彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記
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Whitney Museum of American Art
Whitney Museumで心ゆくまで現代アートを堪能したあとは、いったんホテルに戻ってのんびり休憩し、この日のメインイベントへ向かいました。今回の旅の目的のひとつでもあった、ニューヨーク・フィルハーモニックによるドヴォルザーク《新世界より》の演奏を聴きに行くのです。
僕たちは夜の演奏会のチケットを購入したつもりでいたのですが、実際にはなぜか午後2時の公演でした。午後7時開演と思い込んで全ての予定を組んでいたため、事前に確認し直して本当に良かったです。危うく午後7時に会場へ行って「本日の演奏はすでに終了しました」と言われるところでしたね。
リンカーンセンターに到着すると、すでに多くの人たちが集まっており、それぞれ思い思いに時間を過ごしていました。僕たちも泡ワインを注文し、これから演奏される曲目を軽く復習したり、周囲のお客さんを眺めたりしながら、会場の雰囲気にゆっくりと浸りました。
ほどよく泡ワインで気分がほぐれたころ席に着くと、会場はほぼ満席。やはりNYフィルの人気の高さを実感させられます。今回の演奏は著名なGustavo Gimeno氏の指揮で、BernsteinやGershwinの作品に加え、新世界も演奏されるとのことで期待が膨らみます。
そしていよいよ開演。
最初に演奏されたBernsteinとGershwinの2曲は、僕自身には馴染みのない曲でしたが、どちらも迫力と躍動感に満ち、思わず引き込まれてしまいました。小休止を挟み、いよいよ真打のドヴォルザーク《新世界より》。これはもう圧巻でした。この曲は王道中の王道で、僕も冒頭から終わりまで全てを知っている曲ですが、その“知っている音楽”が目の前で最高のクオリティで響き渡るという体験は感激そのもの。
ずっとこの時間が続けばいいのに、と心から思えるほどでした。
こうした体験は、物欲を満たす感覚とはまったく異なり、心の芯からじんわりと温かくなるような、しかも長く余韻の残る満たされ方なのだと改めて感じました。演奏が終わると観客全員がスタンディングオベーションで、素晴らしい演奏への感謝を表しました。このような貴重な時間を味わえたこと、そしてその経験を共有できる相手がいることに、深い感謝の気持ちが湧き上がりました。
演奏の余韻を楽しむため、近くのバーで泡ワインとおつまみをいただきながら、感じたことを語り合いました。実は僕にとって《新世界より》は、人生3枚目のレコードでもあります。ちなみに1枚目と2枚目は、小学生のときに母が買ってくれたベートーベンのカラヤン指揮の《運命》と松田聖子の『スコール』でした(笑)。
物を買うよりも、五感を感じられるものに消費することはいいことであるとよく聞きますが、こういう経験をすると本当にそうだな~と思えます。正直言いますとこのコンサートのチケットは貧乏性の僕としては購入するのにドキドキしてしまう感じのお値段でしたが、お値段以上の経験や昔の記憶を思い起こすことができて嬉しかったです。
また、この日の経験も時がたった時に思い出して温かい気持ちを思い出させてくれることでしょう。
演奏の後はホテルへ戻ってお風呂で一息つき、ゆっくりしたあと、夕食を食べに出かけました。この日は急遽予定が変わったこともあり、予約が取れる店を探して、何とか見つけたイタリアン食材店・Eatalyの一角にあるレストランに席を確保してから向かいました。
店内は大盛況でほぼ満席でしたが、予約をしていたおかげですぐに着席できました。僕たちはファミリースタイルでスープ、ピザ、パスタを注文し、ワインと一緒にシェアしながら味わいました。レストラン自体はカジュアルで落ち着いた雰囲気とは言えませんが、明るく楽しい空気があふれ、気持ちの良い時間を過ごせました。
Eatalyは、サンフランシスコにも支店がありますが、こちらは総本店のようです。イタリアでもこのお店があるそうで、NYCにはじめてアメリカのこの支店を作ったとのことで、食べ物は結構本格的でおいしかったです。
休暇中につきコメント欄は閉じております
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Whitney Museumで心ゆくまで現代アートを堪能したあとは、いったんホテルに戻ってのんびり休憩し、この日のメインイベントへ向かいました。今回の旅の目的のひとつでもあった、ニューヨーク・フィルハーモニックによるドヴォルザーク《新世界より》の演奏を聴きに行くのです。
僕たちは夜の演奏会のチケットを購入したつもりでいたのですが、実際にはなぜか午後2時の公演でした。午後7時開演と思い込んで全ての予定を組んでいたため、事前に確認し直して本当に良かったです。危うく午後7時に会場へ行って「本日の演奏はすでに終了しました」と言われるところでしたね。
ほどよく泡ワインで気分がほぐれたころ席に着くと、会場はほぼ満席。やはりNYフィルの人気の高さを実感させられます。今回の演奏は著名なGustavo Gimeno氏の指揮で、BernsteinやGershwinの作品に加え、新世界も演奏されるとのことで期待が膨らみます。
そしていよいよ開演。
最初に演奏されたBernsteinとGershwinの2曲は、僕自身には馴染みのない曲でしたが、どちらも迫力と躍動感に満ち、思わず引き込まれてしまいました。小休止を挟み、いよいよ真打のドヴォルザーク《新世界より》。これはもう圧巻でした。この曲は王道中の王道で、僕も冒頭から終わりまで全てを知っている曲ですが、その“知っている音楽”が目の前で最高のクオリティで響き渡るという体験は感激そのもの。
ずっとこの時間が続けばいいのに、と心から思えるほどでした。
演奏の余韻を楽しむため、近くのバーで泡ワインとおつまみをいただきながら、感じたことを語り合いました。実は僕にとって《新世界より》は、人生3枚目のレコードでもあります。ちなみに1枚目と2枚目は、小学生のときに母が買ってくれたベートーベンのカラヤン指揮の《運命》と松田聖子の『スコール』でした(笑)。
そんなわけで、この曲には小学生の頃から特別な思い入れがあり、母とも何度も一緒に聴いた曲でした。そのため、今回の生演奏では、亡き母との思い出が鮮やかに蘇り、母と一緒にこの演奏を聴きたかったな、と込み上げてくるものがありました。香りが記憶を呼び戻すとよく言われますが、音楽にも同じような力があるのですね。

最近、母の記憶を思い出そうとしてもどうしてもぼんやりしてしまうことが多かったので、この記憶はほとんど忘れ去られていたといってもいいくらいのものでしたので、小学生のころの温かな思い出が鮮明に蘇ってくれたことが、本当に嬉しかったです。フォアグラと生ガキをつまみながらこの話をDさんにすると、彼もウルッとしながら聞いてくれました。あぁ、本当に音楽とは素晴らしいものですね。物を買うよりも、五感を感じられるものに消費することはいいことであるとよく聞きますが、こういう経験をすると本当にそうだな~と思えます。正直言いますとこのコンサートのチケットは貧乏性の僕としては購入するのにドキドキしてしまう感じのお値段でしたが、お値段以上の経験や昔の記憶を思い起こすことができて嬉しかったです。
また、この日の経験も時がたった時に思い出して温かい気持ちを思い出させてくれることでしょう。
演奏の後はホテルへ戻ってお風呂で一息つき、ゆっくりしたあと、夕食を食べに出かけました。この日は急遽予定が変わったこともあり、予約が取れる店を探して、何とか見つけたイタリアン食材店・Eatalyの一角にあるレストランに席を確保してから向かいました。
お腹いっぱいになったので、帰りは少し寒かったものの歩いてホテルへ戻ることにしました。途中にはメリーゴーラウンドがあり、エンパイア・ステート・ビルが見え、タイムズスクエアも通り、街を歩くだけでエンターテインメントに満ちあふれたニューヨークを感じることができました。
いやぁ、ニューヨークって本当に楽しいですね!休暇中につきコメント欄は閉じております
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