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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸29年の2人
米国人彼氏Dさんと雑種犬Coco(没2020)と共にひっそりと 慎ましく暮す男の
地味でありふれた たれ流し的日常生活日記

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父と別れて宮古島・伊良部島へ
2人だけの休暇
宮古ブルー
前浜ビーチ






この日は宮古島で過ごす最後の日となりました。朝はいつも通り起きて散歩へ。帰りの飛行機は午前11時45分発なので、準備を考えると朝ヨガには行けず。部屋からヨガ会場を見下ろすと、この日は7人が参加していました。もし僕たちも行っていたら、9人という大人数になっていたことでしょう。
散歩は、ホテルから一番近い「渡口の浜」へ。伊良部島に到着した最初の朝に歩いたときは台風の影響で波が荒れていましたが、この日はすっかり穏やかになり、鮮やかな宮古ブルーの海が広がっていました。波音を聞きながらの朝散歩は本当に気持ちがよかったです。










散歩の後はシャワーを浴びてさっぱりし、荷造りを開始。今回はつい土産を買いすぎてしまい、荷物がかなりの量に。国内線の預け荷物は、エコノミークラスで23kg、プレミアムクラスで32kgまでですが、残念ながら宮古―羽田便はエコノミーしか取れず。ギリギリまで詰め込んでも入りきらず、予備のバッグまで総動員することになりました。
ホテルでの最後の朝食は、青い海を眺めながら。普段は朝食を取らない僕たちですが、このレストランのおかげで毎朝しっかり食べる習慣がついてしまいました。Dさんは最後にワインで乾杯。僕はこの後の運転があるのでノンアルコールでお付き合い。







部屋を最終チェックしてチェックアウト後は、まずレンタカーを返却。宮古空港までは20分ほどで到着するはずでしたが、思ったより予定が押してしまい、チェックインは締め切りギリギリに。それでもまだ搭乗開始まで時間があったので、お土産物品を見て、最後の宮古そばを食べてみました。Dさんは泡盛を飲んでいましたが、泡盛はあまり好きではないみたいです(笑)。
羽田行きはボーイング767のやや大きめの機材で、満席でした。今回の沖縄旅行で気づいたのは、子連れ家族の多さ。特に乳幼児連れが目立ち、レストランでもフライトでも泣き声の大合唱。沖縄がこんなに小さい子供連れに人気だとは知らず、少し驚きました。若いお父さんお母さんお疲れさまでした。

飛行機は定刻通りにプッシュバックし、宮古空港を離陸。眼下に広がるサンゴ礁の美しい海を眺めながら、「この島に休暇に来て本当によかった」と改めて思いました。
     

    




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宮古ブルー



昨晩はたくさん飲んでそのまま眠ってしまいましたが、頭痛もなく、すっきりとした気分で目が覚めました。やはり質の良いお酒はあとにあまり残らないのかもしれませんね。安酒しか飲んでいない味のわからない僕には、こういう学びは貴重です(笑)。そんな訳でしたので朝は予約していたヨガクラスに参加し、しっかりと汗を流します。朝のヨガは気持ちいものですね~。
その後は朝散歩をスキップしてシャワーを浴び、朝食レストランへ。僕は和朝食の魚、Dさんは目玉焼きを選び、いつも通り美味しい朝食をいただきました。僕は本来ゴーヤをあまり食べない人だったのですが、今回の沖縄旅行でいやというほどゴーヤが出てきたのですが、食べているうちにこの苦みが癖になり、自分から進んでゴーヤを食べるくらい好きになれたのは嬉しい~!








この日の予定は「前浜ビーチで一日をのんびり過ごすこと」。旅行中は食べすぎ気味だったのでランチは抜きにし、ホテルから氷を袋に入れてもらい、そこにDさんのワインやビールを冷やして持参。さらにナッツやおつまみ、本も準備して、ビーチで快適に過ごせるようにしました。そして実際に過ごした時間は、ただただのんびり。それ以外何もなし!
海の美しさは言葉にできないほどで、まさに「素晴らしい!」の一言。本当に贅沢な時間でした。こうして何もしないで本を読んだり昼寝をしたり、ほてった体を海に入って浮かんで冷やす。素晴らしい時間でした。ホテルに戻ると、お風呂に入って僕はブログを書き、Dさんは昼寝。ビーチでもかなり飲んでいたので、彼にはちょうどよい休憩になったようです(笑)。









そして、このホテルで最後となるHappy Hourへ。夕焼けを眺めながら楽しむシャンパンやカクテルの飲み放題は本当に魅力的で、宿泊客にとって嬉しい企画だと改めて感じました。いろんな人がいろいろなシチュエーションでこのホテルに泊まっていて、皆さんそれぞれに楽しい時間を過ごしているのを見るとこちらもほっこりした気分になれますね。
最後の最後のこのHappy Hourの、この日の夕焼けはまさに「大当たり」! 雲のかかり具合、夕日に染まる空の色、すべてが絶妙で、感動的な光景を最後の最後まで楽しむことができました。こんな素敵な景色を見れて、一生懸命働いてこちらに来て素敵な経験ができてよかったな~と素直に思えますね。















夕飯は予定を変えて、ホテルから歩いて行ける沖縄居酒屋へ。これなら僕も運転を気にせずお酒を楽しめます。お店は観光客向けといった雰囲気でしたが、居心地の良い空間でした。まずはシークワーサーサワーで乾杯。
料理は地元の味を中心に、都牛の炙り、ジーマーミ豆腐の揚げ出し、厚揚げ豆腐、地魚のガーリックバター、島らっきょう、宮古焼きそばなどを注文。どれも美味しくて大満足!食にうるさいDさんも文句がないほどでした。帰りは真っ暗な伊良部島のホテルまでも道を、降り注ぐような星空を見ながら帰りました。あぁ~幸せな1日でした♪

   


    




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宮古島での朝がやって来ました。この日も早起きをして、朝焼けを紅茶とともに楽しんだ後、ホテルで開催されている朝ヨガのクラスに参加しました。参加者は僕たちだけで、まるでプライベートレッスンのような贅沢な時間。30分ほどの短いレッスンでしたが、ストレッチ中心の動きが体を心地よく伸ばしてくれて気持ちがいい!
Dさんも普段使わない筋肉を動かしたことで、心地よい筋肉痛を感じているようでした。ヨガの後は車で少し移動して朝散歩へ。最初に訪れたのは「渡口の浜」。真っ白な砂浜がどこまでも続く美しいビーチですが、この日はまだ台風の影響が残っていて波も高く、荒々しい雰囲気がありました。それでも真っ青な海と白砂のコントラストは息をのむ美しさでした。歩いていると、大きなウミヘビが砂浜で日光浴をしているのを発見。

毒を持つ危険な蛇と聞いていたので、さすがに緊張して距離をとりながら眺めました。









その後は伊良部空港近くの海岸線へ。ここは飛行機の離着陸を間近で見られることで人気のスポットで、20年前に訪れた思い出の場所でもあります。この日はタイミングが合わず飛行機は見られませんでしたが、透明度抜群の「宮古ブルー」の海を堪能できました。宮古島は川がないため土砂が流れ込まず、この独特の青さの宮古ブルーがが生まれるとのこと。
確かに心を奪われる美しさで、僕たちも車を走らせながら様々な宮古ブルーを眺めました。散歩を終えてホテルに戻り朝食へ。この日のメインは鮭の塩焼きか地鶏の南蛮漬け。地元食材を優先して僕は地鶏を、Dさんはエッグベネディクトを選びました。副菜はビュッフェ形式で、もずくや海ブドウ、生ハムなどが取り放題。つい朝から食べすぎてしまいました。
朝食後は車で来間島へ。大橋を渡ると、眼下にはどこまでも広がるエメラルドグリーンの海。橋を渡るだけで感動です。さらに車を数台しか止められない秘密のビーチを発見。透明度の高い海を前に、Dさんとしばし無言で眺める時間は格別でした。







続いて「東洋一美しい」といわれる与那覇前浜ビーチへ。真っ白な砂浜と澄み切った青い海が広がり、まさに絶景!世界中のビーチを訪れてきましたが、ここまで美しい場所はなかなかありません。パラソルを借りて午後の時間をのんびり過ごすことに。Dさんはワインを、僕は運転係なので水を飲みながら、時々海に入って涼みました。
ここは宮古空港に近いため、飛行機が頭上を通過する迫力も楽しめ、飛行機好きのDさんにはたまらないビーチだったようです。







午後は新城ビーチにも立ち寄りました。こちらはサンゴ礁が広がり、魚やウミガメに出会えるスポット。多くの人がシュノーケリングを楽しんでいました。その後は東平安名崎へ。濃い青の海を一望し、充実した一日の締めくくりに。













ホテルに戻ると、熱いお風呂でリラックスし、恒例のHappy Hourへ。シャンパンをついつい飲みすぎ、千鳥足になるほど酔ってしまいました(笑)。
でもこの日の夕食は部屋で軽く済ませる予定だったので安心。近所のスーパーで買ったもずく酢、海ブドウ、チャンプルー、島豆腐などをつまみ、Dさんはお寿司を。簡単ながら地元らしい食事を楽しみました。そのままベッドに倒れ込み、午後9時には爆睡。今日も最高に幸せな一日でした。




     




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父と別れて宮古島。伊良部島へ

父を見送って、やっと2人だけの休暇が始まりました。父との旅も楽しかったのですが、やはり2人だけの時間とはまた違った特別さがあります。久しぶりに「いつもの僕たちの休暇」を楽しめるのが嬉しいですね~。さて僕たちの滞在のホテルには夕方のシャンパンカクテル飲み放題のHappy Hourがあるのですが、朝には無料のヨガクラスも用意されています。

僕もDさんもヨガは初心者。それでも散歩とはまた違った運動になるだろうと、朝7時のクラスに申し込みました。波音と鳥の声だけが響く静かな朝、ロビーに集まるとインストラクターが挨拶し、ヨガマットを持ってプールサイドへ移動。参加者は女性4人と僕たち2人の計6人でした。内容はストレッチ中心の30分間でしたが、これが意外ときつい!
体の硬い僕にとって先生のポーズはかなりの難易度で、他の女性参加者が優雅にポーズを決める中、僕とDさんは顔をしかめながら必死でついていくのがやっと。それでも終わったあとは爽快感があり、汗びっしょりになってとても気持ちよかったです。ヨガの後はそのまま散歩へ。今回のホテルは宮古島ではなく対岸の伊良部島にあり、宮古島よりもこじんまりしていて、時間がゆっくりと流れるような雰囲気です。








鮮やかな緑に包まれた道を歩くと目にも心にも優しく、最高の散歩になりました。散歩の後はシャワーを浴びて朝食へ。和洋のメイン料理から選び、あとはサラダや小鉢をビュッフェで取るスタイルです。僕は地魚の西京焼き、Dさんはスクランブルエッグを注文。魚は上品な味付けで大満足。そのほか海ぶどう、もずく、アーサー入りだし巻き卵なども並び、普段は朝食を軽く済ませる僕たちも、ついしっかり食べてしまいました。
この日はアクティビティらしい予定は入れず、ホテルでのんびり。僕はプールサイドで本を読んだりブログを書いたり、Dさんはワイン片手にただリラックス。仕事のストレスから解放されたせいか、ここ数日で睡眠障害もかなり改善され、朝すっきり目覚められるようになったのを実感しました。ランチはスーパーで惣菜を買って部屋で簡単に済ませ、午後はまたプールサイドへ。










Dさんは部屋でぐっすり昼寝。僕はのんびりお風呂に浸かり、夕方にはホテルのHappy Hourへ。ここではなかなか質の高いシャンパンが振る舞われ、普段安いスパークリングしか飲まない僕は、美味しい本物のシャンパンということもあってついぐいぐい飲んでしまいました。この日は沖縄のライブ音楽も演奏されまして、三線を持った女性がきれいな歌を披露してくれました。
素晴らしい夕焼けと波音を背景に、沖縄の歌を聞きながらシャンパンを楽しみながら長年の相方と一緒に過ごす贅沢な時間。素晴らしいです。仕事を頑張ってこういう休暇を持てるのは本当にありがたいことだなとしみじみ感じました。










Happy Hourの後は夕食へ。Dさんのリクエストで、宮古島にあるフレンチレストランを予約していました。東京でも複数の店を経営するオーナーシェフが宮古島に開いたホテル兼レストランで、地元食材を活かしたフレンチの人気店です。僕たちは9品のコースを選びました。

内容は、トマトコルネとイベリコ豚の生ハム、ハーブスプラウトの植木鉢、海の幸の玉手箱、フォアグラのクレームブリュレ、炙りのどぐろ松茸プールブラン、パスタラーメン、フルーツパパイヤと生ジュンサイ、鴨肉のロースト(僕は宮古牛のフィレステーキに変更)、そしてデザート。
名前だけでは想像がつきませんが、運ばれてきた料理はどれも驚くほど工夫されていて、味も素晴らしい。特に3時間かけて蒸し上げたアワビ入りの「玉手箱」や、フォアグラとクレームブリュレを組み合わせた一皿、生ハムの切れ端からだしを取って、クリームを合わせて豚骨風のラーメンに仕上げたはは忘れられない美味しさでした。

料理長も支配人もとても気さくで、料理について丁寧に説明してくれ、最後にはDさんへのバースデープレートまで用意してくれる心遣い。まるで夢のような時間でした。さらに東京の総料理長から「ぜひ東京でも」と名刺をいただき、いつか訪れてみたいと思いました。こうしてこの日も最高に素敵で、忘れられない一日になりました。

 
  


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さて、父との3人旅行もついに最終日を迎えました。最初は不安も多く、この3人での旅がどうなることかと思っていましたが、終わってみれば大きな問題もなく、笑いの絶えない素敵な時間となりました。父は特にこの旅行をとても楽しんでくれたようで、「来年は北海道へ行こう!」などと言い出し、僕とDさんは思わず苦笑してしまいました。

この日は朝焼けと共に起床し、少し早めに朝食をとって長くお世話になったラウンジともお別れです。父はこれまでラウンジをほとんど利用したことのないモーレツ労働世代ですが、旅の終わりには「ラウンジアクセスっていいね。混んでないし、客層も落ち着いている」とすっかり気に入った様子で、上級会員特典の魅力に取りつかれていました(笑)。
チェックアウト後は那覇空港へ。まずレンタカーを返却し、そのままチェックイン。父は一人で地元の空港へ戻り、僕とDさんは宮古島へ向かう予定です。84歳の父を一人で飛行機に乗せるのは少し心配だったので、ANAにお願いして到着空港でも係員が付き添ってくれるよう手配しました。空港ではラウンジ好きな父のために、国内線ながらANAラウンジへ案内しました。











国内線ラウンジは正直いまひとつですが、混雑した空港の喧噪から離れた静かな空間に父は大満足。「こんな世界があるなんて知らなかった」ともらしていました。僕たちは今ではラウンジに特別な感動は覚えませんが、初めて利用できたときは父以上に興奮したことを思い出し、ちょっと笑ってしまいました。やはりこうした仕組みは人の心をつかむようにできているのですね。そんなことを考えているうちに、父の搭乗時刻がやってきました。ANAの係員さんが最優先で搭乗をサポートし、到着後も荷物の受け取りまで面倒を見てくれると説明してくれたので安心です。ゲート前で記念撮影をして別れるとき、父は何度も何度も感謝の言葉を口にしてくれました。











自己満足で企画した旅行ではありましたが、ここまで喜んでもらえると「やってよかった」と心から思えます。父を見送った後はいよいよ僕たちの2人旅の始まりです。1時間後のフライトで那覇から宮古島へ。ANAウイングスの運航で、フライトは1時間もかからない短さです。アテンダントさんから「安定飛行は10分ほどなので食事はありませんがドリンクサービスはあります」と案内がありました。
もちろんDさんはお酒を注文。僕はこの後の運転があるので水だけにしておきました。ただ、この日は台風接近中で条件付きフライト。場合によっては那覇に引き返す可能性もあるとのことでしたが、幸い問題なく宮古島に到着!レンタカーを借りて、まずは地元スーパーでお酒やおつまみを買い込み、僕は大好きなもずく酢を楽しみました。










今回の宿泊は海の目の前の部屋を予約。残念ながらハイアットは宮古島にないので、マリオット系列の「SUI」に泊まることにしました。窓からは宮古ブルーの海が広がり、Dさんは大喜び。台風の影響で波は荒れていましたが、それもまた迫力があって素敵です。僕はホテル代の高さに一瞬たじろぎましたが、「稼いだお金をこうやって使うのも悪くない」と自分を納得させました。
夕方にはホテルの「サンセットアワー」でシャンパンやカクテルを楽しみました。プールサイドに宿泊客が集まり、夕焼けを背景にみんな嬉しそうにグラスを傾けています。父との時間も大切ですが、やはりDさんと2人で過ごすひとときはまた格別です。










ほろ酔い気分でタクシーに乗って向かった夕食は「琉球割烹ふぁみーる」。地元の厳選食材を使い、作り置きなしで提供するこだわりの店で、僕たちは個室でゆっくりと琉球料理を堪能しました。海ブドウ、島ラッキョウ、宮古牛の筋煮込み、島豆腐の揚げ出し、岩ガキや地魚の刺身など、どれも絶品。Dさんも僕も大満足でした。
それでもなぜか僕は〆に沖縄そばが食べたくなり、結局コンビニでインスタントの沖縄そばを買ってホテルで食べることに(笑)。こんな終わり方も旅らしくていいかもしれませんね。今日も本当にいい一日でした。







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沖縄で迎える新しい朝。少し寝坊をして目を覚ましたときには、すでに空が白み始めていて、東の空にはきれいな朝焼けが広がっていました。昔から「朝焼けの後は天気が崩れる」といいますが、この日はどんな一日になるのでしょう。紅茶を飲みながら波の音に耳を傾け、朝焼けを眺めていると、不思議と心が軽くなっていきました。
しばらくしてDさんも起きてきたので、いつもの朝散歩へ。この日も気温は30度近く、湿度も高くて少し歩いただけで汗びっしょりになってしまいました。それでも汗をかきながら歩くのは悪くないですね。こんな気候の中、朝からジョギングをしている人たちも多く、感心してしまいました。みなさん、健康管理にはくれぐれもご注意を~。

ホテルに戻ってシャワーを浴びてすっきりしたあとは朝食です。僕たちはラウンジアクセス付きの部屋なので、こじんまりとしたラウンジで朝食をとれます。一方、メインの朝食会場はなんと45組待ちという大混雑!種類の多さでは本会場が勝りますが、僕たちはもういい歳なので、落ち着いたラウンジの朝食で十分満足です。
















朝食のあとはこの日のアクティビティへ。最初に訪れたのはホテル近くの景勝地「万座毛」。波で削られた岩場が象の鼻のように突き出していることで有名です。僕たちは朝一番で訪れたため、まだそれほど混雑しておらず、美しい景色をじっくりと堪能できました。観光地らしく中国語を話すツアー客の姿も多く見かけました。次に本島を南へ下り、橋でつながった離島巡りへ。

今回訪れたのは宮城島・伊計島・浜比嘉島。観光客の少ない秘境のような場所を目指してのんびりドライブです。父もDさんも「観光は好きだけど人混みは苦手」というタイプ。僕も似たような性格なので、賑やかな観光地は避け、静かな景色を求める旅のスタイルがぴったりでした。週2~3のゴルフで鍛えたとはいえ、高齢の父にあまり歩かせないためにも、車で巡れる静かな観光は理想的です。長い橋を渡ってたどり着いた伊計島は、ほとんど車も通らない静かな集落。細い道を抜けて不安になりかけた頃、手作りの案内板を見つけて安心しながら進んでいくと、大泊ビーチに到着しました。プライベートで管理されているビーチで、トイレやシャワー、売店も完備されていて家族連れもちらほら。透明度抜群の海に感動しながら、3人で波打ち際を歩きました。


水の温かさが心地よく、そのまま泳ぎたくなるほど。太陽の光と潮風が重なり、ただ立っているだけで幸せを感じられる時間でした。ビーチを後にして向かったのは浜比嘉島のシルミチュー公園。漁港に隣接した公園で、海が作り出した自然の造形をのんびり眺めることができました。










その後はいよいよランチ。最初に狙っていた人気の海鮮店は残念ながら改装中で閉店中。旅ではよくあることです。仕方なく別のお店を探し、丘の上にあって景色の良いレストランに辿り着きました。人気店らしく30分待ちでしたが、景色を眺めているうちにあっという間に時間が過ぎ、ようやく海鮮丼にありつけました。
魚介は新鮮そのもので、普段「沖縄の海鮮には期待できない」と言っていた父も思わず唸る美味しさ。3人とも大満足のランチとなりました。食後は父お待ちかねの温泉へ。この日の温泉は、絶景を堪能できる源泉かけ流しの「猿人の湯」。沖縄は温泉が少ないため、ビーチと温泉を組み合わせたドライブプランを立てるのは大変でしたが、父が喜ぶ姿を見ると、忙しい合間を縫って下調べをして本当に良かったと思えました。

ホテルに戻ってからはクラブラウンジでHappy Hour。父は普段あまり飲みませんが、ラウンジの雰囲気が気に入ったようで、僕たちと一緒に軽食をつまみながら緑茶で乾杯。しかし結局「やっぱりおつまみに緑茶は合わないな」と言いながらオリオンビールを一杯頼み、顔を真っ赤にしてDさんと盛り上がっていました。その様子に僕も思わず笑ってしまいました。










夕飯は焼肉へ。こちらは「原価ぎりぎりで提供」という代わりに、1人2000円のテーブルチャージを取る少し変わったシステムのお店。でもお肉は本当に安くて美味しく、接客も気持ちよくて大満足。沖縄牛のタンやさまざまな部位を堪能し、沖縄もずくのキムチやゴーヤのナムルといった珍しい料理も気に入りました。最後はアイスクリームで締めて、恒例のセルフィーで記念撮影。
「もうこの旅行も終わりか~残念だな。でも本当にいろいろありがとう」と父は何度もお礼を言ってくれました。正直、計画段階では面倒に感じて何度もやめようかと思ったのですが、3人で11年ぶりの旅行を楽しめたことは、心から良かったと感じました。それくらい父の嬉しそうな顔を見ると、Dさんが父のことをいろいろと気を使ってくれていて感謝しかありません。



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沖縄へ~

沖縄で迎える初めての朝がやってきました。実は前日の夜、シャンパンを2杯とビールを1杯飲んだ僕はかなり酔っぱらってしまい、ほとんど記憶がないままベッドになだれ込んでいました。多分、寝たのは午後9時を少し過ぎた頃だったと思います。その後は何度か目が覚めたものの、思いのほかよく眠れたようで、朝は体も軽く感じられました。やはりぐっすり眠れると、疲れの取れ方が違いますね。
バルコニーから眺める空は、最初はまだ薄暗かったのに、次第にオレンジ色に染まり、やがて青い空が広がっていきます。この移り変わりを眺めるのは、本当にぜいたくな時間です。Dさんが起きた後は、紅茶を飲んでからいつもの朝散歩へ。ホテルから北側へ向かって歩きましたが、まだ午前6時前なのに湿気と熱気がすごく、太陽が完全に昇った7時過ぎには汗びっしょりになってしまいました。

親子の猫がのんびり歩いている姿を見て、「あ~南国だなあ」と感じました。散歩から戻ってシャワーを浴びた後は、クラブラウンジで朝食です。1階のレストランはすでに長蛇の列で、35組ほどが待っているのを見かけました。それに比べてクラブラウンジは静かで落ち着いていて、とても優雅。ここで朝食をいただけるのは本当にありがたいです。











少し部屋で休んだ後はレンタカーで島巡りへ。僕たちは父も含めてあまり観光地巡りにこだわらないので、のんびり車で景色を楽しむことにしました。最初の目的地は瀬底島。沖縄本島とは長い橋でつながっていて、橋のたもとには白い砂浜の美しいビーチがあります。観光客であふれているわけではなく、レストランやマリンアクティビティのデスクもあり、ちょうどいい雰囲気。僕たちはすっかり気に入ってしまい、Dさんは日本酒で、父はイチゴかき氷で乾杯!思った以上に長く滞在してしまいました。

その後は屋我地島、古宇利島方面へ。沖縄には島を結ぶ長い橋がたくさんありますが、この橋も絶景。コバルトブルーの海の真上を走るドライブは、観光名所以上に印象的で、3人で「わぁ~!」と声を上げながら渡りました。ランチは父のリクエストで沖縄そばを。Dさんが探してくれた人気店は普段は行列必至ですが、午後2時近くだったおかげで並ばず入店でき、すんなり美味しい沖縄そばを堪能できました。父も大満足の様子。












遅めのランチの後は、僕が事前に調べておいた日帰り温泉へ。この日は「きんぱる温泉」を選びました。新しいホテルに併設された温泉で、モダンで清潔感があり、お客さんも少なめで快適。のんびり湯につかり、リラックスできました。温泉効果なのか、ホテルに戻る頃には3人とも体が軽くなり、すっかりリフレッシュできました。
ホテルに戻った後はクラブラウンジでの飲み放題タイム。とはいえ父はビールを1杯だけ、僕は泡ワインを2杯だけ。結局Dさんが一番楽しんでいたようです(笑)。ラウンジでは父が僕の幼少期の話をDさんにしていて、「小さい頃は本当に臆病で怖がりだったのに、まさか一人でアメリカへ行って住み着くなんて思いもしなかった」と語る姿に、僕は思わず笑ってしまいました。











その後はホテル近くの沖縄料理の居酒屋で夕食。海ぶどう、グルクンの唐揚げ、島豆腐のサラダ、アグー豚のバター焼き、刺身の盛り合わせ、もずく酢、ゴーヤチャンプルーなど、沖縄ならではの料理を堪能しました。どれも本当に美味しくて、3人とも大満足。ほろ酔いでお腹いっぱいになった僕たちは、海風に吹かれながらホテルまで歩いて戻り、そのままぐっすり就寝しました。沖縄2日目も最高の一日になりました。自分の長年の相方さんが日本に住む父とこんなにも仲良く旅行を楽しむことができるとは、本当に素晴らしい人生を歩ませてもらっているな~と思います。こんなに恵まれた環境で生きてけることに感謝です!






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日本での最初の朝がやってきました!…と言いたいところですが、時差ボケのため午前3時半に目が覚めてしまいました。必死にもう一度眠ろうとしましたがまったく目が冴えてしまい、結局あきらめて本を読んだりブログを書いたりして、Dさんが起きる午前5時まで過ごしました。そのあとはお堀の周りを軽く散歩し、実家に顔を出すことに。ちょうど父が犬の散歩から戻ってきたところで、「お久しぶり~」と再会の挨拶。

なんとDさんと父が会うのは11年ぶりだったそうです。僕は毎年日本に帰っていますし、Dさんも旅の途中で日本に立ち寄ることはありますが、実家までは寄らないため、長いブランクになっていたようです。実家では父や兄夫婦と挨拶を交わしたあと、ドトールで朝食を取り、ホテルに戻って大浴場でリフレッシュ。
そのままチェックアウトを済ませ、空港へ向かいました。地方の小さな空港ですが、思った以上に活気があってびっくり。僕たちのフライトは12時過ぎだったので、空港でランチをとることにしました。僕はいくら・ホタテ・イカの三色丼、Dさんはマグロのトロ丼。父はラーメンが食べたいとのことで別の店に行き、一人でしっかり満足したようです。こうして自由に動いてくれると気楽で助かります(笑)。












僕たちのフライトはANA便。隣にはFDAの飛行機が並んでいて、鹿児島行きとのことでした。僕たちの便はほぼ満席で、定刻通りテイクオフ。安定飛行に入るとドリンクサービスが始まりました。このフライトはプレミアムクラスでしたのでアルコールも無料。ただし僕は沖縄で運転担当なのでお茶だけ。Dさんは運転の心配もなく、いつも通り飲み放題を楽しんでいました(汗)。さらに軽食のお弁当も出され、なかなか美味しくいただけました。
軽く昼寝をして目覚めると、眼下に奄美大島、そして沖縄諸島と本島が広がっていました。飛行機は予定より15分ほど早く那覇空港に到着。その後レンタカーを借り、ホテルに向かう前に温泉へ。空港すぐ近くの「琉球温泉 竜神の湯」で、なんと温泉から滑走路が見えるというユニークな立地。泉質は濃い褐色で、入浴後は肌がしっとりとして気持ちよかったです。









温泉でのんびりしたあと、北へ1時間ほど走り、宿泊先のホテルへ。幸い渋滞にも遭わず、スムーズに到着できました。今回のホテルはクラブラウンジ利用付き。チェックインもラウンジで泡ワインを飲みながら行い、3人で「沖縄旅行に乾杯!」。普段はほとんどお酒を飲まない父も、「この一杯がうまいんだよな~」とビールを楽しそうに飲み、思わず僕もにっこりしてしまいました。

夕食はホテル併設の炉端焼きレストランを予約。天井が高く、中央に炉端があるお店で、炭火で焼かれる肉や魚の香ばしい匂いが漂います。和牛の串焼き、地鶏の炭火焼き、島らっきょう、へちまの味噌煮、おまかせ握り、海ぶどう、ホタテのバター焼きなど、気になるものを次々注文。どれも絶品で、会話もお酒も弾み、素晴らしい沖縄初夜となりました♪   






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まだまだフライトは8時間以上あります。ブログも書き終え、本も読み切ってしまい、それでも時間が余っているのです。話し相手のDさんはぐっすり夢の中…。やることがないな~と思いながら食事のメニューを眺めていたところ、このフライトではスナックやデザートをいつでも注文できることを思い出しました。そういえば少し前にニュースで、ANAが一風堂ラーメンからオリジナルラーメンに切り替え、さらに有名シェフ監修のビーガンカレーを提供開始したと紹介されていたのを思い出しました。

正直お腹はそれほど空いていませんでしたが、せっかくなのでブログのネタも兼ねてANAオリジナル軽食を頼んでみることに。プラントベースの豚骨ラーメンとビーガンカレー、両方注文してみました。あまり期待していなかったのですが、これが意外や意外、どちらも美味しい!豚骨ラーメンは動物性素材を使っていないので全体的に軽めですが、しこしこの細麺とスープの相性が抜群。もちろんチャーシューなどのトッピングがないのは少し寂しいですが、十分満足できる味でした。
そしてビーガンカレー。これが驚きの美味しさ!「本当に野菜だけで作ったの?」と思うほどコクがあり、スパイスも絶妙。正直「お金を払ってでもまた食べたい!」と思えるレベルでした。ニュースになるだけのことはありますね。もし皆さんも機会があれば、ぜひ機内で試してみてください。その後もなんとか時間をつぶし続け、ようやくフライトは終盤へ。

今回はロサンゼルス発だったので、いつものサンフランシスコ便より1時間ほど長く、約11時間のフライト。たった1時間の差ですが、体感ではかなり長く感じました。フライト残り3時間を切ったころ、朝食のサービス。洋食はほうれん草のクリームパスタとのことだったので回避し、和食の鮭の西京焼きを選択しました。ところが…かなりの塩辛さで僕には正直無理なレベル。Dさんも和食を選んだのですが、やはり「これはちょっと…」という反応でした。















その後、飛行機は順調に飛び続け、予定より早く成田空港に到着。幸い入国審査は空いており、僕は日本人用レーン、Dさんは外国人用レーンへ。しかし待てど暮らせどDさんが出てこない!「また何かやらかしたな…」と思ったら案の定。入国カードの滞在先住所欄に町の名前しか書けず、詳細を書けなかったらしいのです。しかも携帯がネットにつながらず検索もできず、審査官とやり取りで足止め。
結局、審査官がDさんを連れて僕のところまで来てくれ、僕が代わりに説明したことでようやく入国できました。日本人は入国カード不要なので気にしていませんでしたが、外国籍の方はしっかりと住所を詳しく書かないといけないようです、結構厳しいんですね。今後の参考になりました。そんなこんなで無事日本に到着した僕たちは、成田エクスプレス+新幹線を乗り継ぎ、僕の実家のある街へ。

その日はお蕎麦を食べ、ホテルに併設されている温泉に入って、疲れを取った後に夜9時には就寝。僕は機内で1時間しか眠れなかったので体はヘトヘト。Dさんは機内でお酒を飲みすぎて半分酔っぱらいのまま沈没でした(笑)。








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この日記は前回の続きです
豪華ユナイテッド航空ファーストクラスの旅!
LAX空港からさらに飛びます~

ラウンジを出て、僕たちはANAの成田行きのゲートへ向かいました。使用機材はボーイング787。つまり、今大人気の個室タイプ「The Room」ではなく、通常のビジネスクラスシートです。サンフランシスコ便ならボーイング777が使われ「The Room」になるのですが、その場合2人分でKLAX発便の値段に約80万円の追加料金…。さすがに手が届きません。

とはいえ、ANAなら787のビジネスクラスでも十分に素晴らしいので文句はありません!飛行機大好きなDさんは「The Roomに乗りたかったな~」と少し残念そうでしたが、僕たちの経済状況では背伸びしすぎないのも大事。できる範囲でしっかり楽しむことにしました。フライトは予定通り出発のようです。  シートに座ると、きれいなアテンダントさんがスパークリングワインではなく本物のシャンパンを提供してくれました。グラスを高く掲げて、またまた乾杯!このブログを読んでくださっている方は「こいつら何度乾杯すれば気が済むんだよ」と思っているかもしれませんね(笑)。でも、この瞬間のために文字通り身を粉にして一生懸命働いてきた老体なのです。

久しぶりに超浮かれモードの2人を、どうかお許しくださいませ。アテンダントさんたちはとても親切で優しいのですが、きっと「この2人はゲイカップルだな」とすぐに気づいているはず。まあ隠してもいませんし、彼女たちはプロの接客の達人。僕たちのようなカップルの対応なんて慣れたものなのでしょう。










安定飛行に入るとドリンクサービスに続き、食事の時間。最初のドリンクはシャンパンにして、その後は麦焼酎のソーダ割を。なぜか焼酎ですと頭が痛くならないのです。食事はアメリカ発だからステーキにしようと思ったのですが、直前で気が変わりお肉が食べたくなくなりましたので和食のサバ味噌煮定食を選びました。やっぱり年齢のせいか、和食が一番しっくりきます(笑)。

Dさんは洋食メニューの中からタラのクリームソース掛けをチョイス。さすがANA、機内食はアメリカで調理されたにもかかわらず十分に美味しく、サービスも徹底していて本当に快適でした。我らがユナイテッド航空なら、サービスの当たり外れがあるのでここまでは期待できないでしょう。もちろん我らがユナイテッド航空もいいときはすこぶるいいのですが、波があるんですよね。食後は2人で少し昼寝。シャンパンと焼酎がかなり効いていた僕は少しだけは眠れました。しかし本来飛行機の中でなかなか眠れない僕は結局1時間ほどで目が覚めてしまいました。せっかくフルフラットの席なののもったいない~!かわりにDさんが爆睡してくれているのでいいとしましょう~(笑)。

映画も見ようかと思いましたが、普段からあまり興味がなく、ラインアップにも惹かれるものがなかったのでスキップ。もっと映画が好きならばこういう時間が有効に使えるのにな。ANAのエンターテイメントチャンネルには日本のバラエティー番組も見れるのですが、僕は日本のバラエティーも芸人さんのトークも全く面白いと感じられない人なのでそれもパス。

その後は本を読んだりブログを書いたりして過ごしました。



続く~



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豪華ユナイテッド航空ファーストクラスの旅!



サンフランシスコを発って安定飛行に入るとドリンクサービスが始まり、僕はブラッディマリーを、Dさんは赤ワインをオーダー。スナックをつまみながら、この日何度目かの乾杯です。まだまだ旅の始まりなのに、もう2人とも旅を満喫していますね~。そしておしゃべりを楽しんでいるうちに、あっという間に飛行機は降下を始め、窓の外には大都会の景色が広がってきました。
そう、僕たちがやってきたのはアメリカ第2の都市、日本人みんな大好きロサンゼルス!さすがロサンゼルス、サンフランシスコとは比べものにならないほど広大な街が、地平線の先まで広がっています。飛行機を降りた僕たちは、空港からすぐの場所に取っておいたホテルへチェックイン。実はこの日、僕もDさんもかなり飲んでしまい、ちょっと酔っ払い気味でした(笑)。

夕食はもう外に出るのが面倒くさかったのでホテル内にあるレストランで軽めに、僕はサラダ、Dさんはチキンサンドイッチを注文。明日は長い一日になりそうなので、この日は早めに休むことにしました。最近のリノベされたホテルの部屋はバスタブがなくシャワーブースだけですので、シャワーだけ浴びて10時前にはベッドに入りました。おやすみなさい!






***





そして朝がやって来ました~。とはいえ、僕が目を覚ましたのは午前4時前。ここ最近どうもこの時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなるのです。仕事のストレスがあるわけでもないのに困ったものですね。一方Dさんはというと、軽いイビキをかきながらぐっすり熟睡。僕は布団にくるまりながら携帯をいじったり、ブログの原稿を書いたりして時間を過ごしました。

午前5時ごろになるとDさんも起きてきたので、コーヒーを入れてニュースを見ながら、LAXの滑走路を望むホテルの窓辺でひと息。せっかくだから、と2人で朝散歩に巨大なLAX空港のターミナルをぐるりと一周回りました。僕はLAX周辺のホテルに泊まるのは初めてでしたが、Dさんは仕事でよく来ているらしく、やたらと詳しく自信満々な彼がちょっと面白かったです。
たっぷり散歩を楽しんでホテルに戻ったら荷造りをしてチェックアウト。そのまま空港のターミナルへ歩いて移動し、チェックインを済ませます。そう、この日のフライトこそが今回の旅行のメイン、日本行きなのであります。利用するのはANA。もちろんANAさんは、サンフランシスコからも日本へは成田と羽田の2本の直行便は出ているのですが…。

問題はその値段!競合が少ないせいか、サンフランシスコ発の日本行きチケットはびっくりするほど高いのです。僕たちはもういい年齢なので、長距離のエコノミーは正直身体にきつい。そこで無理をしてでもビジネスクラスを利用するのですが、SFO発の値段は“無理をする”どころではないレベル(涙)。プレエコでも僕は大満足なのですが、Dさん的にはあまり嬉しくない様子。










そんな時、ロサンジェルス発の便を調べてみたら…なんと!サンフランシスコ発に比べて1人あたり30~40万円も安いじゃないですか!2人で80万円の差額。これは大きい!これなら手が届く~。賢い主夫の選択です。一番いいのは金額を気にしないで購入できればいいのですが、我が家の経済状況ではそうもいきませんから一度LAXまで飛ぶ手間はありますが、SFO→LAXはファーストクラスを追加したとしても片道3~5万円台。これを足しても十分にお得です。

さらに、LAXに飛んでそのまま宿泊もせず日本行きに乗ることもできますが、そうなると朝7時台のフライトに乗らないといけないのです。僕たちは休暇がたっぷり貯まっていますし、Dさんはハイアットのポイントが豊富にあるのでホテル代も無料。だったらここは節約も兼ねて、初のLAXからの日本行きに挑戦しよう~!というわけとなりましたのです。
今回のLAX発の便に乗るのにははこんないきさつがありましたのです。ANAのカウンターでチェックインを済ませ、保安検査を通過したあとはスターアライアンスラウンジへ。LAXにはユナイテッド航空が誇る自慢のポラリスラウンジもありますが、ANAのターミナルからは遠すぎるので断念しました。気分を切り替えて、ラウンジで再び乾杯!いよいよ旅の本番が始まります~。

正直言いまして、このスターアライアンスラウンジの食事は全くいまいちではありましたが、ラウンジの雰囲気はなかなか良くて、外気を感じることができる外のテラスもあるのはいいですね。10年位前にもこのラウンジを使ったのですが、もっと食事が良かったような気がします。それとも僕たちがラウンジに慣れすぎて傲慢になっているのかもしれません(汗)。

さてラウンジでまったりした後は、ゲートの開く時間になりましたのでゲートに向かいましょう!



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本日は待ちに待った休暇の始まりです!ここ最近、Dさんも僕も仕事でかなり疲れていたので、この休暇は本当に楽しみにしていました。とはいえ、この日は2人とも午前中にどうしても参加しなければならない対面のミーティングがあり、面倒くさいながらもオフィスに出向いて参加してきました。あぁ~でも「これで終わり!」と思うとホッとします。

家に戻ったら大急ぎで荷造りをして、近所の韓国人美魔女に駅まで送ってもらいました。ありがとうございます!Uberで行くこともできますが、我が家から空港まではかなりのお値段…。一方で電車なら実質ほぼ無料です。これから散財する僕たちにとっては、焼け石に水という感じな節約ではありますが、とりあえず電車でセーブしておきましょう(笑)。
電車に揺られて、ようやくサンフランシスコ国際空港に到着しました。今回は豪華(?)な我らがユナイテッド航空のファーストクラスでの旅となります。と~言いましても、実際は国内線なので豪華でもなんでもないのですが(笑)、ブログのタイトルをちょっと盛るとアクセスが増えるので、あえてこうしてみました!騙された方、ごめんなさい(汗)。

まずはチェックインを済ませて荷物を預け、保安検査を通過したら、ラウンジへ。基本的にユナイテッド航空では国内線のファーストクラスチケットにラウンジ利用権はありません。その程度のものなのです。しかし僕が持っているユナイテッド航空のクレジットカードにはラウンジアクセスパスが年に2枚ついているので、今回はそれを利用することにしました。












ラウンジでしばらく時間を過ごした後、ゲートへ向かいました。ゲートはそれほど混雑しておらず、予定通りに搭乗開始。機内に入ると、優しいアテンダントのお姉さんがスパークリングワインをふるまってくれたので、我らがユナイテッド航空のファーストクラスに乾杯!すっきりとした辛口で、なかなか悪くないお味でした。
しばらくすると飛行機はゲートを離れ、滑走路へ。そして驚くほどスムーズに離陸しました。離陸後は大きく旋回して、サンフランシスコ国際空港を上空から一望。その後は「ベイエリアのベニス」とも呼ばれる(?)フォスターシティの上を通り、さらにSan Joseの街を越えて南へと飛び進みます。


つづく~



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皆さんは切り干し大根はお好きでしょうか?

僕は「大好き!」というほどではないのですが、切り干し大根は食物繊維もカルシウムも豊富で、とても体に良い食べ物なので、積極的に取り入れるといいと聞いています。少し前までは日系スーパーで買っていたのですが、「これって自分で作れるんじゃないか?」と思い立ち、大根を薄切りにして千切りにし、ネットに広げて干してみました。

1週間ほど経つと茶色っぽく変色し、カラカラの切り干し大根が完成!大根1本分を干したときは「ちょっと量が多いかな〜」と思ったのですが、見事に縮んで、あれだけあった量がジップロックの小袋に収まるくらいになりました。これなら市販品を買うよりも経済的ですし、作る過程も楽しい。吝嗇家の僕としては、節約とエンターテインメントを兼ねた取り組みです(笑)。

さて、この切り干し大根をどう使うかといいますと…缶詰のサバやイワシと和えるのです。するとDHAをたっぷりと切り干し大根が吸い込み、食物繊維も高たんぱく質も摂れる素晴らしい一品が出来上がります。ここにすりおろした生姜を加えると、さらに美味しい。お酒のおつまみにチーズの代わりに食べれば、ローカロリースナックとしても楽しめます。

また、塩分が気になる方は味付きの缶詰ではなく水煮を買い、自分で味噌やみりん、醤油などで味付けすると良いでしょう。いろいろなアレンジを楽しむことができます。もちろん、味噌汁に加えても美味しくいただけます。こんな風に、メタボ街道まっしぐらの僕にとっては、切り干し大根は心強いダイエット食のひとつになっています。




***





とはいえ、ダイエットだけでなく外での食事もしっかり楽しみ、バランスを取るのが大事!この日は、以前紹介した仕事関係で知り合った方の奥さんが経営しているタイレストランに行ってきました。木漏れ日が差し込む素敵なパティオでのランチです。今回はラブーサラダ、僕はカオソーイ、Dさんはレッドカレーのランチスペシャルを注文。

Dさんは白ワイン、僕は甘くないタイアイスティーで乾杯しました。やっぱりこのお店、美味しいですね〜。Dさんと2人で大満足の優雅な時間を過ごせました。奥さんも僕たちを覚えていてくれて、「一緒に写真撮ってもいい?旦那に送ったら喜ぶから〜」と、まさに“微笑みの国Thai”スマイルで僕たちの訪問を喜んでくれました。こういうのって嬉しいものですね。これからも通いたいお店です♪






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数か月前に、我が家に猫さん一家がやってきたことを書きました。母猫ひとりと子猫7匹ほどの大所帯でした。餌をあげるととても喜んでくれたのですが、いろいろ調べてみると、この地域ではこのような野良猫は「コミュニティキャット」と呼ばれ、積極的な保護は行われていないとのことでした。不思議なことに、この地域には野良猫自体はあまり多くいません。

その代わりによく見かけるのが「猫がいなくなりました」という張り紙です。どういうことかというと、この辺りはMissing CatやMissing Dogの張り紙が非常に多く、猫や犬が失踪してしまうケースが多いのです。おそらくこの地域に頻繁に出没するコヨーテに捕食され、そのまま帰らぬ存在となってしまうのでしょう。だからこそ、積極的に保護して避妊・去勢手術を行わなくても、猫の個体数が増えないのかもしれません。

もしかしたら、外に出ていった他の家族はコヨーテの餌食となり、我が家に残った臆病な2匹だけが生き延びたのかもしれません。しかし、その2匹が日に日に痩せていく姿を見ていられず、ついに僕たちは餌をあげることを決心しました。もちろん、この行為については異論を唱える方もいるかもしれません。ただ、僕たちには僕たちなりの正義がありますので、それぞれの考えを尊重いただければ幸いです。

この猫さんたちはとても臆病なので、僕たちが近づくことはできません。それに加えて、猫の餌やりはつい忘れてしまうこともありますし、僕たちは旅行に出ることもあるので毎日決まって与えるのは難しいのです。そこで見つけたのが「自動給餌器」。タンクに餌を入れておくと、設定した時間に指定の量を自動的に受け皿に出してくれる優れモノです。










さらに携帯アプリと連携していて、給餌のスケジュールや量を簡単にプログラムでき、餌を与えた履歴も残りますので便利ですね。セットアップして使い始めたところ、最初は機械を怖がっていましたが、しばらくたった今では餌が出る音がするとまるでパブロフの犬のように駆け寄ってくるようになり、Dさんも僕も楽しく見守っています。

いつまでこの猫さんたちが我が家に住み着くのかはわかりませんが、これでしばらくは一定の距離を保ちながら共存できそうです。我が家の庭は外から動物が侵入しにくい造りになっているので、コヨーテに襲われる心配も少なく、安心して暮らせるのではないでしょうか。これからも猫さんたちの様子を少しずつアップしていきたいと思いますので、静かに見守っていただけると嬉しいです。

この日のランチは、大好きな韓国冷麺でした~♪




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少し前のことですが、お隣さんに救急車が来たことがありました。お隣には今年84歳になる女性が一人で暮らしています。彼女は毎朝ズンバのクラスに通い、庭仕事をして、友人と集まり、とても精力的で矍鑠とした素敵な方です。私たちが朝散歩をするときには、新聞を取りに出てきた彼女と顔を合わせることがよくありますが、いつもしっかりお化粧をして、カジュアルながらお洒落な服を身にまとっています。

「年を取ると身なりに無頓着になる」と言われますが、年齢を重ねてもきちんとした身なりを保つことは、認知症予防にもつながると聞いたことがあります。そういえば、ご近所の90歳になる日本人のAさんも、いつも素敵な装いをされています。そう考えると本当に説得力がありますね。一方で僕たちは年を重ねるごとに服装に無頓着になってきているので、見習わなくてはなりません。

さて、本題に戻ると、その彼女は軽い脳梗塞で救急搬送され、数週間ほど入院。その後は自宅に戻り、介護者が24時間体制でリハビリをサポートしていたそうです。さらに数週間後、介護者の車がなくなったある日、我が家のリビングから新聞を取りに出てくる彼女の姿を見かけました。足取りもしっかりしていて、ずいぶん回復した様子に嬉しくなりました。

ところが、地面に落ちた新聞を拾おうと腰をかがめた瞬間、バランスを崩して動けなくなってしまったのです。しばらくすると苦しそうにもがいているのが見えたので、Dさんがすぐに駆け寄って彼女を支えてあげました。ちょうど介護者が帰った直後だったので「助かったわ〜」と彼女はとても喜んでいました。転ばなくて本当に良かったです。











その日の朝、僕たちはというと…ほぼ寝間着姿のまま近所を散歩していました(笑)。もっとまともなものに着替えないといけませんな~。しっかりのんびりと朝の空気を吸い込んで軽く汗をかいた後は、ランチの準備です。前日に買ってきた生ガキを開けて、自宅で「おつまみランチ」にしました。地元産のぷりぷりの生ガキを泡ワインと合わせて味わう休日ランチは最高です。

生ガキの後は、温めたバゲットにタヒチで買ったフォアグラをのせたり、近所のスーパーで買った生ハムをメロンで巻いたり、サラミや香りの強いチーズ、野菜スティックに自家製ヨーグルトディップを添えて楽しみました。週末の昼下がりにこんな料理を並べてワインを開けるのは、本当に贅沢でありながら経済的。
しかも家飲みなので、酔っぱらったらそのままベッドで横になれる気軽さも魅力です。僕の場合、ワイン2杯でベロベロになるので、外ではなく家で飲めるのはありがたい限りです。暖かくなってきたサンフランシスコ・ベイエリアの週末の午後。髪は薄くなり、しわやシミも増えてきた2人ではありますが、こうして一緒に素敵な時間を過ごせる相手がいることに心から感謝しています。





そういえば、最近家に住み着いてしまった猫たち。たった2匹ですが、私たちの顔を見ても逃げることが少しだけ減りましたが、まだまだ人間が怖いみたいです。この日は僕たちが酒盛りをしていると、遠くからじっと僕たちの姿を見てそのまま寝落ちしているように見えました。とってもかわいいですね~♪

次回はこの猫さんたちのことを少し書こうと思っています。




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いや~、(先週の話ですが)今週も大変でした!やっと迎えた週末に、ほっと胸をなでおろすDさんと僕。前から「天気のいい日に裏庭のテラスで生ガキ食べたいよね~」と話していたので、いざ生ガキをゲットしに、車でサンフランシスコ北のマリンカウンティへ出発です。

目的地は、ラークスパーのファーマーズマーケット。ここは小ぎれいで素敵なお店が集まっていて、魚屋さんで生ガキを買うのが僕たちのお決まりコース。ついでにイタリアンのお店の絶品ラザニアもゲットしました。温めるだけで食べられるので、忙しい時に本当に助かります。ふと周りを見ると、日本人らしき方々が。近寄ってみると、なんと麹の専門店でした!塩麹や麹ドレッシングなどを売っていたのですが、素朴な疑問が頭をよぎります。日本では麹ブームがありましたが、麹文化に馴染みのないアメリカ人にどこまで理解されるのだろう?果たしてこの専門店は受け入れられるのだろうか?…と、少し考え込んでしまいました。














マーケットで目当てのものを買い揃えた後は、サンラファエルへ移動して朝の散歩。緑豊かな住宅街を歩きながら、普段と違う雰囲気を楽しみました。この日は霧もなく、青空が広がっていて本当に気持ちのいい朝でした。

少し汗ばんできたところで、ランチへ。訪れたのはタイ人オーナーが営む、なんでもありのレストラン。ここは料理が美味しくて、テラス席もあるのでお気に入りです。さっそく泡ワインで乾杯!働いた一週間のあと、大切な相方とこうして乾杯できることに感謝です。

Dさんはエッグベネディクト、僕はロコモコを注文。エッグベネディクトは安定の美味しさ、ロコモコは少し味が濃かったけど満足の一皿でした。ご飯がタイ米だったのもユニークで面白かったです。こんな感じで、朝から散歩とランチで充実した週末を過ごしました。この後は家に戻ってお昼寝、のんびりタイム。いや~、いい週末でした!





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僕の睡眠はあまり安定していません。ぐっすり眠れる日もありますが、基本的には中途覚醒が多く、夜中の2時や3時に目が覚めて数時間眠れなくなることもあります。中途覚醒がなかったとしても、朝5時前には目が覚めてしまうので、どうしても疲れが取れにくい感じです。若いころは布団に入ればすぐ熟睡できたのに…今となっては、あの頃の自分が羨ましいです。

眠ることは努力しなくても自然にできるものだと信じていました。疲れていれば眠れるし、ぐっすり眠れば疲れは取れる――そんなのが当たり前だった若いころ。でも今は、それがどれほどありがたいことだったかを思い知らされています。

そんなある日、やはり朝早くに目が覚めてしまったので、Dさんと一緒に朝散歩へ。歩いていると地面に何か落ちていて拾ってみると、日本語がしっかり書かれたマジックでした。僕が子どものころによく見かけたあのマジックです。まさか今でも存在しているとは!しかも米国サンフランシスコ郊外の何もない場所に落ちているなんて驚きです。アメリカでも売っているのでしょうか?

皆さんはこのマジックはご存じですか?








散歩を続けて公園のわきを通ると、芝生が穴だらけ。モグラの仕業ですね。この地域ではよくあることで、我が家の芝生もモグラに荒らされたことがあります。穴で地面が陥没したり、植物の根をかじられて枯れてしまったりと大変でした。
穴をのぞくと、なんとモグラが顔を出しているではありませんか!ネズミに近い顔つきでちょっとびっくり。この公園がネズミ被害で荒れないことを祈ります。











散歩のあとは身支度を整えて出勤準備。この日は移動があったので車で通勤しました。ポッドキャストを聞きながらのんびり運転していると、赤信号で止まったときに視線を感じました。ふと見ると、柴犬がこちらをじっと見ているではありませんか(笑)。思わず一枚パシャリ。飼い主さんと一緒に仕事へ行くのでしょうか?

この地域では柴犬が人気らしく、よく見かけます。僕たちも10年以上前に犬を飼おうと考えたとき、最初に候補にあげたのは柴犬でした。でも値段を聞いてビックリ、一匹なんと50万円!そこであきらめて、代わりにCocoと出会うことになったのです。今思えば、それも良い選択でしたね。







   

柴犬くんと別れて職場に到着すると、なぜかコーヒーが無性に飲みたくなりました。僕は普段は紅茶派なので、コーヒーはめったに飲みませんが、時々シャキッとしたい時に欲しくなるのです。この日もスケジュールが詰まっていたので、職場近くのスタバでコーヒーを買うことにしました。

アプリでオーダーしてから店舗へ向かいましたが、店は大混雑。受け取りまで結局20分もかかりました。しかもカフェラテが$5.25、日本円で約772円!スタバってこんなに高いんですね。よく考えたら、勤続15年以上ですが出勤前にスタバでコーヒーを買ったのは初めてでした。

毎日コーヒーを買って出勤する人もいますが、これってすごい出費です。700円を週3回とすると2100円。1年が52週、休暇を取ると買わないでしょうから48週とすると1年で約10万円の出費。15年続ければ150万円以上!改めて計算すると、驚きの金額ですね。コーヒーもばかになりませんな!

早起きした日には、こうしていろいろ学ぶことがあるものです(笑)。








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いつものメンバーで食事に行ってきました。この仲間とはもう10年以上、韓国焼き肉店、特に食べ放題によく通っていました。しかし最近は「もう年も年だし、食べ放題じゃなくてもいいよね~」という声も出てきたので、それならばと今回は居酒屋へ行ってみることに。メンバーの一人が見つけてきた韓国居酒屋に突撃することになりました。

この店には10年以上前に一度だけ来たことがあるような気がしますが、メニューも雰囲気もすっかり忘れていたので、ほとんど初めての気分です。店内は韓国の居酒屋を模した雰囲気でなかなか素敵。ただ、照明が暗めなので年配組の僕たちにはメニューの文字が読みづらいのがちょっと難点でした(笑)。

まずはマッコリで「お久しぶり~!」の乾杯。注文したのは、おでん風の練り物スープ、キムチチャーハン、鶏の丸ごとフライドチキン、砂肝炒め、そしてカルビ。料理は「絶品!」とまでは言えませんが、どれもそこそこ美味しく楽しめました。僕たちが入店したのは早めの時間だったので、しばらくは貸し切り状態。

ただ残念だったのは、店員さんがほとんど僕たちを放置していたこと。サービス面は正直いまひとつでした。それでもこのメンバーだと、気を遣う必要が一切なく、腹の探り合いもなく、心地よい時間を過ごせます。職場では友人が少ない僕ですが、この仲間たちがいてくれることが本当に幸せです。






僕は職場で立場が上がったこともあり、内部事情を知っていても口外できないことが多いですし、ゴシップにも疎いので「飲みの場ではつまらない人間」になりがちです。でも他の3人は話題がとても豊富で、毎回助けられています。今回も「ここでは書けないような社内ラブロマンス」や「えっ!?そんな事件があったの?」と驚く話を聞かせてもらい、同じ職場なのに自分の世界の狭さを痛感しました(笑)。

僕の職場は真面目で安定していると思っていましたが、実際はスパイスの効いた出来事もいろいろあるようです。そういうことを知らずに仕事ができているのも、ある意味ありがたい環境なのかもしれません。そんなこんなで楽しく韓国居酒屋での時間を満喫できました。部署が違っても仲良くしてくれて、本当にありがとう!

それにしても、陰キャの僕にしては最近ずいぶん「外交努力」を頑張っている気がします(笑)。あちこちの集まりに顔を出していて、自分でも少し驚きです。ここは素直に「よくやった!」と自分を褒めてあげたいところですね。




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米国には「ブロックパーティー」というものがあります。これは近所の人たちが集まり、通りの一角を封鎖して行うパーティーのことです。昼間に開催されるものもあれば夕方から始まるものもあり、大人中心の場合もあれば子どもが主役になることもあり、地域によってテーマや雰囲気はさまざまです。日本にも似たような催しはあるのでしょうか?

そんなブロックパーティーが僕の住む地域でも開かれることになり、参加してきました。僕の近所は子どもが少なくシニア世代が多いため、昼間に集まって食事をしながらおしゃべりを楽しむ、シンプルな会でした。参加者は料理を持ち寄るポットラック形式で、僕たちも食べ物を持参しました。

開始は12時半と案内されていたので、僕たちは1時前に出かけました。その頃には少しずつ人が集まりはじめていて、顔なじみの人もいれば初対面の人もいました。普段から散歩などでご近所さんと顔を合わせることが多いので知っている人も多かったのですが、「数軒先に日系アメリカンの方が住んでいる」という新しい発見もありました。

アメリカでも「ご近所づきあいの希薄化」が進んでいると言われますが、この地域ではまだ完全には失われていないようです。僕もDさんも1時間ほどで帰宅しましたが、その後も次々と人がやってきて、けっこうにぎやかな集まりになったようです。サンフランシスコ・ベイエリアはこれから暖かくなり、霧も減る季節。屋外イベントにはぴったりですね。





とはいえ僕にとっては、前日に職場のパーティーがあり、その翌日にこのブロックパーティー。せっかくの休日なのに、あまり休んだ気がしない週末でした。こういうイベントは月1回くらいで十分かもしれません(笑)。



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先日テンポラリーとは言うもののもう1年以上も面倒を見ている部署の人たちの1人が、ホームパーティーを開催してくれましたので、参加してきました。この部署は空中分解の危機にあったのに何とか持ちこたえてくれて、最近は新しい総括ディレクターも就任しましたので僕も1年半のお手伝いの終了が見えてきてほっとしているところです。

新総括ディレクターさんも明るくてポジティブで素晴らしい人なので安心して任せることができそうです。今回は主催者のRさんのお母さんが料理好きということもあっていろいろと用意してくれました。ステーキ、チキン&ポークアドボ、パンシット(焼きそば)、ガーリックシュリンプ、マカロニ&チーズ、ムール貝のオーブン焼き、サラダなどなどもう山盛りたくさんの料理が並びました。
何でもお母さんは午前6時から調理を始めてくれたそうです。ありがたいものです。料理の方はどれも大変美味しくて、Rさんのお母さんはフィリピンからの移民者ですので、料理は僕の好きなフィリピン系のものが多く入っていまして、僕はここぞとばかりたくさんいただいてしまいました。久しぶりにフィリピン系の料理と食べましたが、やはりおいしいですね~♪ 僕は大好きです。

今回のホームパーティーでは、部署の職員だけではなく友人や家族もつれてきてよいということになっていましたので、今まで会ったことがない同僚の友人や旦那さん、パートナーさんとも出会えることができました。そんな中ちょっと気になったのが、同僚が一人の友人を連れてきたことです。新規の顔合わせですと会話の中で、今何しているの~?という話になりますよね。










すると彼女は卒業したばかりなので今仕事を探しているんです~と言う返事でした。誰かが、じゃあ、今就職活動真っただ中?と聞くと、そうなんですよ~明日お宅の会社での面接にこぎつけたのです!と嬉しそうに返事していました。すると他の誰かがどのポジション?と聞くので、彼女はXXXですというと、あれ?それってJapanSFOさんが採用責任者ではないかい?と僕に注目が集まりました(笑)。

あれま、そうでしたか~。それはそれは明日よろしくお願いいたします~などと、何とも言えないぎこちなさが発生してしまいました(汗)。そんなハプニングもありましたが、パーティーは皆さん終始笑顔で執り行われ楽しい時間を過ごすことができました。さて、ご存じの通り僕はこういうパーティーが苦手であります。しかしそういってもいられないことがあるのは承知しています。
ですから必要だな~と言う時は参加しています。今回は一緒に働いていたチームでの初ホームパーティーでしたから行った方がいいと判断しました。基本的には皆さん知った顔ですから楽しくリラックスした時間を過ごすことができました。でもやはり気疲れというのはするものですね。家に帰るとぐったりしてしまい、気兼ねなくふるまえる人たちとのパーティーでもやはりどっと疲れが出ました。

週末は基本的にDさんと2人だけでのんびり過ごして、精神的安定を養っています。しかし、こういうパーティーはやはり僕には刺激が強すぎたようでして、別に嫌な気持ちもなく楽しく過ごすことができましたが、その日床についても頭がフル回転で働いてしまい、まったく眠気が来ないのです。ようやく眠気が来たのが午前2時。疲弊感が強すぎたようです(笑)。皆さんはこういうパーティーの後も、何の問題もなく夜眠れますか?


ちなみに、このパーティーで出会った彼女、面接ではパーフェクトな受け答えをしてくれましたので、採用することにしました♪


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Dさんともよく話すのですが、最近体がきついのです。肉体的にも精神的にもものすごく疲れやすくなってきているような気がします。昔ならば睡眠をじっくりとれば次の日にはリフレッシュした気分で一日を始めることができたのに、最近は眠りについても眠りが浅いからなのかわかりませんが、朝起きても疲れがとれておらず、どちらかというと寝る前よりも疲れて朝起きている感じなのです。

Dさんは彼の部署に200人ほどの人がいてその責任は重大。ヘッドハンティングに似たような感じで迎え入れられたのでお給料はよくなったのですが、通勤地がかなり遠くなってしまったのでそれがかなりの負担になっているようです。しかしながら仕事自体はものすごくうまくいっていて、今まで仕事人生で一番充実しているというくらいうまくいっているとのことです。
ですから彼は体がきついといいながらも充実しているみたいなので安心です。しかし僕の方は、もともと怠惰な人間でありますし、人間付き合いが下手なので今のポジションにはかなりストレスがたまるのです。直属の部下が8人いてその下の人を含めると70人近くいるのですが、正直で公正な目線から言って僕にはそういう部署を束ねる度量も気量も備わっていないのです。

しかしながら基本的には皆さんいい人ですし、仕事も充実していますし、精神鍛錬も日々行っているので不満はないのですが、それでも人間は疲れる時には疲れるものです。人間を扱うというのは本当に大変な作業だな~と日々改めて思わされています。そんな時に7時間以上寝て目が覚めても、疲れがとれておらず、寝る前以上につかれていると感じる朝は仕事に行きたくなくなりますな。









僕が推測するに僕はイビキがすごいのでその影響で睡眠時に呼吸がうまくいかずに脳への酸素供給がうまくいっていない。ですからいろいろなイビキ防止対策のグッツを買って試しましたがどれも効果がなく今はあきらめている状態です。そこまで太っているわけでもないと思うのですが、もう少し体重を落としてみるのもいいかもしれません。でも体重を落とすにもこれがまた大変なのですね~。

ウィークデイはそれでもカロリー摂取をコントロールしているのでいい感じで落ちていくのですが、週末になると解放感で一気にその緊張がゆるんでしまい外食&飲みをしてしまうと、ウィークデイに落ちた体重が倍返しになって戻ってきてしまうのを繰り返す日々です(笑)。まあでも、美味しいものを食べてちょこっと酔っぱらうのは好きなのでそこまで気にはしていないようにしています。
それに家に帰ればDさんが愚痴を聞いてくれますので、これでどれだけ救われていることか!こんなに長い間一緒にいても、大切にしてくれるし、しっかりと話を聞いてくれる相方がいるのは本当に幸運です。彼は仕事の経験も豊富なので、いろいろとアドバイスもくれるのです。僕は彼の愚痴を聞き流すことが多いのですが、それはいけないな~と思っていますので真剣に聞くようにします!

この日は先日韓国全身美容整形のご近所おばさんとランチに行ったレストランではHappy Hourがあるというので行ってきました。体は疲れているものの、仕事は充実しているし、職場の皆さんも親切で素敵な人が多く、私生活では金銭的にも問題がなく、こうしてじっくりと話を聞いて優しい相方がいる現状はとっても喜ばしく恵まれた現実でありますね。優しく素敵な世界に生きていると思えます。







優しい世界で思い出しましたが、最近はポッドキャストを聞くことが多くなりました。基本的にはゲイの人たちがやっているものを聞くのですが、それは次回に回すとします。今回ご紹介したのはストレートの人たちがやっているもので、アラフォーの高学歴のストレート既婚男子が、仕事のことや生活のことでいろいろと話してくれるのです。彼らがまた優しいのです。

基本的にはどうしたら世界を優しくできるのかが機軸なのですが、もちろんのことながら僕の嫌いな宗教とかスピリチュアル的な話ではなく、もっと現実的で実用的な話なのです。それでいて、ストレート男子にありがちな一方的で押しつけがましい感じもなく、若い2人の会話なのに仕事上でも僕にとって参考になる話をたくさんしてくれているので結構気に入っています。

もしよかったら聞いてみてくださいね!
仕事のモヤモヤや方向性に迷ったときに結構いい参考になりましたよ~♪


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サンフランシスコベイエリアですが、ここのところだいぶ霧の出る日が減って夏らしい気温になることが多くなりました。今年は4月くらいからもずっと霧が出ていて、ひどい日になるとあれ?雨降ったのかな?というくらい庭も地面もしっかり濡れているのですが、雨が降ったわけではなく霧が濃すぎるせいで、ずぶぬれになっていたようでした。

ちなみに今年の夏は記録的な冷夏だったようで、僕たちの住む家の周辺は霧の影響がとても出やすくて、朝散歩に出かけるときに気温をチェックしてみると13℃から15℃くらいになっていて、風があると寒いな~と感じる朝が多かったのです。こんな生活に慣れているので、この状態から日本に行ったら貧血や熱中症になってしまうかもしれませんね。日本は暑い日が続くようです。
そんなサンフランシスコベイエリアではありましたが、ここ数日は霧が出ることもあるものの、その霧も昼頃にはなくなり日中は気温がぐ~んと上がり25℃を超える日もありました。勤務時に僕はランチ休憩にはランチ散歩もするのですが、しっかり歩くと汗をびっしょりかくくらい熱く感じられる日もありまして、エアコンで冷え切った体にはとっても心地よい物であります。

そんなインディアンサマー的な気候がやって来ましたから、庭で食事をすることも多くなりました。やはり爽やかな風を感じながらの食事って気持ちいいですし、ご飯も美味しく感じますね。Dさんはオクラが好きなのですが、オクラはこの季節にしか食べられない夏野菜です。そしてオクラを美味しくいただくのはやはり天ぷらでしょう~と言うことで、家で天ぷらそばを作ることも多くなってしまいます。








エビ、オクラ、インゲン、玉ねぎなどをたんまりと揚げまして、ざるそばを添えて我が家定番の天ぷら蕎麦飯IN裏庭です。レストランとは違って一度きりの新しい油を使うのでそんなに油っぽくならないですし、我が家では高温に適しているというアボカドのオイルを使って揚げますので、風味も良く、からりとしているのであっという間にいくらでも食べてしまいます(笑)。
米国にいながらしょっちゅう揚げたての天ぷらそばを相方さんと食べる生活。悪くないですよね~。こうして一緒に美味しいと思えるものを感じながら食べてくれる人がいる生活に感謝です。そう言えば、我が家にやってきた猫さん家族ですが、皆さん独立したようでほとんど顔を見せなくなりましたが、どうも2匹だけは時々こうして我が家にやってきてのんびりしているようです。

彼らもこの暑い気温を楽しんでいるようです。



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以前の日記で、僕が仕事場でのコミュニケーションに気を使っているというのを記しました。僕は以前といいますが、今でもそうなのですがメールなどをどうもネガティブに読んでしまう傾向がありまして、必要以上に自己防衛をしようとする方向に行ってしまいがちなのです。そんなに自分では気が短いとは思わないのですが、メールを読んでいるとカッとすることが多々あるのです。

若いころはそれでいろいろと失敗をしてしまいましたが、今ではそこから少しだけましになったようでして、そういう自分の気質を素直に受け止めて、そんな人間はどうしたらうまくコミュニケーションができるのかといろいろな対抗策を考えてそれを実践して気を付けて、以前のようなトラブルが生じないように心がけています。それに最近はChatGPTもありますから便利になりました。
やはり顔の見えないコミュニケーションって一歩間違えればとんでもない方向に向かってしまうものです。仕事では匿名性がなくお互い誰が連絡をしているのかはっきりわかっていても、文章だけのやり取りですとどこかで齟齬が生じだりしてしまうもの。それが匿名性の高いネットの社会となると、皆さん気が大きくなってしまうのか面と向かっては言えないことを平気で言ってしまうようです。

最近僕が嫌だな~と思うのは、少し何か世間的によくないといわれることを言ったりやったりすると一斉にその人を叩くという行為です。今まで人気者だった人が、好意的だった反応が一気に反転して、これでもか~と言う感じで叩くのですよね。これを見ていると日本の戦時中の非国民を一斉攻撃で叩くような行為とダブってしまい、恐ろしい気がします。








人間って正しいことを押し付けるというか、自分が正しいと思っていることを他人に強制することが好きなのですね。いつになってもその時代の正しいことを他人に押し付けなくてはいられないものなのでしょうか。正しいというのはその時代によっても、その人の価値観によっても、その国の動向によってもどうとでもなる、正直言っていい加減な指標なのではないかと思うのです。

そんなものを他人に押し付けるのってどうだろうって考えてしまうことがあります。たとえ自分とその人が違う価値観を持っていても、正義という名で成敗するのってなんか違う気がするのです。このブログでは幸いそれほど正義を押し付ける人はいませんが、たまにふむむ…?と思ってしまうコメントをする人もいますし、面と向かってならこんなこと言わないだろうな~というコメントをもらいます。
例えば、ブログにXXXを食べてとっても美味しかったです~と言う記事をのせると、コメントに私はXXXが苦手なんですよ~と載せる人がいます。これってわざわざ言うことなの?もしそれ面と向かって誰かがXXX食べておいしかった~と言う会話で、面と向かってXXX嫌いなんです~なんて言ったら、その人は即、ヤバ目の人判定されてしまう気がしますが、ネットでは横行してますね。

僕はそういうコメントなどに遭遇したら、完全に無視します!面と向かって言えないことをネットが気が大きくなるのかその人に言っていたり、その人の思う正しいということをがっつりと押し付ける人を見ると、この人ってあまり幸せではないのだろうな~などと思ってしまいます。自分の経験からですが、自分が満たされているとそこまで人の意見は気になりませんから(笑)。







他人の行動を見て嫉妬したり、自分の正義を押し付けたりする、自分が優位にいることをほのめかしたい人は、自分が満たされていないということの裏返しかな。それが悪いとは思いませんけれど、ネットだからと言っても対面では言えないことをいうのは悲しい行動の表れだな~と感じます。そういうコメントが来てもスルーしましょう。心を痛める価値もありませんから!


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先日もご近所さんの韓国人のおばちゃんとランチと行ってきたと書きましたが、今住んでいる場所は僕の人生の中で一番ご近所付き合いがあるところのような気がします。しかしながら、日本でいうような感じの村的なご近所付き合いではなく、結構あっさりとしているけれど、程よい距離を置いてのお付き合いという感じですので僕達もそこまで窮屈なものを感じずにいられます。

それにこの近辺の人たちは皆さん自立しているといいますか、高い教育水準をもち、金銭的にも余裕がある生活をしている感じで、問題行動のようなものもなく心地よく暮らせているのです。サンフランシスコベイエリアとはいえ、ゲイカップルがこんな郊外に住んで周りの目はどうだろうと、少し心配もしてましたが、思ったより自然に受け入れられてもいるのが嬉しいところです。
以前僕たちははサンフランシスコの集合住宅に住んでいたのですが、やはり都会の町となると本当にいろんな人が住んでいるものです。僕たちの住んでいた場所もかなり個性的な人が多くいました。それほど大きくないものの多少のご近所トラブル的なものがありましたし、集合住宅となると壁を一つ隔てての暮らしなので距離感も近いのです。

しかしながらその距離感を相殺するかのように、お互いにはかなり干渉しないということで、お互い顔を見ても最低限の挨拶くらいしか交わさないような殺伐としたものが多かったのかな~とも感じています。その時はそれで全く問題なかったのですが、こうして今郊外の一軒家の方に住んでほどほどのご近所さん付き合いが生まれると、やはりご近所さんである程度のお付き合いがあるのって悪くないな~とも感じたりします。









そんな我が家のご近所付き合いでは、韓国に整形美人おねいさんもそうですが僕達よりも年上のお姉さん方たちが多いような気がします。その中でもこの近辺では1971年からこの地に住んでいるという一番の古株の日本人のAさんは90歳越えで、足が弱くなっているものの趣味のアートやウォーキングをして、いつもきれいにお化粧して、活動的に過ごしている方がいます。

彼女は凛とした佇まいで、こちらから見ていてもかっこいいな~こんな感じで年を取ったら素敵だよな~と思えるような女性です。そんな彼女は僕達とも仲良くしてくれていまして、ことあるごとにカレーを作ったから取りに来て~など、いろいろと僕たちの世話をしてくれます(笑)。この日はパスタ入りのスープを作ったので取りに来てね~とメッセージが来ましたの早速いただいてきました。
そんなわけでこの日の夕飯は彼女からいただいたパスタスープに、前の日の残り物のカプレーゼのサラダとパンを添えていただきました。やはり手作りのスープはお母さんが作ったという優しいお味でとっても美味しかったです。彼女はいつも正直な感想を聞きたいというので僕はいつも食事の様子の写真と共にしっかりと正直な感想を返すようにしております!

彼女は少し前にも、家庭菜園で取れすぎたズッキーニの大量消費のためにズッキーニブレッドを作ったといいまして、今出来上がったから取りに来てね~となんと午後9時に連絡があり、これにはちょっと驚きましたが、早速アツアツの出来立てのズッキーニブレッドをいただいてきました。こういうお付き合いっていいですね。地域に受け入れられている感じがして住んでいてほっこりします。


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僕の仕事場は比較的皆さんいい人が多いですね。もちろんちらほらとかなりユニークな人もいますが、基本的には親切で勤勉な人が大多数です。英語が母国語でもなく、うまいわけでもなく、人間付き合いが下手な自分がこの職場でやっていけるのは周りの皆さんがとっても優しいのと、パワフルで頭の切れる上司に恵まれているから異国の地でもなんとかやっていけるのだろうな~と思います。

他の職場だったら本当にどうなっていたことやら。ですから自分が上の立場になっても新入社員にも同じ目線で立って真摯に接していきたいと考えているのです。自分はそうでなくても、地位が上がると平野社員からですとやはり委縮してしまうことも多いようです。自分は大した人間でもないけれど、タイトルで少し委縮してしまうことがあるみたいです。
(我が家の家庭菜園ではトウモロコシが花を咲かせました~♪)
特に最近のミーティングはZoomなどのバーチャルなので微妙なものが伝わりにくく、より緊張しやすい環境になってしまうことも多々あります。僕も実際ミーティングも苦手なのでいつも緊張した顔をしてしまうのです。しかし、僕の上司はPresidentという肩書にもかかわらず、入室度同時にいつも万遍の笑顔をして一人一人の名前を呼んであいさつするのです。

すると皆さん緊張がほぐれてミーティングも少しだけリラックスした感じで始まります。僕もそれを習って僕が進行するミーティングでは微笑んで、名前を呼んであいさつするようになりました。そうすると、やはり今までのものとは違う空気が流れるのがわかります。僕自身も上司やその上の人と接するときは少しだけ緊張して、名前を呼ばれて元気にしてた?なんて言われると和んだのを思い出しますね。













そんなことも言ってもやはり基本的にすぐに緊張してしまう人間なので、たまにそんな挨拶も忘れてしっかり緊張に顔でにこりともせずにミーティングの部屋に入ることがあります。その時は女優女優女優!と心に言い聞かせて三田佳子先生を頭に浮かべて微笑むようにしております(笑)。気のせいかもしれませんが、そうするとやはり皆さんの緊張も少しほぐれているように見えます。

そんな職場でも気を付けなくてはいけないのは、顔を見ないコミュニケーション。つまりはメールとかテキストメッセージなどのやり取りです。最近の職場でのコミュニケーションは対面よりも電話よりも、もっと気持ちの伝わりにくい、メールやチャットが支流になっているのでこれも気を付けるようにしています。僕は本来言いたいことだけをスパッと言って送って終了!という人でした。
しかしそれが相手にはカチンとくることが多かったようです。たまに上司にやんわりのあなたのメールは言葉がきついと他からフィードバックがあったのよ~と言われることが結構あったのです。僕の場合は、たぶん英語が母国画ではないので微妙な優しいトーンを言い表すことができないというのと、受け取ったメールやチャットのメッセージを基本的にネガティブにとらえるという悪質な傾向があるのです。

すると、たぶん送った本人はそんなつもりがなかったのかもしれませんが、ちょっとだけカッとなってケンカ腰的なメンタルで即答してしまうことが多々ありました。これはいかんですよね~。そんな失敗を繰り返しましたので、最近は明らかにムッとするメールを受け取った時は即答しないで一日寝かして熟成します(笑)。そして次の日しっかり内容をポジティブな方向で読み直します。









そして、言い返す、言い負かすというニュアンスは避けて、俯瞰した立場での中立的なメールを書きます。そして伝家の宝刀ChatGPTに頼んで、柔らかな優しい感じのトーンに書き直してと依頼して、そのできた英文を自分なりに直して送るようになりました。二度手間ではありますがこれをして素晴らしいことがいくつかあります。まず最初に自分が感情という魔物に振り回されず冷静でいられるのです。

感情に振り回されないというのは、実は精神的エネルギーの浪費が少なるなるのです。そして、問題を冷静に処理したという自分を褒めてあげたくなりいい気分にもなれます。これってかなり精神衛生上いいのです。たとえケンカ腰のメールであっても、売り言葉に買い言葉をしないと、そのメールを送った人からの返事もかなりトーンダウンして、今後の仕事がすごく円滑に進むことが多いのです。
やはり殺伐としたストレスが溜まりやすい仕事という環境では、ぎすぎすとしたコミュニケーションになってしまうことが多々ありますが、自分がそれを第三者的な立場から見てなるべくそれに巻き込まれないようにして、少しでも冷静というか俯瞰した気持ちで接することをすると、相手にももちろんのことながら、自分に最大の恩恵をもたらすことを最近学びつつあります。

これは部下への接し方にも影響しています。昔は進捗が予定通りかなかったり、仕事の期限を忘れていたりする人がいると、どうしてこうなんだ~!?と責める気分が勝ってしまいました。しかし最近はいい意味で部下にはあまり期待しないように心がているのです。ですから過度な期待をせず予定通りに行ったり、期限を守ってくれたらラッキー!くらいに思う程度ににするようになりました。









それに、まあこれは僕の働いている場所だけなのかもしれませんが書類の提出期限も、プロジェクトの進行も実は相手方もこちらもそこまで厳密でもないものが多いのです。つまりある程度の余裕があって融通が利くことが多いのです。ですから、たとえ少し遅れてもそこまでカッカとなることもなく、でも上手に期限に終わるようにサポートしておくと心にも余裕が生まれ、これまた精神的エネルギーが浪費されません。

こちらが余裕をもって接すると不思議と部下もマイクロマネジメントされていないと感じるのかわかりませんが、雰囲気的に委縮することが少なくなり前向きに自分の力で自主的に期限を守ろうとするようになるみたいです。僕のスタンスからすると仕事なんてたとえ僕がいなくなっても次に人が据えられて何事もなく進んでいくものですから、自分の心身をすり減らす必要はないと考えます。
僕ももういろいろとすり減らすことと何度も繰り返して、眠れない夜を何度も迎えてきてやっとこの境地にたどり着いたという感もあります。また、自分が他の人に優しくなれると、その感じは伝搬することが多くそれが回りまわって自分が他の人に優しくされたりしているのを感じます。世の中には、そんな甘いもんじゃないでしょう~と言う人もいるかもしれませんが、それも事実です。

でも、仕事ごときで心神耗弱になるのは馬鹿々々しいと感じるようになったので、自分と大切にすることを最優先にします。そして一生懸命仕事をしつつも、何とかなるようになるでしょう~と半分無責任的な心持になると、逆に焦らないせいなのか本当に何とかなってしまうものでありました。ポジティブな意味での消極的姿勢での仕事への取り組み姿勢であります。






イライラして何とかするよりも、こういう心持でも何とかなるのならその結果がA⁺的な結果でもなくて、OKをもらえるくらいの程度の結果でも自分を許すようにしていまいます。その方がメンタル的にかなり楽なのです。そんな鉄のようないい加減な気持ちを学びますと、もちろんアップダウンはあるものの、比較的安眠できる夜が多くなってきたような気がします。諦観


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