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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸29年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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旅行記です。
2AMに起床
デンバ→アーカンソー
田舎町で大歓迎
雷雨からのボート遊び
Family-Reunionの夕飯


新しい朝がやって来ました。希望の朝です。この日も現地時間午前6時に目が覚めて、コーヒーを飲みながらこの日記を書いています。この日は雷雨の予報はなく、一日中きれいに晴れるとのことでした。家の中はエアコンが効いていて気持ち良いですが、外は日本の夏のように湿気と高温です。

サンフランシスコ・ベイエリアの夏は寒く、霧が出ますので、このような気温はまったく久しぶりの体感です。たまにはこういう高温多湿な感じも気持ちが良いですね。
朝のコーヒーを飲んだ後は、朝散歩をします。弟君の家は広大な山の中にありまして、山一つが彼の持ち物なので、その森の中を散策することができます。
彼の案内で、彼が作った森の中の山道を進んでいきます。緑が濃く、たくさんの植物が生えていて空気がきれいですね。山の中にはいろいろなキノコが生えていたり、陸ガメが歩いていたりとのどかな雰囲気です。姿は見えませんでしたが、アルマジロの巣もありました。

彼の案内で小一時間ほど敷地内を歩いて、気持ちの良い汗をかき、森林浴を楽しむことができました。
この日の予定としては、まず弟君の息子家族がやってきて一緒に朝食。そのあと彼らは家に帰り、Dさんと弟君、奥さんたちはDさんの妹と合流して3か所のお墓参りをして、まだ元気な90代の大叔母さんなどの親戚を訪問する予定でした。








Dさんが「たぶんこれはかなりつまらない時間になるかもしれないから、僕は参加してもしなくてもいいよ」と気を使ってくれたので、別行動にさせてもらうことにしました。
弟君たちがやってきて、朝食の時間となりました。ビスケット&グレービーがメインの朝食です。
Dさんはこの料理が大好きでして、弟君の奥さんが作るグレービーは彼曰く絶品とのことでした。「僕の彼女から作り方を学ぶように!」とDさんは言いますが、「Dさんが学べばいつでも食べられるよ」とやり返しておきました。スクランブルエッグとビスケット&グレービーは美味しかったですが、野菜が全く摂れないこの食生活は体に悪そうですね(笑)。










食事の後は、元気いっぱいの子供たちに大人たちは振り回されます。1歳と3歳の子供ってすごいですね。とんでもないエネルギーを振り回し、お母さんはずっと付きっ切り。旦那さんの方が涼しい顔をしているのは、この国の田舎に行くと「子育ては女性の仕事」という傾向が強いのがわかります。

まあ、必要な時は一応助けてはくれると奥さんは満足そうに言っていたので、この夫婦はうまくやっている方なのかもしれません。食事の後は皆、家に帰りました。弟君の息子家族は僕たちが来るためにわざわざ休暇を取ってこの時間を作ってくれたそうです。
朴訥な弟君の息子は33歳くらいでしょうか。思い切り田舎育ちのアメリカンというストレートな男子で、僕ともほとんど話さなかったのですが、時折親切な声をかけてくれるのを見ると大切に扱ってくれているのを感じてありがたかったです。

奥さんはあっけらかんとした明るい女性で、僕にも弾丸のように話しかけてくれるのが嬉しかったです。子供2人もフレンドリーでとってもいい家族でした。









Dさんたちがお墓参りに行ってしまったので、シャワーを浴びて身支度をし、僕は車で湖の見えるレストランへ向かいました。アジア人は1人で行って入店拒否されると怖いので、一応おひとりさまの予約もしておきました。考えてみると、この場所での1人行動は初めてです。

いつもはDさんと一緒ですからね。外国人の観光客が多分ゼロと思われる、黒人すらいない白人が占めるこの地で、アジア人の僕が一人でレストランに行くのは無謀だったかなと少しドキドキしてしまいます。
お店に到着して予約を伝えると、お店の人が素晴らしい微笑みで「お待ちしておりました!」と大歓迎してくれました。
そして用意してくれた席は、窓際で湖が見える、お店で一番良いと思われる席でありました。うう〜、なんて素敵な席!それにこの微笑みと優しい接客。不安な気分が一瞬で吹き飛んでいきました。その後、僕を担当する20代くらいの若い女性が挨拶に来てくれましたが、彼女もすごく親切で優しく、本日のスペシャルや僕の質問に丁寧に答えてくれました。
アメリカの田舎って、弟君家族を含めて皆さんすごく親切なんですよね。もちろん思想的には保守なのでしょうし、僕は住んでいるわけでもなく単なる旅行者ですから、住むとなると違う経験になるのかもしれませんが、接する人だれもが親切でとっても優しいのです。












ここでも「偏見報道でアメリカの田舎町は怖い」と聞いていたものが覆された気持ちです。やはり、報道や突発的な事件でそのすべてを判断してしまうのは危険なことだなと感じました。
そんなことを考えながら、まずはロゼワインで乾杯。そのあとはレタスを大ぶりに切ったサラダを頼みました。

シャキシャキのレタスとブルーチーズの濃厚なドレッシングがとってもいいお味です。メインには魚料理を頼みました。本当は地元の魚を使った料理を頼みたかったのですが、優しいウェイトレスさんが「小骨が多くて食べにくいかもしれませんよ」と教えてくれたので、なんとなく頼みづらくなってしまい、別の魚を選びました。
トスカーナ風のオリーブを散らしたレモンソースがとっても僕の好みで、ふわふわで脂ののったシーバスは絶品でした。こんな田舎のレストランですが、どの料理も大満足!

〆にはアイスクリームをいただき、家の皆さんへのお土産にアーカンソー州名物という「オポッサム・パイ(濃厚なクリームチーズとチョコレートムースのパイ)」を買って帰りました。サービスも料理も店の雰囲気も素晴らしいおひとりさまランチとなり、気分は上々です。


    


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