彼氏Dさん&台湾出身の元保護犬Coco(2020年没)と共にひっそりと
慎ましく暮す男の地味でありふれた 日常生活日記
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JFK空港で1泊
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ショッピングとマグロ丼
友人宅でホームパーティー
さようなら・マンハッタン
素敵な滞在だったマンハッタンのホテルを出発し、僕たちはJFK空港へ向かいました。マンハッタンからJFK空港までは車で交通渋滞にもよりますが平均して1時間前後かかるようですが、僕たちが宿泊していたホテルの最寄り駅から乗れる地下鉄でも、乗り換えなしで空港まで行けるとのことでした。
Dさんは車での移動を希望していましたが、車だと交通渋滞にもよりますが約50分で、費用は150ドル前後かかる見込みでした。
地下鉄は思ったよりも快適で、あっという間に空港のエアトラム駅に到着しました。Dさんも「これなら納得」と言わしめるほどの問題のない移動でした。
ここはアメリカに数カ所しかなく、デルタ航空の国際線ファーストクラスまたはビジネスクラスのチケットを持った人しか入れないラウンジで、唯一国内線ではニューヨークとLAX、SFO便のファーストクラスのチケットを持つ人も入れるそうです。
ユナイテッド航空のポラリスラウンジのようなものかもしれませんが、先に感想を言ってしまうとこのデルタワンラウンジは、ポラリスラウンジが貧弱に感じてしまうほど広大で豪華で、ただ驚くしかありませんでした。まず驚いたのはその広さです。
たくさんの異なるセクションに分かれたラウンジスペースがあり、大きな窓ガラスから空港が一望できる温室のような部屋、豪華なバーカウンターのあるセクション、カジュアルダイニングのセクション、大きなテレビがあるコーナー、コース料理が楽しめるレストランセクション、プライベートな会話ができる部屋、静かに休める場所がありました。
さらに、従業員たちがとても丁寧で親切なので、「ここは日本か?」と思うくらい徹底した教育がなされているようでした。
僕たちはいろいろな国で様々なラウンジを試す機会がありましたが、「評判が良い」と言われていたラウンジでも、ここまで豪華で徹底したものは今まで経験したことがない気がしました。サービスには辛口なDさんもこれには感激しっぱなしになるくらいで、デルタワン、恐るべし!今まで素敵だなと思っていた僕たちのユナイテッド航空のポラリスラウンジが色あせて見えてしまうほどの素晴らしい空間でした。
僕たちは最初に温室のような部屋で大きな飛行機を眺めながらドリンクを飲み、その後はこのラウンジの目玉と言われる、コース料理が楽しめるレストランの方へ行きました。まず入り口のレセプションで名前を告げると、オンラインで本当にこの人物がこの日のビジネスクラスかファーストクラスのチケットを持っているかを確認し、その上で搭乗時間を確認してダイニングを楽しむ時間が十分にあるかもチェックしているようでした。
僕たちが案内されたテーブルは、なぜかゲイの人たちが集まる場所で、隣も、その隣も皆さんゲイで、かなり出来上がっているようで盛り上がっている様子でした(笑)。まずは泡とワインで乾杯。礼儀正しい、これまたゲイのウェイターがオーダーを取ってくれて、前菜にタイカレー風味のムール貝の白ワイン蒸しとマグロのタルタルを楽しみました。
ポテトはいまいちだったようですが、和牛バーガーは肉汁が滴る期待以上のものであったとのことでした。僕の銀鱈の味噌漬けは、日本で食べるものと遜色ないくらい脂の乗った美味しい味噌風味でした。アメリカでこんな銀鱈が食べられるなんて驚きです。
このデルタワンラウンジに、僕もDさんも魅了されてしまい、デルタへの浮気が本気になりそうな気がしました(笑)。
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そのラウンジを体験するために、時間に余裕を持ってマンハッタンを出発することにしました。しかしながらフライトは午後3時頃だったので、そこまで急ぐ必要はありませんでした。それなら、最後の豪華なホテル朝食を楽しもうということになり、前もってルームサービスで朝食をオーダーしておきました。
通常、ルームサービスは時間通りに来なかったり、注文からかなり時間が経ってから届く経験が多いのですが、さすがパークハイアット・ニューヨークです。時間通りきっかりに朝食を持ってきてくれました。今回も同じアジア人の職員が運んできてくれて、エレガントに窓際にテーブルをセッティングしてくれました。
ドルで見ても高額ですが、円に換算するとより一層驚く値段でして、僕たち一般市民が簡単に食べられるような朝食ではありませんな。Dさんのホテルのステータスのおかげで、こんな素敵な上流市民の朝食を口にすることができましたが、自腹では到底無理な話です。
こんなバグった値段でも躊躇しないで済む生活をしてみたいものだと笑ってしまいました。
馬車の後ろには旭日旗が掲げられており、これはある国の人たちには受け入れられないかもしれないな、C国の人たちが見たら文句を言うかもしれないな、と思ってしまいました。この馬車は観光客に人気で、結構な人が乗っているのです。
さて冬のセントラルパークも素敵ですが、次回は新緑が萌える頃に来て、レンタル自転車でも借りて公園の中をサイクリングしてみるのもいいかもしれないとDさんと話しました。
朝の散歩で少し体が温まってからホテルに戻りました。ホテルの方には本日からとんでもないVIPが宿泊しているようで、ホテルの裏側は警察によってブロックされ、入り口の方もたくさんの警察官で警備されていました。僕たちが泊まったフロアにも、個人的なSPのような人がいて、とある部屋の前に椅子を置いて警備しており、物々しい雰囲気になっていました。
スタッフは洗練されており、素晴らしいサービスを提供してくれます。目が合えばしっかりと挨拶をし、必要なものは何でも揃えてくれました。例えば、室内の冷蔵庫はドリンクが詰まっていて他のものを入れる余裕がない作りでした。自分たちの持ってきたワインなどが入らないなと思っていた時に、マネージャーさんが「それではスペアの冷蔵庫をお持ちしますね」と、小型の冷蔵庫を用意してくれました。
前回ニューヨークに来た時はごく普通のランクのホテルでしたので、ここまでのサービスはありませんでした。しかし、このホテルでの滞在が、今回のニューヨークの時間をいつもよりもずっと上質な旅にしてくれたのは間違いありませんね。
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アプリでもチケットは購入できるようですが、一般の観光客である私たちには、昔ながらの紙チケットの方が旅情があって良いものです。電車はほぼ時間通りに出発。ハーレムやヤンキースタジアムの脇を通り、マンハッタン島を離れてハドソン川沿いの路線を北上していきます。
タブレットなどで電子化すれば効率的なのに、とも思いましたが、異国情緒あふれる旅の光景として面白く感じられました。電車はあっという間に目的地に到着。ハドソン川に夕日が沈む美しい時間帯でした。
到着した町は、川沿いのこじんまりとした場所で、緑が多く自然が残る閑静な住宅地でした。あんなに雑踏としていたマンハッタンから1時間もかからずに、これほど風景が一変することに驚かされます。本日この地で私たちを迎えてくれたのは、このブログにも時折登場する、美人妻さんと東海岸まっすぐさんのご夫婦です。
お二人は東京とニューヨークに家を持ち、往復する多忙な生活を送られています。私が美人妻さんと知り合ったのはDさんと出会うよりも前ですから、もう何十年のお付き合いになります。彼女は美人で、知性と品を兼ね備えた本当に素敵な方です。
ご覧ください、この素晴らしい料理の数々!お寿司、鯛の刺身、太巻き、新鮮な生ガキ、シャクトリー、チーズ、そしてステーキまで。さらに〆としてパスタも準備してくださっていましたが、中年二人組にはそこまでたどり着くことができませんでした。特に鯛の刺身と生ガキとステーキは格別で、鯛の刺身は塩昆布と一緒に食べる趣向になっており、Dさんも大変喜んでいました。
このご夫婦とは滅多に会う機会はありませんが、久しぶりに会ってもまるでつい最近会ったかのように会話が弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。たくさんの準備をしてくださったこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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新しい朝がやって来ました。窓からカーネギーホールを眺めると、うっすらと雪化粧が施されているようでした。どうやら夜のあいだに少しだけ雪が降ったようです。気温を見ると0℃。前日よりもずっと暖かく、ホテルの方が「雪が降る日は晴天より暖かいものですよ」と言っていたのは本当なのだと実感しました。
せっかくの休暇に知らない人と会うなんて、本当に勘弁してほしいのです。
そんなわけで、この日は朝散歩をしてから、例のホテルの無料朝食でもいただこうと思っていました。しかし、窓の外に広がる雪化粧の寒々しい街並みを見ると、急に散歩に行くのが面倒になってしまいました。温かいベッドの上でひとりでうだうだ過ごしているうちに、予約していた朝食の時間が近づいてきたため、まずは朝食を先にいただくことにしました。
今回のホテルではレストランでの朝食に加え、前夜に頼んでおけばルームサービスで朝食を部屋に届けてくれるとのこと。パークハイアット・New Yorkの部屋で街並みを眺めながら朝食をいただく、そんな経験を一度してみたいと思い、事前に注文しておいたのです。
今回頼んだのは、スカートステーキと目玉焼きのプレート。お値段はメニュー表記で45ドル(約7千円)。下には炒めた野菜とポテトが添えられています。「う〜ん、なんて素敵なんだ」と、僕は一人で大喜び。冷めないうちにいただくと、もう、本当においしい朝食でした。お肉は柔らかく風味豊かで、朝からこんな贅沢なステーキを食べていいのだろうかと思ってしまうほどの満足感でした。
朝食のあとは体も温まり元気も出てきたので、寒空の下、朝の散歩に出かけることにしました。泊まっているホテルからセントラルパークはすぐ近くということで、少しだけ公園内を歩いてみることにしました。残念ながら紅葉の時期はすでに終わり、木々は枝だけになって少し寂しい景色ではありましたが、公園越しに見える高層ビル群のコントラストが美しく、ジョギングしているイケメンさんや、馬車に乗ってはしゃぐ観光客の姿を見ると、こちらも自然と温かい気持ちになります。
さらに進むとアイスリンクがあり、大勢の人がスケートを楽しんでいました。僕はそのまま東側へ抜け、マディソンアベニューへ向かいました。実は、ホテルのマネージャーから「このホテルのアメニティに使われている石鹸などはLe Laboのもので、お店を訪れてルームキーを見せると香水のサンプルギフトがいただけますよ」と教えてもらっていたのです。タダでもらえるものには目がない僕としては、これは見逃せません(笑)。
僕は普段、香水を身につけることはほとんどないのですが、クローゼットや、シーツを掛ける前のマットレスに軽く吹きかけることがあり、そうすると脂ぎった中年の加齢臭で満ちている部屋の空気が少し柔らぐ気がします(笑)。強い香水の香りは苦手ですが、ほんのり香る程度なので、加齢臭でお悩みの方にはおすすめです。
お店は豪奢で少し成金趣味の匂いを感じさせる雰囲気でしたが、スタッフの方は親切で、扱っているフォアグラについて丁寧に説明してくれました。今回はフランス産のフォアグラを一つ購入。
その後、ぶらぶらとPark Avenueを歩いてグランドセントラル駅に向かいました。ここは日本でいう東京駅のような存在でしょうか。以前フォアグラとキャビアのお店があった記憶があったので行ってみると、しっかり残っていました。
このあと僕たちは5番街へ戻り、南下しながら本日のランチのお店「THE GALLERY by odo」に向かいました。NY在住で、いつも素敵な情報をInstagramで発信されている方が紹介していたお店で、僕としてはとてもNYらしい雰囲気のレストランだと思い、Dさんに話したところ「ぜひ行ってみよう!」ということで予約を入れました。
Michelin-starred chefであるHiroki Odo氏が監修しているらしく、店内は洗練された雰囲気。寿司系のメニューが中心のようですが、ハンバーガーなどもあって気取りすぎない感じが心地よいです。僕たちは日本酒とビールで乾杯しました。おつまみにはチキン南蛮を注文。
Dさんのマグロは、中トロも大トロも口の中でとろけるほど美味だったとのこと。僕のちらし寿司には鮭、マグロ、鯛、いくら、玉子焼きが入っており、日本で食べるものと遜色のない美味しさでした。洋食が続いていたので、このタイミングで和食にありつけたことがとても嬉しかったです。
このお店は本当に気に入りました。次回NYを訪れた際には、ぜひ夕食にも利用したいと思います。やはり良い情報は現地の方に聞くのが一番ですね。
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Whitney Museumで心ゆくまで現代アートを堪能したあとは、いったんホテルに戻ってのんびり休憩し、この日のメインイベントへ向かいました。今回の旅の目的のひとつでもあった、ニューヨーク・フィルハーモニックによるドヴォルザーク《新世界より》の演奏を聴きに行くのです。
僕たちは夜の演奏会のチケットを購入したつもりでいたのですが、実際にはなぜか午後2時の公演でした。午後7時開演と思い込んで全ての予定を組んでいたため、事前に確認し直して本当に良かったです。危うく午後7時に会場へ行って「本日の演奏はすでに終了しました」と言われるところでしたね。
ほどよく泡ワインで気分がほぐれたころ席に着くと、会場はほぼ満席。やはりNYフィルの人気の高さを実感させられます。今回の演奏は著名なGustavo Gimeno氏の指揮で、BernsteinやGershwinの作品に加え、新世界も演奏されるとのことで期待が膨らみます。
そしていよいよ開演。
最初に演奏されたBernsteinとGershwinの2曲は、僕自身には馴染みのない曲でしたが、どちらも迫力と躍動感に満ち、思わず引き込まれてしまいました。小休止を挟み、いよいよ真打のドヴォルザーク《新世界より》。これはもう圧巻でした。この曲は王道中の王道で、僕も冒頭から終わりまで全てを知っている曲ですが、その“知っている音楽”が目の前で最高のクオリティで響き渡るという体験は感激そのもの。
ずっとこの時間が続けばいいのに、と心から思えるほどでした。
演奏の余韻を楽しむため、近くのバーで泡ワインとおつまみをいただきながら、感じたことを語り合いました。実は僕にとって《新世界より》は、人生3枚目のレコードでもあります。ちなみに1枚目と2枚目は、小学生のときに母が買ってくれたベートーベンのカラヤン指揮の《運命》と松田聖子の『スコール』でした(笑)。
物を買うよりも、五感を感じられるものに消費することはいいことであるとよく聞きますが、こういう経験をすると本当にそうだな~と思えます。正直言いますとこのコンサートのチケットは貧乏性の僕としては購入するのにドキドキしてしまう感じのお値段でしたが、お値段以上の経験や昔の記憶を思い起こすことができて嬉しかったです。
また、この日の経験も時がたった時に思い出して温かい気持ちを思い出させてくれることでしょう。
演奏の後はホテルへ戻ってお風呂で一息つき、ゆっくりしたあと、夕食を食べに出かけました。この日は急遽予定が変わったこともあり、予約が取れる店を探して、何とか見つけたイタリアン食材店・Eatalyの一角にあるレストランに席を確保してから向かいました。
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ニューヨークでの新しい朝がやって来ました。携帯を見ると外気はなんと−7℃。これは寒い!窓のそばに立つと、外気の冷気がじんわり伝わってくるほどの寒さだということがわかります。天気は快晴で風も強く、体感温度はさらに低くなりそうです。
ホテルの方が言っていましたが、晴天の時よりも雪が降っている方が暖かく感じるそうで、この日もその通りでした。さて、僕たちは普段は朝食を取らないタイプなのですが、このホテルではDさんのステータスのおかげで朝食が付いています。無料と聞けば何でも欲しがってしまう僕は、あまり乗り気でないDさんを半ば強引に連れて、レストランへ行ってきました(笑)。
Dさんのステータスだと、温かいものと冷たい飲み物が1つずつ、そしてメイン料理を頼むことができるそうです。メニューを見てみると、さすがのホテル価格。一番高いNY朝食セットは$60(約9千円)、コーヒー1杯が$12(約1800円)。ここに強制サービス料18%と税金が加わるわけですから、普段なら到底手の出ない朝食であります(汗)。
メニューにはアメリカンな朝食が並んでいましたが、なぜか冷やし日本そばがあったので頼んでみました。冷やし中華のように野菜がたっぷりトッピングされていて、チャーシューの代わりに焼き鮭。たれはゴマ風味のピリ辛です。日本人からするとかなり風変わりな日本そばで、朝からこんなものは食べないぞ~と思いつつも、味は悪くありませんでした。
この日はDさんのリクエストで Whitney Museum に行くことにしました。こちらは現代アートが中心の美術館で、人気スポットのハイラインのそばにあります。当初はホテルからのんびり散歩しながら向かう予定だったのですが、外気は−7℃。一応歩き始めてみたものの、肌を刺すような寒さで、手袋も帽子もまるで役に立たず、鋭いナイフのような冷気が体に突き刺さってきます。
数ブロック歩いたところで2人ともギブアップし、地下鉄で美術館へ向かいました。事前にネットでチケットを購入していたので、QRコードを見せて無事に入館。まずは最上階へ行き、そこから順に下のフロアへ降りていく作戦です。美術館はハドソン川のすぐそばにあり、対岸のニュージャージーや自由の女神も見渡せました。建物は天井が高く、すっきりとした印象です。
さあ、芸術を楽しみましょう〜!Dさんは比較的現代アートが好きですが、僕はと言えば、現代アートの良さがほとんどわからない人間です。芸術などわからぬ下層市民でありますので、現代アートを前にすると「ナニコレ?」「ゴミ?」「いたずら書き?」「ちょっとイッちゃってる人が作った?」という下等な感想しか出てきません(汗)。
Andy Warhol や Keith Haring が出てくると「これ知ってる!」と少し安心し、草間彌生さんの作品には「相変わらずわけわからんもの作ってるな〜」と悪態をついたり。中には本当にゴミを集めただけのような作品もあり、さすがのDさんも「これってホームレスキャンプにありそうだよね…」と感想を漏らすものまでありました。
こういう現代アートって、どこかのコネで“芸術”と認められたり、一部のお金持ちが気まぐれで気に入って購入して価値が上がり、その値段を見たアートを理解しない一般人が値段を基準にアートの価値を判断して美術的価値があると思い込んでそれが安定していくのかもしれませんね。
本当なら僕の理想としては「Whitney Museum 素敵だった〜」
-「日用品を再構成しているのが面白い。消費社会への批評的視線を感じます。」
-「何を美しいと感じるかという基準そのものを問いかけているようですね。」
-「この奇妙な空白、見れば見るほど意図的なノイズに思えてきます。」
-「不均衡さがむしろ緊張感を生んでいて好ましいですね。」By ChatGPT
などと高貴な感想をブログに書いてキラキラ輝きたかったのですが、残念ながらそこまで噓をつけるメンタルがないので正直に言ってしまいましょう。僕たちには現代アートの理解は難しく、見ているうちになんだか疲れてしまったというのが正直なところです。現代アートファンの皆さま、正直すぎて申し訳ありません!
もちろん素直に面白いな~とかちょっといいかも、と思えるものもありましたが、基本的にはWhitney Museum の作品の多くはそこまで、心を揺さぶるものがなかったようでした。その後は美術館を出て、寒空の下ハイラインを歩いて Vessel まで行きましたが、寒さのあまり2人とも会話する気力も失われてしまいました。結局地下鉄に乗ってホテルへ戻ることにしました。
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地下鉄に乗って、本日から数泊お世話になるホテルの最寄り駅にやってきました。地下鉄からホテルまではほんの数分。そしてついに、今回の滞在で楽しみにしていたホテルへ到着です。そう、今回のNYC滞在では Park Hyatt New York に泊まることにしたのです。
このブログの読者のメイン層は日本人のゲイ男子なのですが、僕のブログでは「航空会社のいい席に乗る」とか「キラキラ感のあるホテル」の名前を出すとアクセス数が驚くほど伸びるので、いつも通りいやらしいタイトルの日記にしてしまいました。申し訳ありません!
入口には、ロビーフロアへ上がるためのエレベーターがあるだけです。そのエレベーターでロビーフロアに上がると、まずレストランがあり、そこをぐるりと回った先にチェックインカウンターがあります。しかしここもまた非常にこじんまりしており、僕が想像していた「Park Hyatt New York」の豪華さではありませんでした。
僕たちの部屋は中層階。窓の外にはカーネギーホールが広がるシティービューで、派手さはないものの、木目調の落ち着いたモダンなデザインでスタイリッシュです。ゆったりしたエントランスを抜けると広いバスルームがあり、大きなバスタブがあるのは嬉しいポイント。
「これがPark Hyatt New Yorkか…」と期待しすぎたせいか感動で震えるほどではありませんが、心地よい滞在ができそうです。25階にはプールやサウナやジムがあり、宿泊者はいつでもアクセスできるとのことでした。
皆さん買い物をした戦利品を持ちながら嬉しそうに道を歩いています。しかし、僕もDさんもそれほど物欲が強いわけではないので、洋服も靴も時計もバッグも、特に欲しいものはありませんでした。物欲が低いとこいう時は楽ですね~。その後五番街のユニクロでDさんが手袋を購入。
途中、長い列があったので「これはクリスマスツリー待ちの列かな?」と思ったら、実はレゴショップや、いま話題のホットチョコレートのお店に並ぶ列でした。いや~寒いのにNYの皆さん、本当に気合い入ってますね。僕たちは思っていたより混んでいなかったロックフェラーセンターのクリスマスツリーの目の前に到着。
やはりこのツリーは圧巻です。きらめく電飾、大きな金色の天使のオブジェ、そしてアイスリンク――まさに「アメリカのクリスマス!」という光景でした。ちなみにあのアイススケートは1時間で150ドル(約2万3千円)ほどするみたいです。
ここで数枚記念撮影をして、五番街をぶらぶらした後はホテルへ戻り、大きなバスタブで入浴してゆったりホテルタイム。日本で買ってきた発泡入浴剤のバブも持ってきていたので、より贅沢なバスタイムになりました。そろそろ夕食の時間。この日の夕飯は、ニューヨーク在住の「美人妻さん」に教えてもらったフレンチレストランに予約を入れていました。
Dさんにとっては初めてのお店です。アッパーイーストにあるそのレストランは、昔ながらの雰囲気が漂い、今風のスタイリッシュさはありませんが、そのレトロな空気感が温かみを感じさせます。店内に入るとほぼ満席で、観光客というより地元の常連さんが多い印象。
メインには、Dさんはビーフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)。ほろほろに煮込まれた牛肉が寒いNYにぴったりの濃厚な味で、Dさん曰く「サンフランシスコで食べるものよりずっと美味しいね」とのこと。僕はこの日のスペシャルだったスカートステーキを注文。
マッシュポテトとインゲン豆が添えられたそのステーキは圧巻で、ステーキなのにナイフがいらないほど柔らかく、濃厚なソースが絶妙に合って、まるで別次元のステーキを味わっているようでした。サービスも程よく行き届いていて、お店の雰囲気もよく、地元のレストランでゆっくり楽しむような素敵な時間となり、Dさんも僕も大満足でした。
その後はホテルへ戻り、その日の感想を話しながら就寝しました。
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彼らはホテルまで迎えに来てくれて、彼らと共にかわいい飼い犬にも久しぶりに再会。僕たちの宿泊先であるJFK空港近くのホテルから、車でQueensのAstoriaへ向かいました。Queensはブルックリンとはまた違った雰囲気の街で、車窓から街並みを眺めたり、久々の近況報告をしたりしているうちに、あっという間にお店に到着しました。
平日のお昼にも関わらず店内は満席で、席待ちの人まで出ている様子でした。ここは明るい店内で、スタッフのサービスも良いので、いつ来ても素晴らしい体験ができます。4人ともお腹いっぱいになり、最後に記念写真を撮って楽しいランチを締めくくることができました。本当にF&Jさんには感謝でいっぱいです。
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結果的には、そこまで早い到着とは言えませんでしたが、定刻どおりに着いてくれただけでもありがたいことですね。いつもどおりしっかり多めのアルコールを楽しんでいたDさんは、飛行機を降りる頃にはかなり出来上がっていたように見えました(笑)。このあと荷物を受け取り、タクシーでホテルへ向かいました。
僕たちは、ホテルには9時半くらいに着いたので、もう普通のレストランは営業しておらす、カジノのフードコートで唯一営業していたお店でワンタンヌードルを夜食としていただきました。そんなこんなで、NY時刻はすでに深夜12時。しかし体内時計はカリフォルニアの午後9時ということもあり、眠れるか少し心配でしたが、僕もDさんもあっという間に眠りに落ちました。
飛行機での移動は、基本的に座っているだけなのですが妙に疲れますね。
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さて、いつもより少し心地よいラウンジで過ごした後、すでに搭乗開始時刻となっていたためゲートへ向かいました。デルタ便は遅延もなく予定通りの出発とのこと。これは素晴らしいですね。ゲートに到着すると、すでに多くの乗客が乗り込んでおり、僕たちも座席へ向かいました。
今回の機材はボーイング767、ワイドボディの機体でした。僕たちは中央の2席を選んでいたのです。実際に座ってみると座席間の仕切りが驚くほど低く、プライバシーがほとんど保たれない不思議な構造。シートに関しては、正直なところ“我らがユナイテッド航空”のポラリスシートに軍配が上がりますね。
結局そのアテンダントは、なぜか“FAAルールでは1杯まで”と言ったにもかかわらず、2杯目を持ってくるという、なんとも腑に落ちない対応でした。親切なのか、仕事を簡略化したかったので、口から出まかせを言ってしまったのか判断に迷うサービスでしたが、ともあれ乾杯です。
アメリカの航空会社では時折こうしたアテンダントに遭遇しますが、「サービス業が苦手なら、なぜこの仕事を?」と思ってしまうほどでした。以前ラスベガスへ行った時のユナイテッド便でも同じタイプの方が担当でしたね。気を取り直しつつ、飛行機は定刻通りにサンフランシスコを離陸しました。
ウェルカムドリンクを楽しむか、ナッツを諦めるか、あるいは食事が冷めるのを覚悟するか……そんな奇妙な選択を迫られる展開。デルタのサービス担当者は、このあたりの流れをあまり重視しないのでしょうか。それともこういうサービスを受けたことがないのだろうか?
さて、このDelta Oneではオンラインで事前に食事を予約できるのですが、今回の便では特別メニューも用意されており、僕はチリ産シーバス、Dさんはイタリアンミートボールを選んでいました。
ところがシステムエラーで、なぜか僕たち両方のオーダーが“シーバス”になってしまっていたとのこと。他の乗客にも2人でチケットを購入した場合、2人とも同じオーダーになるという問題が出ていたようです。ただ、幸いミートボールは1食だけ余っていたようで、それをDさんに提供できると言われました。
そして僕の元に届いた“シーバス”は……なぜかサーモン。アテンダントに尋ねると「今回搭載しているのはサーモンのみです」との返答。事前予約のメニューにははっきりシーバスと書かれていたのに、どういうことかと聞くと、パーサーがやってきて「ケータリングのラベルにはシーバスと書いてありますが、実際に積んでいるのはサーモンだけなのです」との説明。
するとパーサーが「マッシュルームラビオリへ変更できます」とのこと。多分このチョイスが一番人気がなくて余っていたのかな?僕は「シーバスがないならビーフリブにします」とお願いしましたが、どうやら人気メニューだったらしく、内部調整に手間取っている様子。かなり待たされた末、何とかビーフリブが提供されました。
味は文句なくおいしく、これはユナイテッド航空の機内食時より良かったです。食後はシートをフルフラットにして昼寝をすることにしました。
今回のDelta Oneの総評としては、
・空港ラウンジは素晴らしい
・シートは古くプライバシーなしで好きになれない
・アメニティバッグは好印象
・アテンダントのサービスの質にムラが大きい
・ドリンクのリクエストは、覚えられないのか?再度頼む必要がある
・食事の事前予約システムは機能していないに等しい
・メニューと実際に搭載されている料理が違う
といったところです。
僕たちが予約した時はDelta Oneの“最安値”だったのでまだ納得できますが、その数週間後にはユナイテッドと同等の1人90万円近い値段になっていたので、この内容でその価格は考えてしまいますね。
辛口になりましたが、Delta Oneはデルタ航空の“旗艦サービス”としての位置づけなのですから、もう少し洗練された体験であってほしいというのが正直な感想です。アメリカの航空会社に日本的なきめ細やかさを求めるのは酷かもしれませんが、それでも“アメリカなりの良さ”がもう少し表れていたら良かったな、と思いました。
結局デルタ航空の浮気は本気にならないような気がしてきました(笑)。
帰りの便はどうでしょうか?
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さて、空港にていよいよチェックイン。そう、今回は長年お世話になってきた“我らがユナイテッド航空”から浮気をしてしまい、なんとデルタ航空を利用することにいたしました。飛行機好きの方やサンフランシスコ・ベイエリアにお住まいの方ならご存じの通り、サンフランシスコ国際空港はユナイテッド航空の牙城ともいえる存在で、主要拠点(HUB)となっています。
つまり、ユナイテッド便は国内外ともに就航都市が非常に広く、「時間通りに飛べば」 これほど便利な航空会社はありません。特にサンフランシスコ発の日本行きとなると、ユナイテッドおよびスターアライアンス各社を除けば、運航しているのはJALとZIP-AIRのみ。デルタ航空もアメリカン航空も日本便は飛ばしていないため、どうしてもユナイテッド航空系を利用する流れになってしまうのです。
ところが、我らがユナイテッド航空の価格設定はまさに強気。往復のファーストクラスが、なんと一人 6,000ドル(約90万円)。この金額であれば、日本へビジネスクラスで往復できてしまいます。我が家の家計では、小旅行で1人90万円、2人で180万円の航空券など到底無理(涙)。「これはもうエコノミーで行くしかないね」と、ほぼ結論が出かけていました。
しかも、サンフランシスコ〜NYC間は大陸横断便として特別仕様のファーストクラス「Delta One」が設定されており、ユナイテッドのポラリスクラスに相当するフルフラットシート、さらに国際線クラスのこだわりの食事とドリンクが提供されるとのこと。僕自身、デルタを利用するのは久しぶりでしたし、値段も半額以下でサービスも良いのであれば、一度乗ってみるのも悪くありません。
デルタエアラインのラウンジにも入りましたが、我らがユナイテッド航空のラウンジよりもすっきりとしてモダンで広い窓がありかなり好印象です。来ているお客さんも心なしかユナイテッド航空のお客さんよりも品があるような気がしました(笑)。食べ物の方も悪くなかったです。
これは浮気が本気になってしまうかもしれないな~(笑)。
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4連休というのは本当に嬉しい休暇。ほとんど何もしないでゆっくり過ごせました。
僕は「何度かあるよ」と答えたのですが、Dさんは意外にも一度も見たことがないとのこと。冬のマンハッタンはとても寒いけれど、クリスマスのイルミネーションは本当に華やかで美しいよ、と話すと、「それなら見に行こうか」という流れになりました。
そこで僕は、「どうせ行くなら、NYフィルの公演も興味ある?」と聞いたところ、Dさんは「いいね!」と即答。そこでNYフィルのサイトを覗いてみると、いくつか魅力的な演目が並んでおり、その中にドヴォルザークの《新世界より》がありました。いわゆる“王道”ではありますが一度生で聴いてみたいと思っていたので提案すると、Dさんは「知らない曲だ」とのこと。
そのとき改めて、日本の音楽教育のすごさを実感しました。というのも、アメリカでは中規模から大都市圏でないと公教育の中で体系的な音楽の授業がほぼ存在せず、とくにクラシック音楽に触れる機会が驚くほど限られているようです。さらに、Dさんのように経済的に恵まれない地域・家庭で育ち、両親が音楽に興味を持っていない場合、子どもがクラシックに触れる機会はほぼ皆無のまま大人になるみたいですね。
一方、日本では小学校の頃から音楽の授業があり、童謡から世界の音楽、クラシックまで幅広く触れることができます。そのため、多くの日本人は“有名どころ”のクラシック曲なら題名さえも知っていることが多いと思われます。また、昭和時代の僕の子どもの頃は「音楽に触れさせることが良い」とされていたようです。
わが家でも小学1年から6年頃までピアノの先生が毎週家に来て、坊主頭の兄弟3人まとめてピアノ部屋に“閉じ込められ”(笑)、強制的にレッスンを受けていました。当時は嫌で仕方なかったのですが、振り返るともっと真剣にやっておけば良かったなと思いますし、両親が与えてくれた環境のありがたさを今ではしみじみ感じます。
話を戻すと、米国では家庭環境や住んでいる目地の規模、家庭の経済状況によってクラシック音楽に触れる機会が極端に分かれるため、一般的な日本人からすると驚くほど多くの人がクラシックを知らないことがあるそうです。Dさんも例に漏れずその一人で、日本人なら誰でも知っているであろうクラシックの定番も知らないことが多かったのです。
僕もそんなに知っている人では全くないのですが、僕に付きあってコンサートに何度か行くうちに良さを知り、「こんな音楽に子どもの頃から触れていたなんて素敵だね」と言ってくれるようになりました。今では僕が「シンフォニーを聴きに行きたいな」と言うと、喜んでついてきてくれます。
そんな流れで、ちょうどマンハッタンでは今週からロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯し、しかもNYフィルでは《新世界より》の演奏もあるということなので、休暇を取ってNYCへ小旅行に行くことにしました。NYCには仲良くしてくれる友人も数名いるので、彼らとも食事をしつつ、楽しい時間を過ごせたらと思っています。
今回は昼の便だったため、早起きする必要もなく、のんびり家を出て空港へ向かいました。
旅行記につきコメント欄は閉じております。
世間では感謝祭も終わり、ほっと一息といった空気が漂う米国ですが、ブログ記事はしばらく渋滞しておりまして、今回は1か月以上前――10月中頃のお話になります。もっと頻繁に書ければよいのですが、仕事を終えて帰宅し、夕飯の準備をして……となるとなかなかブログに手が回らない日も多いのですよね。
さて、このブログにもしばしば登場する“お騒がせ娘”のJさんは、フィリピン系アメリカ人。Dさんと同い年で、Dさんが20代の若かりし頃に職場で知り合って以来の、長いお付き合いの友人です。とても良い人なのですが、精神年齢が実年齢に追いついておらず、20代後半~30代あたりで時間が止まってしまったかのようなチャーミングな方でもあります(笑)。
そのせいか仕事も長続きせず、何度か解雇されてしまい、現在は「お母さんのお世話」を名目に長く仕事から離れた生活をしています。彼女には5歳年下の弟がおり、こちらは真逆。30年近く同じ職場で働き、役職も上がり、共働きの奥さまと2人のお子さんと共に安定した暮らしを送っています。そして彼らには84歳になるお母さんがいらっしゃいます。
以前は彼女が腕を振るうクリスマスディナーをご馳走になっていましたが、ここ数年は年齢のこともあり、外食でご一緒するようになりました。ただ、年に一度のクリスマスだけでは寂しいので、「たまにはお母さんを招いてホームパーティーをしましょう」となったのです。
ホームパーティーは準備が大変ではありますが、お客様を迎えるとなれば家全体の掃除にも気合いが入り、いつも手を抜きがちな場所までしっかり磨き上げる良い機会でもあります。家がピカピカになると、こちらの気分も自然と上向きますね。当日は、Jさん、お母さん、弟さん夫妻、そしてお子さん2人の計8人が集合し、なかなかの大所帯のパーティーになりました。
まずは軽いおつまみとワインで久々の再会を祝して乾杯。お母さんは以前より外出が難しくなり、痛風もあると聞いて心配していましたが、思ったよりお元気そうで安心しました。「来年85歳になるから、誕生日は大好きなハワイで祝いましょう」と誘ってくださり、とても嬉しくなりました。ぜひ実現したいものです。
この日のメニューは、野菜サラダ、自家製ポテトサラダ、フィリピン系のお店で買ったパンシット(フィリピン焼きそば)、そしてメインにBBQリブを用意。フィリピンの方々は白米がお好きなので炊こうか悩みましたが、「そんなに食べられないから大丈夫」とのことでパンシットのみでいくことに。
でも十分な量で安心しました。皆さん空腹で来てくださったようで、「美味しい!」と喜んでもらえてこちらもホッと一息。食後は子供たちのリクエストでUNO大会へ。子供たちは本気モードで大はしゃぎ。家によって独自ルールがあることが多いUNOですが、今回も「え、そうなるの?」という謎ルールが飛び交っていて面白かったです。
その後は別のカードゲームに移行。子供が身振り手振りでお題を表現し、大人が当てるというもの。子供の全身を使った一生懸命な姿が微笑ましく、我が家には子供がいないこともあって、いつもと違う温かい時間が流れました。子供と過ごす時間って、ほどよく疲れるけれど心が満たされるんですよね。
パーティーの途中にネコさんの御飯の時間になったので、彼らがが裏庭やって来ました。するとネコ大好きな娘さんが大興奮でネコさんをじっと見つめていましたが、我が家のネコさんはやっと僕達に慣れてきたくらいなので、新顔の人間がいることに気が付くと驚いて家の下に隠れてしまいました(汗)。
たっぷり遊んだあとは、温かいアップルパイにアイスクリーム、そしてバナナクリームパイをデザートとしてお出しして、皆さんで堪能。以前はもっと賑やかだった彼らですが、今回は皆年齢を重ねたのか、DさんもJさんもあまりお酒を飲まず、ゆったり落ち着いた雰囲気のパーティーでした。
「また集まりましょうね」と言い合いながら、それぞれ家路につきました。我が家は普段、外部との交流が多いほうではありませんが、たまのホームパーティーはやっぱり温かくて楽しいものだなと改めて感じました。これからどんどん年を取っていきますから、今繋がっている人とのかかわりももっと大切にしていきたいですね。
皆さんは、ホームパーティーを開いたりしますか?
職場の中華系の同僚女子から「ここのマーラータンは美味しいよ」と教えてもらっていたお店に行ってみることにしました。日本でもマーラータンが流行っていると聞きますが、こちらでも(特に在米アジア人の間では)じわじわとブームになっている気がします。マーラータンとは、一人用の火鍋のような料理ですね。
さらに、にんにく、ねぎ、辛味、ゴマだれ、ポン酢、パクチー、ごま油などのトッピングもあり、自分の好みに合わせて調整できるのもポイントです。以前、別のお店でDさんとマーラータンを食べたのですが、食材も量も全て自分で決められるので2人ともすっかり気に入りました。
この日も気温が下がっていたので、熱々のマーラータンが恋しくなり、以前のお店に行ってみたら、まさかの激混み。並ぶのが苦手な僕は、同僚がもう一軒おすすめしていた店を思い出し、街中から少し離れた徒歩5分ほどの場所へ向かったところ、こちらは空いていてすぐ入れました。彼女曰く「スープは美味しいけど、食材がすごく少ない」のだとか。
入店してみると、たしかに食材は以前の店の1/3ほどの品揃え。しかし基本的なものはそろっているので問題はありません。またスープが美味しければ十分です。店内外は真っ赤な装飾に漢字がびっしりという“これぞ中華”なお店でしたが、スタッフは全員ラテン系という不思議な組み合わせ。
出来上がった丼を受け取り、いざ実食。今回はトマトベースのトムヤム風、酸味と辛さの効いたスープを選びましたが、これがなかなか好みの味。辛さが少し物足りなかったので、辛味スパイスににんにく・ねぎを加えると、ちょうどよい風味に。さらに別皿でゴマだれを用意し、ディップしながら食べるとこれまた美味。満足度高めの一杯でした。ここならDさんを連れて来られるかもしれませんが、やはり食材の少なさが少し気になるところでしょうか。
皆さんはマーラータン、もうお試しになりましたか?
我が家のノラ猫姉弟は相変わらず元気。
しっかり食べて、しっかり寝ております。
Dさんが出張中の「未開拓のお店に突撃シリーズ」。
今回は、同僚から「ツッコミどころ満載でちょっと変なラーメン屋だけど、意外と美味しいよ」と勧められていた店に行ってみることにしました。店名は NOKA Ramen。”のか”? それとも“農家”?気になって事前にネットで調べてみると、ウェブサイトに日本語表記があり、そこにはまさかの“ののか”。……
いや、それはどう読んでも“ののか”にはならないでしょう、と思わずツッコミを入れてしまいました。僕の推測では、“農家”と書きたかったのを、日本語ネイティブではない誰かが間違えて「ののか」とひらがな表記してしまったのでは、という結論に落ち着きました(笑)。
さらにメニュー情報を見てみると、セーラームーンのフィギュアやパワーレンジャーのコスプレをした店員、ピカチュウ風バーガーと、これでもかと言わんばかりのカオス感。店内は「熱帯雨林のトンネル」のようだと紹介されており、一体どこを目指しているのかわからない摩訶不思議なお店です。ラーメン店とは思えないロコモコ、ハンバーガー、トロピカルカクテルが並びます。 そして何より目を引いたのが価格帯。極めつけは最高価格のラーメン1杯 59ドル(約9,200円)。次点も56ドル(約8,700円)。インスタ映えを狙っているのかは不明ですが、一般庶民としては頼むのに相当の勇気が必要な価格設定。本当に素材にこだわっているのかもしれませんが、一番高いラーメンは何が入っているのかさえも不明。ラーメンでこの値段はなかなかハードルが高いものです。
仕事を終え、いざ突撃してみると、店内は熱帯雨林の装飾にネオンカラーが輝き、目がチカチカする派手さ。奥には100インチ以上はありそうな大画面があり、日本のアニメが流されていました。どうやら「陽気な日本オタクのアメリカ人」をコンセプトにしているのだろうと納得。接客は意外なほど丁寧で、好感が持てました。
ちょうどハッピーアワーだったので、鶏の唐揚げと、ラーメンは黒ニンニクとんこつを注文。まずは唐揚げ。大ぶりのものが6個ほど、シラッチャマヨネーズ添え。味付けがしっかりしていて、予想外に美味しい。店の外観からは想像できないほどの安定感で、安心して楽しめました。そして本命のラーメン。
揚げニンニク、ネギ、メンマ、チャーシュー、海苔と、トッピングは奇をてらわず王道の構成。麺は博多風の細いストレート麺で僕の好み。スープはやや塩味が強めで濃厚ですが、味自体は悪くなく、総合的には「近くにいればまた来てもいいかも」というレベル。ただし、Dさんを自信をもって連れて来られるかと聞かれれば答えは“否”。
繊細な舌を持つDさんには、たぶん合わないだろうという絶妙なラインでした。怖いもの見たさのチャレンジャーの方は、ぜひ最高額のラーメンに挑戦して感想を聞かせてほしいものです(笑)。
さて、我が家のノラ猫姉弟は相変わらず元気いっぱい。まだ触らせてはくれませんが、僕たちを見ても逃げなくなりました。
Trader Joe’s で猫用のおもちゃを見つけたので購入し、庭の木にゴム紐で結んでみたところ、とても楽しそうに遊んでくれています。
まあ仕事ですから寝れればいいでしょう~ということで我慢したそうです。
一方の僕は、この日の夕食に、以前から気になっていた「カレー・ひゅうが」さんを訪れてみました。小ぎれいに整備されたバレンシアストリートと16thの近くにあるお店で、サンフランシスコ在住で美食家として有名なぴろりんさんも紹介していたので、ずっと気になっていたのです。店内は奥に長い“うなぎの寝床”のような造りで天井も高く、すっきりとしたカジュアルな空間。店員さんも感じが良く好印象でした。
先ほど見かけた「今月のスペシャル」の紫蘇明太子クリームパスタがどうしても頭から離れないのです。期間限定なので次回来てもあるとは限らず、そもそもサンフランシスコで美味しい明太子クリームパスタに出会えるのは貴重……。悩んだ末、結局こちらも注文してしまいました(笑)。パスタは定食スタイルで、お味噌汁・サラダ・お箸がついてくるという不思議な構成。
肝心のお味は、日本で食べるそれに近く、とても美味しい!頼んで良かった~と思える一皿でした。ラスベガスの食べ放題に続き、カツカレーとパスタをぺろりと平らげる僕は、まだまだ若いのかもしれません(笑)。美味しいものを、美味しく食べられる時期は案外短いもの。健康を損なわない範囲で、これからも美味しいものをどんどん楽しんでいきたいですね。
同じく美容に関心のあるDさんとは、まさに絶妙の話し相手といったところです(笑)。数年前にご主人を亡くされて以来、今は一人暮らしのINJさんですが、サンフランシスコ・ベイエリアには3人のお子さんがいるので、完全に孤独というわけではありません。それでもやはり一人の時間が長いようで、僕たちがランチに誘うといつも嬉しそうに参加してくれます。
僕が日本から来た日本人だと知るととても嬉しそうにしてくれ、話しているうちに彼女の母方の家族の出身地が僕の実家と同じであることが判明! その瞬間から、まるで長年の友人のように親しげに接してくれて、とても温かい気持ちになりました。まったくの他人でも、どこかで共通点が見つかると一気に心の距離が縮まるものですね。
さて、肝心の周年イベントの方はというと……お店の準備が完全に追いついておらず、オーダーしても料理は来ない、ドリンクも遅い、そして極めつけは途中で雨まで降ってくるという、ほとんどカオスな展開に(笑)。それでも、集まったメンバーが皆「こういうのもまた楽しいよね」と笑い飛ばせるタイプだったおかげで、ワインを片手に大笑いしながら、最近の日本旅行の話をしたり、80代女性たちの“これからの人生設計”を聞かせてもらったりと、むしろ印象深く楽しいひとときになりました。
最近のねこさんはというと、いまだに触らせてはくれませんが、どうやら僕たちを“敵ではない存在”として認めてくれたようです。僕たちが姿を見せても慌てて逃げることはなくなり、裏庭のデッキに置いたベッドでのんびりとくつろぐ姿を見せてくれるようになりました。
この日記は前回の続きです。
Las Vegasにランチを食べに行ってきた~(前編)
Las Vegasにランチを食べに行ってきた~(中編)
さて、帰りのUber運転手は20代の自称アーティストで、会話の端々に “FUxK” を連発するタイプの青年でした。悪意があるわけではなく、癖のように自然と口にしてしまう感じだったので、こちらも苦笑しながら聞いていましたが、知らない人からここまで強い言葉を立て続けに聞くのは久しぶりで、ある意味新鮮でした(汗)。
無事ゲートに到着して一息つくとユナイテッド航空から「サンフランシスコの悪天候により着陸回数が制限され、この便は遅延します」とのメッセージが……。オイオイ、なぜもっと早く言ってくれないのか。急ぐ必要は全然なかったじゃないか、と肩の力が抜けました。とはいえ、これも我らがユナイテッド航空の“いつものパターン”です。
まあ、お腹もいっぱいだし、空港でブログでも書けばいいか~と考えながら待合席に着くと、次々とユナイテッド航空から遅延の通知が届き、結局90分以上の遅れに。でも、「あなたの席はファーストクラスにアップグレードされました~」との連絡もあり、そこは少し気分が和らぎました(笑)。
ようやくゲートが開き、機内へ。僕のセクションを担当していたのは、大柄で少し意地悪そうな雰囲気の40代のゲイ黒人男性アテンダント。嫌な予感しかしませんでしたが、着席後には一応ウェルカムシャンパンをサーブしてくれたので、最低限の仕事はするつもりのようです。
しばらくすると機長から「サンフランシスコの悪天候で着陸枠が制限されているため遅延します。プッシュバックはしますが、許可が出るまで機内待機になります」とのアナウンス。念のためDさんに確認すると、「いや、こっちは相変わらず悪天候じゃないよ」とのこと。にもかかわらず、僕たちは機内で約1時間閉じ込められることに。地上にいながら映画はすでに中盤に差し掛かっていました。
聞けば、コロナ後はラスベガスが手軽な気晴らし先として人気を博したため、その需要に乗じてホテル・ショー・レストラン・税金まで一気に値上げされたそうです。しかしその値段急上昇の反動で、今は観光客が減少しつつあるとのこと。帰りのUber運転手さんも「ここ数年で客足が減った」と嘆き、マイアミに引っ越すと言っていたので、どうやら本当らしいですね。
そんなにこの仕事が嫌なら別の仕事を探したらいいのに……と思ってしまうほど。ANAではまず見ない光景ですが、アメリカの航空会社はこういうタイプが一定数いるのが悲しいところです。日本ではそうではないかもしれませんが、米国ですとフライトアテンダントは低賃金というのは皆さん知っています。
こうして、1日休暇を取り、ユナイテッド航空のゴールドステータス維持のために“気軽なランチ in ラスベガス”を目指した日帰り旅でしたが、遅延続きで自宅に着いたのは夜10時半。それでも不思議と良いリフレッシュになりました。皆さんも日帰りラスベガスランチ、いかがでしょうか?(笑)
Las Vegasにランチを食べに行ってきた~(前編)
飛行機は予定どおりゲートが開き、乗客は機内へと案内されました。しかし、アテンダントさんとグランドスタッフの会話を耳にすると、どうやらパイロットがまだ到着していないとのこと……。「そんなことあるの?」と驚きつつも、乗客全員が乗り込んだ後もドアは閉まらず、明らかに誰かを待っている様子でした。
出発時刻を過ぎてもドアは開いたままで、ようやく機内アナウンスが入り、機長たちが今まさに飛行機へ向かって急いでいるとの説明がありました。ちょうどそのころ、ユナイテッド航空のアプリにもメッセージが届き、僕たちが乗る予定のパイロットは「ラスベガス → サンフランシスコ → そのまま折り返してラスベガス」というタイトなスケジュールだったのです。
とはいえ、僕としてはラスベガスでランチを食べてすぐ帰りの便に乗る予定だったので、この1時間の遅延は滞在時間に直結します。かなり焦りましたが、「まあ、まだ余裕はある」と自分に言い聞かせて気持ちを落ち着けました。それにしても、やっぱりユナイテッド航空は遅延が多い……というのが正直な感想です。
空港に到着後は、Uberで今回の食べ放題レストランがあるシーザスパレスへ向かいました。運転手は50代くらいのメキシコ出身の方で、「メキシコは素晴らしい国だ」「これからはアメリカは終わり、メキシコ・中国・ロシアの時代だ」と熱く語り続けるので、どこにツッコミを入れていいか分からず、聞いているだけで妙に疲れてしまいました……。
そんなにアメリカが嫌なら来なければいいのに、と思ってしまうほどの熱弁でした。車の中からラスベガスの街並みを見て気が付いたのですが、ラスベガスはかれこれ20年以上ぶりでした。メガパチンコ店のような街並みが好きではないですし、ギャンブルもしないので行こうとも思えない場所ですね。
これでは観光客はどうやってホテルに行くのだろうと思い運転手に聞いたら、「空港からホテルまで迂回ばかりで2時間かかるんだよ!」と、こちらもまた興奮気味に説明してくれました。
まずはシーフードから。臭みがなく、どれも新鮮で驚きました。エビはぷりぷり、カニもパサつかず瑞々しく、特に美味しかったのはホタテのグリル。思わずお代わりしてしまいました。ただ、甲殻類の殻剥きはやっぱり面倒ですね(笑)。その後はプライムリブなどの肉類へ。最高ランクとは言えませんが十分に美味しく、満足度は高め。
まあ、若いうちは皆さんそうでしょう。しかし最近は年のせいで食べすぎると後がきついことを何度も失敗を繰り返しようやく学ぶことができました(遅すぎるといわれそうですが…汗)。ですから最近の食べ放題の楽しみ方は、量ではなくいろいろと違うものをたくさん楽しめる選択肢があるというものに重点を置くようになりました。
そういう点ではこのシーザスパレスの食べ放題は十分楽しめました。
つづく~
勤続30年のベテランともなると、年間で新入社員の倍近くの有給が与えられるのです。しかし、どれだけ働いても各自の上限を超えるとそれ以上は貯まらないため、使わなければ損をすることになります。幸い、うちの職場は有給がとりやすい環境なので上限まで行ってしまう人は少ないのですが、時々「そろそろ限界です!」という人も出てきます。
定期的に人事課から「あなたの部署のこの人、有給が上限近いですよ~」というリストが送られてくるため、それを見ながら職員に休みを取るよう促すのです。中には、上限を避けるために毎週金曜日を休みにしている職員もいたりします。ご存じの通り、僕も定期的に休暇をとっているのですが、それでも有給の貯まるスピードが早い!
油断すると上限に達してしまいそうになります。先日ふとチェックしてみたら、すでに300時間を超えていました。これはまずいな~と思い、急遽休みを取ることにしたのです。その話をDさんにすると、「君、ユナイテッド航空のステータスもあと十数マイルでゴールドになるんじゃなかった?せっかくだから年内に短いフライトでも乗って、ステータス維持しておいたら?」と提案されました。
確かにゴールドステータスになるとラウンジアクセスやプレミアチェックインなどが使えて便利ですし、来年もいくつか旅行の予定があるので悪くない案だと思いました。Dさんはすでにゴールド以上になっています。さっそくユナイテッド航空のサイトで、日帰り可能な最安チケットを検索してみると、サンディエゴとラスベガスがどちらも1万円前後でした。
フライトスケジュールを確認すると、サンディエゴ行きは早朝出発・夜遅く帰着という少々ハードな設定。一方ラスベガス行きは昼前に出発して夕方には帰ってこられるという理想的なスケジュールだったので、迷わずそちらを選びました。何よりラスベガスには、僕の大好きな「食べ放題レストラン」がたくさんありますからね。
結果、航空管制官の人手不足により、連邦政府は安全確保のため各航空会社に「フライトの5~10%削減」を通達したそうです。つまり、あちこちでフライトのキャンセルが多発し、スケジュールは大混乱。とはいえ僕は「まあ5~10%くらいなら大丈夫でしょう!」と、根拠のない自信に満ちておりました(笑)。
……しかし、そんな自信をあざ笑うかのように、出発2日前、我らがユナイテッド航空から無慈悲なメールが。「連邦政府の指示によりフライトを削減することになりました。あなたの便はキャンセルです!」――ただし、「安心してください、別の便に振り替えました!」とのこと。
オイオイ……よりによって自分の便が影響を受けるとは。振替便を確認してみると、朝5時に起きなければ間に合わないような超早朝便。涙目です。その話をDさんにすると、「別の日に変えたら?」との提案。しかし確認してみると、年内はどのフライトも値上がりしており、高額を支払ってまでゴールドを維持する気にもなれず、結局「これも運命だ」と腹をくくることにしました。
どうせ差額を請求されるだろうと思いつつ選択してみたところ、なんと無料で変更可能とのこと!政府指示による変更や手数料の免除だったようです。もちろん迷わず即決です。そんなわけで、当日はお昼ごろ空港に到着し、チェックインを済ませて無事搭乗。さあ、ラスベガスで思う存分「食べ放題ランチ」を満喫してきます。
さて、この後のラスベガス日帰り旅行編は次回に続きます!
そんなわけで皆かなり酔いが回り、それぞれが好き勝手に話したいことをしゃべり出す状態。もともと訛りの強い英語を聞き取るのに苦労していた僕には、もはや英語とは別の言語のように聞こえていました。そんな盛り上がりの最中、弟君が僕の隣に座ってきて「Dの秘密を教えてあげるよ」と言うのです。これは面白そうだと思い、耳を傾けてみました。
僕の知る限り、Dさんは筋金入りのゲイ。若いころだけ“ストレートだった”というのは到底信じがたい話です(笑)。すると彼は自信満々にこう言うのです。「だってDはFarrah Fawcettっていうブロンドでセクシーな女優が大好きで、部屋中に彼女のポスターを貼ってたんだよ!」と。
僕はその名前を知らなかったのであとで調べてみたら、「ああ、この人なら何となく見たことある、有名な女優さんだな」と思いました。弟君いわく「彼女は当時すごい人気で、誰もが憧れる存在だった」そうです。それを聞いて僕は心の中で、「なんだ、Dさん全然ゲイじゃないじゃない」と笑ってしまいましたが、同時に「いやいや、それは“ストレートだった証拠”にはならないんじゃない?」とも思いました。
そこで弟君に、「彼女のポスターを貼っていたからといって、Dがストレートだったとは限らないよ」と伝えると、彼は不思議そうな顔をして首をかしげました。ゲイの人ならすぐピンとくる話ですが、ストレート男子には少し理解しづらいのかもしれません。
「ストレートの男が、自分の部屋に好きな男性のポスターを貼るのってどう思う?」と聞くと、彼は即答で「それは絶対ない! ストレートの男が他の男のポスターなんて貼らないよ」と断言します。そこで僕が、「でも、ストレートの男ってスポーツ好きだよね?
フットボールや野球、バスケットボールの選手のポスターを部屋に貼っている人、結構いると思うけど?」と返すと、彼は一瞬固まり、やがて「うん、それはある」と言いました。そこで僕は笑って、「ほら、それと同じことなんだよ。
その後、彼はDさん本人にも同じ質問をぶつけていました。「Farrah Fawcettって好きだったんだよね? あれはどうして?」と。するとDさんは笑って「うん、素敵な人だったよ。憧れの存在だったね」と答えました。その瞬間、弟君は何十年たってようやく「兄は昔からゲイだったのだ」と心から理解したようでした(笑)。
なんだか微笑ましくも可笑しいやり取りだったので、忘備録としてここに残してみました。
日本でも似たような仕組みがあるのか分かりませんが、こちらでは採用の最終段階で、候補者の前職の直属上司や人事担当者に連絡をとり、その人が職場でどんな働きぶりだったか、チームワークや責任感、職務姿勢などを確認することがよくあります。僕も今の役職についてからそれなりに年数が経ち、これまで多くの人からこのReference checkの依頼を受けてきました。
正直に彼の仕事ぶりをそのまま伝えたら、おそらく彼は今回の職場から採用オファーをもらえなかったことでしょう。Reference checkというのは、それくらい採用判断に影響のあるものだとおpもいます。その話をDさんに、「ねぇ、前に僕がすごく悩んでたあのXXXさんのこと、覚えてる? 彼からレファレンス頼まれたんだよ」と言うと、Dさんはすぐにピンときて、「あの人から!? すごいメンタルだね! いい評価をもらえると思ってるのかな?」と驚いていました。
僕自身も最初はかなり複雑でした。正直、彼が当時僕にしてきたことを思い出すと、仕返しというわけではないですが、「この就職、ダメになっちまえ」的な黒い感情が一瞬頭をよぎったのも事実です。けれど最終的に僕は、彼のReference checkを“無難な内容”にまとめることにしました。ネガティブな要素は一切書かず、かといって美化することもせず、思い出せる範囲で良い点に焦点を当てて回答を提出したのです。
それを聞いたDさんは、「えっ、あれだけやられてそんな対応ができるなんてすごいね~。それこそ鉄のメンタルだよ。僕なら絶対無理だな」と言って笑っていました。僕としては、こう考えたのです。彼は最終的に自ら辞めていった。それで僕は面倒な日々から解放された。それは喜ばしいことでした。ここで仕返しのようなことをすれば、彼の存在が心に残りずっと心の中に住まわせていることになる。
そんな心境でReference checkを提出したものの、送信ボタンを押すときはやはりどこかでわだかまりも残っていました。でも、Dさんに話したとき、「あなたのその対応、すごく立派だと思うよ」と言ってもらえ、少しだけ救われた気持ちになりました。数か月後、気づけば彼へのわだかまりはすっかり消えていました。むしろ、自分が同じ土俵に立たず、静かに前に進めたことを誇らしく感じるようになりました。
人間、生きていると本当にいろんなことを学びますね。こんな年になっても、まだまだ人生は学びの連続です。彼が新しい就職先でうまくやってけることを祈ります。
最近の夕飯の写真をアップするのをすっかり忘れていたので、ついでに「まとめてやっつけ夕飯写真」を載せておきましょう~。(シニアフレンドリーということで文字を大きくしましたが、読みにくくないでしょうか?}
まずは本日のねこさんから。
この2匹、本当に仲がいいんです。手前で少し濃いグレーの毛色をしているのがグレーさん、奥のほうで背中に茶色のブチがある薄いグレーの子がスポッティーさんです。近づけないのでまだ性別は不明なのですが、僕の個人的な見立てではグレーがメスで、スポッティーがオスのような気がします。まあ、兄弟(姉弟?)なので繁殖の心配はないだろうと思っています。
最近買ってきたソファーベッドがすっかりお気に入りのようで、こんな感じで2匹そろってまったり過ごしています。僕たちは猫を飼った経験がないので、いつも思うのですが、みなさん猫のごはんってどうやって与えているのでしょう?我が家では自動給餌器を使っていて、最初は朝晩の2回だけセットしていました。
ところが、どうも量が足りないらしく、日中にものすごい勢いで鳴いてごはんをねだるのです。そんなわけで、朝・昼・晩の3回に増やしました。すると知り合いから、「うちはずっとごはんを出しっぱなしにしてるから、好きな時に食べてるのよ~」と言われました。
でも、我が家のように庭にいる触らせてもくれない猫の場合、えさを出しっぱなしにすると他の動物まで集まってきそうで少し危険です。実際に真夜中に大きなアライグマがやってきて自動給餌器を持ち帰ろうとしたこともありました。そこで、試しに2時間半おきくらいに少量ずつ出るように設定してみました。これって、果たして正解なんでしょうかね?
さて、お次は電車での出来事です。一般の方にはピンとこないかもしれませんが、同じ“ゲイ”の方なら僕が受けた衝撃をきっと理解してくれるのではないかと思い、書いてみることにしました。僕は電車で通勤しているのですが、先日、朝の通勤電車の中でちょっと面白い光景を目にしました。そのとき撮った写真がこちらです。
70代くらいと思われる白人のご婦人が電車に乗ってきて、僕の斜め前あたりの席に座りました。最初は特に気にも留めていなかったのですが、彼女が分厚い本を広げ、真剣にページをめくっているのが目に入りました。それだけならよくある光景ですが、隣に座っていた女性がその本をちらちらと覗き込んでいるのに気がついたのです。
へえ、そんなに気になる本なのかな~なんて思っていたら、ふと僕の目にもその本のページの一部が見えました。そこに書かれていた名前を見て、僕は思わず二度見してしまいました。なんと、そこにはあの有名な名前が――。そう、「田亀源五郎」氏の名前だったのです!ゲイの世界では知らぬ人はいないと言ってもいいほどの有名アーティスト。
筋肉質で髭をたくわえた中年の男性たちの、少し過激でSM的なゲイポルノ漫画を描くことで知られています。その独特の世界観は現実離れしたファンタジーのようでもありながら、物語としても非常に緻密で面白い。僕もけっこう好きな作家の一人です。とはいえ、そんな田亀源五郎氏の本を、まさか上品そうな白人のご婦人が電車の中で堂々と読んでいるとは……!
そのギャップに、もう驚きを通り越して笑いそうになりました。いったいどういう経緯でその本を手に取ったのか、謎は深まるばかりですが、過激なSMの作品を読んでいなかったと願いたいです(笑)。朝の通勤電車でなかなか忘れられない光景となりました。ゲイの皆さんの中で田亀源五郎氏の作品がお好きな方、ぜひどの作品が好きかコメントで教えてくださいね!
とはいえ、僕たちはクリスマスや誕生日、記念日などを盛大に祝うタイプではありません。プレゼントを買うお金や手間を考えると、「それならその分を2人で過ごす旅行に使おう」というのがいつもの考え方です。ロマンチックとは言いがたいですが、僕たちにはこのスタイルがしっくりきているようです。とはいえ、この日はたまたま週末でもあり、長いこと使わずに放置していたレストランのお食事券があることを思い出しました。
僕はあまりアルコールの気分でもなかったので水にして、Dさんのグラスワインとともに「29年おめでとう」と乾杯しました。29年・・・こうして改めて考えると、本当に感慨深いものがあります。もし僕たちが普通のカップルのように子どもをもうけていたなら、その子も今ごろ20代後半。もしかすると孫がいてもおかしくない年齢です。そう考えると、僕たちは本当に長い時間を共に過ごしてきたのだなあとしみじみ思います。
さて、肝心のお料理のほうですが、これがもう文句のつけようがないほど美味しくて大満足でした。食後にはデザートカートがやって来たのですが、二人ともお腹がいっぱいだったので丁重にお断りして帰宅。家に戻ってから昼寝をして、昼寝から起きたら次の日の仕事の準備をしたらあっという間に夜になり、29年目の最初の日が静かに終わりました。
次は節目の30年を目指して、気張らず、のんびりと暮らしていけたらいいなと思っています。
買ってきたベッドがすっかり気に入ったようで、2匹そろっていつもまったりと過ごしています。
写真は網戸越しに撮ったので少し映りが悪く申し訳ありません。
さて、Dさんの弟さんと妹さんの訪問もこの日が最終日となりました。朝起きてコーヒーを飲み、近所のフレンチベーカリーで美味しいクロワッサンを買ってきて、皆で言葉少なにのんびりとした時間を過ごしました。みんなこのお店のクロワッサンをとても気に入ってくれて、買ってきた甲斐がありました。
そのあとは車でゴールデンゲートブリッジの見えるクリッシーフィールドへ。10月のサンフランシスコはインディアンサマーの真っ盛りで、霧ひとつない青空の下、美しいゴールデンゲートブリッジを望むことができました。Dさんが「こんなにきれいに橋が見えるのは本当に稀なんだよ!」と熱く語っていたのがかわいらしかったですね(笑)。
Dさんの弟さんと妹さんはアーカンソーから来ています。アーカンソーは海のない州ですから、海を眺めるというのは彼らにとってとても特別で魅力的な体験だったようです。2人とも飽きることなく寄せては返す波を見つめ、嬉しそうに過ごしていました。
やがてお昼の時間になり、海辺に建つレストランへ。オーシャンビーチの目の前にあるそのレストランは、ピザやパスタ、サンドイッチ、ハンバーガーなど何でも揃うアメリカンな雰囲気。食の好みに少し偏りのあるDさんの弟さんと妹さんでも、ここなら安心です。まずはビールとワインで乾杯。僕は運転手でしたし、あまりお酒の気分でもなかったので水だけにしました。
それなら家に帰ろうか、という流れになったのですが、僕が「じゃあその前にカストロで一杯飲んで帰りましょうよ」と提案したところ、特に妹さんが乗り気になったので、男性が好きな男性が集う町・カストロへ行くことにしました。僕たちは眺めの良い2階のバー「LookOut」のバルコニー席に座り、景色を眺めながらハッピーアワーを楽しみました。
ちょうどその日、すぐ隣の通りでチャリティのカーウォッシュが行われていて、水着姿のセクシーな男性たちが車を洗っていました。アーカンソーから来た“団子三兄弟”は、その光景を見ながら楽しそうにお酒を飲んでいました(笑)。さて、今回の訪問で僕が一番苦労したのは、英語が通じない! ということでした。「え?どういうこと?」と思われるでしょう。
彼女はほとんどアーカンソーを出たことがなく、付き合いのある人たちも地元の人ばかり。そのため、彼女の英語は僕にとってほぼ理解不能なほど強いなまりがあるのです。それに加えて、彼女は地元特有のスラングを多用するので、もう僕には英語ではなく、まったく別の外国語のように聞こえました(涙)。
僕はもともと、完璧に理解して英語を話すというよりも、聞き取れる単語を拾って内容を推測し、返答するという“サバイバル方式”で生きている人間なのですが、それでも今回は相当苦戦しました。
最終的には、彼女と話すときは申し訳ないけれど、にっこり微笑んで相槌を打つしかありませんでした(笑)。
そんな感じでカストロで盛りだくさんの楽しい時間を過ごしたあと、家に戻りました。翌朝、彼らはアーカンソーへ戻るのですが、フライトがなんと午前6時。移動やチェックインを考えると午前3時には起きなければなりません。それならばということで、夕食は家でおつまみディナーにしました。
コールドカットのサラミ、チーズ、スティック野菜、チップスなどを並べ、美味しいワインを開けて、最後の夜をまったりと過ごしました。彼らは「この旅行が本当に楽しかった!」と何度も言ってくれたので、お世話をした側としては嬉しい限りです。午後9時前にはお開きとなり、皆それぞれ床につき、彼らは翌朝3時にUberを呼んで空港へ向かいました。
来週は何も予定を入れないでのんびり過ごします~
↓何人ここにいるのかな?
人です。。。
<(_ _*)>
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