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アメリカ西海岸の小さな町で 付き合い丸27年の2人
彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと 
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記


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葬儀が終わった次の日 Dさんは一足先に米国へ戻ります




うちの両親 親戚一同はわざわざDさんが
祖母のためにこうして式に参列してくれたことをひどく感謝していたみたいです
本人は 興味本位で参加したと思われていたら嫌だな~としきりに気にしていたようです(笑)






彼は飛行機混雑状況 そして仕事の関係でこの日帰らなければならず
成田便が満席の状態でしたので関空発SFO行きの便
僕はこの次の日ですので Dさんは一人で関空まで行くことに・・・







前の日に ちゃんと新幹線の到着ホーム
新大阪駅の地図を手に 関空行きの特急はるかの乗り方など
一生懸命勉強したのに かなり不安なの様子





出発する前にDさんの好きなお店で昼ごはんを食べることにしました
P1010125.JPG
なんか変なポーズとっています・・・
勘のいいい方はこのお店が何のお店かお解かりでしょう~
そう~ここは・・・




モスバーガー
です
P1010126.JPG
日本へ行ったらここは外せないアイテムになっているようです
僕もここは大好きなので大歓迎です~♪
ここではモスチーズバーガー テリヤキチキンバーガーなど楽しませていただきました










そうこうしているうちに お別れの時間がやってきました・・・
といっても~24時間以内に僕もSFの方へ戻るのでそんな大げさなものでもないのですが・・・
P1010127.JPG
Dさんにしてみれは 日本で始めての一人大移動
初めてのお使い”みたいな・・・大冒険的な感じなのだそうです(笑)





僕は日本語がわからないからな~
乗換えを間違えて関空にたどりつけなかったらどうしよう・・・
とまぁぁ~
大きな不安を抱えての大移動でした(笑)
P1010128.JPG
もちろん 問題なく新大阪駅に到着し 多少迷ったものの
新大阪駅ではちゃんと特急はるかに乗ることもでき
関空を散策して UALのSFO行きに搭乗できたそうですけどね!




ただ 関空で豪華な?日本最後の食事をするつもりだったのが
セキュリーティを越えて 出国審査を越えたら 関空には食べるものなど何もなかったらしく
もう一度外に出ようかと思ったくらいだったけど 諦めたそうです・・・









さて 一方この日は僕にとって日本最終夜
家のほうでは 母親が夕飯の準備をしてくれました






日記には書いていなかったですけど 初日は寿司を食べに行きまして
葬儀の日は会席的な食事があり 両方とも魚がメインな料理でしたので
この日は 肉料理を用意してくれました!



それで~買ってきた肉がこれ・・・(汗)



ば~ん!
c7f2af2c.JPG
僕は絶対買えないようなたいへん豪華な値段のついた国産肉・・・(笑)
ステーキ風に焼いていただきましたが口の中でとろける 本当に美味しい一品でした! 
あ~日本の牛はやっぱり美味しい♪










夕飯が終わり 父が風呂に入り母と2人きりになった時 聞いてみたんです
自分の母親がなくなってしまい 気落ちしているように見えるし 
少し沈んでいるように見え心配だったのです







母親が言うには
祖母はもう90だったし こういう状態になって覚悟はしていたから大丈夫なはずだった
他の家庭を見ても ここの祖母は痴呆が始まっても人を困らせるような痴呆でもなく


とってもやわらかく 人々がほんのり ほんわかとなるような痴呆で
周りの人も うんざりするどころか思わず微笑んでしまうようなことが多かった






まあ、多少下の世話も必要だったとはいえ それさえも家族にはさせたくないと言って
自分から率先して ケアホームの方へ入所して 家族への負担も軽減させようとして
おかげで家族としては格段に負担が少なかった 

そして そういう世話の喜んでする覚悟もしていた
でももちろんしないに越したことはない おかげで本当に楽だった







いつまでも夢見るような祖母だったけど 本当に回りのものに負担をかけることなく
最後まで夢見るように 逝ってしまった


そして 苦労もなかった分 日々小さくなってしまっていく祖母を見つめることが出来
世話に明け暮れる毎日と言うこともなく その分 質のいい時間をすごし
自分の中でもしかと覚悟を決めることが出来たと思う









しかし どんなに覚悟していても それは想像の中の覚悟でしかない 痛みもそれ然り
結局 人は自分の母親を亡くすとと言う事柄は 一生のうちで一度しか経験しない
つまり どれだけ覚悟しても どれだけ想像しても 


それを実際に体験するまではそれを本当の意味で体験そして理解することが出来ない






だから うちの母親はその自分が経験した母親の死と言うものが
この経験を持ってはじめてこの痛みと悲しみを伴うのか理解できたそうです



あぁぁ
母親を亡くす悲しみと痛み 喪失感はこういうものなんだと初めてわかった・・・
と なくなった後 少しずつ染み入るような感覚があったそうです




それは自分が想像していた 覚悟していたもの以上でもなく それ以下でもない
そして 想像通りかもしれないし 全く違ったものだったのかもしれないとしかいえないそうで
そして それは僕の経験している祖母の死とは全く別なもの

つまりあと15~20年後に 母がなくなった時
僕本人が経験しないとわからないものだろうと言っていました







・・・できれは自分の母親にはもっと長生きしてもらいたいものなんですけど
本人にそうあっさり言われると 何も言い返せないものです
そうか・・・あと15~20年で自分の母親もこの世から去るんだ・・・





葬儀の時のあの母の涙にはそういった意味も含まれていたのですね








そして僕はその話の続きで 
あの兄が祖母の死に関して涙しているのをたいへん意外に思ったことを述べたところ
母は あれは悲しみの涙と後悔の涙なのではないのかと言っていました






兄の場合 それほど感情を出さず シャイなところもあるので 祖母が安定した頃から 
つまり僕の前回の9月の訪問から一度の祖母の見舞いに行っていなかったそうです


確かに仕事も忙しかったこともあり 近くに住んでいると言うこともあり
いざとなったらいつでも会いに行けるということが念頭があり 祖母の様態も安定していたということもあり
なんとなく次へ次へと 後回しにしてしまい 気がついたらもう遅かった と言うことになってしまった





僕よりももっと近くに住んでいながら実質 祖母に会っていたのは僕の方が多いくらい
そんな状況下で 自分が許せなく 後悔しているため あの涙があったのかもしれない
母は 兄の涙をそう見ているようでした







ひとつの葬儀にも その涙の訳には人それぞれの違う意味があり
そしてそれは他の人が想像できない 物語がその中に潜んでいるのかもしれない


人が流す悲しみの涙の中には さまざまな人間模様が映っているようです







続く

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