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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸28年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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この日記は続きものです~
1.休暇突入~!
2.ユナイテッド航空問題なしでした
3.16年ぶりの再会@Aurillac
4.Aurillacでの夕飯
5.地元の人たちとラグビー観戦
6.お城観光
7.ワイン男子
8.French Lunch@Stephane House
9.Aurillacでの最後の夜の朝
10.カンヌに到着
11.コードダジュールにて
12.地中海沿岸でまったり
13.海鮮ディナー
14.モンテカルロ@モナコ公国
15.イタリアンディナー
16.お誕生日おめでとう~♪
17.バースディ・ディナー
18.Cannes最終日
19.休暇最終章・Paris
20.Parisで家系ラーメン
21.Gayエリアでランチ

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お城観光の後は、Stephaneが僕の母親にも会っていってよ~と彼の実家の方に連れて行ってくれました。僕は1995年くらい?にこちらの家の方にお邪魔させて数日泊まらせてもらったことがあります。その時に彼のお母さんには会っているのですが英語が通じず、でもとっても親切にしてもらい意思の疎通ができず結構歯がゆかったという、興味深い日々を送った記憶があります。
多分前もってお母さんには伝えていなかったのでしょう。サプライズ訪問になりまして、お母さんは一瞬あっけにとられた顔になりましたが、すぐにあぁ~あなたのこと覚えているよ~ずっとずっと昔にうちに泊まったことがあるよね~あなたの泊まったあの部屋もそのままになっているのよ~としっかり覚えていてくれました。こんな僕を20年以上も前のことなのに覚えていてくれて感激です!

せっかくだから~とお母さんはとっておきのワインを開けてくれまして、手作りのパウンドケーキも出してくれました。赤ワインとパウンドケーキという奇妙な組み合わせでしたが、美味しいワインとパウンドケーキでしたお母さんは今ボーイフレンドができて、一緒に住んでいるとのことでした。いや~久しぶりの再会ができて本当にうれしかったです!また会えるといいな~♪





さて、感激の再会を果たした後はDさんのリクエストでワインショップでワインを買いに行きました。Dさんはワインが大好きなので、ほぼ毎日飲んでいまして結構ワインには詳しい方ではないかと思います。Stephaneも家にワインセラーがありとってもワインが好きで自分でシャトーへ車を出して300Lを友人と一緒に買いに行ったりするそうです。そんな2人ですからワインショップでは盛り上がりました。

アメリカではシャルドネ、メルロー、カルベネなどはワインのボトルに印刷されていてどれがどのワインかすぐにわかります。しかしStephaneによりますと、フランスでは作っている場所やシャトーによってどの種類かがわかるのでほとんどの場合ワインボトルにはどの種類が印刷されていないとのことでした。アメリカなどの海外向け用にのみ書かれていることが多いそうなのです。
そういわれてみれば、シャンパーニュ地方で作られるシャンパンはどんなワインかわかりますし、ボルドーはいろいろな種類をうまくブレンドしているという部分でも有名ですね。彼曰くボルドーワインは比較的安価で安定していいワインにあたることが多いとのことでした。また、こちらのワインショップではワインテイスティングも楽しめまして、無料でかなりの量を試飲することができました。

2人はもちろんこの試飲を大喜びで楽しんでいましたが、僕はもうフラフラになるくらいの試飲とは言えないレベルのワインの量にすっかりいい気分になってしまいました~。DさんとStephaneはワインの部分でも強く共感できて楽しい会話をすることができてみている僕も嬉しくなりました。横になったワインボトルの写真は彼が大好きなワインだそうですので彼へのサプライズのプレゼントに購入してみました!




おいしそうなワインを何本も買ってDさんはうれしそうでした。ホテルへ連れて行ってくれる帰り道、Stephaneは寄り道して彼が新たに購入したという家を見せてくれました。彼は現在Aurillacの町から車で40分くらい行ったさらに田舎の町に住んでいます。ところが息子さんが来年こちらの町の学校に通わなくてはいけないことになったので、Aurillacにもう一つの家を購入したのだそうです。
Aurillacの町が一望できる高台にあるこの家は1970年代に建てられた古いものなのだそうです。家主がなくなって娘さんがしばらくの間賃貸物件として所有していたのですが、家主よりも借り手の方の権利が強いフランスでは面倒なことが多く、しばらくの間借り手もなく放置していて手放すことにしたので、彼が購入したとのことでした。30以上の家を見て探したのだそうですが、奥さんと本人の意にかなう家が見つからなかったそうです。

5寝室あるこの家は何とか奥さんも自分も気に入った理想の家だったそうな!これから家の内装をして、快適に住めるようにするそうです。奥さんもこの街に毎日車で40分かけて通勤しているそうですから、通勤時間が短くなると喜んでいるとのことでした。でもこれからまた家のローンを抱えると思うとつらいよ~とStephaneは嘆いてもいました(笑)。確かにそうですね…(汗)






さて、この日の夕飯はStephaneおすすめの川沿いにあるこちらのレストランにしました。最初は別のところに行ったのですがリザベーションがないと受け付けられないということで切り替えて第二選択肢のこちらになったのです。室内とテラス席があるこちらのレストランはガラスがたくさん使われているせいか広々とした圧迫感のない素敵なレストランでした。
3 Cours Monthyon,
15000 Aurillac France
フランス全土なのかこの地域だけなのかわかりませんが、サラダはメインで食べたり、メインの後に軽くレタスなどを食べるようでして、米国や日本のようにメインの食事の前に出すというお店が少ないような気がしました。とりあえず野菜が足りない僕はたちは生ハムのサラダ(右上)を頼みまして、Dさんはメインにサーモンのタルタル(中左)、僕は川魚のバスのグリル焼き(中右)のようなものを頼みました。

バスのグリルはサバとマスの間のような味がしてなかなかおいしかったです!デザートには白チーズのラズベリーソース掛け(下左)。これは甘さがほんのりだけのもので僕好みでした。Dさんとともに大満足の夕飯でこの日も締めくくることができました。今のところこの地にて食べ物にはずれがないです。さすがおフランス~♪ 

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