお店の方でブランチを取ることにしました。Dさんはサーモンのベーグルサンドを、僕は生ハムのサラダを頼みました。サラダもベーグルサンドも思っていた以上に大きくボリュームがありましてしっかりお腹にたまりました。お味の方はさすがフランス!こんなカフェでもとっても満足のいく美味しさでした~♪







ご飯を食べてホテルをチェックアウトしたとき気が付きましたが、こちらのホテルでは大きなファッションイベントがあるらしく、ホテル全体があるブランドの広告となぜかポルシェの車で埋め尽くされていました。セレブの多いカンヌ!やることが派手ですね~それを横目に僕たちはUberを使って空港の方へ向かいました。カンヌの一番近い大きな空港はニース空港で、車で30分ほどで到着できます。
ニースの町は空港からさらに北に向かった方向にありますので混雑する街を抜ける必要もないため楽に移動することができますね。ニース空港はたくさんの格安航空会社が乗り入れているようで、格安航空会社のチェックインカウンターはネズミランドの乗り物待ちの列のごとくとんでもない長さになっていました。あれでは乗り遅れる人がいるよね~と僕たちは驚いてしまったくらいの長さでした。

僕たちはAir Franceでしたので、チェックインカウンターも荷物の預け入れもタッチ画面で自分でやることができるため、列もなくあっさりとチェックインを完了することができました。最近はこういう無人とまではいかなくても、チェックインの人の手を省くスタイルが多くなってきましたね~。これからどんどんこういうスタイルが増えていくのでしょう。







Air Franceの僕たちの便は遅延することなく時間通りに出発しました。
何度も書くようですが、フライトが時間通りに行くと本当にストレスが軽減されるのでうれしいものですね。
地中海の青い海~楽しい休暇をありがとうございました~とお礼を言い僕たちは飛び立ちました。
そして1時間半ほどでフランス最大の都市Parisに到着しました。今回の旅で3度目のParis到着です。今回もきれいにエッフェル塔が見えました~。3度目の正直ということで今回はちょこっとだけParisの方へ滞在して、今回の休暇の最終章を飾ってもらうことにしましょう。ちなみに僕のParis訪問は今回で6回目になるようです。思ったより来ているので自分でも驚きました。








空港からUberに乗ってホテルにチェックイン。今回のホテルは大変でした・・・Dさんがネットで収集した情報によりますと、大都市圏のホテルは数週間前に一番値崩れするのでその時に予約するのが一番とのことでした。その情報を鵜呑みにした僕たちも悪かったのですが、ぎりぎりになってようやくホテルの予約をし始めて驚愕しました・・・どのホテルも満室で空いていない!空いていても激高!

どうやらこの週はParisで何かの大きなファッションショーがあるらしく、ホテルが軒並みSOLD OUTになってしまっていたのです。僕たちが泊まりたかったホテルはほとんど空いておらず、結局探しに探して何とか空いていたエッフェルタワーのそばのホテルに渋々泊まることになったのでありました~(汗)こちらのホテルは多分、カンヌのホテルの1/3ほどの広さ~景色は隣のビルでありました。
まあ、リゾートに来たのではないからいいか~と自らを言い聞かせた2人でした(笑)。夕飯の方は、近所でさっくりと済ませましょう~とネットでチェックして比較的なまともなスコアーを持っていたこちらのお店の方にやってきました。まずはワインとIPAで乾杯!フランスでは今IPAがブームになっているとウェイターさんが言っていましたが、カンヌでもAurillacでも全く見かけませんでした・・・

多分フランスでブームではなく、Parisでブームになっているのでしょう。そのうちフランス前途にIPAのビールが広まるといいものです。夕飯の方はDさんは鮭のサラダ、僕はステーキを頼んでみました。観光客の全くいない地元住民主導型のこちらのお店はサービスも食べ物のお味の方も予想以上にGoodでした。お値段の方もカンヌの半分で済みました~(笑)






食事が終わって夜の散歩にエッフェル塔の方へ歩いていきました。ライトアップされた塔がとってもきれいでして、たくさんの観光客や地元住民が公園の芝の上でくつろいでいました。エッフェル塔は毎時00分になると5分ほどシャンパンの泡のようにエッフェル塔がキラメク演出があるそうで皆さんそれを目当てに待機しているようでした。せっかくだから僕たちも見ていこうじゃないか~!と芝生の上に座りました。
さすがフランス!ですね~シャンパン、ワイン、ビールなどをバケツに入れて売り歩く人がたくさんいました。米国では野外での飲酒は禁止されているし、アルコールの販売も免許制で厳しいので目にできない光景でした。しばらくののち、エッフェル塔がキラキラと光り始めました。僕たちが前回このエッフェル塔を見たのは16年前。その当時はまだこのシャンパンフラッシュ演出がありませんでした。

そのため今回2人で初めてのこのフラッシュを見ることができました~。思っていた以上にきれいで素晴らしかったです。ただ、1AMの最後の演出時はライトアップがなくなり、このフラッシュだけになりこれも物凄くきれいなのだそうですが、1AMまでさすがに起きていられませんでしたので諦めました。次回ホテルの窓からエッフェル塔が見えるような部屋に泊まることができたら見られるといいですね。

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18.Cannes最終日
19.休暇最終章・Paris
20.Parisで家系ラーメン
21.Gayエリアでランチ

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さて、楽しんでいた休暇ですが永遠には続きません。この日はCannesでの滞在が最後となる丸一日でありました。最後はやはり海辺でのんびりと過ごしたいものですから、朝からビーチの方へ繰り出しました。前日の日記で書き忘れたのですが、前日のビーチでの時間はいい時間であったのは変わりないのですが、その他の要因で少し微妙でもありました。それはタバコ・・・

フランスではたばこの料金がひと箱1000円近くなったと聞き、喫煙率が下がったのだろうな~と思っていたのですが全くそんなことを感じさせない状況でした。レストランの室内ではかろうじて禁煙になっていたようですが、テラス席やこういうビーチでは全く問題なく吸えるようでして、禁煙の厳しいカリフォルニアから来ると喫煙天国のような状況に見えました・・・  前日隣に座っていた多分60代後半のカップルはチェーンスモーカーでありました。昼寝と食事以外はずっとタバコを吸い続けていまして煙やにおいがこちらにやってきて気持ち悪くなるくらいでした。煙草によっては許せる匂いもあるのですが、彼らの吸っているのは物凄く変な癖のある匂いでした。そのため今回は煙被害を避けるためビーチデッキの一番隅に座ってみることにしました。







僕たちが座って1時間ほどしたころに前日と同じチェーンスモーカーの2人がやってきまして、前日と同じ席に座りました!幸い僕たちは一番隅の席に座っていたので彼らとは遠く離れました。そして隣にやってきたご婦人もタバコを吸わない方のようでしたので、この日は紫煙被害を被ることなくビーチの時間を楽しむことができました。煙草は好きなら好きでいいですが、やはり煙には気を配ってほしいものです。
    
この日もいい天気で気温は30℃ほどになりましたので、イケメンさんにRoseワインを持ってきてもらい乾杯することにしました。この日の担当イケメンはブロンドブルーアイの全身入れ墨兄さんでした。ぱっと見いかつい感じですので怖く見えましたが、とっても親切でとってのナイスなイケメンさんでした。こういうビーチでは外見重視で人を雇っているのかもね~とDさんと笑っていました。








この日のランチはほかの場所に食べに行こう~と話していたのですが、Roseワインでほろ酔いの2人はこの場所から歩いてレストラン探しをするのに面倒くさくなってしまったので結局こちらのビーチに併設されたレストランの方で済ませることにしました。こちらのレストランはウェイターの質はいいし、料理も比較的美味しいので全く問題ないのがうれしいところです。
この日Dさんが頼んだのはマグロとズッキーニのグリルのマッシュポテト添えでした。彼はサラダのマグログリルを想像していたそうですが、彼は間違ってこれをオーダーしてしまったようです。しかしお味の方は文句なく美味しかったようでしっかり完食していました!僕はまさかのハンバーガー。前日に隣の席の人たちがバーガーを食べていてとっても美味しそうだったので食べたくなってしまったのです。

バーガーはアメリカのものよりもずっとおいしく感じられました~♪ 肉厚で上手に焼き上げられたお肉に付け合わせのアボカド、トマト、玉ねぎ、レタスとバーガーソースがよくマッチしていてとってもいいお味でした。しかしながら、これはかなりのボリュームがありましたのでDさんに手伝ってもらっても完食できませんでした。フレンチハンバーガー、見事でした!











食事の後はビーチに戻って、Dさんは昼寝に入りました。
僕はカメラを片手に変態ビーチパトロールに集中していました。
イケメンが多いと気が休まる暇もないので大変です(←バカ)







そんなこんなで楽しいビーチバケーションの時間は終わりを告げようとしていました。
またこんな時間が過ごせるように、一生懸命働かなくてはいけませんな~







Cannes最後の夕飯はフレンチではなくスパニッシュタパスのお店の方にやってきました。フレンチ料理は脂質がかなりありまして、カロリー多めの料理が多いのです。ですからあっさりで、おつまみ夕飯のできるこちらのスペイン料理のお店の方にやってきました。最初はサングリアを頼んで、イケメンさんに注いでもらいまして、楽しいCannes休暇の最後の夜に乾杯~!
頼んだのはピーマンのグリル、牛肉のカルパッチョ、マッシュルームのチョリゾ詰め、生ハムとトマトのBruschettaでありました。連日のフォアグラなどの脂質メイン系の料理とは違い比較的あっさりとした味付けのこれらの料理はフレンチ料理に対して少々食傷気味になっていた僕たちにはぴったりの夕飯となりました。サングリアはアルコール入っているの!?というくらい軽いものでした。

・・・と思っていたのですが、しっかりアルコール入っていまして気が付いた時にはもうフラフラ~フワフワのいい気分になってしまいました。








ここでやめればいいのに、酔っぱらった勢いでハーゲンダッツをやってしまいました(汗)
こんな感じでカンヌ最後の夜は更けていきました。

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1.休暇突入~!
2.ユナイテッド航空問題なしでした
3.16年ぶりの再会@Aurillac
4.Aurillacでの夕飯
5.地元の人たちとラグビー観戦
6.お城観光
7.ワイン男子
8.French Lunch@Stephane House
9.Aurillacでの最後の夜の朝
10.カンヌに到着
11.コードダジュールにて
12.地中海沿岸でまったり
13.海鮮ディナー
14.モンテカルロ@モナコ公国
15.イタリアンディナー
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昼食の後昼寝をしていた誕生日ボーイのDさんは、3時過ぎくらいにむっくりを起き上がってまだ僕の誕生日だよね~!?と誕生日確認を行いました(笑)。そしてイケメンに頼んでRoseワインを開けて乾杯しよう~というのイケメンさんを呼んで、ラビンローズ(バラ色の人生)というワインを頼んで注いてもらいました。このワインはプロバンズ地方で作られたものなのだそうで、値段的にも手ごろでありました。
   
ワインは手ごろな割にほんのり甘くてすっきりしていて、夏の日差しの下では大変美味しいワインでした。Dさん曰くこんな年になってこうして大切な人と一緒に素敵な場所で誕生日を祝ってもらえるなんて~僕の人生の前半分はあまりにも悲惨でいつでもこの人生を絶ってもいいと思っていたけれど、こんな時間がおくれるようになるなんて、今でも信じられないよね~今まで一緒にいてくれてありがとう~と酔っぱらった頭でそんなことを言ってくれました。

僕も酔っ払った頭で、君と出会えて本当に良かったと素直に返事をしました。嬉しい時楽しい時、感謝したいときにちゃんと相手に伝えるのって大切ですよね。僕もこんな時間を送ることができてとってもラッキーだな~と思います。人間はいつ死ぬかわかりません!そんな時悔いがないようにいつでも相手には感謝の言葉を常に伝えておきたいものです。









Dさんはすかりいい気分で再び寝入ったので、僕は引き続き海辺のパトロールをしていました~
やはり海辺には危険な香りのする男たちがたくさんいるので常に監視していないといけません!!(笑)








至福の時の時間はあっという間に流れていきます。
気が付けば日差しが西の空に傾き、ビーチにも人がまばらとなり僕たちはこの時間を惜しみながらホテルの方へ戻っていきました。
ホテル戻って優雅なバスタブに使ってしっかりとこの日かいた汗を流し、ブログをアップして(この時点でもう毎日書くのが苦痛になり始めていましたが…しっかり書き続けますよ~。)旅行記はリア充自己顕示欲を満たすというのもありますが(笑)、基本的に僕の場合はそれよりも正直な自分の記録の為なので、広い心で読んでいただけるとこれ幸いです。










誕生日大好き人間のDさんが自己の誕生日のために選んだレストランがこちらのお店でした。2013年の滞在時にたまたま見つけて入ったレストランでしたが、とっても美味しかったので再訪問したかったお店なのでした。レストランは3年以上営業を続けているお店が50%以下という統計もありますので、まだ営業しているかと危惧されましたがちゃんと営業していました~!

まずはシャンパンと赤ワインで誕生日おめでとう~の乾杯しました。ちらでいただいた料理は~
Dさん:前菜ーフォアグラ、メインー鴨肉のフォアグラ詰め (フォアグラ好きだよね…汗)
僕:フォアグラとイチゴのサラダ、メインーステーキとサツマイモのオーブン焼きタルタルソース付け
料理はシンプルですが、大変繊細で美味しいものでして、誕生日大好きDさんも大満足となりました。
デザートはイチゴのアイスクリームなのですが、少しバジルのきいている不思議なものでした。
もちろんこちらも大変美味しくDさんと2人でシェアしました。

Dさんには心に残るいい誕生日になったようです。
これからもずっと一緒に何度もお互い誕生日を祝っていきましょう~♪

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この日も新しい朝がやってきて大変きれいな夏空が広がっていました。
この日はDさんの誕生日でしたので彼のリクエストで海辺でまったり過ごすことにしました。
彼だけなのか?アメリカ人の多くがそうなのかは不明ですが、誕生日になると妙にはしゃぎます。
僕は誕生日なんぞそれほど大騒ぎすることなく普通に過ごすだけでいいのですが、僕の誕生日でさえDさんは大騒ぎしてこれしよう~あれしよう~と一人で盛り上がります。それが自分の誕生日となればなおさらのこと。もう~数日前から大騒ぎで、いい歳なんだからもう誕生日ごときで大騒ぎしなくてもいいだろう・・・と思うのですがいつまでたっても誕生日大好き人間のようです(笑)。








そんなわけで誕生日でやる気満々のDさんと朝の10時からビーチにやってきて白いパラソルの下に座ることとなりました。僕としても、いろいろ歩き回る観光よりもこうして何もしない観光の方が好みなので何の問題もありません(笑)。やはりビーチバケーションの醍醐味は何もしないでぼんやりとできるところですね~。観光って意外と疲れるのでビーチバケーションが一番好きです♪
ちなみにこのビーチにはたくさんの人がやってきますが、やはり目当ては海をバックに自分の写真を撮ることのようです。写真を撮るには好きですが、自分のあんな醜い顔を見ても全然嬉しくないので写真を撮られるがあまり好きではない自分としては、そういう心理がいまいちよくわかりません。自分の映る写真を見て自分で素敵!って思える素直さは見習いたいものだとつくづく思います。








ビーチで沢山の自分の決めポーズで写真を撮っている人たちを眺めながら、本を読みながらのんびりとした時間を過ごしているとあっという間に数時間は過ぎていきます。気が付いたらもうすぐお昼になろうとしていました。仕事をしている日の一日は長いのに、こうして何もしないで椅子に横たわっているだけの時間はこんなに短く感じてしまうのは不思議なものだよね~と話していました。
     
とりあえずお昼近くになったのでアルコールを解禁。僕はビールとレモネードのカクテル、Dさんは白ワインで、お誕生日に乾杯しました。僕のGemeというビールカクテルはいまいち美味しくなかったので次回はないでしょう~同じビールカクテルならばMonacoの方がカシスの風味と強い甘みがあるので断然飲みやすくてグイグイいけますが、これはちょっと無理でした。






この日のランチもこちらのビーチリゾートに併設してあるレストランでとることにしました。ここはそこまで激高ではないし、サービスは安定しているし、食べ物が中々美味しかったのでDさんはかなり気に入っているようでした。確かに米国のこういう施設ではとんでもない味のひどい食べ物が出ることがありますので、その先入観がひどかった分このお店の印象が良くなりますね~。
僕はビールがまずくてアルコールな気分になれなかったので水でDさんは白ワインでこの日2度目の誕生日お祝い乾杯。誕生日乾杯が多ければ多いほどDさんの機嫌がよくなります(笑)。そんなDさんの頼んだメニューはサーモンとアボカド、マンゴーのキノアどんぶり。僕は今回2度目の蛸のグリルを頼みました。前回の蛸とは違いシンプルに焼いているだけなので醤油をつけて食べましたが、大変おいしかったです♪







Dさんはこの後もう1杯の白ワインを飲んで上機嫌になりましたが、気が付くとしっかり昼寝落ちしていました(笑)。
僕も寝ようと思ったのですが、目の前に広がる青い海とイケメンたちを目で追うのに忙しく眠気が全くやってきませんでした(笑)。


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モナコの海は青く大変きれいでした。町には冗談でしょう~レベルのお金持ちらしき匂いをぷんぷんさせた人がたくさん歩いていますし、容姿端麗なモデルレベルのきれいな男性たちがこれまたとっても良い生地を使った洗練された格好をして歩いているのでイケメンウォッチが趣味な僕としては、もう目が泳ぎまくって大変でありました。そう~決して触れることのできない宝石箱の中を歩いているようでした(笑)。
   
大金持ちで、頭脳明晰で、容姿端麗で世界がうらやむモナコに住む人生を歩んでいる彼らにはいったいどんなことで悩んだりするのだろうかと考えてしまいます。まあ、人それぞれ抱える困難は違っても困難には違わないでしょうからそれなりに大変なのかもしれませんが、変われるのから彼らの持つ悩みとやらの方を経験してみたいものですね~。







3時間ほど炎天下の道を歩いたのですっかり疲れ切ってしまった2人です。
帰りの電車の時間まであと1時間くらいあるから休憩して帰りましょう~とカフェで休憩。
Dさんはシャンパン、僕はビールのカクテルMonacoを頼みました。
まだ夏が残るこの町で乾いた海風に吹かれて飲むカクテルはいいものですね~。
すっかりほろ酔いになって電車の駅に向かい、激込みの電車に乗って1時間カンヌの町に戻りました。





ホテルに戻り、お風呂に入ってのんびりした後は夕飯の時間です。カンヌにはたくさんのピザ屋やイタリアンレストランがありまして、最初はここまで来てピザなんて~と鼻で笑っていたのですが、考えてみればイタリアはすぐそこにあります。ということは本場に近い味のイタリアンが楽しめるのではないかと思い、この日はイタリアンレストランで夕飯を取ることにしました。
前菜にCold  Cutと野菜サラダ。Dさんは生ハムとルッコラのピザ。僕は海鮮パスタを頼んでみました。このお店はあたりでした~!ウェイターさんがこれまた超イケメンですごくフレンドリーで親切でした。ピザはもちもちの生地がさっくり焼きあがって美味しかったし、パスタはゆで加減が絶妙でシーフードの濃厚なトマトソースとよくマッチしていてあっという間に完食してしまうレベルでした。

やはり、イタリアに近いだけあってかなりレベルのいいものを出していたよね~と2人とも満足ディナーを堪能させてもらいました!

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新しい朝がやってきました。この日も快晴で気持ちの良い一日になるようでした。僕たちはこの日少し違う場所でランチでも食べに行こうという話をしていました。候補としてはカンヌから電車で1時間ほど離れた場所にあるモナコ公国か、そこからさらに45分ほど行った国境を超えて隣国イタリアの小さなビンテミグラに行くかということでした。


イタリアでイタ飯ランチもいいよね~と話していたのですが、さすがにここから2時間近くですし、ビンテミグラはランチを食べたら他に見るものも何もない小さな町であります。それじゃ~ランチの後も色々見て回れるモナコの方にしようか~と決めまして、各駅停車の電車に乗ってモナコの方まで向かいました。
僕たちが乗った電車はすごくゆっくりで、窓はどれくらい掃除していないのだろうかと思うくらいどんよりと汚れていてまともに景色は見えないし、室内も清掃がほとんどされていないくらいでした。サンフランシスコの悪名高いBARTよりも汚いのではないかというレベルで少し残念でした。しかしながら乗客は観光客が多くBARTと比べると客室がすこぶる良い!まあ、スリくらいはいるのかもしれませんが、BARTのように凶器を突き付けて物品や命を奪い取られる心配はなさそうです(汗)。そんなこと考えているうちにモナコに到着しました。

 






到着したのが12時半ごろでしたのでそのままランチを食べることにしました。この日はヨットショーがあったらしくたくさんの人がこのイベントに参加していて、ヨットハーバーには無数の数億円規模もするようなヨットが並んでいました。そのためか、どのお店もすごく混んでいましたし観光客相手的な何でもありのお店が多くあり、それらはあまり僕たちの好みな感じではありませんでした。

そんな中見つけたこのこじんまりとしたお店はテーブル席が8席ほどのもので、ランチには1コースだけというこだわりを感じさせる凛としたものがありました。メニューを見てみてみると、それほどヘビーなものではない中々美味しそうなものが並んでいましたので、それじゃ~こちらでランチを食べてみようか~と決めました。そして驚くほどウェーターさんが激かわいい~し性格もかなり良い感じでした(笑)
まずはとりあえずジャンパンでスタート。この日のお品書きは前菜にフォアグラ(いったい何度目のフォアグラなのだろう…?)、メインはホタテのセビーチェでデザートはスコーンのようなパウンドケーキのようなお菓子でありました。フォアグラは本物でありまして、練り物系の安いフォアグラではないので濃厚なお味が素敵でした。ホタテのセビーチェは多分レモンと塩で絞めてあるのでしょう。

余計な水分が抜けた分まったりとした濃厚な甘みのある大変美味しいホタテになっていました。また、このお店には3人ほどの従業員がいたのですが、3人とも超イケメンでサービスはしっかりしていて親切でした。そのため僕もDさんも幸せいっぱいな気分になりました~。みているだけで僕たちがメロメロになって優しい気持ちにさせてしまうのですからやっぱりイケメンってすごい威力ですよね~(笑)。








美味しいランチを食べた後は坂道を歩いてモンテカルロのカジノの方へ向かいました。
こちらではかなりの高額での賭博が繰り広げられる場所で、よく映画の舞台にもなりますね。
このカジノの周りには冗談でしょう~!?というレベルの高級車が並びます。
僕は車が詳しくないので知らなかったのですが、Dさんはこういうのにも詳しいらしく、この車は一番安くて3000万円から、この型だと1億円超えるね~など、見たことのあるロールスロイスやランボルギーニもあれば、今まで見たことのないAston Martinという高級車もあったりして、本当にお金のある所にはお金はごろごろ転がっているのだな~と実感することができました。










カジノを見て、世の中には生まれてから一度も働くことを必要とせず且つ好きなものをいくらでも手に入れることができる人がいるんだ~と思うと自分の境遇に少しがっかりした気分になりました(笑)。そんなことを話しながらDさんと一緒に、まあ~比べることではないし自分の今の状況にそれなりに充実して満足しているのならそれでいいのではないかとしみじみと話しながら散歩を続けました。
坂を上て下ってまた坂を上っって到着したのはモナコ公国の宮殿でした。
ここからは青い地中海と白いヨットがたくさん停泊しているマリーナが一望できとってもきれいでした。
坂道を3時間ほど歩き続けたので2人とも結構へたばってきました…

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こういう長旅でいつも迷うのがどれくらいの洋服や下着を持っていくべきかということであります。旅行での荷物はなるべく少なくしたいものですから、12日の旅行の場合、まさかきっかり12日分の衣服を持っていくわけにもいかないので大抵は半分の6日分くらいにして、あとは洗濯できる場所を探して洗濯をするということになります。たいていの場所にはコインランドリーがあるので可能ではあります。
  
今回も僕達はなるべく荷物を減らしたかったので5日分くらいの衣服だけしか持ってこなかったので、そろそろきれいな洋服の残りが少なくなってきましたの。しょうがない!ということで近所のコインランドリーを探して洗濯をしてきました。6日くらいの旅なら十分な衣服を持ち運べ洗濯をしなくてもいいのですが、それ以上になるとこれは避けられない問題です。皆さんはいったいどうしているのでしょうか?

ホテルに頼むということも可能なのでしょうが、下着まで洗ってもらうわけにもいかないですし、値段もべらぼうなので僕らとしては無理であります(涙)。そんなわけで僕たちはこの日が洗濯日となりまして、ホテルに帰ってお風呂に入ってスッキリした後、洗濯をし洗濯物が出来上がるまで海辺のカフェでDさんは白ワイン、僕はMonacoというカシスとビールのカクテルを飲んで気長選択が完了するのを待ちました。






幸いコインランドリーはがら空きでしたので待ち時間もなく、1時間ほどで洗濯と乾燥が終わりまして、これで旅行が終了するまで洗濯をしなくていいと思うとホッとします~。選択の後は夕飯探しです。このコインランドリーは僕たちの泊まっているホテルのある町の中心地ではなく、旧市街地の方にありましたので、レストランの方の値段も比較的手ごろになっていたのでこちらで食事をとることにしました。
いろいろとお店を見てこちらのお店はシーフードが充実しているのでお邪魔することにしました。まず最初はワインで乾杯!前菜に生ガキとDさんのリクエストでフォアグラ。ここまで毎日のようにフォアグラを食べると自分の肝臓まで脂肪肝になりそうな気がします(笑)。メインにDさんはニンニクたっぷりのエビのグリル、僕はイワシのグリルを頼みました。このイワシのグリルはとっても僕好みでした。

シンプルに焼いてあるだけなので、塩を振ってレモンのしぼり汁とかけると新鮮なイワシの味が口に広がってとっても美味しかったです~♪ 連日洋食でしたし、米国では新鮮なイワシというものがそう簡単に手に入らないので僕としては少し和食的な食事ができてとっても嬉しかったです。こちらのお店は値段も手ごろだし、サービスもしっかりしていて大満足な2人でした。






帰り際、前回の訪問でとっても美味しかったアイスクリーム屋があったのでつい購入してしまいました・・・
このまま食べ続けていたら、米国に戻った時いったいどういうことになるのでしょうか?
しばらくはもやしを毎日食べることになるでしょう~(笑)



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↓何人ここにいるのかな?
人です。。。
名前:JapanSFO 男性 双子座

こんにちは
男性の好きな男性同士
カップルのたれ流し的生活日記


自己紹介 続き・・・

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